JP2667217B2 - 埋設管の継手部検知法 - Google Patents

埋設管の継手部検知法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、都市ガス導管や水道管などの埋設管におい
て、点検や修繕などのために継手部の位置を検知する方
法に関する。
〔従来の技術〕
従来、継手部の位置を検知するのに、配管図を参考に
して推定したり、配管図の無い時には施工者の感を頼り
に推定して、施工錯誤法で継手部を掘出していた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、1箇所ないし数箇所の掘削で継手部を掘出さ
せることは余り無く、一般に無駄掘りの回数がかなり多
くなり、そのために多大の時間、労力及び経費が無駄に
なる欠点があった。
本発明の目的は、掘削に要する時間、労力及び経費を
十分にかつ確実に少なくした状態で継手部の位置を検知
できるようにする点にある。
〔課題を解決するための手段〕
本第1発明の特徴手段は、 地表面から埋設管にわたる地中孔を掘削形成し、 その地中孔を利用して前記埋設管にセットした発振器
により超音波を前記埋設管に発信し、 前記埋設管を伝播する超音波のうちその埋設管の継続
部で反射したものを、前記地中孔を利用して前記埋設管
にセットした受信器で捕捉し、 前記発振器による超音波発信から前記受信器による前
記継手部からの反射超音波受信までの時間t1,t2(t1≦t
2)を測定し、 その測定時間t1,t2、及び、前記埋設管での超音波伝
播速度vに基づいて前記地中孔から前記継手部までの距
離x1,y1を下記[1]及び[2]式 x1=vt1/2 −[1] y1=vt2/2 −[2] により算出する ことにあり、その作用・効果は次の通りである。
〔作 用〕
つまり、埋設管に外周面から超音波を発信して、埋設
管を伝播する継手部からの反射超音波を外周面にセット
した受信器で捕捉し、上記[1]式や[2]式によって
地中孔からその両側の継手部までの距離x1,y1を検知で
きるか否かについて、各種実験により調べた結果、十分
に距離x1,y1を求めることができ、地中孔の位置を基準
にその両側の継手部の位置をかなり良好な精度で検知で
きる事実を見出したのである。
さらに説明すると、上記距離x1,y1を求まれば、先ず
地中孔から距離x1又はy1だけ離れた位置で埋設管を掘出
す。もし継出部が存在すれば、次に、地中孔から反対側
に距離y1又はx1だけ離れた位置で掘削すれば他方の継手
部を掘出せ、無駄掘りが無い。もし、最初の掘出しで継
出部が存在しなければ、地中孔から同方向に距離y1又は
x1だけ離れた位置で掘削すれば、一方の継手部を掘出
せ、かつ、地中孔から反対側にx1又はy1だけ離れた位置
で掘削すれば、他方継手部を掘出させる。
したがって、例えばジェット式掘削機などで直径が1
〜2cm程度の小さい地中孔を1個掘削形成するだけで、
無駄掘りが無い状態又は1回で済む状態で継手部を確実
に掘出せる。
〔課題を解決するための手段〕
本第2発明の特徴は、本第1発明の特徴手段に加え
て、 地表面から前記埋設管にわたる第2の地中孔を前記地
中孔とは管長手方向に間隔Lだけ離して掘削形成し、 その第2の地中孔を利用して前記埋設管にセットした
発振器により超音波を前記埋設管に発信し、 前記埋設管を伝播する超音波のうち前記継手部で反射
したものを、前記第2の地中孔を利用して前記埋設管に
セットした受信器で捕捉し、 前記発振器による超音波発信から前記受信器による前
記継手部からの反射超音波受信までの時間t3,t4を測定
し、 その測定時間t3,t4、及び、前記埋設管での超音波伝
播速度vに基づいて前記第2の地中孔から前記継手部ま
での距離x2,y2を下記[3]及び[4]式 x2=vt3/2 −[3] y2=vt4/2 −[4] により算出し、 前記算出距離x1とx2、y1とy2の大小関係、及び、前記
間隔Lの取り方に基づいて前記地中孔に対していずれの
方向にいずれの前記算出距離x1又はx2、y1又はy2で前記
継手部が存在するかを判定する ことにあり、その作用・効果は次の通りである。
〔作 用〕
つまり、管長手方向に位置が相違する2個の地中孔夫
々において、超音波で地中孔から継手部までの距離x1,y
1及びx2,y2を求め、算出距離x1とx2、y1とy2の大小関
係、及び、地中孔どうしの間隔Lの取り方に基づいて継
手部の位置を判定すると、地中孔に対していずれの方向
にいずれの算出距離x1又はx2、y1又はy2で継手部が存在
するかを検知できるのである。
さらに説明すると、例えば、第1の地中孔からの測定
x1=5m、y1=10mになったとし、次に、第1の地中孔と
は右側に1m離れた第2の地中孔からの測定でx2=4m、y2
=11mになった場合、第1の地中孔から右側5m又は第2
地中孔の右側4mに一方の継手部が存在し、第1の地中孔
の左側10m又は第2の地中孔の左側11mに他方の継手部が
存在することが検知できるのである。
したがって、2個の小さい地中孔を掘削形成するだけ
で、無駄掘りの無い状態で継手部を確実に掘出させる。
〔課題を解決するための手段〕
本第3発明の特徴手段は、 地表面から埋設管にわたる地中孔を掘削形成し、 その地中孔を利用して棒状の超音波伝播体の下端を前
記埋設管に接触させ、 前記超音波伝播体の上端にセットした発振器により超
音波を前記超音波伝播体から前記埋設管に発信し、 前記埋設管を伝播する超音波のうちその埋設管の継手
部で反射したものを、前記超音波伝播体の上端にセット
した受信器で捕捉し、 前記発振器による超音波発信から前記受信器による前
記継手部からの反射超音波受信までの時間t5,t6(t5≦t
6)を測定し、 その測定時間t5,t6、前記埋設管での超音波伝播速度
v、及び、前記超音波伝播体の長さlに基づいて前記地
中孔から前記継手部までの距離x3,y3を下記[5]及び
[6]式 により算出する。
ことにあり、その作用・効果は次の通りである。
〔作 用〕
つまり、地中孔に挿入した棒状の超音波伝播体を介し
て、本第1発明と同様に超音波で地中孔から両側の継手
部までの距離x3,y3を検知できるか否かについて、各種
実験により調べた結果、本第1発明と同様に、十分に距
離x3,y3を求めることができて、小さい地中孔を1個形
成するだけで、無駄掘りが無い又は1回で済む状態で継
手部を確実に掘出させるようになった。
その上、超音波伝播体の上端を地上に位置させて、発
振器と受信器を地上で容易迅速にセットでき、また、地
中孔を超音波伝播体を差込むだけのより一段と小さいも
のにできる。
〔課題を解決するための手段〕
本第4発明の特徴手段は、本第3発明の特徴手段に加
えて、 地表面から埋設管にわたる第2の地中孔を前記地中孔
とは管長手方向に間隔Lだけ離して掘削形成し、 その第2の地中孔を利用して棒状の超音波伝播体の下
端を前記埋設管に接触させ、 前記超音波伝播体の上端にセットした発振器により超
音波を前記超音波伝播体から前記埋設管に発信し、 前記埋設管に伝播する超音波のうち前記継手部で反射
したものを、前記超音波伝播体の上端にセットした受信
器で捕捉し、 前記発振器による超音波発振から前記受信器による前
記継手部からの反射超音波受信までの時間t7,t8を測定
し、 その測定時間t7,t8、前記埋設管での超音波伝播速度
v、及び、前記超音波伝播体の長さlに基づいて前記第
2の地中孔から前記継手部までの距離x4,y4を下記
[7]及び[8]式 により算出し、 前記算出距離x3とx4、y3とy4の大小関係、及び、前記
間隔Lの取り方に基づいて前記地中孔に対していずれの
方向にいずれの前記算出距離x3又はx4、y3又はy4で前記
継手部が存在するかを判定する ことにより、その作用・効果は次の通りである。
〔作 用〕
つまり、本第3発明の手法でもって、本第2発明と同
様に2個の地中孔夫々から継手部までの距離x3,y3及びx
4,y4の大小関係、及び、地中孔どうしの間隔Lの取り方
に基づいて継手部の位置を特定できるから、本第2発明
で説明したように、2個の小さい地中孔を掘削形成する
だけで、無駄掘りの無い状態で継手部を確実に掘出せ、
しかも、本第3発明で説明したように、発振器と受信器
のセットを容易迅速に実行できると共に、地中孔を一段
と小さいものにできる。
〔発明の効果〕
その結果、継手部の位置検知を、1個又は2個の小さ
い地中孔を掘削形成するだけで、無駄掘りの無い状態又
は1回の無駄掘りで済む状態で実行できるようになり、
掘削に要する時間、労力、経費を十分にかつ確実に少な
くして、継手部の掘出しを実現できるようになった。
〔実施例〕
次に実施例を示す。
実施例1〔第1図参照〕 水圧ジェット式やドリル式などの適当な掘削機によっ
て、地表面から埋設管(1)にわたる小さい地中孔
(2)を掘削形成する。地中孔(2)の直径は一般に10
cm程度以下、望ましくは3cm程度以下である。
超音波式測距計(3)の発振器(3a)と受信機(3b)
を、地中孔(2)を利用して埋設管(1)の外周面にセ
ットする。尚、必要に応じて埋設管(1)の外周面を、
発振器(3a)や受信器(3b)のセットのために適当な研
磨機で清掃しておく。
発振器(3a)により埋設管(1)に超音波を発信し、
埋設管(1)を伝播する超音波のうち埋設管の継続部
(1a),(1b)で反射したものを受信器(3b)で捕捉す
る。
測距計(3)において、発振器(3a)による超音波発
信から受信器(3b)による継続部(1a),(1b)からの
反射超音波受信までの時間t1,t2(t1≦t2)を内蔵タイ
マー回路で測定し、その測定時間t1,t2、及び、設定回
路による埋設管(1)での超音波伝播速度vに基づい
て、地中孔(2)から継手部(1a),(1b)までの距離
x1,y1を演算回路で下記[1]及び[2]式 x1=vt1/2 −[1] y1=vt2/2 −[2] により算出し、その算出距離x1,y1を表示器で表示し、
その表示を読取って、地中孔(2)に対する継手部(1
a),(1b)の位置を検知する。
その後、継手部(1a),(1b)を掘出して、継手部
(1a),(1b)の点検や修繕を実行する。
実施例2〔第2図参照〕 実施例1と同様にして、第1の地中孔(2)から継手
部(1a),(1b)までの距離x2,y2を算出し、さらに、
実施例1と同様の手法で第2の地中孔(4)から継手部
(1a),(1b)までの距離x2,y2を、測定時間t3,t4及び
埋設管(1)での超音波伝播速度vに基づいて、かつ、
下記[3],[4]式 x2=vt3/2 −[3] y2=vt4/2 −[4] により、測距離(3)を算出表示する。
算出距離x1とx2、y1とy2の大小関係、及び、両地中孔
(2),(4)の管長手方向での間隔Lの取り方に基づ
いて、地中孔(2)又は(4)に対していずれの方向に
いずれの算出距離x1又はx2、y1又はy2で前記継手部(1
a),(1b)が存在するかを判定する。
例えば、第1の地中孔(2)からの測定でx1=5m、y1
=10mになったとし、次に、第1の地中孔(2)とは右
側に1m離れた第2の地中孔(4)からの測定でx2=4m、
y2=11mとなった場合、第1の地中孔(2)から右側5m
又は第2地中孔(4)の右側4mに一方の継手部(1a)が
存在し、第1の地中孔(2)の左側10m又は第2の地中
孔(4)の左側11mに他方の継手部(1b)が存在すると
いうように判定する。
その後、継手部(1a),(1b)を掘出して、継手部
(1a),(1b)の点検や修繕を実行する。
実施例3〔第3図参照〕 実施例1と同様に地中孔(2)を掘削形成する。
地中孔(2)を利用して棒状の超音波伝播体(5)の
下端を埋設管(1)の外周面に接触した状態でセットす
る。尚、必要に応じて埋設管(1)の外周面を、超音波
伝播体(5)のセットのために適当な研磨機で清掃して
おく。
超音波式測距計(3)の発振器(3a)と受信器(3b)
を、超音波伝播体(5)の上端にその埋設管(1)への
セット前又はセット後にセットし、発振器(3a)により
超音波を超音波伝播体(5)の上端から埋設管(1)に
発信し、埋設管(1)を伝播する超音波のうち継手部
(1a),(1b)で反射したものを、超音波伝播体(5)
の上端の受信器(3b)で捕捉する。
実施例1と同様の手法で地中孔(2)から継手部(1
a),(1b)までの距離x3とy3を、測定時間t5,t6(t5
t6)、埋設管(1)での超音波伝播速度v、及び、超音
波伝播体(5)の長さlに基づいて、かつ、下記
[5],[6]式 により、測距計(3)で算出表示する。
その後、継手部(1a),(1b)を掘出して、継手部
(1a),(1b)の点検や修繕を実する。
実施例4〔第4図参照〕 実施例3と同様にして、第1の地中孔(2)から継手
部(1a),(1b)までの距離x3とy3を算出し、さらに、
実施例3と同様の手法で第2の地中孔(4)から継手部
(1a),(1b)までの距離x4,y4を、測定時間t7,t8、埋
設管(1)での超音波伝播速度v、及び、超音波伝播体
(5)の長さlに基づいて、かつ、下記[7],[8]
より、測距計(3)で算出表示する。
実施例2と同様に、算出距離x3とx4、y3とy4の大小関
係、及び、両地中孔(2),(4)の管長手方向での間
隔Lの取り方に基づいて、地中孔(2)又は(4)に対
していずれの方向にいずれの算出距離x3又はx4、y3又は
y4で継手部(1a),(1b)が存在するかを判定し、その
後、継手部(1a),(1b)を掘出して、継手部(1a),
(1b)の点検や修繕を実行する。
〔別実施例〕
次に別実施例を説明する。
超音波を発信し、受信し、かつ、発信から受信までの
時間を測定する機器は、公知のものから適宜選定でき、
例えば測定時間を表示するものを利用して、地中孔
(2),(4)から継手部(1a),(1b)までの距離を
人為的に算出してもよい。
第2発明及び第4発明において、第1及び第2地中孔
(2),(4)を掘削形成するタイミングは適当に選定
でき、同時的であっても、いずれが先でもよい。
第3発明及び第4発明において使用する棒状の超音波
伝播体(5)は、例えば金属棒、水封入金属管、その他
から適当に選定できる。
対象とする埋設管(1)の種類は不問である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本第1発明の実施例を示す概念図である。第2
図は本第2発明の実施例を示す概念図である。第3図は
本第3発明の実施例を示す概念図である。第4図は本第
4発明の実施例を示す概念図である。 (1)……埋設管、(1a),(1b)……継手部、
(2),(4)……地中孔、(3a)……発振器、(3b)
……受信器、(5)……超音波伝播体。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】地表面から埋設管(1)にわたる地中孔
    (2)を掘削形成し、 その地中孔(2)を利用して前記埋設管(1)にセット
    した発振器(3a)により超音波を前記埋設管(1)に発
    信し、 前記埋設管(1)を伝播する超音波のうちその埋設管
    (1)の継手部(1a),(1b)で反射したものを、前記
    地中孔(2)を利用して前記埋設管(1)にセットした
    受信器(3b)で捕捉し、 前記発振器(3a)による超音波発信から前記受信器(3
    b)による前記継手部(1a),(1b)からの反射超音波
    受信までの時間t1,t2(t1≦t2)を測定し、 その測定時間t1,t2、及び、前記埋設管(1)での超音
    波伝播速度vに基づいて前記地中孔(2)から前記継手
    部(1a),(1b)までの距離x1,y1を下記[1]及び
    [2]式 x1=vt1/2 −[1] y1=vt2/2 −[2] により算出する埋設管の継手部検知法。
  2. 【請求項2】地表面から前記埋設管(1)にわたる第2
    の地中孔(4)を前記地中孔(2)とは管長手方向に間
    隔Lだけ離して掘削形成し、 その第2地中孔(4)を利用して前記埋設管(1)にセ
    ットした発振器(3a)により超音波を前記埋設管(1)
    に発信し、 前記埋設管(1)を伝播する超音波のうち前記継手部
    (1a),(1b)で反射したものを、前記第2の地中孔
    (4)を利用して前記埋設管(1)にセットした受信器
    (3b)で捕捉し、 前記発振器(3a)による超音波発信から前記受信器(3
    b)による前記継手部(1a),(1b)からの反射超音波
    受信までの時間t3,t4を測定し、 その測定時間t3,t4、及び、前記埋設管(1)での超音
    波伝播速度vに基づいて前記第2の地中孔(4)から前
    記継手部(1a),(1b)までの距離x2,y2を下記[3]
    及び[4]式 x2=vt3/2 −[3] y2=vt4/2 −[4] により算出し、 前記算出距離x1とx2、y1とy2の大小関係、及び、前記間
    隔Lの取り方に基づいて前記地中孔(2又は4)に対し
    ていずれの方向にいずれの前記算出距離x1又はx2、y1
    はy2で前記継手部(1a),(1b)が存在するかを判定す
    る請求孔1記載の埋設管の継手部検知法。
  3. 【請求項3】地表面から埋設管(1)にわたる地中孔
    (2)を掘削形成し、 その地中孔(2)を利用して棒状の超音波伝播体(5)
    の下端を前記埋設管(1)に接触させ、 前記超音波伝播体(5)の上端にセットした発振器(3
    a)により超音波を前記超音波伝播体(5)から前記埋
    設管(1)に発信し、 前記埋設管(1)を伝播する超音波のうちその埋設管
    (1)の継手部(1a),(1b)で反射したものを、前記
    超音波伝播体(5)の上端にセットした受信器(3b)で
    捕捉し、 前記発振器(3a)による超音波発信から前記受信器(3
    b)による前記継手部(1a),(1b)からの反射超音波
    受信までの時間t5,t6(t5≦t6)を測定し、 その測定時間t5,t6、前記埋設管(1)での超音波伝播
    速度v、及び、前記超音波伝播体(5)の長さlに基づ
    いて前記地中孔(2)から前記継手部(1a),(1b)ま
    での距離x3,y3を下記[5]及び[6]式 により算出する埋設管の継手部検知法。
  4. 【請求項4】地表面から前記埋設管(1)にわたる第2
    の地中孔(4)を前記地中孔(2)とは管長手方向に間
    隔Lだけ離して掘削形成し、 その第2の地中孔(4)を利用して棒状の超音波伝播体
    (5)の下端を前記埋設管(1)に接触させ、 前記超音波伝播体(5)の上端にセットした発振器(3
    a)により超音波を前記超音波伝播体(5)から前記埋
    設管(1)に発信し、 前記埋設管(1)を伝播する超音波のうち前記継手部
    (1a),(1b)で反射したものを、前記超音波伝播体
    (5)の上端にセットした受信器(3b)で捕捉し、 前記発振器(3a)による超音波発信から前記受信器(3
    b)による前記継手部(1a),(1b)からの反射超音波
    受信までの時間t7,t8を測定し、 その測定時間t7,t8、前記埋設管(1)での超音波伝播
    速度v、及び、前記超音波伝播体(5)の長さlに基づ
    いて前記第2の地中孔(4)から前記継手部(1a),
    (1b)までの距離x4,y4を下記[7]及び[8]式 により算出し、 前記算出距離x3とx4、y3とy4の大小関係、及び、前記間
    隔Lの取り方に基づいて前記地中孔(2又は4)に対し
    ていずれの方向にいずれの前記算出距離x3又はx4、y3
    はy4で前記継手部(1a),(1b)が存在するかを判定す
    る請求項3記載の埋設管の継手部検知法。
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