JP2543855C - - Google Patents

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JP2543855C
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【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、内視鏡装置、詳しくは、体腔内患部に挿入される内視鏡装置の挿
入部を本体部に対して適切に連結し得るようにして本体部の共通化および挿入部
の互換性を向上した内視鏡装置に関する。 (従来の技術) 内視鏡装置は、例えば患者の体腔内に挿入されて体腔内患部を観察するための
細長い体腔内挿入部を有しており、この挿入部は一般にコネクタを使用して本体
部に着脱可能に構成されている。また、この内視鏡装置の本体部は患者の挿入さ れる部位(胃、十二指腸、大腸、小腸、気管等)に応じ多くの挿入部を着脱し得
るように構成されている。これは、光源装置やその他多くの装置を有する比較的
大きな本体部を多くの挿入部に対して共通化して使用するために有益なことであ
る。 共通な本体部に種々の挿入部を接続する場合に問題となることは、各挿入部の
特性がそれぞれ異なることである。従って、ある挿入部を本体部に接続して使用
するに当っては、挿入部の特性、すなわち挿入部に固有の各種データを本体部に
入力することが必要である。そして、本体部においてはこの入力された固有デー
タに合せて適正な画像が得られるように各部の調整を行なっている。 このような固有データとしては種々のものがあるが、例えば体腔内患部を撮像
する挿入部先端の構造に関するデータ、すなわち挿入部先端から真直ぐ前方を撮
像する前方撮像形構造か、左右の側部方向を撮像する側部撮像形構造か、反転し
て視る反転像形構造が、反転せずに視る正転像形構造か等のデータや、または挿
入部の製造年月日、製造番号、修復履歴等のデータがある。 また、内視鏡装置として近年開発されている電子内視鏡装置は体腔内患部の画
像を撮像するのに例えばCCD等を使用した固体撮像素子を使用し、この固体撮
像素子を挿入部の先端に配設しているが、このように固体撮像素子を使用した電
子内視鏡装置の場合は特に固体撮像素子の画素毎のばらつきや画素の部分的欠陥
等があるため、これらに関する固有のデータも重要なものとなっている。このよ
うな固体撮像素子に関するデータとしては、例えば固体撮像素子の部分的欠陥画
素部分の画面座標位置データ、または固体撮像素子には画素毎にばらつきがある
が、このばらつきに対して適切なカラー表示を行なうため、RGBを調整してホ
ワイトバランスを得るためのホワイトバランス制御量データおよびシェーディン
グ補正量データ、更に固体撮像素子を組み込んだ時の組立精度或いは画像入射位
置による光軸の位置ずれに起因する画像中心位置を明示する画像中心位置座方デ
ータ、およびこれに関連して固体撮像素子の中のどこの部分を表示するかという
ことを明確に支持する画面マスク座標データ等がある。 挿入部を本体部に連結して使用するに当って、使用する挿入部に固有の上述し
た各種データを本体部において識別するのに、従来は、各挿入部毎に挿入部識別 番号を設け、この識別番号を挿入部に設けたコネクタのピンの接続内容により形
成し、そして、このコネクタを介して挿入部を本体部に接続した場合に、本体部
はコネクタのピンの接続内容から挿入部識別番号を識別していた。 (発明が解決しようとする問題点) 従来は、挿入部に固有の各種データを識別するのに、挿入部に設けられたコネ
クタのピンによる挿入部識別番号を使用していたが、従来は上述した各種データ
の中のすべてを使用するのでなく、その中の一部のデータのみを使用していたも
のであるため、上述したようにコネクタのピンによる方法でも一応必要とするデ
ータの識別が可能であった。しかしながら、正確な処理を行なうために、上述し
た各種データのすべてまたは多くを必要としたり、更に他のデータが必要とされ
て、固有のデータが増大すると、従来のコネクタピン方式ではその数が必要とす
るデータの数に比例して増大して構造的にも大きくなるとともに、構造的問題か
らコネクタピンによって識別し得るデータの数に限界があり、十分なデータを入
力することができないという問題がある。 この発明は、上記に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、必要と
する十分なデータ、すなわち挿入部に固有のデータを完全に供給し、本体部の共
通化および挿入部の互換性を向上した内視鏡装置を提供することにある。 [発明の構成] (問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため本発明の内視鏡装置は、撮像手段を具備する挿入部と
、前記撮像手段により得られる画像データに画像処理を施す画像処理手段を具備
する本体部と、前記挿入部と前記本体部とを着脱自在に連結する連結手段と、前
記連結手段の挿入部側または前記挿入部の少なくとも一方に設けられ、前記挿入
部の撮像構造に関する情報であって、前記挿入部が正像形構造か反転像形構造か
を識別するための情報を含む挿入部固有の情報を記憶する記憶手段と、前記画像
処理手段により前記挿入部固有の情報に基づき画像処理が施された画像データを
表示する表示手段とを備えるものである。 (作用) 本発明の内視鏡装置によれば、挿入部固有の情報が本体部でなく挿入部または 連結手段の挿入部側に記憶されていることから本体部の共通化が図れ、また、本
体部では挿入部の撮像構造を含む挿入部固有の情報に基づいて画像処理を行うこ
とにより、種々の挿入部を本体部に連結しても、連結された挿入部固有の的確な
画像処理を行うことができるので、本体部に対する挿入部の互換性を向上させる
ことができる (実施例) 以下、図面を用いてこの発明の実施例を説明する。 第1図はこの発明の一実施例に係る内視鏡装置、特に電子内視鏡装置の概略ブ
ロック図である。この電子内視鏡装置は、患者の体腔内患部に挿入される挿入部
1と、この挿入部1が連結されている本体部3とから構成されている。 挿入部1は本体部3から延出して細長いチューブ状に形成され、本体部3との
間をコネクタ5によって着脱自在に連結されている。この結果、本体部3にはコ
ネクタ5を介して種々の挿入部1が連結され得るようになっている。 挿入部1はその自由先端部1aに図示しないCCD等からなる固体撮像素子を
有し、この固体撮像素子によって体腔内患部の画像を撮像するようになっている
。この固体撮像素子からの出力信号は信号線7を介して挿入部1の基部寄りに設
けられているテレビカメラコントローラ9に接続され、このテレビカメラコント
ローラ9から更に信号線11、コネクタ5を介して本体部3内のシステム制御部
1、画像メモリ15およびCRTディスプレイ装置17に接続されている。そし
て、挿入部1の先端部1aの固体撮像素子で撮像された患部の画像信号は本体部
3内においてシステム制御部13の制御により画像処理されて画像メモリ15に
記憶されるとともに、システム制御部13の制御によりCRTディスプレイ装置
17に表示されるようになっている。 また、システム制御部13には操作パネル19が接続されているが、この操作
パネル19は例えば挿入部1の先端部1aを屈折させて所望の患部方向を向けさ
せたり、患部を照明する図示しない光源をオン・オフしたり、光量を調節したり
、その他の種々の操作を行なうものである。 更に、挿入部1の基部には記憶素子21および通信素子23が設けられ、この
通信素子23はコネクタ5を介して本体部3に設けられている通信素子25と接 続されている。記憶素子21は例えば、ROM、EPROMまたはバッテリバッ
クアップ式のRAM等によって構成され、前述したように挿入部1に固有の各種
データを記憶しておくものである。この記憶される固有データとしては、前述し
たように、前方撮像形構造、側部撮像形構造、反転像形構造、正転像形構造、製
造年月日、製造番号、修復履歴、部分的欠陥画素部分の画面座標位置データ、ホ
ワイトバランス制御量データ、シェーディング補正量データ、画像中心位置座標
データ、画面マスク座標データ等がある。これらの各種データは操作パネル19
の操作およびシステム制御部13の制御により通信素子23から本体部3内の通
信素子25に伝送され、前記画像メモリ15またはシステム制御部13内の図示
しない記憶装置に記憶されるようになっている。そして、システム制御部13は
これらの挿入部1に固有のデータに基づいて挿入部1の固体撮像素子で撮像され
た画像信号を処理し、本体部3に連結された挿入部1に応じて的確な画像をCR
Tディスプレイ装置17に表示している。 挿入部1の固有データを記憶している記憶素子21は挿入部1の基部内に各挿
入部1毎に設けられているため、本体部3に接続される挿入部1が交換されても
、その交換された挿入部1内に設けられている記憶素子21に記憶されている該
挿入部1の固有のデータを本体部3側に読み出し、記憶することにより、挿入部
1の固体撮像素子で撮像された画像信号をこの記憶した固有データに基づいて処
理することにより適確な画像が表示されるのである。また、これと同時に、この
記憶された固有データの中の例えば製造年月日や製造番号、あるいは修復履歴か
ら挿入部1の保守管理を適確に行なうことができるのである。 以上説明した一実施例によれば、本体部の共通化および挿入部の互換性を飛躍
的に向上することができる。また、従来のようなコネクタピンをデータの入力の
ために使用しないとともに、データ供給の制御手段により直列データ伝送を採用
することによりコネクタピンを低減し、小型化することもできる。更に、固体撮
像素子を使用する電子内視鏡装置の場合には、固体撮像素子の欠陥部分やばらつ
きに関する固有データを適確に把握することにより欠陥部分やばらつきのある固
体撮像素子でも適正に使用できるため、固体撮像素子の歩留りを向上することが
できる。挿入部に関するデータとして製造年月日、製造番号、修復履歴等を記憶 することにより挿入部の保守管理が明確かつ容易となる。また、固体撮像素子の
画像中心座標や画面マスク座標を記憶することにより固体撮像素子組立における
誤差の許容値を拡大したり、固体撮像素子の有効利用画素数を増大できる。 なお、上記実施例では、挿入部内に記憶部を設けたが、挿入部を本体部に着脱
自在に連結する連結手段(コネクタ5)の挿入部側に上記記憶部を設け、挿入部
に適合した処理を本体部で実施できるようにしても本発明に包含されることは勿
論である。 [発明の効果] 以上説明したように、この発明によれば、種々の挿入部を本体部に接続しても
、挿入部側から挿入部に固有の必要とする十分なデータを本体部に供給すること
ができ、このデータに基づき本体部に連結された挿入部に適合した画像処理を行
うことができる。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの発明の一実施例に係る内視鏡装置のブロック図である。 1…挿入部 3…本体部 5…コネクタ 21…記憶素子 23,25…通信素子

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1) 撮像手段を具備する挿入部と、 前記撮像手段により得られる画像データに画像処理を施す画像処理手段を具備
    する本体部と、 前記挿入部と前記本体部とを着脱自在に連結する連結手段と、 前記連結手段の挿入部側または前記挿入部の少なくとも一方に設けられ、前記
    挿入部の撮像構造に関する情報であって、前記挿入部が正像形構造か反転像形構
    造かを識別するための情報を含む挿入部固有の情報を記憶する記憶手段と、 前記画像処理手段により前記挿入部固有の情報に基づき画像処理が施された画
    像データを表示する表示手段とを備える内視鏡装置。 (2) 前記撮像手段は固体撮像素子を含むものであり、前記記憶手段は前記固
    体撮像素子の固有の情報を記憶するものであることを特徴とする請求項1記載の
    内視鏡装置。 (3) 前記記憶手段は、前記挿入部が前方撮像形構造か側部撮像形構造である
    かを識別するための情報を記憶するものであること特徴とする請求項1または請
    求項2記載の内視鏡装置。

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