JP2662575B2 - 凍結骨材コンクリート吹付工法 - Google Patents
凍結骨材コンクリート吹付工法Info
- Publication number
- JP2662575B2 JP2662575B2 JP1033476A JP3347689A JP2662575B2 JP 2662575 B2 JP2662575 B2 JP 2662575B2 JP 1033476 A JP1033476 A JP 1033476A JP 3347689 A JP3347689 A JP 3347689A JP 2662575 B2 JP2662575 B2 JP 2662575B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frozen
- spraying
- concrete
- aggregate
- aggregate concrete
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Lining And Supports For Tunnels (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、湧水がある地盤面の吹き付けに好適に利用
できる、凍結骨材コンクリート吹付工法に関する。
できる、凍結骨材コンクリート吹付工法に関する。
「従来の技術」 従来のコンクリート吹付工法は、大別すると乾式と湿
式に分かれる。
式に分かれる。
乾式は、セメントと骨材を水に加えない状態すなわち
空練りの状態で混合し、この混合材を吐出ノズルから吐
き出す直前に加水して、壁面等に吹き付けるものであ
る。ホース内を粉粒体の状態で移送できるため輸送が容
易になる利点がある反面、跳ね返り量が多く材料ロスが
大きい、材料の配合が不均一となる等の欠点がある。
空練りの状態で混合し、この混合材を吐出ノズルから吐
き出す直前に加水して、壁面等に吹き付けるものであ
る。ホース内を粉粒体の状態で移送できるため輸送が容
易になる利点がある反面、跳ね返り量が多く材料ロスが
大きい、材料の配合が不均一となる等の欠点がある。
他方、湿式は、セメントと骨材等をあらかじめ水を加
えた状態で混練りさせておくもので、ノズルから吐出さ
せるときには加水することなく、壁面等に直接吹き付け
るものである。配合が正確に行えるため品質が安定する
利点を有する反面、ホースによる輸送が面倒でかつ装置
が大型化する欠点がある。
えた状態で混練りさせておくもので、ノズルから吐出さ
せるときには加水することなく、壁面等に直接吹き付け
るものである。配合が正確に行えるため品質が安定する
利点を有する反面、ホースによる輸送が面倒でかつ装置
が大型化する欠点がある。
「発明が解決しようとする課題」 しかしながら、上記した従来のコンクリートの吹付工
法では、湿式あるいは乾式いずれにあっても、吹付面に
湧水等がある場合には吹き付けが難しく、また跳ね返り
のため材料ロスが大きくなる欠点を伴う。
法では、湿式あるいは乾式いずれにあっても、吹付面に
湧水等がある場合には吹き付けが難しく、また跳ね返り
のため材料ロスが大きくなる欠点を伴う。
ところで、吹付面に湧水がある場合、液体窒素等の液
化ガスを吹き付けることで事前に吹付面を凍結させてお
き、この状態でコンクリートを吹き付けることも考えら
れるが、この場合トンネル等の限られた空間では、ガス
を直接使用するため酸欠や中毒をおこすおそれがあり、
実施できない場合がある。
化ガスを吹き付けることで事前に吹付面を凍結させてお
き、この状態でコンクリートを吹き付けることも考えら
れるが、この場合トンネル等の限られた空間では、ガス
を直接使用するため酸欠や中毒をおこすおそれがあり、
実施できない場合がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、吹付面に
湧水等があっても、所望のコンクリート吹付が安全に行
える凍結骨材コンクリート吹付工法を提供することを目
的とするものである。
湧水等があっても、所望のコンクリート吹付が安全に行
える凍結骨材コンクリート吹付工法を提供することを目
的とするものである。
「課題を解決するための手段」 本発明では係る目的を達成するために、液化ガスを噴
入して得られた凍結骨材とセメントとを混合しながら凍
結空練り材を作り、この凍結空練り材を加水しながら吹
き付けてコンクリート壁面を形成することを特徴とす
る。
入して得られた凍結骨材とセメントとを混合しながら凍
結空練り材を作り、この凍結空練り材を加水しながら吹
き付けてコンクリート壁面を形成することを特徴とす
る。
「作用」 本発明によれば、凍結骨材およびセメント等からなる
空練りの凍結材料を加水して壁面に吹き付けることで、
湧水を含む吹付面に瞬間的に凍結骨材コンクリートを凍
結付着させることができる。したがって、跳ね返り量が
少なくなり、材料ロスが少ない。
空練りの凍結材料を加水して壁面に吹き付けることで、
湧水を含む吹付面に瞬間的に凍結骨材コンクリートを凍
結付着させることができる。したがって、跳ね返り量が
少なくなり、材料ロスが少ない。
その後、吹付面の凍結骨材コンクリートはエネルギー
の移動により徐々に融解するが、それと同時にセメント
が硬化して所定の強度を発現する。
の移動により徐々に融解するが、それと同時にセメント
が硬化して所定の強度を発現する。
「実施例」 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
本発明工法では、まず最初に凍結ドライミックスを作
る。
る。
すなわち、骨材である砂、小砂利等をホッパーH1およ
びH2で受けて計量器S1,S2でそれぞれ所定量を計量した
後、骨材冷却装置(サンドクーラ)1に投入し、液化ガ
ス(例えば、液体窒素)を噴入して混合並びに所定温度
(例えば、−100℃)までの冷却を同時に行う。この冷
却された骨材と、ホッパーH3で受けて計量器S3により所
定量を計量したされたセメントとを混練装置(ミキサ
ー)2に投入撹拌する。これにより、乾燥砂のようなサ
ラサラの状態の冷却された空練り材料が得られる。
びH2で受けて計量器S1,S2でそれぞれ所定量を計量した
後、骨材冷却装置(サンドクーラ)1に投入し、液化ガ
ス(例えば、液体窒素)を噴入して混合並びに所定温度
(例えば、−100℃)までの冷却を同時に行う。この冷
却された骨材と、ホッパーH3で受けて計量器S3により所
定量を計量したされたセメントとを混練装置(ミキサ
ー)2に投入撹拌する。これにより、乾燥砂のようなサ
ラサラの状態の冷却された空練り材料が得られる。
次に、この冷却された空練り材(凍結空練り材)を保
冷運搬車3に移し替えて所定箇所まで運ぶ。なお、現場
近くで、凍結空練り材を作る場合には、ホース等を利用
して移送してもよい。
冷運搬車3に移し替えて所定箇所まで運ぶ。なお、現場
近くで、凍結空練り材を作る場合には、ホース等を利用
して移送してもよい。
さらに、上記凍結空練り材を乾式コンクリート吹付機
4に移し替え、圧縮空気を利用して移送管5の先端に取
り付けたノズル6から、吹付面Hに向けて吹き付ける。
このとき、ノズル6の手前で、ポンプ7、7にて圧送さ
れる急結剤Sと水Wを、上記凍結空練り材に混入させ
る。
4に移し替え、圧縮空気を利用して移送管5の先端に取
り付けたノズル6から、吹付面Hに向けて吹き付ける。
このとき、ノズル6の手前で、ポンプ7、7にて圧送さ
れる急結剤Sと水Wを、上記凍結空練り材に混入させ
る。
かくして、吹付面Hが湧水を伴っている場合でも、急
結剤と凍結空練り材によって凍結骨材コンクリートを形
成することで、それら材料を吹付面Hに付着させること
ができる。すなわち、凍結空練り材の持つ極低温の冷熱
エネルギにより瞬間的に固結コンクリートを形成するこ
とで、効率の良い吹付が可能となり、かつ跳ね返り量が
少なく材料ロスの小さい吹付が可能となる。
結剤と凍結空練り材によって凍結骨材コンクリートを形
成することで、それら材料を吹付面Hに付着させること
ができる。すなわち、凍結空練り材の持つ極低温の冷熱
エネルギにより瞬間的に固結コンクリートを形成するこ
とで、効率の良い吹付が可能となり、かつ跳ね返り量が
少なく材料ロスの小さい吹付が可能となる。
その後、凍結骨材コンクリートはエネルギーの移動に
より徐々に融解するが、コンクリート材料に含まれてい
る急結剤およびセメントにより強度を発現して剥離、肌
落ちおよび湧水を防止する。
より徐々に融解するが、コンクリート材料に含まれてい
る急結剤およびセメントにより強度を発現して剥離、肌
落ちおよび湧水を防止する。
上記した工法は、NATMトンネル、開削工法の山止めの
補強工法、法面吹付、地下タンクの山止めの補助工法等
幅広く利用できる。
補強工法、法面吹付、地下タンクの山止めの補助工法等
幅広く利用できる。
なお、上記実施例では、水Wの他、吹付面の湧水を早
期の凍結させるためおよび融解後においてコンクリート
を早期に硬化させるために急結剤Sを用いているが、湧
水の量が少ない場合等の条件下では、急結剤を用いるこ
となく実施することも可能である。
期の凍結させるためおよび融解後においてコンクリート
を早期に硬化させるために急結剤Sを用いているが、湧
水の量が少ない場合等の条件下では、急結剤を用いるこ
となく実施することも可能である。
「発明の効果」 以上説明したように本発明によれば、凍結空練り材の
持つ極低温の冷熱エネルギにより瞬間的に固結コンクリ
ート体を形成することで、表面が湧水等により濡れた状
態の吹付面に対しても能率の良い吹付が行えるととも
に、跳ね返り量が少なく材料ロスの少ない吹付が行え、
かつ所定の強度を発現するコンクリート吹付が行える。
また、液化ガスを直接用いることなく間接的に用いるた
め、酸欠あるいは中毒等の不具合を回避できる。
持つ極低温の冷熱エネルギにより瞬間的に固結コンクリ
ート体を形成することで、表面が湧水等により濡れた状
態の吹付面に対しても能率の良い吹付が行えるととも
に、跳ね返り量が少なく材料ロスの少ない吹付が行え、
かつ所定の強度を発現するコンクリート吹付が行える。
また、液化ガスを直接用いることなく間接的に用いるた
め、酸欠あるいは中毒等の不具合を回避できる。
図面は本発明工法の一実施例を示す図である。 H1,H2,H3……ホッパ、S1,S2,S3……計量器、1……骨材
冷却装置(サンドクーラ)、4……乾式コンクリート吹
付機、5……移送管、6……ノズル、S……急結剤、W
……水、H……吹付面。
冷却装置(サンドクーラ)、4……乾式コンクリート吹
付機、5……移送管、6……ノズル、S……急結剤、W
……水、H……吹付面。
Claims (1)
- 【請求項1】液化ガスを噴入して得られた凍結骨材とセ
メントとを混合しながら凍結空練り材を作り、この凍結
空練り材を加水しながら吹き付けてコンクリート壁面を
形成することを特徴とする凍結コンクリート吹付工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1033476A JP2662575B2 (ja) | 1989-02-13 | 1989-02-13 | 凍結骨材コンクリート吹付工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1033476A JP2662575B2 (ja) | 1989-02-13 | 1989-02-13 | 凍結骨材コンクリート吹付工法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02213599A JPH02213599A (ja) | 1990-08-24 |
| JP2662575B2 true JP2662575B2 (ja) | 1997-10-15 |
Family
ID=12387599
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1033476A Expired - Lifetime JP2662575B2 (ja) | 1989-02-13 | 1989-02-13 | 凍結骨材コンクリート吹付工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2662575B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102278129A (zh) * | 2011-08-17 | 2011-12-14 | 霍州煤电集团吕梁山煤电有限公司方山店坪煤矿 | 煤矿井下远距离巷道喷浆装置 |
| CN105041342B (zh) * | 2015-08-28 | 2018-01-02 | 平顶山市安泰华矿用安全设备制造有限公司 | 一种组合式湿式混凝土喷射机 |
| CN105128147A (zh) * | 2015-08-28 | 2015-12-09 | 平顶山市安泰华矿用安全设备制造有限公司 | 一种组合式湿式混凝土喷射机用的浆料搅拌输送机 |
| CN105673047B (zh) * | 2016-01-26 | 2018-01-12 | 中国矿业大学 | 一种全风动矿井巷道喷涂系统及方法 |
| CN109026072B (zh) * | 2018-09-30 | 2024-05-31 | 四川蓝海智能装备制造有限公司 | 可连续搅拌混料的混凝土湿喷台车 |
-
1989
- 1989-02-13 JP JP1033476A patent/JP2662575B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02213599A (ja) | 1990-08-24 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP1103533B1 (en) | Method for producing foam concrete | |
| JPH11324324A (ja) | コンクリートへの炭酸ガスの混合方法及び混合装置 | |
| JP2662575B2 (ja) | 凍結骨材コンクリート吹付工法 | |
| US20040050301A1 (en) | Method and device for the production of concrete | |
| JP2005105266A5 (ja) | ||
| JP2005105266A (ja) | 土砂構造物材料並びにそれを用いた斜面、ライニング面、トンネル覆工面の表面保護工法及び法面保護工法 | |
| JPS6023229B2 (ja) | 吹付施工法 | |
| JP3258141B2 (ja) | 吹付けにより気泡コンクリートを打設する方法 | |
| KR101533533B1 (ko) | 슬래그의 치환 배합을 이용한 숏크리트 조성물 및 이를 이용한 숏크리트 공법 | |
| JP2000319893A (ja) | 吹き付け工法 | |
| SU663804A1 (ru) | Способ приготовлени бетонной смеси при проведении набрызгбетонных работ | |
| JP2000037720A (ja) | コンクリート材料の取扱方法およびコンクリートの施工方法 | |
| JPH0283244A (ja) | 乾式吹付法 | |
| JP4242988B2 (ja) | コンクリート施工法 | |
| JPS63312106A (ja) | コンクリ−トの製造方法 | |
| JPH0548807B2 (ja) | ||
| JPS645806A (en) | Method and device for manufacturing concrete | |
| JP3844399B2 (ja) | 吹付け材料を用いた未固結地山への吹付け工法 | |
| JP2576347B2 (ja) | 強度既知コンクリートの打設方法 | |
| JP3968476B2 (ja) | 無機水溶液からなるモルタル強化剤の粉末化方法及び粉末化物 | |
| JP3278196B2 (ja) | 軟弱地盤強化方法 | |
| JPH0229617B2 (ja) | ||
| JPH0725577B2 (ja) | セメントモルタル又はコンクリ−トの湿式吹付用急結剤 | |
| Hoff | A Concept for Rapid Repair of Bomb-Damaged Runways Using Regulated-Set Cement | |
| KR20110011183A (ko) | 숏크리트 타설장비의 건식급결재 혼합장치. |