JP2664536B2 - 製氷機用冷却器の製造方法 - Google Patents
製氷機用冷却器の製造方法Info
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- JP2664536B2 JP2664536B2 JP32416190A JP32416190A JP2664536B2 JP 2664536 B2 JP2664536 B2 JP 2664536B2 JP 32416190 A JP32416190 A JP 32416190A JP 32416190 A JP32416190 A JP 32416190A JP 2664536 B2 JP2664536 B2 JP 2664536B2
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- Japan
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- protective cylinder
- cooler
- cap
- tube
- evaporating
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- Coating With Molten Metal (AREA)
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は製氷機用冷却器の製造方法に関するものであ
る。
る。
（ロ）従来の技術 一般的に、製氷機用冷却器を製造する場合、例えば、
特開平２−154961号公報に開示されるように、ほとんど
が製造工程の中にディッピングの処理が行われている。
特開平２−154961号公報に開示されるように、ほとんど
が製造工程の中にディッピングの処理が行われている。
特に、蒸発管をディッピングによって、冷却器本体に
結合する場合は、蒸発管内にメッキ液が入らないように
蒸発管の開口先端にキャップを、蝋付けした後、ディッ
ピングを行なっている。ディッピングを完了すると、再
び前記蝋付け部分を加熱してキャップを取り外し、その
後、蒸発管に冷媒配管を蝋付けしている。
結合する場合は、蒸発管内にメッキ液が入らないように
蒸発管の開口先端にキャップを、蝋付けした後、ディッ
ピングを行なっている。ディッピングを完了すると、再
び前記蝋付け部分を加熱してキャップを取り外し、その
後、蒸発管に冷媒配管を蝋付けしている。
（ハ）発明が解決しようとする課題 斯かる従来技術によると、最終段階で冷媒配管を蒸発
管に接続するとき、蒸発管の強度低下や孔あきという致
命的欠点を発生することがあった。これは最終段階に至
るまでの間に蒸発管の同じ個所及びその近傍を３回加熱
することが原因している。
管に接続するとき、蒸発管の強度低下や孔あきという致
命的欠点を発生することがあった。これは最終段階に至
るまでの間に蒸発管の同じ個所及びその近傍を３回加熱
することが原因している。
本発明はこの様な従来技術の欠点に鑑み、蒸発管の強
度向上及び孔あき防止を図った製氷機用冷却器の製造方
法を提供するものである。
度向上及び孔あき防止を図った製氷機用冷却器の製造方
法を提供するものである。
（ニ）課題を解決するための手段 本発明は上記課題を解決するために、両端を開口した
銅等の金属製保護円筒に、所定の接続代を存した蒸発管
の端部を挿入し、該円筒の一端を前記蒸発管に蝋付けし
た後、一端が閉塞され、他端が開口した銅製の金属製キ
ャップを、前記保護円筒の外側に嵌合し、前記蒸発管の
開口端部を被うと共に、金属製キャップの開放端部を前
記保護円筒の外側に蝋付けし、これら保護円筒及びキャ
ップを取り付けた蒸発管を冷却器本体の上面に配設し、
蒸発管を冷却器本体にディッピングにて結合し、この
後、前記保護円筒とキャップの蝋付け部分を加熱して保
護円筒からキャップを取り外し、前記蒸発管の開口端部
の接続代に冷媒配管の端部を嵌合し、該冷媒配管を蒸発
管に蝋付けして製氷機用冷却器を製造するものである。
銅等の金属製保護円筒に、所定の接続代を存した蒸発管
の端部を挿入し、該円筒の一端を前記蒸発管に蝋付けし
た後、一端が閉塞され、他端が開口した銅製の金属製キ
ャップを、前記保護円筒の外側に嵌合し、前記蒸発管の
開口端部を被うと共に、金属製キャップの開放端部を前
記保護円筒の外側に蝋付けし、これら保護円筒及びキャ
ップを取り付けた蒸発管を冷却器本体の上面に配設し、
蒸発管を冷却器本体にディッピングにて結合し、この
後、前記保護円筒とキャップの蝋付け部分を加熱して保
護円筒からキャップを取り外し、前記蒸発管の開口端部
の接続代に冷媒配管の端部を嵌合し、該冷媒配管を蒸発
管に蝋付けして製氷機用冷却器を製造するものである。
（ホ）作 用 本発明は、保護円筒の作用により、蒸発管の同じ個所
が何回も加熱されることがなくなり、蒸発管の強度が向
上し、孔あきも起こらなくなる。
が何回も加熱されることがなくなり、蒸発管の強度が向
上し、孔あきも起こらなくなる。
（ヘ）実施例 以下に本発明の製氷機用冷却器の製造方法を図面を参
照にして説明する。
照にして説明する。
まず、両端を開口した銅等の金属製蒸発管１の端部
に、両端を開口した銅等の金属製保護円筒２を嵌合し、
矢印Ａで示す保護円筒２の内側一端を蝋付けする。次
に、一端が閉塞された銅等の金属製キャップ３を前記保
護円筒２に被覆する如く嵌合し、蒸発管１の開口端部を
被うと共に、矢印Ｂで示す他端を前記保護円筒２に蝋付
けして、蒸発管１の両端を密封する。
に、両端を開口した銅等の金属製保護円筒２を嵌合し、
矢印Ａで示す保護円筒２の内側一端を蝋付けする。次
に、一端が閉塞された銅等の金属製キャップ３を前記保
護円筒２に被覆する如く嵌合し、蒸発管１の開口端部を
被うと共に、矢印Ｂで示す他端を前記保護円筒２に蝋付
けして、蒸発管１の両端を密封する。
この様にして、蒸発管１に保護円筒２及びキャップ３
を取り付けた後、下向きに開口する多数の製氷室４を有
する冷却器本体５の上面に、蒸発管１を配設し、これを
図示しない治具で保持したまま錫を主成分とするメッキ
層６浸して、蒸発管１を冷却器本体５にディッピングに
て結合する。ディッピングを完了したら、矢印Ｃ（矢印
Ｂと同じ部分）で示す保護円筒２とキャップ３の蝋付け
部分を加熱して保護円筒２からキャップ３を取り外す。
ここで保護円筒２は同じ個所が２回加熱されることにお
り、強度低下しても蒸発管１に影響することはない。保
護円筒２からキャップ３を取り外したら、蒸発管１の開
口端部に冷媒配管７を嵌合し、矢印Ｄで示す冷媒配管７
の端部を蒸発管１に蝋付けして製氷機用冷却器が製造さ
れる。
を取り付けた後、下向きに開口する多数の製氷室４を有
する冷却器本体５の上面に、蒸発管１を配設し、これを
図示しない治具で保持したまま錫を主成分とするメッキ
層６浸して、蒸発管１を冷却器本体５にディッピングに
て結合する。ディッピングを完了したら、矢印Ｃ（矢印
Ｂと同じ部分）で示す保護円筒２とキャップ３の蝋付け
部分を加熱して保護円筒２からキャップ３を取り外す。
ここで保護円筒２は同じ個所が２回加熱されることにお
り、強度低下しても蒸発管１に影響することはない。保
護円筒２からキャップ３を取り外したら、蒸発管１の開
口端部に冷媒配管７を嵌合し、矢印Ｄで示す冷媒配管７
の端部を蒸発管１に蝋付けして製氷機用冷却器が製造さ
れる。
（ト）発明の効果 本発明は、蒸発管の両端開口を密封するキャップを、
保護円筒に蝋付けすることにより、蒸発管の同じ個所が
何回も加熱されることがなくなり、蒸発管の強度が向上
し、孔あき等蒸発管の損傷を確実に防止することができ
る。
保護円筒に蝋付けすることにより、蒸発管の同じ個所が
何回も加熱されることがなくなり、蒸発管の強度が向上
し、孔あき等蒸発管の損傷を確実に防止することができ
る。
図面は本発明の製氷機用冷却器の製造方法の手順を示す
流れ図である。 １……蒸発管、２……保護円筒、３……キャップ、５…
…冷却器本体、６……メッキ層、７……冷媒配管。
流れ図である。 １……蒸発管、２……保護円筒、３……キャップ、５…
…冷却器本体、６……メッキ層、７……冷媒配管。
Claims (1)
- 【請求項１】両端を開口した銅等の金属製保護円筒に、
所定の接続代を存した蒸発管の端部を挿入し、該円筒の
一端を前記蒸発管に蝋付けした後、一端が閉塞され、他
端が開口した銅製の金属製キャップを、前記保護円筒の
外側に嵌合し、前記蒸発管の開口端部を被うと共に、金
属製キャップの開放端部を前記保護円筒の外側に蝋付け
し、これら保護円筒及びキャップを取り付けた蒸発管を
冷却器本体の上面に配設し、蒸発管を冷却器本体にディ
ッピングにて結合し、この後、前記保護円筒とキャップ
の蝋付け部分を加熱して保護円筒からキャップを取り外
し、前記蒸発管の開口端部の接続代に冷媒配管の端部を
嵌合し、該冷媒配管を蒸発管に蝋付けしたことを特徴と
する製氷機用冷却器の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32416190A JP2664536B2 (ja) | 1990-11-26 | 1990-11-26 | 製氷機用冷却器の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32416190A JP2664536B2 (ja) | 1990-11-26 | 1990-11-26 | 製氷機用冷却器の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04190064A JPH04190064A (ja) | 1992-07-08 |
| JP2664536B2 true JP2664536B2 (ja) | 1997-10-15 |
Family
ID=18162799
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32416190A Expired - Fee Related JP2664536B2 (ja) | 1990-11-26 | 1990-11-26 | 製氷機用冷却器の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2664536B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100772429B1 (ko) * | 2006-08-28 | 2007-11-01 | 위니아만도 주식회사 | 제빙기 |
-
1990
- 1990-11-26 JP JP32416190A patent/JP2664536B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04190064A (ja) | 1992-07-08 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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