JP2651775B2 - 靴中敷 - Google Patents
靴中敷Info
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- JP2651775B2 JP2651775B2 JP5050064A JP5006493A JP2651775B2 JP 2651775 B2 JP2651775 B2 JP 2651775B2 JP 5050064 A JP5050064 A JP 5050064A JP 5006493 A JP5006493 A JP 5006493A JP 2651775 B2 JP2651775 B2 JP 2651775B2
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- JP
- Japan
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- shoe insole
- shoe
- insole
- insoles
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- Prior art date
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- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、片面段ボール紙を用い
た靴中敷に関するものである。
た靴中敷に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】本出願人は、先に、片面段ボール紙を用
いて消耗品である靴中敷を安価に提供し、しかも、丈夫
で使用感の良いものにする案件を提案している。即ち、
段ボール紙は段によって強化され、上からの圧力に対し
て強いし、足裏への感触も良いから、靴中敷の好適な素
材とすることができるのである。又、価格も従来使われ
ている化成品等に比べて安い。
いて消耗品である靴中敷を安価に提供し、しかも、丈夫
で使用感の良いものにする案件を提案している。即ち、
段ボール紙は段によって強化され、上からの圧力に対し
て強いし、足裏への感触も良いから、靴中敷の好適な素
材とすることができるのである。又、価格も従来使われ
ている化成品等に比べて安い。
【０００３】この場合において、靴中敷の成形は、片面
段ボール紙を靴中敷の形状をした型によるプレスで左右
一対、一部に僅かな連接部を残して打ち抜く方法をとっ
ていた。そして、連接部の部分を切断したり、折り返し
たりして使用していた。即ち、切断すると、左右一対の
靴中敷はそのまま左右一対のものになるし、折り返すと
左右どちらか一方のものになる（これを２組使用して左
右夫々のものにする）のである。
段ボール紙を靴中敷の形状をした型によるプレスで左右
一対、一部に僅かな連接部を残して打ち抜く方法をとっ
ていた。そして、連接部の部分を切断したり、折り返し
たりして使用していた。即ち、切断すると、左右一対の
靴中敷はそのまま左右一対のものになるし、折り返すと
左右どちらか一方のものになる（これを２組使用して左
右夫々のものにする）のである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従って、左右一対の靴
中敷の中間に存在する間在部は不要であるから、そのま
ま捨てていた。一方で、最近の靴等の履物はその履き心
地を良くするために、土踏まずの部分を盛り上げるよう
にしているものが見受けられる。本発明は、このような
点に着目し、従来捨てていた間在部を土踏まずの部分に
折り畳んで重ね、左右の靴中敷を折り返してこれを包み
込むことで、土踏まずの部分を盛り上げるようにしたも
のである。
中敷の中間に存在する間在部は不要であるから、そのま
ま捨てていた。一方で、最近の靴等の履物はその履き心
地を良くするために、土踏まずの部分を盛り上げるよう
にしているものが見受けられる。本発明は、このような
点に着目し、従来捨てていた間在部を土踏まずの部分に
折り畳んで重ね、左右の靴中敷を折り返してこれを包み
込むことで、土踏まずの部分を盛り上げるようにしたも
のである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】以上の課題の下、本発明
は、片面段ボール紙を左右一対の靴中敷と靴中敷の間に
存する間在部の形状に夫々一部の連接部を残して切断
し、間在部を靴中敷の土踏まずの部分に折り畳むととも
に、間在部を包むように左右の靴中敷の連接部を段の方
を表面にして折り返した靴中敷を提供したものである。
は、片面段ボール紙を左右一対の靴中敷と靴中敷の間に
存する間在部の形状に夫々一部の連接部を残して切断
し、間在部を靴中敷の土踏まずの部分に折り畳むととも
に、間在部を包むように左右の靴中敷の連接部を段の方
を表面にして折り返した靴中敷を提供したものである。
【０００６】
【作用】以上の手段をとることにより、即ち、間在部を
土踏まずの部分に折り畳み、これを左右の靴中敷で包む
ことで、土踏まずの部分を膨らますことができる。従っ
て、履き心地を良くし、足の疲労も軽減する。
土踏まずの部分に折り畳み、これを左右の靴中敷で包む
ことで、土踏まずの部分を膨らますことができる。従っ
て、履き心地を良くし、足の疲労も軽減する。
【０００７】
【実施例】図３は本発明に係る靴中敷の平面図である
が、本発明に係る靴中敷は、片面段ボール紙を用いて左
右一対の靴中敷１０とその間に存在する間在部１２とに
夫々内縁側に一部の連接部１４、１６を残して切断す
る。即ち、間在部１２と左右の靴中敷１０とは連接部１
６で繋がり、後は切断線１８で切断しておくのである。
そして、この間在部１２を靴中敷１０の土踏まずの部分
に折り畳んで重ね、靴中敷１０の連接部１４を段２０が
表面に来るように折り返してこれを包み込むのである。
が、本発明に係る靴中敷は、片面段ボール紙を用いて左
右一対の靴中敷１０とその間に存在する間在部１２とに
夫々内縁側に一部の連接部１４、１６を残して切断す
る。即ち、間在部１２と左右の靴中敷１０とは連接部１
６で繋がり、後は切断線１８で切断しておくのである。
そして、この間在部１２を靴中敷１０の土踏まずの部分
に折り畳んで重ね、靴中敷１０の連接部１４を段２０が
表面に来るように折り返してこれを包み込むのである。
【０００８】図１はこの状態を示す靴中敷１０の底面図
であるが、この操作が簡単にできるように、間在部１２
の所定の個所に予め折返線２２、２４等を入れておき、
これに沿って折り返すのである。即ち、折返線２２はこ
れが背中側になるように、又、折返線２４はこれが内側
になるように折り返すと、三枚重ねの部分がちょうど土
踏まずの部分に来るようになるのである。これを左右の
靴中敷１０で包むと、土踏まずの部分が膨らむ。
であるが、この操作が簡単にできるように、間在部１２
の所定の個所に予め折返線２２、２４等を入れておき、
これに沿って折り返すのである。即ち、折返線２２はこ
れが背中側になるように、又、折返線２４はこれが内側
になるように折り返すと、三枚重ねの部分がちょうど土
踏まずの部分に来るようになるのである。これを左右の
靴中敷１０で包むと、土踏まずの部分が膨らむ。
【０００９】図２は他の例を示す平面図であるが、本例
のものは、各々の連接部１４、１６を靴中敷１０の外縁
側に形成したものであり、このようなやり方をしてもよ
い。この場合も、折り畳む個所の目印となる折返線２
２、２４等を所定の位置に入れておくのは同様である。
尚、間在部１２を左右の靴中敷１０で包み込んだなら、
口が開かないようにテープや糊等によって靴中敷１０同
士を軽く止め付けるようにすれば、より好ましいものに
なる。
のものは、各々の連接部１４、１６を靴中敷１０の外縁
側に形成したものであり、このようなやり方をしてもよ
い。この場合も、折り畳む個所の目印となる折返線２
２、２４等を所定の位置に入れておくのは同様である。
尚、間在部１２を左右の靴中敷１０で包み込んだなら、
口が開かないようにテープや糊等によって靴中敷１０同
士を軽く止め付けるようにすれば、より好ましいものに
なる。
【００１０】図４は片面段ボール紙に段１８を潰す圧潰
線２６を入れた靴中敷１０の平面図であるが、このよう
に圧潰線２６を段２０と交叉するように入れると、段２
０が強化され、履き心地及び耐久性とも向上する。尚、
圧潰線２６の形成は、成形ローラによるものと、型によ
るものとがあるが、後者の方は成形加工と同時加工がで
きる利点がある。
線２６を入れた靴中敷１０の平面図であるが、このよう
に圧潰線２６を段２０と交叉するように入れると、段２
０が強化され、履き心地及び耐久性とも向上する。尚、
圧潰線２６の形成は、成形ローラによるものと、型によ
るものとがあるが、後者の方は成形加工と同時加工がで
きる利点がある。
【００１１】一方、靴中敷１０は種々のサイズのものが
必要となるが、本発明では、次の二通りの方法によって
一つのものでサイズ調整ができるようになっている。図
５は第一の方法を示す靴中敷１０の平面図であるが、大
から小の各サイズに対応してミシン目等による容易に切
取り可能な複数の切取線２８を連接部１４の周囲に爪先
から踵にかけて形成する方法である。これにより、消費
者は自分の足のサイズに合わせて切取線２８を切り取れ
ば（或いは手で引き剥がせば）よい。この方法は各サイ
ズとも足（靴）の形により沿う利点がある。
必要となるが、本発明では、次の二通りの方法によって
一つのものでサイズ調整ができるようになっている。図
５は第一の方法を示す靴中敷１０の平面図であるが、大
から小の各サイズに対応してミシン目等による容易に切
取り可能な複数の切取線２８を連接部１４の周囲に爪先
から踵にかけて形成する方法である。これにより、消費
者は自分の足のサイズに合わせて切取線２８を切り取れ
ば（或いは手で引き剥がせば）よい。この方法は各サイ
ズとも足（靴）の形により沿う利点がある。
【００１２】図６は第二の方法を示す靴中敷１０の平面
図であるが、この方法は、踵の部分にのみに切取線２８
を設けるのである。靴中敷１０の形状は靴の形状と完全
に一致する必要もないから、このようにすることで十分
に対処できる。この方法は製造コストが安い上に切り離
しが簡単にできる利点がある。
図であるが、この方法は、踵の部分にのみに切取線２８
を設けるのである。靴中敷１０の形状は靴の形状と完全
に一致する必要もないから、このようにすることで十分
に対処できる。この方法は製造コストが安い上に切り離
しが簡単にできる利点がある。
【００１３】
【発明の効果】以上、本発明によれば、従来捨てていた
間在部を利用することで、靴中敷の土踏まずの部分を膨
らますことができるから、履き心地を向上させ、足の疲
労も軽減する。又、資源の有効利用にもつながる。そし
て、このやり方はプレス型の形状を変えるのみでよいか
ら、コストの上昇を招かない。
間在部を利用することで、靴中敷の土踏まずの部分を膨
らますことができるから、履き心地を向上させ、足の疲
労も軽減する。又、資源の有効利用にもつながる。そし
て、このやり方はプレス型の形状を変えるのみでよいか
ら、コストの上昇を招かない。
【図１】本発明の実施例を示す靴中敷の底面図である。
【図２】本発明の他の実施例を示す靴中敷の底面図であ
る。
る。
【図３】本発明の実施例を示す靴中敷の平面図である。
【図４】本発明の他の実施例を示す靴中敷の平面図であ
る。
る。
【図５】本発明の他の実施例を示す靴中敷の平面図であ
る。
る。
【図６】本発明の他の実施例を示す靴中敷の平面図であ
る。
る。
１０ 靴中敷 １２ 間在部 １４ 連接部 １６ 連接部 ２０ 段 ２６ 圧潰線 ２８ 切取線
Claims (4)
- 【請求項１】 片面段ボール紙を左右一対の靴中敷と靴
中敷の間に存する間在部の形状に夫々一部の連接部を残
して切断し、間在部を靴中敷の土踏まずの部分に折り畳
むとともに、間在部を包むように左右の靴中敷の連接部
を段の方を表面にして折り返した靴中敷。 - 【請求項２】 靴中敷の各サイズに対応する切取り容易
な切取線を連接部を中心に爪先から踵の部分にかけて形
成した請求項１の靴中敷。 - 【請求項３】 靴中敷の各サイズに対応する切取り容易
な切取線を踵の部分に形成した請求項１の靴中敷。 - 【請求項４】 片面段ボール紙の段を潰す圧潰線を段と
交叉するように入れた請求項１乃至３の靴中敷。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5050064A JP2651775B2 (ja) | 1993-02-15 | 1993-02-15 | 靴中敷 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5050064A JP2651775B2 (ja) | 1993-02-15 | 1993-02-15 | 靴中敷 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07136004A JPH07136004A (ja) | 1995-05-30 |
| JP2651775B2 true JP2651775B2 (ja) | 1997-09-10 |
Family
ID=12848573
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5050064A Expired - Fee Related JP2651775B2 (ja) | 1993-02-15 | 1993-02-15 | 靴中敷 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2651775B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5799415A (en) * | 1996-08-06 | 1998-09-01 | Kenji; Nishimura | Insole |
| JP2012055594A (ja) * | 2010-09-11 | 2012-03-22 | Eezon:Kk | 履物 |
-
1993
- 1993-02-15 JP JP5050064A patent/JP2651775B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07136004A (ja) | 1995-05-30 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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| R250 | Receipt of annual fees |
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