JP2656114B2 - 多室冷暖房装置 - Google Patents
多室冷暖房装置Info
- Publication number
- JP2656114B2 JP2656114B2 JP14902589A JP14902589A JP2656114B2 JP 2656114 B2 JP2656114 B2 JP 2656114B2 JP 14902589 A JP14902589 A JP 14902589A JP 14902589 A JP14902589 A JP 14902589A JP 2656114 B2 JP2656114 B2 JP 2656114B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- auxiliary
- heat exchanger
- refrigerant
- heat
- refrigerant cycle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Other Air-Conditioning Systems (AREA)
- Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は多室冷暖房装置の冷媒サイクルに開するもの
である。
である。
従来の技術 従来熱源側冷媒サイクルと利用側冷媒サイクルに分離
し両者を補助熱交換器で熱交換する多室冷暖房装置の冷
媒サイクルは、特開昭62−238954に示されており第2図
のようになっている。
し両者を補助熱交換器で熱交換する多室冷暖房装置の冷
媒サイクルは、特開昭62−238954に示されており第2図
のようになっている。
図において、11は圧縮機、12は四方弁、13は熱源側熱
交換器、14は冷房用減圧装置、15は暖房用減圧装置、16
は暖房時に冷房用減圧装置14を閉成する逆止弁、17は冷
房時に暖房用減圧装置15を閉成する逆止弁、18は第1補
助熱交換器でこれらを環状に連接し、熱源側冷媒サイク
ルを形成している。19は第2補助熱交換器で第1補助熱
交換器18と熱交換するように一体に形成されている。20
は冷媒量調整タンクで冷房時と暖房時の冷凍量を調整し
ている。21は冷媒搬送装置で冷房時と暖房時で冷媒の流
出方向が反対となる可逆特性をもっており、これらは室
外ユニットfに収納されている。22a,22bは利用側熱交
換器で室内ユニットg,hに収納され接続配管i,i′,j,j′
で室外ユニットfと接続されている。前記第2補助熱交
換器19と冷媒量調整タンク20,冷媒搬送装置21,利用側熱
交換器22a,22bおよび接続配管i,i′,j,j′を環状に連接
し利用側冷媒サイクルを形成している。
交換器、14は冷房用減圧装置、15は暖房用減圧装置、16
は暖房時に冷房用減圧装置14を閉成する逆止弁、17は冷
房時に暖房用減圧装置15を閉成する逆止弁、18は第1補
助熱交換器でこれらを環状に連接し、熱源側冷媒サイク
ルを形成している。19は第2補助熱交換器で第1補助熱
交換器18と熱交換するように一体に形成されている。20
は冷媒量調整タンクで冷房時と暖房時の冷凍量を調整し
ている。21は冷媒搬送装置で冷房時と暖房時で冷媒の流
出方向が反対となる可逆特性をもっており、これらは室
外ユニットfに収納されている。22a,22bは利用側熱交
換器で室内ユニットg,hに収納され接続配管i,i′,j,j′
で室外ユニットfと接続されている。前記第2補助熱交
換器19と冷媒量調整タンク20,冷媒搬送装置21,利用側熱
交換器22a,22bおよび接続配管i,i′,j,j′を環状に連接
し利用側冷媒サイクルを形成している。
以上のように構成された多室冷暖房装置について、そ
の動作を説明する。
の動作を説明する。
冷房運転時は図中実線の冷媒サイクルとなり、熱源側
冷媒サイクルでは、圧縮機11からの高温高圧ガスは四方
弁12を通り熱源側熱交換器13で放熱して凝縮液化し、逆
止弁16を通って冷房用減圧装置14で減圧され第1補助熱
交換器18で蒸発して四方弁12を通り圧縮機12へ循環す
る。この時利用側冷媒サイクルの第2補助熱交換器19と
前記第1補助熱交換器18が熱交換し、利用側冷媒サイク
ル内のガス冷媒が冷却されて液化し、冷媒量調整タンク
20を通って冷媒搬送装置21に送られ、この冷媒搬送装置
21によって接続配管i,jを通って利用側熱交換器22a,22b
へ送られて吸熱蒸発し、ガス化して接続配管i′,j′を
通って第2補助熱交換器19に循環することになる。
冷媒サイクルでは、圧縮機11からの高温高圧ガスは四方
弁12を通り熱源側熱交換器13で放熱して凝縮液化し、逆
止弁16を通って冷房用減圧装置14で減圧され第1補助熱
交換器18で蒸発して四方弁12を通り圧縮機12へ循環す
る。この時利用側冷媒サイクルの第2補助熱交換器19と
前記第1補助熱交換器18が熱交換し、利用側冷媒サイク
ル内のガス冷媒が冷却されて液化し、冷媒量調整タンク
20を通って冷媒搬送装置21に送られ、この冷媒搬送装置
21によって接続配管i,jを通って利用側熱交換器22a,22b
へ送られて吸熱蒸発し、ガス化して接続配管i′,j′を
通って第2補助熱交換器19に循環することになる。
一方、暖房運転時においては、図中破線の冷媒サイク
ルとなり、熱源側冷媒サイクルでは、圧縮機11からの高
温高圧冷媒は四方弁12から第1補助熱交換器18に送ら
れ、放熱して凝縮液化し、逆止弁17から暖房用減圧装置
15で減圧し、熱源側熱交換器13で吸熱蒸発し、四方弁12
を通って圧縮機11へ循環する。この時利用側冷媒サイク
ルの第2補助熱交換器19と前記第1補助熱交換器18が熱
交換し、利用側冷媒サイクル内の液冷媒が加熱されてガ
ス化し、接続配管i′,j′を通って利用側熱交換器22へ
送られ、暖房して放熱液化し接続配管i,jを通って冷媒
搬送装置21へ送られ、冷媒量調整タンク20から第2補助
熱交換器19へ循環する。
ルとなり、熱源側冷媒サイクルでは、圧縮機11からの高
温高圧冷媒は四方弁12から第1補助熱交換器18に送ら
れ、放熱して凝縮液化し、逆止弁17から暖房用減圧装置
15で減圧し、熱源側熱交換器13で吸熱蒸発し、四方弁12
を通って圧縮機11へ循環する。この時利用側冷媒サイク
ルの第2補助熱交換器19と前記第1補助熱交換器18が熱
交換し、利用側冷媒サイクル内の液冷媒が加熱されてガ
ス化し、接続配管i′,j′を通って利用側熱交換器22へ
送られ、暖房して放熱液化し接続配管i,jを通って冷媒
搬送装置21へ送られ、冷媒量調整タンク20から第2補助
熱交換器19へ循環する。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記の構成では、室内ユニットg,hは室
外ユニットfの運転と同一の運転しかできない。例えば
室外ユニットfが冷房の場合室内ユニットg,hも冷房し
かできないことになる。
外ユニットfの運転と同一の運転しかできない。例えば
室外ユニットfが冷房の場合室内ユニットg,hも冷房し
かできないことになる。
従って、中間期等室内負荷によって、冷房運転をする
必要のある室内と暖房運転をする必要のある室内が混在
する場合に、同時に両方の運転ができないため別の冷暖
房装置を設置することになり、装置が複雑となる課題を
有していた。
必要のある室内と暖房運転をする必要のある室内が混在
する場合に、同時に両方の運転ができないため別の冷暖
房装置を設置することになり、装置が複雑となる課題を
有していた。
本発明は上記課題に鑑み、簡単な構成で室外ユニット
が1台で各室内ユニットが冷房運転又は暖房運転の選択
がそれぞれ自由にできる多室冷暖房装置を提供するもの
である。
が1台で各室内ユニットが冷房運転又は暖房運転の選択
がそれぞれ自由にできる多室冷暖房装置を提供するもの
である。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために、本発明の多室冷暖房装置
は、熱源側冷媒サイクルと利用側冷媒サイクルを分離
し、前記熱源側冷媒サイクルと前記利用側冷媒サイクル
の第2補助熱交換器,冷媒搬送装置を備えた室外ユニッ
トと、利用側熱交換器等を備え前記熱源側冷媒サイクル
と同一運転となる主室内ユニットと、前記冷媒貯溜タン
クより補助冷媒搬送装置と第3補助熱交換器を環状に連
接した補助利用側冷媒サイクルと、補助熱源側ユニット
に設けられたこの第3補助熱交換器と一体に形成し熱交
換する第4補助熱交換器と補助圧縮機,補助熱源側減圧
装置,補助四方弁及び補助室内ユニットに設けた補助室
内側熱交換器とを環状に連接してなる補助冷媒サイクル
とを備え前記熱源側ユニットと同一運転及び違う運転を
可能とした補助熱源側ユニットと補助室内ユニットとを
備えたものである。
は、熱源側冷媒サイクルと利用側冷媒サイクルを分離
し、前記熱源側冷媒サイクルと前記利用側冷媒サイクル
の第2補助熱交換器,冷媒搬送装置を備えた室外ユニッ
トと、利用側熱交換器等を備え前記熱源側冷媒サイクル
と同一運転となる主室内ユニットと、前記冷媒貯溜タン
クより補助冷媒搬送装置と第3補助熱交換器を環状に連
接した補助利用側冷媒サイクルと、補助熱源側ユニット
に設けられたこの第3補助熱交換器と一体に形成し熱交
換する第4補助熱交換器と補助圧縮機,補助熱源側減圧
装置,補助四方弁及び補助室内ユニットに設けた補助室
内側熱交換器とを環状に連接してなる補助冷媒サイクル
とを備え前記熱源側ユニットと同一運転及び違う運転を
可能とした補助熱源側ユニットと補助室内ユニットとを
備えたものである。
作用 本発明は上記した構成によって、1つの室外ユニット
に対して各室内ユニットは冷暖房運転の選択ができるこ
ととなる。
に対して各室内ユニットは冷暖房運転の選択ができるこ
ととなる。
実 施 例 以下本発明の一実施例の多室冷暖房装置について、図
面を参照しながら説明する。第1図は本発明の実施例に
おける多室冷暖房装置の冷媒サイクルを示すものであ
る。
面を参照しながら説明する。第1図は本発明の実施例に
おける多室冷暖房装置の冷媒サイクルを示すものであ
る。
図において、11は圧縮機、12は四方弁、13は熱源側熱
交換器、14は冷房用減圧装置、15は暖房用減圧装置、16
は暖房時冷房用減圧装置14を閉成する逆止弁、17は冷房
時暖房用減圧装置15を閉成する逆止弁、18は第1補助交
換器でこれらを環状に連接し、熱源側冷媒サイクルを形
成している。19は第2補助熱交換器で第1補助熱交換器
18と熱交換するように一体に形成されている。20は冷媒
量調整タンクで冷房時と暖房時の冷凍量を調整してい
る。21は冷媒搬送装置で冷房時と暖房時で冷媒の流出方
向が反対となる可逆特性をもっており、これらは室外ユ
ニットfに収納されている。23は利用側熱交換器で主室
内ユニット24に収納され主接続配管25a,25bで室外ユニ
ットfと接続されている。25cは接続配管25bの間に設け
られた冷媒貯溜タンク、26は前記冷媒貯溜タンクに連通
した第3補助熱交換器、27はこの第3補助熱交換器と一
体に形成され熱交換する第4補助熱交換器、28は補助圧
縮機、29は補助四方弁、30は補助熱源側減圧装置、31は
補助熱源側減圧装置30をバイパスする通路を形成する補
助熱源側逆止弁であり、これらは補助熱源側ユニット32
に収納され第1補助接続配管33a,33bにより前記冷媒貯
溜タンク25cに連通している。34は前記第3補助熱交換
器26へ前記冷媒貯溜タンク25cより冷媒を搬送する補助
冷媒搬送装置である。また、35は補助室内側熱交換器、
36は補助室内側減圧装置、37は補助室内側減圧装置36を
バイパスする通路を形成する補助室内側逆止弁でありこ
れらは補助室内ユニット38に収納され、第2補助接続配
管39a,39bによって補助熱源側ユニット32に接続されて
いる。
交換器、14は冷房用減圧装置、15は暖房用減圧装置、16
は暖房時冷房用減圧装置14を閉成する逆止弁、17は冷房
時暖房用減圧装置15を閉成する逆止弁、18は第1補助交
換器でこれらを環状に連接し、熱源側冷媒サイクルを形
成している。19は第2補助熱交換器で第1補助熱交換器
18と熱交換するように一体に形成されている。20は冷媒
量調整タンクで冷房時と暖房時の冷凍量を調整してい
る。21は冷媒搬送装置で冷房時と暖房時で冷媒の流出方
向が反対となる可逆特性をもっており、これらは室外ユ
ニットfに収納されている。23は利用側熱交換器で主室
内ユニット24に収納され主接続配管25a,25bで室外ユニ
ットfと接続されている。25cは接続配管25bの間に設け
られた冷媒貯溜タンク、26は前記冷媒貯溜タンクに連通
した第3補助熱交換器、27はこの第3補助熱交換器と一
体に形成され熱交換する第4補助熱交換器、28は補助圧
縮機、29は補助四方弁、30は補助熱源側減圧装置、31は
補助熱源側減圧装置30をバイパスする通路を形成する補
助熱源側逆止弁であり、これらは補助熱源側ユニット32
に収納され第1補助接続配管33a,33bにより前記冷媒貯
溜タンク25cに連通している。34は前記第3補助熱交換
器26へ前記冷媒貯溜タンク25cより冷媒を搬送する補助
冷媒搬送装置である。また、35は補助室内側熱交換器、
36は補助室内側減圧装置、37は補助室内側減圧装置36を
バイパスする通路を形成する補助室内側逆止弁でありこ
れらは補助室内ユニット38に収納され、第2補助接続配
管39a,39bによって補助熱源側ユニット32に接続されて
いる。
前記第2補助熱交換器19と冷媒量調整タンク20、冷媒
搬送装置21、利用側熱交換器23、冷媒貯溜タンク25cお
よび主接続配管25a,25bを環状に連接し利用側冷媒サイ
クルを形成し、前記第4補助熱交換器27、補助圧縮機2
8、補助四方弁29、補助熱源側減圧装置30及び補助室内
側熱交換器35、補助室内側減圧装置、第2補助接続配管
39a,39bとを環状に連接し補助冷媒サイクルを形成して
いる。また冷媒貯溜タンク25c、補助冷媒搬送装置34、
第3補助熱交換器26及び補助接続配管33a,33bを環状に
連接し補助利用側冷媒サイクルを形成している。
搬送装置21、利用側熱交換器23、冷媒貯溜タンク25cお
よび主接続配管25a,25bを環状に連接し利用側冷媒サイ
クルを形成し、前記第4補助熱交換器27、補助圧縮機2
8、補助四方弁29、補助熱源側減圧装置30及び補助室内
側熱交換器35、補助室内側減圧装置、第2補助接続配管
39a,39bとを環状に連接し補助冷媒サイクルを形成して
いる。また冷媒貯溜タンク25c、補助冷媒搬送装置34、
第3補助熱交換器26及び補助接続配管33a,33bを環状に
連接し補助利用側冷媒サイクルを形成している。
以上のように構成された多室冷暖房装置について、そ
の動作を説明する。
の動作を説明する。
冷房運転時は図中実線の冷媒サイクルとなり、熱源側
冷媒サイクルでは、圧縮機11からの高温高圧ガスは四方
弁12を通り熱源側熱交換器13で放熱して凝縮液化し、逆
止弁16を通って冷房用膨脹弁14で減圧され第1補助熱交
換器18で蒸発して四方弁12を通り圧縮機12へ循環する。
この時利用側冷媒サイクルの第2補助熱交換器19と前記
第1補助熱交換器18が熱交換し、利用側冷媒サイクル内
のガス冷媒が冷却されて液化し、冷媒量調整タンク20を
通って冷媒搬送装置21に送られ、この冷媒搬送装置21に
よって主接続配管25b、冷媒貯溜タンク25cを通って利用
側熱交換器23へ送られて吸熱蒸発し、ガス化して主接続
配管25aを通って第2補助熱交換器19に循環することに
なる。
冷媒サイクルでは、圧縮機11からの高温高圧ガスは四方
弁12を通り熱源側熱交換器13で放熱して凝縮液化し、逆
止弁16を通って冷房用膨脹弁14で減圧され第1補助熱交
換器18で蒸発して四方弁12を通り圧縮機12へ循環する。
この時利用側冷媒サイクルの第2補助熱交換器19と前記
第1補助熱交換器18が熱交換し、利用側冷媒サイクル内
のガス冷媒が冷却されて液化し、冷媒量調整タンク20を
通って冷媒搬送装置21に送られ、この冷媒搬送装置21に
よって主接続配管25b、冷媒貯溜タンク25cを通って利用
側熱交換器23へ送られて吸熱蒸発し、ガス化して主接続
配管25aを通って第2補助熱交換器19に循環することに
なる。
また、冷媒貯溜タンク25cより補助接続配管33bを通っ
て第3補助熱交換器26へも補助冷媒搬送装置34から液冷
媒が流通し、第4補助熱交換器27と熱交換し補助接続配
管33aを通って冷媒貯溜タンク25cへ流通することにな
る。
て第3補助熱交換器26へも補助冷媒搬送装置34から液冷
媒が流通し、第4補助熱交換器27と熱交換し補助接続配
管33aを通って冷媒貯溜タンク25cへ流通することにな
る。
従って補助室内ユニット38が冷房運転している場合に
は、補助冷媒サイクルでは補助圧縮機28からの高温高圧
ガスは補助四方弁29を通り、第4補助熱交換器27で放熱
して凝縮液化し、補助熱源側逆止弁31、補助接続配管39
aを通り、補助室内側減圧装置36で減圧され補助室内側
熱交換器35で吸熱蒸発して冷房し、補助接続配管39b、
補助四方弁29を通って補助圧縮機28へ循環する。また補
助室内ユニット32が暖房運転している場合には、補助圧
縮機28からの高温高圧ガスは補助四方弁29、第2補助接
続配管39bを通って補助室内側熱交換器31へ送られ放熱
液化して暖房し、補助室内側逆止弁37、第2補助接続配
管39aを通って補助減圧装置30で減圧され第4補助熱交
換器27で吸熱蒸発して補助四方弁29を通って補助圧縮機
28へ循環する。
は、補助冷媒サイクルでは補助圧縮機28からの高温高圧
ガスは補助四方弁29を通り、第4補助熱交換器27で放熱
して凝縮液化し、補助熱源側逆止弁31、補助接続配管39
aを通り、補助室内側減圧装置36で減圧され補助室内側
熱交換器35で吸熱蒸発して冷房し、補助接続配管39b、
補助四方弁29を通って補助圧縮機28へ循環する。また補
助室内ユニット32が暖房運転している場合には、補助圧
縮機28からの高温高圧ガスは補助四方弁29、第2補助接
続配管39bを通って補助室内側熱交換器31へ送られ放熱
液化して暖房し、補助室内側逆止弁37、第2補助接続配
管39aを通って補助減圧装置30で減圧され第4補助熱交
換器27で吸熱蒸発して補助四方弁29を通って補助圧縮機
28へ循環する。
一方、暖房運転時においては、図中破線の冷媒サイク
ルとなり、熱源側冷媒サイクルでは、圧縮機11からの高
温高圧冷媒は四方弁12から第1補助熱交換器18に送ら
れ、放熱して凝縮液化し、逆止弁17から暖房用減圧装置
15で減圧し、熱源側熱交換器13で吸熱蒸発し、四方弁12
を通って圧縮機11へ循環する。この時利用側冷媒サイク
ルの第2補助熱交換器19と前記第1補助熱交換器18が熱
交換し、利用側冷媒サイクル内の液冷媒が加熱されてガ
ス化し、接続配管25aを通って利用側熱交換器23へ送ら
れ、暖房して放熱液化し冷媒貯溜タンク25c、接続配管2
5bを通って冷媒搬送装置21へ送られ、冷媒量調整タンク
20から第2補助熱交換器19へ循環する。
ルとなり、熱源側冷媒サイクルでは、圧縮機11からの高
温高圧冷媒は四方弁12から第1補助熱交換器18に送ら
れ、放熱して凝縮液化し、逆止弁17から暖房用減圧装置
15で減圧し、熱源側熱交換器13で吸熱蒸発し、四方弁12
を通って圧縮機11へ循環する。この時利用側冷媒サイク
ルの第2補助熱交換器19と前記第1補助熱交換器18が熱
交換し、利用側冷媒サイクル内の液冷媒が加熱されてガ
ス化し、接続配管25aを通って利用側熱交換器23へ送ら
れ、暖房して放熱液化し冷媒貯溜タンク25c、接続配管2
5bを通って冷媒搬送装置21へ送られ、冷媒量調整タンク
20から第2補助熱交換器19へ循環する。
また冷媒貯溜タンク25cより補助接続配管33bを通って
第3補助熱交換器26へも補助冷媒搬送装置34によって、
液冷媒が流通し、第4補助熱交換器27と熱交換し補助接
続配管33bを通って主接続配管25bへ流通することにな
る。
第3補助熱交換器26へも補助冷媒搬送装置34によって、
液冷媒が流通し、第4補助熱交換器27と熱交換し補助接
続配管33bを通って主接続配管25bへ流通することにな
る。
この時補助室内ユニット38が冷房運転している場合に
は、補助冷媒サイクルでは補助圧縮機28からの高温高圧
ガスは補助四方弁29を通り、第4補助熱交換器27で放熱
して凝縮液化し、補助熱源側逆止弁31、第2補助接続配
管39aを通って補助減圧装置30で減圧され補助室内側熱
交換器35で吸熱蒸発し冷房して補助四方弁29を通って補
助圧縮機28へ循環する。
は、補助冷媒サイクルでは補助圧縮機28からの高温高圧
ガスは補助四方弁29を通り、第4補助熱交換器27で放熱
して凝縮液化し、補助熱源側逆止弁31、第2補助接続配
管39aを通って補助減圧装置30で減圧され補助室内側熱
交換器35で吸熱蒸発し冷房して補助四方弁29を通って補
助圧縮機28へ循環する。
以上のように本実施例によれば熱源側冷媒サイクルと
利用側冷媒サイクルに分離するとともに、利用側冷媒サ
イクルに利用側熱交換器を有する主室内ユニットと、前
記冷媒貯溜タンクより補助冷媒搬送装置と第3補助熱交
換器を環状に、連接した補助冷媒サイクルと、補助熱源
側ユニットに設けられたこの第3補助熱交換器と一体に
形成し熱交換する第4補助熱交換器を設け、この第4補
助熱交換器、補助圧縮機、補助四方弁、補助熱源側減圧
装置及び補助室内ユニットに設けた補助室内側熱交換器
とを環状に連接した補助冷媒サイクルを備えているの
で、熱源側冷媒サイクル及び利用側冷媒サイクルの運転
に関係なく補助冷媒サイクルは、冷房又は暖房運転を行
うことができることになる。
利用側冷媒サイクルに分離するとともに、利用側冷媒サ
イクルに利用側熱交換器を有する主室内ユニットと、前
記冷媒貯溜タンクより補助冷媒搬送装置と第3補助熱交
換器を環状に、連接した補助冷媒サイクルと、補助熱源
側ユニットに設けられたこの第3補助熱交換器と一体に
形成し熱交換する第4補助熱交換器を設け、この第4補
助熱交換器、補助圧縮機、補助四方弁、補助熱源側減圧
装置及び補助室内ユニットに設けた補助室内側熱交換器
とを環状に連接した補助冷媒サイクルを備えているの
で、熱源側冷媒サイクル及び利用側冷媒サイクルの運転
に関係なく補助冷媒サイクルは、冷房又は暖房運転を行
うことができることになる。
従って室外ユニットが1台で各室内ユニットが冷房運
転又は暖房運転の選択がそれぞれ自由にできることにな
る。
転又は暖房運転の選択がそれぞれ自由にできることにな
る。
なお実施例では主室内ユニットと補助室内ユニットを
各1台としているが、それぞれ何台でもよいことは言う
までもない。
各1台としているが、それぞれ何台でもよいことは言う
までもない。
発明の効果 以上のように本発明は、熱源側冷媒サイクルと利用側
冷媒サイクルに分離するとともに、利用側冷媒サイクル
に利用側熱交換器を有する主室内ユニットと、前記冷媒
貯溜タンクより補助冷媒搬送装置と第3補助熱交換器を
環状に連接した補助利用側冷媒サイクルを設け、補助熱
源側ユニットに設けられたこの第3補助熱交換器と一体
に形成し熱交換する第4補助熱交換器を設け、この第4
補助熱交換器、補助圧縮機、補助四方弁、補助熱源側減
圧装置及び補助室内ユニットに設けた補助室内側熱交換
器とを環状に連接した補助冷媒サイクルを備えているの
で、熱源側冷媒サイクル及び利用側冷媒サイクルの運転
に関係なく補助冷媒サイクルは、冷房又は暖房運転を行
うことができることになる。
冷媒サイクルに分離するとともに、利用側冷媒サイクル
に利用側熱交換器を有する主室内ユニットと、前記冷媒
貯溜タンクより補助冷媒搬送装置と第3補助熱交換器を
環状に連接した補助利用側冷媒サイクルを設け、補助熱
源側ユニットに設けられたこの第3補助熱交換器と一体
に形成し熱交換する第4補助熱交換器を設け、この第4
補助熱交換器、補助圧縮機、補助四方弁、補助熱源側減
圧装置及び補助室内ユニットに設けた補助室内側熱交換
器とを環状に連接した補助冷媒サイクルを備えているの
で、熱源側冷媒サイクル及び利用側冷媒サイクルの運転
に関係なく補助冷媒サイクルは、冷房又は暖房運転を行
うことができることになる。
従って室内ユニットが1台で各室内ユニットが冷房運
転又は暖房運転の選択がそれぞれ自由にできることにな
り、中間期等室内負荷によって冷房運転をする必要のあ
る室内と、暖房運転をする必要のある室内が混在する場
合に、室外ユニットが1台の簡単な構成で同時に運転で
きる効果がある。
転又は暖房運転の選択がそれぞれ自由にできることにな
り、中間期等室内負荷によって冷房運転をする必要のあ
る室内と、暖房運転をする必要のある室内が混在する場
合に、室外ユニットが1台の簡単な構成で同時に運転で
きる効果がある。
第1図は本発明の一実施例における多室冷暖房装置の冷
媒サイクル図、第2図は従来の多室冷暖房装置の冷媒サ
イクル図である。 11……熱源側圧縮機、13……熱源側熱交換器、18……第
1補助熱交換器、19……第2補助熱交換器、21……冷媒
搬送装置、23……利用側熱交換器、24……主室内ユニッ
ト、25c……冷媒貯溜タンク、26……第3補助熱交換
器、27……第4補助熱交換器、28……補助圧縮機、29…
…補助四方弁、30……補助熱源側減圧装置、32……補助
熱源側ユニット、34……補助冷媒搬送装置、35……補助
室内側熱交換器、38……補助室内ユニット、f……室外
ユニット。
媒サイクル図、第2図は従来の多室冷暖房装置の冷媒サ
イクル図である。 11……熱源側圧縮機、13……熱源側熱交換器、18……第
1補助熱交換器、19……第2補助熱交換器、21……冷媒
搬送装置、23……利用側熱交換器、24……主室内ユニッ
ト、25c……冷媒貯溜タンク、26……第3補助熱交換
器、27……第4補助熱交換器、28……補助圧縮機、29…
…補助四方弁、30……補助熱源側減圧装置、32……補助
熱源側ユニット、34……補助冷媒搬送装置、35……補助
室内側熱交換器、38……補助室内ユニット、f……室外
ユニット。
Claims (1)
- 【請求項1】熱源側圧縮機,熱源側四方弁,熱源側熱交
換器,熱源側減圧装置および第1補助熱交換器を環状に
連接してなる熱源側冷媒サイクルと、この第1補助熱交
換器と一体に形成し、熱交換する第2補助熱交換器と冷
媒搬送装置と冷媒貯溜タンクおよび利用側熱交換器を環
状に連接した利用側冷媒サイクルと、前記熱源側冷媒サ
イクルと前記利用側冷媒サイクルの第2補助熱交換器,
冷媒搬送装置を備えた室外ユニットと、利用側熱交換器
等を備え前記熱源側冷媒サイクルと同一運転となる主室
内ユニットと、前記冷媒貯溜タンクより補助冷媒搬送装
置と第3補助熱交換器を環状に連接した補助利用側冷媒
サイクルと、補助熱源側ユニットに設けられたこの第3
補助熱交換器と一体に形成し熱交換する第4補助熱交換
器と補助圧縮機,補助熱源側減圧装置,及び補助室内ユ
ニットに設けた補助室内側熱交換器とを環状に連接して
なる補助冷媒サイクルを備え前記熱源側ユニットと同一
運転及び違う運転を可能とした補助熱源側ユニットと補
助室内ユニットとを備えた多室冷暖房装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14902589A JP2656114B2 (ja) | 1989-06-12 | 1989-06-12 | 多室冷暖房装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14902589A JP2656114B2 (ja) | 1989-06-12 | 1989-06-12 | 多室冷暖房装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0313749A JPH0313749A (ja) | 1991-01-22 |
JP2656114B2 true JP2656114B2 (ja) | 1997-09-24 |
Family
ID=15466024
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14902589A Expired - Lifetime JP2656114B2 (ja) | 1989-06-12 | 1989-06-12 | 多室冷暖房装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2656114B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103080668B (zh) * | 2010-09-10 | 2015-05-06 | 三菱电机株式会社 | 空气调节装置 |
JP6344686B2 (ja) * | 2014-05-15 | 2018-06-20 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 冷凍システム |
-
1989
- 1989-06-12 JP JP14902589A patent/JP2656114B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0313749A (ja) | 1991-01-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2656114B2 (ja) | 多室冷暖房装置 | |
JPH05306849A (ja) | 多室冷暖房装置 | |
JP2685269B2 (ja) | 多室冷暖房装置 | |
JP2644870B2 (ja) | 多室冷暖房装置 | |
JP2763579B2 (ja) | 冷暖房装置 | |
JP2713472B2 (ja) | 多室冷暖房装置 | |
JP2644874B2 (ja) | 多室冷暖房装置 | |
JP2651014B2 (ja) | 多室冷暖房装置 | |
JP2730638B2 (ja) | 多室冷暖房装置 | |
JPH0416125Y2 (ja) | ||
JPH037827A (ja) | 多室冷暖房装置 | |
JP2899341B2 (ja) | 多室冷暖房装置 | |
JPH02195134A (ja) | 多室冷暖房装置 | |
JP2863247B2 (ja) | 多室冷暖房装置 | |
JPH03113218A (ja) | 多室冷暖房装置 | |
JP2702784B2 (ja) | 多室冷暖房装置 | |
JP2516919B2 (ja) | 冷暖房装置 | |
JP2730648B2 (ja) | 冷暖房装置 | |
JPH02213627A (ja) | 多室冷暖房装置 | |
JPH05256533A (ja) | 多室冷暖房装置 | |
JP2974180B2 (ja) | 多室冷暖房装置 | |
JPH02213626A (ja) | 多室冷暖房装置 | |
JPH03137435A (ja) | 多室冷暖房装置 | |
JP2800472B2 (ja) | 空気調和装置 | |
JPH0212541Y2 (ja) |