JP2653647B2 - 内視鏡装置 - Google Patents

内視鏡装置

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JP2653647B2 JP8053640A JP5364096A JP2653647B2 JP 2653647 B2 JP2653647 B2 JP 2653647B2 JP 8053640 A JP8053640 A JP 8053640A JP 5364096 A JP5364096 A JP 5364096A JP 2653647 B2 JP2653647 B2 JP 2653647B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、内視鏡装置、詳
しくは、体腔内患部に挿入される内視鏡装置の挿入部を
本体部に対して適切に連結し得るようにして本体部の共
通化および挿入部の互換性を向上した内視鏡装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】内視鏡装置は、例えば患者の体腔内に挿
入されて体腔内患部を観察するための細長い体腔内挿入
部を有しており、この挿入部は一般にコネクタを使用し
て本体部に着脱可能に構成されている。また、この内視
鏡装置の本体部は患者の挿入される部位(胃、十二指
腸、大腸、小腸、気管等)に応じ多くの挿入部を着脱し
得るように構成されている。これは、光源装置やその他
多くの装置を有する比較的大きな本体部を多くの挿入部
に対して共通化して使用するために有益なことである。
共通な本体部に種々の挿入部を接続する場合に問題とな
ることは、各挿入部の特性がそれぞれ異なることであ
る。従って、ある挿入部を本体部に接続して使用するに
当っては、挿入部の特性、すなわち挿入部に固有の各種
データを本体部に入力することが必要である。そして、
本体部においてはこの入力された固有データに合せて適
正な画像が得られるように各部の調整を行なっている。
【0003】このような固有データとしては種々のもの
があるが、例えば体腔内患部を撮像する挿入部先端の構
造に関するデータ、すなわち挿入部先端から真直ぐ前方
を撮像する前方撮像形構造か、左右の側部方向を撮像す
る側部撮像形構造か、反転して視る反転像形構造か、反
転せずに視る正転像形構造か等のデータや、または挿入
部の製造年月日、製造番号、修復履歴等のデータがあ
る。
【0004】また、内視鏡装置として近年開発されてい
る電子内視鏡装置は体腔内患部の画像を撮像するのに例
えばCCD等を使用した固体撮像素子を使用し、この固
体撮像素子を挿入部の先端に配設しているが、このよう
に固体撮像素子を使用した電子内視鏡装置の場合は特に
固体撮像素子の画素毎のばらつきや画素の部分的欠陥等
があるため、これらに関する固有のデータも重要なもの
となっている。このような固体撮像素子に関するデータ
としては、例えば固体撮像素子の部分的欠陥画素部分の
画面座標位置データ、または固体撮像素子には画素毎に
ばらつきがあるが、このばらつきに対して適切なカラー
表示を行なうため、RGBを調整してホワイトバランス
を得るためのホワイトバランス制御量データおよびシェ
ーディング補正量データ、更に固体撮像素子を組み込ん
だ時の組立精度或いは画像入射位置による光軸の位置ず
れに起因する画像中心位置を明示する画像中心位置座標
データ、およびこれに関連して固体撮像素子の中のどこ
の部分を表示するかということを明確に支持する画面マ
スク座標データ等がある。
【0005】挿入部を本体部に連結して使用するに当っ
て、使用する挿入部に固有の上述した各種データを本体
部において識別するのに、従来は、各挿入部毎に挿入部
識別番号を設け、この識別番号を挿入部に設けたコネク
タのピンの接続内容により形成し、そして、このコネク
タを介して挿入部を本体部に接続した場合に、本体部は
このコネクタのピンの接続内容から挿入部識別番号を識
別していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来は、挿入部に固有
の各種データを識別するのに、挿入部に設けられたコネ
クタのピンによる挿入部識別番号を使用していたが、従
来は上述した各種データの中のすべてを使用するのでな
く、その中の一部のデータのみを使用していたものであ
るため、上述したようにコネクタのピンによる方法でも
一応必要とするデータの識別が可能であった。しかしな
がら、正確な処理を行なうために、上述した各種データ
のすべてまたは多くを必要としたり、更に他のデータが
必要とされて、固有のデータが増大すると、従来のコネ
クタピン方式ではその数が必要とするデータの数に比例
して増大して構造的にも大きくなるとともに、構造的問
題からコネクタピンによって識別し得るデータの数に限
界があり、十分なデータを入力することができないとい
う問題がある。
【0007】この発明は、上記に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、必要とする十分なデー
タ、すなわち内視鏡固有のデータを十分に供給し、本体
部の共通化および内視鏡の互換性を向上した内視鏡装置
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、固体撮像素子を有し、体腔内に挿入して
当該体腔内を観察する内視鏡と、この内視鏡により得ら
れる画像データに画像処理を施す画像処理部を有する本
体部と、前記内視鏡内に設けられ、前記固体撮像素子の
画像中心位置情報又は画像マスク情報を少なくとも含む
前記内視鏡に関する情報を記憶する記憶部と、前記内視
鏡が前記本体部に連結されている場合に、前記記憶部か
ら前記画像処理部へ前記内視鏡に関する情報を供給する
供給部とを備え、前記画像処理部は、前記供給部から供
給された前記内視鏡に関する情報に基づいて前記画像デ
ータを画像処理することを特徴とするものである。この
ような本発明によれば、内視鏡が本体部に連結されてい
る場合に、内視鏡内に設けられた記憶部から画像処理部
固体撮像素子の画像中心位置情報又は画像マスク情報
を少なくとも内視鏡に関する情報を供給し、画像処理部
では供給された内視鏡に関する情報に基づいて画像デー
タを画像処理することにより、固体撮像素子を組み込ん
だ時の製造のばらつきにより変化する対物レンズ系と固
体撮像素子の位置関係を内視鏡毎に補正したり、或いは
固体撮像素子の種類により異なる画素数・表示領域を補
正することができるので、本体部の共通化および内視鏡
の互換性を向上させることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いてこの発明の実
施形態を説明する。
【0010】図1はこの発明の一実施形態に係る内視鏡
装置、特に電子内視鏡装置の概略ブロック図である。こ
の電子内視鏡装置は、患者の体腔内患部に挿入される挿
入部1と、この挿入部1が連結されている本体部3とか
ら構成されている。
【0011】挿入部1は本体部3から延出して細長いチ
ューブ状に形成され、本体部3との間をコネクタ5によ
って着脱自在に連結されている。この結果、本体部3に
はコネクタ5を介して種々の挿入部1が連結され得るよ
うになっている。
【0012】挿入部1はその自由先端部1aに図示しな
いCCD等からなる固体撮像素子を有し、この固体撮像
素子によって体腔内患部の画像を撮像するようになって
いる。この固体撮像素子からの出力信号は信号線7を介
して挿入部1の基部寄りに設けられているテレビカメラ
コントローラ9に接続され、このテレビカメラコントロ
ーラ9から更に信号線11、コネクタ5を介して本体部
3内のシステム制御部1、画像メモリ15およびCRT
ディスプレイ装置17に接続されている。そして、挿入
部1の先端部1aの固体撮像素子で撮像された患部の画
像信号は本体部3内においてシステム制御部13の制御
により画像処理されて画像メモリ15に記憶されるとと
もに、システム制御部13の制御によりCRTディスプ
レイ装置17に表示されるようになっている。
【0013】また、システム制御部13には操作パネル
19が接続されているが、この操作パネル19は例えば
挿入部1の先端部1aを屈折させて所望の患部方向を向
けさせたり、患部を照明する図示しない光源をオン・オ
フしたり、光量を調節したり、その他の種々の操作を行
なうものである。
【0014】更に、挿入部1の基部には記憶素子21お
よび通信素子23が設けられ、この通信素子23はコネ
クタ5を介して本体部3に設けられている通信素子25
と接続されている。記憶素子21は例えば、ROM、E
PROMまたはバッテリバックアップ式のRAM等によ
って構成され、前述したように挿入部1に固有の各種デ
ータを記憶しておくものである。この記憶される固有デ
ータとしては、前述したように、前方撮像形構造、側部
撮像形構造、反転像形構造、正転像形構造、製造年月
日、製造番号、修復履歴、部分的欠陥画素部分の画面座
標位置データ、ホワイトバランス制御量データ、シェー
ディング補正量データ、画像中心位置座標データ、画面
マスク座標データ等がある。これらの各種データは操作
パネル19の操作およびシステム制御部13の制御によ
り通信素子23から本体部3内の通信素子25に伝送さ
れ、前記画像メモリ15またはシステム制御部13内の
図示しない記憶装置に記憶されるようになっている。そ
して、システム制御部13はこれらの挿入部1に固有の
データに基づいて挿入部1の固体撮像素子で撮像された
画像信号を処理し、本体部3に連結された挿入部1に応
じて適確な画像をCRTディスプレイ装置17に表示し
ている。
【0015】挿入部1の固有データを記憶している記憶
素子21は挿入部1の基部内に各挿入部1毎に設けられ
ているため、本体部3に接続される挿入部1が交換され
ても、その交換された挿入部1内に設けられている記憶
素子21に記憶されている該挿入部1の固有のデータを
本体部3側に読み出し、記憶することにより、挿入部1
の固体撮像素子で撮像された画像信号をこの記憶した固
有データに基づいて処理することにより適確な画像が表
示されるのである。また、これと同時に、この記憶され
た固有データの中の例えば製造年月日や製造番号、ある
いは修復履歴から挿入部1の保守管理を適確に行なうこ
とができるのである。
【0016】以上説明した一実施形態によれば、本体部
の共通化および挿入部の互換性を飛躍的に向上すること
ができる。また、従来のようなコネクタピンをデータの
入力のために使用しないとともに、データ供給の制御手
段により直列データ伝送を採用することによりコネクタ
ピンを低減し、小型化することもできる。更に、固体撮
像素子を使用する電子内視鏡装置の場合には、固体撮像
素子の欠陥部分やばらつきに関する固有データを適確に
把握することにより欠陥部分やばらつきのある固体撮像
素子でも適正に使用できるため、固体撮像素子の歩留り
を向上することができる。挿入部に関するデータとして
製造年月日、製造番号、修復履歴等を記憶することによ
り挿入部の保守管理が明確かつ容易となる。また、固体
撮像素子の画像中心座標や画面マスク座標を記憶するこ
とにより固体撮像素子組立における誤差の許容値を拡大
したり、固体撮像素子の有効利用画素数を増大できる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
内視鏡固有のデータを十分に供給し、本体部の共通化お
よび内視鏡の互換性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る内視鏡装置のブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 挿入部 3 本体部 5 コネクタ 21 記憶素子 23、25 通信素子

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固体撮像素子を有し、体腔内に挿入して
    当該体腔内を観察する内視鏡と、 この内視鏡により得られる画像データに画像処理を施す
    画像処理部を有する本体部と、 前記内視鏡内に設けられ、前記固体撮像素子の画像中心
    位置情報又は画像マスク情報を少なくとも含む前記内視
    鏡に関する情報を記憶する記憶部と、 前記内視鏡が前記本体部に連結されている場合に、前記
    記憶部から前記画像処理部へ前記内視鏡に関する情報を
    供給する供給部とを備え、 前記画像処理部は、前記供給部から供給された前記内視
    鏡に関する情報に基づいて前記画像データを画像処理す
    ることを特徴とする内視鏡装置。
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