JPH06250908A - 管理システムの管理情報ベースにおける情報管理方式 - Google Patents
管理システムの管理情報ベースにおける情報管理方式Info
- Publication number
- JPH06250908A JPH06250908A JP5037693A JP3769393A JPH06250908A JP H06250908 A JPH06250908 A JP H06250908A JP 5037693 A JP5037693 A JP 5037693A JP 3769393 A JP3769393 A JP 3769393A JP H06250908 A JPH06250908 A JP H06250908A
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- JP
- Japan
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- managed
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- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 同一管理対象インスタンスに対して競合する
複数のアクセス要求が生じた場合に、これを回避すると
共に、アクセス処理効率も低下させない情報管理方式を
提供する。 【構成】 属性値アクセス制御部１は属性値へのアクセ
ス要求、および該要求に対する応答を制御する。属性型
管理部２は管理対象クラスに定義された属性型を分類し
て管理する。属性値管理部３は管理対象インスタンスの
属性型に与えられた属性値を管理する。属性値管理部３
は属性の分類形態に応じて、３１乃至３４の４つの領域
に分割されている。
複数のアクセス要求が生じた場合に、これを回避すると
共に、アクセス処理効率も低下させない情報管理方式を
提供する。 【構成】 属性値アクセス制御部１は属性値へのアクセ
ス要求、および該要求に対する応答を制御する。属性型
管理部２は管理対象クラスに定義された属性型を分類し
て管理する。属性値管理部３は管理対象インスタンスの
属性型に与えられた属性値を管理する。属性値管理部３
は属性の分類形態に応じて、３１乃至３４の４つの領域
に分割されている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、管理システムにおい
て、管理対象インスタンスがもつ属性の値を蓄積および
管理する管理情報ベースにおける情報管理方式に関す
る。
て、管理対象インスタンスがもつ属性の値を蓄積および
管理する管理情報ベースにおける情報管理方式に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】国際標準であるＯＳＩ管理の規定によれ
ば、管理対象インスタンスの振る舞いを定義するため
に、テンプレートと呼ぶ形式記述を用いて管理対象クラ
スを定義する。各管理対象クラス定義には管理情報を表
す属性型を定義する。なお、テンプレートの詳細につい
ては、ＩＳＯ／ＩＥＣ １０１６５−１および１０１６
５−５にて詳細に記述されている。特開平４−８４２４
９号公報「ネットワーク管理システムにおける情報管理
方式」は、属性値の取得あるいは変更時のアクセス先
を、管理対象の実体である装置等の管理的対象のアドレ
スと、データベースやファイルあるいはメモリ等の蓄積
部とに振り分けて管理する管理情報ベースの構築法を提
案している。しかしながら、複数の管理システムからの
属性値へのアクセス競合を回避する手段については触れ
られていない。
ば、管理対象インスタンスの振る舞いを定義するため
に、テンプレートと呼ぶ形式記述を用いて管理対象クラ
スを定義する。各管理対象クラス定義には管理情報を表
す属性型を定義する。なお、テンプレートの詳細につい
ては、ＩＳＯ／ＩＥＣ １０１６５−１および１０１６
５−５にて詳細に記述されている。特開平４−８４２４
９号公報「ネットワーク管理システムにおける情報管理
方式」は、属性値の取得あるいは変更時のアクセス先
を、管理対象の実体である装置等の管理的対象のアドレ
スと、データベースやファイルあるいはメモリ等の蓄積
部とに振り分けて管理する管理情報ベースの構築法を提
案している。しかしながら、複数の管理システムからの
属性値へのアクセス競合を回避する手段については触れ
られていない。
【０００３】一方、１９９２年ＩＥＥＥ Ｎｅｔｗｏｒ
ｋ Ｏｐｅｒａｔｉｏｎｓ ａｎｄＭａｎａｇｅｍｅｎ
ｔ Ｓｙｍｐｏｓｉｕｍの予稿集に記載の”Ｃｏｎｆｉ
ｇｕｒａｔｉｏｎ ｏｆ Ｌｏｃａｌ Ｆｉｂｅｒ Ｏ
ｐｔｉｃａｌ Ｎｅｔｗｏｒｋ Ｍａｎａｇｅｍｅｎｔ
Ｓｙｓｔｅｍ ｂａｓｅｄ ｏｎ Ｍｕｌｔｉｐｌｅ
Ｍａｎａｇｅｒ Ｓｙｓｔｅｍｓ Ｅｎｖｉｒｏｎｍ
ｅｎｔ”においては、複数のマネージャ、すなわち管理
システムからのアクセスの競合を防ぐために、管理情報
ベースの管理対象に対して予めロック要求を送出し、必
要な管理対象すべてのロック処理が完了した後に、実の
属性操作を開始するものとしている。しかしながら、提
案されている方式のように管理対象をロックの単位とし
た場合、管理対象内に含まれているシリアル番号などの
不変的な静的属性であり、読み出しのみ可能な属性、す
なわちｒｅａｄ−ｏｎｌｙ属性に対してもアクセスが禁
止されてしまうために処理効率が低下することになる。
ｋ Ｏｐｅｒａｔｉｏｎｓ ａｎｄＭａｎａｇｅｍｅｎ
ｔ Ｓｙｍｐｏｓｉｕｍの予稿集に記載の”Ｃｏｎｆｉ
ｇｕｒａｔｉｏｎ ｏｆ Ｌｏｃａｌ Ｆｉｂｅｒ Ｏ
ｐｔｉｃａｌ Ｎｅｔｗｏｒｋ Ｍａｎａｇｅｍｅｎｔ
Ｓｙｓｔｅｍ ｂａｓｅｄ ｏｎ Ｍｕｌｔｉｐｌｅ
Ｍａｎａｇｅｒ Ｓｙｓｔｅｍｓ Ｅｎｖｉｒｏｎｍ
ｅｎｔ”においては、複数のマネージャ、すなわち管理
システムからのアクセスの競合を防ぐために、管理情報
ベースの管理対象に対して予めロック要求を送出し、必
要な管理対象すべてのロック処理が完了した後に、実の
属性操作を開始するものとしている。しかしながら、提
案されている方式のように管理対象をロックの単位とし
た場合、管理対象内に含まれているシリアル番号などの
不変的な静的属性であり、読み出しのみ可能な属性、す
なわちｒｅａｄ−ｏｎｌｙ属性に対してもアクセスが禁
止されてしまうために処理効率が低下することになる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、管理システ
ム内の管理情報ベースにおいて、同一管理対象インスタ
ンスに対して競合する複数のアクセス要求が生じた場合
に、これを回避すると共に、アクセス処理効率も低下さ
せない情報管理方式を提供することにある。
ム内の管理情報ベースにおいて、同一管理対象インスタ
ンスに対して競合する複数のアクセス要求が生じた場合
に、これを回避すると共に、アクセス処理効率も低下さ
せない情報管理方式を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、管理対
象インスタンスを表す管理対象クラスを定義し、前記管
理対象クラス定義には管理情報を表す属性型を定義する
管理システムの管理情報ベースにおいて、前記属性型を
予め決められた２つ以上のグループに分類し、前記管理
対象クラス毎に、前記グループの識別子と該グループに
属する属性型の識別子の対応関係を管理する属性型管理
部と、前記管理対象インスタンス毎に、該管理対象イン
スタンスがもつ属性型に与えられている管理情報の値を
管理する属性値管理部とを具備し、前記属性値管理部で
は、前記管理対象インスタンスがもつ属性型に与えられ
ている管理情報の値を、前記グループ毎に予め決められ
た領域において管理することを特徴とする管理情報ベー
スにおける情報管理方式が得られる。
象インスタンスを表す管理対象クラスを定義し、前記管
理対象クラス定義には管理情報を表す属性型を定義する
管理システムの管理情報ベースにおいて、前記属性型を
予め決められた２つ以上のグループに分類し、前記管理
対象クラス毎に、前記グループの識別子と該グループに
属する属性型の識別子の対応関係を管理する属性型管理
部と、前記管理対象インスタンス毎に、該管理対象イン
スタンスがもつ属性型に与えられている管理情報の値を
管理する属性値管理部とを具備し、前記属性値管理部で
は、前記管理対象インスタンスがもつ属性型に与えられ
ている管理情報の値を、前記グループ毎に予め決められ
た領域において管理することを特徴とする管理情報ベー
スにおける情報管理方式が得られる。
【０００６】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
詳細な説明を行なう。
詳細な説明を行なう。
【０００７】図１に本発明を適用した管理情報ベースの
構成を示す。図１において、属性値アクセス制御部１は
属性値へのアクセス要求、および該要求に対する応答を
制御する。属性型管理部２は管理対象クラスに定義され
た属性型を分類して管理する。属性値管理部３は管理対
象インスタンスの属性型に与えられた属性値を管理す
る。図１の実施例では、属性値管理部３は後述する属性
の分類形態に応じて、３１乃至３４の４つの領域に分割
されている。
構成を示す。図１において、属性値アクセス制御部１は
属性値へのアクセス要求、および該要求に対する応答を
制御する。属性型管理部２は管理対象クラスに定義され
た属性型を分類して管理する。属性値管理部３は管理対
象インスタンスの属性型に与えられた属性値を管理す
る。図１の実施例では、属性値管理部３は後述する属性
の分類形態に応じて、３１乃至３４の４つの領域に分割
されている。
【０００８】本発明においては、各管理対象クラスに定
義された属性型予め決められた２つ以上のグループに分
類する。属性型に関する分類情報は属性型管理部２内部
において、図２に示すように管理対象クラス毎に管理さ
れる。すなわち、管理対象クラスを特定するクラス単位
に、同クラスに定義された属性型が属するグループ別に
管理される。図２では、属性が次の４つのグループに分
類された例を示している。すなわち、静的属性型を要素
とするグループ、管理システムによる該属性値の更新は
不可能であるが、管理対象インスタンスの自律的な操作
により該属性値の更新が可能である準静的属性型を要素
とするグループ、管理システムによる該属性値の更新が
可能であるが、更新頻度が少ない準静的属性を要素とす
るグループ、管理システムにより該属性値の更新が可能
である動的属性を要素とするグループの４つのグループ
のいずれかに分類されている。例えば、管理対象クラス
２において識別子Ｚで特定される属性型は、更新可能な
動的属性型に分類されている。
義された属性型予め決められた２つ以上のグループに分
類する。属性型に関する分類情報は属性型管理部２内部
において、図２に示すように管理対象クラス毎に管理さ
れる。すなわち、管理対象クラスを特定するクラス単位
に、同クラスに定義された属性型が属するグループ別に
管理される。図２では、属性が次の４つのグループに分
類された例を示している。すなわち、静的属性型を要素
とするグループ、管理システムによる該属性値の更新は
不可能であるが、管理対象インスタンスの自律的な操作
により該属性値の更新が可能である準静的属性型を要素
とするグループ、管理システムによる該属性値の更新が
可能であるが、更新頻度が少ない準静的属性を要素とす
るグループ、管理システムにより該属性値の更新が可能
である動的属性を要素とするグループの４つのグループ
のいずれかに分類されている。例えば、管理対象クラス
２において識別子Ｚで特定される属性型は、更新可能な
動的属性型に分類されている。
【０００９】図１に示した実施例では、図２に示した属
性型のグループ分類に従い、属性値管理部３が４つの分
類グループの各々に対応する４つの領域に分類されてい
ることを示していいる。管理情報ベースの利用者は、ア
クセスが要求されている管理対象クラスの識別子、該ク
ラスの実体を特定するための管理対象インスタンス識別
子、および属性型を特定する属性識別子を引き数として
属性値アクセス制御部１に渡す。
性型のグループ分類に従い、属性値管理部３が４つの分
類グループの各々に対応する４つの領域に分類されてい
ることを示していいる。管理情報ベースの利用者は、ア
クセスが要求されている管理対象クラスの識別子、該ク
ラスの実体を特定するための管理対象インスタンス識別
子、および属性型を特定する属性識別子を引き数として
属性値アクセス制御部１に渡す。
【００１０】なお、図２の例では管理対象クラスの識別
子は１もしくは２で示され、属性型の識別子はＡ乃至Ｚ
で示されている。管理対象インスタンス識別子および属
性型に与えられた属性値については示していない。これ
は、属性型管理部２が管理対象クラスや属性の型を管理
するものであり、管理対象クラスの実体である特定のイ
ンスタンスやあるインスタンスの属性値を管理するもの
でないためである。
子は１もしくは２で示され、属性型の識別子はＡ乃至Ｚ
で示されている。管理対象インスタンス識別子および属
性型に与えられた属性値については示していない。これ
は、属性型管理部２が管理対象クラスや属性の型を管理
するものであり、管理対象クラスの実体である特定のイ
ンスタンスやあるインスタンスの属性値を管理するもの
でないためである。
【００１１】属性値アクセス制御部１は、属性型管理部
２に対して、利用者から渡された管理対象クラス識別子
と属性型識別子を用いて、要求された属性型が属するグ
ループの識別子を検索する。この検索の後、属性値アク
セス制御部１は、属性型管理部２より得られたグループ
識別子を用いて、属性管理部３に対して属性値へのアク
セスを行なう。すなわち、アクセス要求された属性型が
属性値管理部３内のいずれの領域で管理されているか
を、属性型管理部２より得られたグループ識別子により
特定する。この後、値の読み出しあるいは設定を行な
う。
２に対して、利用者から渡された管理対象クラス識別子
と属性型識別子を用いて、要求された属性型が属するグ
ループの識別子を検索する。この検索の後、属性値アク
セス制御部１は、属性型管理部２より得られたグループ
識別子を用いて、属性管理部３に対して属性値へのアク
セスを行なう。すなわち、アクセス要求された属性型が
属性値管理部３内のいずれの領域で管理されているか
を、属性型管理部２より得られたグループ識別子により
特定する。この後、値の読み出しあるいは設定を行な
う。
【００１２】管理システムが値を変更できる属性型につ
いては、同一の属性型への２つ以上の管理システムによ
る多重アクセス時に操作の競合が生じる場合がある。こ
のため、図２に示した、自立的変更型準静的属性型領
域、更新可能型準静的属性型領域、および動的属性領域
にて管理される属性型はアクセス競合が生じる可能性が
あるため、二相ロックプロトコル等のコンカレンシ制御
を実装する。ロックベースのコンカレンシ制御において
はロック単位の選択が性能に大きく影響する。１つの管
理対象インスタンスをロックの単位とした場合は、この
インスタンスへは同時に１利用者だけしかアクセスが許
可されない。（但し、２つ以上の読み出し操作は競合し
ないための同時に実行できる。）つまり、ある属性への
値設定操作により、このオブジェクトの静的属性への読
み出し操作もブロックされ、コンカレンシは低下する。
一方で個々の属性をロック単位とした場合にはロック状
態の管理に多くの資源を必要とする。従って本発明で
は、管理対象インスタンスを属性型の分類に従い、複数
のフラグメントに分割する。例えば、１つの管理対象イ
ンスタンスは図２の分類に従い、静的属性型の属性だけ
をもつフラグメント、自律的更新可能な準静的属性型の
属性だけをもつフラグメント、更新可能な動的属性型の
属性だけをもつフラグメントの４つのフラグメントに分
類する。そしてこのフラグメントをロックの単位とす
る。同一の管理対象インスタンスに対する値設定操作で
あっても、異なるフラグメントへの操作は競合しないた
め、コンカレントに操作を実行できる。
いては、同一の属性型への２つ以上の管理システムによ
る多重アクセス時に操作の競合が生じる場合がある。こ
のため、図２に示した、自立的変更型準静的属性型領
域、更新可能型準静的属性型領域、および動的属性領域
にて管理される属性型はアクセス競合が生じる可能性が
あるため、二相ロックプロトコル等のコンカレンシ制御
を実装する。ロックベースのコンカレンシ制御において
はロック単位の選択が性能に大きく影響する。１つの管
理対象インスタンスをロックの単位とした場合は、この
インスタンスへは同時に１利用者だけしかアクセスが許
可されない。（但し、２つ以上の読み出し操作は競合し
ないための同時に実行できる。）つまり、ある属性への
値設定操作により、このオブジェクトの静的属性への読
み出し操作もブロックされ、コンカレンシは低下する。
一方で個々の属性をロック単位とした場合にはロック状
態の管理に多くの資源を必要とする。従って本発明で
は、管理対象インスタンスを属性型の分類に従い、複数
のフラグメントに分割する。例えば、１つの管理対象イ
ンスタンスは図２の分類に従い、静的属性型の属性だけ
をもつフラグメント、自律的更新可能な準静的属性型の
属性だけをもつフラグメント、更新可能な動的属性型の
属性だけをもつフラグメントの４つのフラグメントに分
類する。そしてこのフラグメントをロックの単位とす
る。同一の管理対象インスタンスに対する値設定操作で
あっても、異なるフラグメントへの操作は競合しないた
め、コンカレントに操作を実行できる。
【００１３】次に、本発明と特開平４−８４２４９号公
報「ネットワーク管理システムにおける情報管理方式」
を併用することにより、管理システムを構築した場合の
実施例について図３を用いて説明する。通常、管理情報
は、特開平４−８４２４９号公報に示されているよう
に、管理システム内に位置するローカル領域７と、管理
対象システム内に位置するリモート領域８にて管理され
る。ローカル領域７では、管理システム内のデータベー
スやファイルおよびメモリを用いて属性値を管理する。
リモート領域８で管理される属性値へのアクセスは通信
制御部５および６を介して行なう。特許出願番号２−１
９８９２６は、このようにローカル領域７とリモート領
域８にて管理されている属性値のアクセス管理を行なう
方式に関わるものである。すなわち、属性値管理領域振
り分け制御部４を具備し、アクセス要求の対象がローカ
ル領域３２に存在するか、リモート領域４０に存在する
かを判別し、この判別結果に応じてアクセス要求をいず
れかの領域に伝え、利用者はいずれの領域にアクセスし
ているかを意識する必要がない。
報「ネットワーク管理システムにおける情報管理方式」
を併用することにより、管理システムを構築した場合の
実施例について図３を用いて説明する。通常、管理情報
は、特開平４−８４２４９号公報に示されているよう
に、管理システム内に位置するローカル領域７と、管理
対象システム内に位置するリモート領域８にて管理され
る。ローカル領域７では、管理システム内のデータベー
スやファイルおよびメモリを用いて属性値を管理する。
リモート領域８で管理される属性値へのアクセスは通信
制御部５および６を介して行なう。特許出願番号２−１
９８９２６は、このようにローカル領域７とリモート領
域８にて管理されている属性値のアクセス管理を行なう
方式に関わるものである。すなわち、属性値管理領域振
り分け制御部４を具備し、アクセス要求の対象がローカ
ル領域３２に存在するか、リモート領域４０に存在する
かを判別し、この判別結果に応じてアクセス要求をいず
れかの領域に伝え、利用者はいずれの領域にアクセスし
ているかを意識する必要がない。
【００１４】本発明では、属性値管理領域振り分け制御
部４により、ローカルあるいはリモートに振り分けられ
たアクセス要求を各領域内で適切な処理を実行する方式
であり、図３に示すようにローカルおよびリモートの両
領域内で共通に使用することができる。なお、簡単のた
め、図３においてはローカル領域７およびリモート領域
８内の属性管理部はコンカレンシ制御を必要とするコン
カレンシ制御適用領域７４および８４と、これを必要と
しないコンカレンシ制御未適用領域７３および７４によ
り構成されている例を示している。ローカルおよびリモ
ート領域内での属性値へのアクセス制御は図１で説明し
た手順と同様に行なわれる。
部４により、ローカルあるいはリモートに振り分けられ
たアクセス要求を各領域内で適切な処理を実行する方式
であり、図３に示すようにローカルおよびリモートの両
領域内で共通に使用することができる。なお、簡単のた
め、図３においてはローカル領域７およびリモート領域
８内の属性管理部はコンカレンシ制御を必要とするコン
カレンシ制御適用領域７４および８４と、これを必要と
しないコンカレンシ制御未適用領域７３および７４によ
り構成されている例を示している。ローカルおよびリモ
ート領域内での属性値へのアクセス制御は図１で説明し
た手順と同様に行なわれる。
【００１５】
【発明の効果】以上述べてきたように、本発明による管
理情報ベースにおいては、管理対象インスタンスは、予
め複数のフラグメントに分割して管理される。このた
め、管理システム内の管理情報ベースにおいて、同一管
理対象インスタンスに対して、競合する多重アクセス要
求が生じた場合にも、異なるフラグメントに対するアク
セスであれば、処理効率を低下させることがない。ま
た、管理情報ベースは、値が更新される属性型を管理す
る場合にコンカレンシ制御を適用する領域と、静的な属
性型を管理するためにコンカレンシ制御を必要としない
領域に分割される。静的な属性型へのアクセスはブロッ
クされることがない。
理情報ベースにおいては、管理対象インスタンスは、予
め複数のフラグメントに分割して管理される。このた
め、管理システム内の管理情報ベースにおいて、同一管
理対象インスタンスに対して、競合する多重アクセス要
求が生じた場合にも、異なるフラグメントに対するアク
セスであれば、処理効率を低下させることがない。ま
た、管理情報ベースは、値が更新される属性型を管理す
る場合にコンカレンシ制御を適用する領域と、静的な属
性型を管理するためにコンカレンシ制御を必要としない
領域に分割される。静的な属性型へのアクセスはブロッ
クされることがない。
【図１】本発明を適用した管理情報ベースの構成を示す
図。
図。
【図２】管理対象クラスに定義された属性型をグループ
に分類して管理している状態を示す図。
に分類して管理している状態を示す図。
【図３】管理システム内の管理情報ベースの全体構成を
示す図。
示す図。
１ 属性値へのアクセス要求、および該要求に対する応
答を制御する属性値アクセス制御部 ２ 管理対象クラスに定義された属性型を分類して管理
する属性型管理部 ３ 管理対象インスタンスの属性型に与えられた属性値
を管理する属性値管理部 ４ 属性値管理領域振り分け制御部 ５，６ 通信制御部 ７ ローカル領域 ８ リモート領域 ３１ 静的属性型領域 ３２ 自律変更型準静的属性型領域 ３３ 更新可能型準静的属性型領域 ３４ 動的属性領域 ７１，８１ 属性値アクセス制御部 ７２，８２ 属性型管理部 ７３，８３ 同時実行制御未適用領域 ７４，８４ 同時実行制御適用領域 ７５，８５ 属性値管理部
答を制御する属性値アクセス制御部 ２ 管理対象クラスに定義された属性型を分類して管理
する属性型管理部 ３ 管理対象インスタンスの属性型に与えられた属性値
を管理する属性値管理部 ４ 属性値管理領域振り分け制御部 ５，６ 通信制御部 ７ ローカル領域 ８ リモート領域 ３１ 静的属性型領域 ３２ 自律変更型準静的属性型領域 ３３ 更新可能型準静的属性型領域 ３４ 動的属性領域 ７１，８１ 属性値アクセス制御部 ７２，８２ 属性型管理部 ７３，８３ 同時実行制御未適用領域 ７４，８４ 同時実行制御適用領域 ７５，８５ 属性値管理部
Claims (4)
- 【請求項１】 管理対象インスタンスを表す管理対象ク
ラスを定義し、前記管理対象クラス定義には管理情報を
表す属性型を定義する管理システムの管理情報ベースに
おいて、 前記属性型を予め決められた２つ以上のグループに分類
し、 前記管理対象クラス毎に、前記グループの識別子と該グ
ループに属する属性型の識別子の対応関係を管理する属
性型管理部と、 前記管理対象インスタンス毎に、該管理対象インスタン
スがもつ属性型に与えられている管理情報の値を管理す
る属性値管理部とを具備し、 前記属性値管理部では、前記管理対象インスタンスがも
つ属性型に与えられている管理情報の値を、前記グルー
プ毎に予め決められた領域において管理することを特徴
とする管理情報ベースにおける情報管理方式。 - 【請求項２】 前記管理対象クラス毎に前記属性型を、
静的属性型を要素とする第１のグループ、管理システム
による該属性値の更新は不可能であるが、管理対象イン
スタンスの自律的動作により該属性値の更新が可能であ
る準静的属性型を要素とする第２のグループ、管理シス
テムによる該属性値の更新が可能であるが、更新頻度が
低い準静的属性を要素とする第３のグループ、管理シス
テムにより該属性値の更新が可能であり、頻繁に属性値
の更新が行なわれる動的属性を要素とする第４のグルー
プに分類することを特徴とする請求項１に記載の管理情
報ベースにおける情報管理方式。 - 【請求項３】 前記属性値管理部において、前記第２及
至第４のグループの属性値を管理する属性値管理領域に
コンカレンシ制御を適用することを特徴とする請求項２
に記載の管理情報ベースにおける情報管理方式。 - 【請求項４】 前記属性値管理部において、属性値を管
理する属性値管理領域にロックベースのコンカレンシ制
御を適用する場合において、管理対象インスタンスを属
性型の分類に従って複数のフラグメントに分割し、分割
された各フラグメントをロック単位とし、前記第２及至
第４のグループの属性値を管理する属性値領域にロック
ベースのコンカレンシ制御を適用することを特徴とする
請求項２に記載の管理情報ベースにおける情報管理方
式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5037693A JPH06250908A (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | 管理システムの管理情報ベースにおける情報管理方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5037693A JPH06250908A (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | 管理システムの管理情報ベースにおける情報管理方式 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06250908A true JPH06250908A (ja) | 1994-09-09 |
Family
ID=12504641
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5037693A Pending JPH06250908A (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | 管理システムの管理情報ベースにおける情報管理方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06250908A (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0484249A (ja) * | 1990-07-26 | 1992-03-17 | Nec Corp | ネットワーク管理システムにおける情報管理方式 |
-
1993
- 1993-02-26 JP JP5037693A patent/JPH06250908A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0484249A (ja) * | 1990-07-26 | 1992-03-17 | Nec Corp | ネットワーク管理システムにおける情報管理方式 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19950801 |