JP2658523B2 - ネットワーク管理システムにおける情報管理方式 - Google Patents
ネットワーク管理システムにおける情報管理方式Info
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- JP2658523B2 JP2658523B2 JP2198926A JP19892690A JP2658523B2 JP 2658523 B2 JP2658523 B2 JP 2658523B2 JP 2198926 A JP2198926 A JP 2198926A JP 19892690 A JP19892690 A JP 19892690A JP 2658523 B2 JP2658523 B2 JP 2658523B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ネットワーク管理システムにおいて定義さ
れる管理対象の属性を蓄積するための情報管理方式に関
する。
れる管理対象の属性を蓄積するための情報管理方式に関
する。
OSIのシステム管理においては、管理の対象となる装
置等がオブジェクト指向のモデリング手法に基づいて定
義される。管理対象を定義する時には、国際標準に従っ
た形式記述を使用することが管理情報構造の標準案にお
いて規定されている。この管理対象の形式記述に関して
は、ISO/IEC DP10165−1,2,3において詳細に記載され
ている。管理対象には、管理対象の状態や特質を示す属
性が定義される。ネットワーク管理システムにおいて
は、各管理対象の属性値を管理するための管理情報ベー
スが必要になる。
置等がオブジェクト指向のモデリング手法に基づいて定
義される。管理対象を定義する時には、国際標準に従っ
た形式記述を使用することが管理情報構造の標準案にお
いて規定されている。この管理対象の形式記述に関して
は、ISO/IEC DP10165−1,2,3において詳細に記載され
ている。管理対象には、管理対象の状態や特質を示す属
性が定義される。ネットワーク管理システムにおいて
は、各管理対象の属性値を管理するための管理情報ベー
スが必要になる。
管理情報ベースには、ネットワークに分散された管理
対象の情報が蓄積される。
対象の情報が蓄積される。
本発明の目的は、管理情報ベースを構築するための情
報管理方式を提供することにある。
報管理方式を提供することにある。
本発明は、管理対象を接続し、管理対象を管理する従
局と、複数の従局を接続し、従局を介して管理対象を管
理する主局から構成され、 前記主局は、主局において管理する管理対象の属性を
蓄積する情報蓄積部と、前記従局において管理される管
理対象の属性にアクセスするための通信制御部と、前記
情報蓄積部にて蓄積される属性と、前記通信制御部を介
して従局において管理される属性とを識別するための情
報を管理する情報管理部とを備え、 前記従局は、従局において管理する管理対象の属性を
蓄積する情報蓄積部と、前記管理対象において管理され
る管理対象の属性にアクセスするための通信制御部と、
前記従局内の情報蓄積部にて蓄積される属性と、前記従
局内の通信制御部を介して管理対象において管理される
属性とを識別するための情報を管理する情報管理部とを
備えたネットワーク管理システムにおける情報管理方式
において、 前記主局内および従局内の情報管理部は、それぞれ、
管理対象クラス毎に、管理対象クラスに定義された属性
と属性値の読み出し形態および設定形態を指定するアク
セスパターンを記憶するアクセスパターン管理部と、管
理対象クラスのインスタンス毎に、管理対象の識別子と
前記アクセスパターンを記憶するとともに、指定された
アクセスパターンに従い属性値をアクセスする場合に指
定するアクセス先を記憶するアクセス先管理部とにより
構成されることを特徴とする。
局と、複数の従局を接続し、従局を介して管理対象を管
理する主局から構成され、 前記主局は、主局において管理する管理対象の属性を
蓄積する情報蓄積部と、前記従局において管理される管
理対象の属性にアクセスするための通信制御部と、前記
情報蓄積部にて蓄積される属性と、前記通信制御部を介
して従局において管理される属性とを識別するための情
報を管理する情報管理部とを備え、 前記従局は、従局において管理する管理対象の属性を
蓄積する情報蓄積部と、前記管理対象において管理され
る管理対象の属性にアクセスするための通信制御部と、
前記従局内の情報蓄積部にて蓄積される属性と、前記従
局内の通信制御部を介して管理対象において管理される
属性とを識別するための情報を管理する情報管理部とを
備えたネットワーク管理システムにおける情報管理方式
において、 前記主局内および従局内の情報管理部は、それぞれ、
管理対象クラス毎に、管理対象クラスに定義された属性
と属性値の読み出し形態および設定形態を指定するアク
セスパターンを記憶するアクセスパターン管理部と、管
理対象クラスのインスタンス毎に、管理対象の識別子と
前記アクセスパターンを記憶するとともに、指定された
アクセスパターンに従い属性値をアクセスする場合に指
定するアクセス先を記憶するアクセス先管理部とにより
構成されることを特徴とする。
図面を参照して本発明の実施例を説明する。
第１図は、本発明により構築されたネットワーク管理
システムの一実施例を示している。図において、従局3,
4,5は、各従局において管理の対象となる装置61,62,63,
64を管理情報通信路を介して接続収容する。図では、装
置61が管理情報通信路31により従局３に接続され、装置
62,63がそれぞれ管理情報通信路421および422により従
局４に接続され、装置64が管理情報通信路51により従局
５に接続されていることを示している。各装置は、情報
通信路７によりネットワークを構成している。
システムの一実施例を示している。図において、従局3,
4,5は、各従局において管理の対象となる装置61,62,63,
64を管理情報通信路を介して接続収容する。図では、装
置61が管理情報通信路31により従局３に接続され、装置
62,63がそれぞれ管理情報通信路421および422により従
局４に接続され、装置64が管理情報通信路51により従局
５に接続されていることを示している。各装置は、情報
通信路７によりネットワークを構成している。
主局１は、従局3,4,5をそれぞれ管理情報通信路121,1
22,123により接続し、これら従局を介して装置61,62,6
3,64を管理する。
22,123により接続し、これら従局を介して装置61,62,6
3,64を管理する。
主局１に接続されたネットワーク管理部２は、主局１
に対して、管理対象である装置の属性へのアクセス要求
を発行し、属性値の読み出しおよび設定を行う。
に対して、管理対象である装置の属性へのアクセス要求
を発行し、属性値の読み出しおよび設定を行う。
主局１は、主局１において管理する管理対象の属性を
蓄積するための情報蓄積部11と、従局において管理され
る管理対象の属性の読み出しおよび設定を行うための通
信制御部12と、情報蓄積部11にて蓄積する属性と、通信
制御部12を介して従局において管理される属性とを識別
するための情報を管理する情報管理部13とを備えてい
る。情報管理部13は、アクセスパターン管理部131とア
クセス先管理部132から構成される。
蓄積するための情報蓄積部11と、従局において管理され
る管理対象の属性の読み出しおよび設定を行うための通
信制御部12と、情報蓄積部11にて蓄積する属性と、通信
制御部12を介して従局において管理される属性とを識別
するための情報を管理する情報管理部13とを備えてい
る。情報管理部13は、アクセスパターン管理部131とア
クセス先管理部132から構成される。
OSIの管理情報構造の標準案に従い、管理対象である
装置61,62,63,64の定義例と示すとともに、主局１内の
情報管理部13内部の構成を説明する。管理対象である装
置の定義の一例は次のとうりである。
装置61,62,63,64の定義例と示すとともに、主局１内の
情報管理部13内部の構成を説明する。管理対象である装
置の定義の一例は次のとうりである。
装置 MANAGED OBJECT CLASS DERIVED FROM top ATTRIBUTES equipment Status GET−REPLACE, signal Status GET; REGISTERED AS｛exapmle 1｝ 管理対象クラスである“装置”クラスは、管理対象ク
ラス“top"の性質を継承し、装置の状態を示すための属
性として書換え可能な属性“equipment Status"と、装
置の信号の状態を示すための属性として読み出しのみ可
能な属性“signal Status"が定義され、“exapmle 1"と
して登録されていることを示している。なお、“top"に
は、管理対象のクラス名を示す属性として、読み出しの
み可能な属性“class Name"が定義されている。従っ
て、“top"を継承している“装置”もまた属性“class
Name"を参照することができる。
ラス“top"の性質を継承し、装置の状態を示すための属
性として書換え可能な属性“equipment Status"と、装
置の信号の状態を示すための属性として読み出しのみ可
能な属性“signal Status"が定義され、“exapmle 1"と
して登録されていることを示している。なお、“top"に
は、管理対象のクラス名を示す属性として、読み出しの
み可能な属性“class Name"が定義されている。従っ
て、“top"を継承している“装置”もまた属性“class
Name"を参照することができる。
管理対象クラス“装置”のインスタンスである装置6
1,62,63,64の属性を管理するために使用する主局１内の
情報管理部13のアクセスパターン管理部131におけるア
クセスパターンを管理するための情報を第１表に、アク
セス先管理部132におけるアクセス先を管理する情報を
第２表に示す。
1,62,63,64の属性を管理するために使用する主局１内の
情報管理部13のアクセスパターン管理部131におけるア
クセスパターンを管理するための情報を第１表に、アク
セス先管理部132におけるアクセス先を管理する情報を
第２表に示す。
第１表に示すアクセスパターン管理情報では、管理対
象クラス“装置”に定義された３つの各属性に関して、
属性値のSET先およびGET先が示され、アクセスパターン
番号が割当てられる。この表では、アクセスパターン番
号101により指定されたアクセスパターンにおいては、c
lass Nameが情報蓄積部11から読み出し可能であり、ま
た、equipment Statusは通信制御部12を介して従局に設
定および読み出しが可能であり、さらに、signal Statu
sは、通信制御部12を介して従局から読み出しのみが可
能であることを示している。第１表では、−印は読み出
しあるいは設定が許可されていないことを示す。また、
１つの管理対象クラスに対して複数のアクセスパターン
を定義することも可能である。
象クラス“装置”に定義された３つの各属性に関して、
属性値のSET先およびGET先が示され、アクセスパターン
番号が割当てられる。この表では、アクセスパターン番
号101により指定されたアクセスパターンにおいては、c
lass Nameが情報蓄積部11から読み出し可能であり、ま
た、equipment Statusは通信制御部12を介して従局に設
定および読み出しが可能であり、さらに、signal Statu
sは、通信制御部12を介して従局から読み出しのみが可
能であることを示している。第１表では、−印は読み出
しあるいは設定が許可されていないことを示す。また、
１つの管理対象クラスに対して複数のアクセスパターン
を定義することも可能である。
第２表に示すアクセス先管理情報は、ネットワーク管
理システム内の管理対象クラス“装置”のインスタンス
の属性値を管理する情報をもつ。すなわち、管理対象イ
ンスタンスを特定するための管理対象識別子と、この管
理対象インスタンスのクラス名を記憶するとともに、管
理対象のアクセスパターンおよび通信制御部12を介して
従局に属性のアクセス要求を発行する場合のアクセス先
を記憶している。例えば、管理対象識別子62で示される
管理対象は、クラス名が“装置”であり、アクセスパタ
ーン番号101に従い、管理情報通信路121を経由して従局
４に属性のアクセス要求を発行することにより、属性の
読み出しおよび設定が可能であることを示している。
理システム内の管理対象クラス“装置”のインスタンス
の属性値を管理する情報をもつ。すなわち、管理対象イ
ンスタンスを特定するための管理対象識別子と、この管
理対象インスタンスのクラス名を記憶するとともに、管
理対象のアクセスパターンおよび通信制御部12を介して
従局に属性のアクセス要求を発行する場合のアクセス先
を記憶している。例えば、管理対象識別子62で示される
管理対象は、クラス名が“装置”であり、アクセスパタ
ーン番号101に従い、管理情報通信路121を経由して従局
４に属性のアクセス要求を発行することにより、属性の
読み出しおよび設定が可能であることを示している。
主局１内の通信制御部12は、ネットワーク管理部２か
ら要求される管理対象識別子とアクセスしたい属性名を
用いて、情報管理部13の検索を行う。検索は、第１にア
クセス先管理部132において管理対象識別子で指定され
たインスタンスのクラス名およびアクセス先を調べると
ともに、アクセスパターン番号を調べる。この後、アク
セスパターン管理部131を調べ、アクセスパターン番号
により指定されるアクセスパターンにおける、各属性毎
の読み出し先および設定先を調べる。以上の検索によ
り、ネットワーク管理部２から要求された属性が、主局
１内の情報蓄積部11にある場合には、通信制御部12は、
要求された属性値の読み出し、あるいは設定を情報蓄積
部11に対して実行し、ネットワーク管理部２に応答を返
す。ネットワーク管理部２から要求された属性が、従局
にて管理される属性である場合には、通信制御部12は、
要求された属性値の読み出しあるいは設定の要求を、ア
クセス先管理部132で指定された管理情報通信路に転送
して、その応答を待ち、ネットワーク管理部２に応答を
返す。
ら要求される管理対象識別子とアクセスしたい属性名を
用いて、情報管理部13の検索を行う。検索は、第１にア
クセス先管理部132において管理対象識別子で指定され
たインスタンスのクラス名およびアクセス先を調べると
ともに、アクセスパターン番号を調べる。この後、アク
セスパターン管理部131を調べ、アクセスパターン番号
により指定されるアクセスパターンにおける、各属性毎
の読み出し先および設定先を調べる。以上の検索によ
り、ネットワーク管理部２から要求された属性が、主局
１内の情報蓄積部11にある場合には、通信制御部12は、
要求された属性値の読み出し、あるいは設定を情報蓄積
部11に対して実行し、ネットワーク管理部２に応答を返
す。ネットワーク管理部２から要求された属性が、従局
にて管理される属性である場合には、通信制御部12は、
要求された属性値の読み出しあるいは設定の要求を、ア
クセス先管理部132で指定された管理情報通信路に転送
して、その応答を待ち、ネットワーク管理部２に応答を
返す。
従局４は、従局４において管理する管理対象の属性を
蓄積する情報蓄積部41と、従局４に接続された管理対象
62,63において管理される管理対象の属性の読み出しお
よび設定を行うために通信制御部42と、情報蓄積部41に
て蓄積する属性と、通信制御部42を介して管理対象にお
いて管理される属性とを識別するための情報を管理する
情報管理部43とを備えている。情報管理部43もまた、主
局１内の情報管理部13と同様に、アクセスパターン管理
部431とアクセス先管理部432とから構成される。なお、
従局３および５も同様の構成である。
蓄積する情報蓄積部41と、従局４に接続された管理対象
62,63において管理される管理対象の属性の読み出しお
よび設定を行うために通信制御部42と、情報蓄積部41に
て蓄積する属性と、通信制御部42を介して管理対象にお
いて管理される属性とを識別するための情報を管理する
情報管理部43とを備えている。情報管理部43もまた、主
局１内の情報管理部13と同様に、アクセスパターン管理
部431とアクセス先管理部432とから構成される。なお、
従局３および５も同様の構成である。
装置62および63の属性を管理するための従局４内の情
報管理部41のアクセスパターン管理部431におけるアク
セスパターンを管理するための情報を第３表に示し、ア
クセス先管理部432におけるアクセス先を管理する情報
を第４表に示す。
報管理部41のアクセスパターン管理部431におけるアク
セスパターンを管理するための情報を第３表に示し、ア
クセス先管理部432におけるアクセス先を管理する情報
を第４表に示す。
第３表に示すアクセスパターン管理情報では、管理対
象クラス“装置”に定義された３つの各属性のうち、主
局１で管理されるclass Name属性を除いた２つの属性に
関して、属性値のSET先およびGET先が示され、アクセス
パターン番号が割当てられる。この表では、アクセスパ
ターン番号201により指定されたアクセスパターンにお
いては、equipment Statusは通信制御部42を介して装置
に設定および読み出しが可能であり、signal Status
は、通信制御部42を介して従局から読み出しのみが可能
であることを示している。表では、−印は読み出しある
いは設定が許可されていないことを示す。また、１つの
管理対象クラスに対して複数のアクセスパターンを定義
することも可能である。
象クラス“装置”に定義された３つの各属性のうち、主
局１で管理されるclass Name属性を除いた２つの属性に
関して、属性値のSET先およびGET先が示され、アクセス
パターン番号が割当てられる。この表では、アクセスパ
ターン番号201により指定されたアクセスパターンにお
いては、equipment Statusは通信制御部42を介して装置
に設定および読み出しが可能であり、signal Status
は、通信制御部42を介して従局から読み出しのみが可能
であることを示している。表では、−印は読み出しある
いは設定が許可されていないことを示す。また、１つの
管理対象クラスに対して複数のアクセスパターンを定義
することも可能である。
第４表に示すアクセス先管理情報は、従局４にて管理
される装置62,63の属性値を管理するために、管理対象
クラスのインスタンスを特定するための管理対象識別子
と、この管理対象のクラス名を記憶するとともに、管理
対象のアクセスパターンおよび通信制御部42を介して従
局にアクセスする場合のアクセス先を記憶している。例
えば、管理対象識別子62で示される管理対象は、クラス
名が“装置”であり、アクセスパターン201に従い、管
理情報通信路421を経由して、装置62に属性のアクセス
要求を発行することにより、属性の読み出しおよび設定
が可能であることを示している。
される装置62,63の属性値を管理するために、管理対象
クラスのインスタンスを特定するための管理対象識別子
と、この管理対象のクラス名を記憶するとともに、管理
対象のアクセスパターンおよび通信制御部42を介して従
局にアクセスする場合のアクセス先を記憶している。例
えば、管理対象識別子62で示される管理対象は、クラス
名が“装置”であり、アクセスパターン201に従い、管
理情報通信路421を経由して、装置62に属性のアクセス
要求を発行することにより、属性の読み出しおよび設定
が可能であることを示している。
従局４内の通信制御部42は、主局１内から要求される
管理対象識別子とアクセスしたい属性名を用いて、情報
管理部43の検索を行う。検索は、第１にアクセス先管理
部432において管理対象識別子で指定されたインスタン
スのクラス名およびアクセス先を調べるとともに、アク
セスパターン番号を調べる。この後、アクセスパターン
管理部431を調べ、アクセスパターン番号により指定さ
れるアクセスパターンにおける、各属性毎の読み出し先
および設定先を調べる。
管理対象識別子とアクセスしたい属性名を用いて、情報
管理部43の検索を行う。検索は、第１にアクセス先管理
部432において管理対象識別子で指定されたインスタン
スのクラス名およびアクセス先を調べるとともに、アク
セスパターン番号を調べる。この後、アクセスパターン
管理部431を調べ、アクセスパターン番号により指定さ
れるアクセスパターンにおける、各属性毎の読み出し先
および設定先を調べる。
以上の検索により、主局１から要求された属性が、従
局４内の情報蓄積部41にある場合には、通信制御部42
は、要求された属性値の読み出し、あるいは設定を情報
蓄積部41に対して実行し、主局１に応答を返す。主局１
から要求された属性が、管理対象である装置にて管理さ
れる属性である場合には、通信制御部42は、要求された
属性値の読み出し、あるいは設定の要求を、アクセス先
管理部432で指定された管理情報通信路に転送して、そ
の応答を待ち、主局１に応答を返す。
局４内の情報蓄積部41にある場合には、通信制御部42
は、要求された属性値の読み出し、あるいは設定を情報
蓄積部41に対して実行し、主局１に応答を返す。主局１
から要求された属性が、管理対象である装置にて管理さ
れる属性である場合には、通信制御部42は、要求された
属性値の読み出し、あるいは設定の要求を、アクセス先
管理部432で指定された管理情報通信路に転送して、そ
の応答を待ち、主局１に応答を返す。
また、第２図および第４図に示した主局１の情報管理
部13および従局４内の情報管理部43において、アクセス
パターン管理部131および431の情報を作成するため一手
法について説明する。すなわちOSIのシステム管理で定
められた形式記述を用いて管理対象の属性を定義した
後、各属性についてアクセスパターンを指定するための
構文を新たに定める。この構文に従いアクセスパターン
を形式記述により定義すれば、形式記述されたアクセス
パターンの構文解析を行うことにより、アクセスパター
ン管理部の内容を自動生成することが可能となる。
部13および従局４内の情報管理部43において、アクセス
パターン管理部131および431の情報を作成するため一手
法について説明する。すなわちOSIのシステム管理で定
められた形式記述を用いて管理対象の属性を定義した
後、各属性についてアクセスパターンを指定するための
構文を新たに定める。この構文に従いアクセスパターン
を形式記述により定義すれば、形式記述されたアクセス
パターンの構文解析を行うことにより、アクセスパター
ン管理部の内容を自動生成することが可能となる。
本発明によにば、ネットワーク管理システムにおいて
定義される管理対象の属性を蓄積し、属性値のアクセス
方法を提供する管理情報ベースを構築することができ
る。管理情報ベースでは、主局において管理される属性
と、従局において管理される属性と、さらに、装置にお
いて管理される属性に分類される。主局および従局で
は、これらの属性へのアクセス手段を規定するために、
管理対象クラス毎に定義されるアクセスパターンと、管
理対象インスタンス毎に決められるアクセス先を管理す
る情報管理部を備えている。これら主局および従局の情
報管理部の機能により、主局に接続されたネットワーク
管理部は、管理対象がネットワーク上に分散されている
ことを意識することなく管理対象の属性にアクセスする
ことができる。
定義される管理対象の属性を蓄積し、属性値のアクセス
方法を提供する管理情報ベースを構築することができ
る。管理情報ベースでは、主局において管理される属性
と、従局において管理される属性と、さらに、装置にお
いて管理される属性に分類される。主局および従局で
は、これらの属性へのアクセス手段を規定するために、
管理対象クラス毎に定義されるアクセスパターンと、管
理対象インスタンス毎に決められるアクセス先を管理す
る情報管理部を備えている。これら主局および従局の情
報管理部の機能により、主局に接続されたネットワーク
管理部は、管理対象がネットワーク上に分散されている
ことを意識することなく管理対象の属性にアクセスする
ことができる。
第１図は、本発明の一実施例を説明する図である。 １……主局 ２……ネットワーク管理部 3,4,5……従局 ７……情報通信路 11,41……情報蓄積部 12,42……通信制御部 13,43……情報管理部 61,62,63,64……装置
Claims (1)
- 【請求項１】管理対象を接続し、管理対象を管理する従
局と、複数の従局を接続し、従局を介して管理対象を管
理する主局から構成され、 前記主局は、主局において管理する管理対象の属性を蓄
積する情報蓄積部と、前記従局において管理される管理
対象の属性にアクセスするための通信制御部と、前記情
報蓄積部にて蓄積される属性と、前記通信制御部を介し
て従局において管理される属性とを識別するための情報
を管理する情報管理部とを備え、 前記従局は、従局において管理する管理対象の属性を蓄
積する情報蓄積部と、前記管理対象において管理される
管理対象の属性にアクセスするための通信制御部と、前
記従局内の情報蓄積部にて蓄積される属性と、前記従局
内の通信制御部を介して管理対象において管理される属
性とを識別するための情報を管理する情報管理部とを備
えたネットワーク管理システムにおける情報管理方式に
おいて、 前記主局内および従局内の情報管理部は、それぞれ、管
理対象クラス毎に、管理対象クラスに定義された属性と
属性値の読み出し形態および設定形態を指定するアクセ
スパターンを記憶するアクセスパターン管理部と、管理
対象クラスのインスタンス毎に、管理対象の識別子と前
記アクセスパターンを記憶するとともに、指定されたア
クセスパターンに従い属性値をアクセスする場合に指定
するアクセス先を記憶するアクセス先管理部とにより構
成されることを特徴とするネットワーク管理システムに
おける情報管理方式。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2198926A JP2658523B2 (ja) | 1990-07-26 | 1990-07-26 | ネットワーク管理システムにおける情報管理方式 |
| US07/735,020 US6105061A (en) | 1990-07-26 | 1991-07-25 | Hierarchically distributed network management system using open system interconnection (OSI) protocols |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2198926A JP2658523B2 (ja) | 1990-07-26 | 1990-07-26 | ネットワーク管理システムにおける情報管理方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0484249A JPH0484249A (ja) | 1992-03-17 |
| JP2658523B2 true JP2658523B2 (ja) | 1997-09-30 |
Family
ID=16399264
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2198926A Expired - Fee Related JP2658523B2 (ja) | 1990-07-26 | 1990-07-26 | ネットワーク管理システムにおける情報管理方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2658523B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06250908A (ja) * | 1993-02-26 | 1994-09-09 | Nec Corp | 管理システムの管理情報ベースにおける情報管理方式 |
| US8507966B2 (en) | 2010-03-02 | 2013-08-13 | Micron Technology, Inc. | Semiconductor cells, arrays, devices and systems having a buried conductive line and methods for forming the same |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6170654A (ja) * | 1984-09-14 | 1986-04-11 | Hitachi Ltd | 分散処理システムにおける資源管理方式 |
-
1990
- 1990-07-26 JP JP2198926A patent/JP2658523B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0484249A (ja) | 1992-03-17 |
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