JP2663962B2 - 塊状青果物のカメラ選別機に用いる下面撮影装置 - Google Patents
塊状青果物のカメラ選別機に用いる下面撮影装置Info
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- JP2663962B2 JP2663962B2 JP6203384A JP20338494A JP2663962B2 JP 2663962 B2 JP2663962 B2 JP 2663962B2 JP 6203384 A JP6203384 A JP 6203384A JP 20338494 A JP20338494 A JP 20338494A JP 2663962 B2 JP2663962 B2 JP 2663962B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は搬送コンベア等で１個
宛に移送されてくる塊状青果物を、カラーＣＣＤカメラ
で撮影しその撮像を画像処理して外形検出をする塊状青
果物のカメラ選別機に用いる下面撮影装置に関するもの
である。
宛に移送されてくる塊状青果物を、カラーＣＣＤカメラ
で撮影しその撮像を画像処理して外形検出をする塊状青
果物のカメラ選別機に用いる下面撮影装置に関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】従来、みかんなどの塊状青果物を選別す
るカメラ選別機において、下側方向からの撮影は塊状青
果物を移送する搬送コンベアがベルトタイプのため、該
搬送コンベアが存在し撮影が困難であり、又コンベアの
問題を解決したとしてもカメラを下から上に向けて配設
した場合、カメラのレンズに降り積もるゴミ，ホコリ等
の問題があり実用化されていない。このため、一般的に
は、塊状青果物に対しコンベアに左右されない撮影態様
となる上面撮影又は側面撮影などで済ませ、下面の撮影
はできなかった。
るカメラ選別機において、下側方向からの撮影は塊状青
果物を移送する搬送コンベアがベルトタイプのため、該
搬送コンベアが存在し撮影が困難であり、又コンベアの
問題を解決したとしてもカメラを下から上に向けて配設
した場合、カメラのレンズに降り積もるゴミ，ホコリ等
の問題があり実用化されていない。このため、一般的に
は、塊状青果物に対しコンベアに左右されない撮影態様
となる上面撮影又は側面撮影などで済ませ、下面の撮影
はできなかった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従って、この種の選別
に際し今までは、下面については選別仕分けされてから
作業員が別途いちいち再選別しなければならず、能率の
悪い選別工程を経るものとなっていた。
に際し今までは、下面については選別仕分けされてから
作業員が別途いちいち再選別しなければならず、能率の
悪い選別工程を経るものとなっていた。
【０００４】尚、下面撮影装置としては、近時、塊状青
果物を移送するベルト型搬送コンベアを前後部に分割し
た２ベルト構成とし、この中断した間隙（乗り継ぎ部）
の下方に反射鏡を配置し、この間隙を通過するとき塊状
青果物の下面を撮影する方式も開発されているが（特開
平２−９２１５８号公報参照）、この場合、搬送コンベ
アの前後に分割した乗り継ぎ位置には、該搬送コンベア
の両側面部に塊状青果物が円滑に乗り継ぐための挟接ベ
ルトを別途に配置する必要があり、構造が複雑化し、メ
ンテナンス等が面倒となる等の欠陥を有していた。勿
論、このタイプにあっても、カメラはあくまでも従来同
様に、搬送コンベアの上方位置にあって下向きに取付け
る態様を採り、塊状青果物の下面の像を複数個の反射鏡
を介在して結像するようにしているため、光学系が大型
化される欠点がある。
果物を移送するベルト型搬送コンベアを前後部に分割し
た２ベルト構成とし、この中断した間隙（乗り継ぎ部）
の下方に反射鏡を配置し、この間隙を通過するとき塊状
青果物の下面を撮影する方式も開発されているが（特開
平２−９２１５８号公報参照）、この場合、搬送コンベ
アの前後に分割した乗り継ぎ位置には、該搬送コンベア
の両側面部に塊状青果物が円滑に乗り継ぐための挟接ベ
ルトを別途に配置する必要があり、構造が複雑化し、メ
ンテナンス等が面倒となる等の欠陥を有していた。勿
論、このタイプにあっても、カメラはあくまでも従来同
様に、搬送コンベアの上方位置にあって下向きに取付け
る態様を採り、塊状青果物の下面の像を複数個の反射鏡
を介在して結像するようにしているため、光学系が大型
化される欠点がある。
【０００５】本発明は上記実情に鑑み、搬送コンベアを
極く細いケーブルで形成の透過タイプのコンベアとし、
且つ反射鏡でカバーされる上向きカメラを組み合わせる
ことで、上記課題を解決する塊状青果物のカメラ選別機
に用いる下面撮影装置を提供することを目的としたもの
である。
極く細いケーブルで形成の透過タイプのコンベアとし、
且つ反射鏡でカバーされる上向きカメラを組み合わせる
ことで、上記課題を解決する塊状青果物のカメラ選別機
に用いる下面撮影装置を提供することを目的としたもの
である。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、塊状青果物を
カラーＣＣＤカメラによって色，傷，形状等を検出する
カメラ選別機において、塊状青果物の下面撮影装置のコ
ンベアを、極く細いケーブルを長手方向に多数本配列し
長手方向にスリットを形成したスリット型コンベアと
し、該スリット型コンベアの所定箇所の下方に上向きの
下部撮影用カメラを配置し、該下部撮影用カメラとコン
ベア間に塊状青果物等から降るゴミ，ホコリ受け兼用の
Ｖ溝部をもつ下面を反射面としたＶ状反射鏡を介在する
と共に、このＶ状反射鏡の反射面の反射両外側位置にコ
ンベヤ上の塊状青果物の左右分割下面の像を受ける一対
の反射鏡を配設し、且つ前記Ｖ状反射鏡の反射面で反射
した塊状青果物の左右分割下面の像を下部撮影用カメラ
に結像させるようにしたものである。
カラーＣＣＤカメラによって色，傷，形状等を検出する
カメラ選別機において、塊状青果物の下面撮影装置のコ
ンベアを、極く細いケーブルを長手方向に多数本配列し
長手方向にスリットを形成したスリット型コンベアと
し、該スリット型コンベアの所定箇所の下方に上向きの
下部撮影用カメラを配置し、該下部撮影用カメラとコン
ベア間に塊状青果物等から降るゴミ，ホコリ受け兼用の
Ｖ溝部をもつ下面を反射面としたＶ状反射鏡を介在する
と共に、このＶ状反射鏡の反射面の反射両外側位置にコ
ンベヤ上の塊状青果物の左右分割下面の像を受ける一対
の反射鏡を配設し、且つ前記Ｖ状反射鏡の反射面で反射
した塊状青果物の左右分割下面の像を下部撮影用カメラ
に結像させるようにしたものである。
【０００７】また、反射鏡が、塊状青果物の左右分割下
面の像を受ける一対の反射鏡と、この反射を受ける下部
撮影用カメラの真上位置に臨むＶ状配置の反射鏡とより
構成してなる。
面の像を受ける一対の反射鏡と、この反射を受ける下部
撮影用カメラの真上位置に臨むＶ状配置の反射鏡とより
構成してなる。
【０００８】
【作用】上記のように、塊状青果物を搬送する下面撮影
用コンベアを、極く細いケーブルを長手方向に多数本配
列したスリット型コンベアとしてなるため、スリット型
コンベアの両側にあって、この搬送面より下方の一対の
反射鏡で受ける塊状青果物の左右分割下面の像が、ケー
ブルが極く細いために影響されることなく撮影され、対
象となる傷，色，形状等が映り、この画像が第二の反射
鏡となる下部撮影用カメラの真上位置のＶ状配置の反射
鏡で折り返し反射され、カメラに撮影され、この撮像を
所定の画像処理をもって測定し傷，色，形状等を検出す
る。この場合、下部撮影用カメラはスリット型コンベア
の真下にあってゴミ，ホコリ等の落下を受けるようにな
るが、該コンベアとカメラ間にはＶ状配置の反射鏡が介
在し傘状態に遮るため、カメラのレンズがゴミ，ホコリ
等で汚れることがない。
用コンベアを、極く細いケーブルを長手方向に多数本配
列したスリット型コンベアとしてなるため、スリット型
コンベアの両側にあって、この搬送面より下方の一対の
反射鏡で受ける塊状青果物の左右分割下面の像が、ケー
ブルが極く細いために影響されることなく撮影され、対
象となる傷，色，形状等が映り、この画像が第二の反射
鏡となる下部撮影用カメラの真上位置のＶ状配置の反射
鏡で折り返し反射され、カメラに撮影され、この撮像を
所定の画像処理をもって測定し傷，色，形状等を検出す
る。この場合、下部撮影用カメラはスリット型コンベア
の真下にあってゴミ，ホコリ等の落下を受けるようにな
るが、該コンベアとカメラ間にはＶ状配置の反射鏡が介
在し傘状態に遮るため、カメラのレンズがゴミ，ホコリ
等で汚れることがない。
【０００９】
【実施例】以下、本発明を実施例の図面に基づいて説明
すれば、次の通りである。
すれば、次の通りである。
【００１０】図１乃至図４は塊状青果物を１個宛てに給
送するカメラ選別用青果物搬送コンベア路の中途に介在
する下面撮影装置の実施例を示し、１は直径１mm〜2mm
をもつ極く細いケーブル２を長手方向に複数本（図示に
あって１０本）配列して長手方向にスリットを形成した
下面撮影用のスリット型コンベアで、このケーブルコン
ベア２′は縦長機枠３の上下，前後位置となる四方に配
設した各プーリ４に掛け、且つこのうち１箇所のプーリ
を駆動プーリ４ａとしてコンベア回転機構とし、この短
幅となる上面を搬送面５としている。６は前記スリット
型コンベア１の搬送面５の下方に設置したレンズ７を上
向きとしたカラーＣＣＤカメラの下部撮影用カメラで、
該下部撮影用カメラ６と搬送面５間にあって搬送面５の
近傍位置に、前記レンズ７に結像する反射面８ａを下面
にした反射鏡８をＶ状配置し、該反射鏡８より水平反射
する光軸側となる反射両横外部に、前記搬送面５に臨む
塊状青果物Ａの左右分割面Ａａ，Ａｂをそれぞれ撮影す
る反射鏡９，９を所定角度で配設し、これら全体の構成
で塊状青果物の下面撮影装置１０となる。この場合、Ｖ
状反射鏡８の上面となるＶ溝部８ａは、搬送面５上の塊
状青果物Ａ等から落下するゴミ，ホコリ等を受ける遮蔽
部材を兼用する。
送するカメラ選別用青果物搬送コンベア路の中途に介在
する下面撮影装置の実施例を示し、１は直径１mm〜2mm
をもつ極く細いケーブル２を長手方向に複数本（図示に
あって１０本）配列して長手方向にスリットを形成した
下面撮影用のスリット型コンベアで、このケーブルコン
ベア２′は縦長機枠３の上下，前後位置となる四方に配
設した各プーリ４に掛け、且つこのうち１箇所のプーリ
を駆動プーリ４ａとしてコンベア回転機構とし、この短
幅となる上面を搬送面５としている。６は前記スリット
型コンベア１の搬送面５の下方に設置したレンズ７を上
向きとしたカラーＣＣＤカメラの下部撮影用カメラで、
該下部撮影用カメラ６と搬送面５間にあって搬送面５の
近傍位置に、前記レンズ７に結像する反射面８ａを下面
にした反射鏡８をＶ状配置し、該反射鏡８より水平反射
する光軸側となる反射両横外部に、前記搬送面５に臨む
塊状青果物Ａの左右分割面Ａａ，Ａｂをそれぞれ撮影す
る反射鏡９，９を所定角度で配設し、これら全体の構成
で塊状青果物の下面撮影装置１０となる。この場合、Ｖ
状反射鏡８の上面となるＶ溝部８ａは、搬送面５上の塊
状青果物Ａ等から落下するゴミ，ホコリ等を受ける遮蔽
部材を兼用する。
【００１１】次にこの作用を説明すると、この下面撮影
装置１０の態様は、図５，図６に示す塊状青果物（みか
ん等）をカラーＣＣＤカメラによって色，傷，形状等を
検出するカメラ選別機の一環として配置する。即ち、同
図示にあっては３連のコンベア路を示し、これは塊状青
果物Ａを１個宛てとして整列搬送される整列コンベア１
１と、該整列コンベア１１よりスピードの速い塊状青果
物の間隔を隔てる離隔コンベア１２とこの先方に下面撮
影装置１０を設置し、この塊状青果物下面を撮影したそ
のままの姿勢を保って配果コンベア１３に搬送し、次に
このコンベア上で上面を撮影する上面撮影装置１４を経
ることで、下面の色，傷，形状等のデータと、上面で得
られる各データを総和し、所定の画像処理して等級，階
級が判定され、最後に配果コンベア１５を搬送され所定
の位置に排出される。
装置１０の態様は、図５，図６に示す塊状青果物（みか
ん等）をカラーＣＣＤカメラによって色，傷，形状等を
検出するカメラ選別機の一環として配置する。即ち、同
図示にあっては３連のコンベア路を示し、これは塊状青
果物Ａを１個宛てとして整列搬送される整列コンベア１
１と、該整列コンベア１１よりスピードの速い塊状青果
物の間隔を隔てる離隔コンベア１２とこの先方に下面撮
影装置１０を設置し、この塊状青果物下面を撮影したそ
のままの姿勢を保って配果コンベア１３に搬送し、次に
このコンベア上で上面を撮影する上面撮影装置１４を経
ることで、下面の色，傷，形状等のデータと、上面で得
られる各データを総和し、所定の画像処理して等級，階
級が判定され、最後に配果コンベア１５を搬送され所定
の位置に排出される。
【００１２】ここにおいて、先ず塊状青果物Ａが所定間
隔にて搬送され下面撮影装置１０の搬送面５に達する
と、このコンベア自体は極く細いケーブル２を複数本所
定間隔で配列した構造のスリット型コンベア１であるた
め、塊状青果物Ａはこの搬送面５の下方に別途設置した
公知の照明灯群（図示せず）からの照明を受けて照らさ
れ、この塊状青果物Ａの左右分割下面Ａａ，Ａｂは、前
記搬送面５より左右外側で下方に配設した第一の反射鏡
となる一対の反射鏡９，９で撮影される。この場合、コ
ンベア１は極く細いケーブル使用のスリット形状のた
め、照明をはじめとし塊状青果物Ａの左右分割下面Ａ
ａ，Ａｂの面が隠れることもなく反射鏡９，９に映るた
め、この面に付いている色や傷及び大きさがもれなく反
射鏡９，９に撮影され、該反射鏡９，９のもつ所定角度
の屈折で内側へ水平方向に反射し、搬送面５の下方に臨
む第二の反射鏡となるＶ状反射鏡８を経て真下位置した
カラーＣＣＤカメラとなる下部撮影用カメラ６に結像さ
れ、その撮像を公知の画像処理手段（図示せず）にて処
理し着色度，傷，形状等を測定し、等級・階級を判別す
る。
隔にて搬送され下面撮影装置１０の搬送面５に達する
と、このコンベア自体は極く細いケーブル２を複数本所
定間隔で配列した構造のスリット型コンベア１であるた
め、塊状青果物Ａはこの搬送面５の下方に別途設置した
公知の照明灯群（図示せず）からの照明を受けて照らさ
れ、この塊状青果物Ａの左右分割下面Ａａ，Ａｂは、前
記搬送面５より左右外側で下方に配設した第一の反射鏡
となる一対の反射鏡９，９で撮影される。この場合、コ
ンベア１は極く細いケーブル使用のスリット形状のた
め、照明をはじめとし塊状青果物Ａの左右分割下面Ａ
ａ，Ａｂの面が隠れることもなく反射鏡９，９に映るた
め、この面に付いている色や傷及び大きさがもれなく反
射鏡９，９に撮影され、該反射鏡９，９のもつ所定角度
の屈折で内側へ水平方向に反射し、搬送面５の下方に臨
む第二の反射鏡となるＶ状反射鏡８を経て真下位置した
カラーＣＣＤカメラとなる下部撮影用カメラ６に結像さ
れ、その撮像を公知の画像処理手段（図示せず）にて処
理し着色度，傷，形状等を測定し、等級・階級を判別す
る。
【００１３】また、この場合、下部撮影用カメラ６は上
向き設置としてなるが、この上方にはレンズ７を覆うよ
うに反射鏡８がＶ状に位置してなるため、スリット型コ
ンベア１の搬送面５に塊状青果物Ａが乗り込むに際しゴ
ミ，ホコリ等が発生しても、このゴミ，ホコリ等はＶ状
反射鏡８のＶ溝部８ｂで受けられ、レンズ７側への沈下
はなく汚すこともない。
向き設置としてなるが、この上方にはレンズ７を覆うよ
うに反射鏡８がＶ状に位置してなるため、スリット型コ
ンベア１の搬送面５に塊状青果物Ａが乗り込むに際しゴ
ミ，ホコリ等が発生しても、このゴミ，ホコリ等はＶ状
反射鏡８のＶ溝部８ｂで受けられ、レンズ７側への沈下
はなく汚すこともない。
【００１４】なお、下面撮影装置の塊状青果物に対する
照明手段については、従来この種の撮影装置の照明と同
様なため、説明は省略している。
照明手段については、従来この種の撮影装置の照明と同
様なため、説明は省略している。
【００１５】
【発明の効果】上述のように、本発明の塊状青果物のカ
メラ選別機に用いる下面撮影装置は、塊状青果物を載置
するコンベアを極く細いケーブルを複数本を用いたスリ
ット型コンベアとし、この搬送面の下方に下部撮影用カ
メラ（カラーＣＣＤカメラ）を上向きとし、且つカメラ
の上方に配したＶ状反射鏡と両外側の反射鏡で塊状青果
物の下面を撮影するようにしたため、塊状青果物の下面
は極く細いケーブル上で撮影されるので、コンベアに左
右されることなく対象（下面）となる色，傷，形状等が
撮れ、正確な撮像データが得られ、別途の上面撮影装置
のデータと合わせて確実な等級，階級の測定がなされ
る。この場合、下部撮影用カメラを搬送面の真下に臨ま
せるため、装置全体がコンパクトとなり、しかも、レン
ズを上向きとしていても、この上方にはゴミ，ホコリ等
の落下を防ぐことを兼用するＶ状反射鏡（第二の反射
鏡）を配設したので、従来問題となるレンズの曇り等を
招かず安定した選別精度を得るものとなる等の効果を有
する。
メラ選別機に用いる下面撮影装置は、塊状青果物を載置
するコンベアを極く細いケーブルを複数本を用いたスリ
ット型コンベアとし、この搬送面の下方に下部撮影用カ
メラ（カラーＣＣＤカメラ）を上向きとし、且つカメラ
の上方に配したＶ状反射鏡と両外側の反射鏡で塊状青果
物の下面を撮影するようにしたため、塊状青果物の下面
は極く細いケーブル上で撮影されるので、コンベアに左
右されることなく対象（下面）となる色，傷，形状等が
撮れ、正確な撮像データが得られ、別途の上面撮影装置
のデータと合わせて確実な等級，階級の測定がなされ
る。この場合、下部撮影用カメラを搬送面の真下に臨ま
せるため、装置全体がコンパクトとなり、しかも、レン
ズを上向きとしていても、この上方にはゴミ，ホコリ等
の落下を防ぐことを兼用するＶ状反射鏡（第二の反射
鏡）を配設したので、従来問題となるレンズの曇り等を
招かず安定した選別精度を得るものとなる等の効果を有
する。
【図１】本発明の実施例を示す塊状青果物のカメラ選別
機に用いる下面撮影装置の要部の側面図である。
機に用いる下面撮影装置の要部の側面図である。
【図２】同正面図である。
【図３】同平面図である。
【図４】塊状青果物の下面撮影の説明図である。
【図５】下面撮影装置を組み込んだ塊状青果物のカメラ
選別機の平面図である。
選別機の平面図である。
【図６】同要部を示す側面図である。
１ スリット型コンベア ２ 極く細いケーブル ５ 搬送面 ６ 下部撮影用カメラ ７ レンズ ８ Ｖ状反射鏡 ９，９ 反射鏡
Claims (1)
- 【請求項１】 塊状青果物をカラーＣＣＤカメラによっ
て色，傷，形状等を検出するカメラ選別機において、塊
状青果物の下面撮影装置のコンベアを、極く細いケーブ
ルを長手方向に多数本配列し長手方向にスリットを形成
したスリット型コンベアとし、該スリット型コンベアの
所定箇所の下方に上向きの下部撮影用カメラを配置し、
該下部撮影用カメラとコンベア間に塊状青果物等から降
るゴミ，ホコリ受け兼用のＶ溝部をもつ下面を反射面と
したＶ状反射鏡を介在すると共に、このＶ状反射鏡の反
射面の反射両横外部にコンベヤ上の塊状青果物の左右分
割下面の像を受ける一対の反射鏡を配設し、且つ前記Ｖ
状反射鏡の反射面で反射した塊状青果物の左右分割下面
の像を下部撮影用カメラに結像させることを特徴とする
塊状青果物のカメラ選別機に用いる下面撮影装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6203384A JP2663962B2 (ja) | 1994-08-29 | 1994-08-29 | 塊状青果物のカメラ選別機に用いる下面撮影装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6203384A JP2663962B2 (ja) | 1994-08-29 | 1994-08-29 | 塊状青果物のカメラ選別機に用いる下面撮影装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0866662A JPH0866662A (ja) | 1996-03-12 |
| JP2663962B2 true JP2663962B2 (ja) | 1997-10-15 |
Family
ID=16473151
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6203384A Expired - Fee Related JP2663962B2 (ja) | 1994-08-29 | 1994-08-29 | 塊状青果物のカメラ選別機に用いる下面撮影装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2663962B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0832324B2 (ja) * | 1988-11-17 | 1996-03-29 | 株式会社マキ製作所 | 仕分け用コンベア装置 |
-
1994
- 1994-08-29 JP JP6203384A patent/JP2663962B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0866662A (ja) | 1996-03-12 |
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