JP2664453B2 - 流下式製氷機 - Google Patents

流下式製氷機

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JP2664453B2 JP32406188A JP32406188A JP2664453B2 JP 2664453 B2 JP2664453 B2 JP 2664453B2 JP 32406188 A JP32406188 A JP 32406188A JP 32406188 A JP32406188 A JP 32406188A JP 2664453 B2 JP2664453 B2 JP 2664453B2
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【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、冷凍系を具備して傾斜設備した製氷器の下
面に製氷用水を流下して板氷を生成せしめて成る流下式
製氷機に関し、特に、同時に二枚の板氷を製造する製氷
器の改良構成に関するものである。
(ニ) 従来の技術 従来技術として、例えば、実公昭58−5904号公報に
は、本体内部の製氷室内に、裏面に冷却器が設けられ、
かつ所定間隔を介して上下二段に一方向へ傾斜して配設
される板状の製氷形成部材を設け、同時に二枚の板氷を
製造する製氷装置が開示されている。
(ハ) 発明が解決しようとする課題 斯かる従来技術の製氷装置は、製氷形成部材が上下方
向に離間して設置されるのに伴って、独立した二個のカ
ッティングヒータが必要となり、また、上段の製氷形成
部材を流下した水を下段の製氷形成部材上に導く流水受
皿や各カッティングヒータの間にガイド板等を配設する
必要があり、部材点数が増加すると共に、製氷形成部材
は勿論、装置全体が複雑化する問題点があった。
本発明は、この様な従来技術の問題点に鑑み、同時に
二枚の板氷を製造する製氷器の簡素化を図り、これに伴
って部材点数の削減を図る流下式製氷機を提供するもの
である。
(ニ) 課題を解決するための手段 本発明は、上記課題を解決するために、傾斜傾斜設置
した製氷器を備え、該製氷器の下面に製氷用水を流下し
て板氷を生成せしめて成る流下式製氷機において、前記
製氷器は、ステンレス鋼板をハの字型に折曲して、該折
曲部の両側下面を第1製氷面及び第2製氷面とする製氷
板と、前記第1製氷面と対応する製氷板の上面に固着し
て該製氷板との間に第1蒸発通路を形成する第1冷却板
と、前記第2の製氷面と対応する製氷板の上面に固着し
て該製氷板との間に第2蒸発通路を形成する第2冷却板
と、前記第1及び第2冷却板側において、前記第1蒸発
通路の出口と前記第2蒸発通路の入口を連通する連絡パ
イプと、第2製氷面と対応する製氷板の上面周囲を走行
した後、第1製氷面と対応する製氷板の上面周囲を走行
して、前記第1蒸発通路の入口側に接続されると共に、
各製氷板の折曲部近傍では製氷板と離間した部分を有す
るホットガスパイプとより成り、前記第1蒸発通路に設
けられ、冷媒が流入する入口と、前記第2蒸発通路に設
けられ、冷媒が流出する出口と、圧縮機と、凝縮器とを
接続して冷凍サイクルを構成て成る流下式製氷機であ
る。
(ホ) 作用 本発明は、上記構成により、製氷器を一体化して該製
氷器の簡素化を図ることができ、しかも、この製氷器
は、相互が繋がることのない二枚の板氷を同時に製造す
ることができ、また、製氷器の一体化によって、関連部
材の削減を図ることができる。
(ヘ) 実施例 以下に本発明の実施例を図面を参照して説明する第1
図は本発明の製氷器1を具備する流下式製氷機の縦断面
図を示しており、2は上面の一部に取り付け台2Aを形成
し、上面の他の部分を開口3した貯水室4を画成する断
熱構造の貯水タンク本体であり、本体2の底部には内部
の水を必要に応じて排水するための排水栓5を備え、上
部にオーバーフロー管6を備えている。また、貯水室4
には給水管7からの給水を制御するフロート式の水位検
出装置8と循環ポンプ9が配設され、これらは取り付け
台2Aに形成した開口部から貯水室4内に挿入され、取り
付け台2Aに固定され着脱可能に構成される。10は上面を
開口した貯水室11を画成する断熱構造の貯氷庫本体で、
底壁11Aは開閉自在なシート12によって被われる氷放出
口13に向けて高く傾斜し、最低部位には貯水室4に通じ
る水案内口14を形成し、更に、この底壁11Aに沿って氷
搬出機構15を配設する。該機構15は回転軸15Aの下端を
氷放出口13に対向する貯水室11の側壁に埋設した軸受ハ
ウジング16に支持され、上端を氷放出口13が形成される
貯水室11の側壁の外壁面に固定した減速機付き駆動装置
17に連結される。18は製氷室19を画成する断熱構造の製
氷部本体で、下面及び一側面を開口し該一側面開口部に
開閉可能な点検扉20を備えている。
而して、製氷室19には、本発明の製氷器1が配設され
る。該製氷器1は第3図乃至第6図に詳図する如く、製
氷板21として加工される長方形のステンレス鋼板の右上
面に、例えばブレージングによってステンレス製の第1
冷却板22を固着し、同様に左上面にステンレス製の第2
冷却板23を固着する。これら第1及び第2冷却板22,23
には、プレス加工等によって予め外側から内側に向かっ
て渦状の溝が形成されており、これらを前述の様に、製
氷板21の上面に固着することにより、該製氷板21の右上
面と第1冷却板22との間に第1蒸発通路24が形成され、
製氷板21の左上面と第2冷却板23との間に第2蒸発通路
25が形成される。また、第1蒸発通路24に対向する第1
冷却板22の外側端部に冷媒の入口24Aを形成すると共に
内側端部に冷媒の出口24Bを形成し、一方、第2蒸発通
路25に対向する第2冷却板23の外側端部に冷媒の入口25
Aを形成すると共に内側端部に冷媒の出口25Bを形成して
いる。
以上の様に、上面に第1及び第2冷却板22,23を固着
した製氷板21は、中央部を折曲してハの字型に形成し、
第1冷却板22に対応する製氷板21の下面に第1製氷面26
を形成すると共に第2冷却板23に対応する製氷板21の下
面に第2製氷面27を形成する。更に、製氷板21のそれぞ
れの低端部に段差を形成する。しかる後前記第1蒸発通
路24の出口24Bと第2蒸発通路25の入口25Aを製氷板21か
ら離間した連絡パイプ28によって連通せしる。29は高温
冷媒ガスが通るホットガスパイプであり、まず第2製氷
面27と対応する製氷板21の上面周囲を、第1冷却板22の
両側縁及び下縁に沿って走行した後、第1製氷面26と対
応する製氷板21の上面周囲を、第2冷却板23の両側縁及
び下縁に沿って走行し、第1蒸発通路24の入口24A側に
接続される。この際、ホットガスパイプ29は製氷板21の
折曲部21A近傍と非接触の離間した部分を有している。
そして、上記製氷板21は、製氷部本体18の内箱18Aの
一部を成し、冷却板22,23側にウレタン発泡を施して、
該冷却板22,23側の面が断熱材18Bで被われた製氷部本体
1を構成するものである。
以上のように構成された製氷器1の直下には、製氷行
21と略平行するハの字型のカッティンググリット30が配
設され、更に、製氷板21の低端縁下方には、第1及び第
2製氷面26,27に循環される製氷用水の未凍結水を回収
する第1の樋31A及び第2の樋31Bと、これら両樋を端部
で連通させる樋31Cより成るコ字状の集水器31を製氷室1
9の側壁に沿って配設しているまた、製氷板21の折曲部2
1Aの下位には、散水器32が配設される。この散水器32は
第1製氷面26及び第2製氷面27の上部に対向する長手方
向に、所定の間隔を存して多数の散水孔32Aが形成され
ている。
そして、散水器32は該散水器32の端部から延在する可
撓性ホース33と前記循環ポンプ9から延在する可撓性ホ
ース34を継ぎ手管35によって接続することにより、貯氷
室19内の製氷用水が循環される。36,37は製氷器1と共
に冷凍サイクルを構成する電動圧縮機、凝縮器であり30
は凝縮器空冷用送風機であり、これらは製氷部本体18の
上に設置されている。
ところで、第1及び第2の樋31A及び31Bに回収された
未凍結水を貯水室4に戻すめに、第1の樋31Aの下面に
は排水口31Dが形成されこの排水口31Dは貯氷庫本体10の
断熱壁部に上下を貫通して予め形成された戻り通路38の
上端開口に近接対向し、戻り通路38の下端開口は貯氷室
4の上面開口に連通する。更に、この通路38には予め断
熱壁体に固定され、上端が貯氷室4内に突設する上記継
ぎ手管35が通っている。そして、この継ぎ手管35と循環
ポンプ9から延在する可撓性ホース35の連結は、開閉蓋
39によって閉塞されている開口部40から容易に行われ
る。また、継ぎ手管35の上端と散水器32から延在する可
撓性ホース33の連結は、貯氷庫本体17の点検扉20を開い
て行われる。
而して、前記散水器32、カッティングヒータ30及び集
水器31は、点検扉20を開いて製氷室19の側面開口から容
易に着脱可能な構成になっている。即ち、散水器32は、
製氷板21の下面に水の流れのガイドとして作用するよう
に固定した前後の仕切り板41A,41B間に引き出し自在に
架設され、集水器31は、第1及び第2の樋31A,31Bの外
側面から上方に延び内方に折曲した係止フランジ31E,31
Fを、製氷板21のそれぞれの低端上面に引き出し可能に
係止し、更に、カッッテッグヒータ30は、第1及び第2
の樋31A,31Bの内側面箸に着脱自在に支持されている。
以上の構成において、電動圧縮機36が運転されると、
第1蒸発通路24→連絡パイプ28→第2の蒸発通路25の経
路で、低温の液冷媒が製氷器1に循環され、製氷板21を
冷却する。同時に、循環ポンプ9が運転されると、貯水
室4の製氷用水は、可撓性ホース34→継ぎ手管35→可撓
性ホース33を通って散水器32に圧送され、散水孔32Aか
ら第1製氷面26及び第2製氷面27に散水される。この水
は、各製氷面26,27を流下しながら徐々に氷結し、未凍
結水は製氷板21の両下端から第1及び第2の樋31A,31B
に回収され、排水口31Dから戻り通路38を通って貯水室
4に戻される循環動作を繰り返す。ところで、製氷板21
の折曲部21Aの両側近傍部分は、第1冷却板22及び第2
冷却板23と、連絡パイプ28が非接触であるため、この部
分で板氷42同志の上部が繋がることがない。
而して、第1製氷面26及び第2製氷面27に第6図に仮
想線で示す様な所定の板氷42が生成したことをタイマー
等の検出手段が検出すると、循環ポンプ9が停止し、同
時に製氷器1への低温液冷媒の循環が停止される。これ
に代わって、電動圧縮機36からの高温冷媒ガスが、ホッ
トガスパイプ29→第1蒸発通路24→連絡パイプ28→第2
蒸発通路25の経路で、製氷器1に循環され製氷板21を加
熱する。これによって、脱氷が遅れ傾向にあった第1製
氷面26側が効率的に加熱されることとなり、第1製氷面
26と第2製氷面27とが均一的に加熱されることになり、
この結果、第1製氷面26及び第2製氷面27の板氷42の脱
氷が略同時に終了することになる。
そして、第1及び第2製氷面26,27から離脱した板氷4
2は、カッティングヒータ30上に落下し受容され、小氷
塊に切断される。切断された小氷塊は、貯氷庫本体10の
貯氷室11に落下し貯蔵される。貯氷室11に貯蔵されてい
る小氷塊は必要に応じて駆動装置17を動作して氷搬出機
構15を回転させることにより、氷放出口13に搬出されシ
ート12を押して氷放出口13を開放し外部に放出される。
(ト) 発明の効果 本発明は以上の様に、二枚の板氷を製造する製氷器を
一体化して該製氷器の簡素化を図ることができ、しか
も、製氷器は相互が繋がることのない二枚の独立した板
氷を同時に製造すると共に、脱氷動作においては第1及
び第2製氷面を略均一に加熱し、製氷器からの二枚の板
氷の脱氷を略同時に終了することができ、更に、製氷器
の一体化によって、関連部材の削減を図ることができる
等多大な利点を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の流下式製氷機の縦断面図、第2図は製
氷部本体の内部構造を示す斜視図、第3図はステンレス
鋼板に冷却板を固着した状態を示す平面図、第4図は製
氷器の平面図、第5図は製氷器の正面図、第6図は第4
図のA−A断面図である。 1……製氷器、21……製氷板、22……第1冷却板、23…
…第2冷却板、24……第1蒸発通路、24A……入口、24B
……出口、25……第2蒸発通路、25A……入口、25B……
出口、26……第1製氷面、27……第2製氷面、28……連
絡パイプ、29……ホットガスパイプ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】傾斜設置した製氷器を備え、該製氷器の下
    面に製氷用水を流下して板氷を生成せしめて成る流下式
    製氷機において、前記製氷器は、ステンレス鋼板をハの
    字型に折曲して、該折曲部の両側下面を第1製氷面及び
    第2製氷面とする製氷板と、前記第1製氷面と対応する
    製氷板の上面に固着して該製氷板との間に第1蒸発通路
    を形成する第1冷却板と、前記第2の製氷面と対応する
    製氷板の上面に固着して該製氷板との間に第2蒸発通路
    を形成する第2冷却板と、前記第1及び第2冷却板側に
    おいて、前記第1蒸発通路の出口と前記第2蒸発通路の
    入口を連通する連絡パイプと、第2製氷面と対応する製
    氷板の上面周囲を走行した後、第1製氷面と対応する製
    氷板の上面周囲を走行して、前記第1蒸発通路の入口側
    に接続されると共に、各製氷板の折曲部近傍では製氷板
    と離間した部分を有するホットガスパイプとより成り、
    前記第1蒸発通路に設けられ、冷媒が流入する入口と、
    前記第2蒸発通路に設けられ、冷媒が流出する出口と、
    圧縮機と、凝縮器とを接続して冷凍サイクルを構成した
    ことを特徴とする流下式製氷機。
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