JP2661008B2 - ころがり軸受組立体 - Google Patents
ころがり軸受組立体Info
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- JP2661008B2 JP2661008B2 JP7322484A JP32248495A JP2661008B2 JP 2661008 B2 JP2661008 B2 JP 2661008B2 JP 7322484 A JP7322484 A JP 7322484A JP 32248495 A JP32248495 A JP 32248495A JP 2661008 B2 JP2661008 B2 JP 2661008B2
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- rolling bearing
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- bearing
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C35/00—Rigid support of bearing units; Housings, e.g. caps, covers
- F16C35/04—Rigid support of bearing units; Housings, e.g. caps, covers in the case of ball or roller bearings
- F16C35/06—Mounting or dismounting of ball or roller bearings; Fixing them onto shaft or in housing
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- F16C13/00—Rolls, drums, discs, or the like; Bearings or mountings therefor
- F16C13/02—Bearings
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- F16C23/00—Bearings for exclusively rotary movement adjustable for aligning or positioning
- F16C23/06—Ball or roller bearings
- F16C23/08—Ball or roller bearings self-adjusting
- F16C23/082—Ball or roller bearings self-adjusting by means of at least one substantially spherical surface
- F16C23/086—Ball or roller bearings self-adjusting by means of at least one substantially spherical surface forming a track for rolling elements
-
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- F16C19/00—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
- F16C19/22—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings
- F16C19/34—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for both radial and axial load
- F16C19/38—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for both radial and axial load with two or more rows of rollers
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Mounting Of Bearings Or Others (AREA)
- Rolling Contact Bearings (AREA)
- Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は外軌道輪と、内軌道
輪と、これら両軌道輪の間に複数の転動体が配され、各
軌道輪が組立要素に対して移動しないように取りつけら
れる、比較的薄壁の管状の軸体について大きなラジアル
荷重を支持するための、ころがり軸受を有しているころ
がり軸受組立体、特に、大型ころがり軸受の組立体に関
するものである。
輪と、これら両軌道輪の間に複数の転動体が配され、各
軌道輪が組立要素に対して移動しないように取りつけら
れる、比較的薄壁の管状の軸体について大きなラジアル
荷重を支持するための、ころがり軸受を有しているころ
がり軸受組立体、特に、大型ころがり軸受の組立体に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】大型軸受の或る特定の応用分野にあって
は、可能な限り大径の内部開孔をもつ管状の軸体、すな
わち、可能な限り薄い材料の軸体を支持することが望ま
れることがある。かかる要請は、例えば、製紙機械にお
ける脱水ロールにおいて生じ、該脱水ロール周面に形成
された多数の貫通孔あるいは金網部を通して真空圧によ
り脱水された水を脱水ロール内へ吸引し、この水は脱水
ロールに接続されている管状の軸体(ジャーナル)を通
して所定部位まで導引される。最大吸引容量を得るため
には、上記のことを考慮し、できるだけ大きな内径の軸
体が望まれるし、それと同時に、装置としての占有空間
と重量の点で、絶対的に必要な外径よりも径を増大する
ことを避けることが望まれる。したがって、従来の応用
分野では、予想される荷重と応力の考慮のもとにできる
だけ薄い壁で形成される管状の軸体を用い、該軸体の外
周面上に軸受の内輪をテーパスリーブを介して取りつ
け、あるいは内輪を加熱したり又油圧により軸体の外周
面へ内輪を押し込んだりしている。
は、可能な限り大径の内部開孔をもつ管状の軸体、すな
わち、可能な限り薄い材料の軸体を支持することが望ま
れることがある。かかる要請は、例えば、製紙機械にお
ける脱水ロールにおいて生じ、該脱水ロール周面に形成
された多数の貫通孔あるいは金網部を通して真空圧によ
り脱水された水を脱水ロール内へ吸引し、この水は脱水
ロールに接続されている管状の軸体(ジャーナル)を通
して所定部位まで導引される。最大吸引容量を得るため
には、上記のことを考慮し、できるだけ大きな内径の軸
体が望まれるし、それと同時に、装置としての占有空間
と重量の点で、絶対的に必要な外径よりも径を増大する
ことを避けることが望まれる。したがって、従来の応用
分野では、予想される荷重と応力の考慮のもとにできる
だけ薄い壁で形成される管状の軸体を用い、該軸体の外
周面上に軸受の内輪をテーパスリーブを介して取りつ
け、あるいは内輪を加熱したり又油圧により軸体の外周
面へ内輪を押し込んだりしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の軸受組立体にあ
っては、軸受の内輪が大径であることから、かかる内輪
の軸体への嵌着に備えて該内輪の内径を拡径するため
に、内輪の加熱は電気抵抗加熱あるいはこれに類する加
熱によるオイルバスの中では困難であり、ガストーチあ
るいはこれに類するもの、すなわち上記オイルバスとは
異なる方法で手作業により上記内輪の加熱を遂行しなけ
ればならない。管状の軸体上あるいはテーパ状のアダプ
タスリーブ上で軸受の内輪を押し込むことは、各部材が
大きいとか重いとかに係わらず、困難性を伴う。又、他
の大きな問題としては、勿論のことながら、かかる大型
の軸受の交換時に軸受を取り外すことにより、管状の薄
い壁で形成されている軸体ジャーナルを損傷させたり変
形させてしまうということである。さらに、かかる軸受
の組立に伴う大きな問題は、管状の軸体に組込まれた軸
受の内輪が予想もしないような短い操業期間で緩んでく
ることである。これは、薄い壁から成る管状の軸体が運
転中に軸受組立体へ作用する応力により変形することに
起因する。
っては、軸受の内輪が大径であることから、かかる内輪
の軸体への嵌着に備えて該内輪の内径を拡径するため
に、内輪の加熱は電気抵抗加熱あるいはこれに類する加
熱によるオイルバスの中では困難であり、ガストーチあ
るいはこれに類するもの、すなわち上記オイルバスとは
異なる方法で手作業により上記内輪の加熱を遂行しなけ
ればならない。管状の軸体上あるいはテーパ状のアダプ
タスリーブ上で軸受の内輪を押し込むことは、各部材が
大きいとか重いとかに係わらず、困難性を伴う。又、他
の大きな問題としては、勿論のことながら、かかる大型
の軸受の交換時に軸受を取り外すことにより、管状の薄
い壁で形成されている軸体ジャーナルを損傷させたり変
形させてしまうということである。さらに、かかる軸受
の組立に伴う大きな問題は、管状の軸体に組込まれた軸
受の内輪が予想もしないような短い操業期間で緩んでく
ることである。これは、薄い壁から成る管状の軸体が運
転中に軸受組立体へ作用する応力により変形することに
起因する。
【0004】この種の軸受組立体が用いられる他の応用
分野としては、破砕機のケーシングの管状の軸体ジャー
ナルを通してできるだけ大きな岩石を送ることができる
ようにしたいという要請を伴う分野である。かかる応用
分野では、軸受組立体は、通常大きな応力を受け、軸受
の変形や早期損傷の虞れがさらに増大する。
分野としては、破砕機のケーシングの管状の軸体ジャー
ナルを通してできるだけ大きな岩石を送ることができる
ようにしたいという要請を伴う分野である。かかる応用
分野では、軸受組立体は、通常大きな応力を受け、軸受
の変形や早期損傷の虞れがさらに増大する。
【0005】一般に、軸受組立体を用いることは、ドラ
ム状の軸体の唯一の目的が軸受の座を提供することにあ
るようなすべての形式の回転ドラムには有利である。
ム状の軸体の唯一の目的が軸受の座を提供することにあ
るようなすべての形式の回転ドラムには有利である。
【0006】本発明の目的は、冒頭において述べた形式
の軸受において上述の問題を除去あるいは少なくともあ
る程度解決できるころがり軸受組立体を提供することに
ある。
の軸受において上述の問題を除去あるいは少なくともあ
る程度解決できるころがり軸受組立体を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、内軌道輪
が、その一方の側端面の少なくとも一部を、対応せる組
立要素もしくはこれに取付けられた補助要素の半径方向
に延びる対向面に当接せしめて、上記内軌道輪、上記管
状の軸体に半径方向で接触することなく、上記組立要素
もしくはこれに取付けられた要素に取付手段を備えてい
ることにより達成される。
が、その一方の側端面の少なくとも一部を、対応せる組
立要素もしくはこれに取付けられた補助要素の半径方向
に延びる対向面に当接せしめて、上記内軌道輪、上記管
状の軸体に半径方向で接触することなく、上記組立要素
もしくはこれに取付けられた要素に取付手段を備えてい
ることにより達成される。
【0008】ここで、或る場合には、軸受の外輪を取り
つけるために本発明を用いることが好ましいこともあ
り、又、或る応用分野では中実の軸体の方が有利である
こともあるということ注記しておきたい。
つけるために本発明を用いることが好ましいこともあ
り、又、或る応用分野では中実の軸体の方が有利である
こともあるということ注記しておきたい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示される実施の
形態にもとづき本発明をさらに明確に説明する。
形態にもとづき本発明をさらに明確に説明する。
【0010】図1は、本発明にもとづく脱水ロールのた
めの軸受組立体の主要部の断面図である。
めの軸受組立体の主要部の断面図である。
【0011】図は脱水ロール1の一部をも示す本発明装
置概要断面図で、該脱水ロール1は、非回転で薄い壁で
形成される管状の軸体3に連結されている錐状の補助要
素としての連結体2を有している。上記軸体3は筒状の
支持体3aにより支持されている。上記脱水ロール1と
支持体3aとの間に形成される環状空間17は、両端部
で相対回転を許容するシール18によりシールされてい
る。
置概要断面図で、該脱水ロール1は、非回転で薄い壁で
形成される管状の軸体3に連結されている錐状の補助要
素としての連結体2を有している。上記軸体3は筒状の
支持体3aにより支持されている。上記脱水ロール1と
支持体3aとの間に形成される環状空間17は、両端部
で相対回転を許容するシール18によりシールされてい
る。
【0012】脱水ロール1の周面には、周知のように、
多数の小さな貫通孔(図示せず)が形成されていて、図
示せぬ真空ポンプの吸引力によって、該脱水ロール1の
外面で脱水された水分は該上記貫通孔を通して脱水ロー
ル1内へ吸引され、さらには、筒状の支持体3aに形成
された孔(図示せず)を通し管状の軸体3内を経て所定
部位へ送られる。上記脱水ロール1は、一部図示されて
いるフレーム5により支持されている軸受ハウジング6
内で管状の上記軸体3の中心線4のまわりに回転自在に
支持されている。図示の例では、該軸受ハウジング6は
自動調心性をもつ複列球面ころ軸受8の外輪(外軌道
輪)7を支持している。上記脱水ロール1と軸受ハウジ
ング6は軸受に対する組立要素を構成する。本発明によ
る軸受の内輪(内軌道輪)9は、従来例のようには軸体
に嵌合するテーパスリーブあるいは軸体に押し込まれた
リングの上に組まれているのではなく、図示のごとく、
内輪9は該内輪9の周方向に間隔をもって、好ましくは
周方向に等間隔の位置に形成された複数の貫通せる軸方
向の孔10を取付手段の一方として有しており、各軸方
向孔10には端部にねじが切られているボルト11が取
付手段の他方として通されていて、軸受の内輪9の軸方
向孔10に対応する位置で脱水ロール1に取りつけられ
た連結体2に設けられた取付部としてのねじ孔12に上
記ボルト11がねじ込まれるようになっている。
多数の小さな貫通孔(図示せず)が形成されていて、図
示せぬ真空ポンプの吸引力によって、該脱水ロール1の
外面で脱水された水分は該上記貫通孔を通して脱水ロー
ル1内へ吸引され、さらには、筒状の支持体3aに形成
された孔(図示せず)を通し管状の軸体3内を経て所定
部位へ送られる。上記脱水ロール1は、一部図示されて
いるフレーム5により支持されている軸受ハウジング6
内で管状の上記軸体3の中心線4のまわりに回転自在に
支持されている。図示の例では、該軸受ハウジング6は
自動調心性をもつ複列球面ころ軸受8の外輪(外軌道
輪)7を支持している。上記脱水ロール1と軸受ハウジ
ング6は軸受に対する組立要素を構成する。本発明によ
る軸受の内輪(内軌道輪)9は、従来例のようには軸体
に嵌合するテーパスリーブあるいは軸体に押し込まれた
リングの上に組まれているのではなく、図示のごとく、
内輪9は該内輪9の周方向に間隔をもって、好ましくは
周方向に等間隔の位置に形成された複数の貫通せる軸方
向の孔10を取付手段の一方として有しており、各軸方
向孔10には端部にねじが切られているボルト11が取
付手段の他方として通されていて、軸受の内輪9の軸方
向孔10に対応する位置で脱水ロール1に取りつけられ
た連結体2に設けられた取付部としてのねじ孔12に上
記ボルト11がねじ込まれるようになっている。
【0013】軸受の内輪9の内筒面と該内輪9の各軸方
向孔10の中心線との距離Aは、連結体2のねじ孔12
の中心線と管状の軸体3の外周面との距離Bよりも小さ
く設定されている。各ボルト11はナット13により連
結体2とは軸方向にて反対側の内輪の側端面に対して締
められ、好ましくは中間スラストリング14を介して締
められるようになっている。かくして、連結体2に対面
する側端面9aをもつ内輪9は連結体2の対応面2aと
当接して係合するようになる。
向孔10の中心線との距離Aは、連結体2のねじ孔12
の中心線と管状の軸体3の外周面との距離Bよりも小さ
く設定されている。各ボルト11はナット13により連
結体2とは軸方向にて反対側の内輪の側端面に対して締
められ、好ましくは中間スラストリング14を介して締
められるようになっている。かくして、連結体2に対面
する側端面9aをもつ内輪9は連結体2の対応面2aと
当接して係合するようになる。
【0014】これは、内輪9が、変形し易い管状の軸体
3と接触しないこと、そして内輪9が遊びSをもって脱
水ロール1の連結体2に懸架されることを意味する。こ
のように、管状の軸体(ジャーナル)3は、当初従来技
術で議論した問題を惹起することなく、非常に薄い壁で
作ることができる。同時に、連結体2は比較的厚くする
ことができ、かくして、何の問題もなく、又、管状の軸
体3内の自由空間を狭くする等の不都合をもたらすこと
なく、ボルト12により内輪9を支持できるようにな
る。
3と接触しないこと、そして内輪9が遊びSをもって脱
水ロール1の連結体2に懸架されることを意味する。こ
のように、管状の軸体(ジャーナル)3は、当初従来技
術で議論した問題を惹起することなく、非常に薄い壁で
作ることができる。同時に、連結体2は比較的厚くする
ことができ、かくして、何の問題もなく、又、管状の軸
体3内の自由空間を狭くする等の不都合をもたらすこと
なく、ボルト12により内輪9を支持できるようにな
る。
【0015】図示の例では、環状の連結体2はその内周
部に軸方向に突出した環状フランジ状の突部15が設け
られている。これに対応して内輪9はその内周部に環状
の凹部16が形成されており、該環状の凹部16は位置
及び形状が上記環状の突部15と適合している。該環状
の突部15と内輪9の環状の凹部16との協働により、
連結体2及び軸体3に対して正規の位置で軸受8の組込
みがなされ、同時に脱水ロールの周面に対して軸受8の
軌道面の同心案内が遂行される。脱水ロール1の周面と
環状の突部15の周面をテーパ状にするならば、非常に
大きな軸受の芯出しも可能となり、これは軸受軌道輪が
真円でなくなることを防止するためにしばしば必要とな
る。
部に軸方向に突出した環状フランジ状の突部15が設け
られている。これに対応して内輪9はその内周部に環状
の凹部16が形成されており、該環状の凹部16は位置
及び形状が上記環状の突部15と適合している。該環状
の突部15と内輪9の環状の凹部16との協働により、
連結体2及び軸体3に対して正規の位置で軸受8の組込
みがなされ、同時に脱水ロールの周面に対して軸受8の
軌道面の同心案内が遂行される。脱水ロール1の周面と
環状の突部15の周面をテーパ状にするならば、非常に
大きな軸受の芯出しも可能となり、これは軸受軌道輪が
真円でなくなることを防止するためにしばしば必要とな
る。
【0016】本発明は薄い壁で成る軸体上での軸受の内
輪の組込みに限定されず、中空の軸体への内輪の同様な
組込みそして連結体により取りつけられた外輪の場合に
も適用可能である。
輪の組込みに限定されず、中空の軸体への内輪の同様な
組込みそして連結体により取りつけられた外輪の場合に
も適用可能である。
【0017】
【発明の効果】設計時において最大内径を得られるとい
うことに加え、連結体への軸受軌道輪を取りつけるとい
う解決策により、組込時に軸受を軸体へ押し込むことを
行わずボルトを締めるだけで正規位置に組込まれるの
で、軸受の組込み・取外しが簡単になるという利点も得
る。又、軸受は協働する位置での環状の凹部と環状の突
部により案内される。
うことに加え、連結体への軸受軌道輪を取りつけるとい
う解決策により、組込時に軸受を軸体へ押し込むことを
行わずボルトを締めるだけで正規位置に組込まれるの
で、軸受の組込み・取外しが簡単になるという利点も得
る。又、軸受は協働する位置での環状の凹部と環状の突
部により案内される。
【図1】本発明の一つの実施形態を示す断面図である。
1 組立要素 2 連結体 2a 対向面 3 軸体 6 組立要素 7 外軌道輪(外輪) 8 自動調心ころがり軸受 9 内軌道輪(内輪) 9a 側端面 10 取付手段(軸方向孔) 11 取付手段(取付要素、ボルト) 12 取付部 15 突部 16 凹部 S 隙間
Claims (6)
- 【請求項1】 外軌道輪(7)と、内軌道輪(9)と、
これら両軌道輪(7,9)の間に複数の転動体が配さ
れ、各軌道輪が組立要素(1,6)に対して移動しない
ように取りつけられる、比較的薄壁の管状の軸体(3)
について大きいなラジアル荷重を支持するための、特に
自動調心ころがり軸受(8)を有しているころがり軸受
組立体において、内軌道輪(9)は、その一方の側端面
(9a)の少なくとも一部を、対応せる組立要素(1,
6)もしくはこれに取付けられた補助要素の半径方向に
延びる対向面(2a)に当接せしめて、上記内軌道輪
(9)を、上記管状の軸体(3)に半径方向で接触する
ことなく、上記組立要素もしくはこれに取付けられた要
素に取付手段(10,11)が設けられていることを特
徴とするころがり軸受組立体。 - 【請求項2】 内軌道輪(9)は、対向面(2a)に形
成された取付部(12)に取付手段の一方たる取付要素
(11)を所定の組立位置に配するための少なくとも一
つの軸方向孔(10)が取付手段の他方として形成され
ていることとする請求項1に記載のころがり軸受組立
体。 - 【請求項3】 取付要素(11)を受入れるための軸方
向孔(10)と取付部(12)は、取付けられた内軌道
輪(9)の内周面と隣接部材の周面との間に隙間(S)
が形成されるような、内軌道輪の内周面からの距離の位
置に設けられていることとする請求項2に記載のころが
り軸受組立体。 - 【請求項4】 一方の側端面の少なくとも一部が組立要
素(1,6)に対して取りつけられる手段を有している
内軌道輪(9)と、該組立要素もしくはこれに当接して
取りつけられた部材(2)とが、取付用の凹部(16)
と突部(15)とをそれぞれ有し、該凹部と突部が取付
位置に軸受(8)を案内し半径方向荷重を支持するよう
になっていることとする請求項2に記載のころがり軸受
組立体。 - 【請求項5】 組立要素の一つが補助要素としての連結
体(2)をもつロール(1)であり、取付要素(11)
と協働する取付部(12)が上記連結体(2)に設けら
れていることとする請求項1ないし請求項4のうちの一
つに記載のころがり軸受組立体。 - 【請求項6】 取付要素が軸受の内軌道輪の貫通せる軸
方向孔(10)を通るボルト(11)により構成され、
該ボルトは対向面(2a)に形成された取付部としての
盲ねじ孔に螺入するようになっていることとする請求項
1ないし請求項5のうちの一つに記載のころがり軸受組
立体。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
SE9404151-4 | 1994-11-28 | ||
SE9404151A SE507951C2 (sv) | 1994-11-28 | 1994-11-28 | Lagringsanordning för stora radiella laster kring en förhållandevis tunnväggig röraxel |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08219164A JPH08219164A (ja) | 1996-08-27 |
JP2661008B2 true JP2661008B2 (ja) | 1997-10-08 |
Family
ID=20396166
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7322484A Expired - Fee Related JP2661008B2 (ja) | 1994-11-28 | 1995-11-17 | ころがり軸受組立体 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5593235A (ja) |
EP (1) | EP0715087A1 (ja) |
JP (1) | JP2661008B2 (ja) |
SE (1) | SE507951C2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1745227A1 (en) * | 2004-05-11 | 2007-01-24 | Timken US Corporation | Helical gear assembly |
DE102009032294A1 (de) * | 2009-07-09 | 2011-01-13 | Aktiebolaget Skf | Lageranordnung |
DE102015223667A1 (de) | 2015-11-30 | 2017-06-14 | Zf Friedrichshafen Ag | Planetenträger für eine Getriebestufe eines Planetengetriebes |
EP3814251A4 (en) * | 2018-06-27 | 2022-03-23 | 3M Innovative Properties Company | KINEMATIC TENSION PULLEY |
EP4394206A1 (en) * | 2022-12-27 | 2024-07-03 | CIMA S.p.A. | Reduction group |
Family Cites Families (12)
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SE349610B (ja) * | 1971-02-05 | 1972-10-02 | Skf Ind Trading & Dev | |
AT323530B (de) * | 1972-07-06 | 1975-07-10 | Voest Ag | Lageranordnung für drehtrommeln grossen durchmessers, wie rohrmühlen, mischtrommeln u.dgl. |
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