JP2665182B2 - 面実装型半導体パッケージ包装体の製造方法 - Google Patents
面実装型半導体パッケージ包装体の製造方法Info
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- JP2665182B2 JP2665182B2 JP7035804A JP3580495A JP2665182B2 JP 2665182 B2 JP2665182 B2 JP 2665182B2 JP 7035804 A JP7035804 A JP 7035804A JP 3580495 A JP3580495 A JP 3580495A JP 2665182 B2 JP2665182 B2 JP 2665182B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、面実装型半導体パッケ
ージのプリント基板などの実装用基板への実装に際して
の当該パッケージ界面剥離及びクラックを防止する技術
に関する。
ージのプリント基板などの実装用基板への実装に際して
の当該パッケージ界面剥離及びクラックを防止する技術
に関する。
【0002】
【従来の技術】面実装型半導体パッケージ例えばスモー
ルアウトラインパッケージ(SOP)やクワッドフラッ
トパッケージ(QFP)やプラスチックリーディドチッ
プキャリア(PLCC)にあっては、そのパッケージ内
に収納されている半導体チップの大型化に伴ない、益々
小型薄型化し、パッケージ強度が低下する傾向にある。
このため、信頼性の高い薄型レジン封止ICを製造する
ことが困難であった。
ルアウトラインパッケージ(SOP)やクワッドフラッ
トパッケージ(QFP)やプラスチックリーディドチッ
プキャリア(PLCC)にあっては、そのパッケージ内
に収納されている半導体チップの大型化に伴ない、益々
小型薄型化し、パッケージ強度が低下する傾向にある。
このため、信頼性の高い薄型レジン封止ICを製造する
ことが困難であった。
【0003】なお、面実装型パッケージについて述べた
文献の例としては、1980年1月15日、株式会社工
業調査会発行「IC化実装技術」P135〜156が挙
げられる。更に、特開昭61−178877号公報に示
されるようにマガジン内に乾燥剤を入れたり、搬送用ト
レーをビニール・シートによる袋体内にシールする等の
方法が考えられている。
文献の例としては、1980年1月15日、株式会社工
業調査会発行「IC化実装技術」P135〜156が挙
げられる。更に、特開昭61−178877号公報に示
されるようにマガジン内に乾燥剤を入れたり、搬送用ト
レーをビニール・シートによる袋体内にシールする等の
方法が考えられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これらの薄型パッケー
ジの実装上の信頼性・強度について、本願発明者が分析
したところによると、パッケージをプリント基板などの
実装用基板に面装着する際に、例えばハンダリフロー時
に、パッケージに熱がかかると、パッケージ内に侵入し
た水分が急激に体積膨張を起こし、パッケージ界面剥離
及びクラックを生ぜしめることが明らかとなった。
ジの実装上の信頼性・強度について、本願発明者が分析
したところによると、パッケージをプリント基板などの
実装用基板に面装着する際に、例えばハンダリフロー時
に、パッケージに熱がかかると、パッケージ内に侵入し
た水分が急激に体積膨張を起こし、パッケージ界面剥離
及びクラックを生ぜしめることが明らかとなった。
【0005】その対策としては、ハンダリフロー前に、
例えば125℃で長時間一般に16〜24hrs もの間ベ
ークするということが考えられるが、ベークのための炉
を用意しなければならないし、なによりも、長時間のベ
ークを要するために、作業能率の悪いものであると考え
られる。
例えば125℃で長時間一般に16〜24hrs もの間ベ
ークするということが考えられるが、ベークのための炉
を用意しなければならないし、なによりも、長時間のベ
ークを要するために、作業能率の悪いものであると考え
られる。
【0006】本発明者が上記クラックの原因となる水分
の由来について分析したところによると、チップ部品等
のレジンによるトランスファモールド後から、半田リフ
ロー前のパッケージの置かれる環境条件中に、空気中の
水分がパッケージ内に侵入し、結露しやすい状態がある
とクラックが生じることが明らかとなった。
の由来について分析したところによると、チップ部品等
のレジンによるトランスファモールド後から、半田リフ
ロー前のパッケージの置かれる環境条件中に、空気中の
水分がパッケージ内に侵入し、結露しやすい状態がある
とクラックが生じることが明らかとなった。
【0007】また、上記公報に記載された方法は、相当
の効果が期待できるが、ますます薄肉化・小型化し、大
型チップを封止するようになった現在の製品の状況およ
び、航空機による輸送等のきびしい環境を考慮すると、
これらの方法だけでは、解決困難であることが明らかに
なった。
の効果が期待できるが、ますます薄肉化・小型化し、大
型チップを封止するようになった現在の製品の状況およ
び、航空機による輸送等のきびしい環境を考慮すると、
これらの方法だけでは、解決困難であることが明らかに
なった。
【0008】したがって、本発明は面実装型パッケージ
のパッケージ界面剥離やクラック発生を防止する技術を
提供することを目的とする。
のパッケージ界面剥離やクラック発生を防止する技術を
提供することを目的とする。
【0009】本発明の1つの目的は、効率的な半田リフ
ローを行ない得る面実装型パッケージの包装体を製造す
る技術を提供することにある。
ローを行ない得る面実装型パッケージの包装体を製造す
る技術を提供することにある。
【0010】本発明の1つの目的は、アセンブリープロ
セスの実施条件に大きな自由度を与え得る包装体を製造
する技術を提供することにある。
セスの実施条件に大きな自由度を与え得る包装体を製造
する技術を提供することにある。
【0011】本発明の1つの目的は、レジン封止IC等
の面実装型パッケージの耐湿性を向上し得る包装体を製
造する技術を提供することにある。
の面実装型パッケージの耐湿性を向上し得る包装体を製
造する技術を提供することにある。
【0012】本発明の1つの目的は、自動実装に適した
レジン封止IC等の面実装型パッケージの包装体を製造
する技術を提供することにある。
レジン封止IC等の面実装型パッケージの包装体を製造
する技術を提供することにある。
【0013】本発明の1つの目的は、長期間保存して
も、ベーキング等の必要のない防湿性のすぐれたレジン
封止IC等のパッケージを保存し得る包装体を製造する
技術を提供することにある。
も、ベーキング等の必要のない防湿性のすぐれたレジン
封止IC等のパッケージを保存し得る包装体を製造する
技術を提供することにある。
【0014】本発明の1つの目的は、スペースをとらな
い面実装型パッケージの防湿包装体を製造する技術を提
供することにある。
い面実装型パッケージの防湿包装体を製造する技術を提
供することにある。
【0015】本発明の1つの目的は、航空機による輸送
に適した面実装型パッケージの包装体を製造する技術を
提供することにある。
に適した面実装型パッケージの包装体を製造する技術を
提供することにある。
【0016】本発明の1つの目的は、低温においても結
露を発生しない防湿包装体を製造する技術を提供するこ
とにある。
露を発生しない防湿包装体を製造する技術を提供するこ
とにある。
【0017】本発明の1つの目的は、面実装型パッケー
ジの吸湿度が簡単に判別できる防湿包装体を製造する技
術を提供することにある。
ジの吸湿度が簡単に判別できる防湿包装体を製造する技
術を提供することにある。
【0018】本発明の1つの目的は、面実装型パッケー
ジの吸湿状態の表示部を有する防湿包装体を製造する技
術を提供することにある。
ジの吸湿状態の表示部を有する防湿包装体を製造する技
術を提供することにある。
【0019】本発明の1つの目的は、面実装型パッケー
ジの吸湿状態が簡単にわかる面実装パッケージの包装体
を製造する技術を提供することにある。
ジの吸湿状態が簡単にわかる面実装パッケージの包装体
を製造する技術を提供することにある。
【0020】本発明の1の目的は、防止包装袋の外部か
らその内部の吸湿状況を確認することができる包装体を
製造する技術を提供することにある。
らその内部の吸湿状況を確認することができる包装体を
製造する技術を提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概略を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
発明のうち、代表的なものの概略を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0022】
【0023】すなわち、本発明の面実装型半導体パッケ
ージ包装体の製造方法は、面実装型半導体パッケージを
トレーに収納する工程と、トレーに収納された面実装型
半導体パッケージを吸湿剤とともに防湿性のラミネート
袋内に収納する工程とを有することを特徴とする。
ージ包装体の製造方法は、面実装型半導体パッケージを
トレーに収納する工程と、トレーに収納された面実装型
半導体パッケージを吸湿剤とともに防湿性のラミネート
袋内に収納する工程とを有することを特徴とする。
【0024】さらに、本願発明の面実装型半導体パッケ
ージ包装体の製造方法は、面実装型半導体パッケージを
吸湿剤とともに防湿性のラミネート袋内に収納する工程
と、ラミネート袋内を脱気した後にラミネート袋を密封
する工程とを有することを特徴とする。
ージ包装体の製造方法は、面実装型半導体パッケージを
吸湿剤とともに防湿性のラミネート袋内に収納する工程
と、ラミネート袋内を脱気した後にラミネート袋を密封
する工程とを有することを特徴とする。
【0025】そして、本願発明の面実装型半導体パッケ
ージ包装体の製造方法は、面実装型半導体パッケージを
吸湿剤とともに防湿性のラミネート袋内に収納する工程
を有し、ラミネート袋の最内層を帯電防止層としたこと
を特徴とする。
ージ包装体の製造方法は、面実装型半導体パッケージを
吸湿剤とともに防湿性のラミネート袋内に収納する工程
を有し、ラミネート袋の最内層を帯電防止層としたこと
を特徴とする。
【0026】また、本願発明の面実装型半導体パッケー
ジ包装体の製造方法は、面実装型半導体パッケージを吸
湿剤とともに防湿性のラミネート袋内に収納する工程
と、ラミネート袋内を脱気した後に前記ラミネート袋を
密封する工程とを有し、ラミネート袋の一層を水蒸気に
対するバリア層としたことを特徴とする。
ジ包装体の製造方法は、面実装型半導体パッケージを吸
湿剤とともに防湿性のラミネート袋内に収納する工程
と、ラミネート袋内を脱気した後に前記ラミネート袋を
密封する工程とを有し、ラミネート袋の一層を水蒸気に
対するバリア層としたことを特徴とする。
【0027】
【作用】前記構成の面実装型半導体パッケージ包装体の
製造方法にあっては、面実装型半導体パッケージは防湿
性のラミネート袋内に収容されることになり、ラミネー
ト袋から取り出した後における実装においてパッケージ
界面剥離やクラックの発生が防止され、面実装型半導体
パッケージを収容する包装体内の吸湿状態が表示される
包装体が得られる。
製造方法にあっては、面実装型半導体パッケージは防湿
性のラミネート袋内に収容されることになり、ラミネー
ト袋から取り出した後における実装においてパッケージ
界面剥離やクラックの発生が防止され、面実装型半導体
パッケージを収容する包装体内の吸湿状態が表示される
包装体が得られる。
【0028】また、ラミネート袋内に収容された吸湿剤
によって、面実装型半導体パッケージはより完全に外部
の湿気の影響を受けることがない包装体が得られる。さ
らに、ラミネート袋を外装箱内に収容することによっ
て、面実装型半導体パッケージはより完全に外部の湿気
の影響を受けることがない包装体が得られる。そして、
ラミネート袋の最内層は帯電防止層となっていることか
ら、面実装型半導体パッケージに対する静電気の影響を
防止することができる。また、ラミネート袋の一層は水
蒸気に対するバリア層となっていることから、面実装型
半導体パッケージはより完全に外部の湿気の影響を受け
ないようにした包装体が得られる。
によって、面実装型半導体パッケージはより完全に外部
の湿気の影響を受けることがない包装体が得られる。さ
らに、ラミネート袋を外装箱内に収容することによっ
て、面実装型半導体パッケージはより完全に外部の湿気
の影響を受けることがない包装体が得られる。そして、
ラミネート袋の最内層は帯電防止層となっていることか
ら、面実装型半導体パッケージに対する静電気の影響を
防止することができる。また、ラミネート袋の一層は水
蒸気に対するバリア層となっていることから、面実装型
半導体パッケージはより完全に外部の湿気の影響を受け
ないようにした包装体が得られる。
【0029】
実施例の全般的説明 (実施例1)次に、本発明を、図面に示す実施例に基づ
いて説明する。
いて説明する。
【0030】図2に示すような紙製の内装箱1に、マガ
ジン2を収納する。当該マガジン2の一例を図3に示
す。図4に示すように、当該マガジン2内に面実装型半
導体パッケージ3を詰め、マガジン2の端部には、当該
パッケージ3のマガジン外部への突出をおさえるために
ストッパー4を装着する。マガジン2内には、当該パッ
ケージ3が複数詰込されている。
ジン2を収納する。当該マガジン2の一例を図3に示
す。図4に示すように、当該マガジン2内に面実装型半
導体パッケージ3を詰め、マガジン2の端部には、当該
パッケージ3のマガジン外部への突出をおさえるために
ストッパー4を装着する。マガジン2内には、当該パッ
ケージ3が複数詰込されている。
【0031】内装箱1の壁面とマガジン2の側面との間
に、図2に示すように、シリカゲル5を入れる。該シリ
カゲル5は、マガジン2の端部側に入れると、湿気を吸
収する上で良く、また、蓋6のフランジ部7を内装箱1
の内側に折り込みして当該蓋6を閉じ、当該蓋6を持ち
上げて当該パッケージ3を取り出す際に、当該蓋6の端
部開口側が最初に外気の湿分の影響を受けるので、当該
開口側にシリカゲル5を設けると良い。
に、図2に示すように、シリカゲル5を入れる。該シリ
カゲル5は、マガジン2の端部側に入れると、湿気を吸
収する上で良く、また、蓋6のフランジ部7を内装箱1
の内側に折り込みして当該蓋6を閉じ、当該蓋6を持ち
上げて当該パッケージ3を取り出す際に、当該蓋6の端
部開口側が最初に外気の湿分の影響を受けるので、当該
開口側にシリカゲル5を設けると良い。
【0032】当該内装箱1を、図5に示すような、袋体
8内に入れ、脱気後、当該袋体8の開口部9を熱シール
する。当該袋体8は、例えば透湿度2.0g/m3 ・24
hrs以下のポリエステルをベースにした透明導電袋によ
り構成される。
8内に入れ、脱気後、当該袋体8の開口部9を熱シール
する。当該袋体8は、例えば透湿度2.0g/m3 ・24
hrs以下のポリエステルをベースにした透明導電袋によ
り構成される。
【0033】当該袋体8を透明なものとしたのは、内装
箱1の表面に、品種や数量やロットNo. などが書かれて
いるときに、その管理上有利であるからである。
箱1の表面に、品種や数量やロットNo. などが書かれて
いるときに、その管理上有利であるからである。
【0034】当該導電袋8を構成する樹脂フィルムの例
としては、内側から帯電防止剤練込ポリエチレン、ポリ
エステルフィルム、カーボン導電層、アクリル系樹脂保
護層をラミネートし、さらに、該フィルム上に塩化ビニ
リデンフィルムをコーティングして成るものが挙げられ
る。当該導電板袋8は、パッケージ3内のICの帯電防
止のために、表面固有抵抗を外面106 Ω以下および内
面とも1011Ω以下とする。
としては、内側から帯電防止剤練込ポリエチレン、ポリ
エステルフィルム、カーボン導電層、アクリル系樹脂保
護層をラミネートし、さらに、該フィルム上に塩化ビニ
リデンフィルムをコーティングして成るものが挙げられ
る。当該導電板袋8は、パッケージ3内のICの帯電防
止のために、表面固有抵抗を外面106 Ω以下および内
面とも1011Ω以下とする。
【0035】当該導電袋8表面には、開封後には速やか
に使用すべきことや湿度の低い環境下に再びおくことな
どの注意書きを記した印刷またはラベル10を貼着す
る。
に使用すべきことや湿度の低い環境下に再びおくことな
どの注意書きを記した印刷またはラベル10を貼着す
る。
【0036】本発明によれば、面実装型パッケージ3は
防湿性の袋体8内に収められ、さらに、脱気や熱シール
9により完全密封され、また、シリカゲル5により開口
部側で湿分が吸収され、外部の湿気の影響を受けないの
で、面倒なベーク作業を要せずして、ハンダリフローし
てもパッケージ界面剥離およびクラックを生ずることを
防止できる。
防湿性の袋体8内に収められ、さらに、脱気や熱シール
9により完全密封され、また、シリカゲル5により開口
部側で湿分が吸収され、外部の湿気の影響を受けないの
で、面倒なベーク作業を要せずして、ハンダリフローし
てもパッケージ界面剥離およびクラックを生ずることを
防止できる。
【0037】(実施例2)以下、本発明の他の実施例を
図面を用いて具体的に説明する。なお、実施例を説明す
るための図6〜図8において、同一の機能を有するもの
は同一符号を付け、その繰り返しの説明は省略する。
図面を用いて具体的に説明する。なお、実施例を説明す
るための図6〜図8において、同一の機能を有するもの
は同一符号を付け、その繰り返しの説明は省略する。
【0038】図6は本発明の一実施例の透明な防湿包装
袋の外観構成を示す斜視図である。
袋の外観構成を示す斜視図である。
【0039】本実施例の透明な防湿包装袋は、図6に示
すように、透明な袋状防湿部材11からなっており、こ
の袋状防湿部材11の中に、面付実装型半導体装置等の
電子部品12を複数個収納した収納容器13を内装箱1
4に収納し、その内装箱14を袋状防湿部材11の中に
挿入し、その両端部11A及び11Bを密封して防湿包
装したものである。そして、前記防湿包装する際に、図
6及び図7に示すように、透明な袋状防湿部材11の内
側面には、防湿包装袋17の内部の湿度を検出するため
の湿度インジケータ15が外部から見える位置に設けら
れる。
すように、透明な袋状防湿部材11からなっており、こ
の袋状防湿部材11の中に、面付実装型半導体装置等の
電子部品12を複数個収納した収納容器13を内装箱1
4に収納し、その内装箱14を袋状防湿部材11の中に
挿入し、その両端部11A及び11Bを密封して防湿包
装したものである。そして、前記防湿包装する際に、図
6及び図7に示すように、透明な袋状防湿部材11の内
側面には、防湿包装袋17の内部の湿度を検出するため
の湿度インジケータ15が外部から見える位置に設けら
れる。
【0040】この湿度インジケータ15の一実施例を次
に示す。
に示す。
【0041】1.透明な袋状防湿部材11の内側面に湿
度インジケータ15となる塩化コバルト等の湿度で変色
する物質を含有させたインクで注意書きを印刷する。こ
の注意書きは、例えば、「この注意書きの色が青色から
薄紫色に変化したら、防湿包装袋から面付実装型半導体
装置を出して、125℃で24時間ベークして下さい」
等とする。
度インジケータ15となる塩化コバルト等の湿度で変色
する物質を含有させたインクで注意書きを印刷する。こ
の注意書きは、例えば、「この注意書きの色が青色から
薄紫色に変化したら、防湿包装袋から面付実装型半導体
装置を出して、125℃で24時間ベークして下さい」
等とする。
【0042】2.図6及び図7に示すように、湿度イン
ジケータ(湿度検出ラベル)15を透明な袋状防湿部材
11の内側に通気孔16Aを有する接着部材16で貼り
付け、外から確認できるようにする。この湿度ラベル
は、例えば、パルプで作った紙に塩化コバルト等の湿度
で変色する物質を吸い込ませたものを用いる。
ジケータ(湿度検出ラベル)15を透明な袋状防湿部材
11の内側に通気孔16Aを有する接着部材16で貼り
付け、外から確認できるようにする。この湿度ラベル
は、例えば、パルプで作った紙に塩化コバルト等の湿度
で変色する物質を吸い込ませたものを用いる。
【0043】3.図6に示すように、防湿包装袋17の
内部の内装箱14上に湿度インジケータ(湿度検出ラベ
ル)15を貼り付けるかあるいは注意書きを塩化コバル
ト等の湿度で変色する物質で印刷する。
内部の内装箱14上に湿度インジケータ(湿度検出ラベ
ル)15を貼り付けるかあるいは注意書きを塩化コバル
ト等の湿度で変色する物質で印刷する。
【0044】なお、前記2(2項)及び3(3項)の湿
度インジケータ(湿度検出ラベル)15を貼り付ける場
合は、「注意書き」を塩化コバルト等の湿度で変色する
物質書く(印刷する)必要がない。
度インジケータ(湿度検出ラベル)15を貼り付ける場
合は、「注意書き」を塩化コバルト等の湿度で変色する
物質書く(印刷する)必要がない。
【0045】次に、前記防湿包装袋17の透明な袋状防
湿部材11の構成は、図8に示すように積層板からなっ
ている。
湿部材11の構成は、図8に示すように積層板からなっ
ている。
【0046】図8において、18は帯電防止剤練込みポ
リエチレン層であり、前記防湿包装袋17の一番内側に
なる層である。この帯電防止剤練込みポリエチレン層1
8は、例えば63μmの厚さであり、摩擦帯電防止、ヒ
ートシール性、開口性等の機能を有するものである。帯
電防止剤練込みポリエチレン層18の上には、耐ピンホ
ールの機能を有するポリエステルフィルム層19が設け
られる。ポリエステルフィルム層19の上には、水蒸気
の浸入防止の機能を有するバリアー層を有したポリエス
テルフィルム層20が設けられる。バリアー層20は、
例えば厚さ14μmポリエステルフィルム上に塩化ビニ
リデン膜のコーティングからなっている。ポリエステル
フィルム(14μm)に塩化ビニリデンをコーティング
したバリアー層20の上には、ポリエステルフィルム層
(12μmの厚さ)21が設けられ、その上には、例え
ば1μmの厚さのカーボン導電層22が設けられる。さ
らに、その上にはアクリル系保護膜層23が設けられ
る。前記ポリエステルフィルム層21は、機械的強度及
び絶縁耐力の補強の機能を有し、カーボン導電層22は
帯電防止の機能を有している。カーボン導電層22は、
経時劣化がなく、湿度依存性を有していない。保護層2
3の材質は、前記カーボン導電層22の保護の機能及び
カーボンフレーク発塵防止の機能を有し、耐摩耗性が大
きくかつ印刷の良いものである。
リエチレン層であり、前記防湿包装袋17の一番内側に
なる層である。この帯電防止剤練込みポリエチレン層1
8は、例えば63μmの厚さであり、摩擦帯電防止、ヒ
ートシール性、開口性等の機能を有するものである。帯
電防止剤練込みポリエチレン層18の上には、耐ピンホ
ールの機能を有するポリエステルフィルム層19が設け
られる。ポリエステルフィルム層19の上には、水蒸気
の浸入防止の機能を有するバリアー層を有したポリエス
テルフィルム層20が設けられる。バリアー層20は、
例えば厚さ14μmポリエステルフィルム上に塩化ビニ
リデン膜のコーティングからなっている。ポリエステル
フィルム(14μm)に塩化ビニリデンをコーティング
したバリアー層20の上には、ポリエステルフィルム層
(12μmの厚さ)21が設けられ、その上には、例え
ば1μmの厚さのカーボン導電層22が設けられる。さ
らに、その上にはアクリル系保護膜層23が設けられ
る。前記ポリエステルフィルム層21は、機械的強度及
び絶縁耐力の補強の機能を有し、カーボン導電層22は
帯電防止の機能を有している。カーボン導電層22は、
経時劣化がなく、湿度依存性を有していない。保護層2
3の材質は、前記カーボン導電層22の保護の機能及び
カーボンフレーク発塵防止の機能を有し、耐摩耗性が大
きくかつ印刷の良いものである。
【0047】次に、本実施例の防湿包装袋17における
湿度インジケータ15の使用方法を簡単に説明する。
湿度インジケータ15の使用方法を簡単に説明する。
【0048】まず、図7に示すように、透明な袋状防湿
部材11の内側面に、防湿包装17の内部の湿度を検出
するための湿度インジケータ15が外部から見える位置
に設けられた袋状防湿部材11を用意する。この袋状防
湿部材11の中に、面付実装型半導体装置等の電子部品
12を複数個収納した収納容器13を内装箱14に収納
し、その内装箱14を袋状防湿部材11の中に挿入し、
その両端部11A及び11Bを密封して防湿包装する。
部材11の内側面に、防湿包装17の内部の湿度を検出
するための湿度インジケータ15が外部から見える位置
に設けられた袋状防湿部材11を用意する。この袋状防
湿部材11の中に、面付実装型半導体装置等の電子部品
12を複数個収納した収納容器13を内装箱14に収納
し、その内装箱14を袋状防湿部材11の中に挿入し、
その両端部11A及び11Bを密封して防湿包装する。
【0049】そして、面付実装型半導体装置等の電子部
品12の使用時に、前記湿度インジケータ15または注
意書きの色が青色から薄紫色に変化したら、電子部品1
2を防湿包装袋17から出して125℃で24時間ベー
クしてから半田リフロー、赤外線ランプまたはベーパー
フェーズリフロー等によって面付実装等の実装を行う。
品12の使用時に、前記湿度インジケータ15または注
意書きの色が青色から薄紫色に変化したら、電子部品1
2を防湿包装袋17から出して125℃で24時間ベー
クしてから半田リフロー、赤外線ランプまたはベーパー
フェーズリフロー等によって面付実装等の実装を行う。
【0050】以上の説明からわかるように、本実施例に
よれば、透明な防湿包装袋17の内部の湿度を検出する
湿度インジケータ15を外部から見える位置に設けたこ
とにより、防湿包装袋17の外側から内部の吸湿状況を
確認することができるので、その管理が容易にできる。
また、防湿包装袋17を破ることがないので確認後の再
包装を行う必要がない。
よれば、透明な防湿包装袋17の内部の湿度を検出する
湿度インジケータ15を外部から見える位置に設けたこ
とにより、防湿包装袋17の外側から内部の吸湿状況を
確認することができるので、その管理が容易にできる。
また、防湿包装袋17を破ることがないので確認後の再
包装を行う必要がない。
【0051】(実施例3)以下、本発明のその他の実施
例及び上記2つの実施例に共通な半導体プロセス等を図
面に基づいて説明する。以下では、主にDRAMを例に
とり説明する。
例及び上記2つの実施例に共通な半導体プロセス等を図
面に基づいて説明する。以下では、主にDRAMを例に
とり説明する。
【0052】(1) 製造プロセス一般;本発明に係る半導
体デバイス(集積回路デバイス、電子デバイス)の心臓
部にあたる半導体チップ(DRAM、ロジックIC)の
構造及びプロセスは、USP4612565(US.Seria
l NO.78531、filed Oct.3.1985)及びUSP46252
27(US.Serial NO.744151 filed Jun.13.1985)に記載
されているので、これを援用して記述の一部となす。
体デバイス(集積回路デバイス、電子デバイス)の心臓
部にあたる半導体チップ(DRAM、ロジックIC)の
構造及びプロセスは、USP4612565(US.Seria
l NO.78531、filed Oct.3.1985)及びUSP46252
27(US.Serial NO.744151 filed Jun.13.1985)に記載
されているので、これを援用して記述の一部となす。
【0053】ウェハ工程が完了すると、回転ブレードに
よるダイシング方法により、ウェハが各チップに分割さ
れる。これらの前後の工程の概要は、Electric Integra
tedCircuits」 John Allison 著、1975 by Mcgraw-Hill
Book CompanyのP5〜10、特にFig.1.3(P
7)に、ダイシング技術については、USP40168
55(US.Serial NO.608733 、filed 1975.8.28)に、そ
れぞれ記載されており、これを援用して記載の一部とな
す。
よるダイシング方法により、ウェハが各チップに分割さ
れる。これらの前後の工程の概要は、Electric Integra
tedCircuits」 John Allison 著、1975 by Mcgraw-Hill
Book CompanyのP5〜10、特にFig.1.3(P
7)に、ダイシング技術については、USP40168
55(US.Serial NO.608733 、filed 1975.8.28)に、そ
れぞれ記載されており、これを援用して記載の一部とな
す。
【0054】この後、各チップは、リードフレームにダ
イボンディングされるが、これらについては、各種のパ
ッケージについて、ドイツ特許公報DE3116406
A1;特開昭58−134452号;特開昭61−21
8139号;特開昭61−218150号;特願昭60
−209951号;特開昭60−257160号;特開
昭61−32452号;特開昭61−78149号各公
報に、それぞれ記載されており、これを援用して記述の
一部となす。
イボンディングされるが、これらについては、各種のパ
ッケージについて、ドイツ特許公報DE3116406
A1;特開昭58−134452号;特開昭61−21
8139号;特開昭61−218150号;特願昭60
−209951号;特開昭60−257160号;特開
昭61−32452号;特開昭61−78149号各公
報に、それぞれ記載されており、これを援用して記述の
一部となす。
【0055】次に、各ペレットの各ボンディング・パッ
ドとリードフレームのインナーリード端が、銅、Al、
Au等からなるボンディングワイヤ(太さ30μm程
度)により、ボンディングされる。これらについては、
上記のUS patents及びUS patent Applications及びUS
P4564734(US.Serial NO.476268 、filed Mar.
17.1983);USP4301464(US.Serial NO.5507
0、filed Jul.5.1979);特願昭60−221832
号;英国特許公報GB2157607Aに記載されてお
り、これを援用して記述の一部となす。
ドとリードフレームのインナーリード端が、銅、Al、
Au等からなるボンディングワイヤ(太さ30μm程
度)により、ボンディングされる。これらについては、
上記のUS patents及びUS patent Applications及びUS
P4564734(US.Serial NO.476268 、filed Mar.
17.1983);USP4301464(US.Serial NO.5507
0、filed Jul.5.1979);特願昭60−221832
号;英国特許公報GB2157607Aに記載されてお
り、これを援用して記述の一部となす。
【0056】更に、ボンディングが完了したチップ上
に、α線によるメモリのソフト不良を防止するために2
0μm〜200μm程度の厚さの高純度ポリイミド層ま
たは、シリコーン樹脂層がポッティングにより形成され
る。これらの樹脂コートについては、上記ドイツ特許公
報DE3116406A1に記載されているので、これ
を援用して記述の一部となす。また、α線によるソフト
不良を防止するための樹脂コートは、ウェハプロセス中
に形成してもよい。このときは、10μm〜80μm程
度の厚さが適当であり、これらは少なくとも、メモリセ
ル・マットの上を覆うようにスピン・コーティングとホ
トリソグラフィーの組合せにより形成することによって
行われる。
に、α線によるメモリのソフト不良を防止するために2
0μm〜200μm程度の厚さの高純度ポリイミド層ま
たは、シリコーン樹脂層がポッティングにより形成され
る。これらの樹脂コートについては、上記ドイツ特許公
報DE3116406A1に記載されているので、これ
を援用して記述の一部となす。また、α線によるソフト
不良を防止するための樹脂コートは、ウェハプロセス中
に形成してもよい。このときは、10μm〜80μm程
度の厚さが適当であり、これらは少なくとも、メモリセ
ル・マットの上を覆うようにスピン・コーティングとホ
トリソグラフィーの組合せにより形成することによって
行われる。
【0057】ワイヤボンディング等が完了した後、リー
ドフレームは、トランスファーモールド法により、エポ
キシ・レジン材中に封止される。これらの封止技術につ
いては、上記US patents及びUS patent Applications
中、及び「VLSI Technology」S.M.Sze
著、1983 by Mcgraw-hill Book Company, P574〜5
81に記載されており、これを援用して記述の一部とな
す。
ドフレームは、トランスファーモールド法により、エポ
キシ・レジン材中に封止される。これらの封止技術につ
いては、上記US patents及びUS patent Applications
中、及び「VLSI Technology」S.M.Sze
著、1983 by Mcgraw-hill Book Company, P574〜5
81に記載されており、これを援用して記述の一部とな
す。
【0058】モールドが完了したリードフレームは、金
型から取り出され、リード上のバリを完全に除去した
後、リードフレームの不要部分の切断、フレームからの
封止体の切り離し及びリードを所望の形状に整形する工
程が実施される。
型から取り出され、リード上のバリを完全に除去した
後、リードフレームの不要部分の切断、フレームからの
封止体の切り離し及びリードを所望の形状に整形する工
程が実施される。
【0059】この工程の後、製品の選別が行われ、テス
トに合格した製品に対してマーク付け作業が行われる。
このマーキング作業はリード切断時の前に行ってもよ
い。すなわち、樹脂封止後、露出するリードフレーム部
表面に電気メッキ法によりSnなどをメッキする。その
後、樹脂封止体及び露出するリードフレーム表面を清浄
(水洗)し、樹脂封止体及びリードフレーム表面に付着
するメッキ液を除去し、乾燥後、自動マーク付け機にか
けてマークを施す。
トに合格した製品に対してマーク付け作業が行われる。
このマーキング作業はリード切断時の前に行ってもよ
い。すなわち、樹脂封止後、露出するリードフレーム部
表面に電気メッキ法によりSnなどをメッキする。その
後、樹脂封止体及び露出するリードフレーム表面を清浄
(水洗)し、樹脂封止体及びリードフレーム表面に付着
するメッキ液を除去し、乾燥後、自動マーク付け機にか
けてマークを施す。
【0060】このマーク付けは、複数の半導体装置が固
定されたリードフレームを一定方向に向けて移動させ、
回転ドラム(転写ドラム)によるオフセットマーク付
け、または凸版ダイレクトマークで、封止された各MO
S型などの半導体装置の樹脂封止体にそれぞれ品種、等
級等を表示するマークを同時に付ける。このとき、転写
ドラムまたは凸版と樹脂封止体との間に摩擦が生じて静
電気が発生するが、フレーム全体が同電位であることか
ら、半導体ペレット内部に影響なく全体がアースされ
る。その後、紫外線または赤外線乾燥機または単なる熱
処理により印刷したマークを焼付けないし乾かし、同時
に樹脂封止体に密着させる。
定されたリードフレームを一定方向に向けて移動させ、
回転ドラム(転写ドラム)によるオフセットマーク付
け、または凸版ダイレクトマークで、封止された各MO
S型などの半導体装置の樹脂封止体にそれぞれ品種、等
級等を表示するマークを同時に付ける。このとき、転写
ドラムまたは凸版と樹脂封止体との間に摩擦が生じて静
電気が発生するが、フレーム全体が同電位であることか
ら、半導体ペレット内部に影響なく全体がアースされ
る。その後、紫外線または赤外線乾燥機または単なる熱
処理により印刷したマークを焼付けないし乾かし、同時
に樹脂封止体に密着させる。
【0061】然る後、打抜き切断折曲により、各半導体
装置毎に分離切断し、同時にそれぞれのMOS型などの
半導体装置の各リード線が独立したリード線となし、ま
た、各リード線が同一側にL字状に曲げて、静電破壊が
ないデュアルインライン型などのMOS型半導体装置を
完成させる。
装置毎に分離切断し、同時にそれぞれのMOS型などの
半導体装置の各リード線が独立したリード線となし、ま
た、各リード線が同一側にL字状に曲げて、静電破壊が
ないデュアルインライン型などのMOS型半導体装置を
完成させる。
【0062】上記のように、インクによるマーキングの
場合は、150℃で3〜5時間のベーキング(マーク・
ベーク)が施される。これに対して、レーザーによるマ
ーキングの場合は、特にインク乾燥用のベークを必要と
しない。レーザーマーキングについては、ヨーロッパ特
許公報EP157008A2に記載されており、これを
援用して記述の一部となす。
場合は、150℃で3〜5時間のベーキング(マーク・
ベーク)が施される。これに対して、レーザーによるマ
ーキングの場合は、特にインク乾燥用のベークを必要と
しない。レーザーマーキングについては、ヨーロッパ特
許公報EP157008A2に記載されており、これを
援用して記述の一部となす。
【0063】ベーキングが完了した後、2〜3日以内
に、望ましくは数時間以内に前記2つの実施例に示した
防湿袋内に、直接または各種パッケージのタイプにあわ
せて、適切な補助部材(マガジン、トレー、テープ&リ
ール)を介して、レジン封止電子デバイス(集積回路デ
バイス、半導体デバイス)をシリカゲル等の乾燥剤とと
もに気密封止する。
に、望ましくは数時間以内に前記2つの実施例に示した
防湿袋内に、直接または各種パッケージのタイプにあわ
せて、適切な補助部材(マガジン、トレー、テープ&リ
ール)を介して、レジン封止電子デバイス(集積回路デ
バイス、半導体デバイス)をシリカゲル等の乾燥剤とと
もに気密封止する。
【0064】その後、レジン封止デバイスは、袋内に封
止されたまま、搬送用のダンボールに詰められて発送さ
れる。これらの半導体デバイスは、実装作業の直前に防
湿袋から取り出される。通常の環境では、2〜3日以
内、望ましくは、数時間前に取り出すのが適当である。
一週間以上外気にさらすと、ほぼ完全に外気中の水分を
吸収することが本発明者によって、明らかにされてい
る。実装作業は、各種のハンダ・リフロー・プロセスに
よって実施される。
止されたまま、搬送用のダンボールに詰められて発送さ
れる。これらの半導体デバイスは、実装作業の直前に防
湿袋から取り出される。通常の環境では、2〜3日以
内、望ましくは、数時間前に取り出すのが適当である。
一週間以上外気にさらすと、ほぼ完全に外気中の水分を
吸収することが本発明者によって、明らかにされてい
る。実装作業は、各種のハンダ・リフロー・プロセスに
よって実施される。
【0065】(2) 防湿袋及び同フィルムの詳細;図9
は、本発明の一実施例の不透明な防湿包装袋の外観構成
を示す斜視図である。本実施例の不透明な防湿包装袋
は、図9に示すように、不透明な袋状防湿部材31から
なっており、この袋状防湿部材31の中に、面付実装型
半導体装置等の電子部品12を複数個収納した収納容器
13を内装箱14に収納し、その内装箱14を袋状防湿
部材31の中に挿入し、その両端部32A及び32Bを
密封して防湿包装したものである。そして、前記防湿包
装する際に、図9及び図10に示すように、不透明な袋
状防湿部材31の内側面には、防湿包装袋31の内部の
湿度を検出するための湿度インジケータ15が外部から
見える位置に設けられる。
は、本発明の一実施例の不透明な防湿包装袋の外観構成
を示す斜視図である。本実施例の不透明な防湿包装袋
は、図9に示すように、不透明な袋状防湿部材31から
なっており、この袋状防湿部材31の中に、面付実装型
半導体装置等の電子部品12を複数個収納した収納容器
13を内装箱14に収納し、その内装箱14を袋状防湿
部材31の中に挿入し、その両端部32A及び32Bを
密封して防湿包装したものである。そして、前記防湿包
装する際に、図9及び図10に示すように、不透明な袋
状防湿部材31の内側面には、防湿包装袋31の内部の
湿度を検出するための湿度インジケータ15が外部から
見える位置に設けられる。
【0066】このインジケータ15の一実施例を次に示
す。不透明な袋状防湿部部材31の内側面に湿度インジ
ケータ15となる塩化コバルト等の湿度で変色する物質
を含有させたインクで注意書きを印刷する。この注意書
きは、例えば、「この注意書きの色が青色から薄紫色に
変化したら、防湿包装袋から面付実装型半導体装置を出
して、125℃で24時間ベークして下さい」等とす
る。
す。不透明な袋状防湿部部材31の内側面に湿度インジ
ケータ15となる塩化コバルト等の湿度で変色する物質
を含有させたインクで注意書きを印刷する。この注意書
きは、例えば、「この注意書きの色が青色から薄紫色に
変化したら、防湿包装袋から面付実装型半導体装置を出
して、125℃で24時間ベークして下さい」等とす
る。
【0067】図9及び図10に示すように、湿度インジ
ケータ(湿度検出ラベル)15の周辺部を不透明な袋状
防湿部材31の一部に設けられた透明な窓の内側に接着
部材で直接貼り付け、外から確認できるようにする。こ
の湿度検出ラベルは、例えばパルプで作った紙に塩化コ
バルト等の湿度で変色する物質を吸い込ませたものを用
いる。例えば内装箱表面で窓33に対応する位置にしみ
こませてもよい。
ケータ(湿度検出ラベル)15の周辺部を不透明な袋状
防湿部材31の一部に設けられた透明な窓の内側に接着
部材で直接貼り付け、外から確認できるようにする。こ
の湿度検出ラベルは、例えばパルプで作った紙に塩化コ
バルト等の湿度で変色する物質を吸い込ませたものを用
いる。例えば内装箱表面で窓33に対応する位置にしみ
こませてもよい。
【0068】図9及び図10に示すように、防湿包装袋
31の内部の内装箱14上に湿度インジケータ(湿度検
出ラベル)15を貼り付けるかあるいは注意書きを塩化
コバルト等の湿度で変色する物質で印刷する。なお、前
記の湿度インジケータ(湿度検出ラベル)15を貼り付
ける場合は、「注意書き」を塩化コバルト等の湿度で変
色する物質で書く(印刷する)必要がない。
31の内部の内装箱14上に湿度インジケータ(湿度検
出ラベル)15を貼り付けるかあるいは注意書きを塩化
コバルト等の湿度で変色する物質で印刷する。なお、前
記の湿度インジケータ(湿度検出ラベル)15を貼り付
ける場合は、「注意書き」を塩化コバルト等の湿度で変
色する物質で書く(印刷する)必要がない。
【0069】次に、前記防湿包装袋の透明窓部の防湿部
材34の構成は、図10に示すように積層板からなって
いる。
材34の構成は、図10に示すように積層板からなって
いる。
【0070】一方、図10の透明窓33以外の防湿袋
は、アルミ膜35を有する不透明な図11に示すような
シートから作られている。
は、アルミ膜35を有する不透明な図11に示すような
シートから作られている。
【0071】図11において、36は帯電防止材練込み
ポリエチレン層であり、前記防湿包装袋31の一番内側
になる層である。この帯電防止材練込みポリエチレン層
36は、例えば、60μmの厚さであり、摩擦帯電防
止、ヒートシール性、開口性等の機能を有するものであ
る。このポリエチレン層36の上には、耐湿性にすぐれ
たアルミニウム箔35が敷かれている。アルミはメタル
であるため、水蒸気の透過率が有機フィルムと比較して
非常に低いため、その侵入を有効に阻止できる。このア
ルミの厚さは、例えば10μm程度である。更にアルミ
の上には、熟成形性にすぐれた20μm程度のポリエチ
レン・フィルム層39が設けられている。更に、このポ
リエチレン・フィルムの上には、機械的強度がすぐれ
て、かつ絶縁耐圧の高いポリエステルフィルム層(12
μmの厚さ)38が設けられ、その上には例えば、1μ
mの厚さのカーボン導電層37が設けられ、さらにその
上にはアクリル系保護層40が設けられる。前記ポリエ
ステルフィルム層38は、機械的強度及び絶縁耐力の補
強の機能を有し、カーボン導電層37は帯電防止の機能
を有している。カーボン導電層37は経時劣化がなく、
湿度依存性を有していない。保護層46の材質は前記カ
ーボン導電層37の保護の機能及びカーボンフレーク発
塵防止の機能を有し、耐摩耗性が大きくかつ印刷性が良
いものである。
ポリエチレン層であり、前記防湿包装袋31の一番内側
になる層である。この帯電防止材練込みポリエチレン層
36は、例えば、60μmの厚さであり、摩擦帯電防
止、ヒートシール性、開口性等の機能を有するものであ
る。このポリエチレン層36の上には、耐湿性にすぐれ
たアルミニウム箔35が敷かれている。アルミはメタル
であるため、水蒸気の透過率が有機フィルムと比較して
非常に低いため、その侵入を有効に阻止できる。このア
ルミの厚さは、例えば10μm程度である。更にアルミ
の上には、熟成形性にすぐれた20μm程度のポリエチ
レン・フィルム層39が設けられている。更に、このポ
リエチレン・フィルムの上には、機械的強度がすぐれ
て、かつ絶縁耐圧の高いポリエステルフィルム層(12
μmの厚さ)38が設けられ、その上には例えば、1μ
mの厚さのカーボン導電層37が設けられ、さらにその
上にはアクリル系保護層40が設けられる。前記ポリエ
ステルフィルム層38は、機械的強度及び絶縁耐力の補
強の機能を有し、カーボン導電層37は帯電防止の機能
を有している。カーボン導電層37は経時劣化がなく、
湿度依存性を有していない。保護層46の材質は前記カ
ーボン導電層37の保護の機能及びカーボンフレーク発
塵防止の機能を有し、耐摩耗性が大きくかつ印刷性が良
いものである。
【0072】次に、本実施例の防湿包装袋31における
湿度インジケータ15の使用方法を簡単に説明する。
湿度インジケータ15の使用方法を簡単に説明する。
【0073】まず、図10に示すように、不透明な袋状
防湿部材31の内側面に、防湿包装31の内部の湿度を
検出するためのインジケータ15が外部から見えるよう
に透明窓33の位置に設けられた袋状防湿部材31を用
意する。この袋状防湿部材31の中に、面付実装型半導
体装置等の電子部品12を複数個収納した収納容器13
を内装箱14に収納し、その内装箱14を袋状防湿部材
11の中に挿入し、その両端部32A及び32Bを密封
して防湿包装する。
防湿部材31の内側面に、防湿包装31の内部の湿度を
検出するためのインジケータ15が外部から見えるよう
に透明窓33の位置に設けられた袋状防湿部材31を用
意する。この袋状防湿部材31の中に、面付実装型半導
体装置等の電子部品12を複数個収納した収納容器13
を内装箱14に収納し、その内装箱14を袋状防湿部材
11の中に挿入し、その両端部32A及び32Bを密封
して防湿包装する。
【0074】そして、面付実装型半導体装置等の電子部
品12の使用時に、前記湿度インジケータ15または注
意書きの色が青色から薄紫色に変化したら、電子部品1
2を防湿包装袋31から出して、125℃で24時間ベ
ークしてから半田リフロー、赤外線ランプまたはベーパ
ーフェーズリフロー等によって面付実装等の実装を行
う。
品12の使用時に、前記湿度インジケータ15または注
意書きの色が青色から薄紫色に変化したら、電子部品1
2を防湿包装袋31から出して、125℃で24時間ベ
ークしてから半田リフロー、赤外線ランプまたはベーパ
ーフェーズリフロー等によって面付実装等の実装を行
う。
【0075】以上の説明からわかるように、本実施例に
よれば、不透明な防湿包装袋31の内部の湿度を検出す
る湿度インジケータ15を外部から見える位置に設けた
ことにより、防湿包装袋31の外部から内部の吸湿状況
を確認することができるので、その管理が容易にでき
る。また、防湿包装袋31を破ることがないので確認後
の再包装を行う必要がない。
よれば、不透明な防湿包装袋31の内部の湿度を検出す
る湿度インジケータ15を外部から見える位置に設けた
ことにより、防湿包装袋31の外部から内部の吸湿状況
を確認することができるので、その管理が容易にでき
る。また、防湿包装袋31を破ることがないので確認後
の再包装を行う必要がない。
【0076】以上、本発明を実施例にもとづき具体的に
説明したが、本発明は、前記実施例に限定されるもので
はなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可
能であることは言うまでもない。
説明したが、本発明は、前記実施例に限定されるもので
はなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可
能であることは言うまでもない。
【0077】例えば、本発明は、前記面付実装型半導体
装置等の電子部品以外の湿度の影響を受ける電子部品の
包装に関するすべてのものに適用できる。
装置等の電子部品以外の湿度の影響を受ける電子部品の
包装に関するすべてのものに適用できる。
【0078】(3) 被適用レシン封止電子デバイスの詳
細;図12は、gull wing とよばれるリード形状を有す
るもので、一般に、 smalloutline package(SOP)
とよばれる。
細;図12は、gull wing とよばれるリード形状を有す
るもので、一般に、 smalloutline package(SOP)
とよばれる。
【0079】図13は、flat plastic package(FP
P)または quad flat package(QFP)とよばれる面
実装用パッケージである。更に、図14は、特にメモリ
等に用いられるもので、small outline J-bend packege
(SOJ)とよばれる。
P)または quad flat package(QFP)とよばれる面
実装用パッケージである。更に、図14は、特にメモリ
等に用いられるもので、small outline J-bend packege
(SOJ)とよばれる。
【0080】図15は、plastic leaded chip carrier
(PLCC)とよばれ、高密度実装に用いられる。図1
6は、Bull lead タイプに属し、mini-square package
(MSP)とよばれるものである。
(PLCC)とよばれ、高密度実装に用いられる。図1
6は、Bull lead タイプに属し、mini-square package
(MSP)とよばれるものである。
【0081】図17は、これまでのものと異なり、基板
の穴にリードをさしこむタイプで、インサートタイプに
属し、一般に dual in-line packege (DIP)とよば
れている。
の穴にリードをさしこむタイプで、インサートタイプに
属し、一般に dual in-line packege (DIP)とよば
れている。
【0082】以上、図12〜図17において、半導体チ
ップ42は、Agペースト43を介して、金属薄板より
なるタブまたはアイランド等の保持部材上に固着されて
いる。上記チップ上のボンディング・パッドとAg spo
t plating 層44が形成されたリード内端(インナーリ
ード)部は、Au線45など(30μm径)で、キャピ
ラリーを用いて、ボール&ウェッジ・ボンディングがな
されている。リード46は、42アロイや銅合金のフィ
ルムから打ぬき等で形成されている。これらは、エポキ
シ・レジンつまりエポキシ樹脂41により、トランスフ
ァー・モールドされている。
ップ42は、Agペースト43を介して、金属薄板より
なるタブまたはアイランド等の保持部材上に固着されて
いる。上記チップ上のボンディング・パッドとAg spo
t plating 層44が形成されたリード内端(インナーリ
ード)部は、Au線45など(30μm径)で、キャピ
ラリーを用いて、ボール&ウェッジ・ボンディングがな
されている。リード46は、42アロイや銅合金のフィ
ルムから打ぬき等で形成されている。これらは、エポキ
シ・レジンつまりエポキシ樹脂41により、トランスフ
ァー・モールドされている。
【0083】(4) 搬送用補助部材の詳細;多数のレジン
封止デバイスは、その用途に応じて、各種の搬送用補助
部材に収容された後、気密封止されることになる。
封止デバイスは、その用途に応じて、各種の搬送用補助
部材に収容された後、気密封止されることになる。
【0084】これらの補助部材について説明する。
【0085】図18は、マガジン54とそれらへのレジ
ン封止デバイス(トランジスタ、IC、LSI)の収納
実態を示す。内部にMSP型のレジン封止デバイス53
がタテに重ねられており、端部には、ポリエチレン予備
ストッパー52と硬質ニトリルゴムからなる本ストッパ
ーがつめられている。マガジン本体は、カーボン入り硬
質ポリスチロールまたは、導電性軟質塩化ビニール製で
ある。
ン封止デバイス(トランジスタ、IC、LSI)の収納
実態を示す。内部にMSP型のレジン封止デバイス53
がタテに重ねられており、端部には、ポリエチレン予備
ストッパー52と硬質ニトリルゴムからなる本ストッパ
ーがつめられている。マガジン本体は、カーボン入り硬
質ポリスチロールまたは、導電性軟質塩化ビニール製で
ある。
【0086】図19は、補助部材としてのトレー55を
示す。トレーは、帯電防止処理が施された塩化ビニール
よりなり、アレー状に並んだ角型くぼみ56に、レジン
封止デバイス53が載置される。この場合、各くぼみ5
6に直接シリカゲル等を入れて、上面を防湿シートで気
密封止してもよい。一般には、トレーをつみ重ねた後、
紙製の内装箱に収容したのち、防湿袋に封入される。
示す。トレーは、帯電防止処理が施された塩化ビニール
よりなり、アレー状に並んだ角型くぼみ56に、レジン
封止デバイス53が載置される。この場合、各くぼみ5
6に直接シリカゲル等を入れて、上面を防湿シートで気
密封止してもよい。一般には、トレーをつみ重ねた後、
紙製の内装箱に収容したのち、防湿袋に封入される。
【0087】図20は、テープ&リール方式とよばれる
もので、リール59に巻き付けられたキャリア・テープ
57上に粘着テープ58を介してレジン封止デバイス5
3が1列に保持されている。これは、リール59に巻き
付けられた状態で1リールずつ防湿袋内に気密封入され
る。
もので、リール59に巻き付けられたキャリア・テープ
57上に粘着テープ58を介してレジン封止デバイス5
3が1列に保持されている。これは、リール59に巻き
付けられた状態で1リールずつ防湿袋内に気密封入され
る。
【0088】図21は、テープ&リール方式の他のタイ
プを示す。この場合、キャリアテープ57に作られた1
列の角型くぼみ56内にレジン封止デバイス53が収納
され、上面がカバーテープ60により熱シールされる。
そして、この状態でリールに巻き付けられ、上と同様に
防湿シールされる。この場合も、カバーテープ60を図
8または図11のような防湿シートにし、くぼみ56内
にシリカゲル等を入れれば、外部の防湿シートは不要と
なる。
プを示す。この場合、キャリアテープ57に作られた1
列の角型くぼみ56内にレジン封止デバイス53が収納
され、上面がカバーテープ60により熱シールされる。
そして、この状態でリールに巻き付けられ、上と同様に
防湿シールされる。この場合も、カバーテープ60を図
8または図11のような防湿シートにし、くぼみ56内
にシリカゲル等を入れれば、外部の防湿シートは不要と
なる。
【0089】なお、マガジン等の製造その他の詳細につ
いては特開平62−16378号公報に記載されてお
り、これを援用して記述の一部となす。
いては特開平62−16378号公報に記載されてお
り、これを援用して記述の一部となす。
【0090】(5) IC等の出荷梱包の詳細;図22は、
レジン封止デバイス53(挿入型または面実装デバイ
ス)の出荷用の梱包の一列を示す。多数のレジン封止デ
バイス53は、チューブ状のマガジン2内に一列に収容
され、止めピン64とストッパー用つめもの4により、
その内部に確保される。このマガジンは、所定の数まと
めて、紙製または吸湿性の少ないシート製の内装箱1内
に収納された後、上記図8または図11の如き防湿シー
トで作られた袋内に収容され、その内部の気圧が外気よ
り若干低くなって、防湿袋が内装箱外面に、ほぼ密着す
るように脱気して、加圧または加熱等の方法により、気
密シールする。このようにすると、外装箱への収納が容
易になるほか、収納スペースもとらないので好都合であ
る。
レジン封止デバイス53(挿入型または面実装デバイ
ス)の出荷用の梱包の一列を示す。多数のレジン封止デ
バイス53は、チューブ状のマガジン2内に一列に収容
され、止めピン64とストッパー用つめもの4により、
その内部に確保される。このマガジンは、所定の数まと
めて、紙製または吸湿性の少ないシート製の内装箱1内
に収納された後、上記図8または図11の如き防湿シー
トで作られた袋内に収容され、その内部の気圧が外気よ
り若干低くなって、防湿袋が内装箱外面に、ほぼ密着す
るように脱気して、加圧または加熱等の方法により、気
密シールする。このようにすると、外装箱への収納が容
易になるほか、収納スペースもとらないので好都合であ
る。
【0091】一方、内部に若干加圧ぎみのドライN2 な
どを封入して、防湿シートと内装箱の間に間隙ができる
ようにすると、簡単にピンホールの有無が判定できる。
どを封入して、防湿シートと内装箱の間に間隙ができる
ようにすると、簡単にピンホールの有無が判定できる。
【0092】以上は、主にマガジンを例にとり説明した
が、トレーやテープ&リールの場合も、これとはぼ同様
に梱包することができる。また、レジン封止ICを1個
ずつ、または複数個直接防湿袋内に封入してもよい。ま
た、内装箱を用いず補助部材を直接防湿袋内に封入して
もよい。
が、トレーやテープ&リールの場合も、これとはぼ同様
に梱包することができる。また、レジン封止ICを1個
ずつ、または複数個直接防湿袋内に封入してもよい。ま
た、内装箱を用いず補助部材を直接防湿袋内に封入して
もよい。
【0093】更に、乾燥剤は、紙袋等に入れて内装箱の
内側に入れるが、マガジンやキャリアテープのくぼみ内
やその他の気密封止内の適当な場所においてもよい。た
とえば、防湿シート内面に塗布・拡散してもよい。
内側に入れるが、マガジンやキャリアテープのくぼみ内
やその他の気密封止内の適当な場所においてもよい。た
とえば、防湿シート内面に塗布・拡散してもよい。
【0094】以上のように気密シールされた防湿袋は、
所定の数ダンボールの外装箱61内に収容され粘着テー
プ62で封止され、外周を結束バンド63でバインドさ
れて出荷される。
所定の数ダンボールの外装箱61内に収容され粘着テー
プ62で封止され、外周を結束バンド63でバインドさ
れて出荷される。
【0095】その他の気密封止法特にトレーを用いるも
のについては、先にあげた特開昭61−178877号
公報に記載されており、これを援用して記述の一部とな
す。
のについては、先にあげた特開昭61−178877号
公報に記載されており、これを援用して記述の一部とな
す。
【0096】(6) メモリ・チップ及びDRAMデバイス
の詳細;本発明のメモリICデバイスの断面構造とパッ
ケージの関係を説明する。ここでは、SOPタイプのパ
ッケージを例に説明する。
の詳細;本発明のメモリICデバイスの断面構造とパッ
ケージの関係を説明する。ここでは、SOPタイプのパ
ッケージを例に説明する。
【0097】図23において、DRAMを構成する多数
のFETは、Si基板71の上主面に形成される。Si
基板上には、これらの素子をかたち作るフィールド酸化
膜、層間PSG ( Phospho-silicate-Glass)等からなる
絶縁膜(無機膜)72が形成されている。更にその上に
は、多数のAlボンディング・パッド75が設けられて
いる。
のFETは、Si基板71の上主面に形成される。Si
基板上には、これらの素子をかたち作るフィールド酸化
膜、層間PSG ( Phospho-silicate-Glass)等からなる
絶縁膜(無機膜)72が形成されている。更にその上に
は、多数のAlボンディング・パッド75が設けられて
いる。
【0098】一方、先のSi基板71は、下主面で、A
gペースト77を介して42アロイからなるアイランド
またはタブ部78に固着されている。このチップ71の
サイズは、およそ10mm×5mm×0.4mm(タテ×
ヨコ×厚さ)である。リード80は、アイランドと同じ
42アロイからできており、インナーリード部には、部
分Agメッキ79が設けられている。リード80の内端
と上記ボンディング・パッド間は、30μmφのAu線
等で、ボール&ウェッジ・ボンディングがなされた後、
その上から、チップの上面のほぼ全面にわたって、ポリ
イミド・レジン73がポッティングにより形成されてい
る。この後、これらの構造体は、リードフレーム単位で
エポキシ・レジン76によってトランスファーモールド
される。モールド・レジン76から突出したリード部分
には半田メッキ81が施される。
gペースト77を介して42アロイからなるアイランド
またはタブ部78に固着されている。このチップ71の
サイズは、およそ10mm×5mm×0.4mm(タテ×
ヨコ×厚さ)である。リード80は、アイランドと同じ
42アロイからできており、インナーリード部には、部
分Agメッキ79が設けられている。リード80の内端
と上記ボンディング・パッド間は、30μmφのAu線
等で、ボール&ウェッジ・ボンディングがなされた後、
その上から、チップの上面のほぼ全面にわたって、ポリ
イミド・レジン73がポッティングにより形成されてい
る。この後、これらの構造体は、リードフレーム単位で
エポキシ・レジン76によってトランスファーモールド
される。モールド・レジン76から突出したリード部分
には半田メッキ81が施される。
【0099】このとき、リード及びアイランド部の42
アロイ部材の厚さは、0.15mm、パッケージ上面の封
止レジンの厚さは約1mm、ポリイミドフィルムの厚さ
は約0.1mm、Agペーストの厚さは、50μm程度、
封止レジンの下面の厚さは、約1mmである。
アロイ部材の厚さは、0.15mm、パッケージ上面の封
止レジンの厚さは約1mm、ポリイミドフィルムの厚さ
は約0.1mm、Agペーストの厚さは、50μm程度、
封止レジンの下面の厚さは、約1mmである。
【0100】このような薄いレジンによって封止された
パッケージにおいては、吸湿水分が多い場合、ハンダ付
け実装時に急激な加熱によって、まず、タブ78の下面
で水分の気化膨張がおこる。引き続いてレジンと金属の
剥離が起こりパッケージがふくれることになる。この
時、発生する応力にレジンが耐えられないとパッケージ
・クラックが発生することが、本発明者によって明らか
にされた。
パッケージにおいては、吸湿水分が多い場合、ハンダ付
け実装時に急激な加熱によって、まず、タブ78の下面
で水分の気化膨張がおこる。引き続いてレジンと金属の
剥離が起こりパッケージがふくれることになる。この
時、発生する応力にレジンが耐えられないとパッケージ
・クラックが発生することが、本発明者によって明らか
にされた。
【0101】(7) 実装プロセスの詳細;まず、面実装プ
ロセスの概要を示す。
ロセスの概要を示す。
【0102】ガラス−エポキシ等の基板上にCuフイル
ム等で所望の配線が形成されており、基板上のはんだ付
け部(フットプリント)に、半田ペーストをスクリーン
印刷等の方法で形成し、続いて、レジン封止デバイスを
真空チャック等により、半田ペースト上に搭載し、半田
リフロー法、すなわち、ベーパーフェーズリフロー法、
加熱炉法、赤外線リフロー法等によりペースト中のハン
ダを溶漏させて半田付けを行う。
ム等で所望の配線が形成されており、基板上のはんだ付
け部(フットプリント)に、半田ペーストをスクリーン
印刷等の方法で形成し、続いて、レジン封止デバイスを
真空チャック等により、半田ペースト上に搭載し、半田
リフロー法、すなわち、ベーパーフェーズリフロー法、
加熱炉法、赤外線リフロー法等によりペースト中のハン
ダを溶漏させて半田付けを行う。
【0103】図24にこの実装のようすを示す。同図に
おいて、91はSOJタイプのレジン封止デバイス、9
2はSOPタイプ、93はMSPタイプを示す。94は
配線基板であり、95はリフローされたり、またはディ
ップされた半田である。
おいて、91はSOJタイプのレジン封止デバイス、9
2はSOPタイプ、93はMSPタイプを示す。94は
配線基板であり、95はリフローされたり、またはディ
ップされた半田である。
【0104】図25に、半田ディップ法を示す。この場
合は、同図(a)に示すごとくMSPタイプのレジン封
止デバイス93は、粘着剤96により基板94にそのリ
ードがスクリーン印刷された半田ペースト上に乗るよう
に固定されている。それに続き、同図(b)に示す如
く、下向きに半田の噴流98にディップしたのち、同図
(c)に示す状態になるように冷却される。
合は、同図(a)に示すごとくMSPタイプのレジン封
止デバイス93は、粘着剤96により基板94にそのリ
ードがスクリーン印刷された半田ペースト上に乗るよう
に固定されている。それに続き、同図(b)に示す如
く、下向きに半田の噴流98にディップしたのち、同図
(c)に示す状態になるように冷却される。
【0105】
【発明の効果】本願において開示された発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0106】(1).実装前に面実装型半導体パッケージに
は水分が浸入することなく、実装時におけるパッケージ
界面剥離やクラックの発生が防止される包装体が得られ
る。
は水分が浸入することなく、実装時におけるパッケージ
界面剥離やクラックの発生が防止される包装体が得られ
る。
【0107】(2).包装体内の吸湿状態が表示されるの
で、表示に基づいて最適な条件で実装を行うことができ
る包装体が得られる。
で、表示に基づいて最適な条件で実装を行うことができ
る包装体が得られる。
【0108】(3).吸湿剤によって面実装型半導体パッケ
ージはより完全に外部の湿気の影響を受けることがない
包装体が得られる。
ージはより完全に外部の湿気の影響を受けることがない
包装体が得られる。
【0109】(4).ラミネート袋を外装箱内に収容するこ
とによって、面実装型半導体パッケージはより完全に外
部の湿気の影響を受けることがない包装体が得られる。
とによって、面実装型半導体パッケージはより完全に外
部の湿気の影響を受けることがない包装体が得られる。
【0110】(5).ラミネート袋の一層は水蒸気に対する
バリア層となっていることから、面実装型半導体パッケ
ージはより完全に外部の湿気の影響を受けないようにし
た包装体が得られる。
バリア層となっていることから、面実装型半導体パッケ
ージはより完全に外部の湿気の影響を受けないようにし
た包装体が得られる。
【図1】本発明の第1の実施例を示す包装体の斜視図で
ある。
ある。
【図2】本発明の上記実施例を示す内装箱の斜視図であ
る。
る。
【図3】マガジンの一例斜視図である。
【図4】マガジン端部の説明断面図である。
【図5】袋体の一例説明図である。
【図6】本発明の第2の実施例の透明な防湿包装袋の外
観構成を示す斜視図である。
観構成を示す斜視図である。
【図7】図6に示すII−IIの切断線で切断した断面拡大
図であり、透明な袋状防湿部材の内側面に取り付けられ
た湿度インジケータの取付部の拡大断面図である。
図であり、透明な袋状防湿部材の内側面に取り付けられ
た湿度インジケータの取付部の拡大断面図である。
【図8】図6に示す防湿包装袋の透明な袋状防湿部材の
構成を示す一部欠き斜視図である。
構成を示す一部欠き斜視図である。
【図9】本発明の第3の実施例の透明な防湿包装袋の外
観構成を示す斜視図である。
観構成を示す斜視図である。
【図10】図9に示すII−IIの切断線で切断した断面拡
大図であり、透明な袋状防湿部材の内側面に取り付けら
れた湿度インジケータの取付部の拡大断面図である。
大図であり、透明な袋状防湿部材の内側面に取り付けら
れた湿度インジケータの取付部の拡大断面図である。
【図11】図9に示す防湿包装袋の不透明な袋状防湿部
材の構成を示す一部欠き斜視図である。
材の構成を示す一部欠き斜視図である。
【図12】本発明の第1〜3の実施例が適用されるレジ
ン封止半導体デバイスのパッケージを示す一部切り欠き
斜視図である。
ン封止半導体デバイスのパッケージを示す一部切り欠き
斜視図である。
【図13】本発明の第1〜3の実施例が適用されるレジ
ン封止半導体デバイスのパッケージを示す一部切り欠き
斜視図である。
ン封止半導体デバイスのパッケージを示す一部切り欠き
斜視図である。
【図14】本発明の第1〜3の実施例が適用されるレジ
ン封止半導体デバイスのパッケージを示す一部切り欠き
斜視図である。
ン封止半導体デバイスのパッケージを示す一部切り欠き
斜視図である。
【図15】本発明の第1〜3の実施例が適用されるレジ
ン封止半導体デバイスのパッケージを示す一部切り欠き
斜視図である。
ン封止半導体デバイスのパッケージを示す一部切り欠き
斜視図である。
【図16】本発明の第1〜3の実施例が適用されるレジ
ン封止半導体デバイスのパッケージを示す一部切り欠き
斜視図である。
ン封止半導体デバイスのパッケージを示す一部切り欠き
斜視図である。
【図17】本発明の第1〜3の実施例が適用されるレジ
ン封止半導体デバイスのパッケージを示す一部切り欠き
斜視図である。
ン封止半導体デバイスのパッケージを示す一部切り欠き
斜視図である。
【図18】本発明の第1〜3の実施例に使用する搬送用
補助部材の概要を示す斜視図である。
補助部材の概要を示す斜視図である。
【図19】本発明の第1〜3の実施例に使用する搬送用
補助部材の概要を示す斜視図である。
補助部材の概要を示す斜視図である。
【図20】本発明の第1〜3の実施例に使用する搬送用
補助部材の概要を示す斜視図である。
補助部材の概要を示す斜視図である。
【図21】本発明の第1〜3の実施例に使用する搬送用
補助部材の概要を示す説明図である。
補助部材の概要を示す説明図である。
【図22】本発明の第1〜3の実施例における包装方法
の詳細を示す説明図である。
の詳細を示す説明図である。
【図23】本発明の第1〜3の実施例に関するメモリI
Cデバイスの断面図である。
Cデバイスの断面図である。
【図24】本発明の第1〜3の実施例の面実装の完了状
態を示す模式図である。
態を示す模式図である。
【図25】(a),(b),(c)は、同様のパッケー
ジのハンダ・ディプ法の模式図である。
ジのハンダ・ディプ法の模式図である。
1 内装箱 2 マガジン 3 面実装型半導体パッケージ 4 ストッパー 5 シリカゲル(吸湿剤) 6 蓋 7 フランジ部 8 袋体 9 袋体開口部(熱シール) 10 印刷またはラベル
Claims (10)
- 【請求項1】 樹脂により半導体チップおよびインナー
リード部を封止して面実装型半導体パッケージを形成す
る工程と、 前記面実装型半導体パッケージをトレーに収納する工程
と、 前記トレーに収納された前記面実装型半導体パッケージ
を吸湿剤とともに防湿性のラミネート袋内に収納する工
程と、 前記ラミネート袋内を脱気した後に前記ラミネート袋を
密封する工程とを有することを特徴とする面実装型半導
体パッケージ包装体の製造方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の面実装型半導体パッケー
ジ包装体の製造方法であって、前記トレーを内装箱に収
容した状態で前記ラミネート袋内に収容した後、前記ラ
ミネート袋を密封するようにしたことを特徴とする面実
装型半導体パッケージ包装体の製造方法。 - 【請求項3】 樹脂により半導体チップおよびインナー
リード部を封止して面実装型半導体パッケージを形成す
る工程と、 前記面実装型半導体パッケージを吸湿剤とともに防湿性
のラミネート袋内に収納する工程と、 前記ラミネート袋内を脱気した後に前記ラミネート袋を
密封する工程と、 前記密封する工程の後に、前記ラミネート袋を外装箱に
収納する工程とを有することを特徴とする面実装型半導
体パッケージ包装体の製造方法。 - 【請求項4】 樹脂により半導体チップおよびインナー
リード部を封止して面実装型半導体パッケージを形成す
る工程と、 前記面実装型半導体パッケージを吸湿剤とともに防湿性
のラミネート袋内に収納する工程と、 前記ラミネート袋内を脱気した後に前記ラミネート袋を
密封する工程とを有し、前記ラミネート袋の最内層を帯
電防止層としたことを特徴とする面実装型半導体パッケ
ージ包装体の製造方法。 - 【請求項5】 請求項4記載の面実装型半導体パッケー
ジ包装体の製造方法であって、前記ラミネート層の最内
層の外側には、ポリエステル層を介して帯電防止層を設
けたことを特徴とする面実装型半導体パッケージ包装体
の製造方法。 - 【請求項6】 請求項5記載の面実装型半導体パッケー
ジ包装体の製造方法であって、前記密封する工程の後に
前記ラミネート袋を外装箱に収納する工程を有すること
を特徴とする面実装型半導体パッケージ包装体の製造方
法。 - 【請求項7】 樹脂により半導体チップおよびインナー
リード部を封止して面実装型半導体パッケージを形成す
る工程と、 前記面実装型半導体パッケージを吸湿剤とともに防湿性
のラミネート袋内に収納する工程と、 前記ラミネート袋内を脱気した後に前記ラミネート袋を
密封する工程とを有し、前記ラミネート袋の一層を水蒸
気に対するバリア層としたことを特徴とする面実装型半
導体パッケージ包装体の製造方法。 - 【請求項8】 請求項7記載の面実装型半導体パッケー
ジ包装体の製造方法であって、前記ラミネート袋は2つ
の帯電防止層を有し、一方の帯電防止層を前記バリア層
の内側に形成し、他方の帯電防止層を前記バリア層の外
側に形成したことを特徴とする面実装型半導体パッケー
ジ包装体の製造方法。 - 【請求項9】 請求項7記載の面実装型半導体パッケー
ジ包装体の製造方法であって、前記バリア層をアルミニ
ウムより形成したことを特徴とする面実装型半導体パッ
ケージ包装体の製造方法。 - 【請求項10】 請求項7記載の面実装型半導体パッケ
ージ包装体の製造方法であって、前記密封する工程の後
に、前記ラミネート袋を外装箱に収納する工程を有する
ことを特徴とする面実装型半導体パッケージ包装体の製
造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7035804A JP2665182B2 (ja) | 1995-02-24 | 1995-02-24 | 面実装型半導体パッケージ包装体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7035804A JP2665182B2 (ja) | 1995-02-24 | 1995-02-24 | 面実装型半導体パッケージ包装体の製造方法 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63041992A Division JPH0219292A (ja) | 1988-02-26 | 1988-02-26 | 面実装型半導体パッケージ包装体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0826379A JPH0826379A (ja) | 1996-01-30 |
JP2665182B2 true JP2665182B2 (ja) | 1997-10-22 |
Family
ID=12452118
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP7035804A Expired - Lifetime JP2665182B2 (ja) | 1995-02-24 | 1995-02-24 | 面実装型半導体パッケージ包装体の製造方法 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2665182B2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5552681U (ja) * | 1978-10-04 | 1980-04-08 | ||
JPS5926745A (ja) * | 1982-08-04 | 1984-02-13 | Canon Inc | プロセスユニット及び該ユニットを用いる画像形成装置 |
JPS60167415A (ja) * | 1984-02-10 | 1985-08-30 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 半導体の包装体 |
JPS60191158A (ja) * | 1984-03-12 | 1985-09-28 | 三洋電機株式会社 | 吸収冷凍機の熱回収装置 |
-
1995
- 1995-02-24 JP JP7035804A patent/JP2665182B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
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JPH0826379A (ja) | 1996-01-30 |
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