JP2654216B2 - ガンマ一線照射耐性ポリカーボネート組成物 - Google Patents
ガンマ一線照射耐性ポリカーボネート組成物Info
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- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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- C08K5/04—Oxygen-containing compounds
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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Description
【発明の詳細な説明】 本発明の技術分野 本発明はポリカーボネート成形組成物に関し、及びよ
り詳細にはガンマー線照射に誘発される黄変に耐性のあ
る熱可塑性成形材料に関する。
り詳細にはガンマー線照射に誘発される黄変に耐性のあ
る熱可塑性成形材料に関する。
本発明の技術的背景 その物理的及び機械的性質のためにポリカーボネート
樹脂は医学分野における各種の用途の極めて適当である
ことが認められている。ガンマー線照射に暴露すること
による滅菌を必要とする用途には、ポリカーボネートが
黄変する傾向があり、及び曇りが増大することが示され
るので、問題がある。この問題に対する一つの解決法と
して、芳香族ポリカルボン酸のエステルを含むポリカー
ボネート組成物を開示する米国特許第4,624,972号が提
案された。欧州特許出願第152,012号は、強い酸化作用
及び/又はイオン化照射により形成されるE又はOH基又
は水和電子のような活性種と高い反応速度で反応するこ
とを特徴とする、非重合体化合物を組成物中に含有させ
ることにより、ポリカーボネートのイオン化照射耐性を
増加させる方法を開示している。米国特許第4,451,641
号は二量体酸又は二量体グリコールのいずれかで改質さ
れたコポリエステルから製造された容器を開示してい
る。コポリエステルはガンマー線照射に対し高い耐性を
有すると言われている。照射に安定なポリオレフィン組
成物が米国特許第4,460,445号に開示されている。同時
係属出願中の1989年2月1日付けの米国特許出願第07/3
05,301号(1987年6月26日付けの米国特許出願第67,670
号の継続出願)及び1989年1月18日付けの米国特許出願
第07/297,264号(1988年4月18日付けの米国特許出願第
183,023号の一部継続出願)は関連した技術に関するも
のである。
樹脂は医学分野における各種の用途の極めて適当である
ことが認められている。ガンマー線照射に暴露すること
による滅菌を必要とする用途には、ポリカーボネートが
黄変する傾向があり、及び曇りが増大することが示され
るので、問題がある。この問題に対する一つの解決法と
して、芳香族ポリカルボン酸のエステルを含むポリカー
ボネート組成物を開示する米国特許第4,624,972号が提
案された。欧州特許出願第152,012号は、強い酸化作用
及び/又はイオン化照射により形成されるE又はOH基又
は水和電子のような活性種と高い反応速度で反応するこ
とを特徴とする、非重合体化合物を組成物中に含有させ
ることにより、ポリカーボネートのイオン化照射耐性を
増加させる方法を開示している。米国特許第4,451,641
号は二量体酸又は二量体グリコールのいずれかで改質さ
れたコポリエステルから製造された容器を開示してい
る。コポリエステルはガンマー線照射に対し高い耐性を
有すると言われている。照射に安定なポリオレフィン組
成物が米国特許第4,460,445号に開示されている。同時
係属出願中の1989年2月1日付けの米国特許出願第07/3
05,301号(1987年6月26日付けの米国特許出願第67,670
号の継続出願)及び1989年1月18日付けの米国特許出願
第07/297,264号(1988年4月18日付けの米国特許出願第
183,023号の一部継続出願)は関連した技術に関するも
のである。
本発明の総括 本発明はポリカーボネート樹脂及び安定剤から成る熱
可塑性成形材料に関する。該材料はガンマー線照射に誘
発された黄変(以後黄変と称する)に対し耐性があるこ
とを特徴としている。驚く可きことには、添加剤的な量
のベンジルアルコール又はその誘導体を含む化合物を樹
脂中に添合することにより、得られる組成物が黄変に対
し耐性となることを見出された。本発明の組成物は黄変
及びガンマー線照射に誘発された曇りに対し優れた耐性
を有する成形品の製造に適当している。
可塑性成形材料に関する。該材料はガンマー線照射に誘
発された黄変(以後黄変と称する)に対し耐性があるこ
とを特徴としている。驚く可きことには、添加剤的な量
のベンジルアルコール又はその誘導体を含む化合物を樹
脂中に添合することにより、得られる組成物が黄変に対
し耐性となることを見出された。本発明の組成物は黄変
及びガンマー線照射に誘発された曇りに対し優れた耐性
を有する成形品の製造に適当している。
本発明の詳述 本発明の組成物はポリカーボネート樹脂、及び黄変並
びにガンマー線照射に誘発された曇りに対し樹脂の耐性
を増大するのに充分な量の安定剤から成る。好適には、
組成物は約0.01ないし5.0、及びより好適には0.01ない
し1%の安定剤を含んでおり、該%は組成物の重量に対
する値である。
びにガンマー線照射に誘発された曇りに対し樹脂の耐性
を増大するのに充分な量の安定剤から成る。好適には、
組成物は約0.01ないし5.0、及びより好適には0.01ない
し1%の安定剤を含んでおり、該%は組成物の重量に対
する値である。
本発明の実施に有用なポリカーボネート樹脂はホモポ
リカーボネート、コポリカーボネート及びターポリカー
ボネート又はそれらの混合物である。ポリカーボネート
は一般に10,000−200,000の重量平均分子量を有し、及
びASTM D−1238により300℃で測定したメルトフロー速
度が、約1ないし約65g/10分、好適には約2−15g/10分
である。それらは例えばホスゲンのようなカルボン酸誘
導体及びジヒドロキシ化合物から重縮合により既知の二
相界面重合法により製造することができる(ドイツ特許
公開公報第2,063,050号;2,063,052号;1,570,703号;2,21
1,956号;2,211,957号及び2,248,817号;フランス特許1,
561,518号;及びH.シュネル(Schnell)著、“ポリカー
ボネートの化学と物理(Chemistry and Physics of Pol
ycarbonates)”、インターサイエンス(Interscienc
e)社、ニューヨーク、1964年、を参照し、参考とされ
たい)。
リカーボネート、コポリカーボネート及びターポリカー
ボネート又はそれらの混合物である。ポリカーボネート
は一般に10,000−200,000の重量平均分子量を有し、及
びASTM D−1238により300℃で測定したメルトフロー速
度が、約1ないし約65g/10分、好適には約2−15g/10分
である。それらは例えばホスゲンのようなカルボン酸誘
導体及びジヒドロキシ化合物から重縮合により既知の二
相界面重合法により製造することができる(ドイツ特許
公開公報第2,063,050号;2,063,052号;1,570,703号;2,21
1,956号;2,211,957号及び2,248,817号;フランス特許1,
561,518号;及びH.シュネル(Schnell)著、“ポリカー
ボネートの化学と物理(Chemistry and Physics of Pol
ycarbonates)”、インターサイエンス(Interscienc
e)社、ニューヨーク、1964年、を参照し、参考とされ
たい)。
本明細書に関して、本発明のポリカーボネートの製造
に適当なジヒドロキシ化合物は、下記構造式(1)又は
(2): 上式中 Aは炭素原子1ないし8のアルキレン基、炭素原子2な
いし8のアルキリデン基、炭素原子5ないし15のシクロ
アルキレン基、炭素原子5ないし15のシクロアルキリデ
ン基、カルボニル基、酸素原子、硫黄原子、−SO−又は
−SO2−又は に対応する残基を示し、 e及びgは数0ないし1を示し; ZはF、Cl、Br又はC1−C4アルキルを示し、及び幾つか
のZ基が一つのアリール残基の置換基であれば、それら
は相互に同一であるか又は異なっていてもよく; dは0ないし4の整数を示し;及び fは0ないし3の整数を示す、 に対応している。
に適当なジヒドロキシ化合物は、下記構造式(1)又は
(2): 上式中 Aは炭素原子1ないし8のアルキレン基、炭素原子2な
いし8のアルキリデン基、炭素原子5ないし15のシクロ
アルキレン基、炭素原子5ないし15のシクロアルキリデ
ン基、カルボニル基、酸素原子、硫黄原子、−SO−又は
−SO2−又は に対応する残基を示し、 e及びgは数0ないし1を示し; ZはF、Cl、Br又はC1−C4アルキルを示し、及び幾つか
のZ基が一つのアリール残基の置換基であれば、それら
は相互に同一であるか又は異なっていてもよく; dは0ないし4の整数を示し;及び fは0ないし3の整数を示す、 に対応している。
本発明の実施に有用なジヒドロキシ化合物の中には、
ハイドロキノン、レゾルシノール、ビス−(ヒドロキシ
フェニル)−アルカン、ビス−(ヒドロキシフェニル)
エーテル、ビス−(ヒドロキシフェニル)−ケトン、ビ
ス−(ヒドロキシフェニル)−スルホキシド、ビス−
(ヒドロキシフェニル)−スルフィド、ビス−(ヒドロ
キシフェニル)−スルホン、及びα,α′−ビス−(ヒ
ドロキシフェニル)−ジイソプロピル−ベンゼン並びに
それらの核−アルキル置換化合物である。これらの化合
物及び更に適当なジヒドロキシ化合物は、例えば米国特
許第3,028,356号;2.999.835号;3,148,172号;2,991,273
号;3,271,367号;及び2,999,846号に記載されており、
これら総てを参照して参考とされたい。更に適当なビス
フェノールの例は2,2−ビス−(4−ヒドロキシフェニ
ル)−プロパン(ビスフェノールA)、2,4−ビス−
(4−ヒドロキシフェニル)−2−メチル−ブタン、1,
1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−シクロヘキサ
ン、α,α′−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−p
−ジイソプロピルベンゼン、2,2−ビス−(3−メチル
−4−ヒドロキシフェニル)−プロパン、2,2−ビス−
(3クロロ−4−ヒドロキシフェニル)−プロパン、ビ
ス−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)−メ
タン、2,2−ビス−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフ
ェニル)−プロパン、ビス−(3,5−ジメチル−4−ヒ
ドロキシフェニル)−スルフィド、ビス−(3,5−ジメ
チル−4−ヒドロキシフェニル)−スルホン、ヒドロキ
シベンゾフェノン、2,4−ビス−(3,5−ジメチル−4−
ヒドロキシフェニル)−シクロヘキサン、α,α′−ビ
ス−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)−p
−ジイソプロピルベンゼン及び4,4′−スルホニルジフ
ェノールである。
ハイドロキノン、レゾルシノール、ビス−(ヒドロキシ
フェニル)−アルカン、ビス−(ヒドロキシフェニル)
エーテル、ビス−(ヒドロキシフェニル)−ケトン、ビ
ス−(ヒドロキシフェニル)−スルホキシド、ビス−
(ヒドロキシフェニル)−スルフィド、ビス−(ヒドロ
キシフェニル)−スルホン、及びα,α′−ビス−(ヒ
ドロキシフェニル)−ジイソプロピル−ベンゼン並びに
それらの核−アルキル置換化合物である。これらの化合
物及び更に適当なジヒドロキシ化合物は、例えば米国特
許第3,028,356号;2.999.835号;3,148,172号;2,991,273
号;3,271,367号;及び2,999,846号に記載されており、
これら総てを参照して参考とされたい。更に適当なビス
フェノールの例は2,2−ビス−(4−ヒドロキシフェニ
ル)−プロパン(ビスフェノールA)、2,4−ビス−
(4−ヒドロキシフェニル)−2−メチル−ブタン、1,
1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−シクロヘキサ
ン、α,α′−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−p
−ジイソプロピルベンゼン、2,2−ビス−(3−メチル
−4−ヒドロキシフェニル)−プロパン、2,2−ビス−
(3クロロ−4−ヒドロキシフェニル)−プロパン、ビ
ス−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)−メ
タン、2,2−ビス−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフ
ェニル)−プロパン、ビス−(3,5−ジメチル−4−ヒ
ドロキシフェニル)−スルフィド、ビス−(3,5−ジメ
チル−4−ヒドロキシフェニル)−スルホン、ヒドロキ
シベンゾフェノン、2,4−ビス−(3,5−ジメチル−4−
ヒドロキシフェニル)−シクロヘキサン、α,α′−ビ
ス−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)−p
−ジイソプロピルベンゼン及び4,4′−スルホニルジフ
ェノールである。
特に好適な芳香族ビスフェノールの例は2,2−ビス−
(4−ヒドロキシフェニル)−プロパン、2,2−ビス−
(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)−プロパ
ン及び1,1−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−シク
ロヘキサンである。
(4−ヒドロキシフェニル)−プロパン、2,2−ビス−
(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)−プロパ
ン及び1,1−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−シク
ロヘキサンである。
最も好適なビスフェノールは2,2−ビス−(4−ヒド
ロキシフェニル)−プロパン(ビスフェノールA)であ
る。
ロキシフェニル)−プロパン(ビスフェノールA)であ
る。
本発明のポリカーボネートは一種又は多種の適当なビ
スフェノールから誘導された構造単位を含んでいてもよ
い。
スフェノールから誘導された構造単位を含んでいてもよ
い。
本発明の実施に適当な樹脂の間には、米国特許第3,03
6,036号及び4,210,741号に記載されているようなフェノ
ールフタレイン基剤ポリカーボネート、コポリカーボネ
ート及びターポリカーボネートも含まれており、両者共
参照して参考とされたい。
6,036号及び4,210,741号に記載されているようなフェノ
ールフタレイン基剤ポリカーボネート、コポリカーボネ
ート及びターポリカーボネートも含まれており、両者共
参照して参考とされたい。
本発明のポリカーボネートは少量の、例えば0.05−2.
0モル%(ビスフェノールに対して)のポリヒドロキシ
化合物を縮合させることにより分枝状であってもよい。
この種のポリカーボネートは例えばドイツ特許公開公報
第1,570,533号;2,116,974号及び2,113,374号;英国特許
第885,442号及び1,079,821号及び米国特許第2,113,374
号に記載されている。この目的に使用できるポリヒドロ
キシ化合物の例を下記に挙げると:フロログルシノー
ル;4,6−ジメチル−2,4,6−トリ−(4−ヒドロキシフ
ェニル)−ヘプタン;1,3,5−トリ−(4−ヒドキシシフ
ェニル)−ベンゼン;1,1,1−トリ−(4−ヒドロキシフ
ェニル)−エタン;トリ−(4−ヒドロキシフェニル)
−フェニルメタン;2,2−ビス−[4,4−(4,4′−ジヒド
ロキシ−ジフェニル)−シクロヘキシル]−プロパン;
2,4−ビス(4−ヒドロキシ−1−イソプロピリデン)
−フェノール;2,6−ビス−(2′−ジヒドロキシ−5′
−メチルベンジル)−4−メチルフェノール;2,4−ジヒ
ドロキシ安息香酸;2−(4−ヒドロキシフェニル)−2
−(2,4−ジヒドロキシフェニル)−プロパン及び1,4−
ビス−(4,4′−ジヒドロキシ−トリフェニルメチル)
−ベンゼンである。他の他官能性化合物を幾つか挙げれ
ば、2,4−ジヒドロキシ安息香酸、トリメシン酸、シア
ヌル酸塩化物及び3,3−ビス−(4−ヒドロキシフェニ
ル)−2−オキソ−2,3−ジヒドロインドールである。
0モル%(ビスフェノールに対して)のポリヒドロキシ
化合物を縮合させることにより分枝状であってもよい。
この種のポリカーボネートは例えばドイツ特許公開公報
第1,570,533号;2,116,974号及び2,113,374号;英国特許
第885,442号及び1,079,821号及び米国特許第2,113,374
号に記載されている。この目的に使用できるポリヒドロ
キシ化合物の例を下記に挙げると:フロログルシノー
ル;4,6−ジメチル−2,4,6−トリ−(4−ヒドロキシフ
ェニル)−ヘプタン;1,3,5−トリ−(4−ヒドキシシフ
ェニル)−ベンゼン;1,1,1−トリ−(4−ヒドロキシフ
ェニル)−エタン;トリ−(4−ヒドロキシフェニル)
−フェニルメタン;2,2−ビス−[4,4−(4,4′−ジヒド
ロキシ−ジフェニル)−シクロヘキシル]−プロパン;
2,4−ビス(4−ヒドロキシ−1−イソプロピリデン)
−フェノール;2,6−ビス−(2′−ジヒドロキシ−5′
−メチルベンジル)−4−メチルフェノール;2,4−ジヒ
ドロキシ安息香酸;2−(4−ヒドロキシフェニル)−2
−(2,4−ジヒドロキシフェニル)−プロパン及び1,4−
ビス−(4,4′−ジヒドロキシ−トリフェニルメチル)
−ベンゼンである。他の他官能性化合物を幾つか挙げれ
ば、2,4−ジヒドロキシ安息香酸、トリメシン酸、シア
ヌル酸塩化物及び3,3−ビス−(4−ヒドロキシフェニ
ル)−2−オキソ−2,3−ジヒドロインドールである。
上記の重縮合法以外に、本発明のポリカーボネートを
製造する他の方法は均質相内の重縮合及びエステル交換
反応法である。適当な方法は米国特許第3,028,365号;29
9,846号;3,153,008号;及び2,991,273号に開示されてお
り、それらを参照して参考とされたい。
製造する他の方法は均質相内の重縮合及びエステル交換
反応法である。適当な方法は米国特許第3,028,365号;29
9,846号;3,153,008号;及び2,991,273号に開示されてお
り、それらを参照して参考とされたい。
ポリカーボネートを製造する好適な方法は界面重縮合
法である。
法である。
本発明のポリカーボネートを製造する際に米国特許第
3,912,688号に開示されているような他の合成方法も使
用することができ、参照して参考とされたい。
3,912,688号に開示されているような他の合成方法も使
用することができ、参照して参考とされたい。
適当なポリカーボネート樹脂は例えばマクロロン(Ma
krolon)FCR、マクロロン2600、マクロロン2800及びマ
クロロン3100として商業的に入手できるが、以上総ては
夫々の分子量が異なるビスフェノールAを基剤としたホ
モポリカーボネートであり、ASTM D−1238によるメルト
・フロー・インデックス(MFR)は夫々約16.5−24、9
−14、7.5−13.0及び3.5−6.5g/10分であることを特徴
としている。これらはモーベイ(Mobay)社、ピッツバ
ーグ、ペンシルバニア、の製品である。
krolon)FCR、マクロロン2600、マクロロン2800及びマ
クロロン3100として商業的に入手できるが、以上総ては
夫々の分子量が異なるビスフェノールAを基剤としたホ
モポリカーボネートであり、ASTM D−1238によるメルト
・フロー・インデックス(MFR)は夫々約16.5−24、9
−14、7.5−13.0及び3.5−6.5g/10分であることを特徴
としている。これらはモーベイ(Mobay)社、ピッツバ
ーグ、ペンシルバニア、の製品である。
本願において特許を請求する組成物は、安定剤として
下記式: (上式f中n=1−3) 上式a〜f中 RはC1−C30アルキル若しくはアリール基又はジヒドロ
ピランの誘導体を示す、 で表わされる化合物を含むものに限られる。
下記式: (上式f中n=1−3) 上式a〜f中 RはC1−C30アルキル若しくはアリール基又はジヒドロ
ピランの誘導体を示す、 で表わされる化合物を含むものに限られる。
本発明の実際化によれば、ポリカーボネートと一定量
の安定剤から成る熱可塑性成形組成物は、安定剤を樹脂
中で均質な配合物が得られるまで混合することによって
製造される。安定剤の量は樹脂の黄変への耐性を改善す
るのに充分な量である。組成物は成形品の製造に適当で
ある。これらの物品、主として医学分野に用途を有し、
従ってガンマー線照射に暴露することにより周期的な滅
菌を必要とする物品は、ガンマー線照射に暴露すること
によるそれらの滅菌の際に、ポリカーボネート製の物品
中の典型的に誘発される黄変及び曇りに対する改善され
た耐性を有することに特徴がある。安定剤の効果的な量
は、安定化されていないポリカーボネート樹脂から成形
された物品のガンマー線照射に誘発された黄変及び/又
は曇りに対する耐性を改善する量である。好適には、安
定剤の量は組成物に対し約0.01ないし5.0%であり、特
に好適には約0.01ないし1.0%である。本発明の組成物
中への安定剤の添加は当技術分野で周知の慣用の方法及
び手段に従って行われる。本発明の安定剤は樹脂と直接
混合することにより、又はポリカーボネート樹脂の製造
の際に反応容器中に導入することによってポリカーボネ
ートマトリックス中に導入することができる。
の安定剤から成る熱可塑性成形組成物は、安定剤を樹脂
中で均質な配合物が得られるまで混合することによって
製造される。安定剤の量は樹脂の黄変への耐性を改善す
るのに充分な量である。組成物は成形品の製造に適当で
ある。これらの物品、主として医学分野に用途を有し、
従ってガンマー線照射に暴露することにより周期的な滅
菌を必要とする物品は、ガンマー線照射に暴露すること
によるそれらの滅菌の際に、ポリカーボネート製の物品
中の典型的に誘発される黄変及び曇りに対する改善され
た耐性を有することに特徴がある。安定剤の効果的な量
は、安定化されていないポリカーボネート樹脂から成形
された物品のガンマー線照射に誘発された黄変及び/又
は曇りに対する耐性を改善する量である。好適には、安
定剤の量は組成物に対し約0.01ないし5.0%であり、特
に好適には約0.01ないし1.0%である。本発明の組成物
中への安定剤の添加は当技術分野で周知の慣用の方法及
び手段に従って行われる。本発明の安定剤は樹脂と直接
混合することにより、又はポリカーボネート樹脂の製造
の際に反応容器中に導入することによってポリカーボネ
ートマトリックス中に導入することができる。
他の慣用の添加剤は技術上認められた使用効果を上げ
るために組成物中に添加することができる。これらの添
加剤には離型剤、可塑剤、安定剤、酸化防止剤、充填
剤、補強材等が含まれる。
るために組成物中に添加することができる。これらの添
加剤には離型剤、可塑剤、安定剤、酸化防止剤、充填
剤、補強材等が含まれる。
本発明の安定材は慣用の方法に従って容易に合成する
ことができる。下記の述べる実施例は に対応する安定剤の製造法を示すものである。
ことができる。下記の述べる実施例は に対応する安定剤の製造法を示すものである。
下記の実施例によって本発明は更に具体的に説明され
るが、それにより本発明を限定するものと解釈してはな
らない。実施例中で使用される総ての部及び%は特に断
らない限り重量を基準としたものである。
るが、それにより本発明を限定するものと解釈してはな
らない。実施例中で使用される総ての部及び%は特に断
らない限り重量を基準としたものである。
実施例 実施例1(参考例) 50gの量のベンジルアルコールを三つ口フラスコ中の6
00mlの量の溶剤(アセトン)中に導入した。更に、触媒
量のトシル酸を添加した(触媒量は0.1gであった)。こ
れに徐々にジヒドロピラン75gを添加した。この量はア
ルコールの量を基準としてジヒドロピランの当モル量で
ある。4時間後酸触媒を錯体化するためにトリエチルア
ミンを添加した。濾過後、溶剤を除去した。得られる物
質は淡色で16より小さいヒドロキシル価を有していた。
00mlの量の溶剤(アセトン)中に導入した。更に、触媒
量のトシル酸を添加した(触媒量は0.1gであった)。こ
れに徐々にジヒドロピラン75gを添加した。この量はア
ルコールの量を基準としてジヒドロピランの当モル量で
ある。4時間後酸触媒を錯体化するためにトリエチルア
ミンを添加した。濾過後、溶剤を除去した。得られる物
質は淡色で16より小さいヒドロキシル価を有していた。
工程中で適当な他の触媒は他のプロトン酸を含んでい
る。他の適当な溶剤はテトラヒドロフラン及びヘプタン
を含んでいる。
る。他の適当な溶剤はテトラヒドロフラン及びヘプタン
を含んでいる。
実施例2 本発明によって安定化された数種の組成物を製造し、
それらから試験試料を成形した。次いで試験片をASTM19
25−70に従ってそれらの黄色度指数(yelloeness inde
x)を測定して評価した。次いで試験試料をガンマー線
照射に暴露し、指示された照射線量に暴露した三日後に
黄色度指数を測定した;測定前には、試料は暗所に貯蔵
した。下記の表は評価の結果を総括している。
それらから試験試料を成形した。次いで試験片をASTM19
25−70に従ってそれらの黄色度指数(yelloeness inde
x)を測定して評価した。次いで試験試料をガンマー線
照射に暴露し、指示された照射線量に暴露した三日後に
黄色度指数を測定した;測定前には、試料は暗所に貯蔵
した。下記の表は評価の結果を総括している。
上記の総ての実験において、試験試料の製造に使用し
たポリカーボネートは9−14g/10分間のメルト・フロー
・インデックスを有する、ビスフェノールAを基剤とし
たホモポリカーボネートである、マクロロン2608であっ
た。マクロロン樹脂はモーベイ社の市販の製品である。
たポリカーボネートは9−14g/10分間のメルト・フロー
・インデックスを有する、ビスフェノールAを基剤とし
たホモポリカーボネートである、マクロロン2608であっ
た。マクロロン樹脂はモーベイ社の市販の製品である。
実施例3 末端をキャップしたベンゼンジメタノール(ジヒドロ
ピラン末端キャップ)の製造:1,4−ベンゼンジメタノー
ル(50g)を撹拌装置、凝縮器、滴下濾斗、及び窒素パ
ージを備えた三つ口フラスコ中で600mlのアセトン中に
溶解した。40℃で混合物を溶解後、0.1gのトルエンスル
ホン酸を添加し、次いで1時間に亙ってジヒドロピラン
(75g)を滴下して加えた。4時間反応して冷却後、ト
リエチルアミン(0.07g)を添加した。濾過後、溶液か
ら溶剤を除去した。得られる生成物は透明な、僅かに黄
色い液体であった。
ピラン末端キャップ)の製造:1,4−ベンゼンジメタノー
ル(50g)を撹拌装置、凝縮器、滴下濾斗、及び窒素パ
ージを備えた三つ口フラスコ中で600mlのアセトン中に
溶解した。40℃で混合物を溶解後、0.1gのトルエンスル
ホン酸を添加し、次いで1時間に亙ってジヒドロピラン
(75g)を滴下して加えた。4時間反応して冷却後、ト
リエチルアミン(0.07g)を添加した。濾過後、溶液か
ら溶剤を除去した。得られる生成物は透明な、僅かに黄
色い液体であった。
実施例4 こうして製造された末端をキャップされた安定剤をポ
リカーボネート樹脂中に添加し、組成物から試験試料を
成形した。試料をガンマー線照射に暴露し、黄色度指数
の変化を測定し、その結果を下記の表に報告する。照射
の効果は550°F(熔融温度)で射出成形された試料に
ついて測定された。
リカーボネート樹脂中に添加し、組成物から試験試料を
成形した。試料をガンマー線照射に暴露し、黄色度指数
の変化を測定し、その結果を下記の表に報告する。照射
の効果は550°F(熔融温度)で射出成形された試料に
ついて測定された。
総ての下記の実験において、ポリカーボネートは、AS
TM D−1238により約19g/10分間のメルト・フロー速度を
有する、ビスフェノールAを基剤としたホモポリカーボ
ネートである、モーベイ社の市販の製品であるマクロロ
ン樹脂であった。
TM D−1238により約19g/10分間のメルト・フロー速度を
有する、ビスフェノールAを基剤としたホモポリカーボ
ネートである、モーベイ社の市販の製品であるマクロロ
ン樹脂であった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロジヤー・ジエイ・ホワイト アメリカ合衆国ペンシルベニア州15205 ピツツバーグ・サニイフイールドドラ イブ 2663 (56)参考文献 特開 昭64−22959(JP,A) 特開 昭60−192759(JP,A) 特公 平6−27255(JP,B2) 特許1901489(JP,C1) 欧州特許384110(EP,B1)
Claims (1)
- 【請求項1】ポリカーボネート成形用組成物であって、 (i)芳香族ポリカーボネート樹脂 及び (ii)組成物に対して0.01ないし5重量%の安定剤 の均質な配合物から成り、該安定剤が、 (a)下記式 (式中、RはC1−C30アルキル若しくはアリール基又は
ジヒドロピランの誘導体を示し、nは0又は1を示
す。) で表わされる化合物、 (b)下記式 (式中、RはC1−C30アルキル若しくはアリール基又は
ジヒドロピランの誘導体を示す。) で表わされる化合物、 (c)下記式 (式中、RはC1−C30アルキル若しくはアリール基又は
ジヒドロピランの誘導体を示す。) で表わされる化合物、 (d)下記式 (式中、RはC1−C30アルキル若しくはアリール基又は
ジヒドロピランの誘導体を示す。) で表わされる化合物、 (e)下記式 (式中、RはC1−C30アルキル若しくはアリール基又は
ジヒドロピランの誘導体を示す。) で表わされる化合物、及び (f)下記式 (式中、RはC1−C30アルキル若しくはアリール基又は
ジヒドロピランの誘導体を示し、nは1ないし3の整数
を示す。) で表わされる化合物、 よりなる群から選ばれる化合物であることを特徴とする
組成物。
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US20080081892A1 (en) * | 2006-09-29 | 2008-04-03 | General Electric Company | Thermoplastic compositions, methods of making, and articles formed therefrom |
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US8445568B2 (en) * | 2008-09-25 | 2013-05-21 | Sabic Innovative Plastics Ip B.V. | Flame retardant thermoplastic composition and articles formed therefrom |
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US3660331A (en) * | 1970-04-29 | 1972-05-02 | Emery Industries Inc | Vinyl halide resins stabilized with tetrahydropyranyl esters and ethers |
BE792292A (fr) * | 1971-12-07 | 1973-03-30 | Western Electric Co | Chlorure de polyvinyle reticule par irradiation et stabilise |
BE795406A (fr) * | 1972-02-26 | 1973-08-14 | Basf Ag | Matieres a mouler thermoplastiques a degradation acceleree sous l'action de la lumiere |
US4056665A (en) * | 1972-10-26 | 1977-11-01 | Owens-Illinois, Inc. | Composition and process |
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JPS60168752A (ja) * | 1984-01-13 | 1985-09-02 | Mitsubishi Gas Chem Co Inc | 難燃化ポリカ−ボネ−ト樹脂組成物 |
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EP0152012A3 (en) * | 1984-02-10 | 1986-03-12 | General Electric Company | Method for enhancing ionizing radiation resistance of polymer compositions |
US4876309A (en) * | 1984-02-10 | 1989-10-24 | General Electric Company | Enhancing color stability to sterlizing radiation of polymer compositions |
DE3434939A1 (de) * | 1984-09-22 | 1986-04-03 | Bayer Ag, 5090 Leverkusen | Neue stabilisatorsysteme fuer abs-kunststoffe und abs-legierungen |
US4894401A (en) * | 1986-12-22 | 1990-01-16 | General Electric Company | Color stabilized irradiated polycarbonate compositions |
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US4804692A (en) * | 1987-11-09 | 1989-02-14 | Mobay Corporation | Gamma-radiation resistant polycarbonate compositions |
US4874802A (en) * | 1988-06-16 | 1989-10-17 | Mobay Corporation | Polycarbonate compositions resistant to gamma radiation |
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- 1989-09-05 US US07/403,202 patent/US5006572A/en not_active Expired - Fee Related
- 1989-11-07 CA CA002002410A patent/CA2002410C/en not_active Expired - Fee Related
-
1990
- 1990-01-12 EP EP90100558A patent/EP0384110B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1990-01-12 DE DE69023937T patent/DE69023937T2/de not_active Expired - Fee Related
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