JP2665468B2 - エアバッグ膨張装置および製造方法 - Google Patents

エアバッグ膨張装置および製造方法

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JP2665468B2
JP2665468B2 JP7251226A JP25122695A JP2665468B2 JP 2665468 B2 JP2665468 B2 JP 2665468B2 JP 7251226 A JP7251226 A JP 7251226A JP 25122695 A JP25122695 A JP 25122695A JP 2665468 B2 JP2665468 B2 JP 2665468B2
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inflation fluid
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    • F42AMMUNITION; BLASTING
    • F42BEXPLOSIVE CHARGES, e.g. FOR BLASTING, FIREWORKS, AMMUNITION
    • F42B3/00Blasting cartridges, i.e. case and explosive
    • F42B3/04Blasting cartridges, i.e. case and explosive for producing gas under pressure
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエアバッグの如き車
輌乗員拘束器を膨張するのに用いるエアバッグ膨張装置
およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来技術】エアバッグの如き車輌乗員拘束器を膨張す
るのに用いる公知のエアバッグ膨張装置は加圧膨張流体
を収容するコンテナを有する。点火材料体がこのコンテ
ナ内に配置される。点火(イグナイタ)アセンブリが起
動して点火材料体を点火する。
【0003】点火材料体が燃焼するにつれてコンテナ内
の膨張流体を加熱してコンテナ内の流体圧を高める。
【0004】典型的には、このコンテナは略円筒形の室
を形成する。この室には加圧膨張流体が満され、この加
圧膨張流体は通路を通して室の中に導入される。一旦こ
の室が所望圧力の膨張流体で満されたとき、通路が閉じ
られる。このコンテナは破壊ディスクを有し、この破壊
ディスクは車輌の衝突発生を表示する大きさの車輌減速
に応答して破壊される。破壊ディスクが破壊されたと
き、このディスクはコンテナの室からエアバッグに向っ
て膨張流体を流す出口(開口)を形成してエアバッグを
膨張せしめるようにする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の如き従
来技術では膨張流体の漏洩を完全に防止することができ
なかった。
【0006】そこで、本発明の目的は構造が比較的簡単
で且つ組立て易くしかも膨張流体の漏洩を完全に防止し
得るエアバッグ膨張装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明は次の如き構成を有する。即ち、本発明の
一つの面によれば、エアバック膨張装置が提供され、こ
のエアバッグ膨張装置は膨張流体供給部を収容するコン
テナを含む。このコンテナは第一の外面と内面とを有
し、この内面は少なくとも一部にねじが設けられ且つ第
一の外面からコンテナ内に延びるねじ付き開口を形成し
ている。
【0008】プラグが設けられ、このプラグは少なくと
も一部にねじを有する外周を有する。このプラグはコン
テナのねじ付き開口の中にねじ込まれる。プラグの外周
はコンテナの第一の外面に隣接する第二の外面を有す
る。プラグの外周と開口を形成するコンテナの内面とは
プラグとコンテナとの間にインターフェースを形成す
る。このインターフェースは第一および第二の外面間で
コンテナの周囲に延びている。コンテナからインターフ
ェースを通して膨張流体の漏洩を防ぐ膨張流体漏洩防止
手段が設けられ、この手段は、(i)インターフェース
を覆い且つ第一および第二の外面の部分を覆うリング
と、(ii)このリングを第一および第二の外面に取付け
る取付手段と、を有する。
【0009】本発明の他の面によれば、エアバッグ膨張
装置を製造する方法が提供される。この方法は、コンテ
ナを形成する。このコンテナに第一の外面とこの第一の
外面からコンテナの中に延びる内部ねじ付き開口とを設
ける。
【0010】この方法は、又、少なくとも一部にねじを
設けた外周を有するプラグをコンテナのねじ付き開口の
中にねじ込む。プラグの外周はコンテナの第一の外面に
隣接する第二の外面を有する。プラグをコンテナの内部
ねじ付き開口の中にねじ込むと、プラグとコンテナとの
間にインターフェースを形成する。このインターフェー
スは第一および第二の外面間でコンテナの周囲に延びて
いる。
【0011】又、本発明の方法は、インターフェースお
よび第一および第二の外面の部分を覆うリングを位置決
め、このリングを第一および第二の外面に取付けてコン
テナからインターフェースを通る膨張流体の漏洩を防止
する段階を含む。
【0012】
【実施の形態】本発明に係るエアバッグ膨張装置10が
図1に概略的に示されている。このエアバッグ膨張装置
は、図面に示された好ましい実施例ではエアバッグ12
である膨張式車輌乗員拘束器を膨張せしめるために膨張
流体を供給するようになっている。この膨張装置10は
図1および図5に示す如く、非起動状態を有し、この状
態ではエアバッグ12が縮小状態即ち折りたたまれた状
態である。この膨張装置10は、又、図6に示す如く、
起動状態を有し、この状態ではエアバッグ12は膨張
(拡張)状態になる。この膨張装置10は、車輌衝突の
発生を表示する少なくとも所定の大きさの車輌減速に応
答して起動される。この際、エアバッグ12は縮小状態
から膨張して膨張状態になり、この状態において、エア
バッグ12は車輌乗員の移動を拘束して乗員が車輌の部
品に強打するのを防ぐ。
【0013】膨張装置10はコンテナ又はコンテナ部材
15とアクチュエータアセンブリ16とを備えている。
このコンテナ部材15は加圧膨張流体を保有する室を有
する容器を形成する。
【0014】好ましくは、このコンテナ部材15は60
61−T6アルミニウム材料から作られる。
【0015】このコンテナ部材15とアクチュエータア
センブリ16とは、共に、エアバッグ12を膨張させる
ためのガスの如き膨張流体を収容する密封された収容室
18を形成する。アクチュエータアセンブリ16は車輌
衝突の発生を表示する少なくとも所定の大きさの車輌減
速の発生時、膨張流体を収容室18から放出するために
この収容室18を開放する。
【0016】コンテナ部材15は円筒形の側壁部20、
ネック(首)壁部22および端壁部24を有する。
【0017】この側壁部20は軸線61を中心としてい
る。コンテナ部材15のネック壁部22は内面26を有
し、この内面の一部にはねじが設けられている。この内
面26はネック壁部22に開口を形成している。このコ
ンテナ部材15のネック壁部22は、又、第一の環状面
17(図5)と第二の環状面19(図5)とを有し、こ
の第一の環状面は軸線61に対して半径方向外方に且つ
内面26を横切って延び、第二の環状面は軸線61に沿
って第一の環状面17に平行で且つこの第一の環状面か
ら間隔をあけて延びている。
【0018】収容室18内の膨張流体は、好ましくは、
可燃性のガス混合物から成る。このガス混合物はプライ
マリガスと可燃性ガスとを含む。プライマリガスはエア
バッグ12を膨張させる大部分のガスを含み、可燃性ガ
スは、点火時、プライマリガスを加熱する。このガス混
合物は均質なガス状態にある。プライマリガスは、好ま
しくは、可燃性ガスの燃焼を補助する酸化ガスとエアバ
ッグ12を膨張するイナートガスとを含む。プライマリ
ガスはエア(空気)又はエア混合物とイナートガスとを
含む。このイナートガスは窒素、アルゴン又は窒素とア
ルゴンとの混合物にすることができる。
【0019】好ましくは、プライマリガスはエアであ
り、酸化ガスはエア中の酸素である。可燃性ガスは水
素、メタン又は水素とメタンの混合物にすることができ
る。好ましくは、可燃性ガスは水素である。ガス混合物
の典型的な成分は水素が約12%容量でエア(空気)が
88%容量である。このガス混合物は約2,500ps
iの圧力で収容室18内に収容されるが、これとは異な
る圧力で収容されてもよい。
【0020】図1〜図5を参照すると、アクチュエータ
アセンブリ16はプラグ又はプラグ部材40を含み、こ
のプラグ部材は、好ましくは、6061−T6アルミニ
ウム材料から作られる。このプラグ部材40は軸線61
を中心とする管状の側壁部44を有する。この側壁部4
4の一端には円形の閉じ壁部46が軸線61を横切って
延びている。管状の唇部47が側壁部44の他端から軸
方向に突出している。この側壁部44と閉じ壁部46と
はプラグ部材40内に室を形成する。プラグ部材40の
唇部47は環状の内面48(図3)を有し、この内面は
唇部47を貫通する中央の通路を形成し、この通路はプ
ラグ部材40の室とプラグ部材の外部とを連通せしめ
る。
【0021】複数のガス流開口50(図1、図3および
図5)がプラグ部材40の側壁部44を通して半径方向
に延び、これら開口はプラグ部材40の室と連通してい
る。
【0022】プラグ部材40の閉じ壁部46は、予め形
成された中央の破壊部58と環状のリム部60とを含
み、これら両者は軸線61を中心としている。図5に最
も良く示すように、リム部60は外側面62と内側面6
4とを有する。環状のV形状の溝65が破壊部58を囲
んでいる。この破壊部は外側面66と内側面68とを有
する。溝65は閉じ壁部46の材料の応力集中を生ずる
面によって形成され、且つ破壊部58をリム部60と相
互に連結するように形成されている。従って、溝65の
接続部はリング状の境界を形成し、この位置において閉
じ壁部46の破壊部58がリム部60から破壊する。
【0023】図3および図4に最も良く示すように、プ
ラグ部材40の側壁部44は環状の外側にねじを設けた
ねじ付き面45を含み、このねじ付き面は閉じ壁部46
から唇部47に向って延びている。閉じ壁部46から最
も遠くのねじ付き面45の端部において環状のフランジ
部49が側壁部44の外周から離れて半径方向に突出し
ている。プラグ部材40の側壁部44のねじ付き面45
は、プラグ部材40がコンテナ部材15にねじ込まれた
ときに、コンテナ部材15のネック壁部22の内面26
のねじ付き部に螺合する。フランジ部49は環状の半径
方向に延びる面51を有し、この面は、プラグ部材40
が図1および図5に示すように、コンテナ部材15の中
に十分ねじ込まれたときに、コンテナ部材15のネック
壁部22の第二の環状面19と整列する。
【0024】プラグ部材40およびコンテナ部材15が
共に組立てられたとき、プラグ部材40とコンテナ部材
15との間にインターフェース(境界面)11がプラグ
部材40とコンテナ部材15との当接面によって形成さ
れる。その当接面はプラグ部材40のねじ付き面45と
コンテナ部材15の内面26のねじ付き部とを含む。イ
ンターフェース11は、図5に位置13で示すように、
面51と第二の環状面19との接続部において、プラグ
部材40およびコンテナ部材15の周囲に延びている。
【0025】図5に最も良く示すように、溶接リング3
0がプラグ部材40のフランジ部49の環状面51およ
びコンテナ部材15のネック壁部22の第二の環状面1
9に当接して配置されている。この溶接リング30は、
好ましくは、6061−T6アルミニウム材料から作ら
れている。この溶接リング30は位置13においてイン
ターフェース11を覆い、この場合、この溶接リングは
プラグ部材40およびコンテナ部材15の周囲に延びて
いる。この溶接リング30は、又、プラグ部材40の環
状端面51とコンテナ部材15の第二の環状面19とを
覆っている。この溶接リング30は環状端面51と第二
の環状面19とに摩擦溶接されてコンテナ部材15とプ
ラグ部材40との間に密封シールを形成する。
【0026】溶接リング30をコンテナ部材15とプラ
グ部材40とに摩擦溶接するために、この溶接リング3
0は図示しないスピンドルに配置され、コレット(図示
せず)を用いてこのスピンドルに取付けられる。このス
ピンドルは、約6,000RPMの速度で回転されると
共に、環状端面51と第二の環状面19とに係合状態に
溶接リング30の平坦な環状面を移動するように、軸線
61に沿って一つの方向に移動される。溶接リング30
の面31が面19,51に対して押圧される圧力の大き
さは、溶接リング30の面31の実際の広さに基く。
【0027】溶接リング30の面31が面19,51に
係合したとき、面31の材料、面19の材料および面5
1の材料がプラスチック状態にヒートアップ(加熱上
昇)する。面19の加熱された材料と面51の加熱され
た材料とは面31の材料の中に流れて互いに溶接バンド
55を形成する。この溶接バンド55が形成されると同
時に、カーリーフラッシュ(巻き上った溶接ばり)63
が溶接バンド55の周辺に形成される(図5参照)。
【0028】溶接バンド55およびカーリーフラッシュ
63が形成された後、スピンドルは溶接リング30から
離れるように移動される。これら溶接バンド55および
カーリーフラッシュ63は冷却せしめられて溶接リング
30、コンテナ部材15およびプラグ部材40を共に取
付ける溶接ジョイントを形成する。この溶接ジョイント
はプラグ部材40の周囲に延びる連続リングを形成し、
且つプラグ部材40とコンテナ部材15との間に密封シ
ールを形成する。
【0029】図2および図4を参照すると、プラグ部材
40は第一および第二の内部の通路190,192を有
し、これら通路は軸線61に対して略平行なプラグ部材
40の側壁部44を貫通している。第二の通路192
は、第一の通路190と同心であるがこの第一の通路の
直径より大きい直径を有する。第二の通路192は収容
室18と連通している。第一の通路190は、半径方向
外方に開放している充填口194と連通すると共にプラ
グ部材40の外部と連通している。
【0030】ボール195を有するボールチェック弁ア
センブリ196が、図4に示すように、第一の通路19
0に隣接する第二の通路の端部において第二の通路19
2内に配置されている。
【0031】このボールチェック弁アセンブリ196
は、更に、第二の通路192の中央領域に配置されたブ
レード部材175を有する。このブレード部材は第二の
通路192内に圧力嵌めされて第二の通路192を形成
するプラグ部材40の内周面191に係合する。
【0032】溶接ジョイントが形成され、溶接リング3
0、コンテナ部材15およびプラグ部材40が共に取付
けられた後、加圧膨張流体源(図示せず)が充填口19
4に接続され、加圧膨張流体がこの充填口194を通し
て第一の通路190に導入される。第一の通路190内
の加圧膨張流体の圧力は、ボールチェック弁アセンブリ
196のボール195を第一の通路190に隣接する位
置から図4で見て右方に向って移動せしめる。このボー
ル195はブレード部材175に係合するまで右方に向
って移動し続ける。このボール195が第一の通路19
0に隣接する位置から離れて移動するにつれて第一の通
路190内の加圧膨張流体は、ボール195の周りで第
二の通路192を通して流れブレード部材175を通過
して室18の中に入る。
【0033】室18が加圧膨張流体で満された後、加圧
膨張流体源が充填口194から外される。室18内の加
圧膨張流体の圧力はボール195を図4で見て左方に向
って戻す。このボールは第一および第二の通路190,
192間のテーパ付きの周面に密接に係合するまで左方
に移動し続ける。
【0034】室18、従って、第二の通路192内の膨
張流体の圧力は、ボール195が第一および第二の通路
190,192間のテーパ付きの周面と密接係合状態に
維持されるのに十分である。このため、この室18内の
加圧膨張流体が第一および第二の通路190,192を
通して逆流して充填口194から外方に流れるのを防止
することができる。次いで、充填口194は、この充填
口を囲むプラグ部材40の平坦面に閉じ部材を摩擦溶接
することによってシールされる。
【0035】収容室18が上述の如く、ガスの混合物で
満たされたとき、この収容されたガス混合物の圧力は、
閉じ壁部46の破壊部58の外側面66に対して軸方向
外方に作用する。周囲の空気圧は、同時に、破壊部58
の内側面68に対して軸方向内方に作用する。この結
果、破壊部58は収容されたガス混合物の圧力と周囲の
空気圧との間のガス圧力差を受けることになる。収容さ
れたガス混合物の圧力が周囲の空気圧よりも高いのでこ
のガス圧力差は破壊部58を軸方向外方に押圧する圧力
を発生する。
【0036】破壊部58とリム部60との接続部におけ
る閉じ壁部46の材料は、破壊部にかかる圧力が所定の
高さに達したときにその軸方向外方に作用する圧力によ
って生ずる応力によって破壊するように設定されてい
る。
【0037】室18が膨張流体で満された後、アクチュ
エータハウジング70がプラグ部材40の中に配置され
るこの場合、アクチュエータハウジング70はプラグ部
材40に支持される。このアクチュエータハウジング7
0は軸線61を中心とする管状の部材から成る。図1お
よび図5に示すように、このアクチュエータハウジング
70は、プラグ部材40の突出する唇部47によって形
成された開口を通して密に収容される。
【0038】溶接部71がプラグ部材40の突出する唇
部47とアクチュエータハウジング70のフランジ72
との間のガスの漏洩を防ぐ。
【0039】アクチュエータハウジング70はベース部
73とガイド部74とを有する。このベース部73はフ
ランジ72を有し且つ円筒のベースコンパートメント7
6を形成するねじ付き内面75を有する。ガイド部74
は環状の端面78と円滑な円筒の内面79とを有する。
この環状の端面78は円形の開口80を形成する。円筒
の内面79はベースコンパートメント76からガイド部
74を通して開口80に軸方向に延びるガイド通路82
を形成している。適当なテープ片83が環状の端面78
に接着されて開口80をカバーし且つシールする。
【0040】図5に更に示すように、点火管90がアク
チュエータハウジング70内に支持されている。この点
火管90は円筒のケーシング92を有する。このケーシ
ング92はねじ付き外面94と、点火管90の前端に開
口を形成している環状の前端面96とを有する。一対の
導電ピン98がケーシング92の中に延びている。ケー
シング92は密封した包囲体102内に配置された発火
充填物100を収容している。この発火充填物100は
ピン98間の点火管を通して電流が流れたときに点火さ
れる。発火充填物100は、好ましくはZrKClO4
あるが、他の公知の発火充填物を点火管90に用いるこ
とができる。発光充填物100が点火されたときこの発
光充填物は燃焼物を生成し、この燃焼物は、包囲体10
2を破壊して密封シールを開放し、点火管90の前端面
96の開口を通して放出する。
【0041】ケーシング92は、アクチュエータハウジ
ング70のベースコンパートメント76の中にねじ込ま
れ、この場合前端面96の開口はガイド通路82に対向
する。ねじ付き面75,94は互いに密接に螺合してこ
れらねじ付き面間のガスの漏洩を阻止するのに十分であ
る。これとは別に、溶接力又は他のシールを、点火管9
0をシールし且つ保持するために設けてもよい。従っ
て、点火管90は、燃焼物を発火充填物100から軸線
61に沿う方向に移動してガイド通路の中に向けるよう
に、所定位置にアクチュエータハウジング70によって
支持される。
【0042】又、図5に示すように、アクチュエータア
センブリ16は、更に、発射部材の形態の移動可能なコ
ンテナ104を含む。この移動可能なコンテナ104は
円筒形の外側面110、環状の後端面112および円錐
状の前端面114を有する。図面に示された本発明の好
ましい実施例において、移動可能なコンテナ104の円
筒形の外側面110は0.15インチ(約3.8mm)
の直径を有する。円錐状の前端面114は外側面110
から離れて延びて移動可能なコンテナ104のとがった
チップ部115を形成するようにする。
【0043】移動可能なコンテナ104は、更に、円筒
形の内面116と円形の内面118とを有する。これら
内面116,118は外側面110と同一であり且つ移
動可能なコンテナ104内のコンパートメント120を
共に形成する。このコンパートメント120は、円筒形
状を有し、且つ環状の後端面112に設けられた開放端
と円形の内面118に設けられた閉鎖端とを備えてい
る。
【0044】点火(着火)性材料122が移動可能なコ
ンテナ104のコンパートメント120内に収容されて
いる。この点火性材料122は好ましくはBKNO3
あるが、発火充填物と同様に他の材料を用いることがで
きる。図面に示された本発明の好ましい実施例におい
て、点火性材料122はコンパートメント120に充填
されると共にコンパートメント120の開放端を横切っ
て延びる面124を有する。点火性材料122(同じく
発火充填物100)は、好ましくは、湿気の如き周囲の
状態から防護されている。このような防護はキャップ又
はシエルのようなカバー又はコンパートメント120の
開放端の面124を覆うワックスコーティングによって
行われる。
【0045】尚、上述のキャップ等は図示されていな
い。
【0046】膨張装置10が図1および図5に示す非起
動状態にあるとき、移動可能なコンテナ104はアクチ
ュエータハウジング70内に配置される。更に詳細に
は、この移動可能なコンテナ104は、アクチュエータ
ハウジング70のガイド部74のガイド通路82内に同
芯に密嵌された非起動位置を有する。移動可能なコンテ
ナ104がその非起動位置に配置されたとき、円筒形の
外側面110はガイド部74の円筒状の内面79に対
し、解放可能な密接係合によって密接に収容される。こ
の密接係合はアクチュエータハウジング70のガイド部
74のかしめ又はシャー(せん断)ピン又は同様のもの
によって補完される。追加的に、点火性材料122の面
124は点火管90の前端面96の開口に向って軸方向
に対向している。
【0047】アクチュエータアセンブリ16は、更に、
電気回路150を含む。この電気回路150は電源15
2と常開のスイッチ154とを含み、この電源は好まし
くは車輌バッテリおよび/又はキャパシタである。スイ
ッチ154は好ましくは車輌減速センサ156である。
この減速センサ156は車輌の衝突を表示する少なくと
も所定の大きさの車輌減速を検出し、そのような車輌減
速に応答してスイッチ154を閉じる。このような減速
センサは当業界では公知である。電気回路150はピン
98間の点火管90を通して延び、スイッチ154が閉
じたとき点火管90を起動する。
【0048】車輌が衝突を表示する少なくとも所定の大
きさの減速を発生したとき、この減速センサ156はそ
のような車輌の減速を検知してスイッチ154を閉じ
る。
【0049】スイッチ154が閉じたとき、電流がピン
98間の点火管90を通して流れる。次いで、点火管9
0内の発火充填物100が点火され燃焼物を発生する。
この燃焼物は包囲体102を破壊して点火管90から放
出する。点火管90から放出する燃焼物は、点火管90
と移動可能なコンテナ104との間のガイド通路82内
のスペース160(図5)の中に移動し、又、このスペ
ース160を横切って移動可能なコンテナ104へ軸方
向に移動する。点火管90からの燃焼物が移動可能なコ
ンテナ104に達したとき、これら燃焼物はコンパート
メント120内の点火性材料122を面124において
点火する。次いで、この点火性材料122は燃焼物を生
成し、この燃焼物はコンパートメント120の開放端か
ら放出されてスペース160の中に向けられる。面12
4上の任意の防護体が破壊される。
【0050】発火充填物100および点火性材料122
が燃焼しているとき、これらの燃焼物は、初め、点火管
90と移動可能なコンテナ104との間のスペース16
0内に収容される。スペース160内の燃焼物のガス成
分は、発火充填物100および点火性材料122が燃焼
するにつれて圧力を高める。点火管90がねじ結合によ
ってベースコンパートメント76内にしっかり保持され
る。しかし、移動可能なコンテナ104は密接係合によ
ってガイド通路82内に取外可能に保持される。
【0051】スペース160内の増大するガス圧が所定
のレベルに達したとき、移動可能なコンテナ104に対
して軸方向に作用するガス圧の力は密接係合に打ち勝つ
のに十分な大きさになる。
【0052】次いで、このガス圧力は、移動可能なコン
テナ104を、その非起動位置から開口80に向って高
速度でガイド通路82の外方に発進させる。移動可能な
コンテナ104は、このコンテナが高速度で推進される
ときある大きさの位置エネルギを有する質量を備える。
この移動可能なコンテナ104の位置エネルギは、この
コンテナ104がテープ83を破壊し、開口80を通し
て閉じ壁部46に向って外方に移動することができるの
に十分である。
【0053】この移動可能なコンテナ104の位置エネ
ルギは、更に、このコンテナが閉じ壁部46の破壊部5
8の部分170(図6)を突き破って破壊部58を通す
第一のホール184を形成することができるのに十分で
ある。最も好ましくは、移動可能なコンテナ104の位
置エネルギはコンテナ104が部分170を破壊部58
からせん断し円形の第一のホール184に穴明けするの
に十分であり、この場合、その穴の径はコンテナ104
の外面110の径に略等しい。
【0054】第一のホール184は第一のオリフイスか
ら成り、この第一のオリフイスを通して収容室18内ガ
ス混合物はこの室から放出する。この第一のオリフイス
の流量面積はコンテナ104の横断面積に略等しい所定
の値を有し、本発明の好ましい実施例では0.018立
方インチ(0.46立方ミリ)である。ガス混合物はア
クチュエータアセンブリ16によって生成された熱い燃
焼物によって点火されて燃焼すると共に第一のオリフイ
ス184を通り、更に、プラグ部材40を通って外方に
流れてガス流開口50へ向う。次いで、複数のガス出口
178を有するディフューザ176(図1)がガスをガ
ス流開口50からエアバッグ12に指向する。ディフュ
ーザ176とプラグ部材40との間の溶接179がディ
フューザ176を通して流れるガスの漏洩を阻止する。
ディフューザ176とコンテナ部材15との間の他の溶
接177が、又、ディフューザ176を通して流れるガ
スの漏洩を阻止する。
【0055】移動可能なコンテナ104が閉じ壁部46
の破壊部58を通る第一のオリフイス184に穴明けさ
れた後、移動可能なコンテナ104は図面で見て右方に
移動し続けて収容室18の中に入る。従って、この移動
可能なコンテナ104は、点火性材料が燃焼していると
きこの点火性材料122を破壊部58の破れた部分17
0と共に収容室18内のガス混合物の中に運ぶ。点火性
材料122によって発生した燃焼物は加熱された熱い粒
子と熱いガスとを含む。これら燃焼物は、コンテナ10
4がガス混合物を通して移動する際、コンテナ104の
コンパートメント120から放出され続ける。従って、
これら燃焼物は、収容室18全体に亘って、ガス混合物
の可燃性ガスを更に迅速に点火するのに十分にガス混合
物内に分散される。
【0056】コンテナ104は、好ましくは、コンテナ
部材15の底壁部24に近い閉じ壁部46から軸線61
に沿い収容室18を通って推進される。点火性材料12
2は、好ましくは、コンテナ104が収容室18の遠い
端部に達する迄燃焼物をガス混合物の中に放出し続け
る。必要に応じてスクリーン(図示せず)をコンテナ部
材15の底壁部24に隣接する収容室18の内側に設け
てもよい。このスクリーンは移動可能なコンテナ104
によって穴を明けられ且つ収容室18の遠い端部におい
てコンテナ104を捕捉する。このスクリーンは、又、
コンテナ104によって担持された、閉じ壁部46の破
壊部58の破れた部分170(図6)を捕捉する。
【0057】可燃性ガスが収容室18からの放出中又は
収容室内にある間に燃焼すると、これは、ガス混合物の
温度と圧力とを高める熱とガス状物を発生する。例え
ば、収容室18と同様の収容室を有する圧力容器を含む
ある試験装置において、ガス混合物の圧力は約2,00
0〜2,500psiの初期収容圧力から約4,500
〜5,500psiの高圧に増大した。
【0058】ガス混合物が、既に燃焼し始め収容室18
から第一のオリフイス184を通して外方に流れ且つ圧
力が収容室18の内側で高まっているが、閉じ壁部46
の破壊部58は側面66,68間のガス圧力差を受け続
ける。従って、破壊部58を横切るガス圧力差は収容室
18の内側の増大する圧力によって高まる。このガス圧
力差が所定の高さのレベルに達したとき、破壊部58に
対して軸方向外方に作用する圧力は相応する所定の高さ
のレベルに達する。次いで、上述した如く、破壊部58
をリム部60と接続する応力上昇手段(破壊応力を上昇
する)を含む閉じ壁部46の材料は圧力によって生ずる
応力の下で破壊する。
【0059】閉じ壁部46の材料が破壊したとき、破壊
部58は、収容室18から外方に流れるガスによって、
閉じ壁部46から軸方向外方に移動してプラグ部材40
の中に入るように解放される。従って、図6に示す如
く、閉じ壁部46を通して第二のホール186が形成さ
れる。この第二のホール186は円形の形状を有し、且
つこの円形の形状に合致する径と破壊部58の周囲の径
とを有する。
【0060】第二のホール186は第二のオリフイスか
ら成り、この第二のオリフイスを通してガスが収容室1
8を出る。第二のオリフイス186が第一のオリフイス
184より実質的に大きいので、この第二のオリフイス
186を通して外方へのガスの流出量は第一のオリフイ
ス184を通して先に流れたガスの流量よりも実質的に
多い。この流量は、第二のオリフイス186が形成され
たときに、ガス混合物によってなされた圧力の増大によ
って更に増大される。従って、可燃性ガスの燃焼時に加
圧されるガス混合物は収容室18から迅速に外方に流出
してエアバッグ12を膨張せしめる。
【0061】
【発明の効果】本発明によれば、膨張流体の漏洩を完全
に防止することができ、しかも、比較的簡単な構造で組
立て易いエアバッグ膨張装置およびその製造方法が提供
されるという実益がある。
【0062】尚、本発明は上述の実施例に限定されず、
種々の変形がなし得ることを留意されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って構成され組み立てられたエアバ
ッグ膨張装置の断面図。
【図2】図1の膨張装置に用いるプラグの端面図。
【図3】図2の3−3線断面図。
【図4】図2の4−4線断面図。
【図5】膨張装置を非起動状態で示す図1の一部の拡大
図。
【図6】膨張装置を起動状態で示す図5と同様の図。
【符号の説明】
10:膨張装置 12:エアバッグ 15:コンテナ 16:アクチュエータアセン
ブリ 18:収容室 30:溶接リング 40:プラグ 46:閉じ壁部 58:破壊部 70:アクチュエータハウジ
ング 80:開口 90:点火管 100:発火充填物 122:点火性材料
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ポンジェット・ピー・ウィパスラモント ン アメリカ合衆国ミシガン州48307,ロチ ェスター,エルム・ストリート 311 (72)発明者 ポール・ティー・サッコーン アメリカ合衆国ミシガン州48309,ロチ ェスター・ヒルズ,ノースアンバーラン ド 1555 (56)参考文献 実開 昭52−23443(JP,U) 実開 平5−75022(JP,U) 米国特許3966226(US,A)

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアバッグを膨張する装置において、 膨張流体供給部を収容するコンテナであって、第一の外
    面と少なくとも一部にねじが設けられ且つねじ付き開口
    を形成する内面とを有し、前記ねじ付き開口が前記第一
    の外面から前記コンテナの内に延びるコンテナと、 少なくとも一部にねじが設けられた外周を有し、前記コ
    ンテナの前記ねじ付き開口の中にねじ込まれるプラグで
    あって、前記プラグの前記ねじ付き外周の半径方向外側
    に伸びかつ前記コンテナの前記第一の外面に隣接する第
    2の外面及び前記コンテナの前記内面に接触する周面を
    形成するフランジを有するプラグと、 前記プラグの周面及び前記コンテナの前記内面が前記プ
    ラグと前記コンテナとの間でインターフェイスを形成
    し、前記インターフェイスが前記第一の外面と第二の外
    面との間で前記コンテナの周囲まで延びることと、 前記インターフェイスを通して前記コンテナから膨張流
    体が漏洩するのを防止阻止する漏洩防止手段と、 を備え、前記漏洩防止手段が、(イ)前記インターフェ
    イスを被いかつ前記第一及び第二の外面の部分を被う平
    らな環状面を有する均一厚さの所定の連続するリング
    と、(ロ)前記リングを前記第一及び第二の外面に取り
    付ける手段とを備える、エアバッグ膨張装置。
  2. 【請求項2】 前記漏洩防止手段は前記プラグの周囲に
    延びる材料の連続リングから成る請求項1記載のエアバ
    ッグ膨張装置。
  3. 【請求項3】 前記コンテナは加圧膨張流体を保有する
    室を形成し、前記コンテナは前記第一の外面が配置され
    る端部を有する請求項1記載のエアバッグ膨張装置。
  4. 【請求項4】 前記プラグは前記室からエアバッグへの
    膨張流体の流れを遮断するように配置された閉じ壁部を
    含み、前記閉じ壁部は予め形成された破壊部を含み、前
    記破壊部は、破壊時、前記室からエアバッグへの膨張流
    体を流すことができる請求項1記載のエアバッグ膨張装
    置。
  5. 【請求項5】 前記プラグは通路を形成する手段を備
    え、加圧膨張流体で前記コンテナを満たすように前記加
    圧膨張流体が前記通路を通して流れる請求項1記載のエ
    アバッグ膨張装置。
  6. 【請求項6】 前記リングと前記取付手段とは前記コン
    テナと前記プラグとの間に密封シールを提供する請求項
    1記載のエアバッグ膨張装置。
  7. 【請求項7】 エアバッグを膨張する装置において、 膨張流体供給部を収容するコンテナであって、第一の外
    面と少なくとも一部にねじが設けられ且つねじ付き開口
    を形成する内面とを有し、前記ねじ付き開口が前記第一
    の外面から前記コンテナの内に延びるコンテナと、 少なくとも一部にねじが設けられた外周を有し、前記コ
    ンテナの前記ねじ付き開口の中にねじ込まれるプラグで
    あって、前記プラグの前記ねじ付き外周の半径方向外側
    に伸びかつ前記コンテナの前記第一の外面に隣接する第
    2の外面及び前記コンテナの前記内面に接触する周面を
    形成するフランジを有するプラグと、 前記プラグの周面及び前記コンテナの前記内面が前記プ
    ラグと前記コンテナとの間でインターフェイスを形成
    し、前記インターフェイスが前記第一の外面と第二の外
    面との間で前記コンテナの周囲まで延びることと、 前記インターフェイスを通して前記コンテナから膨張流
    体が漏洩するのを防止阻止する漏洩防止手段と、 を備え、前記漏洩防止手段が、(イ)前記インターフェ
    イスを被いかつ前記第一及び第二の外面の部分を被うリ
    ングと、(ロ)前記リングを前記第一及び第二の外面に
    取り付ける手段であって、プラグの周囲の回りで伸びる
    材料の連続するリングを有する取付け手段とを備え、前
    記プラグの回りで伸びる材料の連続するリングが前記リ
    ングと前記第一及び第二の外面との間で摩擦溶接されて
    いるエアバッグ膨張装置。
  8. 【請求項8】 前記コンテナは加圧膨張流体を保有する
    室を形成し、前記コンテナは前記第一の外面が配置され
    る端部を有する請求項7記載のエアバッグ膨張装置。
  9. 【請求項9】 前記プラグは前記室からエアバッグへの
    膨張流体の流れを遮断するように配置された閉じ壁部を
    含み、前記閉じ壁部は予め形成された破壊部を含み、前
    記破壊部は、破壊時、前記室からエアバッグへの膨張流
    体を流すことができる請求項7記載のエアバッグ膨張装
    置。
  10. 【請求項10】 前記プラグは通路を形成する手段を備
    え、加圧膨張流体で前記コンテナを満たすように前記加
    圧膨張流体が前記通路を通して流れる請求項7記載のエ
    アバッグ膨張装置。
  11. 【請求項11】 前記リングと前記取付手段とは前記コ
    ンテナと前記プラグとの間に密封シールを提供する請求
    項7記載のエアバッグ膨張装置。
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