JP2659546B2 - 食品巻物製造機 - Google Patents

食品巻物製造機

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JP2659546B2 JP63059844A JP5984488A JP2659546B2 JP 2659546 B2 JP2659546 B2 JP 2659546B2 JP 63059844 A JP63059844 A JP 63059844A JP 5984488 A JP5984488 A JP 5984488A JP 2659546 B2 JP2659546 B2 JP 2659546B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、棒状のチーズ、ごぼう、隠元豆、人参等の
棒状の具に、肉やハム等の薄切片、パイ生地、薄焼き
卵、海苔、昆布等のシート状の皮を巻き付けた食品巻物
を製造する機械に関する。
〈従来の技術〉 この種の食品巻物製造機は、左右の両側の側板の間に
駆動軸と従動軸をそれぞれ軸受けし、駆動軸と従動軸の
間に多数の無端の紐を間隔を設けて並列して掛け渡した
供給コンベアを前後方向に設けている。
供給コンベアの前部には、多数の同長の紐を間隔を設
けて並列した巻きベルトを前後方向に配置して、巻きベ
ルトの各紐をそれぞれ供給コンベアの前部の各紐の上側
部の間に挿入し、巻きベルトの各紐の後端を連結した固
定棒を、供給コンベアの各紐の上側部の下に配置して、
供給コンベアの両側板に掛け渡して固定し、巻きベルト
の各紐の前端を連結した可動棒を供給コンベアの前側に
配置している。
巻きベルトの下側位置には、回転軸を左右方向に軸受
して後方へ移動可能に装置し、回転軸の両端に取り付け
た両可動腕の間に巻きベルトの前端の可動棒を掛け渡し
て取り付け、回転軸の約半回転によって両可動腕従って
巻きベルト前端の可動棒を上方後側へ回動可能にし、巻
きベルト前端の可動棒の上方後側への回動によって巻き
ベルトの前部を上側後方へ折り返す構成にし、回転軸の
後方への移動によって巻きベルトの折り返した部分を後
方へ移動する構成にしている。
巻きベルトの上方位置には、押えローラを昇降可能に
装置し、更に、押えローラに後向きの一定以上の力が加
わると、押えローラが後方へ移動する構成にしている。
供給コンベアの前側には、取出コンベアを接続して設
けている。
この食品巻物製造機においては、供給コンベアを間欠
的に駆動し、供給コンベアの停止時に、供給コンベアの
後部に肉の薄切片のような皮を平らに載置し、その皮の
前部に棒状のチーズのような具を左右方向に横断して載
置する。
すると、供給コンベアの駆動時に、具を載せた皮が供
給コンベアの前部に給送されて巻きベルトの上に配置さ
れる。
具を載せた皮が巻きベルトの上に達して供給コンベア
が停止すると、回転軸が回転し、巻きベルトの可動棒が
上側後方へ回動して、巻きベルトの前部が上側後方へ折
り返され、巻きベルトの折返部分で、具を載せた皮の前
部が覆われる。
すると、押えローラが下降し、巻きベルトの折返部分
で覆われた具と巻きベルトの可動棒の間に達して、巻き
ベルトの折返部分即ち上側部分に当接し、押えローラが
当接した巻きベルトの上側部分が巻きベルトの下側部分
即ち未折返部分の上の皮に軽く当接する。
押えローラが巻きベルトの上側部分に当接すると、回
転軸が後方に移動し、巻きベルトの可動棒が後方に移動
して、巻きベルトの下側部分が減少すると共に、巻きベ
ルトの上側部分が増加しつつ後方に移動し、また、同時
に、押えローラが巻きベルトの上側部分で覆われた具に
押されて後方に移動する。
一方、具を載せた皮は、巻きベルトに重合した状態で
巻きベルトと共に移動し、巻きベルトの下側部分に重合
した状態から上側部分に重合した状態に移動しようとす
る。
ところが、具を載せた皮の前端は、巻きベルトの上側
部分の押えローラ当接位置に達すると、巻きベルトから
剥離し、具と共に回転して、皮が具の回りに巻き付き、
食品巻物が製造される。
すると、押えローラが上昇して前方に移動し、回転軸
が逆転して、巻きベルトの可動棒が上側前方に回動する
と共に、回転軸が前方に移動して巻きベルトの可動棒が
前方に移動し、巻きベルトの折り返された部分が元に戻
る。
次に、供給コンベアが駆動すると、皮が具の回りに巻
き付いた食品巻物が供給コンベアから取出コンベアに給
送され、一方、次の食品巻物の材料即ち具を載せた皮が
巻きベルトの上に供給され、再び同様にして食品巻物が
製造される。
〈発明が解決しようとする課題〉 ところが、上記の食品巻物製造機においては、皮を具
の回りに巻いて食品巻物を製造する巻きベルト装置は、
1個であり、その1個の巻きベルト装置において、具を
載せた皮を供給し、皮を具の回りに巻いて食品巻物を製
造し、その食品巻物を取り出し、その後に、次の食品巻
物を製造し、食品巻物を順次製造する。
従って、上記の食品巻物製造機は、多数個の食品巻物
を同時に製造することが困難であり、食品巻物の製造能
率が高いとは言い難い。
本発明の目的は、上記のような従来の課題を解決する
ことである。
〈課題を解決するための手段〉 本発明は、具を載せた皮を給送する給送装置と、皮を
具の回りに巻き付けて食品巻物を製造する巻付装置から
なり、 巻付装置は、左右の両側に、数分の一回転ずつ間欠的
に回転する回転側板を対面して設け、両側の回転側板の
間に数個の巻き装置を回転側板の回転中心の回りに等間
隔に設け、回転側板の間欠回転によって巻き装置を順次
給送装置の前側に停止する構成にし、 巻き装置が給送装置の前側に停止する毎に、その巻き
装置において、具を載せた皮を給送装置によって供給
し、皮を具の回りに巻き始める構成にし、 巻き装置が給送装置側から給送装置と反対側に移動す
る間に、その巻き装置において、皮を具の回りに巻き終
る構成にし、 巻き装置が給送装置と反対側を通過する毎に、その巻
き装置において、皮が具の回りに巻き付いた食品巻物を
取り出す構成にしたことを特徴とする食品巻物製造機で
ある。
〈作用〉 本発明の食品巻物製造機においては、給送装置の前側
に停止した巻き装置において、具を載せた皮が給送装置
によって供給されて、皮が具の回りに巻かれ始める一
方、給送装置側から給送装置と反対側に移動する巻き装
置において、皮が具の回りに巻き終り、また、給送装置
と反対側を通過する巻き装置において、皮が具の回りに
巻き付いた食品巻物が取り出される。
〈発明の効果〉 本発明の食品巻物製造機においては、数個の巻き装置
において、具を載せた皮を供給し、皮を具の回りに巻き
付け、皮を具の回りに巻き付けた食品巻物を取り出す一
連の行程が位相をずらして同時に行われるので、1個の
巻きベルト装置において、具を載せた皮を供給し、皮を
具の回りに巻いて食品巻物を製造し、その食品巻物を取
り出し、その後に、次の食品巻物を製造し、食品巻物を
順次製造する従来の食品巻物製造機に比較して、食品巻
物の製造能率が高い。
〈実施例〉 本例の食品巻物製造機は、第1図と第2図に示すよう
に、具gを載せた皮kを給送する給送装置1と、皮kを
具gの回りに巻き付けて食品巻物を製造する巻付装置21
からなる。
給送装置1は、第1図と第2図に示すように、給送コ
ンベア2と給送機7からなる。
給送コンベア2は、第1図と第2図に示すように、左
右の両側の側板3の間に、軸に多数のプーリを等間隔に
嵌着した駆動軸4と従動軸5を前端位置と後端位置に掛
け渡して軸受し、駆動軸4の各プーリと従動軸5の各プ
ーリの間にそれぞれ無端の紐6を掛け渡し、多数の紐6
を間隔を設けて並列して前後方向に沿って配置し、駆動
軸4の一端を図示しないモータに連結し、具gを載せた
皮kを後部から前部に給送する構成にしている。
給送機7は、第1図に示すように、給送コンベア2の
前側位置に箱形の機枠8を設け、機枠8の前側板の上端
部と後側板の上端部をそれぞれ凹凸9に形成して、機枠
8の前側板の凹凸9の各凸部と後側板の凹凸9の各凸部
の上にそれぞれ固定棒10を掛け渡して固定し、第2図に
示すように、多数の固定棒10を間隔を設けて並列して前
後方向に沿って配列している。
機枠8内には、第1図に示すように、基板の前端と後
端に前側板と後側板を設立した昇降板11を挿入し、昇降
板11の基板と機枠8の底板の間にシリンダ機構12を設け
て、昇降板11を昇降する構成にしている。
昇降板11の前側板と後側板の間には、第1図に示すよ
うに、案内軸13を掛け渡して固定し、案内軸13の上に2
本の細長板14を左右方向に沿って並列して前後に配置
し、両細長板14の下部にそれぞれ案内軸13を貫通して摺
嵌し、両細長板14をそれぞれ前後動可能に設けている。
前後の両細長板14の上部には、第1図に示すように、
それぞれ、凹凸15を形成し、前側の細長板14の凹凸15の
各凸部と後側の細長板14の凹凸15の各凸部の上に、それ
ぞれ、機枠8の固定棒10より長い可動棒16を掛け渡して
固定し、第2図に示すように、多数の可動棒16を間隔を
設けて並列して前後方向に沿って配列し、各可動棒16を
それぞれ各固定棒10の間に挿入している。
昇降板11の後側板と前側の細長板14の間には、第1図
に示すように、シリンダ機構17を設けて、両細長板14と
各可動棒16を前後動する構成にしている。
昇降板11が下降して両細長板14が後退すると、第1図
と第2図に実線で示すように、各可動棒16が下降して各
固定棒10の間に陥没し、また、各可動棒16が後退し、各
可動棒16の後端部が機枠8の後側板の後方に突出して、
給送コンベア2の前部の各紐6の間に陥没する構成にし
ている。
逆に、昇降板11が上昇して両細長板14が前進すると、
第1図に鎖線で示すように、各可動棒16が上昇して各固
定棒10の間と給送コンベア2の前部の各紐6の間から突
出し、また、各可動棒16が前進して、各可動棒16の前端
部が機枠8の前側板の前方に突出する構成にしている。
この給送装置1においては、給送コンベア2と給送機
7を駆動し、給送コンベア2の後部に肉の薄切片のよう
な皮kを平らに載置し、その皮kの前部に棒状チーズの
ような具gを左右方向に横断して載置すると、具gを載
せた皮k即ち食品巻物の材料が供給コンベア2の前部に
給送される。
すると、下降して後退していた可動棒16が上昇し、可
動棒16の後端部が給送コンベア2の前部の各紐6の間か
ら上方に突出して、供給コンベア2の前部に給送された
食品巻物の材料g,kを供給コンベア2の前部から持ち上
げ、次に、可動棒16が前進して、可動棒16の後端部に載
架された食品巻物の材料g,kが前方に給送され、その
後、可動棒16が下降して固定棒10の間に陥没し、可動棒
16の後端部に載架されていた食品巻物の材料g,kが固定
棒10の上に置き去りにされ、次に、下降した可動棒16が
後退して再び上昇する。
可動棒16が再び上昇すると、可動棒16の後端部が供給
コンベア2の前部に給送された次の食品巻物の材料g,k
を持ち上げると共に、可動棒16の中央部が固定棒10に置
き去りにされた前の食品巻物の材料g,kを持ち上げ、次
に、可動棒16が前進して、可動棒16に載架された次の食
品巻物の材料g,kと前の食品巻物の材料g,kが共に前方に
給送され、その後、可動棒16が下降して、可動棒16の後
端部と中央部に載架されていた次の食品巻物の材料g,k
と前の食品巻物の材料g,kが固定棒10に置き去りにさ
れ、下降した可動棒16が後退する。
即ち、可動棒16が上昇、前進、下降と後退のサイクル
を繰り返して、供給コンベア2の前部に給送された食品
巻物の材料g,kを可動棒16の前進距離分ずつ前方に供給
する。
従って、給送コンベア2の後部に食品巻物の材料g,k
を順次載置すると、食品巻物の材料g,kが順次前方に給
送され、可動棒16が前進する毎に、第1図に鎖線で示す
ように、食品巻物の材料g,kが載架した可動棒16の前端
部が給送機7の機枠8の前方に突出する。
巻付装置21は、第3図に示すように、左右の両側にそ
れぞれ支柱22を設立して、片側の支柱22の上端に回転軸
23を左右方向に貫通して軸受し、他の支柱22の上端に固
定軸24を左右方向に貫通して固定し、回転軸23と固定軸
24を同芯状に配列している。
回転軸23の内端には、第3図に示すように、円板状の
回転側板25を同芯状に固定し、固定軸24の内端に円板状
の回転側板26を同芯状に遊嵌し、第1図と第2図に示す
ように、左右の両側の回転側板25,26を同芯状に対面し
て給送機7の機枠8の前側位置に配置し、第3図と第4
図に示すように、同形状の両回転側板25,26の間に3個
の巻きベルト装置29を回転側板25,26の回転中心の回り
に等間隔に設けている。
回転軸23の外端には、第3図に示すように、間欠運動
機構27を介してモータ28を連結し、モータ28の駆動によ
って、両回転側板25,26とそれらの間の3個の巻きベル
ト装置29を3分の一回転ずつ間欠的に回転して、各巻き
ベルト装置29を順次給送機7の前側に停止する構成にし
ている。
巻きベルト装置29は、3個とも同様な構造であり、給
送機7の前側に停止したものについて説明する。
巻きベルト装置29は、、第3図と第4図に示すよう
に、両回転側板25,26の間に、円形断面状の駆動軸30
と、軸に多数の円板を等間隔に嵌着した従動軸31を、そ
れぞれ、掛け渡して軸受し、大径の駆動軸30を回転側板
25,26の中心側位置に配置して、小径の従動軸31を回転
側板25,26の周辺側位置に配置し、また、駆動軸30の上
面と従動軸31の上面を同高位置に配置している。
固定軸24側の回転側板26の外面には、第3図に示すよ
うに、回転シリンダ機構32を取り付け、固定軸24と回転
側板26の間に回転弁33を取り付け、回転シリンダ機構32
の流体供給路と流体排出路を回転弁33と中空状固定軸24
の中心孔を介して固定軸24の外端から導出し、駆動軸30
の一端に回転シリンダ機構32の回転軸を連結して、駆動
軸30を半回転する構成にしている。
また、両回転側板25,26の間には、第3図と第4図に
示すように、2本の案内ローラ34,35をそれぞれ掛け渡
して軸受し、両案内ローラ34,35を駆動軸30と従動軸31
の中間位置の上側に前後に配置している。
両回転側板25,26の同一位置には、第1図と第3図に
示すように、それぞれ、短い軸36を軸受し、両軸36の内
端にそれぞれ短い腕37の基端を嵌着し、両腕37の先端の
間に押えローラ38を掛け渡して軸受し、両回転側板25,2
6の間に配置した押えローラ38を、第4図に示すよう
に、両案内ローラ34,35と駆動軸30の間に配置してい
る。
固定軸24側の回転側板26の外面には、第3図に示すよ
うに、上記の駆動軸30用回転シリンダ機構32とは別の回
転シリンダ機構39を取り付け、回転シリンダ機構39の流
体供給路と流体排出路を上記の回転弁33と中空状固定軸
24の中心孔を介して固定軸24の外端から導出し、片側の
軸36の外端に回転シリンダ機構39の回転軸を連結し、片
側の軸36を4分の一回転して、第4図に示すように、押
えローラ38を軸36の上方位置と後方位置の間で90度公転
して移動する構成にしている。
また、両回転側板25,26の同一位置には、第3図と第
4図に示すように、それぞれ、シリンダ機構40を取り付
け、両シリンダ機構40のピストンロッドをそれぞれ回転
側板25,26の中心側に向けて突出し、両シリンダ機構40
のピストンロッドの先端の間に牽引ローラ41を掛け渡し
て軸受し、両回転側板25,26の間に配置した牽引ローラ4
1を案内ローラ35の上側に配置している。
両シリンダ機構40の流体供給路と流体排出路は、回転
弁33と中空状固定軸24の中心孔を介して固定軸24の外端
から導出し、第4図に示すように、牽引ローラ41を回転
側板25,26の径方向に移動する構成にしている。
なお、両回転側板25,26の間には、第3図と第4図に
示すように、テンションローラ42を掛け渡して移動可能
に軸受し、テンションローラ42を駆動軸30と従動軸31の
中間位置の下側に配置している。
駆動軸30、従動軸31と両案内ローラ34,35及び牽引ロ
ーラ41には、第3図と第4図に示すように、無端の帯状
の巻きベルト43を掛け渡し、巻きベルト43の一部を駆動
軸30に螺子44で固定し、駆動軸30の半回転によって巻き
ベルト43を移動する構成にしている。
巻きベルト43の従動軸31と回転側板25,26周辺側の案
内ローラ34の間の部分は、第3図に示すように、回転側
板25,26の中心側に湾曲して、具gを前部に載せた皮k
を挿入する挿入部45に構成し、巻きベルト43の挿入部45
先端の底部を押えローラ38の下側に配置し、押えローラ
38の前方下側への移動によって、押えローラ38が巻きベ
ルト43の挿入部45の上側部の途中を挿入部45の下側部側
に押圧して巻きベルト43の挿入部45の底部を閉鎖する構
成にし、また、牽引ローラ41の回転側板25,26周辺側へ
の移動によって牽引ローラ41が巻きベルト43を牽引して
巻きベルト43の挿入部45の底部を縮小する構成にしてい
る。
巻きベルト43の従動軸31と押えローラ38の間の部分に
は、第3図と第4図に示すように、従動軸31の隣接円板
間の各隙間と連通する多数の切欠溝46を並列して縦方向
に沿って設け、巻きベルト43の各切欠溝46に、それぞ
れ、給送機7の前進した各可動棒16を挿入する構成にし
ている。
3個の巻きベルト装置29を回転中心の回りに等間隔に
取り付けた両回転側板25,26の前部下側には、第4図に
示すように、具gの回りに皮kを巻き付けた食品巻物を
受ける受皿47を設けている。
受皿47の下側後方位置には、第4図に示すように、シ
リンダ機構48を左右の両側に設け、両シリンダ機構48の
ピストンロッドを後側上方に突出し、両シリンダ機構48
のピストンロッドの先端の間に戻しローラ49を軸受し、
戻しローラ49の上昇によって、戻しローラ49が回転側板
25,26の下部位置に停止した巻きベルト装置29の巻きベ
ルト43の挿入部45に挿入して巻きベルト43の挿入部45の
形状を元に戻す構成にしている。
本例の食品巻物製造機においては、第1図と第4図に
示すように、給送装置1の給送機7の前側に巻付装置21
の巻きベルト装置29が停止すると、その巻きベルト装置
29の巻きベルト43の挿入部45が給送機7の上昇した可動
棒16の前側位置に配置される。
すると、給送機7の上昇した可動棒16が前進して、第
1図に鎖線で示すように、具gを前部に載せた皮k即ち
食品巻物の材料が載置した可動棒16の先端部が巻きベル
ト43の挿入部45の下側部の切欠溝46に挿入し、次に、第
4図に鎖線で示すように、給送機7の前進した可動棒16
が巻きベルト43の挿入部45の下側部の下側位置に下降し
て、可動棒16の先端部に載置していた食品巻物の材料g,
kが巻きベルト43の挿入部45の下側部に置き去りにされ
て巻きベルト43の挿入部45に挿入され、食品巻物の材料
の前部即ち皮kの前部と具gが巻きベルト43の挿入部45
の底部に配置される。
巻きベルト43の挿入部45に、具gを前部に載せた皮k
が挿入されると、第4図に鎖線で示すように、押えロー
ラ38が前方下側に移動して、巻きベルト43の挿入部45の
上側部の途中が挿入部45の下側部上の皮kに軽く当接
し、巻きベルト43の挿入部45の底部が閉鎖する。
すると、第4図に鎖線で示すように、牽引ローラ41が
回転側板25,26の周辺側に移動し、巻きベルト43の挿入
部45の底部が縮小し、次に、駆動軸30が第4図に示す矢
印方向に回転し始め、巻きベルト43が移動し始めて、巻
きベルト43の挿入部45の底部において、皮kが具gの回
りに巻かれ始める。
なお、巻きベルト43が移動し始めると、具gを前部に
載せた皮kは、巻きベルト43に重合した状態で巻きベル
ト43と共に移動し、巻きベルト43の挿入部45の下側部に
重合した状態から巻きベルト43の挿入部45の上側部に重
合した状態に移動しようとするが、具gを載せた皮kの
前端は、巻きベルト43の挿入部45の上側部の押えローラ
38当接位置に達すると、巻きベルト43から剥離し、巻き
ベルト43の挿入部45の底部の中において、巻きベルト43
の移動に従って皮kの前端が具gと共に回転し、皮kが
具gの回りに巻き付き始める。
また、巻きベルト43の移動によって皮kが具gの回り
に巻かれる一方、両側の回転側板25,26とそれらの間の
3個の巻きベルト装置29が第4図に示す矢印方向に回転
し始め、給送機7の前側即ち回転側板25,26の後部位置
に停止していた巻きベルト装置29が上側前方に回動する
と共に、回転側板25,26の下部位置に停止していた巻き
ベルト装置29が上側後方に回動して給送機7の前側に停
止する。
給送機7の前側位置に停止した巻きベルト装置29にお
いては、前回と同様にして、具gを前部に載せた皮kが
給送機7の可動棒16によって供給されて、巻きベルト43
の移動によって皮kが具gの回りに巻かれ始め、再び、
両側の回転側板25,26と3個の巻きベルト装置29が同方
向に回転し始める。
一方、給送機7の前側位置から上側前方に回動する巻
きベルト装置29においては、その巻きベルト装置29が給
送機7と反対側の前部に到達する頃までに、皮kが具g
の回りに巻き終り、押えローラ38と牽引ローラ41がそれ
ぞれ逆方向に移動して元に戻り、皮kが具gの回りに巻
き付いた食品巻物が入っている巻きベルト43の挿入部45
の底部が開放される。
この巻きベルト装置29が更に回動して給送機7と反対
側の前部を通過し、巻きベルト43の挿入部45が下向きに
傾斜すると、巻きベルト43の挿入部45の底部に入ってい
た食品巻物k,gが受皿47の上に落下し、次に、駆動軸30
が逆方向に回転し、巻きベルト43が逆方向に移動して元
に戻る。
巻きベルト装置29が回転側板25,26の下部位置に停止
すると、戻しローラ49が上昇し、巻きベルト43の挿入部
45の形状が元に戻り、巻きベルト装置29が次に回動する
までに、戻しローラ49が下降して元に戻る。
即ち、巻きベルト装置29が給送機7の前側に停止する
毎に、その巻きベルト装置29においては、具gを載せた
皮kが給送機7によって供給されて、皮kが具gの回り
に巻かれ始め、巻きベルト装置29が給送機7側から給送
機7と反対側に移動する間に、その巻きベルト装置29に
おいては、皮kが具gの回りに巻き終り、巻きベルト装
置29が給送機7と反対側を通過する毎に、その巻きベル
ト装置29から、皮kが具gの回りに巻き付いた食品巻物
が落下して取り出される。
本例の食品巻物製造機においては、給送機7の前側に
停止した巻きベルト装置29において、具gを載せた皮k
が給送機7によって供給されて、皮kが具gの回りに巻
かれ始める一方、給送機7側から給送機7と反対側に移
動する途中の巻きベルト装置29において、皮kが具gの
回りに巻き終り、また、給送機7と反対側を通過する巻
きベルト装置29から、皮kが具gの回りに巻き付いた食
品巻物が取り出される。
従って、本例の食品巻物製造機においては、3個の巻
きベルト装置29において、具gを載せた皮kを供給し、
皮kを具gの回りに巻き付け、皮kを具gの回りに巻き
付けた食品巻物を取り出す行程が位相をずらして同時に
行われるので、1個の巻きベルト装置において、具を載
せた皮を供給し、皮を具の回りに巻いて食品巻物を製造
し、その食品巻物を取り出し、その後に、次の食品巻物
を製造する従来の食品巻物製造機に比較して、食品巻物
の製造能率が高い。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例の食品巻物製造機の給送装置
と巻付装置の後部の中間省略縦断側面図である。 第2図は、同食品巻物製造機の給送装置と巻付装置の後
部の中間省略平面図である。 第3図は、同食品巻物製造機の巻付装置の中間省略背面
図である。 第4図は、同食品巻物製造機の巻付装置の縦断側面図で
ある。 k:皮、g:具 1:給送装置、21:巻付装置 25:回転側板、26:回転側板 29:巻きベルト装置,巻き装置 30:駆動軸、31:従動軸 34:案内ローラ、35:案内ローラ 38:押えローラ、41:牽引ローラ 43:巻きベルト、45:挿入部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】具を載せた皮を給送する給送装置と、皮を
    具の回りに巻き付けて食品巻物を製造する巻付装置から
    なり、 巻付装置は、左右の両側に、数分の一回転ずつ間欠的に
    回転する回転側板を対面して設け、両側の回転側板の間
    に数個の巻き装置を回転側板の回転中心の回りに等間隔
    に設け、回転側板の間欠回転によって巻き装置を順次給
    送装置の前側に停止する構成にし、 巻き装置が給送装置の前側に停止する毎に、その巻き装
    置において、具を載せた皮を給送装置によって供給し、
    皮を具の回りに巻き始める構成にし、 巻き装置が給送装置側から給送装置と反対側に移動する
    間に、その巻き装置において、皮を具の回りに巻き終る
    構成にし、 巻き装置が給送装置と反対側を通過する毎に、その巻き
    装置において、皮が具の回りに巻き付いた食品巻物を取
    り出す構成にしたことを特徴とする食品巻物製造機。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の食品巻物製造機におい
    て、 巻き装置が巻きベルト装置であり、 巻きベルト装置は、両側の回転側板の間に、駆動軸と従
    動軸及び案内ローラをそれぞれ掛け渡して取り付け、 また、両側の回転側板の間に、押えローラと牽引ローラ
    をそれぞれ移動可能に装置し、 駆動軸、従動軸、案内ローラと牽引ローラに無端の巻き
    ベルトを掛け渡し、巻きベルトの一部分を、回転側板の
    中心側に湾曲して、具を前部に載せた皮を給送装置によ
    って挿入する挿入部に構成し、 巻きベルト装置が給送装置の前側に停止する毎に、その
    巻きベルト装置において、巻きベルトの挿入部を給送装
    置の前側に配置して、巻きベルトの挿入部に、具を前部
    に載せた皮を給送装置によって挿入する構成にし、 巻きベルトの挿入部に、具を前部に載せた皮が挿入され
    ると、押えローラを移動して巻きベルトの挿入部の途中
    を押圧し、皮の前部と具が配置された巻きベルトの挿入
    部の底部を閉鎖する構成にし、 巻きベルトの挿入部の底部が閉鎖すると、牽引ローラを
    移動して巻きベルトを牽引し、巻きベルトの挿入部の底
    部を縮小する構成にし、 巻きベルトの挿入部の底部が縮小すると、駆動軸を回転
    して巻きベルトを移動し、巻きベルトの挿入部の底部に
    おいて皮を具の回りに巻く構成にし、 巻きベルト装置が給送装置側から給送装置と反対側に移
    動する間に、その巻きベルト装置において、巻きベルト
    の挿入部の底部において皮を具の回りに巻き終り、押え
    ローラと牽引ローラをそれぞれ元に戻して、巻きベルト
    の挿入部の底部を開放する構成にし、 巻きベルト装置が給送装置と反対側を通過する毎に、そ
    の巻きベルト装置において、巻きベルトの挿入部を下向
    きに傾け、巻きベルトの挿入部の底部から、皮が具の回
    りに巻き付いた食品巻物を落下させる構成にしたことを
    特徴とする食品巻物製造機。
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