JP2659850B2 - 微粉体冷却装置 - Google Patents

微粉体冷却装置

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J8/00Chemical or physical processes in general, conducted in the presence of fluids and solid particles; Apparatus for such processes
    • B01J8/18Chemical or physical processes in general, conducted in the presence of fluids and solid particles; Apparatus for such processes with fluidised particles
    • B01J8/1836Heating and cooling the reactor

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
  • Devices And Processes Conducted In The Presence Of Fluids And Solid Particles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、乾式排ガス処理装置の補集飛灰再利用に適
用される補集飛灰冷却装置、又はファインセラミックス
気相合成、石灰飛灰超高温微粒子化もしくは粉末食品製
造過程における微粉体冷却装置等の微粉体冷却装置に関
する。
〔従来の技術〕
従来、高温粉体中に冷却空気を混入して冷却する装置
が広く用いられており、また、伝熱効率を上げるために
被冷却粉体によって流動層を構成する装置もあった(例
えば、特開昭47−22380号高温度に加熱された粉体の冷
却装置、特開昭53−59935号粉体の電気抵抗加熱装置
等)。
〔発明が解決しようとする課題〕
冷却空気を高温粉体中に混合する前記の従来の装置で
は、空気と粉体の接触時間を長くとる必要から、装置が
大型となる。
また、被冷却粉体により流動層を形成し、粉体滞留時
間を延ばして装置の小型化をはかるようにした前記の従
来の装置では、流動化条件と粉体搬出条件の両方を満足
する空塔速度の選定は難しい。長期安定運転を行うため
には、搬出条件を優先させることが必要であり、これで
は十分な流動層を形成することはできないので、装置の
小型化には限界がある。
本発明は、従来の粉体の冷却装置のもつ以上の問題点
を解決することができる微粉体の冷却装置を提供しよう
とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の微粉体冷却装置は、粗粒子より成る流動層内
に設置された冷却管、及び圧縮空気が噴出され高温の微
粉体を吸引する空気エゼクタと同空気エゼクタの出口に
連接され前記流動層に開口する拡散室とを有する微粉体
供給設備を具備する。
〔作 用〕
本発明では、流動層を形成し流動運動を行なっている
粗粒子は、流動層内に配置されている冷却管と熱交換を
行っている。圧縮空気が噴出される空気エゼクタにより
吸引された高温微粉体は、同空気エゼクタに連接された
拡散室において均一に分布され、同拡散室より流動層内
にむらなく供給される。高温微粉体は、流動する粗粒子
と共に流動運動し、粗粒子及び冷却管と熱交換して効果
的に冷却される。冷却された高温微粉体は、外部に排出
される流動用空気により容易に流動層から搬出される。
一方、粗粒子は、流動用空気に同伴されず流動層内に留
まる。
また、流動層を形成する粗粒子は、微粉体の飛散に対
して抵抗として働くので微粉体が流動層内に滞留する時
間を長くすることができ、微粉体の冷却が促進される。
また、原に、冷却管の表面は、流動する微粉体によっ
て常に研磨されており、その汚れを少くすることができ
る。
〔実施例〕
本発明の一実施例を、第1図及び第2図によって説明
する。20は竪型の筒状の冷却装置の胴であり、その下部
には下方から流動用空気10が供給される流動用空気整流
器1が形成され、同流動用空気整流器1の上端に多孔板
8が設けられている。胴20内の多孔板8の上方の部分に
は、流動用空気10によって飛散しない程度の粒径と比重
量を有する粗粒子6が収容され、粗粒子6と後記する流
動用空気で流動層2が形成されるようになっており、ま
たこの部分には複数の冷却管7が配置されている。胴20
は流動層2の部分より上方へ延びてその上端に排出ダク
ト13が設けられている。3は微粉体供給用空気11を噴出
し、その負圧で容器14内の高温微粉体4を側管15より吸
引する空気エゼクタであり、同エゼクタ3の出口側に連
設されその内部にガイド板9′をもつ拡散室9は、第2
図に示すように次第にその断面を拡大して多孔板8の直
上の部分で胴20に接続されている。
本実施例において、空気エゼクタ3へ微粉体供給用空
気11が供給されると、空気エゼクタ3は高温微粉体4を
吸引し、これを拡散室9を経て胴20内へ供給する。
胴20内の粗粒子6は、流動用空気整流器1より多孔板
8を経由して均一な状態で供給される流動用空気10の作
用により流動層2を形成しており、この流動層2内への
前記高温微粉体4が供給され流動運動を行なう。流動層
2においては、その中に設置された冷却管7により、高
温微粉体4及び粗粒子6は冷却される。冷却された粗粒
子6は、高温微粉体4と接触しさらにこれを冷却する。
粗粒子6は、流動層内に滞留して、高温微粉体4の抵抗
として働いて高温微粉体4を流動層2内に巻き込む作用
をし、これの層内滞留時間を長く保つことができる。こ
のようにして冷却されて流動層2を通過した冷却微粉体
5は、排気12と共に、胴20の上端より排出ダクト13を経
て系外に排出される。一方、粒径と比重の大きい粗粒子
6は、流動用空気10に同伴されずに流動層2内へ止ま
る。
以上のように、本実施例では粗粒子6と流動用空気10
で形成され、かつ冷却管7が配置された流動層2へ供給
された高温微粉体4は、粗粒子6によって流動層2内に
長時間保持され、かつ流動層2内で冷却管7、粗粒子6
と熱交換を行なうことによって、効果的に冷却されてそ
の温度を下げて冷却微粉体5となる。この冷却微粉体5
は、流動空気10によって粗粒子6と分離されて、冷却微
粉体5のみが流動層2を出て胴20外へ排出される。
また、高温微粉体4は、空気エゼクタ3より噴出され
る微粉体供給用空気11と共に、次第に拡大する拡散室9
を経て流動層2へ供給されるために、高温微粉体4を均
一な状態で流動層2へ供給することができ、高温微粉体
4と冷却管7、粗粒子6との間の伝熱効率を高めること
ができる。
また更に、伝熱管7の表面は、流動状態にある微粉体
4によって常に研磨されており、その汚れを少なくする
ことができる。
〔発明の効果〕
本発明では、粗粒子により成る流動層内で伝熱管と高
温微粉体との間で伝熱を行ない、これに加えて、流動状
態にある粗粒子と、高温微粉体間の伝熱も加わり、かつ
粗粒子により高温微粉体は流動層内に長時間滞留するた
めに、高い効率で高温微粉体を冷却することができ、従
って装置の小型化が可能である。
また、微粉体の成分によっては、冷却管表面に固着生
成する場合があるが、冷却管の表面は常に微粉体で研磨
されているので、汚れを少なくすることができる。
また更に、高温微粉体は、空気エゼクタより拡散室を
経て流動層に均一に供給されるために、流動層内におけ
る冷却管と粗粒子との伝熱効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の縦断面図、 第2図は同第1図のA−A視図である。 1……流動用空気整流器,2……流動層, 3……空気エゼクタ,4……高温微粉体, 5……冷却微粉体,6……粗粒子, 7……冷却管,8……多孔板, 9……拡散室,10……流動用空気, 11……微粉体供給用空気,12……排気, 20……冷却装置の胴。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】粗粒子より成る流動層内に設置された冷却
    管、及び圧縮空気が噴出され高温の微粉体を吸引する空
    気エゼクタと同空気エゼクタの出口に連接され前記流動
    層に開口する拡散室とを有する微粉体供給装置を具備し
    たことを特徴とする微粉体冷却装置。
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JP5486394B2 (ja) * 2010-05-10 2014-05-07 日本碍子株式会社 匣鉢で焼成された粉体の冷却装置

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