JP2655121B2 - 光エンコーダ - Google Patents

光エンコーダ

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JP2655121B2
JP2655121B2 JP4956595A JP4956595A JP2655121B2 JP 2655121 B2 JP2655121 B2 JP 2655121B2 JP 4956595 A JP4956595 A JP 4956595A JP 4956595 A JP4956595 A JP 4956595A JP 2655121 B2 JP2655121 B2 JP 2655121B2
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encoder
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光ディスクドライブや磁
気ディスクドライブ等のように例えばディスクのドライ
ブを行う際にその半径位置を検出するためのエンコーダ
に係わり、詳細には光学的に半径位置を検出するための
光エンコーダに関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ等の情報処理装置に使用さ
れる磁気ディスクの高速アクセス性と、光ディスクの特
徴とする記憶容量の大きさの双方を兼ね備えた外部記憶
装置が求められており、その研究が急速に進展してい
る。このような次世代の外部記憶装置としては、高速転
送レート、高速ランダムアクセスならびに大容量という
条件を満たし、かつ媒体の保存に優れ、非接触で媒体の
耐久性に優れたものという観点から光記録を使用する光
ディスクが有望となっている。
【0003】光ディスク装置をディスクの内周から外周
に高速でアクセスするには、ディスクの半径位置を正確
に計測し、粗シーク動作でまず目標トラックの±40ト
ラック以内に入れることが重要である。例えばトラック
ピッチを1.2μmとすると、±50μm以内の精度で
アクセスが行われるようにすることになる。
【0004】ディスクの内周から外周までの距離の測定
は、ディスク自体の偏心を考慮したトラック数をカウン
トするものと、インクリメント(増加)型のスケールを
読み出す方法とがある。性能を優先させる設計では、後
者のスケールを用いる方法が採用されている。このよう
な従来のインクリメント型のスケールあるいは光学式の
光エンコーダでは、距離の測定のピッチとして100μ
m程度のものを入手するのは簡単であった。このような
光エンコーダでは、平行光を入射して、透過光をA、B
2相の受光センサで得るようにしている。
【0005】図5は、従来のこのような光エンコーダと
して特開昭64−88314号公報で提案されたものを
示したものである。レーザ等の光ビーム発生源11から
射出された光ビームはコリメータレンズ12に入射され
て平行光となる。この平行光は、前方に配置されたスリ
ット13を部分的に透過し、所定幅の光束となる。この
光束が、リニアエンコーダ14を通過する。リニアエン
コーダ14は、光束の透過部と非透過部の比が同一でピ
ッチの異なる格子が繰り返されている格子トラックが表
面に設けられた長尺状のスケールである。リニアエンコ
ーダ14のこの格子トラックで回折された複数の回折光
は、収束レンズ15に入射する。これら回折光は、多分
割光センサ16上に到達する。多分割光センサ16は、
0次、±1次、±2次、……の各回折光の検出を行うよ
うになっている。
【0006】図6は、この多分割光センサの出力を用い
た位置検出のための回路部分を表わしたものである。±
1次光あるいは±2次光の同次数の正負の回折光が選択
される。一例として、一次光の出力をS+1とS-1とす
る。これら両信号21、22を減算器23に入力して、
回折光の間隔を決定する信号24を得る。この信号24
をサンプルホールド回路25に入力して、値をホールド
してこれをA/D変換器27でディジタルデータ28に
変換するようになっている。
【0007】変換されたディジタルデータ28は照合回
路29に入力される。照合回路29は、記憶回路31と
接続されている。記憶回路31には、リニアエンコーダ
14の各格子のパターンに対応した正負の1次回折光の
間の距離が、対応する位置データと共に予め記憶されて
いる。照合回路29は、これらの各1次回折光間の距離
のデータとA/D変換器27から得られた読み出しの行
われている箇所のディジタルデータ28とを照合し、一
致した各回折光間の距離のデータに対応するスケールの
位置データを出力することになる。
【0008】このようにスケールの位置に応じて回折格
子の間隔を設定しておき、読み出した位置の回折格子の
間隔からスケールの位置を求めるようにした光エンコー
ダは、特開昭62−81528号公報や、特開昭63−
311121号公報にも開示されている。これらの光エ
ンコーダは、それ自体が独立したリニア位置検出を行う
ことができ、あるいはロータリ式の光エンコーダであれ
ば回転位置を検出することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5に
示した光エンコーダでは、予め±1次光や±2次光の回
折光の間隔を求めておき、実際に測定した間隔と比較し
てリニアエンコーダの位置を検出するようにしているの
で、図5に示したように減算器23、サンプルホールド
回路25、A/D変換器27や記憶装置が必須のものと
なる。また、各次数のビーム出力の応答を予め記憶して
おいて、これを照合するための演算装置が必要である。
【0010】更に従来のこのような光エンコーダでは、
多分割光センサ16から得られる相互の出力を基にし
て、リニアエンコーダの位置を50μm以下のピッチで
検出しようとすると、ピッチを小さくしなければならな
い。この結果として、m次回折光の間隔が大きくなりす
ぎ、従来の多分割光センサ16では十分対応することが
できなかった。また、多分割光センサ16自体が高価で
あり、更に±m次回折光の間隔を照合するための記憶回
路の設定についても、専用のIC回路を作成する等の複
雑さがあった。
【0011】そこで本発明の目的は、簡単な装置構成で
リニアエンコーダのピッチの1/4以下といった細かな
移動量を検出可能な光エンコーダを提供することにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、(イ)測定対象に対して往復動自在に配置され、所
定の間隔で光ビームを透過するためのスリットが刻まれ
たリニアエンコーダと、(ロ)このリニアエンコーダの
2つのスリットに対してそれぞれ固定位置から個別に光
ビームを入射させる光ビーム入射手段と、(ハ)これら
の光ビームの±1次回折光の差分をそれぞれ求める差分
演算手段と、(ニ)これら2つの差分演算手段の演算出
力を基にしてリニアエンコーダの移動方向と移動量を判
別する移動判別部とを光エンコーダに具備させる。
【0013】すなわち請求項1記載の発明では、例えば
光ディスクの半径方向に往復動自在にリニアエンコーダ
を配置し、固定位置から2つの光ビームをこの別々のス
リットに入射させる。そして、それぞれの±1次回折光
を光センサ等の手段で検出し、それぞれの差分を差分演
算手段によって演算する。これによって得られたそれぞ
れの光ビームについての演算出力は90度位相がずれた
信号となっているので、これらを移動判別部に入力し、
例えばポインティング・デバイスとしてのマウスの移動
方向および移動量の検出と同様に移動方向と移動量の検
出を行う。
【0014】この光エンコーダでは、位相差を解析して
位置を判別することによって、リニアエンコーダのスリ
ット間隔の1/4倍の細かさで移動量の検出が可能にな
る。
【0015】請求項2記載の発明では、リニアエンコー
ダはガラス基板に金属膜を成膜し、前記した往復動の方
向に所定の間隔でエッチングによって前記スリットを形
成したものであることを特徴としている。これにより、
リニアエンコーダのスリット間隔を細かく設定すること
ができ、移動量の検出ピッチを非常に細かくすることが
可能になる。
【0016】請求項3記載の発明では、光ビーム入射手
段は、収束された光ビームを遮光する遮光板に2つの細
孔を所定の間隔を置いて配置したものであることを特徴
としている。これにより、2つの光ビームを容易に得る
ことがでる。
【0017】請求項4記載の発明では、遮光板の細孔
は、リニアエンコーダのスリットのピッチの0.8倍か
ら1.2倍の直径であることを特徴としている。
【0018】遮光板の細孔の径がスリットのピッチより
も十分大きな場合には、リニアエンコーダを出た1次回
折光の分布は0次回折光の分布と同様となり、前記した
差分演算手段による差分を求めることができなくなる。
しかしながら、遮光板の細孔の径をスリットのピッチの
0.8倍から1.2倍の直径にすると、1次回折光の分
散する角度自体は同一であるもののその光量分布が顕著
に異なるようになり、光ビームの±1次回折光の差分を
差分演算手段によって検出したとき移動方向と移動量の
検出を良好に行えるようになる。
【0019】請求項5記載の発明では、遮光板は、光ビ
ームの進行方向と直交する平面内で回転自在に配置さ
れ、回転角によって細孔を通過する2つの光ビームの間
隔がリニアエンコーダへ到達した箇所でスリットのピッ
チの整数倍に調整可能であることを特徴としている。遮
光板を回転自在に配置することで、細孔の間隔や光学系
の配置を厳密に設定しなくても、2つの光ビームの間隔
をリニアエンコーダへ到達した箇所においてスリットの
ピッチの整数倍に調整することが可能になる。
【0020】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0021】図1は本発明の一実施例における光エンコ
ーダを使用した光ディスク装置の要部を表わしたもので
ある。光ディスク41を構成する面と所定の距離だけ離
れた平行な面内には、1対のレール42、43が配置さ
れており、これらと転接するローラ44〜46によって
移動台47が矢印49方向に移動自在に配置されてい
る。移動台47のほぼ中央位置には対物レンズアクチェ
ータ51が配置されており、対物レンズ52を射出した
光ビーム53を分離式光ヘッド54に導くようになって
いる。また、対物レンズアクチェータ51には細長い平
板状のリニアエンコーダ55の一端が固定されており、
移動台47の移動に伴って矢印49方向に移動するよう
になっている。このリニアエンコーダ55は、図示しな
い部材に固定された光エンコーダ56に設けられたスリ
ット57に往復動自在に挿入されている。
【0022】分離式光ヘッド54は、光ビームを出射す
るレーザダイオード等の光ビーム発生源61を備えてお
り、出射された光ビーム53はコリメータレンズ62で
平行光にされた後、ハーフミラー63をその一部が直進
し、反射ミラー64によって90度偏向された後、対物
レンズ52に入射される。光ディスク41上の情報を読
み取った反射光はこの対物レンズ52から逆方向に進行
して反射ミラー64に到達し、90度偏向された後、ハ
ーフミラー63で反射され、読取素子66に入射して情
報の読み取りが行われることになる。
【0023】ところでこの光ディスク装置では、光ビー
ム発生源61からハーフミラー63に入射される光ビー
ムのうちこれによって反射される本来不要な光ビームを
用いて光ディスク41の半径位置の検出を行うようにな
っている。すなわち、ハーフミラー63によて反射され
90度偏向された光ビーム53Eは光エンコーダ56の
収束レンズ68に入射し、この収束した光ビームを回折
させリニアエンコーダ55に照射して光センサ69によ
って検出することで、次に説明するように半径位置の検
出が行われる。
【0024】図2は、本実施例の光エンコーダによる光
ディスクの半径位置の検出原理を説明するためのもので
ある。光エンコーダ56の収束レンズ68に入射した光
ビーム53Eは、反射ミラー71によってリニアエンコ
ーダ55の方向に反射される。リニアエンコーダ55は
細長い平板状の細長いガラス板にクロム等の金属膜を成
膜して所定のピッチPで平行なスリットをエッチングで
形成したもので、これらのスリットに入射した波長λの
光ビーム53Eの回折光を光センサ69に照射させるよ
うになっている。
【0025】一般に、±m次光の回折角θは次の(1)
式で表わすことができる。 θm =sin -1(mλ/P) ……(1) 本実施例ではビーム光軸に対して±1次光の回折光のみ
を検出し、90度位相がずれたエンコード出力を得るよ
うにしている。
【0026】すなわち、リニアエンコーダ55の隣接し
た2つのスリットを通過したそれぞれ±1次光の回折光
は、光センサ69の4つのセンサエレメント69A〜6
9Dのいずれかに到達する。このうち一方の1対のセン
サエレメント69A、96Bの出力は第1のオペアンプ
73に入力されて差分がとられ、A相の検出信号74が
得られる。他方の1対のセンサエレメント69C、96
Dの出力は第2のオペアンプ75に入力されて同様に差
分がとられ、B相の検出信号76が得られる。これらの
検出信号74、76は移動判別部77に入力され、後に
説明するようにリニアエンコーダ55の移動量と移動方
向が求められることになる。
【0027】そこで、本実施例の光エンコーダではリニ
アエンコーダ55の2つのスリットに光ビーム53Eを
選択的に入射させるために、反射ミラー71とリニアエ
ンコーダ55の間に通過する光ビームの間隔を調整する
ためのビーム間隔調整装置78を回動自在に配置してい
る。
【0028】図3は、このビーム間隔調整装置を中心と
した光エンコーダの要部を表わしたものである。反射ミ
ラー71とリニアエンコーダ55の間には、ビーム間隔
調整装置78が配置されている。ビーム間隔調整装置7
8は、回動自在に配置された遮光板としての円板78A
と、これを回動させるためのレバー78Bから構成され
ている。円板78Aには、リニアエンコーダ55のピッ
チPよりもやや広い間隔で2つの細孔81、82が開け
られている。調整者がレバー78Bを適宜回転させて、
これらの細穴81、82を結ぶ直線が水平方向とのなす
角度を変化させることによって細孔81、82の水平方
向における長さをピッチPと光学的に等しく調整するこ
とができる。ここで光学的にとは、光ビームが平行光以
外の場合(本実施例の場合には収束光)に、細孔81、
82を通過した2つの光ビームの間隔が距離と共に変わ
ることを配慮したものである。
【0029】なお、細孔81、82の直径をRとする
と、前記したピッチPとの関係は、前記したように次の
(2)式で示される範囲となることが好ましい。 0.8R<P<1.2R ……(2)
【0030】図4は、図2に示した2つのオペアンプか
ら出力される信号波形を表わしたものである。図4
(a)はA相の検出信号74を示し、同図(b)はB相
の検出信号76を示している。このように両信号74、
76は90度だけ位相がずれるので、立ち上がりあるい
は立ち下がりの順序によって、図1に示した移動台47
の移動方向を検出することができる。また、両信号7
4、76の信号パルスの数を計数することによって移動
量を粗いステップで求めることができる他、これらの信
号74、76がH(ハイ)レベルとなっているかL(ロ
ー)レベルとなっているかの組み合わせが1周期に4通
り存在するので、これを判別することでリニアエンコー
ダ55のピッチPの4分の1のピッチ精度で微細な移動
量を検出することもできる。このような測定は、論理回
路やカウンタを用いて簡単に構成することができる。
【0031】なお、実施例では細孔81、82の水平方
向における長さを光学的にピッチPと等しくなるように
レバー78Bを用いて調整したが、一般には3倍以上の
整数倍に調整することも可能である。
【0032】また実施例ではガラス基板にクロム等の金
属膜を成膜したスリットの1次回折光を使用したが、他
の方法で作成したスリットを使用してもよい。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、測定対象に対してリニアエンコーダを往復動
自在に配置し、固定位置から2つの光ビームをこの別々
のスリットに入射させ、それぞれの±1次回折光を光セ
ンサ等の手段で検出し、これらの差分を差分演算手段に
よって演算した結果を用いてリニアエンコーダの移動方
向と移動量の検出を行うようにした。差分演算手段の演
算出力は90度位相がずれた信号となっているので、こ
れにより、移動方向を求めることができ、また、2つの
演算出力を比較することにより、リニアエンコーダのス
リット間隔の1/4倍の細かさで移動量の検出が可能に
なる。
【0034】また、請求項2記載の発明では、リニアエ
ンコーダはガラス基板に金属膜を成膜し、所定の間隔で
エッチングによってスリットを形成したので、リニアエ
ンコーダのスリット間隔を細かく設定することができ、
移動量の検出ピッチを非常に細かくすることが可能にな
る。
【0035】更に、請求項3記載の発明では、光ビーム
入射手段は、収束された光ビームを遮光する遮光板に2
つの細孔を所定の間隔を置いて配置したので、2つの光
ビームを容易に得ることがでる。
【0036】また、請求項4記載の発明では、遮光板の
細孔は、リニアエンコーダのスリットのピッチの0.8
倍から1.2倍の直径のものにしたので、1次回折光の
差分を差分演算手段によって検出したとき移動方向と移
動量の検出を良好に行えるようになる。
【0037】更に、請求項5記載の発明で遮光板は、光
ビームの進行方向と直交する平面内で回転自在に配置し
たので、細孔の間隔や光学系の配置を厳密に設定しなく
ても、2つの光ビームの間隔をリニアエンコーダへ到達
した箇所においてスリットのピッチの整数倍に調整する
ことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における光エンコーダを使用
した光ディスク装置の要部を表わした概略構成図であ
る。
【図2】本実施例の光エンコーダによる光ディスクの半
径位置の検出原理を示した原理図である。
【図3】ビーム間隔調整装置を中心とした本実施例の光
エンコーダの要部を表わした斜視図である。
【図4】図2に示した2つのオペアンプから出力される
信号波形を表わした波形図である。
【図5】従来提案された光エンコーダの一例を示す斜視
図である。
【図6】図5に示した多分割光センサの出力を用いた位
置検出のための回路部分を表わしたブロック図である。
【符号の説明】
41 光ディスク 42、43 レール 47 移動台 51 対物レンズアクチェータ 52 対物レンズ 53 光ビーム 54 分離式光ヘッド 55 リニアエンコーダ 56 光エンコーダ 63 ハーフミラー 68 収束レンズ 69 光センサ 69A〜69D センサエレメント 73 第1のオペアンプ 74 A相の検出信号 75 第2のオペアンプ 76 B相の検出信号 77 移動判別部 78 ビーム間隔調整装置 81、82 細孔

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定対象に対して往復動自在に配置さ
    れ、所定の間隔で光ビームを透過するためのスリットが
    刻まれたリニアエンコーダと、 このリニアエンコーダの2つのスリットに対してそれぞ
    れ固定位置から個別に光ビームを入射させる光ビーム入
    射手段と、 これらの光ビームの±1次回折光の差分をそれぞれ求め
    る差分演算手段と、 これら2つの差分演算手段の演算出力を基にして前記リ
    ニアエンコーダの移動方向と移動量を判別する移動判別
    部とを具備することを特徴とする光エンコーダ。
  2. 【請求項2】 前記リニアエンコーダはガラス基板に金
    属膜を成膜し、前記往復動の方向に所定の間隔でエッチ
    ングによって前記スリットを形成したものであることを
    特徴とする請求項1記載の光エンコーダ。
  3. 【請求項3】 前記光ビーム入射手段は、収束された光
    ビームを遮光する遮光板に2つの細孔を所定の間隔を置
    いて配置したものであることを特徴とする請求項1記載
    の光エンコーダ。
  4. 【請求項4】 前記細孔は、前記リニアエンコーダのス
    リットのピッチの0.8倍から1.2倍の直径であるこ
    とを特徴とする請求項3記載の光エンコーダ。
  5. 【請求項5】 前記遮光板は、光ビームの進行方向と直
    交する平面内で回転自在に配置され、回転角によって細
    孔を通過する2つの光ビームの間隔が前記リニアエンコ
    ーダへ到達した箇所で前記スリットのピッチの整数倍に
    調整可能であることを特徴とする請求項3記載の光エン
    コーダ。
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