JP2653382B2 - 3―スルホニル―3,7―ジアザビシクロ〔3,3,1〕1ナン―化合物,その製法及びこれを含有する胃の運動機能障害治療用薬剤 - Google Patents

3―スルホニル―3,7―ジアザビシクロ〔3,3,1〕1ナン―化合物,その製法及びこれを含有する胃の運動機能障害治療用薬剤

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JP2653382B2 JP63159562A JP15956288A JP2653382B2 JP 2653382 B2 JP2653382 B2 JP 2653382B2 JP 63159562 A JP63159562 A JP 63159562A JP 15956288 A JP15956288 A JP 15956288A JP 2653382 B2 JP2653382 B2 JP 2653382B2
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    • C07D471/10Spiro-condensed systems

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、新規の3−スルホニル−3,7−ジアザビシ
クロ〔3,3,1〕ノナン−化合物及びその塩並びにこの化
合物を含有する製薬学的調製物及びこの化合物の製法に
関する。
〔従来の技術〕
西ドイツ国特許公開公報(DE−OS)第2658558号明細
書から、3−アルカノイル−及び3−アロイル−3,7−
ジアザビシクロ〔3,3,1〕ノナン−誘導体が公知であ
り、これについては中枢鎮痛作用が記載されている。西
ドイツ国特許出願公開(DE−OS)第2428792号公報か
ら、抗不整脈特性を有する、アルキル−又はフエニルア
ルキル基によつて3−及び7−位で置換された3,7−ジ
アザビシクロ〔3,3,1〕ノナン−誘導体が公知である。
欧州特許(EP−A)第000074号明細書には、同じく抗不
整脈作用を有する7−ベンジル−3−フエニル−アルキ
ル−3,7−ジアザビシクロ〔3,3,1〕ノナン−誘導体が記
載されている。更に、欧州特許(EP−A)第103833号明
細書から心臓に有効な、特に抗不整脈特性を有する3,7
−ジアザビシクロ〔3,3,1〕ノナン−誘導体が公知であ
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、重要な薬物学的特性を有する新規の3,7−
ジアザビシクロ〔3,3,1〕ノナン−化合物を開発すると
いう課題に基づく。
〔課題を解決するための手段〕
ところで、スルホニル基によつて3−位で置換された
新規の3,7−ジアザビシクロ〔3,3,1〕ノナン−化合物が
重要な薬物学的特性を有しかつ胃腸域における有効な薬
物学的作用を発揮することが判明した。これは特に胃の
運動機能への調整作用を特徴とする。
従つて本発明は、一般式I: 〔式中R1は1〜6個の炭素原子を有するアルキル基、
4〜7個の炭素原子を有するシクロアルキルアルキル基
又はベンジル基を表わし、R2は水素原子又は低級アルキ
ル基を表わし、R3は水素原子又は低級アルキル基を表わ
すか又はR2とR3とは一緒になつて3〜6個の炭素原子を
有するアルキレン鎖を生成し、R4は低級アルキル基、ハ
ロゲン原子によつて置換されていてよいチエニル基又は
−(CH2−R5−基を表わし、この際n=0〜3であ
りかつR5は低級アルキル基、低級アルコキシ基、ハロゲ
ン原子、トリフルオルメチル基又はニトロ基によつて置
換されていてよいフェニル基を表わす〕の新規の3−ス
ルホニル−3,7−ジアザビシクロ〔3,3,1〕ノナン−化合
物並びにその酸付加塩に関する。
式Iの化合物におけるR1がアルキル基を表わす限り、
これは直鎖又は分岐鎖であつてよくかつ1〜6個、殊に
2〜5個の炭素原子を有していてよい。シクロアルキル
アルキル基R1は4〜7個の炭素原子を有していてよい。
特に適当な基R1として直鎖のアルキル基、例えばn−ブ
チル基が実証された。
置換基R2及びR3が低級アルキル基である限り、このア
ルキル基は直鎖又は分枝鎖であつてよくかつ1〜4個、
殊に1〜3個の炭素原子を有してよくかつ特にメチル基
を表わしてよい。アルキル基R2及びR3は有利に同じもの
であつてよいが、異なつていてもよい。R2及びR3が一緒
にアルキレン鎖を生成する限り、これは3〜6個、殊に
4〜5個の炭素原子を有してよい。
R4が低級アルキル基を表わす限り、これは直鎖又は分
枝鎖であつてよくかつ1〜4個の炭素原子を有してよ
い。
R4がチエニル基を表わす限り、これは置換されていな
いか又はハロゲン原子によつて1個又は2個置換されて
いてよい。ハロゲン置換基としては、特に塩素原子又は
臭素原子が適当である。
R4は殊に−(CH2−R5基であり、この際nは0〜
3、殊に0である。フエニル基R5は置換されていないか
又は1、2又は3個で置換されていてよい。置換基とし
ては前記の置換基がこれに該当する。低級アルキル−又
はアルコキシ−基は直鎖又は分枝鎖であつてよくかつ1
〜4個の炭素原子を有する。ハロゲン置換基としては弗
素原子、塩素原子、臭素原子又は沃素原子がこれに該当
する。多重置換の際には置換基は有利にハロゲン原子、
特に塩素原子、臭素原子又は弗素原子、低級アルキル
基、メトキシ基又はニトロ基である。
本発明により新規の一般式Iの3−スルホニル−3,7
−ジアザビシクロ〔3,3,1〕ノナン−化合物及びその酸
付加塩は次のようにすることによつて得られる、すなわ
ち、自体公知の方法で、一般式II: 〔式中R1、R2及びR3は前記のものである〕の化合物
を、一般式III: R4−SO2−X (III) 〔式中R4は前記のものでありかつXは反応性の基を表
わす〕のスルホン酸誘導体と反応させかつ場合により式
Iの遊離化合物をその酸付加塩に変えるか又は酸付加塩
を式Iの遊離化合物に変える。
式IIの3,7−ジアザビシクロ〔3,3,1〕ノナン−化合物
と式IIIのスルホン酸誘導体の反応はアシル化によるス
ルホンアミド形成のための自体常用の方法によつて実施
されてよい。反応性誘導体としては、特にスルホン酸ハ
ロゲニド、殊に−クロリド、及びスルホン酸R4−SO2−O
Hの無水物、例えば式中反応性の基Xがハロゲン原子、
特に塩素原子又はO−SO2R4(この際R4は前記のもので
ある)を表わす式IIIの化合物がこれに該当する。アシ
ル化は反応条件下で不活性の溶剤中で0℃及び溶剤の沸
騰温度の間の温度で行なうことができる。溶剤としては
ハロゲン化炭化水素、例えば塩化メチレン又はクロロホ
ルム、芳香族炭化水素、例えばベンゾール、トルオー
ル、キシロール又はクロルベンゾール、環状エーテル、
例えばテトラヒドロフラン又はジオキサン、ジメチルホ
ルムアミド又はこれらの溶剤の混合物が適当である。ア
シル化は所望の場合には酸結合剤の存在で実施すること
ができる。酸結合剤としては、無機塩基、特にアルカリ
金属炭酸塩又は有機塩基、特に第3の低級アルキルアミ
ン及びピリジン、例えばトリエチルアミン又は4−ジメ
チルアミノピリジンが適当である。
式Iの化合物は自体公知の方法で反応混合物から単離
しかつ精製することができる。酸付加塩は常法で遊離塩
基に変えることができかつこれを所望の場合には公知方
法で薬物学的認容性の酸付加塩に変えることができる。
式Iの化合物の薬物学的に認容性の酸付加塩としては、
例えば無機酸、例えばハロゲン化水素酸、特に塩酸、硫
酸又は燐酸、又は有機酸、例えば低級脂肪族モノ−又は
ジカルボン酸、例えば乳酸、マレイン酸、フマール酸又
は酢酸、又はスルホン酸、例えば低級アルキルスルホン
酸、例えばメタンスルホン酸又は場合によりベンゾール
環中でハロゲン原子又は低級アルキル基によつて置換さ
れたベンゾールスルホン酸、例えばp−トルオールスル
ホン酸又はシクロヘキシルアミノスルホン酸とのその塩
が適当である。
R2及びR3が異なつている場合には、化合物は2種の立
体異性形で生じうる。本発明はこの式Iの化合物の異性
体混合物並びに純粋な異性体を包含する。異性体混合物
は自体公知の方法で最終化合物の段階で又は中間生成物
の段階で、例えば分別結晶により又はカラムクロマトグ
ラフイー分離により、個々の異性体に分割することがで
きる。
出発化合物として使用される式IIの3,7−ジアザビシ
クロ[3,3,1]ノナン−化合物は、欧州特許(EP−A)
第000074号明細書及び欧州特許(EP−A)第103833号明
細書及び西ドイツ国特許出願公開(DE−OS)第2428792
号公報及び西ドイツ国特許出願公開(DE−OS)第265855
8号公報から公知でありかつ/又はこれらの明細書に記
載された方法により又はこれらの明細書に記載された方
法に類似して自体公知の方法で製造することができる。
例えば式IIの化合物は、式IV: 〔式中R1、R2及びR3は前記のものでありかつR6はベン
ジル基を表わす〕の化合物から、ベンジル基R6を自体公
知の方法で水素添加分解的に離脱することによつて得る
ことができる。基R6の水素添加分解的離脱はパラジウム
/木炭−触媒の存在で有機プロトン性極性溶剤、例えば
低級アルコール、例えばエタノール中で水素を用いて行
なうことができる。水素添加は有利に室温及び水素圧約
5〜6気圧で実施することができる。
式IV a: 〔式中R1及びR6は前記のものである〕の出発化合物
は、自体公知の方法で、一般式V: 〔式中R1は前記のものである〕 のピペリドン−化合物を、一般式VI: NH2−R6 (VI) 〔式中R6は前記のものである〕のアミン化合物及びホ
ルムアルデヒド2モルとマンニツヒ(Mannich)−反応
で反応させて、一般式VII: 〔式中R1及びR6は前記のものである〕のケト−化合物
にし、かつこれを引続き還元することによつて得ること
ができる。式VIのアミンとホルムアルデヒド及び式Vの
ピペリドンとの反応はマンニツヒ−縮合のために常用の
条件下で行なうことができる。例えばアミンとピペリド
ン及び所望の場合にはパラホルムアルデヒドの形のホル
ムアルデヒドとの反応は、有機溶剤、例えば環状エーテ
ル、ハロゲン化炭化水素又は殊に低級アルコール中で、
アミンを中和する量の酸、例えば氷酢酸又は塩酸の存在
で行なうことができる。反応は室温で実施するのが有利
である。生成した式VIIのケト−化合物の還元はケトン
の還元に自体常用の方法により実施することができる。
ヒドラジンを用いるウオルフ−キシユナー(Wolff−Kis
hner)による還元が特に適当である。例えばヒドラジン
との反応はアルカリ金属水酸化物の存在で高沸騰溶剤、
例えばトリエチレングリコール中で溶剤の沸騰温度で行
なうことができる。
式IV b: 〔式中R1及びR6は前記のものでありかつR7は低級アル
キル基を表わす〕の化合物は、式VIIの化合物から、こ
れを自体公知の方法で先ずアルキルハロゲニドを用いて
グリニヤール(Grignard)−反応で相応するカルビノー
ルに変換し、かつ引続き、自体公知の方法でアルコール
性ヒドロキシ基を離脱可能な離散基(Fluchtgruppe)、
例えばスルホニルオキシ基、例えばトシルオキシ基に変
換しかつこれを自体公知の方法で還元的に離脱すること
によつて製造することができる。
式IV c: 〔式中R2′及びR3′は、水素原子を除いてR2及び
R3のために挙げたものであり、かつR1及びR6は前記のも
のである〕の化合物は、例えば式VIII: 〔式中R1、R2′及びR3′は前記のものである〕の
化合物から出発して得ることができる。このために式VI
IIのテトラオキソ−化合物を先ず式IX: R6−Hal (IX) 〔式中R6は前記のものでありかつHalはハロゲン原
子、特に塩素原子又は臭素原子である〕のベンジルハロ
ゲニドと反応させて、式X: 〔式中R1、R2′、R3′及びR6は前記のものであ
る〕のN,N′で2個置換されたテトラオキソ−化合物に
し、かつこれを引続き還元して式IV cの化合物にする。
式VIIIのジイミド−化合物と式IXの化合物との反応はイ
ミドのアルキル化のために自体常用の方法により行なわ
れてよい。
反応は有利に反応条件下で不活性の溶剤中、塩基の存
在で高めた温度、例えば溶剤の沸騰温度で行なう。すな
わち例えばジメチルホルムアミド中のアルカリ金属炭酸
塩又は−水素化物又は低級アルコール中のアルカリ金属
アルコラートが適当である。ベンジルハロゲニドを過剰
量で使用するのが有利である。
式VIIIの2,4,6,8−テトラオキソ−3,7−ジアザビシク
ロ〔3,3,1〕ノナン−化合物は公知でありかつ/又はヘ
ーライン(Hrlein)によつて記載された方法(Eur.
J.Med.Chem.12巻、301〜305頁)により、高パーセント
の酸−水−混合物中での式XI: 〔式中R1、R2′及びR3′は前記のものである〕の
2,6−ジオキソ−3,5−ジシアンピペリジン−化合物の閉
環により製造することができる。2,6−ジオキソ−3,5−
ジシアンピペリジンXIそのものは、公知方法で式XII: 〔式中R2′及びR3′は前記のものである〕の相応し
て置換されたアルキリデンシアン酢酸エステルと式XII
I: R1−NH−CO−CH2−CN (XIII) 〔式中R1は前記のものである〕のシアンアセトアミド
との縮合により得られる。
式Iの化合物及びその薬物学的に認容性の酸付加塩は
重要な薬物学的特性を有しかつ特に胃の運動機能への有
利な作用を特徴とする。すなわち動物実験において式I
の化合物の影響下で胃の蠕動波動が強化され、その際運
動数は著しくは変らない。
薬物学的検査法: 1.最小毒性用量の測定。
体重20〜25gのオスのマウスに試験物質200mg/kgの最
高用量を腹腔内(i.p.)投与する。動物を3時間慎重に
毒性症状について観察する。投与後24時間に渡つて付加
的に全ての症状及び死亡を記録する。同様に随伴症状を
観察しかつ記録する。死亡及び強い毒性症状が認められ
る場合には、他のマウスへの投与量を、毒性症状がもは
や現われなくなるまで、次第に減らしていく。死亡又は
強い毒性症状を惹起する最小用量を最小毒性用量とす
る。
2.麻酔したラツトにおける胃の運動機能への作用の測
定。
体重180〜250gのSIV50系の絶食ラツトをケタミン(Ke
tamin)/キシラジン(Xylazin)混合物で麻酔する。動
物を気管切開しかつ開腹する。幽門結紮処置後、胃ゾン
デを胃中に装入しかつ他端に3方コツク(Drei−Wege−
Hahn)を介して目盛り付きの圧力計(スタツタン−エレ
メント(Statham−Element)P23ID)を結合する。引続
き動物の胃にゾンデを介して水2〜3mlを満たす。胃に
おける圧力変動を試験動物の投与前及び後にワタナベ−
マルチコーダー(Watanabe−Multicorder)に依り記録
する。処置前及び後の平均振幅間の差異を測定しかつ試
験物質により作用された平均振幅の変化を処置前に得ら
れる値に対して挙げる。
前記の試験法で化合物は100μモル/kgの腹腔内(i.
p.)−投与後に例えば次の表Pに挙げたフアクターの振
幅上昇を示す。表Pに挙げた例番号は後の製造例に関連
している。
前記のデータから明らかなように、本発明による化合
物は胃の蠕動圧力波の平均振幅の著しい上昇を惹起す
る。
この実験結果は、本発明の化合物が、胃の運動の振動
数を著しく変えることなく胃内の蠕動圧力波の振幅を高
めることを示しているのである。このことは、胃を空に
し、食物粥が胃腸管を通るために必要な蠕動が強化され
ることの指標である。つまり、この実験結果は、この化
合物が胃の運動機能障害に対して有効な特性を有するこ
とを示しているのである。
この作用に基づき、式Iの化合物及びその生理学的に
認容性の酸付加塩はより大きな哺乳動物、特にヒトの胃
腸病学における医薬として胃腸域での運動機能障害の予
防及び治療に適当である。すなわち本物質は例えば胃腸
域の運動機能障害によつてひき起こされる種々の疾患、
例えば悪心、膨満感又は上腹痛の治療に有用である。
使用すべき用量は個体により異なつていてよく、治療
すべき症状、使用物質及び投与形態の種類に応じて変化
して良い。例えば腸管外組成物は一般に経口製剤よりも
少ない作用物質を含有する。しかしながら一般により大
きな哺乳動物、特にヒトへの投与には、1回用量当り5
〜50mgの作用物質含量を有する医薬形が適当である。
治療薬として式Iの化合物及びその生理学的に認容性
の酸付加塩は常用の製薬学的助剤と共にガレヌス製剤、
例えば錠剤、カプセル剤、坐剤又は溶液中に含有されて
いてよい。このガレヌス製剤は自体公知の方法で常用の
個体賦形物質、例えば、乳糖、澱粉又は滑石又は液状希
釈剤、例えば水、脂肪性油又は流動パラフインの使用下
及び製薬学的に常用の助剤、例えば錠剤崩解剤、溶解助
剤又は貯蔵剤の使用下で製造することができる。
次の実施例につき本発明を詳説するが、本発明はこれ
に限定されるものではない。
〔実施例〕
例1: 7−(n−ブチル)−3−〔(3,4−ジクロルフエニ
ル)−スルホニル〕−9,9−ジメチル−3,7−ジアザビシ
クロ〔3,3,1〕ノナン ジクロルメタン40ml中の7−(n−ブチル)−9,9−
ジメチル−3,7−ジアザビシクロ〔3,3,1〕ノナン(=次
の表Cの物質No.C1)2.4g(=0.0114モル)の溶液に、
ジクロルメタン20ml中の3,4−ジクロルベンゾールスル
ホン酸クロリド2.8g(=0.0114モル)の溶液を氷冷下に
滴加する。引続き氷浴を除きかつ反応混合物を3時間室
温で更に撹拌する。この際、表題化合物の塩酸塩が白色
沈殿として生じる。結晶化を完全にするために、反応混
合物を更に12時間冷蔵庫中で放置する。次いで結晶を吸
引濾過しかつ60℃で真空乾燥箱中で乾燥する。融点170
〜173℃を有する7−(n−ブチル)−3−〔(3,4−ジ
クロルフエニル)−スルホニル〕−9,9−ジメチル−3,7
−ジアザビシクロ〔3,3,1〕ノナン−塩酸塩が得られ
る。
例2: 7−ベンジル−3−〔(チエン−2−イル)−スルホニ
ル〕−9,9−ジメチル−3,7−ジアザビシクロ〔3,3,1〕
ノナン A) ジクロルメタン40ml中の7−ベンジル−9,9−ジ
メチル−3,7−ジアザビシクロ〔3,3,1〕ノナン(=次の
表Cの物質No.C8)3.5g(=0.014モル)の溶液にジクロ
ルメタン20ml中のチオフエン−2−スルホニルクロリド
2.87g(=0.015モル)の溶液を氷冷下で滴加する。引続
き氷浴を除きかつ反応混合物を3時間室温で更に撹拌す
る。次いで反応混合物を水酸化ナトリウム水溶液の添加
によりアルカリ性化する。水相を分離しかつジクロルメ
タンで2回抽出する。合一したジクロルメタン相を硫酸
マグネシウムを介して乾燥しかつ濃縮する。この際表題
化合物(塩基)4.0gが油状物として得られる。
B) 前記で得られた油状塩基4.0gを酢酸エチルエステ
ル40ml中に溶かしかつ溶液にアセトン40ml中の酒石酸1.
54gの溶液を氷冷下に加える。この際、表題化合物の酒
石酸水素塩(Hydrogentartrat)が結晶で生じる。この
結晶を吸引濾過しかつ真空乾燥箱中で50℃で乾燥する。
融点148〜153℃の7−ベンジル−3−〔(チエン−1−
イル)スルホニル〕−9,9−ジメチル−3,7−ジアザビシ
クロ〔3,3,1〕ノナン−酒石酸水素塩4.3gが得られる。
前記の例1及び2に記載の方法に従つて、次の表1に
挙げた式Iの化合物を相応する式IIの化合物から同様に
得ることができる。
使用出発物質を次の一般的作業法により製造した: A) 式VIIIの2,4,6,8−テトラオキソ−3,7−ジアザビ
シクロ〔3,3,1〕ノナン−化合物と式IXのベンジルハロ
ゲニドとの反応による、式Xの3,7−位で2個置換され
た2,4,6,8−テトラオキソ−3,7−ジアザビシクロ−〔3,
3,1〕ノナン−化合物の製造のための一般的作業法。
a) 式VIIIのN−位モノ置換された化合物の変換(式
中R′はHではない)。
ジメチルホルムアミド390ml中の式VIIIのイミド−化
合物0.1モル、炭酸カリウム0.2モル及び式IXのベンジル
ハロゲニド0.15モルよりなる混合物を3〜7時間還流加
熱する。引続き生成した沈殿から無機塩を濾別しかつ澄
明な溶液を濃縮乾燥させる。残留する残渣を水及び酢酸
エステル中に溶かす。有機溶液を分離し、水で2回洗浄
し、硫酸マグネシウムを介して乾燥し、濾過しかつ濃縮
する。生成される式Xのテトラオキソ−化合物がこの際
すでに結晶で生じる場合には、それ以上の精製には簡単
な再結晶で十分である。そうでなければ、得られる粗生
成物を珪酸ゲル又は酸化アルミニウムを介して溶離剤と
して酢酸エステル−ヘキサン−混合物を使用してカラム
クロマトグラフイーにより精製することが必要でありう
る。
b) 式中R1=Hであるような式VIIIの化合物の変換。
式IXのベンジルハロゲニドによる式中R1=Hの式VIII
の化合物のジ置換のために、式中R1がHではない式VIII
の化合物のモノ置換のための前記の一般的作業法を変化
させる。前記の反応混合物の代りに、ジメチルホルムア
ミド300ml中の式VIIIのテトラオキソ−化合物0.1モル、
炭酸カリウム0.25モル及び式IXのベンジルハロゲニド0.
3モルよりなる混合物を使用する。
前記の一般的作業法により次の表Aに挙げた化合物を
製造した。
B) 式Xの2,4,6,8−テトラオキソ−3,7−ジアザビシ
クロ〔3,3,1〕ノナン−化合物を還元して、式IV cの3,7
−ジアザビシクロ〔3,3,1〕ノナン−化合物にするため
の一般的作業法。
3頚フラスコ中で無水テトラヒドロフラン70ml及び無
水トルオール30mlよりなる溶液100ml中の水素化アルミ
ニウムリチウム0.1モルを油浴温度80℃で加熱する。次
いでテトラヒドロフラン/トルオール(70/30)100ml中
のテトラオキソ化合物0.025モルを徐々に滴加する。反
応混合物を120℃で2〜4時間反応させる。引続き塩基
性条件下で加水分解しかつ塩化メチレンで抽出する。有
機相を分離し、硫酸マグネシウムを介して乾燥しかつ濃
縮する。生じた3,7−ジアザビシクロ〔3,3,1〕ノナン−
化合物を減圧下で球管蒸留により分離する。
水素化アルミニウムリチウムを用いる還元のためのこ
の一般的作業法により、次の表Bに挙げた式IV cの3,7
−ジアザビシクロ〔3,3,1〕ノナン−化合物を製造し
た。
生じた3,7−ジアザビシクロ〔3,3,1〕ノナン−化合物
を球管蒸留により減圧下で分離する。
C) 式IVの3,7−位で2個置換された3,7−ジアザビシ
クロ〔3,3,1〕ノナン−化合物を脱ベンジル化して式II
のN−位で1個置換された3,7−ジアザビシクロ〔3,3,
1〕ノナン−化合物にするための一般的作業法 式IVの化合物0.2モルをエタノール600ml中に溶かしか
つ溶液にパラジウム/木炭−触媒10gを加える。反応混
合物を室温で水素圧5気圧下で約6時間水素添加する。
水素添加の終了後に溶液から触媒を分離しかつ濃縮す
る。生じた式IIの化合物を減圧下に球管蒸留により分離
する。
脱ベンジル化のための前記の一般的方法により次の表
Cに挙げた式IIの3,7−ジアザビシクロ〔3,3,1〕ノナン
−化合物を製造した。
例I: 7−(n−ブチル)−3−〔(3,4−ジクロルフエニ
ル)−スルホニル〕−9,9−ジメチル−3,7−ジアザビシ
クロ〔3,3,1〕ノナン−塩酸塩を含有する錠剤: 錠剤1錠当り次の組成で錠剤を製造する: 7−(n−ブチル)−3−〔(3,4−ジクロルフエニ
ル)−スルホニル〕−9,9−ジメチル−3,7−ジアザビシ
クロ〔3,3,1〕ノナン−塩酸塩 20mg トウモロコシ澱粉 60mg 乳糖 135mg ゼラチン(10%の溶液として) 6mg 作用物質、トウモロコシ殿粉及び乳糖を10%のゼラチ
ン−溶液で濃化する。ペースト状物を粉砕しかつ生じた
顆粒を適当な板上に置きかつ乾燥する。乾燥した顆粒を
粉砕機を通して導きかつ混合機中で他の次の助剤と混合
する: 滑石 5mg ステアリン酸マグネシウム 5mg トウモロコシ殿粉 9mg 次いで240mgの錠剤に打錠する。

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式I: [式中R1は1〜6個の炭素原子を有するアルキル基、4
    〜7個の炭素原子を有するシクロアルキルアルキル基又
    はベンジル基を表わし、R2は水素原子又は低級アルキル
    基を表わし、R3は水素原子又は低級アルキル基を表わす
    か又はR2とR3は一緒になって3〜6個の炭素原子を有す
    るアルキレン鎖を生成し、R4は低級アルキル基、ハロゲ
    ン原子によって置換されていてよいチエニル基、又は−
    (CH2)n−R5−基を表わし、この際、n=0〜3であ
    り、かつR5は、低級アルキル基、低級アルコキシ基、ハ
    ロゲン原子、トリフルオルメチル基又はニトロ基によっ
    て置換されていてよいフェニル基を表わす]の3−スル
    ホニル−3,7−ジアザビシクロ[3,3,1]ノナン−化合物
    並びにその酸付加塩。
  2. 【請求項2】式中R4は、ハロゲン原子によって置換され
    ていてよいチエニル基又は−(CH2)n−R5基(この
    際、n及びR5は請求項1に記載したものである)を表わ
    す、請求項1記載の3−スルホニル−3,7−ジアザビシ
    クロ[3,3,1]ノナン−化合物。
  3. 【請求項3】式中R4は基R5を表わす(この際、R5は請求
    項2に記載したものである)、請求項2記載の3−スル
    ホニル−3,7−ジアザビシクロ[3,3,1]ノナン−化合
    物。
  4. 【請求項4】式中R2は基R3は各々メチル基を表わす、請
    求項1から3までのいずれか1項記載の3−スルホニル
    −3,7−ジアザビシクロ[3,3,1]ノナン−化合物。
  5. 【請求項5】請求項1記載の一般式Iの3−スルホニル
    −3,7−ジアザビシクロ[3,3,1]ノナン−化合物並びに
    その酸付加塩を製造するために、一般式II [式中R1、R2及びR3は請求項1に記載したものである]
    の化合物を、一般式III: R4−SO2−X III [式中R4は請求項1に記載したものでありかつXは反応
    性の基を表わす]のスルホン酸誘導体と反応させ、かつ
    所望の場合には式Iの遊離化合物をその酸付加塩に変え
    るか又は酸付加塩を式Iの遊離化合物に変えることを特
    徴とする、3−スルホニル−3,7−ジアザビシクロ[3,
    3,1]ノナン−化合物の製法。
  6. 【請求項6】薬物学的有効量の請求項1記載の3−スル
    ホニル−3,7−ジアザビシクロ[3,3,1]ノナン−化合物
    及び常用の製薬学的助剤及び/又は賦形剤を含有する胃
    の運動機能障害治療用薬剤。
  7. 【請求項7】一般式X: [式中R1は1〜6個の炭素原子を有するアルキル基、4
    〜7個の炭素原子を有するシクロアルキルアルキル基又
    はベンジル基を表わし、R2′は低級アルキル基を表わ
    し、かつR3′は低級アルキル基を表わすか、又はR
    2′及びR3′は一緒に3〜6個の炭素原子を有するア
    ルキレン鎖を生成し、かつR6はベンジル基を表わす]の
    2,4,6,8−テトラオキソ−3,7−ジアザビシクロ[3,3,
    1]ノナン−化合物。
JP63159562A 1987-07-04 1988-06-29 3―スルホニル―3,7―ジアザビシクロ〔3,3,1〕1ナン―化合物,その製法及びこれを含有する胃の運動機能障害治療用薬剤 Expired - Fee Related JP2653382B2 (ja)

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