JP2656771B2

JP2656771B2 - 汚れ防止布ウェブ取付け方法及び装置

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Publication number: JP2656771B2
Application number: JP19724487A
Authority: JP
Inventors: ダブリューデムーアハワード
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1987-08-06
Filing date: 1987-08-06
Publication date: 1997-09-24
Anticipated expiration: 2012-09-24
Also published as: JPH02139240A

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は高速度多ステーション印刷機に使用される一
般型の骨組ホイール又は移送ホイールに関し、特に、か
かるホイールに汚れ防止布ウェブを取付けるための新規
な且つ改良された方法及び装置に関する。

〔従来の技術〕

本発明者の米国特許第3,791,644号では、印刷機の処
理ステーション間でのシートの搬送中におけるシートの
印刷面のマーキング及び汚れを減ずるための印刷機用骨
組ホイールが開示されている。本発明者の米国特許第4,
402,267号は前記米国特許第3,791,644号に開示された発
明の改良に関し、特に、骨組ホイールの支持面への汚れ
防止布の取付けを含む方法及び装置に関する。

前記米国特許第4,402,267号で開示されているように
適切な作動のためには、汚れ防止布を骨組ホイールの支
持面にゆるく取付け、それにより、印刷シートをホイー
ルで支持して移送するときに布被覆材とホイール支持面
との間のわずかな相対運動を可能にし且つ調節しなけれ
ばならない。また、この米国特許に開示しているよう
に、ホイールの軸方向幅に沿って延び且つ円筒形支持ホ
イール面の前縁及び後縁に形成された内折曲げフランジ
に沿って配置された締結ストリップ、例えば両面接着ス
トリップ又は「VELCRO」（ベルクロ）という商標で取引
きされている締結ストリップにより、布被覆材が骨組ホ
イールに取付けられている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

前記米国特許第4402267号に開示した方法及び装置は
使用上非常に良い結果をもたらしたが、ホイールの支持
面の前縁及び後縁のすぐ近くの領域、特に前縁の領域で
シートのマーキング及び汚れが或る程度生じることが分
かった。今では、かかるマーキング及び汚れは主として
ホイールへの布の端部の締結方法で生じた。

前記米国特許第4402267号に開示しているように内折
曲げフランジに形成された締結ストリップを使用する
と、布が全体としてぴんと張った状態でホイールの支持
面の前縁及び後縁上に延び、それによって、前縁及び後
縁の領域における布の相対運動を制限する。このぴんと
張った状態のために新たに印刷されたシートのマーキン
グ及び擦傷が生じた。

本発明は、布をホイールに取付けるための新規な且つ
改良した方法及び装置を提供することにより、ホイール
支持面の前縁及び後縁の領域での新たに印刷されたシー
トのマーキング及び擦傷の問題を解決する。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、汚れ防止布ウェブを迅速且つ容易に取外し
たり取付けたりすることができ、また、高速度多ステー
ション印刷機の処理ステーション間で印刷シートを支持
して搬送するのに使用される一般型の骨組ホイールの支
持面上での適切な張力の得られるように調節することの
できる方法及び装置を提供する。本発明の装置は布ウェ
ブをホイールに取付けるための、比較的故障がなくしか
も迅速に使用できる手段を有し、また本発明の装置は製
造が安価であり設計が簡単であるけれども使用上非常に
効率的である。

布ウェブは一対の実質的に同一のリール組立体の各端
に取付けられ、一方のリール組立体はホイールの支持面
の前縁に隣接して配置され、他方のリール組立体は後縁
に隣接して配置されている。各リール組立体はウェブの
取付けられるローラを有し、該ローラは印刷機の作動
中、ホイールに対するローラの限定された軸方向運動を
可能にするようにホイールに連結されている。このよう
にして、ウェブをホイールの前縁及び後縁の領域で動か
すことができ、それによって前縁及び後縁の領域でのシ
ートのマーキング及び汚れを減じることがてきる。

各リール組立体はホイールの側部に隣接して配置され
た一対の支持ブラケットを含み、該ブラケットはブラケ
ット間に軸方向に延びるロッドを取外し自在に支持す
る。ローラはロッドに非回転的ではあるが摺動自在に連
結され、そしてこのローラはブラケットの限度間でのロ
ッドに沿うローラの軸方向運動を可能にするようにブラ
ケット間のロッドの長さよりもわずかに小さな軸方向長
さを有するように形成されている。ロッドをブラケット
内で選択的に回転させることができ且つ布ウェブの端部
をローラに取付けることのできる手段が設けられてい
る。

布ウェブをホイールに取付けるためにウェブの一方の
端部、好ましくは前端部をホイールの前縁に隣接してリ
ール組立体のローラに取付ける。次に、ウェブの後端部
をホイールの支持面上に延ばしてこの後端部をホイール
の後端に隣接してリール組立体のローラに取付ける。次
に、ロッドをそれらの支持ブラケットから取外してロッ
ドを回転自在にし、そしてこれらのロッドを回転させて
布ウェブをローラに巻付ける。これは適切な布ウェブの
張力が得られるまで行なう。しかる後、ロッドを再びそ
れらの支持ブラケットに固定してロッド及びローラをク
ランプして回転しないようにし、それによってホイール
支持面上での適切な布ウェブの張力を維持する。

本発明のその他の特徴及び利点は本発明の原理を例示
として示す添付の図面と関連して行なわれる以下の一層
詳細な説明から明らかになろう。

〔実施例〕

例示の図面に示すように、本発明は印刷シートを支持
して該印刷シートを高速度多ステーション印刷法で処理
ステーション間を搬送するのに使用される型式の骨組ホ
イール14に、汚れ防止布ネット又はウェブ12（第２図参
照）を取付けるための新規且つ改良された方法及び装置
10に具体化されている。この場合、骨組ホイール14は、
本発明者の米国特許第3,791,644号に開示されている一
般型のものであり、この骨組ホイール14は、軸方向に間
隔をへだてた側部20間に延びる内側の全体として円筒形
の壁16及び外側の全体として円筒形の支持面又は支持壁
18と、内側円筒壁及び外側円筒支持面がホイールの軸線
のまわりに360゜未満延びるようにホイールの軸方向幅
全体に延びる開口部22とを有する。開口部22は、通常骨
組ホイールに隣接して印刷機内に位置決めされた把持装
置（図示せず）の作動を容易にするために設けられてお
り、そしてこの開口部22は外側円筒支持面18の軸方向前
縁94及び軸方向後縁26を構成している。

骨組ホイール14を印刷機内に支持するために、シャフ
ト付属ブラケット28が内側円筒壁16から半径方向内方に
突出し、本実施例では３つのかかるブラケット28がホイ
ールの軸方向幅に沿って間隔をへだてた関係で設けら
れ、各ブラケットは他のものと実質的に同一である。こ
の場合、各シャフトブラケット28は、内壁16から半径方
向内方に突出してＵ形マウント32で終る３つの同一のス
トラット30を有し、Ｕ形マウント32は、印刷機内で回転
自在に適切に支承されたシャフト34（このシャフトは第
２図において破線の断面で示されている）を受け入れる
ように寸法決めされている。

シャフト34、マウント32の閉鎖端部にはそれぞれ合致
するキー溝36,38が形成され、これらのキー溝の中にキ
ー40を配置し、それによってホイール14をシャフトに、
相対回転しないように固定している。シャフト34をブラ
ケット内で適所に保つように、プレート42が、シャフト
の上に位置するようにブラケットの開放端に隣接してブ
ラケットに形成された溝44で支持され、ボルト46が、シ
ャフトに係合してシャフトをブラケット内で適所にしっ
かりと、しかしながら解放自在にくさび留めするように
プレートにねじ込まれている。

第２図で分かるように、外側円筒壁18は適当な被膜48
を備え、この被膜48は上記米国特許第3,791,644号又は
本発明者の米国特許第4,402,267号に開示する種類のも
のであるのが良い。かくしてこれまで説明した骨組ホイ
ール14の構造は全体として米国特許第3,791,644号及び
第4,402,267号に記載した骨組ホイールと同一であり、
そこで、骨組ホイールの作用及び印刷機のシリンダの作
用に関する詳細についてはこれらの米国特許を参照され
たい。

布ウェブ12は、実質的にホイール14の軸方向全体に亘
って前縁24から後縁26まで延びるように被膜48上に配置
されており、この布ウェブ12は本発明者の上記米国特許
第4,402,267号に開示した種類のものであることが望ま
しい。この米国特許第4,402,267号に記載するような布
ウェブは印刷シートの汚れ又はマーキングをうまく防止
するけれどもこの布ウェブは長期間の使用後には汚れる
ようになるので定期的に取替えたりきれいにしなければ
ならない。さらに、布ウェブは使用中わずかなウェブの
動きを可能にするように外側円筒面18上に比較的ゆるく
配置された状態を保たなければならないので適切な作動
を保証するためには布ウェブ12の張力を定期的に調整す
る必要のあることが多い。

本発明によれば、本方法及び本装置10は布ウェブ12を
迅速且つ容易に取外したり取付けたり、また、ホイール
14の外側円筒面18上での適切な張力を得るために調整す
ることができ、そして、本発明は比較的故障がなく且つ
ウェブをホイールに取付けるための迅速に使用される手
段をなすような信頼しうるやり方で使用する。さらに、
本発明の装置10は製造が比較的安価であり、そして設計
が簡単ではあるが使用において非常に効率的である。

上述の目的のために、布ウェブ12の端部は本発明の装
置10を構成する一対の実質的に同一のリール組立体50に
取付けられ、一方のリール組立体は前縁24に隣接してホ
イール14の軸方向幅に沿って延びるように配置され、他
方のリール組立体は後縁26に隣接してホイールの軸方向
幅に沿って延びている。各リール組立体50は布ウェブ12
の端部の取付けられる円筒ローラ52を有し、該円筒ロー
ラ52は、印刷機のホイールの作動中前記ローラの限定さ
れた軸方向運動ができ、それにより布ウェブを円筒支持
面18の前縁24及び後縁26の領域でわずかに動かすことが
できるようにホイール14に連結されている。

詳細には、各ローラ52は、ホイール14の側部20に隣接
して配置され且つ、内側円筒壁16から全体として半径方
向内方に突出するように任意適当な手段により本実施例
では溶着部58（第３図参照）によって固定された一対の
間隔をへだてた支持ブラケット56の間に設けられた中央
軸方向ロッド54に摺動自在に取付けられている。各支持
ブラケット56は、ロッド54の貫通する円形横断面の軸方
向に向いたボア60を有し、そして各ブラケット56は調節
可能なボルト62を備え、このボルト62はブラケットに形
成されている協働的にねじ山のついた穴64にねじ込まれ
てボアの中に突き出てロッドに係合する。

各ローラ52をそのロッド54に摺動自在に取付け、しか
もロッドに対するローラの回転を阻止するために、ロッ
ド54は六角形の横断面を有し、そしてプラスチックで形
成され且つ対応して六角形に形作られた中央開口部68を
有する一対の端プラグ66を貫通しており、これらの端プ
ラグ66はローラの端部の各々の中に本実施例ではディン
プル70（第４図参照）により取付けられている。各ロー
ラ52の軸方向幅は、印刷機の大きさに応じて支持ブラケ
ット56間の軸方向距離よりもわずかに小さく、好ましく
は0.95cm（3/8インチ）程度小さいように寸法決めされ
ており、したがってロッドをプラケットの適所に固定し
たときローラはブラケットの限度内でロッドに沿って軸
方向に摺動することができる。

布ウェブ12の端部を各ローラ52に取付けるためにロー
ラの長さに沿って適当な締結手段72、たとえば両面接着
ストリップ又は「VELCRO」という商標で市販されている
型式の締結ストリップが設けられている。好ましくは、
締結手段72はローラへの布ウェブ12の迅速な取付けのた
めの基準マークを形成するようにローラ52の軸方向端部
間の真中に設けられた中心線マーク74を備え、ウェブも
又好ましくは側部間の軸方向縁に設けられた中心線マー
クを有する。

布ウェブ12をローラ52に取付けるためには、各ブラケ
ット56の調節可能なボルト62をゆるめてロッド54から離
し、それによってロッドをボア内で回転自在にする。次
に、布ウェブ12の一方の端部、好ましくは前縁端部をそ
の軸方向幅の中点が締結手段72の中心線マーク74と一致
するように整列させ、次に締結手段に沿って押し下げ、
それによってウェブをローラ52の締結手段に取付ける。
次に、ウェブ12の他方の端部をホイール14の外側円筒支
持面18のまわりに差し向け、そしてウェブの軸方向幅の
中点と、それと対応した締結手段の中心線マーク74とを
同様に整列させウェブを適所に押すことにより他方のロ
ーラ52の締結手段72に締結する。

しかる後、各リール組立体50のロッド54及びローラ52
をそのブラケット56内で回転させる。これは、ホイール
14の外側支持面18上の布ウェブ12の適切な張力が得られ
るまで行なう。次に調節可能なボルト62をねじ込んでこ
れをロッド54に係合させ、それによってリール組立体50
が回転しないようにする。すると、これによって印刷機
の作動中、適切な張力が布ウェブ12に保たれ、しかも、
ローラがロッド54に摺動自在に取付けられているので、
特にホイール14の前縁24及び後縁26の領域においてウェ
ブの限定された軸方向運動が可能となる。

もし使用中にウェブ12の張力を調節することが必要に
なればするべきことは印刷機を停止し、調節可能なボル
ト62をゆるめることによりリール組立体50のうちの一方
のロッド54を解除し、次に適切な張力が得られるまでロ
ッド及びそのローラ52を回転させることだけである。次
に、調節可能なボルト62をねじ込んでこれをロッド54に
係合させて印刷機を再び始動し、作業を続ける。

上述のことから、本発明の装置10は布ウェブ12を迅速
且つ簡単に取外したり取付けたりすることができ、ま
た、骨組ホイール14の支持面18上の適切な張力を得るよ
うに調節することができ、また、本発明の装置10は、ホ
イールの前縁24及び後縁26の中間領域で布ウェブの限定
された運動を可能にし、それにより使用中これらの領域
におけるシートマーキングを減ずるようにするための手
段を構成する。

本明細書において説明した本発明の種々の変更及び改
良は当業者であれば明らかであると考えられる。したが
って特許請求の範囲による場合を除き本発明を何ら限定
するものではない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を具体化した骨組ホイールの斜視図であ
る。第２図は第１図の２−２線における拡大横断面図であ
り、骨組ホイールに取付けられた布ウェブを示し且つ印
刷機のシャフトに取付けられた骨組ホイールを破線で示
す図である。第３図は、第１図の矢印３−３の方向で見た、第１図の
ホイールの部分断面部分拡大側面図である。第４図は第３図の矢印４−４の方向で見た部分断面部分
縮小平面図である。〔主要な参照符号の説明〕 12……汚れ防止布ウェブ、 14……骨組ホイール、16……円筒壁、 22……開口部、24……前縁、 26……後縁、28……ブラケット、 50……リール組立体、52……ローラ、 54……ロッド、72……締結手段。

Claims

(57)【特許請求の範囲】

【請求項１】前端部及び後端部を有する汚れ防止布ウェ
ブを、印刷機内で印刷シートを支持して搬送するのに使
用される型式の骨組ホイールの支持面に取付けるための
方法であって、前記骨組ホイールは前記支持面の前縁及
び後縁を構成する開口部を軸方向幅に沿って有し、開口
部内で支持面の前縁に隣接して限定された軸方向運動を
行うことができるウェブ取付部材を備えた組立体を構成
し、布ウェブの前端部をウェブ取付部材とともに限定さ
れた軸方向運動のできるようにウェブ取付部材に取付
け、布ウェブの後端部を支持面のまわりに延ばして前記
後端部を開口部内でホイールに取付ける、ことを特徴と
する方法。
【請求項２】前記開口部内で前記支持面の前記後縁に隣
接してもう一つのウェブ取付部材を備えたもう一つの組
立体を構成し、前記後端部を前記もう一つのウェブ取付
部材に取付けることを特徴とする特許請求の範囲第
（１）項記載の方法。
【請求項３】前端部及び後端部を有する汚れ防止布ウェ
ブを、印刷機内で印刷シートを支持して搬送するのに使
用される型式の骨組ホイールの支持面に取付けるための
方法であって、前記骨組ホイールは前記支持面の前縁及
び後縁を構成する開口部を軸方向幅に沿って有し、前記
開口部内で前記ホイールの支持面の前縁に隣接して限定
された軸方向運動のできる第１のウェブ取付部材を備え
た第１の組立体を構成し、前記開口部内で支持面の後縁
に隣接して限定された軸方向運動のできる第２のウェブ
取付部材を備えた第２の組立体を構成し、前記第１及び
第２のウェブ取付部材の各々に締結手段を設け、前記布
ウェブの前記前端部、後端部の一方を前記第１、第２の
ウェブ取付部材の一方の前記締結手段に取付けて前記取
付けられた端部が前記ウェブ取付部材と共に動くことが
できるようにし、前記前端部、後端部の他方を支持面上
に延ばし、前記前端部、後端部の他方を前記第１、第２
のウェブ取付部材の他方の前記締結手段に取付けて前記
取付けられた他方の端部が前記他方のウェブ取付部材と
共に動くことができるようにしたことを特徴とする方
法。
【請求項４】前記前端部、後端部の前記他方を前記第
１、第２のウェブ取付部材の前記他方に取付けた後、前
記前端部、後端部の前記一方を前記第１、第２のウェブ
取付部材の前記一方の上で巻取ることにより前記布ウェ
ブの張力を調節することを特徴とする特許請求の範囲第
（３）項記載の方法。
【請求項５】前記前端部、後端部の前記他方を前記締結
手段に取付けた後、前記前端部、後端部の前記他方を前
記第１、第２のウェブ取付部材の前記他方の上で巻取る
ことにより前記布ウェブの張力を調節することを特徴と
する特許請求の範囲第（３）項記載の方法。
【請求項６】前記第１、第２のウェブ取付部材の前記一
方の上での前記前端部、後端部の前記一方の巻取りと、
前記第１、第２のウェブ取付部材の前記他方の上での前
記前端部、後端部の前記他方の巻取りとを同時に行なう
ことにより前記布ウェブの張力を調節することを特徴と
する特許請求の範囲第（３）項記載の方法。
【請求項７】布ウェブの端部を、印刷機内で印刷シート
を支持して搬送するのに使用され且つ前縁及び後縁を構
成する開口部を軸方向幅に沿って有する骨組ホイールの
軸方向幅に沿って取付けるのに使用されるリール組立体
であって、開口部内に配置され且つ前記ホイールの側部
に隣接して全体として半径方向内方に突出するように前
記ホイールの前記前縁に取付けられた一対の軸方向に間
隔をへだてた支持ブラケットと、前記ブラケットの各々
に貫通して形成された軸方向に向けられているボアと、
前記ブラケット間で前記ボアの各々を貫通して延びるロ
ッドと、前記ロッドに沿って軸方向に運動可能に前記ロ
ッドに非回転的に取付けられ、且つ前記プラケット間の
軸方向距離よりも小さな軸方向幅を有するローラと、前
記ローラに連結されていて、前記布ウェブの端部を前記
ローラに取付けるための締結手段と、を有することを特
徴とするリール組立体。
【請求項８】前記ボア内での前記ロッドの回転を阻止す
るように前記ボアの各々の中に前記ロッドを取外し自在
に固定するための手段を有することを特徴とする特許請
求の範囲（７）項記載のリール組立体。
【請求項９】前記ロッドは六角形の横断面を有し、前記
ボアは各々、全体として円形の横断面を有することを特
徴とする特許請求の範囲第（８）項記載のリール組立
体。
【請求項１０】前記取外し自在に固定する手段は前記ブ
ラケットの各々にねじ込まれて前記ロッドに係合するよ
うに前記ボア内に突出するボルトから成ることを特徴と
する特許請求の範囲第（８）項記載のリール組立体。
【請求項１１】印刷機の処理ステーション間で印刷シー
トを支持して搬送するのに使用され且つ前縁及び後縁を
構成する開口部を軸方向幅に沿って有する型式の骨組ホ
イールにおいて、開口部内に配置され且つ実質的に前記
ホイールの軸方向幅全体に延びる一対のリール組立体を
有し、前記リール組立体のうち一方が前記ホイールの前
縁に隣接して配置され且つ他方のリール組立体が前記ホ
イールの後縁に沿って配置され、前記リール組立体の各
々は、前記ホイールに取付けられ且つ前記ホイールの両
側部に隣接して前記ホイールから全体として半径方向内
方に突出した一対の間隔をへだてた支持ブラケットと、
前記ブラケットの各々を貫通して延びる全体として円形
の横断面の軸方向に向いたボアと、前記ブラケット間で
前記ボアを貫通して延びるロッドと、前記ロッドに沿っ
て軸方向に運動可能に前記ロッドに非回転的に取付けら
れ且つ前記ブラケット間の軸方向距離よりも小さな軸方
向幅を有するローラと、を有し、それによって前記ロー
ラが前記ブラケットの限度間で前記ロッドに沿って軸方
向に動くことができ、さらに、前記ボア内に前記ロッド
を取外し自在に保持し、且つ前記ボア内での前記ロッド
の相対回転を阻止するための手段を有することを特徴と
する骨組ホイール。
【請求項１２】前記ローラに連結されていて、布ウェブ
を前記ローラに取付けるための締結手段を有することを
特徴とする特許請求の範囲第（11）項記載の骨組ホイー
ル。
【請求項１３】前記取外し自在の手段は前記ブラケット
の各々にねじ込まれて前記ボア内に突出するボルトから
成ることを特徴とする特許請求の範囲第（11）項記載の
骨組ホイール。
【請求項１４】前記ロッドは多角形の横断面を有するこ
とを特徴とする特許請求の範囲第（13）項記載の骨組ホ
イール。
【請求項１５】前記ローラは全体として円筒形の外面を
有し、且つ前記ローラに固定されそして前記ロッドの突
出する多角形の開口部を有するさら状のプラスチック端
キャップにより前記ロッドに取付けられていることを特
徴とする特許請求の範囲第（14）項記載の骨組ホイー
ル。
【請求項１６】印刷機の引続く処理ステーション間で片
側にぬれインクのついた印刷シートを支持して搬送する
のに使用される型式の骨組ホイールであって、該ホイー
ルが印刷シートを支持するためのかなりの軸方向幅を有
する全体として円筒形の周囲支持面と、該支持面が360
゜未満延びるように前記ホイールの軸方向幅に延びる開
口部とを有し、開口部の軸方向側部が前記支持面の前縁
及び後縁を構成しており、布ウェブがホイールに取付け
られ且つ前縁と後縁との間で支持面と重なり関係をなし
て延びている骨組ホイールにおいて、前記ホイールに連
結され且つ前記開口部内に配置されていて、前記ウェブ
の少なくとも一方の端部を前記ホイールに取付けるため
の手段を有し、該取付け手段は前記ホイールに対して限
定された軸方向運動のできるように前記ホイールに連結
されており、それにより、前記ウェブの前記端部は前記
ホイールの作動中前記ホイールに対して軸方向に前記取
付け手段と共に動くことができることを特徴とする骨組
ホイール。
【請求項１７】前記取付け手段は、前記開口部の軸方向
幅全体に亘って延びるロッドと、前記開口部の両軸方向
端部に隣接して設けられていて、前記ロッドを前記シリ
ンダに取付けるための手段と、前記ロッドに非回転的に
取付けられたローラと、を有し、該ローラは前記ロッド
の軸方向長さよりも小さな軸方向長さを有し且つ前記ロ
ッドに沿って限定された軸方向運動のできるように前記
ロッドに取付けられていることを特徴とする特許請求の
範囲第（16）項記載の骨組ホイール。
【請求項１８】前記ロッドを前記ホイールに取付けるた
めの前記手段は、軸方向に向いた貫通ボアを備えた一対
の軸方向に間隔をへだてた支持プラケットを有し、前記
ロッドは前記ボアを通って突出していることを特徴とす
る特許請求の範囲第（17）項記載の骨組ホイール。
【請求項１９】前記ボア内での前記ロッドの回転を阻止
するように前記ロッドを前記ボアの各々の中に取外し自
在に固定するための手段を有することを特徴とする特許
請求の範囲第（18）項記載の骨組ホイール。
【請求項２０】前記取外し自在に固定するための手段
は、前記ブラケットの各々にねじ込まれて前記ロッドに
係合するように前記ボア内に突出するボルトから成るこ
とを特徴とする特許請求の範囲第（19）項記載の骨組ホ
イール。