JP2662912B2 - 通信制御装置 - Google Patents
通信制御装置Info
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- JP2662912B2 JP2662912B2 JP3260279A JP26027991A JP2662912B2 JP 2662912 B2 JP2662912 B2 JP 2662912B2 JP 3260279 A JP3260279 A JP 3260279A JP 26027991 A JP26027991 A JP 26027991A JP 2662912 B2 JP2662912 B2 JP 2662912B2
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L12/00—Data switching networks
- H04L12/28—Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
- Communication Control (AREA)
- Selective Calling Equipment (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は通信制御装置に関し、更
に詳述すれば、小規模の通信ネットワークであるローカ
ルエリアネットワーク(LAN)システム、特にたとえば自
動車等の移動体に搭載される LANシステム等に使用され
る通信制御装置に関する。
に詳述すれば、小規模の通信ネットワークであるローカ
ルエリアネットワーク(LAN)システム、特にたとえば自
動車等の移動体に搭載される LANシステム等に使用され
る通信制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図1は従来の LANシステムの一例として
の車載用LAN システムの構成例を示す模式図であり、図
2はその LAN配線に複数が接続されている通信制御装置
としての LAN用ICの内部構成の概略を示すブロック図で
ある。
の車載用LAN システムの構成例を示す模式図であり、図
2はその LAN配線に複数が接続されている通信制御装置
としての LAN用ICの内部構成の概略を示すブロック図で
ある。
【0003】図1, 図2において、 LAN配線1にはこの
例では4個のターミナル41, 42, 43, 44が接続されてい
る。各ターミナル41, 42, 43, 44はいずれも LAN用ICと
マイクロプロセッサユニットとで構成されているが、こ
こではターミナル42と43とについて説明する。
例では4個のターミナル41, 42, 43, 44が接続されてい
る。各ターミナル41, 42, 43, 44はいずれも LAN用ICと
マイクロプロセッサユニットとで構成されているが、こ
こではターミナル42と43とについて説明する。
【0004】LAN配線1にはターミナル42, 43の LAN用I
C 2a, 3a が接続されている。各 LAN用IC 2a, 3a は、
通信用のデータの作成,処理を行うマイクロプロセッサ
ユニット(MPU) 2b, 3bに接続されている。またターミナ
ル42のマイクロプロセッサユニット2bにはこのマイクロ
プロセッサユニット2bにより駆動されるアクチュエータ
20が接続されており、ターミナル43のマイクロプロセッ
サユニット3bには、スイッチ30が接続されている。
C 2a, 3a が接続されている。各 LAN用IC 2a, 3a は、
通信用のデータの作成,処理を行うマイクロプロセッサ
ユニット(MPU) 2b, 3bに接続されている。またターミナ
ル42のマイクロプロセッサユニット2bにはこのマイクロ
プロセッサユニット2bにより駆動されるアクチュエータ
20が接続されており、ターミナル43のマイクロプロセッ
サユニット3bには、スイッチ30が接続されている。
【0005】各 LAN用IC 2a, 3a は、 LAN用IC 2a を例
にとると図2に示されているように構成されている。
にとると図2に示されているように構成されている。
【0006】図2において、参照符号5はデータの送信
元 (この場合はターミナル42) を特定する送信元アドレ
ス番号を格納する送信元アドレス格納装置であり、送信
信号発生装置6と接続されている。送信信号発生装置6
は、マイクロプロセッサユニット2bから送られてくるデ
ータに送信元アドレス格納装置5に格納されている送信
元・先アドレスを付加し、更に後述する通信に必要なデ
ータを加えた通信データを定められた通信方式に従って
シリアル電気信号に変換しトランシーバ9へ送る。
元 (この場合はターミナル42) を特定する送信元アドレ
ス番号を格納する送信元アドレス格納装置であり、送信
信号発生装置6と接続されている。送信信号発生装置6
は、マイクロプロセッサユニット2bから送られてくるデ
ータに送信元アドレス格納装置5に格納されている送信
元・先アドレスを付加し、更に後述する通信に必要なデ
ータを加えた通信データを定められた通信方式に従って
シリアル電気信号に変換しトランシーバ9へ送る。
【0007】一方、参照符号7は受信したデータが自分
宛であることを判断するための受信元(送信元と同義、
この場合はターミナル42) アドレスを格納する受信元ア
ドレス格納装置であり、受信信号解読装置8と接続され
ている。受信信号解読装置8は、受信した信号の送り先
が自分自身であるか否かを受信した信号に含まれている
送信先アドレスと受信元アドレス格納装置7に格納され
ている受信元アドレスとが一致するか否かにより判断
し、またデータが正常であるか否かをも判断した上でマ
イクロプロセッサユニット2bが受信出来る信号に変換し
てマイクロプロセッサユニット2bへ送る。
宛であることを判断するための受信元(送信元と同義、
この場合はターミナル42) アドレスを格納する受信元ア
ドレス格納装置であり、受信信号解読装置8と接続され
ている。受信信号解読装置8は、受信した信号の送り先
が自分自身であるか否かを受信した信号に含まれている
送信先アドレスと受信元アドレス格納装置7に格納され
ている受信元アドレスとが一致するか否かにより判断
し、またデータが正常であるか否かをも判断した上でマ
イクロプロセッサユニット2bが受信出来る信号に変換し
てマイクロプロセッサユニット2bへ送る。
【0008】トランシーバ9は、送信信号発生装置6か
ら送られてきた電気信号を LAN配線1で充分送信可能な
程度の強度の電気信号に変換して LAN配線1へ送信し、
またLAN配線1から受信した信号を受信信号解読装置8
で受信し易い信号に変換して波形整形する。
ら送られてきた電気信号を LAN配線1で充分送信可能な
程度の強度の電気信号に変換して LAN配線1へ送信し、
またLAN配線1から受信した信号を受信信号解読装置8
で受信し易い信号に変換して波形整形する。
【0009】図3は上述のような装置により使用される
LAN通信の基本フレームフォーマットの一例を示す模式
図である。
LAN通信の基本フレームフォーマットの一例を示す模式
図である。
【0010】フレームは先頭から順に、SOM(Start Of M
essage)101, A(優先コード、即ち衝突検出における優先
順位指定コード)102, B(送信先のアドレス)103, C(送信
元のアドレス)104, D(データ)105, E(CRCエラー判定コ
ード)106, EOD(End Of Data)107, F(RSP、即ち受信側が
返信するACK/NAK コード)108, EOM(End Of Message)109
の順に配列されている。
essage)101, A(優先コード、即ち衝突検出における優先
順位指定コード)102, B(送信先のアドレス)103, C(送信
元のアドレス)104, D(データ)105, E(CRCエラー判定コ
ード)106, EOD(End Of Data)107, F(RSP、即ち受信側が
返信するACK/NAK コード)108, EOM(End Of Message)109
の順に配列されている。
【0011】以上のような構成の従来の装置の動作につ
いて以下に説明する。なお、ここではターミナル43のス
イッチ30がオンされるとターミナル42のアクチュエータ
20が動作するように、予め送信先アドレスがターミナル
42の受信元アドレスとなるようにマイクロプロセッサに
プログラムされていたとする。これはたとえば図1に示
されている LANシステムが自動車に搭載されており、た
とえばアクチュエータ20がワイパーを作動させるアクチ
ュエータであり、スイッチ30がワイパースイッチである
とすれば、スイッチ30をドライバがオンすることによ
り、アクチュエータ20が作動してワイパーが動作すると
いうことを意味する。
いて以下に説明する。なお、ここではターミナル43のス
イッチ30がオンされるとターミナル42のアクチュエータ
20が動作するように、予め送信先アドレスがターミナル
42の受信元アドレスとなるようにマイクロプロセッサに
プログラムされていたとする。これはたとえば図1に示
されている LANシステムが自動車に搭載されており、た
とえばアクチュエータ20がワイパーを作動させるアクチ
ュエータであり、スイッチ30がワイパースイッチである
とすれば、スイッチ30をドライバがオンすることによ
り、アクチュエータ20が作動してワイパーが動作すると
いうことを意味する。
【0012】いまたとえば、ターミナル43に接続してい
るスイッチ30が人手を介して操作されてオンしたとする
と、マイクロプロセッサユニット3bはスイッチ30がオン
したことを検知してそれを表す信号をデータとして LAN
用IC 3a へ送る。
るスイッチ30が人手を介して操作されてオンしたとする
と、マイクロプロセッサユニット3bはスイッチ30がオン
したことを検知してそれを表す信号をデータとして LAN
用IC 3a へ送る。
【0013】LAN用IC 3a はマイクロプロセッサユニッ
ト3bから与えられた信号と送信元アドレス格納装置5に
格納されている送信元アドレスとを通信に必要な図3に
示されているような基本フレームフォーマットに従って
データを整えた上で、トランシーバ9を介して LAN配線
1へ電気信号として送出する。
ト3bから与えられた信号と送信元アドレス格納装置5に
格納されている送信元アドレスとを通信に必要な図3に
示されているような基本フレームフォーマットに従って
データを整えた上で、トランシーバ9を介して LAN配線
1へ電気信号として送出する。
【0014】LAN配線1に接続された他の各ターミナル4
1, 42, 44ではそれぞれの LAN用IC2a 等が常時送られて
くる信号を受信しており、それぞれの受信元アドレス格
納装置7に格納されている自身の受信元アドレスと送ら
れてきた送信先アドレスとを比較照合し、一致した場合
はその一組の信号を受入れる。そして、データに変化が
起きていないかを調べるために CRCチェックを行い、且
つ受信に必要な処理を受信信号解読装置8が行い、マイ
クロプロセッサユニット2b (ここでは LAN用IC 2a が受
信したと仮定する) に送る。マイクロプロセッサユニッ
ト2bはこのデータを受けてアクチュエータ20を駆動す
る。
1, 42, 44ではそれぞれの LAN用IC2a 等が常時送られて
くる信号を受信しており、それぞれの受信元アドレス格
納装置7に格納されている自身の受信元アドレスと送ら
れてきた送信先アドレスとを比較照合し、一致した場合
はその一組の信号を受入れる。そして、データに変化が
起きていないかを調べるために CRCチェックを行い、且
つ受信に必要な処理を受信信号解読装置8が行い、マイ
クロプロセッサユニット2b (ここでは LAN用IC 2a が受
信したと仮定する) に送る。マイクロプロセッサユニッ
ト2bはこのデータを受けてアクチュエータ20を駆動す
る。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】従来の通信制御装置は
上述のように構成されているので、たとえばスイッチの
オン/オフ信号等のような簡単な信号を送信するような
場合にも、一つのスイッチにマイクロコンピュータユニ
ットと LAN用ICとを組合わせて備えておく必要があり、
装置が接続される通信システム全体の複雑化, 大型化を
招来し、且つ製造コストを上昇させるという問題があ
る。
上述のように構成されているので、たとえばスイッチの
オン/オフ信号等のような簡単な信号を送信するような
場合にも、一つのスイッチにマイクロコンピュータユニ
ットと LAN用ICとを組合わせて備えておく必要があり、
装置が接続される通信システム全体の複雑化, 大型化を
招来し、且つ製造コストを上昇させるという問題があ
る。
【0016】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、一つの通信制御装置で他の装置の助けを借
りずに複数の信号を通信回線を介して複数の送信相手に
それぞれ信号を送ることが出来、且つ同様に受信可能な
通信制御装置の提供を目的とする。
ものであり、一つの通信制御装置で他の装置の助けを借
りずに複数の信号を通信回線を介して複数の送信相手に
それぞれ信号を送ることが出来、且つ同様に受信可能な
通信制御装置の提供を目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の通信制御装置の
第1の発明は、複数の信号入力端子のいずれかから信号
入力がなされた場合に所定の信号を予め定められた送信
先へ送信する通信制御装置であって、複数の信号入力端
子それぞれを特定する送信元アドレス及び信号入力がな
された信号入力端子それぞれに予め対応付けられている
送信先を特定する送信先アドレスを格納した送信元・先
アドレス格納手段と、複数の信号入力端子のいずれかか
ら信号入力がなされた場合に、信号入力がなされた信号
入力端子に対応して送信元・先アドレス格納手段に格納
されている送信元アドレス及び送信先アドレスを所定の
信号に付加する送信信号発生手段とを備えている。
第1の発明は、複数の信号入力端子のいずれかから信号
入力がなされた場合に所定の信号を予め定められた送信
先へ送信する通信制御装置であって、複数の信号入力端
子それぞれを特定する送信元アドレス及び信号入力がな
された信号入力端子それぞれに予め対応付けられている
送信先を特定する送信先アドレスを格納した送信元・先
アドレス格納手段と、複数の信号入力端子のいずれかか
ら信号入力がなされた場合に、信号入力がなされた信号
入力端子に対応して送信元・先アドレス格納手段に格納
されている送信元アドレス及び送信先アドレスを所定の
信号に付加する送信信号発生手段とを備えている。
【0018】また第2の発明は、予め定められた受信先
から所定の信号を受信した場合に複数の信号出力端子の
いずれかへ信号を出力する通信制御装置であって、複数
の信号出力端子それぞれを特定する受信元アドレス及び
信号の送信元を特定する受信先アドレスを格納した受信
元・先アドレス格納手段と、所定の信号を受信した場合
に、受信した信号に含まれる送信先・元アドレスと受信
元・先アドレス格納手段に格納されている受信元・先ア
ドレスとを比較し、一致した受信元・先アドレスを有す
る一つまたは複数の出力端子に信号を出力する受信信号
解読手段とを備えている。
から所定の信号を受信した場合に複数の信号出力端子の
いずれかへ信号を出力する通信制御装置であって、複数
の信号出力端子それぞれを特定する受信元アドレス及び
信号の送信元を特定する受信先アドレスを格納した受信
元・先アドレス格納手段と、所定の信号を受信した場合
に、受信した信号に含まれる送信先・元アドレスと受信
元・先アドレス格納手段に格納されている受信元・先ア
ドレスとを比較し、一致した受信元・先アドレスを有す
る一つまたは複数の出力端子に信号を出力する受信信号
解読手段とを備えている。
【0019】更に第3の発明は、信号入力端子から信号
入力がなされた場合に所定の信号を予め定められた送信
先へ送信し、また予め定められた受信先から所定の信号
を受信した場合に信号出力端子へ信号を出力する通信制
御装置であって、複数の信号入力端子それぞれを特定す
る送信元アドレス及び信号入力がなされた信号入力端子
それぞれに予め対応付けられている送信先を特定する送
信先アドレスを格納した送信元・先アドレス格納手段
と、複数の信号入力端子のいずれかから信号入力がなさ
れた場合に、信号入力がなされた信号入力端子に対応し
て送信元・先アドレス格納手段に格納されている送信元
アドレス及び送信先アドレスを所定の信号に付加する送
信信号発生手段と、複数の信号出力端子それぞれを特定
する受信元アドレス及び信号の送信元を特定する受信先
アドレスを格納した受信元・先アドレス格納手段と、所
定の信号を受信した場合に、受信した信号に含まれる送
信先・元アドレスと受信元・先アドレス格納手段に格納
されている受信元・先アドレスとを比較し、一致した受
信元・先アドレスを有する一つまたは複数の出力端子に
信号を出力する受信信号解読手段とを備えている。
入力がなされた場合に所定の信号を予め定められた送信
先へ送信し、また予め定められた受信先から所定の信号
を受信した場合に信号出力端子へ信号を出力する通信制
御装置であって、複数の信号入力端子それぞれを特定す
る送信元アドレス及び信号入力がなされた信号入力端子
それぞれに予め対応付けられている送信先を特定する送
信先アドレスを格納した送信元・先アドレス格納手段
と、複数の信号入力端子のいずれかから信号入力がなさ
れた場合に、信号入力がなされた信号入力端子に対応し
て送信元・先アドレス格納手段に格納されている送信元
アドレス及び送信先アドレスを所定の信号に付加する送
信信号発生手段と、複数の信号出力端子それぞれを特定
する受信元アドレス及び信号の送信元を特定する受信先
アドレスを格納した受信元・先アドレス格納手段と、所
定の信号を受信した場合に、受信した信号に含まれる送
信先・元アドレスと受信元・先アドレス格納手段に格納
されている受信元・先アドレスとを比較し、一致した受
信元・先アドレスを有する一つまたは複数の出力端子に
信号を出力する受信信号解読手段とを備えている。
【0020】
【作用】本発明の通信制御装置の第1の発明では、送信
側で一つの通信制御装置により複数の入力端子からの入
力信号が直接受付けられ、それぞれに送信元・先アドレ
スが送信信号発生手段により付加されて LAN配線へ送信
される。
側で一つの通信制御装置により複数の入力端子からの入
力信号が直接受付けられ、それぞれに送信元・先アドレ
スが送信信号発生手段により付加されて LAN配線へ送信
される。
【0021】また第2の発明では、受信側で一つの通信
制御装置により複数の出力端子への出力信号が受付けら
れ、受信信号解読装置により信号が出力されるべき出力
端子が特定されて信号が出力される。
制御装置により複数の出力端子への出力信号が受付けら
れ、受信信号解読装置により信号が出力されるべき出力
端子が特定されて信号が出力される。
【0022】更に第3の発明では、送信側で一つの通信
制御装置において複数の入力端子からの入力信号が直接
受付けられ、それぞれに送信元・先アドレスが送信信号
発生手段により付加されて LAN配線へ送信され、受信側
で一つの通信制御装置において複数の出力端子への出力
信号が受付けられ、信号に付加されている送信先アドレ
スに従って信号が出力されるべき出力端子が特定されて
信号が出力される。
制御装置において複数の入力端子からの入力信号が直接
受付けられ、それぞれに送信元・先アドレスが送信信号
発生手段により付加されて LAN配線へ送信され、受信側
で一つの通信制御装置において複数の出力端子への出力
信号が受付けられ、信号に付加されている送信先アドレ
スに従って信号が出力されるべき出力端子が特定されて
信号が出力される。
【0023】
【実施例】以下、本発明をその実施例を示す図面に基づ
いて詳述する。
いて詳述する。
【0024】図4は LANシステムの一例としての車載用
LAN システムの構成例を示す模式図であり、図5はその
LAN配線に複数が接続されている本発明の通信制御装置
としての LAN用ICの内部構成の概略を示すブロック図で
ある。なお、図4及び図5において前述の従来例の説明
で参照した図1及び図2と同一の参照符号は同一又は相
当部分を示している。
LAN システムの構成例を示す模式図であり、図5はその
LAN配線に複数が接続されている本発明の通信制御装置
としての LAN用ICの内部構成の概略を示すブロック図で
ある。なお、図4及び図5において前述の従来例の説明
で参照した図1及び図2と同一の参照符号は同一又は相
当部分を示している。
【0025】図4, 図5において、 LAN配線1にはこの
例では4個のターミナル41, 42, 43, 44が接続されてい
る。各ターミナル41, 42, 43, 44はいずれも LAN用ICと
マイクロプロセッサユニットとで構成されているが、こ
こではターミナル42と43とについて説明する。
例では4個のターミナル41, 42, 43, 44が接続されてい
る。各ターミナル41, 42, 43, 44はいずれも LAN用ICと
マイクロプロセッサユニットとで構成されているが、こ
こではターミナル42と43とについて説明する。
【0026】LAN配線1にはターミナル42, 43の LAN用I
C 2a, 3a が接続されている。各 LAN用IC 2a, 3a は、
通信用のデータの作成,処理を行うマイクロプロセッサ
ユニット(MPU) 2b, 3bに接続されている。またターミナ
ル42の LAN用IC 2a にはこのLAN用IC 2a により駆動さ
れる複数のアクチュエータ211 〜21n と複数のスイッチ
201 〜20n とが接続されており、ターミナル43の LAN用
IC 3a にはこの LAN用IC 3a により駆動される複数のア
クチュエータ311 〜31n と複数のスイッチ301〜30n と
が接続されている。
C 2a, 3a が接続されている。各 LAN用IC 2a, 3a は、
通信用のデータの作成,処理を行うマイクロプロセッサ
ユニット(MPU) 2b, 3bに接続されている。またターミナ
ル42の LAN用IC 2a にはこのLAN用IC 2a により駆動さ
れる複数のアクチュエータ211 〜21n と複数のスイッチ
201 〜20n とが接続されており、ターミナル43の LAN用
IC 3a にはこの LAN用IC 3a により駆動される複数のア
クチュエータ311 〜31n と複数のスイッチ301〜30n と
が接続されている。
【0027】各 LAN用IC 2a, 3a は、 LAN用IC 2a を例
にとると図5に示されているように構成されている。
にとると図5に示されているように構成されている。
【0028】図5において、参照符号501 〜50n は LAN
用IC 2a の入力端子であり、スイッチ201 〜20n がそれ
ぞれ接続されている。また参照符号511 〜51n は出力端
子であり、アクチュエータ211 〜21n がそれぞれ接続さ
れている。
用IC 2a の入力端子であり、スイッチ201 〜20n がそれ
ぞれ接続されている。また参照符号511 〜51n は出力端
子であり、アクチュエータ211 〜21n がそれぞれ接続さ
れている。
【0029】参照符号55はデータの送信元(この場合は
ターミナル42)及び各入力端子501〜50n それぞれを特
定する送信元アドレス番号及び送信先を特定する送信先
アドレス番号を格納する送信元・先アドレス格納装置で
あり、送信信号発生装置56と接続されている。送信信号
発生装置56には上述の入力端子501 〜50n が接続されて
いる。従って、これらの入力端子501 〜50n に接続され
ているスイッチ201 〜20n のいずれかがオンされると、
送信信号発生装置56はスイッチがオンされたことを表す
信号にオンされたスイッチ201 〜20n に対応して送信元
・先アドレス格納装置55に格納されている送信元・先ア
ドレスを付加し、通信に必要なデータを加えた通信デー
タを前述の図3に示されている基本フレームフォーマッ
トに従ってデータを整え、更に定められた通信方式に従
ってシリアル電気信号に変換してトランシーバ9へ送
る。
ターミナル42)及び各入力端子501〜50n それぞれを特
定する送信元アドレス番号及び送信先を特定する送信先
アドレス番号を格納する送信元・先アドレス格納装置で
あり、送信信号発生装置56と接続されている。送信信号
発生装置56には上述の入力端子501 〜50n が接続されて
いる。従って、これらの入力端子501 〜50n に接続され
ているスイッチ201 〜20n のいずれかがオンされると、
送信信号発生装置56はスイッチがオンされたことを表す
信号にオンされたスイッチ201 〜20n に対応して送信元
・先アドレス格納装置55に格納されている送信元・先ア
ドレスを付加し、通信に必要なデータを加えた通信デー
タを前述の図3に示されている基本フレームフォーマッ
トに従ってデータを整え、更に定められた通信方式に従
ってシリアル電気信号に変換してトランシーバ9へ送
る。
【0030】一方、参照符号57は受信したデータが自分
宛(この場合はターミナル42)であること及びその出力
端子511 〜51n 宛であることを判断するための受信元
(送信元と同義)アドレスを格納する受信元アドレス格
納装置であり、受信信号解読装置58と接続されている。
受信信号解読装置58には上述の出力端子511 〜51n が接
続されている。従って、受信信号解読装置58は受信した
信号の送り先が自身の出力端子511 〜51n のいずれであ
るかを受信した信号に含まれている送信先アドレスと受
信元・先アドレス格納装置57に格納されている受信元ア
ドレスとを照合して判断し、更に予め定められた受信先
からの信号であるか否かを受信した信号に含まれている
送信元アドレスと受信元・先アドレス格納装置57に格納
されている受信先アドレスとを照合して判断し、またデ
ータが正常であるか否かをも判断する。
宛(この場合はターミナル42)であること及びその出力
端子511 〜51n 宛であることを判断するための受信元
(送信元と同義)アドレスを格納する受信元アドレス格
納装置であり、受信信号解読装置58と接続されている。
受信信号解読装置58には上述の出力端子511 〜51n が接
続されている。従って、受信信号解読装置58は受信した
信号の送り先が自身の出力端子511 〜51n のいずれであ
るかを受信した信号に含まれている送信先アドレスと受
信元・先アドレス格納装置57に格納されている受信元ア
ドレスとを照合して判断し、更に予め定められた受信先
からの信号であるか否かを受信した信号に含まれている
送信元アドレスと受信元・先アドレス格納装置57に格納
されている受信先アドレスとを照合して判断し、またデ
ータが正常であるか否かをも判断する。
【0031】トランシーバ9は、送信信号発生装置56か
ら送られてきた電気信号を LAN配線1で充分送信可能な
程度の強度の電気信号に変換して LAN配線1へ送信し、
またLAN配線1から受信した信号を受信信号解読装置58
で受信し易い信号に変換して波形整形する。
ら送られてきた電気信号を LAN配線1で充分送信可能な
程度の強度の電気信号に変換して LAN配線1へ送信し、
またLAN配線1から受信した信号を受信信号解読装置58
で受信し易い信号に変換して波形整形する。
【0032】以上のような本発明の装置の動作について
以下に説明する。
以下に説明する。
【0033】なお、ここではターミナル43のスイッチ30
1 〜30n の一つとターミナル42のアクチュエータ211 〜
21n の一つとが、またはターミナル43のスイッチ301 〜
30nの一つとターミナル42のアクチュエータ211 〜21n
のいくつかが予め対応付けられていて、ターミナル43の
スイッチ301 〜30n の一つがオンされるとそのスイッチ
301 〜30n に予め対応付けられているターミナル42のア
クチュエータ211〜21n の一つまたはいくつかが作動す
るようになっている。これはたとえば図4に示されてい
る LANシステムが自動車に搭載されており、たとえばア
クチュエータ211 がワイパーを作動させるアクチュエー
タであり、アクチュエータ212, 213がそれぞれ運転席左
右のパワーウィンドーのアクチュエータであり、スイッ
チ301 がワイパースイッチであり、スイッチ302, 303が
それぞれ運転席左右のパワーウィンドーのスイッチであ
り、スイッチ304 が両方のウィンドーを同時に開閉する
スイッチであるとすれば、ワイパースイッチ301 をドラ
イバがオンすることによりアクチュエータ211 が作動し
てワイパーが作動し、スイッチ302 をドライバがオンす
ることによりアクチュエータ212 が作動して左のウィン
ドーが開閉し、スイッチ303 をドライバがオンすること
によりアクチュエータ213 が作動して右のウィンドーが
開閉し、スイッチ304 をドライバがオンすることにより
アクチュエータ212, 213が同時に作動して左右のウィン
ドーが同時に開閉するということを意味する。
1 〜30n の一つとターミナル42のアクチュエータ211 〜
21n の一つとが、またはターミナル43のスイッチ301 〜
30nの一つとターミナル42のアクチュエータ211 〜21n
のいくつかが予め対応付けられていて、ターミナル43の
スイッチ301 〜30n の一つがオンされるとそのスイッチ
301 〜30n に予め対応付けられているターミナル42のア
クチュエータ211〜21n の一つまたはいくつかが作動す
るようになっている。これはたとえば図4に示されてい
る LANシステムが自動車に搭載されており、たとえばア
クチュエータ211 がワイパーを作動させるアクチュエー
タであり、アクチュエータ212, 213がそれぞれ運転席左
右のパワーウィンドーのアクチュエータであり、スイッ
チ301 がワイパースイッチであり、スイッチ302, 303が
それぞれ運転席左右のパワーウィンドーのスイッチであ
り、スイッチ304 が両方のウィンドーを同時に開閉する
スイッチであるとすれば、ワイパースイッチ301 をドラ
イバがオンすることによりアクチュエータ211 が作動し
てワイパーが作動し、スイッチ302 をドライバがオンす
ることによりアクチュエータ212 が作動して左のウィン
ドーが開閉し、スイッチ303 をドライバがオンすること
によりアクチュエータ213 が作動して右のウィンドーが
開閉し、スイッチ304 をドライバがオンすることにより
アクチュエータ212, 213が同時に作動して左右のウィン
ドーが同時に開閉するということを意味する。
【0034】いまたとえば、ターミナル43のスイッチ30
1 が人手を介して操作されてオンしたとすると、 LAN用
IC 3a はスイッチ301 がオンしたことを検知してそれを
表す信号と送信元・先アドレス格納装置55に格納されて
いる送信元としてスイッチ301 を、送信先としてアクチ
ュエータ211 をそれぞれ特定する送信元・先アドレスと
を通信に必要な図3に示されているような基本フレーム
フォーマットに従ってデータを整えた上で、トランシー
バ9を介して LAN配線1へ電気信号として送出する。
1 が人手を介して操作されてオンしたとすると、 LAN用
IC 3a はスイッチ301 がオンしたことを検知してそれを
表す信号と送信元・先アドレス格納装置55に格納されて
いる送信元としてスイッチ301 を、送信先としてアクチ
ュエータ211 をそれぞれ特定する送信元・先アドレスと
を通信に必要な図3に示されているような基本フレーム
フォーマットに従ってデータを整えた上で、トランシー
バ9を介して LAN配線1へ電気信号として送出する。
【0035】LAN配線1に接続された他のそれぞれのタ
ーミナル41,42, 44ではそれぞれのLAN用IC 2a 等が常時
送られてくる信号を受信しており、それぞれの受信元ア
ドレス格納装置57に格納されている自身のアドレスに一
致していれば更に各出力端子511 〜51n に設定されてい
る受信先アドレスと送られてきた送信先アドレスとを比
較照合し、一致した場合はその一組の信号を受入れる。
そして、受信信号解読装置58は受信した信号に含まれて
いる送信元・先アドレスに対応する出力端子511 〜51n
へ信号を出力してその出力端子511 〜51n に接続されて
いるアクチュエータ211 〜21n(この場合はアクチュエー
タ211)を作動させる。これにより、スイッチ301 に対応
付けられているアクチュエータ211 が作動して、たとえ
ばワイパーが動作することになる。
ーミナル41,42, 44ではそれぞれのLAN用IC 2a 等が常時
送られてくる信号を受信しており、それぞれの受信元ア
ドレス格納装置57に格納されている自身のアドレスに一
致していれば更に各出力端子511 〜51n に設定されてい
る受信先アドレスと送られてきた送信先アドレスとを比
較照合し、一致した場合はその一組の信号を受入れる。
そして、受信信号解読装置58は受信した信号に含まれて
いる送信元・先アドレスに対応する出力端子511 〜51n
へ信号を出力してその出力端子511 〜51n に接続されて
いるアクチュエータ211 〜21n(この場合はアクチュエー
タ211)を作動させる。これにより、スイッチ301 に対応
付けられているアクチュエータ211 が作動して、たとえ
ばワイパーが動作することになる。
【0036】同様にして、スイッチ302 がオンされれば
アクチュエータ212 が作動して左のウィンドーが、スイ
ッチ303 がオンされればアクチュエータ213 が作動して
右のウィンドーが、スイッチ304 がオンされればアクチ
ュエータ213, 214が同時に作動して左右のウィンドーが
同時にそれぞれ動作することになる。
アクチュエータ212 が作動して左のウィンドーが、スイ
ッチ303 がオンされればアクチュエータ213 が作動して
右のウィンドーが、スイッチ304 がオンされればアクチ
ュエータ213, 214が同時に作動して左右のウィンドーが
同時にそれぞれ動作することになる。
【0037】また上記実施例では、マイクロコンピュー
タからの信号は扱われていないが、図4に示されている
ように、マイクロコンピュータからの信号も各入力端子
からの信号同様に送受信することが可能である。
タからの信号は扱われていないが、図4に示されている
ように、マイクロコンピュータからの信号も各入力端子
からの信号同様に送受信することが可能である。
【0038】更に、マイクロコンピュータからの信号を
送受信する必要のない LAN用ICも構成出来ることは明ら
かであり、また受信のみ、送信のみの機能を有する LAN
用ICを構成出来ることも明らかである。
送受信する必要のない LAN用ICも構成出来ることは明ら
かであり、また受信のみ、送信のみの機能を有する LAN
用ICを構成出来ることも明らかである。
【0039】なお、各 LAN用ICには入力端子のみを接続
することも、出力端子のみを接続することも、あるいは
両者を任意の数で組合わせて接続することも可能であ
る。
することも、出力端子のみを接続することも、あるいは
両者を任意の数で組合わせて接続することも可能であ
る。
【0040】また上記実施例では、送付元・先アドレス
及び受信元・先アドレスの双方を有しているが、送信先
アドレス及び受信元アドレスのみでもよい。
及び受信元・先アドレスの双方を有しているが、送信先
アドレス及び受信元アドレスのみでもよい。
【0041】更に上記実施例では、 LAN用IC 3a のスイ
ッチ301, 302, 303, 304から LAN用IC 2a のアクチュエ
ータ211, 212, 213 へ送信した場合の例について説明し
たが、スイッチ305 〜30n は他の LAN用IC、たとえば参
照符号41の LAN用ICのアクチュエータを駆動することも
勿論可能である。即ち、各 LAN用IC間の組合わせ、及び
そのIC内の入力端子, 出力端子の組合わせは自由にな
る。換言すれば、各スイッチまたはアクチュエータにそ
れぞれ LAN用ICが付加された状態、即ち従来例と同様に
機能する。
ッチ301, 302, 303, 304から LAN用IC 2a のアクチュエ
ータ211, 212, 213 へ送信した場合の例について説明し
たが、スイッチ305 〜30n は他の LAN用IC、たとえば参
照符号41の LAN用ICのアクチュエータを駆動することも
勿論可能である。即ち、各 LAN用IC間の組合わせ、及び
そのIC内の入力端子, 出力端子の組合わせは自由にな
る。換言すれば、各スイッチまたはアクチュエータにそ
れぞれ LAN用ICが付加された状態、即ち従来例と同様に
機能する。
【0042】また上記実施例では、送信元・先アドレス
格納装置55の記憶内容、即ち各スイッチと各アクチュエ
ータとの対応関係は最初から設定されているが、外部か
らハードウェアで設定したり、あるいはその都度または
適時にマイクロコンピュータユニットからソフトウェア
で設定するような構成も勿論可能である。
格納装置55の記憶内容、即ち各スイッチと各アクチュエ
ータとの対応関係は最初から設定されているが、外部か
らハードウェアで設定したり、あるいはその都度または
適時にマイクロコンピュータユニットからソフトウェア
で設定するような構成も勿論可能である。
【0043】
【発明の効果】以上に詳述したように本発明の通信制御
装置によれば、一つの通信制御装置に複数の入力端子と
出力端子とを設け、入力端子から直接信号が入力された
場合には信号が入力された入力端子を特定し、それに予
め対応付けられている出力端子へ信号が直接送信される
ので、本発明の通信制御装置が接続される通信システム
全体の複雑化, 大型化を回避し且つ製造コストの上昇も
抑制するという効果を奏する。
装置によれば、一つの通信制御装置に複数の入力端子と
出力端子とを設け、入力端子から直接信号が入力された
場合には信号が入力された入力端子を特定し、それに予
め対応付けられている出力端子へ信号が直接送信される
ので、本発明の通信制御装置が接続される通信システム
全体の複雑化, 大型化を回避し且つ製造コストの上昇も
抑制するという効果を奏する。
【図1】従来の LANシステムの一例としての車載用LAN
システムの構成例を示す模式図である。
システムの構成例を示す模式図である。
【図2】従来の LANシステムの一例としての車載用LAN
システムの LAN配線に接続される通信制御装置としての
LAN用ICの内部構成の概略を示すブロック図である。
システムの LAN配線に接続される通信制御装置としての
LAN用ICの内部構成の概略を示すブロック図である。
【図3】LAN通信の基本フレームフォーマットの一例を
示す模式図である。
示す模式図である。
【図4】本発明の通信制御装置が接続される LANシステ
ムの一例としての車載用LAN システムの構成例を示す模
式図である。
ムの一例としての車載用LAN システムの構成例を示す模
式図である。
【図5】本発明の通信制御装置としての LAN用ICの内部
構成の概略を示すブロック図である。
構成の概略を示すブロック図である。
2a, 3a… LAN用IC 41, 42, 43, 44 ターミナル 55 送信元・先アドレス格納装置 56 送信信号発生装置 57 受信元・先アドレス格納装置 58 受信信号解読装置 501 〜50n 信号入力端子 511 〜51n 信号出力端子
Claims (3)
- 【請求項1】 信号入力端子から信号入力がなされた場
合に所定の信号を予め定められた送信先へ送信すべくな
した通信制御装置において、 前記信号入力端子は複数備えられており、 これらの複数の信号入力端子それぞれを特定する送信元
アドレス及び信号入力がなされた信号入力端子それぞれ
に予め対応付けられている送信先を特定する送信先アド
レスを格納した送信元・先アドレス格納手段と、 前記複数の信号入力端子のいずれかから直接信号入力が
なされた場合に、信号入力がなされた信号入力端子に対
応して前記送信元・先アドレス格納手段に格納されてい
る送信元アドレス及び送信先アドレスを前記所定の信号
に付加する送信信号発生手段とを備えたことを特徴とす
る通信制御装置。 - 【請求項2】 予め定められた受信先から所定の信号を
受信した場合に信号出力端子へ信号を出力すべくなして
ある通信制御装置において、 前記信号出力端子は複数備えられており、 これらの複数の信号出力端子それぞれを特定する受信元
アドレス及び信号の送信元を特定する受信先アドレスを
格納した受信元・先アドレス格納手段と、 前記所定の信号を受信した場合に、受信した信号に含ま
れる送信先・元アドレスと前記受信元・先アドレス格納
手段に格納されている受信元・先アドレスとを比較し、
一致した受信元・先アドレスを有する一つまたは複数の
出力端子に直接信号を出力する受信信号解読手段とを備
えたことを特徴とする通信制御装置。 - 【請求項3】 信号入力端子から信号入力がなされた場
合に所定の信号を予め定められた送信先へ送信し、また
予め定められた受信先から所定の信号を受信した場合に
信号出力端子へ信号を出力すべくなしてある通信制御装
置において、前記信号入力端子及び前記信号出力端子は
共に複数備えられており、 前記複数の信号入力端子それぞれを特定する送信元アド
レス及び信号入力がなされた信号入力端子それぞれに予
め対応付けられている送信先を特定する送信先アドレス
を格納した送信元・先アドレス格納手段と、 前記複数の信号入力端子のいずれかから直接信号入力が
なされた場合に、信号入力がなされた信号入力端子に対
応して前記送信元・先アドレス格納手段に格納されてい
る送信元アドレス及び送信先アドレスを前記所定の信号
に付加する送信信号発生手段と、 前記複数の信号出力端子それぞれを特定する受信元アド
レス及び信号の送信元を特定する受信先アドレスを格納
した受信元・先アドレス格納手段と、 前記所定の信号を受信した場合に、受信した信号に含ま
れる送信先・元アドレスと前記受信元・先アドレス格納
手段に格納されている受信元・先アドレスとを比較し、
一致した受信元・先アドレスを有する一つまたは複数の
出力端子に直接信号を出力する受信信号解読手段とを備
えたことを特徴とする通信制御装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3260279A JP2662912B2 (ja) | 1991-10-08 | 1991-10-08 | 通信制御装置 |
DE1992617833 DE69217833T2 (de) | 1991-10-08 | 1992-10-02 | Kommunikationskontrolleinrichtung |
EP19920116917 EP0543126B1 (en) | 1991-10-08 | 1992-10-02 | Communication control apparatus |
US08/371,944 US5652840A (en) | 1991-10-08 | 1995-01-12 | Communication control apparatus for a small-scale network |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3260279A JP2662912B2 (ja) | 1991-10-08 | 1991-10-08 | 通信制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05102988A JPH05102988A (ja) | 1993-04-23 |
JP2662912B2 true JP2662912B2 (ja) | 1997-10-15 |
Family
ID=17345845
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3260279A Expired - Fee Related JP2662912B2 (ja) | 1991-10-08 | 1991-10-08 | 通信制御装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0543126B1 (ja) |
JP (1) | JP2662912B2 (ja) |
DE (1) | DE69217833T2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3351175B2 (ja) * | 1995-06-15 | 2002-11-25 | 三菱電機株式会社 | 通信制御方法および装置 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1987007459A1 (en) * | 1986-05-30 | 1987-12-03 | Laocon Control Technology Limited | Communication protocol for a network |
DE3887199D1 (de) * | 1987-05-14 | 1994-03-03 | Siemens Ag | Verfahren zum Bilden einer Adressentabelle in einem ringförmigen Kommunikationsnetz. |
DE3807418A1 (de) * | 1988-03-07 | 1989-09-21 | Bayerische Motoren Werke Ag | Datenbus fuer kraftfahrzeuge |
JP2771556B2 (ja) * | 1988-10-31 | 1998-07-02 | 古河電気工業株式会社 | 車両用多重伝送装置 |
JPH02155397A (ja) * | 1988-12-07 | 1990-06-14 | Hitachi Ltd | プロセス監視制御装置 |
-
1991
- 1991-10-08 JP JP3260279A patent/JP2662912B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1992
- 1992-10-02 EP EP19920116917 patent/EP0543126B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-10-02 DE DE1992617833 patent/DE69217833T2/de not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05102988A (ja) | 1993-04-23 |
DE69217833T2 (de) | 1997-08-07 |
DE69217833D1 (de) | 1997-04-10 |
EP0543126A1 (en) | 1993-05-26 |
EP0543126B1 (en) | 1997-03-05 |
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