JP2654789B2 - 褥瘡防止材 - Google Patents
褥瘡防止材Info
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- JP2654789B2 JP2654789B2 JP63033552A JP3355288A JP2654789B2 JP 2654789 B2 JP2654789 B2 JP 2654789B2 JP 63033552 A JP63033552 A JP 63033552A JP 3355288 A JP3355288 A JP 3355288A JP 2654789 B2 JP2654789 B2 JP 2654789B2
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- chitosan
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
本発明は、医療用材料、殊に寝たきり老人その他、長
期横臥患者用の褥瘡(床擦れ)防止材に関する。
期横臥患者用の褥瘡(床擦れ)防止材に関する。
(背景) 褥瘡(床擦れ;decubitus)は、絶対安静状態の重症患
者、脊髄損傷患者、寝たきり老人などの自力で寝返るこ
とのできない長期就床者に発生する皮膚壊疽至壊瘍であ
って、殊に仙骨部位に好発しやすい。そして一旦褥瘡が
発生すると、ドレッシング型パップ材を傷口に当てて手
当しても内的な栄養不良の影響もあって、容易には治癒
しない。 (従来技術の問題点) それ故、褥瘡は治療よりも発生を予防することが先決
であって、そのための手段として頻回の体位交換、清
拭、特殊な寝返りベッドの使用(医歯薬出版(株)刊
《最新医学大辞典》676頁)などが推奨されているが、
何れにしても介護者に多大の肉体的又は経済的負担を与
えることになる。この他、エアーマットで身体を多面か
ら支えることにより局所的な荷重の集中を阻止したり、
発泡ウレタンシートを敷いてクッション性を良くしよう
という試みもなされているが、エアーマットでは身体が
揺れ動いて患者を落着かせず、また発泡ウレタンシート
も、褥瘡の発生を多少遅らせるだけの効果しかない。 今や、高齢化社会に突入した現在、回復の望めない寝
たきり老人の数が益々増加することは避けられない趨性
であるが、こうした長期就床者は多少とも褥瘡に悩まさ
れているから、人生の終焉を苦痛に虐まれて迎えること
は、本人の苦痛はもとより、家族等の周辺の人々にとっ
ても耐え難いことである。
者、脊髄損傷患者、寝たきり老人などの自力で寝返るこ
とのできない長期就床者に発生する皮膚壊疽至壊瘍であ
って、殊に仙骨部位に好発しやすい。そして一旦褥瘡が
発生すると、ドレッシング型パップ材を傷口に当てて手
当しても内的な栄養不良の影響もあって、容易には治癒
しない。 (従来技術の問題点) それ故、褥瘡は治療よりも発生を予防することが先決
であって、そのための手段として頻回の体位交換、清
拭、特殊な寝返りベッドの使用(医歯薬出版(株)刊
《最新医学大辞典》676頁)などが推奨されているが、
何れにしても介護者に多大の肉体的又は経済的負担を与
えることになる。この他、エアーマットで身体を多面か
ら支えることにより局所的な荷重の集中を阻止したり、
発泡ウレタンシートを敷いてクッション性を良くしよう
という試みもなされているが、エアーマットでは身体が
揺れ動いて患者を落着かせず、また発泡ウレタンシート
も、褥瘡の発生を多少遅らせるだけの効果しかない。 今や、高齢化社会に突入した現在、回復の望めない寝
たきり老人の数が益々増加することは避けられない趨性
であるが、こうした長期就床者は多少とも褥瘡に悩まさ
れているから、人生の終焉を苦痛に虐まれて迎えること
は、本人の苦痛はもとより、家族等の周辺の人々にとっ
ても耐え難いことである。
以上の実情に鑑み、本発明は、褥瘡の発生を効果的に
抑制しうる手段を提供するのを目的とする。 (概要) 以上の課題を解決するため、本発明は、キトサン酸塩
粉末が分散しているシート状の発泡ポリウレタンからな
ることを特徴とする褥瘡防止材を要旨とする。 更に詳しくは、本発明は、分子量1000〜10万、脱アセ
チル化度50%以上のキトサンの酸塩であってJIS標準篩
で48メッシュ以下の粉末が1−30%分散している厚み0.
2〜10mmであるシート状の発泡ポリウレタンからなるこ
とを特徴とする褥瘡防止材である。 (発泡シートの製造) 本発明で用いるキトサンを担持した発泡ポリウレタン
は、例えばポリウレタンプレポリマーを有機溶剤に溶
かし、この溶液にキトサン酸塩粉末を懸濁させたもの
に、アミン、水等の架橋剤、フレオン等の発泡剤を加え
るか、又はポリウレタンを自己乳化もしくは強制乳化
させた水分散体に、キトサン酸塩粉末を懸濁させ、これ
らを適当な厚さに展延、成膜し又は基布上に塗布、乾燥
させることにより製造される。 (ポリウレタン) 本発明シートの基材であるポリウレタンは、特別な構
造を持つ必要はなく、極く普通のポリエーテルポリオー
ル又はポリエステルポリオールにTDI(トリレンジイソ
シアネート)もしくはMDI(ジフェニルメタジイソシア
ネート)を加え、反応させて末端イソシアネート基を有
するウレタンプレポリマーを造り、これを上記のように
加工すればよい。 (キトサン及びその酸塩) ここに用いるキトサンは、カニ、エビ等の甲殻類動物
の殻、昆虫等の節足動物の外皮、カビやキノコの菌糸等
より得られるキチン(線状ポリ−(β−1,4−N−アセ
チルグルコサミン))を濃厚アルカリで脱アセチル化し
て得られるポリ−(β−1,4−グルコサミン)で、分子
量十万〜数十万のものを、アルカリ、酸、過酸化水素、
亜塩素酸等で適当な分子量迄解重合(減粘)して用い
る。 本発明の目的上、使用するキトサンの分子量は1,000
以上10万以下であることが好ましい。かつキトサンの脱
アセチル化度が、50%以上、好ましくは70%以上であ
る。 以上のキトサンは、そのままでは水に溶けないので、
塩酸などの無機酸又は蟻酸、酢酸もしくは乳酸などの有
機酸の酸塩に変じて水溶性とする。 キトサン酸塩の抗菌性及び抗カビ性については、既に
大宝ら(昭和60年度キチン、キトサン及び関連酵素の基
礎、応用研究の新展開研究成果報告書12頁参照)により
発表されており、細菌では大腸菌、納豆菌、緑膿菌、ブ
ドウ状球菌等に、カビではフザリウム類に効果があるこ
とが明らかになっているが、自体乾燥状態では抗菌性は
なく、周囲の水に溶けた状態で始めて抗菌性を発揮する
ものである。なお、上記の各菌に対するMIC(最小阻止
濃度)は、200〜400ppm程度であって、ヒト及び高等動
物にたいしては完全に無害である。 以上のキトサン酸塩の抗菌スペクトルは、褥瘡を起こ
す菌には緑膿菌及びブドウ状球菌が多い(日本薬学会第
107年会講演要旨集(1987)、800頁参照)関係で、褥瘡
防止のため極めて効果的である。 キトサン酸塩の粒度は細かい方がよく、通常JIS標準
篩で48メッシュ以下が好ましい。かつ、そのポリウレタ
ン中での含量は、1〜30%の間で任意に選択される。本
酸塩の量が上の範囲未満では効果が乏しく、逆に該範囲
を超えると、発泡が不充分なる他、添加効率が低下して
不経済となる。 (発泡シート) 本発明シートの厚みは、普通0.2〜10mmの間で選ばれ
るのがよい。厚みが薄すぎると、身体への当りが強くな
って褥瘡防止効果が低下し、他方、厚すぎると、担持さ
れたキトサン酸塩を有効に利用できなくなる。 本発明シートは、適当な大きさに切断し、褥瘡が発生
し易い皮膚面に直接貼付したり、寝巻やおむつで保持し
たりして用いる。
抑制しうる手段を提供するのを目的とする。 (概要) 以上の課題を解決するため、本発明は、キトサン酸塩
粉末が分散しているシート状の発泡ポリウレタンからな
ることを特徴とする褥瘡防止材を要旨とする。 更に詳しくは、本発明は、分子量1000〜10万、脱アセ
チル化度50%以上のキトサンの酸塩であってJIS標準篩
で48メッシュ以下の粉末が1−30%分散している厚み0.
2〜10mmであるシート状の発泡ポリウレタンからなるこ
とを特徴とする褥瘡防止材である。 (発泡シートの製造) 本発明で用いるキトサンを担持した発泡ポリウレタン
は、例えばポリウレタンプレポリマーを有機溶剤に溶
かし、この溶液にキトサン酸塩粉末を懸濁させたもの
に、アミン、水等の架橋剤、フレオン等の発泡剤を加え
るか、又はポリウレタンを自己乳化もしくは強制乳化
させた水分散体に、キトサン酸塩粉末を懸濁させ、これ
らを適当な厚さに展延、成膜し又は基布上に塗布、乾燥
させることにより製造される。 (ポリウレタン) 本発明シートの基材であるポリウレタンは、特別な構
造を持つ必要はなく、極く普通のポリエーテルポリオー
ル又はポリエステルポリオールにTDI(トリレンジイソ
シアネート)もしくはMDI(ジフェニルメタジイソシア
ネート)を加え、反応させて末端イソシアネート基を有
するウレタンプレポリマーを造り、これを上記のように
加工すればよい。 (キトサン及びその酸塩) ここに用いるキトサンは、カニ、エビ等の甲殻類動物
の殻、昆虫等の節足動物の外皮、カビやキノコの菌糸等
より得られるキチン(線状ポリ−(β−1,4−N−アセ
チルグルコサミン))を濃厚アルカリで脱アセチル化し
て得られるポリ−(β−1,4−グルコサミン)で、分子
量十万〜数十万のものを、アルカリ、酸、過酸化水素、
亜塩素酸等で適当な分子量迄解重合(減粘)して用い
る。 本発明の目的上、使用するキトサンの分子量は1,000
以上10万以下であることが好ましい。かつキトサンの脱
アセチル化度が、50%以上、好ましくは70%以上であ
る。 以上のキトサンは、そのままでは水に溶けないので、
塩酸などの無機酸又は蟻酸、酢酸もしくは乳酸などの有
機酸の酸塩に変じて水溶性とする。 キトサン酸塩の抗菌性及び抗カビ性については、既に
大宝ら(昭和60年度キチン、キトサン及び関連酵素の基
礎、応用研究の新展開研究成果報告書12頁参照)により
発表されており、細菌では大腸菌、納豆菌、緑膿菌、ブ
ドウ状球菌等に、カビではフザリウム類に効果があるこ
とが明らかになっているが、自体乾燥状態では抗菌性は
なく、周囲の水に溶けた状態で始めて抗菌性を発揮する
ものである。なお、上記の各菌に対するMIC(最小阻止
濃度)は、200〜400ppm程度であって、ヒト及び高等動
物にたいしては完全に無害である。 以上のキトサン酸塩の抗菌スペクトルは、褥瘡を起こ
す菌には緑膿菌及びブドウ状球菌が多い(日本薬学会第
107年会講演要旨集(1987)、800頁参照)関係で、褥瘡
防止のため極めて効果的である。 キトサン酸塩の粒度は細かい方がよく、通常JIS標準
篩で48メッシュ以下が好ましい。かつ、そのポリウレタ
ン中での含量は、1〜30%の間で任意に選択される。本
酸塩の量が上の範囲未満では効果が乏しく、逆に該範囲
を超えると、発泡が不充分なる他、添加効率が低下して
不経済となる。 (発泡シート) 本発明シートの厚みは、普通0.2〜10mmの間で選ばれ
るのがよい。厚みが薄すぎると、身体への当りが強くな
って褥瘡防止効果が低下し、他方、厚すぎると、担持さ
れたキトサン酸塩を有効に利用できなくなる。 本発明シートは、適当な大きさに切断し、褥瘡が発生
し易い皮膚面に直接貼付したり、寝巻やおむつで保持し
たりして用いる。
本発明の褥瘡予防用ポリウレタンシートでは、その内
部に担持されたキトサン酸塩が患者の汗などによって湿
潤、溶解して徐々に抗菌性を発揮し、緑膿菌及びブドウ
状球菌等の褥瘡病原菌の発育を効果的かつ持久的に抑制
するから、後記
部に担持されたキトサン酸塩が患者の汗などによって湿
潤、溶解して徐々に抗菌性を発揮し、緑膿菌及びブドウ
状球菌等の褥瘡病原菌の発育を効果的かつ持久的に抑制
するから、後記
【実施例】項記載の如く優れた褥瘡防止
効果を発揮する。
効果を発揮する。
以下、本発明の実施例を示すが、例示は当然説明用の
ものであって、発明思想の制限又は限定を意味するもの
ではない。 水分散型ポリウレタン(出願人会社製《スーパーフレ
ックスE−2000》 固型分50%)390重量部に、《キト
サンKW−5》(新日本化学(株)製、分子量約5万、脱
アセチル化度90%、粒度48メッシュパスのキトサン乳酸
塩)4.5重量部を《スコアミンフォーマーRF》 (起泡
剤、出願人会社製)5.0重量部《ダイフロン113》 (発
泡剤、ダイキン工業(株)製)2.5重量部及び《スーパ
ーフレックスVF》 (増粘剤、出願人会社製)4重量部
を、電動式家庭用撹拌機により高速撹拌してオーバラン
約300%の生クリーム状態にした。これを5mmの厚みにポ
リエステル製不織布上にコーティングした後、乾燥さ
せ、厚み3mmの通気性発泡体シートを得た。以上のシー
トを、寝たきり患者100名の褥瘡を起しやすい部位(主
として腰仙部)の皮膚に直接当てがい、一週間に一度交
換しながら半年間観察を続けた。結果は下記の通りであ
った。 有 効(褥瘡なし) 52例 やや有効(褥瘡なし) 38例 無 効(褥瘡あり) 10例 即ち、全100例中、90%の者に褥瘡が発生しないとい
う良好な結果が得られた。
ものであって、発明思想の制限又は限定を意味するもの
ではない。 水分散型ポリウレタン(出願人会社製《スーパーフレ
ックスE−2000》 固型分50%)390重量部に、《キト
サンKW−5》(新日本化学(株)製、分子量約5万、脱
アセチル化度90%、粒度48メッシュパスのキトサン乳酸
塩)4.5重量部を《スコアミンフォーマーRF》 (起泡
剤、出願人会社製)5.0重量部《ダイフロン113》 (発
泡剤、ダイキン工業(株)製)2.5重量部及び《スーパ
ーフレックスVF》 (増粘剤、出願人会社製)4重量部
を、電動式家庭用撹拌機により高速撹拌してオーバラン
約300%の生クリーム状態にした。これを5mmの厚みにポ
リエステル製不織布上にコーティングした後、乾燥さ
せ、厚み3mmの通気性発泡体シートを得た。以上のシー
トを、寝たきり患者100名の褥瘡を起しやすい部位(主
として腰仙部)の皮膚に直接当てがい、一週間に一度交
換しながら半年間観察を続けた。結果は下記の通りであ
った。 有 効(褥瘡なし) 52例 やや有効(褥瘡なし) 38例 無 効(褥瘡あり) 10例 即ち、全100例中、90%の者に褥瘡が発生しないとい
う良好な結果が得られた。
以上説明した通り、本発明は、優れた予防効果を奏す
る褥瘡予防材を提供しうることにより、寝たきり老人そ
の他の長期就床者の苦痛軽減乃至介護者の疲労低減に貢
献しうる。
る褥瘡予防材を提供しうることにより、寝たきり老人そ
の他の長期就床者の苦痛軽減乃至介護者の疲労低減に貢
献しうる。
Claims (1)
- 【請求項1】分子量1000〜10万、脱アセチル化度50%以
上のキトサンの酸塩であってJIS標準篩で48メッシュ以
下の粉末が1−30%分散している厚み0.2〜10mmである
シート状の発泡ポリウレタンからなることを特徴とする
褥瘡防止材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63033552A JP2654789B2 (ja) | 1988-02-15 | 1988-02-15 | 褥瘡防止材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63033552A JP2654789B2 (ja) | 1988-02-15 | 1988-02-15 | 褥瘡防止材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01207238A JPH01207238A (ja) | 1989-08-21 |
JP2654789B2 true JP2654789B2 (ja) | 1997-09-17 |
Family
ID=12389716
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63033552A Expired - Fee Related JP2654789B2 (ja) | 1988-02-15 | 1988-02-15 | 褥瘡防止材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2654789B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0715065B2 (ja) * | 1990-07-03 | 1995-02-22 | 新田ゼラチン株式会社 | 改質合成樹脂組成物、改質合成樹脂成形品および改質合成樹脂製品の製造方法 |
JP2714621B2 (ja) * | 1991-05-31 | 1998-02-16 | サンファイブ 株式会社 | 創傷治療剤 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55122556A (en) * | 1979-03-16 | 1980-09-20 | Nippon Tennen Gas Kogyo Kk | Sterilizing sheettlike substance |
JPS56118627U (ja) * | 1980-02-13 | 1981-09-10 | ||
JPS5927827A (ja) * | 1982-08-10 | 1984-02-14 | Shigeo Suzuki | 抗腫瘍用剤 |
JPS61244351A (ja) * | 1985-04-22 | 1986-10-30 | 中西 美智夫 | 医療用マツト |
-
1988
- 1988-02-15 JP JP63033552A patent/JP2654789B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01207238A (ja) | 1989-08-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |