JP2666914B2 - 適応型移動目標検出回路 - Google Patents

適応型移動目標検出回路

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JP2666914B2 JP3208591A JP20859191A JP2666914B2 JP 2666914 B2 JP2666914 B2 JP 2666914B2 JP 3208591 A JP3208591 A JP 3208591A JP 20859191 A JP20859191 A JP 20859191A JP 2666914 B2 JP2666914 B2 JP 2666914B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、レーダ装置において
地面,海面あるいは雨滴等による不要反射波(以下クラ
ッタと呼ぶ)を適応的に消去する適応型移動目標検出回
路(AdaptiveMoving Target Indicator;以下、AMT
Iと呼ぶ)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般のAMTIは下記の文献の例で示す
ように、時間的・空間的に変化するクラッタ入力に対
し、Yule-Walker 方程式を解くことによって得られる最
小予測誤差フィルタから構成される。
【0003】(1) H.Watanabe et.al. : Trade-off Stud
y on Adaptive Filtering Algorithms Used For Adapti
ve Moving Target Indicators, Proceedings of IEEE-I
ECEJ-ASJ International Conference on Acoustics, Sp
eech, and Signal Processing, April 7-11, 1986.
【0004】(2) S.Haykin et.al. : Maximum-Entropy
Spectral Analysis of Radar Clutter, Proceeding of
the IEEE, VOL. 70, No.9, September, 1982.
【0005】Yule-Walker 方程式を解くアルゴリズムに
は、Widrow Algorithm, SequentialRegression Algorit
hm (以上の2種は閉ループ型)、BlockedLattice Algo
rithm (以下、BLAと呼ぶ。BLAは開ループ型)等
がある。図1はBLAによるAMTIの系統図である。
【0006】図1において、1は受信信号をパルス繰り
返し周期(以下、Tで表わす)相当の時間だけ遅延させ
る遅延回路、2は荷重係数を算出する演算回路、3は複
素共役回路、4a,4bは複素乗算回路、5a,5bは
減算回路である。
【0007】図5は図1の中の荷重係数演算回路2の内
部をさらに詳しく示した系統図である。図5において、
6は複素共役及び乗算回路、7は自乗加算回路、8a,
8bはレンジ・ゲート幅に相当する遅延回路、9a,9
bは総和計算回路、13は除算回路、14は定数乗算回
路である。
【0008】また、図6はパルス圧縮処理された入力信
号波形の概念図である。図6において、15は目標信号
のパルス圧縮後波形、16はクラッタ信号のパルス圧縮
後波形、17はAMTIのレンジ・ゲート位置、18は
目標信号のピーク位置である。
【0009】次に、図1を用いてその動作について説明
する。本適応型移動目標検出回路は、その前段のパルス
圧縮装置による出力である前方予測信号:Pin(t)と、後
方予測信号: Qin(t) を入力とし、そのうち、Qin(t)だ
けは遅延回路1によりT(パルス繰り返し1周期分)だ
け遅延されQ'in(t) となる。Q'in(t) は実はQin(t-T)で
あるが、荷重係数演算回路2は有限長レンジ・ゲート内
のPin(t)とQ'in(t) を入力として、例えば数1に従う荷
重係数a(t)を算出する。
【0010】
【数1】
【0011】この荷重係数a(t)の算出の動作についてさ
らに詳しく説明したものが図5である。入力信号Pin(t)
とQ'in(t) について、複素共役・乗算回路6では{P ・
Q'* }を計算し、これと平行して自乗加算回路7では
{|P |2 +|Q'* 2 }を計算する。次に、遅延回路
8aあるいは8bにて、レンジ・ゲート位置に該当する
データのみを抽出する。
【0012】抽出されたk・L個のデータについて、総
和計算回路9aあるいは9bにて加算すると、総和計算
回路9aの出力が、つまり数1の分子であり、総和計算
回路9bの出力が、つまり数1の分母となる。これを除
算回路13にて分数の割り算計算を実施した後、定数乗
算回路14にて「−2」を掛けることにより、数1の荷
重係数a(t)の演算の全てを実行する。
【0013】荷重係数a(t)の算出が終わったところで再
び図1に戻ると、荷重係数a(t)(あるいは複素共役回路
3を経て得られる a*(t) )は複素乗算回路4b(ある
いは4a)に与えられ、予測信号Q'in(t) (あるいはPi
n(t))と複素乗算された後、交差して減算回路5a(あ
るいは5b)に入り、他方の予測信号Pin(t)(あるいは
Q'in(t))から減じられる、いわゆるバタフライ演算が行
われる。
【0014】以上のように構成された最小予測誤差フィ
ルタは、入力信号Pin(t),Qin(t)に適応した伝達関数を
持つことにより、レンジ・ゲート内でレンジ方向に相関
のあるクラッタ等の信号を、振幅,ドプラ周波数にかか
わらず消去し、航空機のような孤立した目標からの反射
信号等、レンジ方向に相関のない信号のみを抽出する。
【0015】なお、上記において、レンジ・ゲートの幅
はクラッタのレンジ方向の相関性と適応型フィルタ自身
の収束性との兼ね合いで決定する必要がある。つまり、
レンジ・ゲートが長すぎるとクラッタのレンジ方向の変
動への追従性が劣化し、逆に短かすぎると雑音等により
適応型フィルタの収束性が劣化する。
【0016】一方、AMTIの入力信号Pin(t),Qin(t)
は、その前段に存在するパルス圧縮装置により、パルス
圧縮処理を施されるが、この信号はパルス圧縮処理の特
性上、レンジ・サイドローブを伴う。図6はパルス圧縮
波形の概念図であり、図において、15は目標信号のパ
ルス圧縮波形、16はクラッタ信号のパルス圧縮波形、
17はレンジゲート位置、18は目標信号のピーク位置
である。レンジ・サイドローブは、図6のような形状を
しており、目標信号15は時間軸方向でドプラ特性は全
く同一で、振幅特性は目標位置に突出したピークを持つ
一方、その前後に、幅で圧縮前パルス幅(以下PWで表
わす)相当、振幅比でピーク・サイドローブ比(以下、
SLLで表わす)相当のレンジ・サイドローブを有す
る。クラッタ信号15についても、個々の反射点に関す
る反射信号は目標信号と同様のピーク及びレンジ・サイ
ドローブ特性を有するが、クラッタの反射点自身が各レ
ンジ・セル内に統計的に多数分布しているため、レーダ
の受信信号においては、ピーク及びレンジ・サイドロー
ブが互いに重畳し、その結果、時間軸方向で統計的に似
通った振幅特性及びドプラ特性を有する入力信号とな
る。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】従来のAMTIは以上
のように構成されているので、パルス圧縮を行うレーダ
に適用した場合、レンジ・ゲート内に存在する信号が目
標信号のパルス圧縮後レンジ・サイドローブ15が混入
したものであるか、クラッタ信号16であるかの区別が
つかず、目標信号のパルス圧縮後レンジ・サイドローブ
15のドプラ成分についても消去動作を行ってしまう。
目標信号では、パルス圧縮後レンジ・サイドローブとピ
ークでのドプラ特性が全く同じであるから、この消去動
作によって、従来のAMTIでは目標信号のピークも消
去してしまうという問題が生じるここととなった。
【0018】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、目標信号のピークに対する消
去動作を抑制し、かつクラッタのみを選択的・適応的に
消去するAMTIを得ることを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】後方予測信号の遅延信号
と前方予測信号とに基づいて処理レンジ・セル毎に対応
するレンジ・ゲート内のデータについて荷重係数を適応
的に算出し、この荷重係数信号を後方予測信号の遅延信
号と乗算した積を前方予測信号から減算し、荷重係数信
号の複素共役信号を前方予測信号と乗算した積を後方予
測信号の遅延信号から減算して移動目標を検出するもの
において、従来のAMTIが数1に従って荷重係数を計
算していたのに対して、この発明に係るAMTIは、数
2に従って荷重係数を計算するようにしたものである。
これは回路構成上は、荷重係数算出回路の中のレンジ・
ゲート内データの総和計算回路に対し、処理レンジ・セ
ルのデータを目標信号のピーク:レンジ・サイドローブ
比に従って減算するようにしたものである。
【0020】
【数2】
【0021】 R=(SLL)2 ・k …(3) (例)SLL=1/100等 また、パルス圧縮装置の出力信号を所定時間ずつ遅延し
た信号と荷重係数をそれぞれ乗算してその総和を計算
し、かつ上記パルス圧縮装置の出力より上記総和を減算
減算出力に基づき上記各遅延回路に対応した上記荷
重係数を算出するようにしたものにおいて、処理レンジ
・セルのデータにより荷重係数を補正することにより目
標信号に対する消去動作を抑制するようにしたものであ
る。
【0022】
【作用】この発明における消去抑制回路は、BLAのア
ルゴリズムによるAMTIにおいて、目標信号のように
振幅特性がピーク:サイド・ローブ比を有し、かつドプ
ラ特性が同一である信号成分に対する消去動作のみを抑
制するようにしたので、クラッタは従来のAMTIと同
様、適応的に消去しながら目標信号のみを選択的に保存
する。
【0023】また、閉ループ型の構成のAMTIにおい
ても、目標信号のように振幅特性がピーク:サイド・ロ
ーブ比を有し、かつドプラ特性が同一である信号成分に
対する消去動作のみを抑制するようにしたので、クラッ
タは従来のAMTIと同様、適応的に消去しながら目標
信号のみを選択的に保存する。
【0024】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。本発明の一実施例のブロック構成は図1に示す通
りであり、その荷重係数演算回路の内部構成が図5に示
す従来のものとは異なるものである。図2に本実施例に
おける荷重係数演算回路の内部構成を示す。図2におい
て、6は複素共役・乗算回路、7は自乗加算回路、8
a,8bはレンジ・ゲート幅に相当する遅延回路、9
a,9bは総和計算回路、10a,10bは消去抑制回
路、11a,11bは定数乗算回路、12a,12bは
減算回路、13は除算回路、14は定数乗算回路であ
る。
【0025】以下、本実施例の動作について説明する。
まず、図2において、入力信号Pin(t)とQ'in(t) につい
て、複素共役・乗算回路6では{ P・Q'* }を計算し、
自乗加算回路7では{|P |2 +|Q'* 2 }を計算
し、遅延回路8aあるいは8bにてレンジ・ゲート位置
に該当するデータのみを抽出し、抽出されたk・L個の
データについて、総和計算回路9aあるいは9bにて加
算するまでの処理は、図2に示す従来のAMTIと同じ
動作である。次に、この総和計算回路9a出力に対し
て、複素共役・乗算回路6の出力を定数乗算回路10a
でR倍(式(3) (前出)参照)にした信号を減算する。
同様に、総和計算回路9bの出力に対しても、自乗加算
回路7の出力を定数乗算回路10bでR倍にした信号を
減算する。これを除算回路13にて分数の割り算計算を
実施した後、定数乗算回路14にて「−2」を掛けるこ
とにより、荷重係数a(t)を得るが、こうして得られた荷
重係数a(t)は数2(前出)で表わされる。
【0026】こうして算出された荷重係数a(t)は、従来
のAMTIと同様に、図1の複素共役回路3を経て得ら
れる a* (t) とともに、複素乗算回路4b(あるいは4
a)に与えられ、予測信号Q'in(t)(あるいはPin(t))
と複素乗算された後、交差して減算回路5a(あるいは
5b)に入り、他方の予測信号Pin(t)(あるいはQ'in
(t))から減じられる、いわゆるバタフライ演算が行われ
る。
【0027】このように、数2で表わされる荷重係数a
(t)を使用することにより、この実施例の効果であるA
MTIの目標信号に対する消去抑制効果を実現すること
ができるのであるが、この様子を数式を使って、さらに
詳しく説明する。
【0028】図3はこの実施例の効果を説明するための
パルス圧縮波形の波形図であり、図において、目標信号
のドプラ特性はレンジ・サイドローブ位置17でもピー
ク位置18でも同一であり、振幅特性はピーク:レンジ
・サイドローブ比がSLLであるから、荷重係数a(t)の
処理レンジ・セルがピーク位置18である場合につい
て、Pin(x)及びQin(x)を展開すると、
【0029】 Pin(x+j ・ T)=SLL ・ Pin(t+j ・ T);(t-PW≦x <t)or(t<x ≦t+PW) Qin(x+j ・ T)=SLL ・ Qin(t+j ・ T);(t-PW≦x <t)or(t<x ≦t+PW)
【0030】なる関係が成立するので、荷重係数の分子
は、
【0031】(分子の第1項のΣiの中身) =Pin(t+i+j ・T)・Q'* in(t+i+j・T) ={SLL ・ Pin(t+j ・ T)}・{SLL ・Q'* in(t+j・T)} =(SLL)2・{(Pin(t+j・T)・Q'*in(t+j・T)}
【0032】
【数3】
【0033】
【数4】
【0034】となり、荷重係数a(t)がゼロとなるため、
AMTIは全く反応せず、不要な消去の抑制が実現した
ことがわかる。
【0035】一方、クラッタ信号については、ドプラ特
性はレンジ毎に似通った特性を示すが、振幅特性が平均
的には一定の値であるため、荷重係数a(t)の処理レンジ
・セル位置に関係なくPin(x)及びQin(x)の関係は、
【0036】 Pin(x+j ・ T)≒Pin(t+j ・ T);(t-PW≦x <t)or(t<x ≦t+PW) Qin(x+j ・ T)≒Qin(t+j ・ T);(t-PW≦x <t)or(t<x ≦t+PW)
【0037】なる関係が成立するので、荷重係数の分子
は、
【0038】(分子の第1項のΣiの中身) ≒Pin(t+i+j ・ T)・Q'* in(t+i+j・T) ≒{Pin(t+j ・ T)}・{Q'* in(t+j・T)} ≒{Pin(t+j ・ T)・Q'* in(t+j・T)}
【0039】
【数5】
【0040】
【数6】
【0041】分母についても同様の関係が成立するの
で、
【0042】 (分母)≒L ・{k-R }・{|Pin(t+j ・T)|2 +|Q'* in(t+j・T)|2
【0043】よって、荷重係数a(t)は、
【0044】
【数7】
【0045】となり、数1と等価式となる。つまり、数
2はクラッタ信号入力に対しては、従来のAMTIと全
く同じ動作をし、これを有効に抑圧することを示してい
る。
【0046】なお、上記実施例はBLAのアルゴリズム
によるAMTIの場合について説明したが、図4に示す
ような閉ループ型の構成のAMTIでも同様の効果が得
られる。
【0047】つまり、閉ループ型のAMTIでは、Widr
ow Algorithm,Sequential Regression Algorithm 等に
より荷重計算を行なう荷重係数演算回路2がSout(t) に
基づいて荷重係数a(a,t), a(b,t),…, a(z,t)を算出す
る。この各々と、遅延回路1a〜1zによってTずつ遅
延された入力信号Sin(a,t), Sin(b,t), …, Sin(z,t)と
を複素乗算回路4a,4b,…,4zで掛け合わせる。
総和計算回路19は各々の複素共役回路4a,4b,
…,4zの出力の総和を計算し、減算回路5でSin(t)か
ら減ずることにより、Sout(t) を出力する。
【0048】以上のように動作する閉ループ型のAMT
Iにおいても図1の場合と全く同様に、荷重係数演算回
路2の内部にパルス圧縮波形のレンジ・サイドローブ特
性に着目した消去抑制回路をソフトウエア的にあるいは
ハードウエア的に付加することにより、上記実施例と全
く同様の効果が得られる。
【0049】
【発明の効果】以上のように、この発明に係る適応型移
動目標検出回路によれば、BLAのアルゴリズムで構成
したものにおいて、パルス圧縮によるレンジ・サイドロ
ーブの特性に着目した消去抑制回路を付加したので、ク
ラッタ信号に対しては従来のAMTI同様に適応的に消
去動作をしながら、目標信号を選択的に保存して出力で
きる。
【0050】また、閉ループ型の適応型移動目標検出回
路においても、荷重係数演算回路を、パルス圧縮による
レンジ・サイドローブの特性に着目した消去抑制を行な
うものとしたので、閉ループ型においても目標信号を保
存しながらクラッタを消去できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】BLAのアルゴリズムで構成した、従来および
この発明の一実施例によるAMTIの系統図である。
【図2】BLAのアルゴリズムで構成したAMTIにお
けるこの発明の一実施例による荷重係数演算回路2の内
部構造の詳細な系統図である。
【図3】この発明におけるAMTIの動作を説明するパ
ルス圧縮波形の概念図である。
【図4】この発明の他の実施例によるAMTIの系統図
である。
【図5】従来のAMTIにおける荷重係数演算回路2の
内部構造の詳細な系統図である。
【図6】従来のAMTIの動作を説明するパルス圧縮波
形の概念図である。
【符号の説明】
1 遅延回路 2 荷重係数演算回路 3 複素共役回路 4 複素乗算回路(バタフライ演算用) 5 減算回路(バタフライ演算用) 6 複素共役・乗算回路(分子用) 7 自乗加算回路(分母用) 8 遅延回路(レンジ・ゲート用) 9 総和計算回路 10 消去抑制回路 11 定数乗算回路(消去抑制用) 12 減算回路(消去抑制用) 13 除算回路 14 定数乗算回路 15 目標信号のパルス圧縮後波形 16 クラッタ信号のパルス圧縮後波形 17 レンジ・ゲート位置 18 目標信号のピーク位置 19 総和計算回路
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−5778(JP,A) 特公 平4−10991(JP,B2) H.WATANABE ET.A L.:TRADE−OFF STUDY ON ADAPTIVE FILTE RING ALGORITHMS US ED FOR ADAPTIVE MO VING TARGET INDICA TORS,PROCEEDINGS O F IEEE−IECEJ−ASJ I NTERNATIONAL CONFE RENCE ON ACOUSTIC S,SPEECH,AND SIGNA L PROCESSING,APRIL 7−11,1986. S.HAYKIN ET.AL.:M AXIMUM−ENTROPY SPE CTRAL ANALYSIS OF RADAR CLUTTER,PROC EEDING OF THE IEE E,VOL.70,NO.9,SEPTE MBER,1982.

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信信号のパルス圧縮処理を行なうパル
    ス圧縮装置の出力である前方予測信号と後方予測信号を
    用いて移動目標を検出する適応型移動目標検出回路にお
    いて、 上記後方予測信号を所定時間遅延する遅延回路と、 この遅延回路により得られた上記後方予測信号の遅延信
    号と上記前方予測信号とに基づいて処理レンジ・セル毎
    に、対応するレンジ・ゲート内のデータについて荷重係
    数を適応的に算出する荷重係数演算回路と、 この荷重係数演算回路により算出された荷重係数信号を
    上記後方予測信号の遅延信号と乗算する第1の複素乗算
    回路と、 上記荷重係数演算回路により算出された荷重係数信号の
    複素共役信号を作成する複素共役回路と、 この複素共役回路により得られた上記荷重係数信号の複
    素共役信号を上記前方予測信号と乗算する第2の複素乗
    算回路と、 上記前方予測信号より上記第の複素乗算回路の出力を
    減算する第1の減算回路と、 上記後方予測信号の遅延信号より上記第の複素乗算回
    路の出力を減算する第2の減算回路と、 上記荷重係数演算回路内に設けられ、処理レンジ・セル
    のデータにより荷重係数を補正することにより目標信号
    に対する消去動作を抑制する荷重係数補正回路とを備え
    たことを特徴とする適応型移動目標検出回路。
  2. 【請求項2】 受信信号のパルス圧縮処理を行なうパル
    ス圧縮装置の出力信号を用いて移動目標を検出する適応
    型移動目標検出回路において、 上記パルス圧縮装置の出力信号を所定時間ずつ遅延する
    複数の遅延回路と、 この遅延回路の出力と後述する荷重係数演算回路の出力
    をそれぞれ乗算する複数の複素乗算回路と、 この複素乗算回路の出力の総和を計算する総和計算回路
    と、 上記パルス圧縮装置の出力より上記総和計算回路の出力
    を減算する減算回路と、 この減算回路の出力に基づき上記各遅延回路に対応した
    荷重係数を算出する荷重係数演算回路とを備え、 上記荷重係数演算回路は処理レンジ・セルのデータによ
    り荷重係数を補正することにより目標信号に対する消去
    動作を抑制することを特徴とする適応型移動目標検出回
    路。
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H.WATANABE ET.AL.:TRADE−OFF STUDY ON ADAPTIVE FILTERING ALGORITHMS USED FOR ADAPTIVE MOVING TARGET INDICATORS,PROCEEDINGS OF IEEE−IECEJ−ASJ INTERNATIONAL CONFERENCE ON ACOUSTICS,SPEECH,AND SIGNAL PROCESSING,APRIL 7−11,1986.
S.HAYKIN ET.AL.:MAXIMUM−ENTROPY SPECTRAL ANALYSIS OF RADAR CLUTTER,PROCEEDING OF THE IEEE,VOL.70,NO.9,SEPTEMBER,1982.

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