JP2667324B2 - 光学装置を整合するために用いられる調節可能なパッドアセンブリ - Google Patents
光学装置を整合するために用いられる調節可能なパッドアセンブリInfo
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- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
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- General Physics & Mathematics (AREA)
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- Mounting And Adjusting Of Optical Elements (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多角形体あるいは他の
光学装置を整合するために用いられる調節可能なパッド
アセンブリに関する。
光学装置を整合するために用いられる調節可能なパッド
アセンブリに関する。
【0002】
【従来の技術】光学装置を調節しかつ取り付けるための
種々の種類の装置が知られている。例えば、1985年
1月29日発行の米国特許第4,496,416号明細
書は、光学要素を光学機器に取り付けて調節するための
方法及び装置に関する。この米国特許の装置及び方法
は、望遠鏡の光学要素を望遠鏡の他の光学要素と相対的
に位置決めし、次に調整完了後に、上記要素を恒久的に
しっかりと取り付ける。
種々の種類の装置が知られている。例えば、1985年
1月29日発行の米国特許第4,496,416号明細
書は、光学要素を光学機器に取り付けて調節するための
方法及び装置に関する。この米国特許の装置及び方法
は、望遠鏡の光学要素を望遠鏡の他の光学要素と相対的
に位置決めし、次に調整完了後に、上記要素を恒久的に
しっかりと取り付ける。
【0003】上記米国特許第4,496,416号の方
法及び装置は、光学要素を特定の機器に関して調節し、
次にその要素をその機器に接着剤で接合することを必要
とする。光学要素を交換する必要がある場合には、上記
手順を繰り返す必要がある。従って、上記米国特許の方
法及び装置は、その装置の光学機器あるいはその機器の
一部を、上記要素を再整合及び再位置決めすることな
く、交換することができない。
法及び装置は、光学要素を特定の機器に関して調節し、
次にその要素をその機器に接着剤で接合することを必要
とする。光学要素を交換する必要がある場合には、上記
手順を繰り返す必要がある。従って、上記米国特許の方
法及び装置は、その装置の光学機器あるいはその機器の
一部を、上記要素を再整合及び再位置決めすることな
く、交換することができない。
【0004】1985年8月27日発行の米国特許第
4,537,827号明細書は、光学的に平坦な半導体
ベースプレートの構造に関する。この米国特許明細書
は、液晶光弁等の光学装置に含まれるベースプレート上
に設けられるシリコンウエーハを開示している。光学的
に平坦な面が、シリコンウエーハをベースプレート及び
流体接着剤を包囲するOリングシールに向けて押圧し、
また流体接着剤が、静水力学的的に圧縮力を分配して上
記Oリングにより包囲された流体接着剤に対する光学的
な平坦性及び自己補償を保証している。
4,537,827号明細書は、光学的に平坦な半導体
ベースプレートの構造に関する。この米国特許明細書
は、液晶光弁等の光学装置に含まれるベースプレート上
に設けられるシリコンウエーハを開示している。光学的
に平坦な面が、シリコンウエーハをベースプレート及び
流体接着剤を包囲するOリングシールに向けて押圧し、
また流体接着剤が、静水力学的的に圧縮力を分配して上
記Oリングにより包囲された流体接着剤に対する光学的
な平坦性及び自己補償を保証している。
【0005】上記米国特許第4,537,827号の装
置は、光学的に平坦な要素を生じ、また静水力学的な圧
力を用いて、接着剤の硬化の間に半導体デバイスを平坦
に保持するような設計になっている。光学的に平坦なデ
バイスを製造する必要により、固定具のコストが増加
し、また静水力学的な力の付与が必要となる。接着剤を
適所に保持するリングは、上記要素が平坦に圧縮されて
過剰の接着剤を補償する時に、半径方向に膨張すること
ができる。従って、デバイスの外径は、接着剤の量の関
数として変化する。その結果生ずるデバイスの直径の変
動は、半導体デバイスの製造においては許容できるもの
であるが、部品間の相対的な寸法を調整する必要のある
整合装置においては問題を生ずる。
置は、光学的に平坦な要素を生じ、また静水力学的な圧
力を用いて、接着剤の硬化の間に半導体デバイスを平坦
に保持するような設計になっている。光学的に平坦なデ
バイスを製造する必要により、固定具のコストが増加
し、また静水力学的な力の付与が必要となる。接着剤を
適所に保持するリングは、上記要素が平坦に圧縮されて
過剰の接着剤を補償する時に、半径方向に膨張すること
ができる。従って、デバイスの外径は、接着剤の量の関
数として変化する。その結果生ずるデバイスの直径の変
動は、半導体デバイスの製造においては許容できるもの
であるが、部品間の相対的な寸法を調整する必要のある
整合装置においては問題を生ずる。
【0006】レーザプリンタあるいは他の光学装置は、
レーザプリンタに必要とされる精度及び品質を達成する
ために、多面仕上げされたミラー付きの反射面を有する
回転可能な多角形体等の光学要素を正確に位置決めする
ことを必要とする。そのような光学システムは、プリン
タの製造の際に組み立て、それぞれのプリンタに正確に
整合させることができる。しかしながら、組み立て後に
多角形体を交換する必要が生じた場合には、整合操作全
体を繰り返さなければならず、そのような操作はユーザ
側で行うのは困難である。小さなプリンタは修理設備へ
容易に運搬することができるが、レーザ光学装置を備え
た多くのプリンタは非常に大きく、従ってプリンタ全体
を修理設備へ運搬することは不便でありかつ経費がかか
ることである。従って、多角形体等の光学装置をプリン
タ等に装着する前に、これら光学装置を整合するために
用いることができ、これにより、整合した光学装置をプ
リンタの組み立ての際に、あるいは組み立ての後に光学
装置を修理又は交換する際に、プリンタの中における装
置の正確な位置決めを得られる状態で、プリンタに装着
することを可能とする調節可能なパッドアセンブリに対
する必要性がある。
レーザプリンタに必要とされる精度及び品質を達成する
ために、多面仕上げされたミラー付きの反射面を有する
回転可能な多角形体等の光学要素を正確に位置決めする
ことを必要とする。そのような光学システムは、プリン
タの製造の際に組み立て、それぞれのプリンタに正確に
整合させることができる。しかしながら、組み立て後に
多角形体を交換する必要が生じた場合には、整合操作全
体を繰り返さなければならず、そのような操作はユーザ
側で行うのは困難である。小さなプリンタは修理設備へ
容易に運搬することができるが、レーザ光学装置を備え
た多くのプリンタは非常に大きく、従ってプリンタ全体
を修理設備へ運搬することは不便でありかつ経費がかか
ることである。従って、多角形体等の光学装置をプリン
タ等に装着する前に、これら光学装置を整合するために
用いることができ、これにより、整合した光学装置をプ
リンタの組み立ての際に、あるいは組み立ての後に光学
装置を修理又は交換する際に、プリンタの中における装
置の正確な位置決めを得られる状態で、プリンタに装着
することを可能とする調節可能なパッドアセンブリに対
する必要性がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、光学
的に平坦な面及び高い静水力学的な力を必要とせず、多
角形体等のハウジング上の光学装置を整合するために用
いることのできる調節可能なパッドアセンブリであっ
て、多角形体及びパッドアセンブリを、整合固定具から
取り外し、その後再整合を必要とせずに光学システムに
組み込めることのできる、パッドアセンブリを提供する
ことである。本発明の他の目的は、整合行程の間には光
学装置の一部となり、再整合が必要なくなると容易に取
り除くことのできるパッドアセンブリを提供することで
ある。
的に平坦な面及び高い静水力学的な力を必要とせず、多
角形体等のハウジング上の光学装置を整合するために用
いることのできる調節可能なパッドアセンブリであっ
て、多角形体及びパッドアセンブリを、整合固定具から
取り外し、その後再整合を必要とせずに光学システムに
組み込めることのできる、パッドアセンブリを提供する
ことである。本発明の他の目的は、整合行程の間には光
学装置の一部となり、再整合が必要なくなると容易に取
り除くことのできるパッドアセンブリを提供することで
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、固定具のベ
ース上に取り外し可能に設けられる取り付けプレート
と、ハウジングに取り付けられるブッシングとを有する
パッドアセンブリにより達成される。このアセンブリ
は、取り付けプレートにより支持された圧縮可能な部材
を有しており、この圧縮可能な部材の一部は、上記取り
付けプレートから突出して接着剤を収容するための領域
を取り付けプレート上に形成する。ブッシングが、圧縮
可能な部材に係合されかつベースに向かって押圧されて
接着剤に接触し、接着剤は硬化される。
ース上に取り外し可能に設けられる取り付けプレート
と、ハウジングに取り付けられるブッシングとを有する
パッドアセンブリにより達成される。このアセンブリ
は、取り付けプレートにより支持された圧縮可能な部材
を有しており、この圧縮可能な部材の一部は、上記取り
付けプレートから突出して接着剤を収容するための領域
を取り付けプレート上に形成する。ブッシングが、圧縮
可能な部材に係合されかつベースに向かって押圧されて
接着剤に接触し、接着剤は硬化される。
【0009】
【実施例】以下に図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
する。
【0010】本発明のパッドアセンブリは、その全体を
符号10で指示された装置の光学装置を整合させるのに
有用である。このパッドアセンブリは、ハウジング14
により支持された多角形体12(図1、図3及び図4)
の整合に特に有用である。多角形体12は、複数のミラ
ー付きの面16を備えており、図面には8つのそのよう
な面が示されている。多角形体は、この多角形体の中心
を通る軸線X(図3)の周囲で回転可能であり、面16
は、上記軸線Xの周囲に設けられていると共に、上記軸
線から等間隔で隔置されている。
符号10で指示された装置の光学装置を整合させるのに
有用である。このパッドアセンブリは、ハウジング14
により支持された多角形体12(図1、図3及び図4)
の整合に特に有用である。多角形体12は、複数のミラ
ー付きの面16を備えており、図面には8つのそのよう
な面が示されている。多角形体は、この多角形体の中心
を通る軸線X(図3)の周囲で回転可能であり、面16
は、上記軸線Xの周囲に設けられていると共に、上記軸
線から等間隔で隔置されている。
【0011】ハウジング14の形状はほぼ円筒形であっ
て、該ハウジングは、円形の上面20と、円筒形の外壁
22とを有している。面20及び壁部22は、互いに同
軸状であり、また軸線Xに対応する軸線を有している。
図4に示すように、ハウジング14の底部は、円形の内
面24と、この内面24を包囲すると共に該内面から肩
部30、32によって分離されている2つの環状の外面
26、28とを有している。
て、該ハウジングは、円形の上面20と、円筒形の外壁
22とを有している。面20及び壁部22は、互いに同
軸状であり、また軸線Xに対応する軸線を有している。
図4に示すように、ハウジング14の底部は、円形の内
面24と、この内面24を包囲すると共に該内面から肩
部30、32によって分離されている2つの環状の外面
26、28とを有している。
【0012】ハウジング14は、このハウジングを貫通
し軸線Xから等しい距離に位置すると共に多角形体の外
側に位置する3つの穴34を有している。穴34は、互
いに等距離をもって隔置されており、従って軸線Xの周
囲で約120°の間隔で設けられている。穴34は、ハ
ウジングの上面20に開放するほぼ円筒形の部分34a
(図2)と、ハウジングの下面28に開放する幾分大き
な円筒形の部分34bとから成る段付きの形状を有して
いる。従って、部分34aと34bとの間には肩部36
が存在する。
し軸線Xから等しい距離に位置すると共に多角形体の外
側に位置する3つの穴34を有している。穴34は、互
いに等距離をもって隔置されており、従って軸線Xの周
囲で約120°の間隔で設けられている。穴34は、ハ
ウジングの上面20に開放するほぼ円筒形の部分34a
(図2)と、ハウジングの下面28に開放する幾分大き
な円筒形の部分34bとから成る段付きの形状を有して
いる。従って、部分34aと34bとの間には肩部36
が存在する。
【0013】後述する多角形体12に対する調節が完了
すると、多角形体は、ダストカバー38(図1)により
包囲される。ダストカバーは、ハウジング14の頂面2
0に着座するフランジ40と、フランジの開口を通過し
かつハウジング14の開口43(図3)に螺合してダス
トカバーを適所に保持するネジ42とを有している。カ
バーの開口44は、多角形体がレーザスキャナ等におい
て回転すると、この開口を通してミラー付きの面が見え
るように、ミラー付きの面に関して位置決めされてい
る。
すると、多角形体は、ダストカバー38(図1)により
包囲される。ダストカバーは、ハウジング14の頂面2
0に着座するフランジ40と、フランジの開口を通過し
かつハウジング14の開口43(図3)に螺合してダス
トカバーを適所に保持するネジ42とを有している。カ
バーの開口44は、多角形体がレーザスキャナ等におい
て回転すると、この開口を通してミラー付きの面が見え
るように、ミラー付きの面に関して位置決めされてい
る。
【0014】その全体を符号50で示した固定具が、多
角形体を整合させるために用いられている。この固定具
は、互いに関してほぼ同軸状である外壁54及び内壁5
6(図5)を有する環状のベース52を備えている。内
壁56は、ハウジング14の底部の肩部32よりも僅か
に大きな直径を有しており、これにより、肩部32を壁
部56により画成される開口の中に延在させかつハウジ
ングの底部の環状面28をベースの面58の直ぐ上方に
位置させた状態で、ハウジングをベースの上面に定置す
ることができる。ベースの内壁56は、肩部32に比べ
て十分に大きく、これにより、ハウジングがベースと相
対的に半径方向に幾分運動してハウジング自身を後によ
り詳細に説明するように正確に整合することが許容され
る。ベースは、図1に矢印60で示した両方向にその軸
線の周囲で回転可能なようにある手段(図示せず)によ
り装着されている。
角形体を整合させるために用いられている。この固定具
は、互いに関してほぼ同軸状である外壁54及び内壁5
6(図5)を有する環状のベース52を備えている。内
壁56は、ハウジング14の底部の肩部32よりも僅か
に大きな直径を有しており、これにより、肩部32を壁
部56により画成される開口の中に延在させかつハウジ
ングの底部の環状面28をベースの面58の直ぐ上方に
位置させた状態で、ハウジングをベースの上面に定置す
ることができる。ベースの内壁56は、肩部32に比べ
て十分に大きく、これにより、ハウジングがベースと相
対的に半径方向に幾分運動してハウジング自身を後によ
り詳細に説明するように正確に整合することが許容され
る。ベースは、図1に矢印60で示した両方向にその軸
線の周囲で回転可能なようにある手段(図示せず)によ
り装着されている。
【0015】ベース52は、上面58に形成された複数
の円形の凹所62を有しており、図2及び図5にはこれ
ら凹所の1つを示してある。穴64が、各々の凹所62
の中心においてベース52を貫通している。これらの凹
所は後述するパッドアセンブリの部分を収容する。凹所
62は、これら凹所がレーザスキャナにおける同様の特
徴部(図示しない隆起したパッド等の)と同一の相対的
な位置すなわち状態を占めるように、固定具上に正確に
位置決めされている。これにより、固定具50上で整合
された多角形体を、この多角形体を再整合する必要な
く、スキャナに組み込むことができる。
の円形の凹所62を有しており、図2及び図5にはこれ
ら凹所の1つを示してある。穴64が、各々の凹所62
の中心においてベース52を貫通している。これらの凹
所は後述するパッドアセンブリの部分を収容する。凹所
62は、これら凹所がレーザスキャナにおける同様の特
徴部(図示しない隆起したパッド等の)と同一の相対的
な位置すなわち状態を占めるように、固定具上に正確に
位置決めされている。これにより、固定具50上で整合
された多角形体を、この多角形体を再整合する必要な
く、スキャナに組み込むことができる。
【0016】図2及び図6は、多角形体を整合させるた
めに用いられる本発明のパッドアセンブリ70の1つを
示している。このパッドアセンブリは、取り付けプレー
ト72と、圧縮可能な材料製のリング74と、ハウジン
グ76とを備えている。
めに用いられる本発明のパッドアセンブリ70の1つを
示している。このパッドアセンブリは、取り付けプレー
ト72と、圧縮可能な材料製のリング74と、ハウジン
グ76とを備えている。
【0017】取り付けプレート72は、下側の円筒面す
なわち円筒部78と、半径方向において小さな上側の円
筒面すなわち円筒部80とを有している。部分78、8
0は互いに同軸状であり、また円筒形の穴81が、プレ
ートの中心を貫通している。部分78の頂部の肩部82
は上側部分80を包囲しておりかつプレートの両端部か
ら軸方向に偏位している。下側部分78の外径は、図2
に示すようにこの下側部分が凹所62の中にぴったりと
はまることができるように、ベース50の凹所62と相
対的な寸法になされている。また、下側部分72の外径
は、穴34の部分34bの直径よりも僅かに小さく、こ
れによりハウジング14は取り付けプレートの部分72
の上方で摺動することができる。
なわち円筒部78と、半径方向において小さな上側の円
筒面すなわち円筒部80とを有している。部分78、8
0は互いに同軸状であり、また円筒形の穴81が、プレ
ートの中心を貫通している。部分78の頂部の肩部82
は上側部分80を包囲しておりかつプレートの両端部か
ら軸方向に偏位している。下側部分78の外径は、図2
に示すようにこの下側部分が凹所62の中にぴったりと
はまることができるように、ベース50の凹所62と相
対的な寸法になされている。また、下側部分72の外径
は、穴34の部分34bの直径よりも僅かに小さく、こ
れによりハウジング14は取り付けプレートの部分72
の上方で摺動することができる。
【0018】リング74は、ゴム、発泡体、プラスチッ
ク等の適宜な弾性材料で形成される。リングの内面84
は、取り付けプレートの部分80の外径にほぼ等しいか
あるいはこれよりも僅かに小さい直径を有している。リ
ングは、部分80の周囲に緊密に嵌合し、またリングの
下面は図2に示すように肩部82に着座している。リン
グの外面86は、取り付けプレートの下側部分78の直
径にほぼ等しい直径を有しており、これによりこの外面
も穴34の円筒形の部分34bの中に嵌合している。リ
ング74の高さは、取り付けプレートの上側部分80の
高さよりも大きく、これにより、図2に示すように、リ
ングは取り付けプレートの上面の上方に突出している。
従って、リングは、取り付けプレートの上側部分の上面
88とリングの突出部とにより画成される領域を包囲し
ている。この領域は、後に詳細に説明するように、取り
付けプレートをブッシングに接合するために用いられる
エポキシ接着剤等の接着剤90を受け入れる。しかしな
がら、リングは、接着剤が半径方向外方に流れてハウジ
ング14に接触してアセンブリをハウジングに接合する
のを阻止する。
ク等の適宜な弾性材料で形成される。リングの内面84
は、取り付けプレートの部分80の外径にほぼ等しいか
あるいはこれよりも僅かに小さい直径を有している。リ
ングは、部分80の周囲に緊密に嵌合し、またリングの
下面は図2に示すように肩部82に着座している。リン
グの外面86は、取り付けプレートの下側部分78の直
径にほぼ等しい直径を有しており、これによりこの外面
も穴34の円筒形の部分34bの中に嵌合している。リ
ング74の高さは、取り付けプレートの上側部分80の
高さよりも大きく、これにより、図2に示すように、リ
ングは取り付けプレートの上面の上方に突出している。
従って、リングは、取り付けプレートの上側部分の上面
88とリングの突出部とにより画成される領域を包囲し
ている。この領域は、後に詳細に説明するように、取り
付けプレートをブッシングに接合するために用いられる
エポキシ接着剤等の接着剤90を受け入れる。しかしな
がら、リングは、接着剤が半径方向外方に流れてハウジ
ング14に接触してアセンブリをハウジングに接合する
のを阻止する。
【0019】ブッシング76は、下側の円筒部92と、
幾分小さな直径の上側の円筒部94とを備える段付きの
形状を有しており、これにより環状の肩部96を形成し
ている。穴98がブッシングを通って垂直方向に伸長し
ており、またこの穴の直径は取り付けプレートの穴81
の直径とほぼ同一である。ブッシングの下側部分92の
直径は、プレート72及びリング74の外径にほぼ等し
いが、ハウジング14に形成された穴の円筒形の部分3
4bの直径よりも僅かに小さい。従って、部分92は穴
の部分34bの中で自由に摺動することができる。しか
しながら、ブッシングの上側部分94は、穴の部分34
aとほぼ等しい外径を有しており、これにより部分94
と穴の部分34aとの間には緊密な嵌合すなわち圧力嵌
めが生じ、この圧力嵌めにより、ブッシングは穴の中の
適所にしっかりと保持される。ブッシングは、図2に示
すように、ハウジングの肩部36に当接する肩部96に
より停止されるまで、穴の中に挿入される。ブッシング
の部分94及び穴の部分34aにネジ部を設け、圧力嵌
めで取り付けるのではなく、ブッシングをハウジング1
4にねじ込むことができる。
幾分小さな直径の上側の円筒部94とを備える段付きの
形状を有しており、これにより環状の肩部96を形成し
ている。穴98がブッシングを通って垂直方向に伸長し
ており、またこの穴の直径は取り付けプレートの穴81
の直径とほぼ同一である。ブッシングの下側部分92の
直径は、プレート72及びリング74の外径にほぼ等し
いが、ハウジング14に形成された穴の円筒形の部分3
4bの直径よりも僅かに小さい。従って、部分92は穴
の部分34bの中で自由に摺動することができる。しか
しながら、ブッシングの上側部分94は、穴の部分34
aとほぼ等しい外径を有しており、これにより部分94
と穴の部分34aとの間には緊密な嵌合すなわち圧力嵌
めが生じ、この圧力嵌めにより、ブッシングは穴の中の
適所にしっかりと保持される。ブッシングは、図2に示
すように、ハウジングの肩部36に当接する肩部96に
より停止されるまで、穴の中に挿入される。ブッシング
の部分94及び穴の部分34aにネジ部を設け、圧力嵌
めで取り付けるのではなく、ブッシングをハウジング1
4にねじ込むことができる。
【0020】上述のように、接着剤が取り付けプレート
をブッシングに固定しているが、リングが、接着剤90
が半径方向外方に流れてパッドアセンブリをハウジング
14に接合するのを防止している。また、ブッシング
は、ブッシングの部分94と穴の部分34aとの間の圧
力嵌めによってハウジングの中に保持されている。この
構成は、アセンブリをハウジングにほぼ恒久的に取り付
けるが、図2に示すように、ブッシングを下方に押圧す
ることにより、パッドアセンブリ全体をハウジングから
取り外すことを依然として可能にしている。従って、後
になって何らかの理由により再整合を行うことが必要に
なった場合には、パッドアセンブリを容易に取り外して
多角形体を新しいパッドアセンブリで再整合することが
できる。これは、不整合となったアセンブリを壊すので
はなく装置を再整合することが望ましい非常に高価(約
13万円:1,000米ドル)な多角形体アセンブリ等
の光学装置にとっては重要なことである。
をブッシングに固定しているが、リングが、接着剤90
が半径方向外方に流れてパッドアセンブリをハウジング
14に接合するのを防止している。また、ブッシング
は、ブッシングの部分94と穴の部分34aとの間の圧
力嵌めによってハウジングの中に保持されている。この
構成は、アセンブリをハウジングにほぼ恒久的に取り付
けるが、図2に示すように、ブッシングを下方に押圧す
ることにより、パッドアセンブリ全体をハウジングから
取り外すことを依然として可能にしている。従って、後
になって何らかの理由により再整合を行うことが必要に
なった場合には、パッドアセンブリを容易に取り外して
多角形体を新しいパッドアセンブリで再整合することが
できる。これは、不整合となったアセンブリを壊すので
はなく装置を再整合することが望ましい非常に高価(約
13万円:1,000米ドル)な多角形体アセンブリ等
の光学装置にとっては重要なことである。
【0021】図1、図3及び図4に示すように、3つの
穴34がハウジング14に設けられている。3つのパッ
ドアセンブリ70が設けられている。各パッドアセンブ
リのブッシング76は、肩部36、96に接触するま
で、大きな円筒形部分34bを通って穴34の1つに挿
入される。上側部分94と穴の部分34aとの間の圧力
嵌めにより、ブッシングをハウジング14の適所に固定
する。パッドアセンブリの取り付けプレートはベース5
0の3つの円形の凹所62の上に位置しており、またリ
ング74が、取り付けプレートを凹所62に定置する前
あるいはその後に、取り付けプレート上に組み込まれ
る。次に、接着剤90を取り付けプレートの上面88に
設け、パッドアセンブリの部分が図2に示す位置になる
まで、リング74及び取り付けプレート72が穴34の
大きな部分34bに入るように、ハウジング14をベー
ス52上で動かして適所に位置させる。より詳細には、
プレート、リング及びブッシングの外径が整合され、ま
たブッシングの下面がリングに着座しかつプレートの面
88の上方に延在する。プレート及びブッシングの面の
間の間隔は、接着剤のための空間を画成する。
穴34がハウジング14に設けられている。3つのパッ
ドアセンブリ70が設けられている。各パッドアセンブ
リのブッシング76は、肩部36、96に接触するま
で、大きな円筒形部分34bを通って穴34の1つに挿
入される。上側部分94と穴の部分34aとの間の圧力
嵌めにより、ブッシングをハウジング14の適所に固定
する。パッドアセンブリの取り付けプレートはベース5
0の3つの円形の凹所62の上に位置しており、またリ
ング74が、取り付けプレートを凹所62に定置する前
あるいはその後に、取り付けプレート上に組み込まれ
る。次に、接着剤90を取り付けプレートの上面88に
設け、パッドアセンブリの部分が図2に示す位置になる
まで、リング74及び取り付けプレート72が穴34の
大きな部分34bに入るように、ハウジング14をベー
ス52上で動かして適所に位置させる。より詳細には、
プレート、リング及びブッシングの外径が整合され、ま
たブッシングの下面がリングに着座しかつプレートの面
88の上方に延在する。プレート及びブッシングの面の
間の間隔は、接着剤のための空間を画成する。
【0022】次に図1及び図5を参照すると、その全体
を符号100で示された3つの押し子(プッシャ)が固
定具のベース50により支持されており、これら押し子
は、後に詳述するように、多角形体の整合の際にハウジ
ングをベースに向けて押圧するためにハウジング14に
係合可能である。図5に最も良く示すように、各々の押
し子は、固定具のベース50の上面58に着座するほぼ
矩形のベース102を有している。複数のスロット10
4がベース102を貫通しており、またこれら各々のス
ロットは、固定具の面58から上方に突出するピン10
6を余裕をもって収容している。このピン及びスロット
の構成は、押し子が、固定具のベースの上面58に沿っ
てハウジング14に向かってあるいはこれから離れる方
向に運動するのを許容する。ベース102の中央部の他
のスロット108が、このスロット08の幅よりも大き
な頭部を有するネジ110を収容している。ネジ110
は、固定具のベース50の穴(図示せず)にねじ込まれ
ている。ネジが押し子のベースの上面に向けて締め付け
られると、押し子は固定具のベースに対して動かないよ
うに保持される。ネジ110を緩めることにより、固定
具をハウジング14に向けてあるいはハウジングから離
れる方向に調節することができる。
を符号100で示された3つの押し子(プッシャ)が固
定具のベース50により支持されており、これら押し子
は、後に詳述するように、多角形体の整合の際にハウジ
ングをベースに向けて押圧するためにハウジング14に
係合可能である。図5に最も良く示すように、各々の押
し子は、固定具のベース50の上面58に着座するほぼ
矩形のベース102を有している。複数のスロット10
4がベース102を貫通しており、またこれら各々のス
ロットは、固定具の面58から上方に突出するピン10
6を余裕をもって収容している。このピン及びスロット
の構成は、押し子が、固定具のベースの上面58に沿っ
てハウジング14に向かってあるいはこれから離れる方
向に運動するのを許容する。ベース102の中央部の他
のスロット108が、このスロット08の幅よりも大き
な頭部を有するネジ110を収容している。ネジ110
は、固定具のベース50の穴(図示せず)にねじ込まれ
ている。ネジが押し子のベースの上面に向けて締め付け
られると、押し子は固定具のベースに対して動かないよ
うに保持される。ネジ110を緩めることにより、固定
具をハウジング14に向けてあるいはハウジングから離
れる方向に調節することができる。
【0023】一対のサポート112が押し子のベースに
取り付けられてこのベースから上方に突出している。ア
ーム114が、枢軸116により上記サポートの上側端
部に取り付けられており、上記枢軸116は、サポート
を貫通してアームの両端部の間でこのアームに侵入して
いる。
取り付けられてこのベースから上方に突出している。ア
ーム114が、枢軸116により上記サポートの上側端
部に取り付けられており、上記枢軸116は、サポート
を貫通してアームの両端部の間でこのアームに侵入して
いる。
【0024】アーム114は端部114aを有してお
り、この端部は、押し子をベース52と相対的に動かす
ことにより、ハウジング14の上方の位置になるように
調節することができる。ピン118がアームの端部11
4aから下方に伸長しており、このピンは枢軸116の
周囲でアームを枢動させることによりハウジング14の
面20に係合可能である。ピンの下端は丸みを有してお
り、またピンは、必要であれば、ハウジング14に係合
して回転可能なボールをその端部に有することができ
る。
り、この端部は、押し子をベース52と相対的に動かす
ことにより、ハウジング14の上方の位置になるように
調節することができる。ピン118がアームの端部11
4aから下方に伸長しており、このピンは枢軸116の
周囲でアームを枢動させることによりハウジング14の
面20に係合可能である。ピンの下端は丸みを有してお
り、またピンは、必要であれば、ハウジング14に係合
して回転可能なボールをその端部に有することができ
る。
【0025】アームの他端部114bは、押し子のベー
ス102の上方に延在する。引っ張りバネ120が、押
し子のベース102とアーム114の下面に連結されて
おり、これにより、アームは、図5で見て枢軸116の
周囲で反時計方向に偏椅されている。微動ネジ122が
アームの端部分114bを通って伸長しており、この微
動ネジは、アームの下方に突出して押し子のベース10
2の上面に係合するロッド124を有している。ネジ1
22の上端部は通常のマイクロメータに類似しており、
この上端部を2つの方向の一方に回転させることによ
り、ロッド124の上方あるいは下方への小さな漸進的
な運動を生ずることができる。微動ネジを調節してアー
ムの部分114bを引っ張りバネ120の力に抗して上
方に動かすと、これに対応してアームの反対側の端部の
ピン118がハウジング14に向かう下方への小さな漸
進的な運動が生ずる。微動ネジを反対方向に動かすと、
バネ120の力が有効となってアームの端部114bを
下方へ引っ張ってピン118をハウジング14から離れ
る方向に持ち上げる。
ス102の上方に延在する。引っ張りバネ120が、押
し子のベース102とアーム114の下面に連結されて
おり、これにより、アームは、図5で見て枢軸116の
周囲で反時計方向に偏椅されている。微動ネジ122が
アームの端部分114bを通って伸長しており、この微
動ネジは、アームの下方に突出して押し子のベース10
2の上面に係合するロッド124を有している。ネジ1
22の上端部は通常のマイクロメータに類似しており、
この上端部を2つの方向の一方に回転させることによ
り、ロッド124の上方あるいは下方への小さな漸進的
な運動を生ずることができる。微動ネジを調節してアー
ムの部分114bを引っ張りバネ120の力に抗して上
方に動かすと、これに対応してアームの反対側の端部の
ピン118がハウジング14に向かう下方への小さな漸
進的な運動が生ずる。微動ネジを反対方向に動かすと、
バネ120の力が有効となってアームの端部114bを
下方へ引っ張ってピン118をハウジング14から離れ
る方向に持ち上げる。
【0026】押し子100の1つには、押し子のベース
102からハウジング14の外壁22に向かって伸長す
るバネ偏椅されたピン126が設けられている。このピ
ン126を有する押し子は、図5に示されており、また
図1の上部に示されている。ハウジング14を最初に固
定具50に定置すると、ハウジングの壁部22は、ベー
ス52の面58から上方に伸長する一対の位置決めピン
128(図1)に隣接する。これらピン128は各々、
固定具のベース52の周囲でピン126を有する押し子
から約135°の位置に設けられており、またピン12
8は約90°の角度で互いに隔置されている。ハウジン
グを最初に固定具上に定置した後に、図1の上部に示す
押し子100を、アームの部分114aがハウジング1
4の上面20の上方に位置するまで、後退した位置から
ハウジングに向けて動かす。このようにすると、押し子
のベースのピン126がハウジングの壁部22に接触し
てこのハウジングを押して位置決めピン128としっか
りと係合させる。次にネジ110を締め、図1の上部の
押し子100を適所に固定する。バネ偏椅されたピン1
26と位置決めピン128はこのように、ベース52の
平面において固定具と相対的にハウジング14を正確に
位置決めする役割を果たす。この正確な位置決めが完了
すると、残りの押し子100をその後退位置から図1に
示す位置へ動かすことができ、この状態において、ピン
118はハウジングの上面20の上方に位置し、その後
これら押し子も、それぞれのネジ110を締めることに
より適所に固定される。
102からハウジング14の外壁22に向かって伸長す
るバネ偏椅されたピン126が設けられている。このピ
ン126を有する押し子は、図5に示されており、また
図1の上部に示されている。ハウジング14を最初に固
定具50に定置すると、ハウジングの壁部22は、ベー
ス52の面58から上方に伸長する一対の位置決めピン
128(図1)に隣接する。これらピン128は各々、
固定具のベース52の周囲でピン126を有する押し子
から約135°の位置に設けられており、またピン12
8は約90°の角度で互いに隔置されている。ハウジン
グを最初に固定具上に定置した後に、図1の上部に示す
押し子100を、アームの部分114aがハウジング1
4の上面20の上方に位置するまで、後退した位置から
ハウジングに向けて動かす。このようにすると、押し子
のベースのピン126がハウジングの壁部22に接触し
てこのハウジングを押して位置決めピン128としっか
りと係合させる。次にネジ110を締め、図1の上部の
押し子100を適所に固定する。バネ偏椅されたピン1
26と位置決めピン128はこのように、ベース52の
平面において固定具と相対的にハウジング14を正確に
位置決めする役割を果たす。この正確な位置決めが完了
すると、残りの押し子100をその後退位置から図1に
示す位置へ動かすことができ、この状態において、ピン
118はハウジングの上面20の上方に位置し、その後
これら押し子も、それぞれのネジ110を締めることに
より適所に固定される。
【0027】多角形体12の整合の際には、通常の自動
コリメータ(視準器)130が用いられる。コリメータ
は、多角形体の面16上に平行な光ビームを投射する。
図1に示すように、固定具は、コリメータから面16へ
の光ビームが1つの穴34及びこの穴の中のパッドアセ
ンブリ70の上方を通過するように、コリメータに対し
て相対的に調節されている。多角形体の面から反射され
てコリメータに戻る光は、固定具上の多角形体の角度的
な位置を示す。多角形体からコリメータに反射される光
が、多角形体が固定具において正しく整合されているこ
とを示すまで、押し子100を用いて、コリメータから
の光ビームの軸線に関する多角形体の角度的な位置を調
節する。
コリメータ(視準器)130が用いられる。コリメータ
は、多角形体の面16上に平行な光ビームを投射する。
図1に示すように、固定具は、コリメータから面16へ
の光ビームが1つの穴34及びこの穴の中のパッドアセ
ンブリ70の上方を通過するように、コリメータに対し
て相対的に調節されている。多角形体の面から反射され
てコリメータに戻る光は、固定具上の多角形体の角度的
な位置を示す。多角形体からコリメータに反射される光
が、多角形体が固定具において正しく整合されているこ
とを示すまで、押し子100を用いて、コリメータから
の光ビームの軸線に関する多角形体の角度的な位置を調
節する。
【0028】多角形体を整合させるための装置の作用を
以下に説明する。装置を用いてレーザスキャナ(あるい
は他の装置)に組み込まれるべき製品多角形体を整合す
る前に、検査用多角形体を固定具50上に定置する。検
査用多角形体は標準であり、製品多角形体はこの標準に
合致するものである。製品多角形体を収容するプリンタ
は、検査用多角形体あるいはこの検査用多角形体に合致
して整合された製品多角形体が、再整合することなくプ
リンタに装着することができるように組み立てられる。
より詳細には、プリンタは、固定具の凹所62と同一の
向き及び相対的な位置に正確に位置決めされたパッド
(図示せず)等の特徴部を有している。従って、一旦固
定具を検査用多角形体に整合させ、また複数のプリンタ
を組み立てて検査用多角形体、あるいは固定具を用いて
検査用多角形体と同一に整合された、製品多角形体を収
容すると、多角形体を再整合することなくプリンタに装
着することができ、また多角形体はプリンタの中で再調
整することなく、種々のプリンタ間で互換性を有する。
以下に説明する。装置を用いてレーザスキャナ(あるい
は他の装置)に組み込まれるべき製品多角形体を整合す
る前に、検査用多角形体を固定具50上に定置する。検
査用多角形体は標準であり、製品多角形体はこの標準に
合致するものである。製品多角形体を収容するプリンタ
は、検査用多角形体あるいはこの検査用多角形体に合致
して整合された製品多角形体が、再整合することなくプ
リンタに装着することができるように組み立てられる。
より詳細には、プリンタは、固定具の凹所62と同一の
向き及び相対的な位置に正確に位置決めされたパッド
(図示せず)等の特徴部を有している。従って、一旦固
定具を検査用多角形体に整合させ、また複数のプリンタ
を組み立てて検査用多角形体、あるいは固定具を用いて
検査用多角形体と同一に整合された、製品多角形体を収
容すると、多角形体を再整合することなくプリンタに装
着することができ、また多角形体はプリンタの中で再調
整することなく、種々のプリンタ間で互換性を有する。
【0029】最初に、検査用多角形体を固定具50の回
転ベース上に設定し、自動コリメータ130で検査用多
角形体の固定具に対する相対的な位置を測定する。最初
の角度的な位置を測定した後に、固定具のベースを12
0°回転させて上記手順を繰り返す。固定具のベースを
再び120°回転させ、第3回目の手順を繰り返す。コ
リメータのビームが穴34の中のパッドアセンブリ70
の直上にある時毎に、測定を行う。固定具上の検査用多
角形体の角度的な位置が分かると、総ての製品多角形体
をその検査用多角形体の整合性に合致するように固定具
に対して調節する。
転ベース上に設定し、自動コリメータ130で検査用多
角形体の固定具に対する相対的な位置を測定する。最初
の角度的な位置を測定した後に、固定具のベースを12
0°回転させて上記手順を繰り返す。固定具のベースを
再び120°回転させ、第3回目の手順を繰り返す。コ
リメータのビームが穴34の中のパッドアセンブリ70
の直上にある時毎に、測定を行う。固定具上の検査用多
角形体の角度的な位置が分かると、総ての製品多角形体
をその検査用多角形体の整合性に合致するように固定具
に対して調節する。
【0030】製品多角形体を整合する時には、本発明の
3つのパッドアセンブリの各々の取り付けプレート72
を、ベース52の上面の円形の凹所62に定置し、また
各々のパッドアセンブリ用のリング74を、取り付けプ
レートの上側部分80の周囲に定置する。次に、少量の
接着剤90を、取り付けプレートの面88の上方かつリ
ング74の内面から半径方向内方の領域に塗布する。接
着剤の厚みは、良好な機械的な強度維持しかつ硬化の際
の接着剤の縮みを最小にするように、薄くするのが好ま
しい。例として、接着剤の厚みは、0.05乃至0.4
6mm(0.002乃至0.018インチ)の範囲内と
することができる。リングは、接着剤を面88上に保持
しまたこの接着剤が半径方向外方に流れて穴34の円筒
形の部分34bに接触するのを阻止する。しかしなが
ら、押し子が、パッドアセンブリのブッシング76をプ
レート72に向けて押圧すると、接着剤は半径方向内方
に流れて穴81、98に入り、これにより接着剤に高い
静水力学的な圧力が生ずるのを防止する。そのような静
水力学的的な圧力は、この圧力がブッシング76がプレ
ート72へ向かう運動に抵抗しこれにより多角形体の整
合を阻止あるいは複雑化するので好ましくない。
3つのパッドアセンブリの各々の取り付けプレート72
を、ベース52の上面の円形の凹所62に定置し、また
各々のパッドアセンブリ用のリング74を、取り付けプ
レートの上側部分80の周囲に定置する。次に、少量の
接着剤90を、取り付けプレートの面88の上方かつリ
ング74の内面から半径方向内方の領域に塗布する。接
着剤の厚みは、良好な機械的な強度維持しかつ硬化の際
の接着剤の縮みを最小にするように、薄くするのが好ま
しい。例として、接着剤の厚みは、0.05乃至0.4
6mm(0.002乃至0.018インチ)の範囲内と
することができる。リングは、接着剤を面88上に保持
しまたこの接着剤が半径方向外方に流れて穴34の円筒
形の部分34bに接触するのを阻止する。しかしなが
ら、押し子が、パッドアセンブリのブッシング76をプ
レート72に向けて押圧すると、接着剤は半径方向内方
に流れて穴81、98に入り、これにより接着剤に高い
静水力学的な圧力が生ずるのを防止する。そのような静
水力学的的な圧力は、この圧力がブッシング76がプレ
ート72へ向かう運動に抵抗しこれにより多角形体の整
合を阻止あるいは複雑化するので好ましくない。
【0031】各々のパッドアセンブリのブッシング76
は、ハウジングの穴34の上部34aの中に圧入され
る。次にハウジング14を固定具上に定置し、ブッシン
グ76を、図2及び図6に示すように、取り付けプレー
ト72及びリング74に関して位置決めする。
は、ハウジングの穴34の上部34aの中に圧入され
る。次にハウジング14を固定具上に定置し、ブッシン
グ76を、図2及び図6に示すように、取り付けプレー
ト72及びリング74に関して位置決めする。
【0032】ハウジングを固定具上に定置する前に、ネ
ジ110を緩ませまた押し子100を固定具の外壁54
に向けて手操作で引っ張ることにより、各々の押し子を
円形の内壁56から後退させる。押し子が後退すると、
上述のようにハウジングをベース52に定置させるに十
分な空間が生ずる。次に、図1の上部に示した押し子1
00をハウジング14に向けて動かしてバネ偏椅された
ピン126をハウジングの壁部22に係合させ、これに
より、該壁部22が位置決めピン128にしっかりと係
合するまで、図1に示すように多角形体のハウジングを
底部に向けて押圧する。これによりハウジング14は固
定具上に定置される。この時に、上部の押し子100の
ネジ110を締めてこの上部の押し子を適所に係止す
る。残りの2つの押し子を同様な手順で調節し、ピン1
18をハウジングの上方に位置させかつネジ110を締
める。この調節の後に、各部品は図1に示す相対的な位
置を取る。この時に、3つの押し子の各々のピン118
を、面14の上方かつパッドアセンブリのブッシング7
6を収容する2つの隣接した穴34の中央に定置する。
ジ110を緩ませまた押し子100を固定具の外壁54
に向けて手操作で引っ張ることにより、各々の押し子を
円形の内壁56から後退させる。押し子が後退すると、
上述のようにハウジングをベース52に定置させるに十
分な空間が生ずる。次に、図1の上部に示した押し子1
00をハウジング14に向けて動かしてバネ偏椅された
ピン126をハウジングの壁部22に係合させ、これに
より、該壁部22が位置決めピン128にしっかりと係
合するまで、図1に示すように多角形体のハウジングを
底部に向けて押圧する。これによりハウジング14は固
定具上に定置される。この時に、上部の押し子100の
ネジ110を締めてこの上部の押し子を適所に係止す
る。残りの2つの押し子を同様な手順で調節し、ピン1
18をハウジングの上方に位置させかつネジ110を締
める。この調節の後に、各部品は図1に示す相対的な位
置を取る。この時に、3つの押し子の各々のピン118
を、面14の上方かつパッドアセンブリのブッシング7
6を収容する2つの隣接した穴34の中央に定置する。
【0033】次に、押し子の微動ネジ122を調節し、
アーム114を、ピン118がハウジング14に押圧さ
れる方向に枢動させる。押し子を調節し、ハウジング及
び多角形体を下方にのみ押圧するか、あるいはハウジン
グ及び多角形体を固定具50と相対的に枢動させること
ができる。コリメータの左側及び右側の押し子を調節す
ると、ハウジング及び多角形体は、コリメータ30から
の光ビームの軸線の周囲で傾斜する。この傾斜が生ずる
と、自動コリメータを用い、多角形体12が、固定具5
0上において検査用多角形体により占有された位置に正
確に合致する位置に何時調節されたかを判定する。自動
コリメータに整合された多角形体の面が整合されると、
次に固定具のベース52を120°回転させて上記手順
を繰り返す。整合プロセスの間に、パッドアセンブリの
ブッシング76がベース72に向かって押圧され、これ
によりリング74を圧縮する。弾性を有するリングは、
バネとして作用し、圧縮されると、ブッシングに向かう
上向きの小さな力を生ずる。製品多角形体が固定具上で
適正に調節されていると判定されると、多角形体は接着
剤90が硬化するまで固定具上に止められる。接着剤
は、各々のパッドアセンブリの取り付けプレート72及
びリング74を関連するブッシング76に接合して一体
のパッドアセンブリを形成する。アセンブリは、ブッシ
ングの部分94とハウジング14との間の圧力嵌めによ
りハウジングに取り付けられ、これによりパッドアセン
ブリは製品多角形体の一部となる。しかしながら、上述
のように、必要に応じてブッシングを図2で見て下方に
押すことによってアセンブリを取り外すことができるよ
うに、接着剤はアセンブリをハウジングに接合しなり。
これにより、整合していない多角形体を、これを壊すの
ではなく、容易に再整合することができる。
アーム114を、ピン118がハウジング14に押圧さ
れる方向に枢動させる。押し子を調節し、ハウジング及
び多角形体を下方にのみ押圧するか、あるいはハウジン
グ及び多角形体を固定具50と相対的に枢動させること
ができる。コリメータの左側及び右側の押し子を調節す
ると、ハウジング及び多角形体は、コリメータ30から
の光ビームの軸線の周囲で傾斜する。この傾斜が生ずる
と、自動コリメータを用い、多角形体12が、固定具5
0上において検査用多角形体により占有された位置に正
確に合致する位置に何時調節されたかを判定する。自動
コリメータに整合された多角形体の面が整合されると、
次に固定具のベース52を120°回転させて上記手順
を繰り返す。整合プロセスの間に、パッドアセンブリの
ブッシング76がベース72に向かって押圧され、これ
によりリング74を圧縮する。弾性を有するリングは、
バネとして作用し、圧縮されると、ブッシングに向かう
上向きの小さな力を生ずる。製品多角形体が固定具上で
適正に調節されていると判定されると、多角形体は接着
剤90が硬化するまで固定具上に止められる。接着剤
は、各々のパッドアセンブリの取り付けプレート72及
びリング74を関連するブッシング76に接合して一体
のパッドアセンブリを形成する。アセンブリは、ブッシ
ングの部分94とハウジング14との間の圧力嵌めによ
りハウジングに取り付けられ、これによりパッドアセン
ブリは製品多角形体の一部となる。しかしながら、上述
のように、必要に応じてブッシングを図2で見て下方に
押すことによってアセンブリを取り外すことができるよ
うに、接着剤はアセンブリをハウジングに接合しなり。
これにより、整合していない多角形体を、これを壊すの
ではなく、容易に再整合することができる。
【0034】多角形体はいかなる適宜な態様によっても
プリンタに装着することができる。例えば、固定ネジを
パッドアセンブリの穴81、98に通して多角形体をプ
リンタの適所に固定することができる。
プリンタに装着することができる。例えば、固定ネジを
パッドアセンブリの穴81、98に通して多角形体をプ
リンタの適所に固定することができる。
【0035】整合操作の間に、パッドアセンブリのリン
グは上述のように圧縮される。リング74は接着剤が半
径方向外方に移動するのを防止するが、接着剤は半径方
向内方に流れて穴81、98の中に入ることができるの
で、整合操作の間に接着剤に与えられる圧力は解放され
る。従って、整合操作の間にパッドアセンブリの調節に
抵抗する静水力学的的な圧力はほとんどあるいは全く存
在しない。
グは上述のように圧縮される。リング74は接着剤が半
径方向外方に移動するのを防止するが、接着剤は半径方
向内方に流れて穴81、98の中に入ることができるの
で、整合操作の間に接着剤に与えられる圧力は解放され
る。従って、整合操作の間にパッドアセンブリの調節に
抵抗する静水力学的的な圧力はほとんどあるいは全く存
在しない。
【0036】上記装置は、多角形体(あるいは他の光学
機器)を非常に正確に整合することを可能とし、また、
多角形体の回転軸線の角度的な位置を、多角形体を収容
するプリンタに対して確立された関係を有する確立され
た基準(すなわち検査用多角形体)に関して調節するこ
とを可能とする。本装置は、比較的構造が簡単であり、
またある装置において必要とされる厳密な(従って高価
な)多角形体の構造を必要としない。また、固定具にお
いて整合された多角形体は、プリンタの製造において再
整合する必要がなく、従って、プリンタの製造の際にお
けるまたユーザの装置に設けられたプリンタの多角形体
を交換する際における、時間及び経費を節約する。
機器)を非常に正確に整合することを可能とし、また、
多角形体の回転軸線の角度的な位置を、多角形体を収容
するプリンタに対して確立された関係を有する確立され
た基準(すなわち検査用多角形体)に関して調節するこ
とを可能とする。本装置は、比較的構造が簡単であり、
またある装置において必要とされる厳密な(従って高価
な)多角形体の構造を必要としない。また、固定具にお
いて整合された多角形体は、プリンタの製造において再
整合する必要がなく、従って、プリンタの製造の際にお
けるまたユーザの装置に設けられたプリンタの多角形体
を交換する際における、時間及び経費を節約する。
【0037】本発明のパッドアセンブリは、このパッド
アセンブリの構造が比較的簡単であると共に、ブッシン
グ76及び取り付けプレート72に光学的に平坦な面を
必要としないために、経済的に製造することができる。
また、整合操作の間には、接着剤90がアセンブリの穴
81、98の中へ自由に流れるので、接着剤には望まし
くない静水力学的的な圧力が何等発生しない。このパッ
ドアセンブリは、整合操作の間にハウジングに容易に取
り付けられ、これによりパッドアセンブリはハウジング
と共に整合固定具から製造装置に移動可能であり、再整
合の必要がない。
アセンブリの構造が比較的簡単であると共に、ブッシン
グ76及び取り付けプレート72に光学的に平坦な面を
必要としないために、経済的に製造することができる。
また、整合操作の間には、接着剤90がアセンブリの穴
81、98の中へ自由に流れるので、接着剤には望まし
くない静水力学的的な圧力が何等発生しない。このパッ
ドアセンブリは、整合操作の間にハウジングに容易に取
り付けられ、これによりパッドアセンブリはハウジング
と共に整合固定具から製造装置に移動可能であり、再整
合の必要がない。
【図1】本発明の調節可能なパッドアセンブリを用いた
光学装置を整合するための装置一部分解して示す斜視図
である。
光学装置を整合するための装置一部分解して示す斜視図
である。
【図2】図1の線2−2に沿って取った拡大断面図であ
って、本発明のパッドアセンブリの1つを示している。
って、本発明のパッドアセンブリの1つを示している。
【図3】図1の頂部から見た多角形体の拡大斜視図であ
る。
る。
【図4】底部から見た多角形体の斜視図である。
【図5】本発明の装置の押し子の1つの拡大斜視図であ
る。
る。
【図6】本発明のパッドアセンブリを分解して示す図で
ある。
ある。
【符号の説明】 14 ハウジング 52 ベース 70 パッドアセンブリ 72 取り付けプ
レート 74 圧縮可能な部材(リング) 76 ブッシング
レート 74 圧縮可能な部材(リング) 76 ブッシング
Claims (2)
- 【請求項1】 ハウジング(14)上の光学装置をベー
ス(52)と相対的に整合させるのに有用な調節可能な
パッドアセンブリであって、 前記ベース上で位置決め可能な第1の面(78)と、該
第1の面とは反対側にある第2の面(88)とを有する
取り付けプレート(72)と、 前記プレートに設けられて前記第2の面を包囲すると共
に、前記第2の面の上方に突出して接着剤を前記第2の
面上に保持する壁部を形成する部分を有する圧縮可能な
部材(74)と、 前記ハウジングに取り付けられるようになされた第1の
部分(94)を有するブッシング(76)とを備えて成
り、前記ブッシングは、前記圧縮可能な部材に係合可能
な第2の部分(92)を有し、前記ブッシングの前記第
2の部分は、前記圧縮可能な部材により前記プレートの
第2の面から隔置されておりかつ前記取り付けプレート
の前記第2の面の上方に延在しており、これにより、前
記ブッシングの前記第2の部分は前記取り付けプレート
に向かって押圧されて前記圧縮可能な部材を圧し潰すと
共に前記ブッシングを前記第2の面上に接着剤に接触さ
せることができ、従って、前記プレート及びブッシング
を一緒に接合して一体のアセンブリを形成することを特
徴とするパッドアセンブリ。 - 【請求項2】 請求項1のパッドアセンブリにおいて、
前記ベースの第2の側部と前記ブッシングの第2の部分
との間の空間に連通し、前記ブッシングが前記プレート
に向けて押圧された時に、前記ベースと前記ブッシング
との間から押し出される接着剤を収容する手段(81、
98)を更に備えることを特徴とするパッドアセンブ
リ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/628,289 US5089081A (en) | 1990-12-17 | 1990-12-17 | Adjustable pad assembly |
US628289 | 1990-12-17 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0534626A JPH0534626A (ja) | 1993-02-12 |
JP2667324B2 true JP2667324B2 (ja) | 1997-10-27 |
Family
ID=24518259
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3333430A Expired - Fee Related JP2667324B2 (ja) | 1990-12-17 | 1991-12-17 | 光学装置を整合するために用いられる調節可能なパッドアセンブリ |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5089081A (ja) |
EP (1) | EP0491206B1 (ja) |
JP (1) | JP2667324B2 (ja) |
DE (1) | DE69112189T2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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DE19703596C2 (de) * | 1996-01-31 | 2000-12-14 | Asahi Optical Co Ltd | Abtastvorrichtung und Polygonspiegelabdeckung |
US6010392A (en) * | 1998-02-17 | 2000-01-04 | International Business Machines Corporation | Die thinning apparatus |
DE10229623A1 (de) * | 2002-06-28 | 2004-01-15 | Carl Zeiss Jena Gmbh | Baugruppe mit einer äußeren Fassung und einem optischen Element |
TW555025U (en) * | 2002-12-09 | 2003-09-21 | Coretronic Corp | Adjusting apparatus for light valve |
US9272442B2 (en) | 2012-12-31 | 2016-03-01 | Sunedison, Inc. | Methods for aligning an ingot with mounting block |
US9950402B2 (en) * | 2012-12-31 | 2018-04-24 | Corner Star Limited | System and method for aligning an ingot with mounting block |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2048509B (en) * | 1979-05-03 | 1983-02-23 | Ferranti Ltd | Bonding optical element to support |
US4418284A (en) * | 1980-03-17 | 1983-11-29 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Solid-state color-image sensor and process for fabricating the same |
US4443494A (en) * | 1981-02-17 | 1984-04-17 | Dentsply Research And Development Corporation | Method for joining objects |
DE3211867A1 (de) * | 1982-03-31 | 1983-06-01 | Fa. Carl Zeiss, 7920 Heidenheim | Verfahren und vorrichtung zum justieren und montieren von optischen bauteilen in optischen geraeten |
US4509251A (en) * | 1982-09-29 | 1985-04-09 | Magnetic Information Technology, Inc. | Apparatus and method for orienting a magnetic gap in a slider head in a carriage |
US4537827A (en) * | 1983-02-07 | 1985-08-27 | Hughes Aircraft Company | Optically flat semiconductor baseplate structure |
US4917751A (en) * | 1984-05-11 | 1990-04-17 | Sharp Kabushiki Kaisha | Method of producing double sided optical memory disks |
JPS61278581A (ja) * | 1985-06-03 | 1986-12-09 | Toyota Motor Corp | 接着剤の食み出し防止方法 |
US4857130A (en) * | 1987-12-03 | 1989-08-15 | Hughes Aircraft Company | Temperature stable optical bonding method and apparatus obtained thereby |
-
1990
- 1990-12-17 US US07/628,289 patent/US5089081A/en not_active Expired - Lifetime
-
1991
- 1991-11-29 EP EP91120554A patent/EP0491206B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1991-11-29 DE DE69112189T patent/DE69112189T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1991-12-17 JP JP3333430A patent/JP2667324B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0534626A (ja) | 1993-02-12 |
EP0491206B1 (en) | 1995-08-16 |
DE69112189D1 (de) | 1995-09-21 |
EP0491206A2 (en) | 1992-06-24 |
US5089081A (en) | 1992-02-18 |
DE69112189T2 (de) | 1996-04-18 |
EP0491206A3 (en) | 1992-08-12 |
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