JP2666770B2 - 自動再送方式 - Google Patents

自動再送方式

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JP2666770B2
JP2666770B2 JP7120758A JP12075895A JP2666770B2 JP 2666770 B2 JP2666770 B2 JP 2666770B2 JP 7120758 A JP7120758 A JP 7120758A JP 12075895 A JP12075895 A JP 12075895A JP 2666770 B2 JP2666770 B2 JP 2666770B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は移動体通信システムにお
ける再送制御方式に関し、特にモデムがダイバーシティ
制御を行なった際に移動体局が送信している最中に空中
線が切換えられた場合の再送制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】図3を参照して、この種の従来の再送制
御方式を以下に説明する。
【0003】見通し確保のため複数の空中線を有する移
動体局において、変復調装置(MODEM、「モデム」
という)5は、受信レベルをモニタしながら例えばフェ
ージングを補償救済するため適宜送信空中線の切換え制
御(ダイバーシティ制御)を行なう。この場合、空中線
切換信号6をオンして送信空中線を切換えた際にデータ
を送信中であると、受信局にてビット誤りが発生する。
【0004】このビット誤りを救済するには、空中線を
切換えた送信側で端末4が自動的に再送を行なうことが
必要とされるが、モデム5がいかにして端末4に空中線
を切換えたことを知らしめるかということが問題とな
る。
【0005】ダイバーシティ制御を行なうのはモデム5
であるため、空中線切換え制御もモデム5が行なうこと
になるが、モデム5と端末4との間が汎用の制御線で接
続されている場合、空中線が切換ったことを端末に知ら
せる制御信号が存在せず、このため、従来、端末4に専
用のインターフェイス即ち空中線切換え通知線7を別途
設けて対応していた。なお、図3において、送信要求
(RS)信号はデータ端末装置(DTE)からモデム
(DCE)をデータ送信モードにするための信号であ
り、また送信可(CS)信号は、オン状態の時DCEが
局端末設備等へデータ送信可能であることをDTEに示
し、オフ状態の時データ送信が用意できていないことを
DTEに示す信号である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の方式に従い
専用インターフェイス(空中線切換え通知線7)を設け
た場合、端末4のハードウェアの汎用性が失われる(す
なわち、コネクタ等の物理的・機械的条件、及び回路の
電気的条件等が例えばRS−232C規格又はITU勧
告(CCITT勧告)等の標準規格から外れ、所定のDTE
−DCEインターフェイス条件を満たさなくなる)こと
になり、例えば端末を交換する場合や、該端末を他のモ
デムと連接する場合にインターフェイスが取れなくなる
という問題がある。
【0007】従って、本発明は前記問題点を解消し、端
末がデータを送信中に空中線切換えが実施された場合
に、相手受信局で発生するビット誤りを補償するために
送信端末に再送を促す場合の制御方式であってモデム−
端末の制御信号に最小限の汎用信号を使用した状態にて
制御することを可能とする方式を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明は、スペース(空間)ダイバーシティ制御により
送信空中線の切り換えを行なう変復調装置と端末装置と
の間に付加器を挿入し、前記送信空中線の切換え時に、
前記付加器がモデムから前記端末装置に伝送される制御
信号の少なくとも一を用いて前記送信空中線の切り換え
を前記端末装置に通知し前記端末装置に自動的な再送を
促すことを特徴とする自動再送制御方式を提供する。
【0009】本発明においては、好ましくは、前記付加
器の制御端子に前記変復調装置が出力する空中線切換信
号が入力され、前記空中線切換信号がオン状態の時、前
記変復調装置から出力される前記制御信号の一を前記端
末装置に伝達しないように切り換え制御することを特徴
とする。
【0010】本発明においては、好ましくは、前記変復
調装置から前記端末装置に供給されるCS信号を前記制
御信号として用い、前記端末装置が、前記端末装置から
のRS信号がオン状態中において前記CS信号がオン状
態からオフ状態に変化した時点を検出して前記変復調装
置において空中線切換が行なわれたものと判定し自動的
に再送を行う手段を備えたことを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明によれば、モデムと端末との間に付加器
を挿入し、従来の制御信号線をそのまま利用して空中線
切り換え制御を行なうように構成したことにより、端末
のハードウェアの汎用性を崩さず(標準規格との互換性
を保持)に、モデムが空中線を切換えたことを端末に知
らしめ、端末に自動再送を促すことができる。
【0012】
【実施例】図面を参照して、本発明の実施例を以下に説
明する。図1に本発明の一実施例の構成をブロック図に
て示す。また、図2に本発明の一実施例における空中線
切り換えの有無の際の制御信号波形の一例を示す。
【0013】図1を参照して、本実施例は、モデム2と
端末1との間に付加器3が挿入され、前記従来例のよう
に専用制御線(空中線切換え通知線7)を用いず、一般
規格の制御線のみで端末1に空中線を切換えたことを通
知するものである。
【0014】空中線の切換え制御は受信状況をモニタす
るモデム2が行なうが、モデム2から空中線切換えのた
めに出力される空中線切換え信号6は分配されて付加器
3にも入力される。
【0015】図2(A)に示すように、付加器3はモデ
ム2から出力される空中線切換え信号6がオフ状態の場
合(すなわち空中線切り換えのない時)には、モデム2
からのCS信号(送信可を示す制御信号)をそのまま端
末1に伝達する。
【0016】図2(B)に示すように、空中線切換え信
号6が送信途中でオンとなった場合には、途中で強制的
にCS信号をオフとする。
【0017】データ送信のプロトコルでは、先ず端末1
がモデム2に対し送信要求(RS)信号をオンにし、モ
デム1はこれに呼応して送信可(CS)信号をオンとす
る。
【0018】また、送信終了時には、端末1はモデム2
に対して送信要求(RS)信号をオフとし、それに呼応
してモデム2は送信可(CS)信号をオフとし、一連の
シーケンスが終了する(図2(A)参照)。
【0019】本実施例では、空中線切換えが起こらない
場合は付加器3に対する空中線切換え信号6がオフ状態
であるため、モデム2からのCS信号はそのまま付加器
3を素通りして端末1に伝達され、上記のシーケンス
(図2(A)参照)がそのまま行われる。
【0020】そして、送信途中に空中線切換えが発生し
た場合には、端末1がデータ送信中即ちRS信号、CS
信号ともにオンの時に、付加器3に空中線切換え信号6
が入力されるため、付加器3は端末1に対するCS信号
を強制的にオフする(図2(B)参照)。その際、モデ
ム2自体は正常通りCS信号をオンとしている。
【0021】端末1は、このように自分がモデム2に対
するRS信号をオンとしているにも拘らず、モデム2か
らのCS信号がオフとなった場合に、空中線切換えが行
なわれたと判断して制御を行なうファームウェアを備
え、端末1は自動的に再送を行なうことになる。
【0022】以上、本発明を上記実施例に即して説明し
たが、本発明は上記態様にのみ限定されず、本発明の原
理に準ずる各種態様を含むことは勿論である。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、モデム
と端末との間において従来の制御信号線をそのまま利用
して空中線切り換え制御を行なうように構成したことに
より、端末のハードウェアの汎用性を崩さずに、モデム
が空中線を切換えたことを端末に知らしめ、端末に自動
再送を促すことができるという効果を有する。本発明
(請求項2、3)によっても上記効果を同様に奏するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明の一実施例の動作を説明するタイミング
図である。(A)は空中線切換えのない時のRS−CS
タイミングを示す図である。(B)は空中線切換え時の
RS−CSタイミングを示す図である。
【図3】従来例を説明する図である。
【符号の説明】
1 端末 2 モデム 3 付加器 4 端末 5 モデム 6 空中線切換信号線 7 空中線切換通知信号線

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スペースダイバーシティ制御により送信空
    中線の切り換えを行なう変復調装置と端末装置との間に
    付加器を挿入し、 前記送信空中線の切換え時に、前記付加器がモデムから
    前記端末装置に伝送される制御信号の少なくとも一を用
    いて前記送信空中線の切り換えを前記端末装置に通知し
    前記端末装置に自動的な再送を促すことを特徴とする自
    動再送制御方式。
  2. 【請求項2】前記付加器の制御端子に前記変復調装置が
    出力する空中線切換信号が入力され、前記空中線切換信
    号がオン状態の時、前記変復調装置から出力される前記
    制御信号の一を前記端末装置に伝達しないように切り換
    え制御することを特徴とする請求項1記載の自動再送制
    御方式。
  3. 【請求項3】前記変復調装置から前記端末装置に供給さ
    れるCS(送信可)信号を前記制御信号として用い、前
    記端末装置が、前記端末装置からのRS(送信要求)信
    号がオン状態中において前記CS信号がオン状態からオ
    フ状態に変化した時点を検出して前記変復調装置におい
    て空中線切換が行なわれたものと判定し自動的に再送を
    行う手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の自動
    再送制御方式。
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