JP2007287297A - ニアフィールド領域内の対象物の表面構造を測定する方法と装置 - Google Patents

ニアフィールド領域内の対象物の表面構造を測定する方法と装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ニアフィールド領域に存在する対象物の表面構造の測定方法を提供する。
【解決手段】光源は少なくとも第1の光ビームおよび第2の光ビームを生成し、第1の光ビームおよび第2の光ビームは対象物の表面と接するようにSILへ入力されるように誘導される。この方法は、例えば、第1および第2の光ビームに相当する2点における、SILと光ディスク間の2つの距離を測定するために、第1および第2の光ビームの反射光の強度が使用されるニアフィールド光ディスクストレージシステムにおいて使用されうる。ディスクとSIL間の傾斜角または平均距離、またはディスク表面のラフネスのような表面構造は、上述の位置および距離を分析することによって得られる。第1および第2の光ビームは、例えば、回折技術または複数のビームを発するシングルレーザダイオードによって、生成される。
【選択図】図7

Description

本発明はニアフィールド測定技術に関する。本発明は特に、例えば光ディスクの傾きを測定する技術のような、ニアフィールド領域内に存在する対象物の表面構造を測定する技術に関する。
光ディスクはデジタルデータの保存用記録媒体として広く使われている。図1は従来のファーフィールド光ディスクに対する読み取り機構の概要図である。図1を参照すると、光ピックアップヘッド内では、対物レンズ104によって収束光ビーム108を生成するために、レーザー光ビーム106が使用される。そして収束光ビーム108の焦点は光ディスク100の記録媒体層102に合わせられる。焦点角度θは比較的小さく、また、光ディスクの種々の規格に相当する開口数(NA)は小さく、焦点の面積は比較的大きい。このため、ファーフィールド光ディスクの記録密度はこれ以上改善されることができない。
そして、従来技術として、例えばUSPatents No.6,845,066 and No.6,717,896が、ニアフィールド光ディスクの動作機構を更に提供している。図2は従来のニアフィールド光ディスクに対する読み取り機構の概念図である。図2を参照すると、ニアフィールドディスクシステム126においては、ソリッドイマージョンレンズ(SIL)122が光ディスク120の記録層から距離Dの位置に配置される(距離Dはニアフィールド動作モードにおけるエアギャップとも呼ばれる)。このエアギャップが一定の範囲まで短縮されると、ニアフィールド動作モードによるディスクへのアクセスが可能になる。レーザー光ビーム128の焦点は、対物レンズ124によって、SIL122の発光表面上の光点に合わせられる。nがSILの屈折率、かつ、θが入射角のとき、開口数はNA=n・sin(θ)として定義される。このため、NA>1の部分、例えば斜線部分によって示されるNA>1のレーザー光ビーム130は、全反射する光ビームの一部に属する。距離Dがニアフィールド領域内に入るほど十分に短いとき、NA>1の光ビームの一部は光ディスク120に到達する。この動作の過程について、下記に更に説明する。図3はニアフィールド領域におけるエバネッセント波現象の概念図である。図3を参照すると、光ビーム132が臨界入射角θcより小さい入射角θでn>1の媒体からn=1の媒体(例:空気)に入るとき、光ビーム132の一部はn=1の媒体に侵入しその他の部分は反射される。光ビーム134の入射角θが臨界入射角θcと等しいとき、光ビーム134は媒体の表面上を進む。光ビーム136の入射角θrが臨界入射角θcより大きいとき、光ビーム136は完全に反射され、これは全反射と呼ばれる。しかし、図2の距離Dが深さとして設定されたとき、エバネッセント波138は境界面においてn=1の媒体に侵入し、エバネッセント波のエネルギーは深さが増大するにつれて指数級数的に減少する。図2の距離Dがエバネッセント波のエネルギーが減少するニアフィールド領域にまで短縮されたとき、エバネッセント波により、NA>1の光ビームが光ディスクに到達し始める。
エバネッセント波により、SIL122内のNA>1の光ビームは光ディスク120に到達し、SIL122からの全反射光の強度は距離Dが拡大するにつれて増大する。図4は、NA>1の光ビームの全反射光の強度と図2に示す距離Dの間の関係を示す概念図である。図4を参照すると、距離Dが0のとき、NA>1の光ビームは全て光ディスクに到達し、全反射光の強度は実質0である。更に、距離Dがニアフィールド領域から遠く離れる範囲まで拡大されたとき、通常の全反射が発生し、光ビームは光ディスク120に到達しない。距離Dがニアフィールド領域の限界より小さいとき、全反射光の強度と距離Dとの間には一定の関係が成り立つ。このように、SIL122と光ディスク120の間のエアギャップDは、全反射光の強度によってコントロールされる。
しかし、ニアフィールド動作領域内のエアギャップDは非常に小さいため、光ディスクが回転時に傾斜していた場合、光ディスクはSIL122と接触し、光ディスクが損傷する結果となりやすい。このため、光ディスクへの損傷を回避するための更なる制御を行うためにどのように光ディスクの傾斜角度を容易かつ効率的に測定するかという問題が、解決される必要がある。エアギャップDが短いほど、この問題は一層解決される必要がある。
本発明は、例えば光ディスクの傾斜角度の測定のような、ニアフィールド領域内に存在する対象物の表面構造を測定する方法と装置を提供する。本発明が提供する方法と装置は、光ディスクへの損傷を回避することを目的に使用する主要なパラメータの1つとして光ディスクの傾斜角度を容易に測定する光ピックアップヘッドへの使用に適している。
本発明はSILと対象物の表面間のエアギャップがニアフィールド動作モードの領域内にある場合における、ニアフィールド領域に存在する対象物の表面構造を測定する方法を提供する。この方法は少なくとも第1の光ビームおよび第2の光ビームを生成する光源部を提供するステップと、対象物の一表面と接するように第1および第2の光ビームを誘導してSILに入力させるステップとを備える。そして、少なくとも、第1の光ビームおよび第2の光ビームが対象物に隣接するSILの表面で反射されることによって生成される第1の反射光および第2の反射光の強度を測定する、測定ステップが実行される。このとき、対象物に隣接するSILの表面上における第1の光ビームおよび第2の光ビームは一定の横方向の距離間隔にある。そして、第1および第2の反射光の強度に基づいてSILから対象物の表面への第1の光ビームおよび第2の光ビームそれぞれの2つのエアギャップ間のエアギャップ差を計算する、分析ステップが実行される。そして、横方向の距離およびエアギャップの差に基づいて、SILに対する傾斜角度または平均距離、またはディスク表面のラフネスなどの、対象物の表面の表面構造を分析する。この対象物は光ストレージシステムの光ディスクでもよい。
本発明の好ましい実施形態によると、ニアフィールド領域に存在する対象物の表面構造を測定する上記方法における第1の光ビームおよび第2の光ビームはそれぞれ、対象物の表面の放射状方向または接線方向に分配される。
本発明の一実施形態によると、ニアフィールド領域に存在する対象物の表面構造の測定する上記方法における光源部は、回折部によって0次光ビームと、+1次光ビームと、−1次光ビームとを備える1次元の回折パターンを生成する。そして、この中の2つのビームが第1の光ビームおよび第2の光ビームとして使用される。
本発明の一実施形態によると、ニアフィールド領域に存在する対象物の表面構造の測定する上記方法における光源部は、回折部によって2次元の回折パターンを生成する。2次元の回折パターンは0次光と、対象物表面の放射方向および接線方向にそれぞれ分配される、2組の+1次光ビームおよび−1次光ビームのペアとを備える。そして、放射方向と接線方向のうちの1つに分配された2つの光ビームが第1の光ビームおよび第2の光ビームとして使用される。
本発明の一実施形態によると、ニアフィールド領域に存在する対象物の表面構造の測定する上記方法において、放射方向と接線方向のうちの他のもう1つの方向に分配された2つの光ビームが、第1の光ビームおよび第2の光ビームとして使用される。
本発明の一実施形態によると、ニアフィールド領域に存在する対象物の表面構造の測定する上記方法における光源部は、複数の光ビームを発するシングルレーザダイオードによって少なくとも第1の光ビームおよび第2の光ビームを生成する。
本発明の一実施形態によると、ニアフィールド領域に存在する対象物の表面構造の測定する上記方法における測定処理の間、第1の反射光および第2の反射光の強度は複数の光センサによって測定される。
本発明の一実施形態によると、ニアフィールド領域に存在する対象物の表面構造の測定する上記方法における測定処理の間、第1の反射光および第2の反射光それぞれの強度を測定するために、複数のセンサは一定距離の間隔で配置される。
本発明の一実施形態によると、ニアフィールド領域に存在する対象物の表面構造の測定する上記方法における測定処理の間、第1の反射光および第2の反射光の強度と、それぞれのSILと対象物表面間のエアギャップとの間に、特定の関係が成り立つ。
本発明の一実施形態によると、ニアフィールド領域に存在する対象物の表面構造の測定する上記方法における測定処理の間、第1の反射光および第2の反射光の強度は、第1の光ビームと第2の光ビームが対象物に隣接するSILの表面で全反射されることによって生成される全反射光ビームの一部に属する。
本発明の一実施形態によると、ニアフィールド領域に存在する対象物の表面構造の測定する上記方法における第1の光ビームおよび第2の光ビームを誘導するステップは、第1の光ビームおよび第2の光ビームの焦点を対象物に隣接するSILの平面状表面に合わせるために、対物レンズを使用する。
本発明は更に、SILと対象物の表面との間のエアギャップがニアフィールド動作モード領域内にある光ディスクアクセスシステムに対して適用されうる、ニアフィールド領域内に存在する対象物の表面構造を測定する装置を提供する。この装置は、少なくとも第1の光ビームおよび第2の光ビームを生成する光源部を備える。この装置は更に、第1の光ビームおよび第2の光ビームを誘導して対象物の表面と接するようにSILに入力させる、光路誘導部を備える。この装置は更に、第1の光ビームおよび第2の光ビームが対象物に隣接するSILの表面で反射されたことにより生成される第1の反射光および第2の反射光の強度を測定する、光路誘導部に接続された測定部を備える。対象物に隣接するSILの表面において、第1の光ビームと第2の光ビームは一定の横方向の距離間隔にある。更に、測定部によって第1の反射光および第2の反射光の強度が測定され、SILから対象物の表面への第1の光ビームおよび第2の光ビームのエアギャップ間におけるエアギャップの差が得られる。更に、横方向の距離間隔およびエアギャップの差に基づいて、例えばSILに対する傾斜角度または平均距離、または対象物の表面のラフネスのような表面構造が計算される。この対象物はディスクアクセスシステムの光ディスクでもよい。
本発明の一実施形態によれば、上述の装置は上記方法を実装するために複数の要素を使用する。
本発明の、上記および他の目的と、機能と、利益とに関する理解を容易にするために、好ましい実施形態を添付の図と共に下記に詳細に示す。
本発明がニアフィールド動作モードで光ディスクから読み取る光ピックアップヘッドに適用されると、光ピックアップヘッドに対する光ディスクの傾斜角度および光ディスクの平均距離が測定される。光ディスクの回転中にSILが光ピックアップヘッドに接触して光ディスクが損傷することを回避するために、傾斜角度および平均距離の情報を参照して、光ディスクの傾斜およびSILのエアギャップがコントロールされる。本発明は一般的な光ピックアップヘッドに対して適用可能であり、ハードウェアに大きな変更を加えることなく実装されうる。実際には、本発明は光ピックアップヘッドに対する光ディスクの傾斜角度および光ディスクの平均距離の測定のみに限定されず、表面の傾斜またはラフネスなどの、ニアフィールド領域に存在する対象物の表面構造の測定にも使用できる。本発明の技術は、いくつかの光ディスクの実施形態を例として用いて下記に説明されるが、本発明は提供される実施形態に限定されない。
図5は本発明の一実施形態による、ニアフィールド光ディスクの傾斜角度を測定する装置の構造を示す概要図である。図5を参照すると、例えばディスク読み/書きシステムにおいては、ニアフィールドで動作するディスク150はスピンドル151によって回転される。ディスク150は複数のシグナルトラックを有する。光ピックアップヘッドの位置は一般的に2方向、例えばシグナルトラックに対して接線方向であるトラック方向とシグナルトラックに対して垂直である放射方向とによって定義される。本発明の装置はレーザー光源152および回折部156から成る光源部を備える。回折部156は回折現象によってレーザー光源152が発する光の回折パターンを生成する。回折パターンは、例えば、少なくとも0次光ビーム、+1次光ビーム、および−1次光ビームとを備える。更に、回折部156によって生成される回折パターンは、1次元回折パターンと2次元回折パターンのどちらでもよい。2次元回折パターンは、例えば、0次光ビームのほかに2組の+1次光ビームと−1次光ビームとのペアを備える。このように使用可能な光ビームが増加され、より多くの方向に対する傾斜角度の測定が可能になる。詳細な機構は下記に説明する。
回折部156によって生成される複数の光ビームは、ニアフィールドモードのディスク150に対するデータの読み/書きを行うために、光路154に沿ってディスク150に進む。光路154には、例えば、レンズ158、分光器160、反射板163、対物レンズ164、およびSIL166のような、複数の光学部品が配置されてもよい。さらに、SIL166によって反射された光ビームは光路162に沿って分光器160に戻り、光路168へと誘導される。反射光ビームはすべて、検知と分析とを行うために、レンズ170によって測定部172に誘導される。換言すると、光路154、162、および168に存在する種々の光学部品は複数の光ビームが進む光路を誘導する、光路誘導部を形成する。
図5は本発明による装置の構造の一実施形態である。ニアフィールド効果により、SIL166によって反射され、かつ、NA>1に属する部分は全反射光の一部であり、その偏光状態は部分的に変化している。このように、分光器160は、例えば、測定ユニット172によって測定および分析するためにNA>1の範囲内で偏光状態が変化した部分を分離できる偏光分光器160でもよい。これは本発明の一実施形態でしかない。反射光がNA<1の一部を備えるとき、反射光が2つ部分を備えることから反射光の強度の分布は比較的複雑になる。しかし、それでも図4に示すエアギャップと反射光の強度の間に成り立つ関係に基づいて、エアギャップは分析および決定できる。
次に、本発明の測定機構について説明する。図6は、本発明における、複数の光ビームを生成する機構を示す。図6を参照して、レーザー光源152および回折部156を例として使用するが、図6は本発明の唯一の方法ではない。回折部156の効果による1次元回折パターンの生成を、説明目的の例として使用する。例えば、0次光レーザー174、+1次光ビーム176、および−1次光ビーム178は、回折部156の回折によって生成される。これらの光ビームは互いに一定の間隔をとって同じ光路を進む。複数の光ビーム174、176、および178の焦点はそれぞれ、対物レンズ157により、SIL166の発光表面174a、176a、178aに合わせられる。これら3つの焦点の位置は、実質、同一方向に分布されている。例えば、図5のディスク150のトラック方向または放射方向に分布されるのが望ましい。
図7は、本発明による、複数の光ビームを使用して光ディスクの傾斜角度を測定する機構を示す。図7を参照すると、例えばディスク180は3つの光ビーム184、186、および188の分布方向に対するSIL182の平面に対して、傾斜角度θtをなす。一定間隔で分布された3つの光ビーム184、186、および188のうちの2つ、例えば光ビーム186および光ビーム188が最大の距離lの間隔をとるとき、より正確な測定が可能になる。測定の精度を高める必要があるときは、統計の手法を用いて、複数の距離を測定して、例えばその平均値を得るために複数の測定値が分析される。更に、図4が示す性質によって、SIL182からディスク180への光ビーム186および光ビーム188の位置におけるエアギャップがそれぞれ測定され、それによってエアギャップの差が得られる。傾斜角度θtは、エアギャップの差と距離lとを使って斜面を計算した後に算出される。更に、SIL182からディスク180への平均距離は、例えば、SIL182からディスク180への光ビーム184のエアギャップとして定義される。このように、光ビーム184が光ビーム186および188の中間にあるとき、光ビーム186および188の2つのエアギャップの平均が、ディスク180とSIL182の間の平均距離とされる。光ビーム184が光ビーム186および188の中間にないとき、光ビーム184のエアギャップは、光ビーム186と188の間における比例関係を分析することによって導き出せる。さらに、光ビーム184、186、および188の3つの焦点位置における測定データを分析することによって、好ましい正確さを得ることができる。このとき、デザインに応じて種々の分析方法が適用されうる。ディスク表面のラフネスについては、光ビームの各点において計算されたエアギャップをピクセルとして扱う。例えば、エアギャップは光ビーム184、186、および188についてそれぞれ計算され、ディスク表面の1次元プロファイル分布を表現するために使用される。光ビームのサンプルデータ測定ポイントが増えれば表面プロファイルの測定範囲が広がり、光ビーム間の横方向への距離が縮小され、結果としてより高い横方向の解像度の表面プロファイルとなる。横方向の解像度の限界は、光ビームが対象物に隣接するSILの表面に焦点を合わせたときの、光点のサイズである。当然のことながら、図4の性質は、例えば測定部172に保存された分析用の参照データによって、前もって得ることができる。反射光の強度の検知の他に、測定部172は更に傾斜角度θtまたは平均距離を分析および計算する分析部を備える。この分析部は、測定部172内に設置されたマイクロプロセッシングユニットまたは測定部172外に設置されたコンピュータのようなマイクロプロセッシングユニットでもよい。実際の要件に応じて、測定部172のバリエーションまたは他の配置方法を用いてもよい。さらに、測定部172は必要であれば、ディスクの傾斜角度および平均エアギャップを制御するために、計算された傾斜角度θtまたは平均距離を出力する。これは本発明のデザインによる光ディスクドライブの有用なデザインであり、これに関するこれ以上の詳細についてここでは説明しない。
図5の装置では、測定部172はいくつかの光センサを使用して反射光ビームの光の強度を検知する。図8Aは、測定部172内の光センサのデザインの概要図である。図8Aを参照すると、光センサ190の構造は、例えば、2つの光センサ190aおよび190bからなる。2つの光センサ190aおよび190bは、実質的に、互いに隣接する形で設置される。図7の方法のデザインによると、光ビーム188の反射光ビーム194は強度Aで光センサ190aに入力し、光ビーム194の強度は光センサ190aによって検知される。同様に、光ビーム186の反射光ビーム196は強度Bで光センサ190bに入力し、反射光196の強度は光センサ190bによって検知される。測定するために選択されるレーザー光は、例えば、+1次光ビーム186および−1次光ビーム188である。そして、光センサ190aおよび190bは、0次光ビーム184の反射光ビーム192が190aと190bの両方の光センサによって検知され、かつ、2つの光センサに等しく分配されるように、実質的に互いに隣接した形で配置される。ディスクとSIL182間の平均距離は、0次光ビーム184を測定することによって、または、SIL182からディスク180への+1次光ビーム186および−1次光ビーム188のエアギャップの平均値を分析することによって、測定されうる。
更に、ディスクの傾斜の測定のみを考慮するときは、光ビーム184、186、および188のうちの2つを使って測定されうる。当然のことながら、距離lが長くなるほど、測定の精度は高まる。更に、図8Aのデザインは唯一のものではない。図8Bは、測定部172内の光センサのもう1つのデザインの概要図である。図8Bを参照すると、光センサ200の構造は、例えば、2つの光センサ204および206と、更に追加されうる光センサ202とから成り、センサ202は0次光ビーム184の反射光に対して設置され、センサ206は+1次元光ビーム186の反射光に対して設置され、センサ204は−1次元光ビーム188の反射光に対して設置される。このように、2つの光センサは一定距離の間隔で配置され、対応する反射光の強度の測定には1つのセンサのみが使用される。2つの光ビーム186および188を例として説明すると、センサ204は反射光の強度Aを検知し、センサ206は反射光の強度Bを検知する。そして、これら2つの光の強度を分析することによって2つのエアギャップが得られる。当然のことながら、上述の通り、ディスクの傾斜の測定にはセンサ204および202、または、センサ206および202も使用されうる。代わりに、例えば、ディスク180とSIL182間の平均距離の測定にセンサ204および206を使用できる。すなわち、ディスク180とSIL182間のエアギャップをそれぞれ測定してから、平均が算出される。
更に、回折部が2次元回折素子であるとき、同様の測定方法によって、図6および7の性質に基づいて、図5の回折部156を2方向に対する測定に使用することができる。
図9Aは、測定部172の光センサの2次元のデザインの概要を示す。図9Aを参照すると、光センサ208の2次元の構造は、例えば、4つの隣接する光センサ210、212、214、および216からなる。このとき、光センサ210および214は測定方向220に対する反射光の強度BよびDを検知する。光センサ216および218は、測定方向218に対する反射光の強度AおよびCを検知する。このとき、0次元光ビームは4つの隣接する光センサ210、212、214、および216によって同時に検知されてもよい。2つの測定方向218および220に対するディスクの傾斜角度は、反射光の強度AからDを分析することによって導き出すことができる。しかし、同時に0次の光ビームも光センサ210、212、214、および216によって受信されるため、エラーが発生する可能性がある。図8Bと同様に、図9Aのデザインでは複数の光センサがそれぞれの光を検知する。
図9Bは、測定部172内の光センサのもう1つの2次元のデザインの概要図である。図9Bを参照すると、2次元の光センサ構造222では、2組の+1次光ビームおよび−1次光ビームのペアの反射光の強度A、B、C、およびDのみを検知するために、光センサ210、212、214、および216が別々に設置される。光センサ224は、0次元光ビームの反射光の強度Eのみを検知する。このとき、A−Eのうちの2つを分析することによって、2点を結ぶ方向における光ビームの分配に基づいて測定方向に対するディスクの傾斜角度が得られる。Eに相当するSILの光ビームが4つの光ビームA、B、C、およびDの中間に位置するとき、AおよびC、またはCおよびDのエアギャップを分析して平均値を得ることによって、平均距離が得られる。ディスク表面のラフネスは、上述の1次元表面プロファイルを拡大させた考えである。このとき、SILに相当するAからEの光ビームのエアギャップがそれぞれ分析され、ディスク表面のプロファイルの2次元分布の配列が表現される。
更に、2次元回折パターンは2方向に対するディスクの傾斜角度の測定に使用できる複数の光ビームを同時に生成することができる。しかし、デザインに関する広範な見地からすると、光源部が複数の光ビームを生成する限り、その中の少なくとも2つの光ビームを使用して2つの光ビームの分布方向に対する傾斜角度を測定できる。
換言すると、レーザー光源152と回折部156とから成る図5の光源部は、他の手法によっても構築できる。レーザダイオードの最新技術によって、2つ以上の光ビームが同時に生成されうる。複数の光ビームを生成するシングルレーザダイオードも図5の光源デザインに使用して、本発明に適用可能である。図10は、本発明における複数の光ビームの生成と測定のもう1つの機構の概要図である。図10を参照すると、複数の光ビームを生成するシングルレーザダイオード300が、例えば、2つの光ビーム300aおよび300bを生成するために使用される。シングルレーザダイオード300の2つの光ビーム300aおよび300bはコリメータ302と光路誘導部によって対物レンズ304に誘導されうる。そして、2つの光ビームはSIL306上の2点に焦点を合わせる。そして、図7の機構および図8A−8Bの配置によって、1方向に対するディスクの傾斜角度が測定されうる。特に、ディスクの平面性が不良でありかつ1つのトラックに対して放射方向に傾斜しているとき、傾斜角度が過大となる範囲においてディスクがSILに接触する可能性がある。このため、この問題は特に監視と制御を要する。
このように、本発明は、SILによるディスク表面への損傷を回避することを目的としたディスクまたはSILの制御を容易にする、ディスクのSILに対する傾斜角度を測定する方法を提供する。本発明は、ディスクのSILに対する傾斜角度を効果的に制御するために、傾斜角度を測定する光学ドライブに対して、光ピックアップヘッドとともに適用されうる。一般的に、本発明で使用される光源については、複数の光ビームを生成しうるいかなる光源も適用可能である。
更に、本発明と同様の機構はニアフィールド領域に存在する対象物の、表面の傾斜角度、表面への平均距離、または表面のラフネスなどの、表面構造の測定にも使用できる。
本発明は上記の好ましい実施形態によって開示されたが、これらの実施形態は本発明を制限しない。当業者は本発明の本質および範囲から逸れることなく、修正および変更をすることができる。このように、本発明の請求範囲は添付の特許請求の範囲となる。
従来のファーフィールド光ディスクに対する読み取り機構を示す図である。 従来のニアフィールド光ディスクに対する読み取り機構を示す図である。 ニアフィールド領域におけるエバネッセント波現象を示す図である。 NA>1の光ビームの反射光の強度と図2の距離Dの間に成り立つ関係を示す図である。 本発明の一実施形態におけるニアフィールド光ディスクの傾斜角度を測定する装置の構造を示す図である。 本発明における複数の光ビームの生成機構を示す図である。 本発明における複数の光ビームを用いて光ディスクの傾斜角度を測定する機構を示す図である。 測定部172内の光センサのデザインを示す第1の図である。 測定部172内の光センサのデザインを示す第2の図である。 測定部172内の光センサの2次元のデザインを示す第1の図である。 測定部172内の光センサの2次元のデザインを示す第2の図である。 本発明における複数の光ビームを生成する機構と測定する機構を示す図である。

Claims (20)

  1. ソリッドイマージョンレンズ(SIL)と対象物の表面の間のエアギャップがニアフィールド動作モードの領域内にあるときの、ニアフィールド領域に存在する対象物の表面構造を測定する方法であって、
    少なくとも第1の光ビームと第2の光ビームとを生成する光源部を提供するステップと、
    前記第1の光ビームおよび前記第2の光ビームを誘導して前記対象物の表面と接するように前記SILに入力させるステップと、
    前記対象物に隣接する前記SILの表面において前記第1の光ビームと前記第2の光ビームが一定の横方向の距離間隔にあるとき、少なくとも、前記第1の光ビームおよび前記第2の光ビームが前記対象物に隣接する前記SILの表面で反射されることにより生成される第1の反射光および第2の反射光の強度を測定する、測定ステップを実行するステップと、
    前記第1の反射光および前記第2の反射光の強度を測定することによって、前記SILから前記対象物の表面への前記第1の光ビームおよび前記第2の光ビームそれぞれの2つのエアギャップ間におけるエアギャップの差を取得し、前記横方向の距離および前記エアギャップの差を分析することによって前記対象物の表面構造を得る、分析ステップを実行するステップと
    を備える方法。
  2. ニアフィールド領域に存在する対象物の表面構造を測定する請求項1に記載の方法であって、前記対象物の表面と前記SILの間の平均距離または傾斜角度が、前記2つのエアギャップおよび前記横方向の距離の分析によって得られる方法。
  3. ニアフィールド領域に存在する対象物の表面構造を測定する請求項1に記載の方法であって、前記対象物の表面のラフプロファイルが、前記2つのエアギャップおよび前記横方向の距離の分析によって得られる方法。
  4. ニアフィールド領域に存在する対象物の表面構造を測定する請求項1に記載の方法であって、前記光源部は回折部によって0次光ビームと、+1次光ビームと、−1次光ビームとを備える1次元の回折パターンを生成し、前記ビームのうちの2つのビームが前記第1の光ビームおよび前記第2の光ビームとして使用される方法。
  5. ニアフィールド領域に存在する対象物の表面構造を測定する請求項1に記載の方法であって、前記光源部は回折部によって、0次光と、それぞれ前記対象物の表面の放射方向および接線方向に分配される2組の+1次光ビームと−1次光ビームのペアとを備える2次元の回折パターンを生成し、前記光ビームのうちの2つが、前記放射方向と前記接線方向のうちの1方向に分配された前記第1の光ビームおよび前記第2の光ビームとして使用される方法。
  6. ニアフィールド領域に存在する対象物の表面構造を測定する請求項1に記載の方法であって、前記光源部は複数の光ビームを発するシングルレーザダイオードを使用して、少なくとも前記第1の光ビームおよび前記第2の光ビームを生成する方法。
  7. ニアフィールド領域に存在する対象物の表面構造を測定する請求項1に記載の方法であって、前記測定ステップにおいて、前記第1の反射光および前記第2の反射光の強度が複数の光センサによって測定される方法。
  8. ニアフィールド領域に存在する対象物の表面構造を測定する請求項1に記載の方法であって、前記測定ステップにおいて、前記第1の反射光の強度および前記第2の反射光の強度それぞれを測定するために、複数のセンサが一定距離の間隔で配置される方法。
  9. ニアフィールド領域に存在する対象物の表面構造を測定する請求項1に記載の方法であって、前記測定ステップにおいて、前記第1の反射光の強度および前記第2の反射光の強度は前記2つのエアギャップに対してそれぞれ、特定の関係を有する方法。
  10. ニアフィールド領域に存在する対象物の表面構造を測定する請求項1に記載の方法であって、前記測定ステップにおいて、前記第1の反射光の強度および前記第2の反射光の強度は前記対象物に隣接する前記SILの表面で全反射された前記第1の光ビームおよび前記第2の光ビームに属する全反射光ビームの一部によって生成される方法。
  11. ニアフィールド領域に存在する対象物の表面構造を測定する請求項1に記載の方法であって、前記第1の光ビームおよび前記第2の光ビームの光路を誘導する前記ステップは、前記第1の光ビームおよび前記第2の光ビームの焦点を前記SILの平面状表面に合わせるために、対物レンズを使用する方法。
  12. ソリッドイマージョンレンズ(SIL)と対象物の表面の間のエアギャップがニアフィールド動作モードの領域内にあるときの、ニアフィールド領域に存在する対象物の表面構造を測定する装置であって、
    少なくとも第1の光ビームと第2の光ビームとを生成する光源部と、
    前記第1の光ビームおよび前記第2の光ビームを誘導して前記対象物の表面と接するように前記SILに入力させる光路誘導部と、
    対前記象物に隣接する前記SILの表面において前記第1の光ビームおよび前記第2の光ビームが一定の横方向の距離間隔にあるとき、少なくとも、前記第1の光ビームおよび前記第2の光ビームが前記対象物に隣接する前記SILの表面で反射されることにより生成される第1の反射光および第2の反射光の強度を測定する、前記光路誘導部に接続された測定部と
    を備える装置であって、
    前記測定部は前記第1の反射光の強度および前記第2の反射光の強度それぞれを測定することによって、前記第1の光ビームおよび前記第2の光ビームそれぞれの前記SILと前記対象物の表面間の2つのエアギャップ間におけるエアギャップの差を取得し、前記横方向の距離および前記エアギャップの差を分析することによって前記対象物の表面構造を得る装置。
  13. ニアフィールド領域に存在する対象物の表面構造を測定する請求項12に記載の装置であって、前記測定部が前記2つのエアギャップおよび前記横方向の距離を分析して、前記対象物の表面と前記SILの間の平均距離または傾斜角度を得る装置。
  14. ニアフィールド領域に存在する対象物の表面構造を測定する請求項12に記載の装置であって、前記測定部が前記2つのエアギャップおよび前記横方向の距離を分析することによって、ニアフィールド領域内に存在する対象物の表面のラフプロファイルを得る装置。
  15. ニアフィールド領域に存在する対象物の表面構造を測定する請求項12に記載の装置であって、前記光源部は0次光ビームと、+1次光ビームと、−1次光ビームとを備える1次元の回折パターンを生成する回折部を備え、前記光ビームのうちの2つが前記第1の光ビームおよび前記第2の光ビームとして使用される装置。
  16. ニアフィールド領域に存在する対象物の表面構造を測定する請求項12に記載の装置であって、前記光源部は0次光と、それぞれ前記対象物表面の放射方向および接線方向に分配される2組の+1次光ビームと−1次光ビームのペアとを備える2次元の回折パターンを生成する回折部を備え、前記光ビームのうちの2つが、前記放射方向および前記接線方向のうちの1方向に分配される前記第1の光ビームおよび前記第2の光ビームとして使用される装置。
  17. ニアフィールド領域に存在する対象物の表面構造を測定する請求項12に記載の装置であって、前記光源部は少なくとも前記第1の光ビームおよび前記第2の光ビームに使用する複数の光ビームを発するシングルレーザダイオードを備える装置。
  18. ニアフィールド領域に存在する対象物の表面構造を測定する請求項12に記載の装置であって、前記測定部は前記第1の反射光の強度および前記第2の反射光の強度を測定する複数の光センサを備える装置。
  19. ニアフィールド領域に存在する対象物の表面構造を測定する請求項12に記載の装置であって、前記測定部は前記第1の反射光の強度および前記第2の反射光それぞれの強度を測定する、一定距離の間隔で配置される複数のセンサを備える装置。
  20. ニアフィールド領域に存在する対象物の表面構造を測定する請求項12に記載の装置であって、前記測定部は、前記第1の反射光および前記第2の反射光の強度と、前記SILと前記対象物の表面間のそれぞれの前記エアギャップとの間に成り立つ特定の関係によって、前記エアギャップの差を判定する装置。

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