JP2659575B2 - 電気コネクタ - Google Patents
電気コネクタInfo
- Publication number
- JP2659575B2 JP2659575B2 JP1020400A JP2040089A JP2659575B2 JP 2659575 B2 JP2659575 B2 JP 2659575B2 JP 1020400 A JP1020400 A JP 1020400A JP 2040089 A JP2040089 A JP 2040089A JP 2659575 B2 JP2659575 B2 JP 2659575B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- housing
- connector
- side walls
- fitted
- contact
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R35/00—Flexible or turnable line connectors, i.e. the rotation angle being limited
- H01R35/04—Turnable line connectors with limited rotation angle with frictional contact members
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R2201/00—Connectors or connections adapted for particular applications
- H01R2201/16—Connectors or connections adapted for particular applications for telephony
Landscapes
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、電気コネクタに関し、さらに詳しくは、そ
れぞれコンタクトを保持する一対のハウジングの一方が
他方に対して角度調節可能に構成されている、とくに電
話機用として好適な電気コネクタに関する。
れぞれコンタクトを保持する一対のハウジングの一方が
他方に対して角度調節可能に構成されている、とくに電
話機用として好適な電気コネクタに関する。
[従来の技術] 従来、たとえば、第6図に示すような電話機が実用に
供されている。この電話機は、プリント配線基板1,2を
それぞれ有するベースハウジング3と、これに嵌合する
カバーハウジング4とを含む。一方のプリント配線基板
2はベースハウジング3の水平底面部に沿って取付けら
れ、他方のプリント配線基板1はカバーハウジング4の
傾斜頂面部に沿って取付けられている。このように取付
けられたプリント配線基板1,2の電気接続は、いわゆる
ワイヤーハーネスを介してなされている。さらに具体的
には、一方のプリント配線基板2に雄型コネクタ5がハ
ンダ付けで接合され、他方のプリント配線基板1にワイ
ヤーハーネス6の一端にコネクタ7がハンダ付けで接合
され、他端の雌型コネクタ8が雄型コネクタ5に着脱可
能に接続されている。
供されている。この電話機は、プリント配線基板1,2を
それぞれ有するベースハウジング3と、これに嵌合する
カバーハウジング4とを含む。一方のプリント配線基板
2はベースハウジング3の水平底面部に沿って取付けら
れ、他方のプリント配線基板1はカバーハウジング4の
傾斜頂面部に沿って取付けられている。このように取付
けられたプリント配線基板1,2の電気接続は、いわゆる
ワイヤーハーネスを介してなされている。さらに具体的
には、一方のプリント配線基板2に雄型コネクタ5がハ
ンダ付けで接合され、他方のプリント配線基板1にワイ
ヤーハーネス6の一端にコネクタ7がハンダ付けで接合
され、他端の雌型コネクタ8が雄型コネクタ5に着脱可
能に接続されている。
[発明が解決しようとする課題] 前記電話機においては、まず、コネクタ8をコネクタ
5に接続し、しかるのち、カバーハウジング4をベース
ハウジング3に嵌合するという少なくとも二つの作業を
必要とする。とくに、コネクタ5,8の接続作業は、一般
にワイヤーハーネス6が短く構成されているので、やり
にくいという問題がある。
5に接続し、しかるのち、カバーハウジング4をベース
ハウジング3に嵌合するという少なくとも二つの作業を
必要とする。とくに、コネクタ5,8の接続作業は、一般
にワイヤーハーネス6が短く構成されているので、やり
にくいという問題がある。
本発明の主たる目的は、前記問題にかんがみ、前記カ
バーハウジングを前記ベースハウジングに取付けると同
時に、これらハウジングの前記プリント配線基板に取付
けてある前記一対のコネクタ相互の電気接続をはかるこ
とができるように構成されている電気コネクタを提供す
ることにある。
バーハウジングを前記ベースハウジングに取付けると同
時に、これらハウジングの前記プリント配線基板に取付
けてある前記一対のコネクタ相互の電気接続をはかるこ
とができるように構成されている電気コネクタを提供す
ることにある。
本発明のさらに主たる目的は、前記一対のコネクタの
一方が他方に対して角度調節可能に接続することができ
るように構成されている電気コネクタを提供することに
ある。
一方が他方に対して角度調節可能に接続することができ
るように構成されている電気コネクタを提供することに
ある。
[課題を解決するための手段] 前記目的を達成するための本発明においては、第1ハ
ウジング内に複数の第1コンタクトを有する第1コネク
タと、前記第1ハウジングが摺動可能に嵌合される第2
ハウジング内に前記第1コンタクトに接触する複数の第
2コンタクトを有する第2コネクタとからなり、前記第
1ハウジングが、対向する一対の側壁と、該側壁の下端
間に延在する底部と、該側壁の側端間に延在する端壁と
を備え、その底部外面が凸状円弧面であり、前記端壁に
おける前記円弧の中心位置からは軸方向に軸片が延出
し、前記第2ハウジングが、互いに所要角度で傾斜して
向かい合い、該第2ハウジング上方に向かって拡開する
一対の側壁と、該側壁の下端間に延在し、前記第1ハウ
ジングの前記円弧面に適合した凹状円弧面と、該側壁の
側端間に延在する端壁とによって形成された前記第1ハ
ウジングが嵌合される凹部とを備え、該端壁の各々には
前記第1ハウジングの前記軸片に対する嵌合部が形成さ
れ、前記第2ハウジングの凹部に嵌合された前記第1ハ
ウジングが前記円弧面および軸片の少なくともいずれか
一方で前記第2ハウジングに摺動し、前記一対の傾斜し
た側壁間において傾動可能な電気コネクタを前提にして
いる。
ウジング内に複数の第1コンタクトを有する第1コネク
タと、前記第1ハウジングが摺動可能に嵌合される第2
ハウジング内に前記第1コンタクトに接触する複数の第
2コンタクトを有する第2コネクタとからなり、前記第
1ハウジングが、対向する一対の側壁と、該側壁の下端
間に延在する底部と、該側壁の側端間に延在する端壁と
を備え、その底部外面が凸状円弧面であり、前記端壁に
おける前記円弧の中心位置からは軸方向に軸片が延出
し、前記第2ハウジングが、互いに所要角度で傾斜して
向かい合い、該第2ハウジング上方に向かって拡開する
一対の側壁と、該側壁の下端間に延在し、前記第1ハウ
ジングの前記円弧面に適合した凹状円弧面と、該側壁の
側端間に延在する端壁とによって形成された前記第1ハ
ウジングが嵌合される凹部とを備え、該端壁の各々には
前記第1ハウジングの前記軸片に対する嵌合部が形成さ
れ、前記第2ハウジングの凹部に嵌合された前記第1ハ
ウジングが前記円弧面および軸片の少なくともいずれか
一方で前記第2ハウジングに摺動し、前記一対の傾斜し
た側壁間において傾動可能な電気コネクタを前提にして
いる。
かかる前提において、前記第1,2ハウジングの少なく
ともいずれか一方に嵌合相手となるハウジングの嵌合方
向の正逆を識別可能な手段が形成されていることがこの
発明の特徴である。
ともいずれか一方に嵌合相手となるハウジングの嵌合方
向の正逆を識別可能な手段が形成されていることがこの
発明の特徴である。
この発明の好ましい実施態様において、前記識別可能
な手段が、前記第2ハウジングの側壁の一方にのみ当接
して前記第1ハウジングの逆向きの嵌合を阻止する該第
1ハウジング側壁に形成された突起である。
な手段が、前記第2ハウジングの側壁の一方にのみ当接
して前記第1ハウジングの逆向きの嵌合を阻止する該第
1ハウジング側壁に形成された突起である。
[作 用] 前記構成を有する本発明にかかる電気コネクタにおい
ては、前記第1コンタクトを保持する前記第1ハウジン
グを、前記第2コンタクトを保持する前記第2ハウジン
グに対して、前記第1および第2コンタクトのコンタク
ト部に電気接触状態を保たせながら、所定角度で傾動さ
せることができる。第1,2ハウジングの嵌合方向の正逆
は、識別手段によって判断することができる。
ては、前記第1コンタクトを保持する前記第1ハウジン
グを、前記第2コンタクトを保持する前記第2ハウジン
グに対して、前記第1および第2コンタクトのコンタク
ト部に電気接触状態を保たせながら、所定角度で傾動さ
せることができる。第1,2ハウジングの嵌合方向の正逆
は、識別手段によって判断することができる。
[実施例] 図面を参照して、本発明の実施例を説明すると、以下
のとおりである。
のとおりである。
第1図ないし第3図において、コネクタは、外側ハウ
ジング11とタブコンタクト18とからなる第2コネクタ
と、外側ハウジング11内に嵌合されている内側ハウジン
グ12とリセプタクルコンタクト27とからなる第1コネク
タとを含み、かつ、これらハウジングは、電気絶縁性材
料、たとえば、プラスチックスから作られている。
ジング11とタブコンタクト18とからなる第2コネクタ
と、外側ハウジング11内に嵌合されている内側ハウジン
グ12とリセプタクルコンタクト27とからなる第1コネク
タとを含み、かつ、これらハウジングは、電気絶縁性材
料、たとえば、プラスチックスから作られている。
外側ハウジング11は、底13の一の対向側から垂直方向
に延びる端壁14と、底13の他方の対向側から垂直方向に
延びる側壁15とを有する。端壁14には、テーパ部16a
と、垂直部16bと、弧状の軸受部16cからなるスロット16
が形成されている。第2図上、左右側の側壁15の内面15
aは、これらで形成される間隔が上方向へ次第に拡開す
るようにテーパに形成されている。ただし、右側の側壁
15のテーパ内面15aは、該側壁の内面に間隔をおいて凸
出する三角状リブ15bの稜辺15b′を含む(第3図参
照)。図示されていないが、左側の側壁15の内面15a
も、右側のそれと同様に形成されており、したがって、
両側の三角状リブの稜辺が対向している。左側の側壁15
の上端には凹欠17を有する。底13の内面13aは弧状に形
成され、かつ、底13には、導電性金属から作られ、垂直
方向に延びる複数のタブコンタクト18が該底の長さ方向
に所定ピッチで配列されている保持孔19に垂直方向に移
動不能に挿着されている。保持孔19の下端はタブコンタ
クト18の該保持孔への挿着時の挿入を容易ならしめるた
めテーパ19aに形成されている。タブコンタクト18は、
導電性金属から作られ、コンタクト部18aと、タイン部
(レッグ部またはテール部)18bとを有し、コンタクト
部18aが両側壁15間に、かつ、タイン部18bが底13から下
方向に突出している。
に延びる端壁14と、底13の他方の対向側から垂直方向に
延びる側壁15とを有する。端壁14には、テーパ部16a
と、垂直部16bと、弧状の軸受部16cからなるスロット16
が形成されている。第2図上、左右側の側壁15の内面15
aは、これらで形成される間隔が上方向へ次第に拡開す
るようにテーパに形成されている。ただし、右側の側壁
15のテーパ内面15aは、該側壁の内面に間隔をおいて凸
出する三角状リブ15bの稜辺15b′を含む(第3図参
照)。図示されていないが、左側の側壁15の内面15a
も、右側のそれと同様に形成されており、したがって、
両側の三角状リブの稜辺が対向している。左側の側壁15
の上端には凹欠17を有する。底13の内面13aは弧状に形
成され、かつ、底13には、導電性金属から作られ、垂直
方向に延びる複数のタブコンタクト18が該底の長さ方向
に所定ピッチで配列されている保持孔19に垂直方向に移
動不能に挿着されている。保持孔19の下端はタブコンタ
クト18の該保持孔への挿着時の挿入を容易ならしめるた
めテーパ19aに形成されている。タブコンタクト18は、
導電性金属から作られ、コンタクト部18aと、タイン部
(レッグ部またはテール部)18bとを有し、コンタクト
部18aが両側壁15間に、かつ、タイン部18bが底13から下
方向に突出している。
内側ハウジング12は、第3図上、底20の一方の対向側
から垂直方向に延びる端壁21と、底20の他方の対向側か
ら垂直方向に延びる側壁22,23とを有し、側壁23は外側
ハウジング11の側壁内面15aの形状に適合する形状を有
する。底外面20aは外側ハウジング11の円弧凹状の底内
面13aに摺回動可能に嵌合する円弧凸状面に形成されて
いる。底20にはその長さ方向に前記タブコンタクト18の
配列ピッチに一致するピッチで該タブコンタクトの遊挿
孔24が形成されている。遊挿孔24は、第2図上、その左
側面が右側面に対して所定角度で傾斜している。両端壁
21の下端近傍には底外面20の円弧の中心に位置し、前記
軸受部16cに摺回動可能に嵌合する円柱状の軸片25が形
成されている。第1および第2図上、内側ハウジング12
は、軸片25を支点として時計および反時計方向へ回動し
て傾斜することが可能である。内側ハウジング12は、そ
の垂直方向に貫通しその長さ方向に所定ピッチで配列さ
れたキャビティ26を有し、該キャビティにはリセプタク
ルコンタクト27が垂直方向に移動不能に挿着されてい
る。リセプタクルコンタクト27は、導電性金属から作ら
れ、下方向に延びる一双の弾性コンタクト部27aと、U
状の屈曲部27bと、タイン部27cとを有する。リセプタク
ルコンタクト27は、さらに、屈曲部27bの下端に肩部27d
と、外側へ反る係止部27eとを有し、肩部27dが側壁22の
一側内面に形成されている段部28に係合するとともに、
係止部27eが側壁22に形成されている窓孔29の上端に係
合することにより、挿入方向と逆方向、すなわち、上方
向への抜脱を阻止されている。一双のコンタクト部27a
間にはこれらの弾性に抗して前記タブコンタクト18のコ
ンタクト部18aが摺動可能に圧入接触している(第2図
参照)。側壁22の上端両側には突起30を有する。この突
起30は、内側ハウジング12は外側ハウジング11から抜脱
するときの操作者の指係合部として役立つばかりでな
く、内側ハウジング12を外側ハウジング11に逆向きで嵌
合するのを防止するのに役立つものである。
から垂直方向に延びる端壁21と、底20の他方の対向側か
ら垂直方向に延びる側壁22,23とを有し、側壁23は外側
ハウジング11の側壁内面15aの形状に適合する形状を有
する。底外面20aは外側ハウジング11の円弧凹状の底内
面13aに摺回動可能に嵌合する円弧凸状面に形成されて
いる。底20にはその長さ方向に前記タブコンタクト18の
配列ピッチに一致するピッチで該タブコンタクトの遊挿
孔24が形成されている。遊挿孔24は、第2図上、その左
側面が右側面に対して所定角度で傾斜している。両端壁
21の下端近傍には底外面20の円弧の中心に位置し、前記
軸受部16cに摺回動可能に嵌合する円柱状の軸片25が形
成されている。第1および第2図上、内側ハウジング12
は、軸片25を支点として時計および反時計方向へ回動し
て傾斜することが可能である。内側ハウジング12は、そ
の垂直方向に貫通しその長さ方向に所定ピッチで配列さ
れたキャビティ26を有し、該キャビティにはリセプタク
ルコンタクト27が垂直方向に移動不能に挿着されてい
る。リセプタクルコンタクト27は、導電性金属から作ら
れ、下方向に延びる一双の弾性コンタクト部27aと、U
状の屈曲部27bと、タイン部27cとを有する。リセプタク
ルコンタクト27は、さらに、屈曲部27bの下端に肩部27d
と、外側へ反る係止部27eとを有し、肩部27dが側壁22の
一側内面に形成されている段部28に係合するとともに、
係止部27eが側壁22に形成されている窓孔29の上端に係
合することにより、挿入方向と逆方向、すなわち、上方
向への抜脱を阻止されている。一双のコンタクト部27a
間にはこれらの弾性に抗して前記タブコンタクト18のコ
ンタクト部18aが摺動可能に圧入接触している(第2図
参照)。側壁22の上端両側には突起30を有する。この突
起30は、内側ハウジング12は外側ハウジング11から抜脱
するときの操作者の指係合部として役立つばかりでな
く、内側ハウジング12を外側ハウジング11に逆向きで嵌
合するのを防止するのに役立つものである。
第4図および第5図に示すように、コンタクト18,27
のタイン部18b,27cは、たとえば、第6図に関して既述
したプリント配線基板1,2のスルーホール(図示せず)
に挿入しハンダ付けで接合される。内側ハウジング12
を、プリント配線基板1の水平位置から傾斜位置に対応
して、反時計方向へ所定角度で回動して傾斜させた状態
を示してある。内側ハウジング12は、垂直位置にあると
き、コンタクト18,27はこれらの中心線が合致し、か
つ、垂直位置から傾斜位置に傾斜するとき、該中心線に
中心点が位置する前記軸片25を支点として回動し、した
がって、コンタクト18,27のコンタクト部18a,27aは常に
所定の接触状態を維持することはいうまでもない。
のタイン部18b,27cは、たとえば、第6図に関して既述
したプリント配線基板1,2のスルーホール(図示せず)
に挿入しハンダ付けで接合される。内側ハウジング12
を、プリント配線基板1の水平位置から傾斜位置に対応
して、反時計方向へ所定角度で回動して傾斜させた状態
を示してある。内側ハウジング12は、垂直位置にあると
き、コンタクト18,27はこれらの中心線が合致し、か
つ、垂直位置から傾斜位置に傾斜するとき、該中心線に
中心点が位置する前記軸片25を支点として回動し、した
がって、コンタクト18,27のコンタクト部18a,27aは常に
所定の接触状態を維持することはいうまでもない。
本発明は、ベースハウジングとこれに嵌合するカバー
ハウジングとを備える電話機用に必ずしも限定されない
が、こうした電話機用として最適である。
ハウジングとを備える電話機用に必ずしも限定されない
が、こうした電話機用として最適である。
[発明の効果] 以上の構成を有する本発明にかかる電気コネクタによ
れば、たとえば、これをベースハウジングとこれに嵌合
するカバーハウジングとを備える電話機における、該ベ
ースおよびカバーハウジングに取付けた各プリント配線
基板間を電気接続するために用いる場合、第2コンタク
トを保持する第2ハウジング(第2コネクタという)は
前記ベースハウジングのプリント配線基板に配置して電
気接続し、第1コンタクトを保持する第1ハウジング
(第1コネクタという)を前記カバーハウジングのプリ
ント配線基板に配置して電気接続し、かつ、前記第1お
よび第2コネクタ相互を電気接続することなり、つぎの
効果を有する。
れば、たとえば、これをベースハウジングとこれに嵌合
するカバーハウジングとを備える電話機における、該ベ
ースおよびカバーハウジングに取付けた各プリント配線
基板間を電気接続するために用いる場合、第2コンタク
トを保持する第2ハウジング(第2コネクタという)は
前記ベースハウジングのプリント配線基板に配置して電
気接続し、第1コンタクトを保持する第1ハウジング
(第1コネクタという)を前記カバーハウジングのプリ
ント配線基板に配置して電気接続し、かつ、前記第1お
よび第2コネクタ相互を電気接続することなり、つぎの
効果を有する。
前記カバーハウジングのプリント配線基板が前記ベー
スハウジングのプリント配線基板に対して或る角度で傾
斜している場合でも、前記第1コネクタは、前記第2コ
ネクタに対して傾動可能であるから、たとえば、前記第
1コネクタを所定角度に向け、かつ、前記第2コネクタ
を垂直方向に向けた状態で、前記カバーハウジングを前
記ベースハウジングに嵌合することができる。また同時
に、前記第1および第2コネクタを電気接続することが
できる。
スハウジングのプリント配線基板に対して或る角度で傾
斜している場合でも、前記第1コネクタは、前記第2コ
ネクタに対して傾動可能であるから、たとえば、前記第
1コネクタを所定角度に向け、かつ、前記第2コネクタ
を垂直方向に向けた状態で、前記カバーハウジングを前
記ベースハウジングに嵌合することができる。また同時
に、前記第1および第2コネクタを電気接続することが
できる。
このように、前記第2コネクタに対する前記第1コネ
クタを前記カバーハウジングのプリント配線基板の傾斜
に対応して調節可能になしてあるから、種々のデザイン
の前記電話機に適用可能である。
クタを前記カバーハウジングのプリント配線基板の傾斜
に対応して調節可能になしてあるから、種々のデザイン
の前記電話機に適用可能である。
なお、以上においては、前記電話機に関して述べた
が、本発明にかかる電気コネクタは、前記電話機に類似
する構造を有する他の電気機器にも適用することができ
る。
が、本発明にかかる電気コネクタは、前記電話機に類似
する構造を有する他の電気機器にも適用することができ
る。
第1図は、本発明の実施例にかかるコネクタの結合状態
の斜視図。 第2図は、第1図の縦断面図。 第3図は、前記コネクタの分解斜視図。 第4図は、第2(外側)ハウジング内に第1(側)ハウ
ジングを垂直に位置させてある状態の断面図。 第5図は、前記第1ハウジングを第4図示の垂直位置か
ら傾斜位置へ移動させてある状態の断面図。 第6図は、従来の電話機であって、ベースハウジングか
らカバーハウジングを分離した状態の、該電話機の構造
を示す概略図。 11……第2(外側)ハウジング、12……第1(内側)ハ
ウジング 13a……凹状円弧面(内面)、14……端壁 15……側壁、16c……軸受部 18……第2(タブ)コンタクト、20a……凸状円弧面
(底外面) 21……端壁、22……側壁 23……側壁、25……軸片 27……第1(リセプタクル)コンタクト、30……突起
の斜視図。 第2図は、第1図の縦断面図。 第3図は、前記コネクタの分解斜視図。 第4図は、第2(外側)ハウジング内に第1(側)ハウ
ジングを垂直に位置させてある状態の断面図。 第5図は、前記第1ハウジングを第4図示の垂直位置か
ら傾斜位置へ移動させてある状態の断面図。 第6図は、従来の電話機であって、ベースハウジングか
らカバーハウジングを分離した状態の、該電話機の構造
を示す概略図。 11……第2(外側)ハウジング、12……第1(内側)ハ
ウジング 13a……凹状円弧面(内面)、14……端壁 15……側壁、16c……軸受部 18……第2(タブ)コンタクト、20a……凸状円弧面
(底外面) 21……端壁、22……側壁 23……側壁、25……軸片 27……第1(リセプタクル)コンタクト、30……突起
Claims (2)
- 【請求項1】第1ハウジング内に複数の第1コンタクト
を有する第1コネクタと、前記第1ハウジングが摺動可
能に嵌合される第2ハウジング内に前記第1コンタクト
に接触する複数の第2コンタクトを有する第2コネクタ
とからなり、 前記第1ハウジングが、対向する一対の側壁と、該側壁
の下端間に延在する底部と、該側壁の側端間に延在する
端壁とを備え、その底部外面が凸状円弧面であり、前記
端壁における前記円弧の中心位置からは軸方向に軸片が
延出し、 前記第2ハウジングが、互いに所要角度で傾斜して向か
い合い、該第2ハウジング上方に向かって拡開する一対
の側壁と、該側壁の下端間に延在し、前記第1ハウジン
グの前記円弧面に適合した凹状円弧面と、該側壁の側端
間に延在する端壁とによって形成された前記第1ハウジ
ングが嵌合される凹部とを備え、該端壁の各々には前記
第1ハウジングの前記軸片に対する嵌合部が形成され、 前記第2ハウジングの凹部に嵌合された前記第1ハウジ
ングが前記円弧面および軸片の少なくともいずれか一方
で前記第2ハウジングに摺動し、前記一対の傾斜した側
壁間において傾動可能な電気コネクタであって、 前記第1,2ハウジングの少なくともいずれか一方に、嵌
合相手となるハウジングの嵌合方向の正逆を識別可能な
手段が形成されていることを特徴とする前記コネクタ。 - 【請求項2】前記識別手段が、前記第2ハウジングの側
壁の一方にのみ当接して前記第1ハウジングの逆向きの
嵌合を阻止する該第1ハウジング側壁に形成された突起
である請求項1記載のコネクタ。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1020400A JP2659575B2 (ja) | 1989-01-30 | 1989-01-30 | 電気コネクタ |
KR1019900702188A KR0123371B1 (ko) | 1989-01-30 | 1989-12-14 | 전기 커넥터 |
PCT/US1989/005592 WO1990009046A1 (en) | 1989-01-30 | 1989-12-14 | Electrical connector |
CN90100502A CN1031437C (zh) | 1989-01-30 | 1990-01-25 | 电气接插件 |
EP90901349A EP0429554A1 (en) | 1989-01-30 | 1990-08-10 | Electrical connector |
US07/892,592 US5174761A (en) | 1989-01-30 | 1992-05-26 | Electrical connector |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1020400A JP2659575B2 (ja) | 1989-01-30 | 1989-01-30 | 電気コネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02201884A JPH02201884A (ja) | 1990-08-10 |
JP2659575B2 true JP2659575B2 (ja) | 1997-09-30 |
Family
ID=12025972
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1020400A Expired - Lifetime JP2659575B2 (ja) | 1989-01-30 | 1989-01-30 | 電気コネクタ |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0429554A1 (ja) |
JP (1) | JP2659575B2 (ja) |
KR (1) | KR0123371B1 (ja) |
CN (1) | CN1031437C (ja) |
WO (1) | WO1990009046A1 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5393250A (en) * | 1993-05-04 | 1995-02-28 | Becton, Dickinson And Company | Cam action electrical edge connector |
JP4967619B2 (ja) * | 2006-11-28 | 2012-07-04 | 日本電気株式会社 | スタッキングコネクタの接続実装構造及び該構造を備えた電子機器 |
MX2014001670A (es) | 2011-09-16 | 2014-05-27 | Framatome Connectors Int | Ensamble de conector giratorio. |
WO2013167931A1 (en) * | 2012-05-08 | 2013-11-14 | Fci | Hingeable connector assembly |
WO2014047789A1 (zh) * | 2012-09-25 | 2014-04-03 | 华为技术有限公司 | 连接器 |
US10355383B2 (en) * | 2017-03-13 | 2019-07-16 | Te Connectivity Corporation | Circuit card assemblies for a communication system |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE1874846U (de) * | 1963-04-29 | 1963-07-04 | Ulrich Tuchel | Kontaktfedervorrichtung, vorzugsweise fuer schwenkbare, elektrische kontaktverbindung. |
JPH0244470Y2 (ja) * | 1986-07-04 | 1990-11-26 | ||
FR2615043B1 (fr) * | 1987-05-06 | 1989-08-11 | Jaeger | Dispositif de connexion pour un ensemble de commutation porte par la colonne de direction d'un vehicule automobile |
-
1989
- 1989-01-30 JP JP1020400A patent/JP2659575B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1989-12-14 WO PCT/US1989/005592 patent/WO1990009046A1/en not_active Application Discontinuation
- 1989-12-14 KR KR1019900702188A patent/KR0123371B1/ko not_active IP Right Cessation
-
1990
- 1990-01-25 CN CN90100502A patent/CN1031437C/zh not_active Expired - Fee Related
- 1990-08-10 EP EP90901349A patent/EP0429554A1/en not_active Ceased
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02201884A (ja) | 1990-08-10 |
KR910700559A (ko) | 1991-03-15 |
WO1990009046A1 (en) | 1990-08-09 |
CN1031437C (zh) | 1996-03-27 |
EP0429554A1 (en) | 1991-06-05 |
CN1044738A (zh) | 1990-08-15 |
KR0123371B1 (ko) | 1997-11-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0638382Y2 (ja) | 基板と基板を接続する為の表面実装用コネクタ | |
US6007381A (en) | Circuit board connector with improved mounting characteristics | |
US20040082215A1 (en) | Electrical connector assembly having locking member | |
EP0567007A2 (en) | Electrical connector for surface mouting | |
US4755143A (en) | Hingeable connector | |
US6095824A (en) | Electrical connector assembly | |
JP2659575B2 (ja) | 電気コネクタ | |
US6267620B1 (en) | Flexible board electrical connector with an improved pressure member | |
US5009606A (en) | Separable electrical connector | |
US5174761A (en) | Electrical connector | |
JP3194215B2 (ja) | 電気コネクタアッセンブリとその嵌合保持力調整方法 | |
US6764312B2 (en) | Connector for coupling panels and method of coupling panels using the connector | |
US6283774B1 (en) | Hot-line plug terminal | |
JPH09266035A (ja) | 平型柔軟ケーブル用電気コネクタ | |
US6086403A (en) | Electrical connector | |
JPH03266384A (ja) | 平形導体用電気コネクタ | |
JPH10302862A (ja) | 電気コネクタ | |
US20030119342A1 (en) | Rotatably mated connector couple | |
US6146172A (en) | Electrical connector | |
JP3069636B2 (ja) | コネクタ | |
JP2531600Y2 (ja) | 基板接続用コネクタ | |
JP3363078B2 (ja) | 電気コネクタ | |
JPH0528698Y2 (ja) | ||
JPH0636850A (ja) | 電気コネクタを回路基板へ実装する方法及び回路基板へ実装するための電気コネクタ並びにその実装に用いる支持部材 | |
JPS608591B2 (ja) | コネクタ端子及びコネクタ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080606 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090606 Year of fee payment: 12 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090606 Year of fee payment: 12 |