JP2663334B2 - ゴミ圧縮装置 - Google Patents

ゴミ圧縮装置

Info

Publication number
JP2663334B2
JP2663334B2 JP6143988A JP14398894A JP2663334B2 JP 2663334 B2 JP2663334 B2 JP 2663334B2 JP 6143988 A JP6143988 A JP 6143988A JP 14398894 A JP14398894 A JP 14398894A JP 2663334 B2 JP2663334 B2 JP 2663334B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure plate
compression
plate
lever
dust
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP6143988A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07323397A (ja
Inventor
一彦 鹿島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kowa Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kowa Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kowa Kogyo Co Ltd filed Critical Kowa Kogyo Co Ltd
Priority to JP6143988A priority Critical patent/JP2663334B2/ja
Publication of JPH07323397A publication Critical patent/JPH07323397A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2663334B2 publication Critical patent/JP2663334B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B9/00Presses specially adapted for particular purposes
    • B30B9/30Presses specially adapted for particular purposes for baling; Compression boxes therefor
    • B30B9/305Drive arrangements for the press ram
    • B30B9/3053Hand- or foot-operated presses
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B1/00Presses, using a press ram, characterised by the features of the drive therefor, pressure being transmitted directly, or through simple thrust or tension members only, to the press ram or platen
    • B30B1/02Presses, using a press ram, characterised by the features of the drive therefor, pressure being transmitted directly, or through simple thrust or tension members only, to the press ram or platen by lever mechanism
    • B30B1/04Presses, using a press ram, characterised by the features of the drive therefor, pressure being transmitted directly, or through simple thrust or tension members only, to the press ram or platen by lever mechanism operated by hand or foot
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65FGATHERING OR REMOVAL OF DOMESTIC OR LIKE REFUSE
    • B65F1/00Refuse receptacles; Accessories therefor
    • B65F1/14Other constructional features; Accessories
    • B65F1/1405Compressing means incorporated in, or specially adapted for, refuse receptacles

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファーストフード店等
で排出される紙容器等のゴミを手動操作で圧縮する簡易
なゴミ圧縮装置に関する。
【0002】
【従来の技術】簡易な飲食物を提供するファーストフー
ド店が街中で数多く見られるようになり、また催物会場
や公園等でも同様のサービスを行う出店が多くなってお
り、それらの外食店から排出されるゴミの量が飛躍的に
増大している。
【0003】一般に、ファーストフード店では飲食物の
サービスに際して紙製や樹脂製の簡単な使い捨て容器を
用いているが、来客者が使用後の容器を散らかさないよ
うに予め専用のゴミ箱等を設置しておき、その中に廃棄
させるように努めている。
【0004】そして、各店では廃棄されたゴミをゴミ箱
等から暫時回収して一旦店内の所定箇所に蓄積してお
き、ゴミ収集車の巡回時等にまとめて放出するようにし
ているが、一日の客数が多くなると必然的にゴミの量も
膨大になり、店内にその蓄積スペースを確保するのに窮
していることが多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記の使い
捨て容器についてみると、その殆どは薄い紙製や樹脂製
のコップや皿であり、圧潰するとその容積を1/3以下
にすることができる。従って、ゴミ箱等から回収したゴ
ミをまとめて圧縮し、それを蓄積するようにすれば大き
なスペースをとらずに大量のゴミを保留しておくことが
可能になる。また、容器の材質が紙や樹脂製であること
から油圧機器やモータ等を用いた強力な圧縮装置を用い
る必要はなく、手動操作で圧縮力を供給する程度の簡単
な装置で足りる。
【0006】そこで、本発明は、簡易な構成で操作も容
易なゴミ圧縮装置を提供し、前記のファーストフード店
等におけるゴミ処理の問題を解消させることを目的とし
て創作された。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、ゴミ容器
が載置される底盤部と、前記底盤部におけるゴミ容器の
載置領域外に立設せしめられた支柱と、一端が前記支柱
に対して回動自在に取付けられており、他端がゴミ容器
の載置領域外となる長さを有した操作レバーと、一端が
前記操作レバーの中間位置に対して回動自在に取付けら
れた押圧棒と、前記押圧棒の先端部に取付けられた圧縮
盤と、一端が前記支柱に対して回動自在に取付けられて
おり、中間部に設けた前記押圧棒の方向拘束機構によっ
て前記圧縮盤をゴミ容器の開口部へ案内する案内レバー
、前記支柱における前記案内レバーの回動部に設けら
れ、前記案内レバーを略水平状態で係止するストッパと
からなり、前記ストッパで係止せしめられて水平状態に
ある前記案内レバーの先端部が前記操作レバーを係止す
るようにしたゴミ圧縮装置に係る。
【0008】第の発明は、第1の発明において、その
圧縮盤が、先端が鋭利に形成されたパイプを貫通状態で
立設させた第1圧板とその第1圧板のパイプを貫挿させ
る穴が形成されている第2圧板がバネを介して対向せし
められた構造を有し、押圧棒で前記第1圧板が押圧され
る圧縮状態では前記第1圧板のパイプの先端を前記第2
圧板の穴から突出させ、非圧縮状態では前記第1圧板の
パイプの先端を前記第2圧板の表面より内側に位置させ
ることとしたゴミ圧縮装置に係る。
【0009】第の発明は、第1の発明において、その
圧縮盤が、先端が鋭利に形成された横断面がL字状の棒
材を貫通状態で立設させた第1圧板とその第1圧板の棒
材を貫挿させる穴が形成されている第2圧板がバネを介
して対向せしめられた構造を有し、押圧棒で前記第1圧
板が押圧される圧縮状態では前記第1圧板の棒材の先端
を前記第2圧板の穴から突出させ、非圧縮状態では前記
第1圧板の棒材の先端を前記第2圧板の表面より内側に
位置させることとしたゴミ圧縮装置に係る。
【0010】
【作用】第1の発明について; 底盤部にゴミが投入されたゴミ容器を載置し、操作レバ
ーをゴミ容器側へ回転させると、案内レバーの方向拘束
機構が押圧棒の角度を自動的に調整して圧縮盤をゴミ容
器内へ嵌入させる。そして、その状態から更に操作レバ
ーを回転させると圧縮盤がゴミを圧縮することになる
が、操作レバーの中間位置に押圧棒が取付けられている
ため、操作レバーの端部を押し下げると、支柱側の取付
け部を支点としたテコの原理によって圧縮盤が大きな力
でゴミを圧縮する。また、支柱側に案内レバーを水平状
態で係止するストッパを設けたことにより、回転が停止
した案内レバーによって操作レバーが係止され、案内レ
バーが必要以上にゴミ容器側へ回転してしまうことを防
止できる。
【0011】第の発明について; ゴミ箱毎にポリ袋等で密封されたゴミが回収されてゴミ
容器に投入される場合も多く、その場合にはそのポリ袋
等に閉じ込められている空気の逃げ道がないために大き
な圧縮力を与えなければならず、またその袋を破裂させ
るとゴミ容器内にゴミや液体が飛散し、圧縮後のゴミの
取り出しが煩雑になると共にゴミ容器の洗浄が面倒にな
る。そこで、この発明では、前記の第1の発明におい
て、圧縮盤に空気抜き機構を具備させており、圧縮状態
でパイプの鋭利な先端部がゴミをまとめたポリ袋等に突
き刺さり、パイプの中空部を通じてポリ袋等の内部から
空気抜きがなされ、その袋を破裂させることなく軽い力
でゴミを圧縮できる。更に、非圧縮状態ではパイプの先
端が第2圧板の内側に戻るため、パイプが突き刺さり状
態から自動的に解除されると共にパイプの先端で操作者
が傷付く等の危険性が防止できる。
【0012】第の発明について; 第の発明では、先端が鋭利なパイプでポリ袋等を突き
刺して、そのパイプの中空部を通じて空気抜きを行うよ
うにしているが、パイプの先端が袋の中のゴミを突き刺
すとパイプの中空部にゴミが詰まる場合がある。そこ
で、この発明は、パイプの代わりに横断面がL字状の棒
材を適用した圧縮盤を用い、第の発明と同様に作動さ
せて前記の不具合が生じないようにしている。この棒材
は横断面がL字状であるために、ポリ袋等に効果的な空
気抜き用の穴を開けることができ、パイプのように閉塞
しない。
【0013】
【実施例】以下、本発明のゴミ圧縮装置の実施例を図面
を用いて詳細に説明する。 実施例1; 先ず、図1はゴミ圧縮装置の側面図を、図2はその平面
図(A)と図1におけるY-Y矢視断面図(B)を示す。各図
において、1は底盤部を、2は底盤部1に対して立設固定
された支柱を、3はその一端が支柱2に対して回動自在に
取付けられた操作レバーを、4は一端が操作レバー3の中
間部に対して回動自在に取付けられた押圧棒を、5は押
圧棒4の先端部に取付けられた圧縮盤を、6は一端が操作
レバー3の下側で支柱2に対して回動自在に取付けられて
おり、その中間部に押圧棒4の回動拘束機構を設けた案
内レバーを示す。
【0014】ここに、底盤部1は方形状に組まれたフレ
ームの片面に板を取付けて盤面を構成した構造を有し、
支柱2は2本の角柱を一定間隔だけ隔てて底盤部1の縁部
分に溶接させて立設されている。操作レバー3はその一
端部分が支柱2の各角柱間に介装されており、支柱2と操
作レバー3にピン軸を貫通させることによって操作レバ
ー3の回動部分が構成されている。押圧棒4は2本の角柱
からなり、その一端側において各角柱間に操作レバー3
を介装させ、その各角柱と操作レバー3にピン軸を貫通
させることによって回動部分を構成している。圧縮盤5
は板材を深絞り形成した円盤体の凹部にフレームを溶接
した構造を有し、そのフレーム部分に対して押圧棒4の
各角柱の先端部が溶接されている。案内レバー6はその
一端が支柱2に対して前記の操作レバー3と同様の構成で
回動自在に取付けられていると共に、そのスパン部分が
押圧棒4の各角柱間を通過しており、押圧棒4の前後にお
いて両側方へ伸びた2本の軸を貫設し、各軸の両側に4
個のローラ6aを取付け、その各ローラ6aを押圧棒4の各
角柱に当接させるようにして押圧棒4の方向拘束機構を
構成している。また、支柱2における案内レバー6の取付
け部分にはストッパ7が溶接されており、そのストッパ7
によって案内レバー6が水平状態より下側へ回転しない
ようになっている。尚、底盤部1の上面にはゴミ容器8が
載置されるが、その載置領域を区画するように位置決め
板9をその領域の縁に沿って溶接されていると共に、支
柱2の立設側と逆側の縁が僅かに隆起させてある。そし
て、この種のゴミ圧縮装置の場合には飲食物の残渣液が
付着して腐食が発生し易いため、主要部材についてはス
チールに錆び止め用の塗装やメッキを施した部材又はス
テンレス製の部材を適用し(特にゴミ容器8や底盤部1に
関してはステンレス製にしておくことが望ましい)、ま
た圧縮盤5に関しては強度上の問題がなければ軽量化を
図るために塩化ビニル製としてもよい。
【0015】このゴミ圧縮装置は以下のような動作によ
ってゴミを圧縮する。先ず、図3に示すように、操作レ
バー3をその軸方向が略垂直になるような位置に回転さ
せておく。この時、押圧棒4が斜め上側へ引き上げられ
ているため、圧縮盤5とそれに係合した案内レバー6も斜
め上方へ引き上げられた状態になる。ここで、予めポリ
袋10が内面に被設してあるゴミ容器8を底盤部1の上に載
置し、ゴミ箱から回収された紙容器等のゴミ11をゴミ容
器8の中へ投入する。そして、ゴミ11がゴミ容器8内でほ
ぼ満杯になると、操作レバー3を手前側に倒す。
【0016】次に、操作レバー3が一定角度だけ回転さ
れると、図4に示すように、押圧棒4と圧縮盤5が斜め下
方へ移動し、また案内レバー6も操作レバー3と同方向へ
回転するが、その過程では、案内レバー6に設けられて
いるローラ6aが押圧レバー4の方向を拘束し、圧縮盤5が
ゴミ容器8の開口部へ嵌入するように案内する。従っ
て、操作者は、圧縮盤5の位置を逐一調整する必要がな
く、操作レバー3を回転させるだけで圧縮盤5を自動的に
ゴミ容器8の中へ嵌入させることができる。
【0017】このようにして、圧縮盤5がゴミ容器8の開
口部に嵌入された段階では操作レバー3が約45°程度傾
斜した状態になり、操作者が更に操作レバー3を引き下
げると、図1に示すように圧縮盤5がゴミ11を圧潰しな
がらゴミ容器8の中に深く侵入することになる。また、
この場合の圧縮過程では、操作レバー3の支柱2に対する
取付け部が支点、操作者が握持して引き下げている部分
が力点、押圧棒4の操作レバー3に対する取付け部が作用
点となったテコの原理が成立し、ゴミ11が紙容器等であ
るために軽い力を加えるだけで圧縮を進行させることが
できる。
【0018】そして、この実施例装置では、操作レバー
3が水平位置まで回転せしめられる前に案内レバー6が水
平状態まで回転するが、その段階で案内レバー6の後端
部が支柱2側のストッパ7に係合することになり、案内レ
バー6はその水平状態で停止する。また、前記のように
案内レバー6が水平状態になった段階では、図1に示す
ように、そのローラ6aによる方向拘束機構が押圧棒4を
ゴミ容器8の中心に位置させるように案内している。
【0019】従って、そのまま操作レバー3を押し下げ
ることによってゴミ11が更に圧縮されるが、操作レバー
3は案内レバー6の上側に設けてあるため、圧縮盤5がゴ
ミ容器8内の約半分程度まで嵌入した段階で操作レバー3
の下側面が案内レバー6の先端部に当接し、操作レバー3
をそれ以上押し下げることができなくなる。即ち、図1
に示すような状態で圧縮が完了し、操作レバー3は案内
レバー6に係止されてそれ以上は回転せず、そのスパン
部分がゴミ容器8の開口部に当たらないようになってい
る。
【0020】以降、前記の圧縮工程を第1回目として、
再び図3に示したように操作レバー3を垂直位置まで戻
して押圧盤5をゴミ容器8から引上げ、新たに回収された
ゴミ11を投入して前記の圧縮工程を繰り返す。そして、
圧縮されたゴミ11の量がゴミ容器8内で約60〜80%
程度の容積を占めるようになった段階で、ポリ袋10を閉
じてゴミ容器8から外部へ取り出し、1袋にまとまった
ゴミとして所定の場所に蓄積しておく。その場合、ゴミ
11は当初の回収時と比較して容積比で約1/3以下に圧
縮されているため、ゴミの蓄積スペースが大幅に節減で
きる。
【0021】実施例2; 実施例1の圧縮工程ではゴミ11をそのまま追加しながら
圧縮してゆく場合について説明したが、実際のゴミ11の
回収時においては各ゴミ箱毎にポリ袋10でまとめられた
態様で回収されることが多く、その場合には、図5に示
すように、ゴミ11がポリ袋10に入った状態でゴミ容器8
内に投入されて圧縮されてゆくことになる。しかし、そ
のような方法によると、ポリ袋10はその開口部が閉じら
れているため、圧縮された際にポリ袋10の内部に密閉さ
れている空気の逃げ場がなくなり、ポリ袋10が破裂して
内部のゴミ11がゴミ容器8内に飛散してしまうことがあ
る。
【0022】そこで、前記の実施例では単板状の圧縮盤
5を用いていたが、その部分に図6に示すような機構を
採用して前記の不具合を解消させる。先ず、この圧縮盤
20は、押圧棒4に取付けられた第1圧板21とその第1圧
板21に対してバネ23a,23bを介して対向せしめられた第
2圧板22を有し、第1圧板21には先端が鋭利にカットさ
れたパイプ24a,24bが貫設されており、第2圧板22には
第1圧板21のパイプ24a,24bの立設位置に対応した位置
に穴25a,25bが穿設された構造を有している。尚、同図
における26a,26bは各圧板21,22が水平方向にずれるのを
防止するための摺動軸であり、その一端が第2圧板22に
固定されており、バネ23a,23bを貫通して第1圧板21に
形成された穴を摺動するようになっていると共に、第1
圧板21の上側において抜け止め用のボスが付加されてい
る。そして、前記のパイプ24a,24bの先端は、非圧縮状
態では第2圧板22の下面より内側に位置し、圧縮状態で
はバネ23a,23bが圧縮されて第2圧板22の下面から突出
するようになっている。
【0023】図7は、図1から図5に示したゴミ圧縮装
置の圧縮盤5の代わりに、前記の構造の圧縮盤20を用い
た場合を示している。この場合にも、上記の圧縮工程と
同様に圧縮盤20をゴミ容器8の内部へ嵌入させてゴミ11
を圧縮するが、ゴミ11がポリ袋10に収納された状態でゴ
ミ容器8の内部に投入されていても、そのポリ袋10に密
閉された空気を外部へ逃がしながらゴミ11を圧縮する。
【0024】そして、その圧縮工程での具体的機能は図
8に示される。同図に示すように、圧縮盤20が押圧棒4
で押し下げられると、第2圧板22がポリ袋10に圧接して
内部のゴミ11を圧縮するが、その圧力によってバネ23a,
23bが圧縮され、自動的にパイプ24a,24bの先端が第2圧
板22の下面から突出する。その場合、パイプ24a,24bの
先端が鋭利に形成されているためにポリ袋10を容易に突
き破り、ポリ袋10の内部とパイプ24a,24bの中空部が連
通してポリ袋10の内部に密閉されてる空気を逃がすこと
が可能になる。その結果、前記の連通路を介して空気を
外部へ逃がしながらゴミ11の圧縮を円滑に進行させるこ
とでき、またポリ袋10が破裂することもなくなるために
ゴミ容器8の内部を汚すことを防止できる。
【0025】逆に、圧縮盤20が引き上げられた非圧縮時
には、パイプ24a,24bの先端がバネ23a,23bの復元力によ
って第2圧板22の下面より内側に戻るため、突き刺さっ
ていたパイプ24a,24bがポリ袋10側から自動的に抜き取
られる。また、圧縮時にのみパイプ24a,24bの先端が第
2圧板22から突出するため、操作者がその先端に触れて
損傷を負う等の危険を防止することができる。
【0026】尚、この実施例では2本のパイプ24a,24b
を装着させているが、ゴミ容器8の大きさ等に応じてそ
の本数を増加させることは任意である。また、この実施
例ではバネにコイルバネを用いているが、板バネ等の弾
発的手段を適用してもよい。
【0027】実施例3; 前記の実施例2において、圧縮工程では圧縮盤20がポリ
袋10とその中のゴミ11を突き刺すことになるが、各パイ
プ24a,24bの中空部に突き抜いた部分の破片が詰まるこ
とがあり、その場合には空気抜きが円滑に行えなくな
る。そこで、この実施例では、図9に示すように、圧縮
盤20の機構自体は実施例2の場合と同様であるが、パイ
プ24a,24bの代わりに先端が鋭利に形成されたアングル
棒材30a,30bを適用する。即ち、第1圧板21に丸棒材31
a,31bを立設固定させ、その丸棒材31a,31bに前記のアン
グル棒材30a,30bを溶接して取付けてある。
【0028】従って、アングル棒材30a,30bの部分を下
側から見ると図10(A)のようになり、その先端部分で
ポリ袋10を突き刺した場合には、図10(B)に示すよう
にポリ袋10がぼぼL字状に破断され、同図における三角
状の散点領域がポリ袋10と連続したまま開口部を構成し
て空気抜き用の穴となる。その結果、実施例2でパイプ
24a,24bを適用した場合のような不具合が発生せず、常
に前記の開口部を通じた良好な空気抜き状態でゴミ11を
圧縮することが可能になる。
【0029】そして、以上の各実施例において、ゴミ容
器8は図11に示すような構成にしておくことが便利で
ある。先ず、ゴミ容器8の側壁部に多数の穴40を穿設し
ておく。各実施例における圧縮工程では、ポリ袋10とゴ
ミ容器8の間に介在した空気も圧縮盤20の下降を妨げる
ことがある。即ち、ゴミ11の圧縮時に圧縮盤20の外周と
ゴミ容器8の内周面の間をポリ袋10が閉塞させてしまう
と、ポリ袋10とゴミ容器8の間の空気が逃げ場をなくし
て圧縮盤20の下降に反力を及ぼす。この問題は、前記の
ようにゴミ容器8に多数の穴40を形成して空気の逃げ道
を確保させることにより解消でき、常にゴミ11の圧縮を
円滑に行うことができる。
【0030】また、ゴミ容器8の側壁外周面に取手を兼
ねたポリ袋10の係止部41を設けておくと、実施例1で示
したようにポリ袋10をゴミ容器8の内面に被設してゴミ1
1を圧縮する場合に、ポリ袋10の開口側端をその係止部4
1に掛け止めておくことができ、また圧縮の進行時にポ
リ袋10の開口側端がゴミ容器8の内側へ引き込まれてし
まうことも防止できる。
【0031】
【発明の効果】本発明のゴミ圧縮装置は、以上の構成を
有していることにより、次のような項かを奏する。請求
項1の発明は、簡単な操作でゴミを効率的に圧縮できる
簡易なゴミ圧縮装置を提供し、特にファーストフード店
や催物会場等で排出される紙容器等のゴミを圧縮する場
合に適用され、従来から店内や会場内にゴミを一旦蓄積
しておくためのスペースを確保するのに苦慮していた問
題を解消させる。また、操作レバーが必要以上に回転し
ないようにして操作性と安全性を向上させる。請求項
の発明は、ゴミがポリ袋等に密封された状態で圧縮され
る場合に、その圧縮工程で袋内の空気を逃がしながらゴ
ミを圧縮できるようにし、袋が破裂して圧縮後のゴミを
ゴミ容器から取り出すことが面倒になったり、ゴミ容器
の内側が汚れたりすることを防止する。請求項の発明
は、請求項の発明と同様の効果を有すると共に、パイ
プを用いた場合のように突き抜いた部分の破片が空気の
逃げ道に詰まることがなく、常に良好な空気抜き状態で
ゴミの圧縮を可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るゴミ圧縮装置の側面図
(但し、圧縮完了時の状態を示し、またゴミ容器部分と
圧縮盤は断面図)である。
【図2】ゴミ圧縮装置の平面図(A)と図1におけるY-Y
矢視断面図(B)である。
【図3】圧縮盤の開放時におけるゴミ圧縮装置の側面図
(但し、ゴミ容器部分と圧縮盤は断面図)である。
【図4】圧縮盤がゴミ容器内に案内される段階における
ゴミ圧縮装置の側面図(但し、ゴミ容器部分と圧縮盤は
断面図)である。
【図5】ゴミがポリ袋に密封された状態で圧縮される場
合におけるゴミ圧縮装置の側面図(但し、ゴミ容器部分
と圧縮盤は断面図)である。
【図6】空気抜き機構を設けた圧縮盤の側面図である。
【図7】空気抜き機構を設けた圧縮盤を適用した場合の
ゴミ圧縮装置の側面図(但し、ゴミ容器部分と圧縮盤は
断面図)である。
【図8】空気抜き機構(パイプ方式)を設けた圧縮盤でポ
リ袋に密封されたゴミを圧縮している状態を示す側面図
である。
【図9】空気抜き機構(アングル方式)を設けた圧縮盤で
ポリ袋に密封されたゴミを圧縮している状態を示す側面
図である。
【図10】アングル方式の空気抜き部を下側から見た図
(A)及びポリ袋の破断部分を示す図(B)である。
【図11】ゴミ容器の断面図である。
【符号の説明】
1…底盤部,2…支柱,3…操作レバー,4…押圧棒,5,20
…圧縮盤,6…案内レバー,6a…ローラ,7…ストッパ,
8…ゴミ容器,9…位置決め板,10…ポリ袋,11…ゴミ,
21…第1圧板,22…第2圧板,23a,23b…バネ,24a,24b
…パイプ,25a,25b…穴,26a,26b…摺動軸,30a,30b…
アングル棒材,31a,31b…丸棒材,40…穴,41…取手を
兼ねたポリ袋の係止部。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゴミ容器が載置される底盤部と、前記底
    盤部におけるゴミ容器の載置領域外に立設せしめられた
    支柱と、一端が前記支柱に対して回動自在に取付けられ
    ており、他端がゴミ容器の載置領域外となる長さを有し
    た操作レバーと、一端が前記操作レバーの中間位置に対
    して回動自在に取付けられた押圧棒と、前記押圧棒の先
    端部に取付けられた圧縮盤と、一端が前記支柱に対して
    回動自在に取付けられており、中間部に設けた前記押圧
    棒の方向拘束機構によって前記圧縮盤をゴミ容器の開口
    部へ案内する案内レバーと、前記支柱における前記案内
    レバーの回動部に設けられ、前記案内レバーを略水平状
    態で係止するストッパとからなり、前記ストッパで係止
    せしめられて水平状態にある前記案内レバーの先端部が
    前記操作レバーを係止するようにしたゴミ圧縮装置。
  2. 【請求項2】 請求項のゴミ圧縮装置において、その
    圧縮盤が、先端が鋭利に形成されたパイプを貫通状態で
    立設させた第1圧板とその第1圧板のパイプを貫挿させ
    る穴が形成されている第2圧板がバネを介して対向せし
    められた構造を有し、押圧棒で前記第1圧板が押圧され
    る圧縮状態では前記第1圧板のパイプの先端を前記第2
    圧板の穴から突出させ、非圧縮状態では前記第1圧板の
    パイプの先端を前記第2圧板の表面より内側に位置させ
    ることとしたゴミ圧縮装置。
  3. 【請求項3】 請求項のゴミ圧縮装置において、その
    圧縮盤が、先端が鋭利に形成された横断面がL字状の棒
    材を貫通状態で立設させた第1圧板とその第1圧板の棒
    材を貫挿させる穴が形成されている第2圧板がバネを介
    して対向せしめられた構造を有し、押圧棒で前記第1圧
    板が押圧される圧縮状態では前記第1圧板の棒材の先端
    を前記第2圧板の穴から突出させ、非圧縮状態では前記
    第1圧板の棒材の先端を前記第2圧板の表面より内側に
    位置させることとしたゴミ圧縮装置。
JP6143988A 1994-06-02 1994-06-02 ゴミ圧縮装置 Expired - Lifetime JP2663334B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6143988A JP2663334B2 (ja) 1994-06-02 1994-06-02 ゴミ圧縮装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6143988A JP2663334B2 (ja) 1994-06-02 1994-06-02 ゴミ圧縮装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07323397A JPH07323397A (ja) 1995-12-12
JP2663334B2 true JP2663334B2 (ja) 1997-10-15

Family

ID=15351700

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6143988A Expired - Lifetime JP2663334B2 (ja) 1994-06-02 1994-06-02 ゴミ圧縮装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2663334B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105645003A (zh) * 2016-04-01 2016-06-08 河南师范大学 一种新型垃圾箱

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4502284B1 (ja) * 2009-06-01 2010-07-14 池田 儀彦 ごみ圧縮装置
WO2011054057A1 (en) * 2009-11-09 2011-05-12 Nathan Ross Bergmans Compactor
KR100970095B1 (ko) * 2010-05-29 2010-07-16 김일강 압축쓰레기통
CN103101006A (zh) * 2012-12-31 2013-05-15 镇江市丰泰化验制样设备有限公司 快速压紧机构
CN103407192A (zh) * 2013-07-22 2013-11-27 苏州天华有色金属制品有限公司 一种压缩装置
CN104909095B (zh) * 2015-06-29 2017-02-08 山东海沃嘉美环境工程有限公司 一种可压缩式垃圾桶
CN107600810A (zh) * 2017-09-28 2018-01-19 赵依依 一种市政环保垃圾收集箱
CN108313560A (zh) * 2018-02-02 2018-07-24 浙江夏远信息技术有限公司 一种便于清理的环保分类垃圾桶
CN110143005B (zh) * 2019-02-01 2024-03-15 农业农村部南京农业机械化研究所 一种果蔬皮渣压缩成型装置
CN111392273B (zh) * 2020-03-25 2021-07-20 浙江科技学院 一种智能垃圾回收机
CN111347708B (zh) * 2020-04-21 2021-12-14 巫山县天煜奇叶农业开发有限公司 一种办公用节能高效型碎纸压缩装置
CN116062336A (zh) * 2023-03-17 2023-05-05 泰安市鑫孚精工科技有限公司 一种智慧垃圾处理装置及其控制系统

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5471577A (en) * 1977-11-18 1979-06-08 Toshiba Corp Production of semiconductor device
JPH0538598A (ja) * 1991-08-05 1993-02-19 Susumu Hasegawa 生ごみ等の減容器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105645003A (zh) * 2016-04-01 2016-06-08 河南师范大学 一种新型垃圾箱

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07323397A (ja) 1995-12-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2663334B2 (ja) ゴミ圧縮装置
US5884556A (en) Trash handling device
US4649813A (en) Waste compactor apparatus
US4133261A (en) Can crusher
US7070064B1 (en) Hands-free trash barrel lid opener
US4771686A (en) Apparatus for crushing small waste containers
US4593615A (en) Waste compactor apparatus
US20180194554A1 (en) Recycling bin with mechanism for compacting individual containers
US3850094A (en) Trash compressor and receptacle
US5934511A (en) Device for puncturing aerosol cans
US4877261A (en) Fluid waste transporter
EP2386504B1 (en) A multi-compartment refuse storage container
US20020083851A1 (en) Apparatus for crushing cans
US5203262A (en) Can crushing apparatus
KR200460648Y1 (ko) 쓰레기 압축이 가능한 쓰레기통
NL1036371C2 (nl) Afvalverzamelinrichting en werkwijze voor toepassing van een dergelijke inrichting.
EP0537258A1 (en) Receptacle and cart for removal of domestic refuse
US3908541A (en) Crushing device for household wastes
KR200494986Y1 (ko) 폐스프레이 캔의 처리장치
JP2004010208A (ja) 廃棄物圧縮収容装置
KR100983527B1 (ko) 결속기능을 갖춘 쓰레기 압축장치
JPH0714198Y2 (ja) 穴開け具付スプレー缶
RU65427U1 (ru) Пресс-компактор
KR970001166Y1 (ko) 마늘 다지기
JP2926313B2 (ja) 空缶の圧縮装置