JPH1165913A - 分散データベースシステム - Google Patents

分散データベースシステム

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JPH1165913A
JPH1165913A JP9229675A JP22967597A JPH1165913A JP H1165913 A JPH1165913 A JP H1165913A JP 9229675 A JP9229675 A JP 9229675A JP 22967597 A JP22967597 A JP 22967597A JP H1165913 A JPH1165913 A JP H1165913A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サーバマシンとクライアントマシン間の通信
オーバヘッドの削減を図ると共に、サーバマシンのDB
MSの負荷を分散させること。 【解決手段】 サーバマシンとそれに接続した複数のク
ライアントマシンで、業務処理を実行する分散データベ
ースシステムにおいて、各クライアントマシンで実行す
る業務処理が動的に変化する運用形態における一時表の
ように、業務処理を行うクライアントマシン内に存在す
るときに、最も効率が良いと定義者が認識できる表につ
いて、これを常に業務処理を行うクライアントマシンに
置くようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、分散データベース
システムに係り、特に、CSS(Client ServerSyste
m)で業務処理を実行するシステムを構築する際の、分
散データベースシステムにおける使用データベースの切
換え制御手法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、分散データベースシステムを用い
たCSSで、業務処理を実行するシステムを構築するこ
とが、よく行われている。
【0003】図2は、従来のシステム構築例を模式的に
示す説明図である。業務処理を、クライアント側業務処
理201と、サーバ側業務処理202とに分けて、それ
ぞれをクライアントマシンと、サーバマシンで動作させ
る。サーバマシンには、データベースマネイジメントシ
ステム(以下、DBMSと称する)203と、サーバデ
ータベース(以下、サーバDBと称する)とが存在す
る。
【0004】例えば、サーバDB204内には、システ
ム全体で共通に使用される表A,表B,表Cがあり、そ
の表A,表B,表Cから一部のデータを抽出して作成し
た表Tで、表T上のデータを編集・加工する業務を行う
場合、表TがサーバDB204に生成されるので、表T
へのアクセスを行う度に、クライアント−サーバ間の通
信が発生する。特に、表Tへのアクセスが頻繁に発生す
ると、クライアント−サーバ間の通信オーバヘッドが大
きくなる。
【0005】また、複数のクライアントから表Tへのア
クセスが発生すると、サーバマシンに負荷が集中する。
【0006】一方、データベースを用いたシステムを構
築するときに、複数の表から特定の行及び列を抽出して
作成し、編集・加工を行った後、トランザクションの終
了時にデータを消去する、一時的な表(以下、一時表と
称する)を設けることはよく行われている。このとき、
一時表がサーバマシンにあると、クライアント数の増加
に伴いサーバマシンに負荷が集中する。
【0007】以上記述したように、CSSで業務処理を
実行するシステムを構築する上で、クライアント数の増
加に伴い、サーバマシンに負荷が集中することが問題と
なってきている。そこで、サーバマシンの負荷を分散す
ることが工夫されつつある。このような技術について
は、例えば、特開平6−259308号公報や特開平8
−339323号公報に記載されている。
【0008】一方、運用時に空いているクライアントマ
シンで、目的とする業務処理を行う形態を取ることがあ
る。この場合、クライアントマシンで動作する業務処理
は動的に変化する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来技術のう
ち、特開平8−339323号公報に開示された技術で
は、複数のサーバマシンで、アクセス回数が一定数を超
えた場合、アクセス先にデータ(分散データ)を移動さ
せることで、分散データの配置の最適化を図るようにし
ている。
【0010】しかしながら、この先願に開示された技術
は、全ての表をサーバマシンに生成するので、例えば、
一時表についてのクライアント−サーバ間の通信オーバ
ヘッドを抑止できない。
【0011】また、特開平6−259308号公報に開
示された技術では、サーバマシンの負荷及び記憶媒体の
空き状況を監視し、負荷や記憶媒体の空き状況の均衡を
図るようにしている。
【0012】しかしながら、この先願に開示された技術
では、負荷や記憶媒体の空き状況によっては、必要なデ
ータが、離れたマシンに存在することになり、データへ
のアクセスについて、通信オーバヘッドが大きくなる事
態が発生する。特に一時表のように、1つのトランザク
ションの間だけ存在すれば十分である表が、離れたマシ
ンに存在すると、不要な通信オーバヘッドが発生する。
【0013】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
その目的とするところは、サーバマシンの複数の表から
抽出したデータを格納するための表を、各クライアント
マシンに生成しておき、クライアントマシンで業務処理
が実行されると、上記表にサーバマシンの複数の表から
抽出したデータを格納し、以後クライアントマシン内で
処理を完了させることで、上記表のデータをクライアン
トマシン内で編集・加工することを可能し、以って、サ
ーバマシンとクライアントマシン間の通信オーバヘッド
の削減を図ると共に、サーバマシンのDBMSの負荷を
分散させることにある。特に、本発明では、各クライア
ントマシンで実行する業務処理が動的に変化する運用形
態における一時表のように、業務処理を行うクライアン
トマシン内に存在するときに、最も効率が良いと定義者
が認識できる表について、これを常に業務処理を行うク
ライアントマシンに置くことで、不要な通信オーバヘッ
ドを抑止することを、その目的とする。
【0014】さらに、本発明の他の目的とするところ
は、上記の目的を実現するにあたり、データベースの表
をクライアントマシンに生成するか否かの識別情報を、
定義者が変更した場合、システムで各クライアントマシ
ンにおける表の生成・削除を自動的に行うことにより、
定義者の操作の手間を軽減させることにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明による分散データベースシステムでは、
サーバマシン下のデータベースの他に、各クライアント
マシン下にもデータベースを設けると共に、処理対象表
が、各クライアントマシンに生成する表か否かの識別情
報を識別する手段を設ける。そして、定義時に、表毎に
定義者が、処理対象表がクライアントマシンに生成する
表か否かの識別情報(種別)を指定することにより、各
クライアントマシンに生成する表を、自動的に各クライ
アントマシン下のデータベースに生成して、運用時に、
各クライアントマシンに生成した表へ格納するデータ
を、サーバマシン下のデータベースの表から抽出して格
納後、クライアントマシン下で業務処理中のデータベー
スへアクセスを行うようにされる。
【0016】また、各クライアントマシンに生成する表
について、この表を生成するのに必要な情報を管理する
表を設けると共に、各クライアントマシンのDBMSに
表を生成する要求を行う手段を設けて、定義者が各クラ
イアントマシンに生成する表か否かの識別情報を変更し
た場合には、システムで自動的に、各クライアントマシ
ンにおける表の生成・削除を行うようにされる。
【0017】斯様にすることにより、処理対象表が、各
クライアントマシンに生成する表か否かの識別情報を識
別することによって、アクセスを行うデータベースを決
定することができるので、処理対象表が各クライアント
マシンに生成する表である場合には、サーバマシンへの
アクセスを抑止できる。
【0018】また、各クライアントマシンに生成する表
について、この表を生成するのに必要な情報を管理する
表により、表を生成する要求を効率よく発生することが
できる。
【0019】また、各クライアントマシンに生成する表
か否かの識別情報を定義者が変更した場合、各クライア
ントマシンのDBMSに表を生成する要求を行う手段
が、表を生成するのに必要な情報を管理する表から、表
を生成する要求を各クライアントマシンに送信できるの
で、定義者の手操作が不要になる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して説明する。図3は、本発明の1実施形態に
係る分散データベースシステムの構成を模式的に示す図
である。
【0021】図3に示すように、業務処理は、クライア
ント側業務処理301と、サーバ側業務処理302とに
分けて、それぞれをクライアントマシンと、サーバマシ
ンで動作させる。
【0022】サーバマシンには、サーバDBMS303
と、サーバDB304とが存在し、クライアントマシン
にも、クライアントDBMS305と、クライアントデ
ータベース(以下、クライアントDBと称する)306
とが存在する。ここで、クライアントDB306は、各
クライアントマシンに生成する表を格納するデータベー
スであり、クライアントDBMS305は、クライアン
トDB306内の表を管理するデータベースマネイジメ
ントシステムである。
【0023】各クライアントマシンに生成する表を、ク
ライアントDB306に格納するので、この表へのアク
セスを行う際、クライアント−サーバ間の通信が不要と
なると共に、従来サーバDBMS303に集中していた
負荷を、クライアントDBMS305に分散できる。
【0024】例えば、サーバDB304内に、システム
全体で共通に使用される表A,表B,表Cがあり、その
表A,表B,表Cから一部のデータを抽出して作成した
表Tで、頻繁に表T上のデータを編集・加工する業務を
行う場合、表TをクライアントDB306に生成し、サ
ーバDB304の表A,表B,表Cから必要なデータを
取寄せて表Tに格納して、表Tのデータの編集・加工を
行うことにより、クライアント−サーバ間の通信が不要
となり、表Tのデータの編集・加工を行う処理に要して
いたサーバDBMS303負荷を、クライアントDBM
S305に分散できる。
【0025】図1は、本実施形態の分散データベースシ
ステムの構成図である。同図において、10はクライア
ントマシン、11はクライアントDBMS、108はク
ライアントDBであり、20はサーバマシン、21はサ
ーバDBMS、104はサーバDBであり、120は共
有ディスクである。
【0026】まず、定義時の動作を説明する。クライア
ントマシン10の表定義部101は、定義者の指示に従
って、表やインデクス等のデータベースの構成要素の定
義を行う部分である。定義者がクライアントマシン10
で、新たに表やインデクス等の定義を行うと、その要求
をLAN102を介してサーバマシン20の表定義部1
03に送る。サーバマシン20の表定義部103は、サ
ーバDBMS21のDBMSカーネル部を介して、サー
バDB104の定義情報105を更新し、定義者が定義
した表やインデクスを生成した後に、表配布管理部10
6に制御を渡す。
【0027】図4に、定義情報105の一部である表管
理表を示す。表管理表には、識別子と表名の他に、種別
情報401と生成日時402とがある。種別情報401
には、表毎に定義者が、各クライアントマシン10に生
成する表か否かの識別情報を格納し、生成日時402に
は、表を生成した日時を格納する。
【0028】種別情報401の値が「クライアント」の
ときには、その表は、各クライアントマシンに生成する
表であることを示し、種別情報401の値が「サーバ」
のときには、サーバマシンのみに生成する表であること
を示している。
【0029】表配布管理部106は、新たに追加/更新
した表管理表のレコードの種別情報401の値が「サー
バ」のときには、直ちに、サーバDB104への変更結
果を、クライアントマシン10の表定義部101に送信
する。
【0030】また、表配布管理部106は、種別情報4
01の値が「クライアント」のときには、定義情報10
5の一部である定義生成管理表を更新し、共有ディスク
120内の要求先リスト107のファイルを更新し、さ
らに、各クライアントマシン10へ、定義者が定義した
表やインデクス等を生成するスクリプト文を送信する。
なお、表配布管理部106の詳細な動作説明は、後述す
る。
【0031】図5に、定義情報105の一部である定義
生成管理表を示す。定義生成管理表には、表名501、
表生成文502、インデクス生成文503等がある。表
名501には、定義者が定義した表の表名を格納し、表
生成文502には、表を生成するスクリプト文を格納
し、インデクス生成文503には、表のインデクスを生
成するスクリプト文を格納する。
【0032】各クライアントマシン10では、サーバマ
シン20の表配布管理部106から送られてきた、定義
者が定義した表やインデクス等を生成するスクリプト文
を実行する。これによって、クライアントDB108
に、定義者が定義した表を生成できる。
【0033】図6に、共有ディスク120の要求先リス
ト107の内容を示す。要求先リスト107には、表名
601と生成日時602の項があり、それぞれに表管理
表の表名、生成日時の情報を、表配布管理部106が格
納する。
【0034】次に、運用時の動作を説明する。クライア
ント側業務処理109がデータベースへのアクセスを発
生すると、要求先判定部110が、共有ディスク120
内の要求先リスト107を参照して、要求先の表が、ク
ライアントDB108に存在するか、サーバDB104
に存在するかを判断する。なお、要求先判定部110の
詳細な動作説明は、後述する。
【0035】要求先の表がクライアントDB108に存
在する場合には、クライアントマシン10のクライアン
トDBMS11内の問合処理部、DBMSカーネル部を
介して、クライアントDB108にアクセスし、また、
要求先の表がサーバDB104に存在する場合には、サ
ーバマシン20のサーバDBMS21内の問合処理部、
DBMSカーネル部を介して、サーバDB104にアク
セスする。
【0036】ここで、要求先の表が、現在運用している
クライアントマシン以外で生成され、そのとき、本クラ
イアントマシン10が停止していた等の理由で、要求先
の表が本クライアントDB108に存在すると判断して
も、本クライアントマシン10のクライアントDB10
8に存在しない、または、存在していても定義内容が異
なる場合がある。
【0037】要求先の表がクライアントDB108に存
在すると判断したにもかかわらず、存在しない場合に
は、サーバDB104の定義情報105の定義生成管理
表から、該当レコードを取出してきて、実行することに
より、クライアントDB108に要求先の表を生成す
る。
【0038】また、クライアントDB108に存在して
いても、定義内容が最新であるか否かの判断は、クライ
アントDB108内の表管理表内の生成日時402と、
要求先リスト107のファイル内の生成日時との比較で
行う。
【0039】次に、表配布管理部106の動作を説明す
る。処理対象表の生成、処理対象表のインデクスの生
成、及び表管理表の更新が完了後、表配布管理部106
は処理を実行する。
【0040】図7は、表配布管理部106の動作の流れ
を示す処理フロー図である。まず、表配布管理部106
に、処理対象表の表名と、要求元のクライアントマシン
を識別する情報と、処理対象表の表生成文と、処理対象
表のインデクス生成文等の、定義生成管理表のレコード
を作成するのに必要な情報を与えて、実行を開始させ
る。
【0041】ここで、処理対象表の生成、処理対象表の
インデクスの生成、及び表管理表の更新は、表配布管理
部106による処理を実行する前に行っているので、処
理対象表の表生成文、処理対象表のインデクス生成文等
は、既に求まっており、表配布管理部106に与えるこ
とができる。
【0042】表配布管理部106は、サーバDB104
の表管理表を与えられた処理対象表の表名で検索する
(ステップ701)。先にも述べたように、表管理表の
更新が完了しているので、該当レコードは必ず見つか
る。そこで、見つかった表管理表のレコード内の種別情
報401の値を評価する(ステップ702)。
【0043】種別情報401の値が「サーバ」ならば、
共有ディスク120内の要求先リスト107のファイル
のレコードを、与えられた表名で検索し(ステップ71
3)、該当レコードの存在を評価する(ステップ71
4)。共有ディスク102内の要求先リスト107のフ
ァイル内に該当レコードが存在する場合、要求先リスト
107のファイルの該当レコードを削除する(ステップ
715)。その後、要求元のクライアントマシン10に
実行結果を送信して(712)、表配布管理部106は
処理を終える。
【0044】種別401の値が「クライアント」なら
ば、サーバDB104の定義生成管理表を与えられた処
理対象表の表名で検索する(ステップ703)。その
後、定義生成管理表に該当レコードが存在するか否かを
評価する(ステップ704)。定義生成管理表に該当レ
コードが存在する場合、与えられた処理対象表の表生成
文、処理対象表のインデクス生成文等の、定義生成管理
表のレコードを作成するのに必要な情報を用いて、定義
生成管理表の該当レコードを更新する(ステップ70
5)。
【0045】逆に、定義生成管理表に該当レコードが存
在しない場合、与えられた処理対象表の表生成文、処理
対象表のインデクス生成文等の、定義生成管理表のレコ
ードを作成するのに必要な情報を用いて、定義生成管理
表の該当レコードを新規に追加する(ステップ70
6)。
【0046】次に、共有ディスク120内の要求先リス
ト107のファイルのレコードを、与えられた表名で検
索し(ステップ707)、該当レコードの存在を評価す
る(ステップ708)。
【0047】共有ディスク120内の要求先リスト10
7のファイル内に該当レコードが存在する場合、ステッ
プ701で見つけた表管理表の該当レコード内の生成日
時を用いて、要求先リスト107のファイルの、該当レ
コードの生成日時602の項の値を変更する(ステップ
709)。
【0048】逆に、共有ディスク120内の要求先リス
ト107のファイル内に該当レコードが存在しない場
合、ステップ701で見つけた表管理表の該当レコード
内の生成日時を用いて、要求先リスト107のファイル
にレコードを新たに追加する(ステップ710)。
【0049】これで、共有ディスク120内の要求先リ
スト107のファイル内には、最新の表管理表のレコー
ド内の種別情報401の値が「クライアント」である表
についてのレコードが収まることになる。
【0050】この後、現在接続中の全てのクライアント
マシン10について、サーバマシンでの生成日時と共
に、表の生成文やインデクス生成文を送信する(ステッ
プ711)。そして、要求元のクライアントマシン10
に実行結果を送信して(712)、表配布管理部106
は処理を終える。
【0051】クライアントマシン10は、上記した送信
メッセージを受取ると、送れてきたサーバマシン20で
の生成日時より未来の時刻(その時のクライアントマシ
ン10での現在時刻が、送られてきたサーバマシンでの
生成時間よりも未来の場合は、時刻変更を行わないが、
送られてきたサーバマシンでの生成時間よりも過去の場
合は、送られてきたサーバマシンでの生成日時に、現在
時刻を変更する)にした後に、表の生成文、インデクス
生成文を実行する。
【0052】これによって、クライアントDB108内
の表管理表の生成日時と、共有ディスク120内の要求
先リスト107内の生成日時とを比較すれば、クライア
ントDB108内の表が最新の表であるか否かが判断で
きることになる。
【0053】続いて、要求先表名を与えて、要求先判定
部110を動作させたときの動作を説明する。
【0054】図8は、要求先判定部110の動作の流れ
を示す処理フロー図である。まず、要求先判定部110
は、共有ディスク102内の要求先リスト107のファ
イルを与えられた表名で検索し(ステップ801)、該
当レコードの有無を評価する(ステップ802)。
【0055】ここで、該当レコードが存在しない場合に
は、要求先表は、サーバDB104内の表管理表で、種
別情報401が「サーバ」となっているレコードとして
格納されているので、要求先表はクライアントDB10
8には、存在しないことが知れる。よって、要求先表は
サーバDB104にアクセスすべき表となる(ステップ
813)。
【0056】逆に、該当レコードが存在する場合、要求
先表は、サーバDB104内の表管理表で、種別情報4
01が「クライアント」となっているレコードとして格
納されているので、要求先表はクライアントDB108
に、存在すべき表となる。ただし、このとき、実際にク
ライアントDB108に、要求先表が最新の定義で存在
するとは限らないので、チェックを行う必要が生じる。
【0057】そこで、変数FDateに、ステップ801で
見つけた共有ディスク120内の要求先リスト107の
ファイル内のレコードの生成日時をセットする(ステッ
プ803)。次に、クライアントDB108内の表管理
表を与えられた表名で検索し(ステップ804)、該当
レコードの有無を評価する(ステップ805)。
【0058】該当レコードが存在する場合、変数Ddate
に、該当レコード内の生成日時の値を格納する(ステッ
プ806)。そして、ステップ803でセットした変数
Fdateの値と、ステップ806でセットした変数Ddate
の値とを比較する(ステップ807)。
【0059】ここで、変数Fdateの値の方が新しい場合
は、ステップ805において該当レコードが存在しない
場合と同様に、要求先表は、クライアントDB108に
おいて、最新の定義で生成されていないと判断できる。
【0060】逆に、変数Fdateの値の方が新しくない場
合は、要求先表は、クライアントDB108において、
最新の定義で生成されていることになるので、要求先表
はクライアントDB108にアクセスすべき表となる
(ステップ814)。
【0061】要求先表が、クライアントDB108であ
り、かつ、最新の定義で生成されていないと判断した場
合には、サーバDB104に、表・インデクスの生成
文、及びその生成日時情報を要求する(ステップ80
8)。
【0062】次に、サーバDB104から戻ってきた生
成日時と本クライアントマシンの現在時刻とを比較し
(ステップ809)、送られてきたサーバマシンでの生
成時間よりも過去の場合は、送られてきたサーバマシン
での生成日時で現在時刻を変更する(ステップ81
0)。
【0063】その後、サーバDB104から戻ってきた
表の生成文、インデクス生成文を実行する(ステップ8
11)。これで、要求先表は、クライアントDB108
において、最新の定義で生成されたことになり、要求先
表はクライアントDB108にアクセスすべき表となる
(ステップ812)。
【0064】図8の説明から明らかなように、クライア
ントマシン10に生成する表は、システムで自動的に定
義内容を統一することができる。
【0065】以上述べたように本実施形態によれば、従
来は図2のように、表TがサーバDB204に生成され
てものに対し、図3のように表TをクライアントDB3
06に生成するので、表Tへのアクセスを行うのに、ク
ライアント−サーバ間の通信が不要となる。また、それ
によって、サーバDBMS303の負荷がクライアント
DBMS305に分散できる。
【0066】さらに、表管理表の種別情報401の値を
変更するだけで、システムで各クライアントマシンへの
表の生成・削除を自動的に行うことができる。
【0067】
【発明の効果】叙上のように本発明によれば、サーバマ
シンとそれに接続した複数のクライアントマシンで、業
務処理を実行する分散データベースシステムにおいて、
各クライアントマシンが業務を処理するにあたり、クラ
イアントマシンが固有に扱うデータを操作する場合に、
クライアントマシン内だけで処理を完了させることで、
サーバマシンとクライアントマシン間の通信オーバヘッ
ドの削減と、サーバマシンのDBMSの負荷の分散とが
実現できる。特に、一時表のように、恒久的に記憶媒体
を占有しない表について、クライアントマシンで処理を
実行する場合に有効である。
【0068】また、データベースの表が、各クライアン
トマシンが固有に扱うデータを格納する表であるか、全
クライアントマシンで共通に扱う表であるかの識別情報
を、定義者が変更した場合、システム自体で、各クライ
アントマシンへの表の生成・削除を自動的に行うことに
より、特別な手操作を定義者が行う必要がなくなり、定
義者の手間が大幅に軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施形態に係る分散データベースシ
ステムの構成図である。
【図2】従来のシステムを模式的に示す説明図である。
【図3】本発明の1実施形態に係る分散データベースシ
ステムを模式的に示す説明図である。
【図4】本発明の1実施形態における、定義情報の一部
である表管理表を示す説明図である。
【図5】本発明の1実施形態における、定義情報の一部
である定義生成管理表を示す説明図である。
【図6】本発明の1実施形態における、要求先リストの
ファイル内容を示す説明図である。
【図7】本発明の1実施形態における、表配布管理部の
動作の流れを示す処理フロー図である。
【図8】本発明の1実施形態における、要求先判定部の
動作の流れを示す処理フロー図である。
【符号の説明】
10 クライアントマシン 11、305 クライアントDBMS 20 サーバマシン 21、303 サーバDBMS 101 クライアントマシンの表定義部 102 LAN 103 サーバマシンの表定義部 104、304 サーバDB 105 サーバDBの定義情報 106 表配布管理部 107 要求先リスト 108、306 クライアントDB 109 クライアント側業務処理 110 要求先判定部 111 サーバ側業務処理 120 共有ディスク

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーバマシンとそれに接続した複数のク
    ライアントマシンで、業務処理を実行する分散データベ
    ースシステムにおいて、 各クライアントマシンが業務を処理するにあたり、クラ
    イアントマシン下に、クライアントマシンが占有して使
    用するデータ格納用の表をあらかじめ作成しておき、上
    記表にサーバマシンから取得したデータを格納して、ク
    ライアントマシン内で上記表のデータを操作する際、サ
    ーバマシンへのアクセスを抑止するようにしたことを特
    徴とする分散データベースシステム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載において、 定義者が、クライアントマシンに生成する表か否かの識
    別情報を指定することにより、各クライアントマシンに
    生成する表である場合には、自動的に各クライアントマ
    シン下のデータベースに表を生成するようにしたことを
    特徴とする分散データベースシステム。
  3. 【請求項3】 サーバマシンとそれに接続した複数のク
    ライアントマシンで、業務処理を実行する分散データベ
    ースシステムにおいて、 表の定義データをサーバマシンで管理し、各クライアン
    トマシンが占有して使用する表を、システムが自動的に
    クライアントマシン内に生成することを特徴とする分散
    データベースシステム。
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