JP2651470B2 - 容器等の整列方法とその装置 - Google Patents

容器等の整列方法とその装置

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JP2651470B2
JP2651470B2 JP1142986A JP14298689A JP2651470B2 JP 2651470 B2 JP2651470 B2 JP 2651470B2 JP 1142986 A JP1142986 A JP 1142986A JP 14298689 A JP14298689 A JP 14298689A JP 2651470 B2 JP2651470 B2 JP 2651470B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、びん等を箱詰め等するために寄せ集めて所
定のパターンに整列する容器等の整列方法とその装置に
関する。
【従来の技術】
従来、一般に行われていたびん整列方法は、供給用コ
ンベアによって一列に送られてきたびんを、キャタピラ
ベルト状の整列用コンベア上に単に放流するようにラン
ダムに転載し、該整列用コンベア上でびん同士をランダ
ムに衝突させて寄せ集めていたため、びんの架橋現象、
つまりびんの存在しない欠如部(いわゆる歯抜け)や配
列乱れが生じ、その歯抜け箇所に手作業でびんを補充す
るとか配列の修正作業が必要であり、箱詰め入数不足が
生じ、また箱詰めの全自動化の妨げになっていた。 これを解消するため、本出願人は、特開平1−110417
号公報に記載されているように、供給用コンベアによっ
て搬送されてきた容器(例えばびん)を、整列用コンベ
ア上で角棒状の容器ガイドと、これに装着された一本の
棒状ゲートとの間に送り込み、整列コンベアによる搬送
をゲートで規制しつつ一列に配列させ、その配列個数が
所定数に達したときゲートを上方へ回動させて開き、つ
まり容器をゲートから解放して整列用コンベアで搬送
し、その所定数の容器がゲートと干渉しない位置まで整
列用コンベアにより搬送されてから、ゲートを下方へ回
動させて閉じ、以下同様な動作を反復して整列コンベア
上に所定数列だけ寄せ集める方法を提案している。
【発明が解決しようとする課題】
しかし、この方法では次のような問題点があった。 ゲートから解放された所定数の容器が、該ゲートと
干渉しない位置まで整列用コンベアによって搬送される
まで、ゲートの閉動作及び供給用コンベアによる次の送
り込み動作を中断しなければならなく、そのロスタイム
による能率低下の問題があった。 供給用コンベアからの容器を、整列用コンベア上で
該整列用コンベアによる搬送をゲートにより規制しつつ
一列に配列させるため、容器ガイドとゲートとの間に容
器を順次送り込んで一列に配列している間中、容器の底
面が整列用コンベアと摺接し、また容器の外周面が揺動
しながらゲートに繰り返し押し付けられるため、容器を
損傷する問題があった。 寄せ集める容器の配列パターンを変えるには、ゲー
ト及びその開閉装置を装着している容器ガイド全体を、
水平回動させて該容器ガイド及びゲートの水平角度を変
えなければならず、その機構が複雑であるばかりでな
く、これら容器ガイド及びゲートの安定性が悪くなる問
題があった。 上記のように容器ガイド及びゲートを供給用コンベ
アによる送り込み方向に対して角度をもたせた場合に
は、その送り込みをスムーズに行えなかった。 そこで本発明の目的は、ロスタイムをほとんど発生さ
せることなく能率的にかつ損傷なく容器等を整列できる
とともに、第6図に示すような同数千鳥配列,第7図に
示すような異数千鳥配列,第8図に示すような整列配列
等の多種の配列パターンに対応でき、しかもそのパター
ン変更を簡単かつ迅速に行えるようにすることにある。
【課題を解決するための手段】
本発明による整列方法は次の、、の工程を順次
繰り返す。 複数のスクレーパを供給用コンベアの上方におい謂
て間欠的に循環移送するように平行に装架した押出装置
を使用し、供給用コンベアによって搬送されてきた容器
等を、上記複数のスクレーパを停止させた状態でそのう
ちの隣接する2つのスクレーパで案内しながらその間に
一列に配列して送り込む工程。 その配列個数が所定数に達したことを検知したとき
複数のスクレーパを所定量だけ同時に移送し、上記一列
に配列した所定数の容器等を、上記2つのスクレーパで
供給用コンベアと整列用コンベアとの中間の配列調整箇
所へ押し出すと同時に、既にこの配列調整箇所に設定さ
れている所定数の容器等を上記整列用コンベア上へ押し
出す工程。 上記配列調整箇所へ押し出された所定数の容器等
を、ピストンのストローク位置を制御できるシリンダの
ピストンロッドで上記2つのスクレーパに沿って押して
配列方向の位置を調整する工程。 本発明による整列装置は次のような手段からなる。 供給用コンベアによって送られてくる先頭の容器等を
検出する先頭検知用センサ。 複数のスクレーパを無端のチェーン等の周囲に放射状
に突設し、該スクレーパを上記供給用コンベアの搬送方
向とほぼ直交する方向に所定量ずつ間欠的に循環移送す
ることができ、その移送停止状態のとき供給用コンベア
により送り込まれる容器等を隣接するスクレーパ間に一
列に案内し、先頭検知用センサによる検出に伴い駆動し
て、供給用コンベアにより送り込まれた所定複数の一列
の容器等を配列調整位置まで押し出すと同時に該配列調
整位置にあった所定複数の一列の容器等を整列用コンベ
ア上へ押し出す押出装置。 ピストンのストローク位置を段階的に制御することが
可能で、上記配列調整位置で一列に配列する所定数の容
器等をピストンロッドで上記2つのスクレーパに沿って
押動して配列方向の位置を調整する配列調整用シリン
ダ。
【作用】
供給用コンベアによって送り込まれてきた容器等は、
隣接する2つのスクレーパの間に入って一列に配列し、
その配列個数が所定数になってスクレーパが移送される
と、その所定数の容器等は隣接するスクレーパに挟まれ
た状態で整列用コンベア上に一斉に押し出される。この
とき、上記隣接するスクレーパのうち移送方向前方のス
クレーパは、整列用コンベア上に押し出された容器等の
運動範囲外へ退避するため、その押し出された容器等は
整列用コンベアによって寄せ集め場所へ搬送される。 配列パターンを調整する構成の場合は、隣接する2つ
のスクレーパの間で上記のように一列に配列された所定
数の容器等が、スクレーパによって配列調整位置に送ら
れて配列方向の位置を調整されると同時に、前回の動作
で既に配列方向の位置を調整された所定数の容器等が、
配列調整位置から整列用コンベア上に押し出される。
【実 施 例】
以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に説明す
る。 第1図は本発明による整列装置の側面図、第2図はそ
の平面図である。この整列装置は、多数のびん1を両側
のガイドフェンス2に沿って一列に送り込んでくる供給
用コンベア3と、該供給用コンベア3と搬送方向が直交
する幅の広い整列用コンベア4と、供給用コンベア3に
より送り込まれてきたびん1を所定複数だけ配列調整位
置Aへ押し出しさらに該配列調整位置Aから整列用コン
ベア4上に押し出す押出装置5と、上記所定複数のびん
1の配列方向の位置を配列調整位置Aにおいて調整する
配列調整装置6と、供給用コンベア3によって送り込ま
れる先頭のびん1を検知する先頭びん検知装置7とを備
えている。 整列用コンベア4は無端のキャタピラベルトを循環移
送する従来公知のもので、供給用コンベア3との間に上
記配列調整位置Aとなる狭い間隙を形成して該供給用コ
ンベア3に対し直角に配置されている。これらコンベア
3及び4の水平な上面高さは同じであり、しかもこれら
の間、つまり配列調整位置Aには、供給用コンベア3の
搬送方向に長い水平なびん載せ板8がコンベア3及び4
の上面と同じ高さに配設されている。 押出装置5は、両コンベア3,4の上記のような配置関
係になっている箇所の上方に架設され、次のような構造
になっている。 すなわち、左右両側のチェーン9,10を第3図に示すよ
うにそれぞれ前後のスプロケットホイール11,12に掛け
回し、これらチェーン9,10をモータ13によって同時に循
環移送するように、後側の左右のスプロケットホイール
12同士を駆動軸14で連結してある。左右のチェーン9,10
に、左右の楕円形ガイド15,16によって案内される左右
のスライダ17,18を同数個等間隔に固着し、これらスラ
イダ17,18にそれぞれ左右のアーム19,20を放射状に突設
してある。そして、左右の対応するアーム19,20間に棒
状のスクレーパ21を互いに平行に架設したもので、所定
複数本(図の例では9本)のスクレーパ21を左右のチェ
ーン9,10によって同時に一定ピッチずつ間欠的に循環移
送できるようになっている。この場合、スクレーパ21
は、供給用コンベア3の上方から整列用コンベア4の後
端にわたる範囲ではほぼ水平に移動する。また、左右の
チェーン9,10が停止した状態では、第1図のように3本
のスクレーパ21が左右のチェーン9,10から垂直に垂下
し、そのうちの後側の2本が供給用コンベア3の両側縁
の至近位置で該供給用コンベア3と平行になって停止
し、前端の1本がびん載せ板8と整列用コンベア4との
境界の至近位置で該整列用コンベア4の直交して停止す
る。第1,2図において符号22は、スクレーパ21をこのよ
うな位置で停止させるためのスクレーパ停止位置センサ
(例えば光センサ)である。 従って、押出装置5が第1図のように停止していると
き、供給用コンベア3によって上記のように搬送されて
くるびん1は、該供給用コンベア3の両側縁に沿って垂
下している2本のスクレーパ21に案内されてその間に一
列に入り込む。この場合、供給用コンベア3の両側縁の
ガイドフェンス2はスクレーパ21と干渉する直前のとこ
ろで終わっているので、ガイドフェンス2から外れたび
ん1は直ぐに2本のスクレーパ21間に入る。なお、スク
レーパ21は、びん1との摩擦抵抗を少なくしかつそれを
傷付けないように、樹脂製とすることが好ましい。 先頭びん検知装置7は、第4図及び第5図に示すよう
に長孔23aを有する取付台23に全体を取り付けたユニッ
トになっており、長孔23aを通じてボルト24で取付台23
を供給用コンベア3の脇に固定することにより、全体が
供給用コンベア3の搬送方向に位置調整可能となってい
る。この先頭びん検知装置7は、供給用コンベア3と平
行なガイドレール25上に摺動台26を摺動可能に装架し、
該摺動台26を検知位置切換用シリンダ27のピストンロッ
ド28の先端に連結し、このシリンダ27によって摺動台26
を供給用コンベア3の搬送方向に沿って2位置に切り換
え摺動できるようになっている。 また、摺動台26にアーム退避用シリンダ29を取り付け
るとともに、ストッパアーム30の基端部を支点31を中心
に水平回動可能に枢支し、該ストッパアーム30の基端を
アーム退避用シリンダ29のピストンロッド32にピン連結
し、該シリンダ29によってスイングアーム30を水平に切
り換え回動できる。ストッパアーム30の先端部(遊端
部)は、供給用コンベア3によって2本のスクレーバ21
間に送り込まれてくる先頭びん1を受け止めれるよう
に、供給用コンベア3の上方へ位置させてある。 ストッパアーム30には、先頭検知レバー33が支点34を
中心に水平回動可能に装架されている。この先頭検知レ
バー33は、先端部(遊端部)がストッパアーム30の先端
部より先に先頭びん1と衝突するようにバネ35によって
所定角度まで第4図反時計方向に付勢されている。先頭
びん1が先頭検知レバー33に衝突して該レバー33がバネ
35に抗して時計方向に回動されると、そのことが先頭検
知用センサ(例えば光センサ)36によって検知される。
この場合、びん1をセンサで直接検知しないでレバーを
介して間接的に検知するのは、直接検知するとびんの形
状の微妙な違いや表面の状態の違いなどにより、必要と
する検出位置精度が得られず、トラブルの原因となるか
らである。先頭検知レバー33の先端部には、先頭びん1
との衝突を緩衝するクッション材37が付着されている。 ところで、丸びんや角びんの場合には、びん相互に間
隙が無い状態にして2本のスクレーパ21間にそのまま一
列に詰め込むことが可能であるが、変形びんの場合には
びん間をあけて送り込まれてくるため、びんの向きを揃
えて2本のスクレーパ21間に詰め込まないと目的とする
パターンに整列できない。 そこで、丸びんや角びんの場合には2本のスクレーパ
21間に入る前に間隙の無い詰まった状態にするため、前
記ガイドフェンス2の終端部にびん遮断装置38が装着さ
れ、そのシリンダ30が作動すると、供給用コンベア3上
のびん1が2本のスクレーパ21間に入る直前で遮断され
る。このように遮断して所要複数のびん1を供給用コン
ベア3上で間隙の無い詰まった状態にした後、びん遮断
装置38を開放すると、びん1は2本のスクレーパ21間に
そのまま押し込められる。 一方、変形びんの場合には、2本のスクレーパ21間に
入る直前に図示しない整向機構によって向きを揃えてか
らこれら2本のスクレーパ21間に送り込まれ、先頭より
順次間隙が詰まっていく。そこで、2本のスクレーパ21
間への所定数の詰め込みが完了したことを検知するた
め、2本のスクレーパ21間に入る直前位置に、所定複数
(図では4個)の送り込み完了検知センサ(光センサ)
40が供給用コンベア3の搬送方向に所定の間隔を置いて
配設されている。これら送り込み完了検知センサ40はび
ん1の口部を検出する高さに設定され、またそれらの間
隔はびん1の外径にほぼ等しく、図の例では4本のびん
1がこれら送り込み完了検知センサ40によって同時に検
出されたときに、2本のスクレーパ21間への送り込みが
完了したことが電気的に検知される。 丸びん,角びん,変形びんのいずれのびんの場合も、
先頭のびん1は先頭検知レバー33を回動させながらさら
に少し前進すると、ストッパアーム30に衝突してそれ以
上の前進を阻止され、これと同時に先頭検知用センサ36
がオンになる。変形びんの場合の実質上の先頭検知は、
電気的には送り込み完了検知センサ40による上記のよう
な検知後に行われる。このようにして先頭びん1が検知
されると、上記びん遮断装置38によって供給用コンベア
3からの送り込みが遮断された後、先頭びん検知装置7
においてアーム退避用シリンダ29が作動してストッパア
ーム30が第4図において時計方向に回動され、該ストッ
パアーム30及び先頭検知レバー33が先頭びん1から離れ
る。この後、押出装置5のモータ13が駆動して9本のス
クレーパ21が一定ピッチだけ移送される。 従って、供給用コンベア3によって上記のように2本
のスクレーパ21間に送り込まれた所定数のびん1は、こ
れら2本のスクレーパ21に挟まれた状態で供給用コンベ
ア3の搬送方向と直交する方向に一列に配列したまま押
し出され、配列調整位置Aのびん載せ板8上に転載され
る。この場合、ストッパアーム30及び先頭検知レバー33
は先頭びん1から離れているため、該びん1に擦り傷等
が付くことはない。前回の押し出し動作で既に該びん載
せ板8上に載せられているびん1は、連続駆動している
整列用コンベア4上に転載され、該整列用コンベア4に
よって配列方向と直交する方向に搬送される。 供給用コンベア3上からスクレーパ21によって押し出
されるびん1の本数は、ストッパアーム30からびん遮断
装置38による遮断位置までの距離によって決まる。スト
ッパアーム30の位置は、検知位置切換用シリンダ27によ
り摺動台26を切換摺動することにより供給用コンベア3
の搬送方向に2段階に調整できるため、びん1の押し出
し本数を検知位置切換用シリダ27のピストンロッド28の
伸長・収縮により2段階に増減できる。第7図に示すよ
うな異数千鳥配列の場合は、押し出し動作1回ごとにピ
ストンロッド28の伸長・収縮を交互に行い、押し出し本
数を1回ごとに変える。さらに、先頭びん検知装置7全
体は上記のように供給用コンベア3の搬送方向に位置調
整可能であるため、その設置位置を調整することにより
びん1の最大押し出し本数を変えることができる。 配列調整装置6は、シリンダ41のピストンロッド42の
先端にクッションヘッド43を固着し、シリンダ内部のピ
ストンの位置を近接スイッチ等による複数(図の例では
3個)の位置センサ44で段階的に検知できるようにした
もので、配列調整位置Aにおいて一列に配列しているび
ん1をその配列方向にピストンロッド42で押動する。そ
の押動距離はピストンロッド42の伸長距離によって決ま
り、それは位置センサ44によって検知されるので、配列
調整位置6は、びん1の配列位置を整列用コンベア4の
搬送方向と直交する方向に段階的に調整することができ
る。この場合、びん1を距離L1だけ押動するときには、
ピストンロッド42の伸長方向の運動に対し第2番目の位
置センサ44による検知時にエアーブレーキが作用し、L1
より長いL2だけ押動するときには第3番目の位置センサ
44による検知時にエアーブレーキが作用するようになっ
ている。ピストンロッド42は、伸長してエアーブレーキ
による停止後に第1番目の位置センサ44によって検知さ
れる位置まで引き戻され、エアーブレーキによって原位
置に保持される。 第6図に示す同数千鳥配列の場合及び第7図に示す異
数千鳥配列の場合には、ピストンロッド42による押動距
離を一列おきにL1,L2と変え、第8図に示す整列配列の
場合はいずれの列もL1だけ押動する。このような配列位
置の調整動作は、2本のスクレーバ21間への上記のよう
な送り込みと並行して同時に行われる。 配列調整位置Aから整列用コンベア4上に転載された
所定数のびん1は、一列に並んだまま該整列用コンベア
4によって第2図右方へ搬送される。整列用コンベア4
の両側縁にはガイドフェンス44が架設され、また整列用
コンベア4の右端(前端)には板状のパターンストッパ
45が交換可能に固定配置されている。先頭列のびん1は
このパターンストッパ45に衝突した位置で停止し、以下
後続の列のびん1が整列用コンベア4上で順次重なり、
第6図のような同数千鳥配列または第7図のような異数
千鳥配列あるいは第8図のような整列配列を形成する。
同数千鳥配列及び異数千鳥配列の場合は、一側縁に多数
の突起46があるパターンストッパ45を使用し、整列配列
の場合にはそれが無いパターンストッパ45を使用する。 第9図は上述した動作の流れを示す。 なお、配列パターンが整列配列のみで良い場合には配
列調整装置6を省略しても良い。また、本発明はびん以
外の容器、さらに容器に限らず一定の形体の種々の物品
の整列に適用できる。
【発明の効果】
本発明によれば次のような効果がある。 多数の容器等をタイムロスをほとんど発生させるこ
となく能率的に整列できる。 容器等を損傷させることなく整列できる。 隣接する2つのスクレーパにより一列に配列された
所定数の容器等を、同スクレーパにより供給用コンベア
と整列用コンベアとの中間の配列調整箇所へ押し出し、
この配列調整箇所でシリンダのピストンロッドにより2
つのスクレーパに沿って押動して配列方向の位置を調整
してから、同スクレーパによって整列用コンベア上に押
し出すので、シリンダのピストンのストローク位置を実
施例のように電気的に検知して制御することにより、同
数千鳥配列,異数千鳥配列,整列配列等の各種の配列パ
ターンを任意かつ簡単に選択できるとともに、その変更
を容易に行える。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による整列装置の一列の側面図、第2図
は同平面図、第3図はその押出装置の一部分の拡大斜視
図、第4図は先頭びん検知装置の拡大平面図、第5図は
同背面図、第6図ないし第8図はびんの異なる配列パタ
ーンを示す平面図で、第6図は同数千鳥配列、第7図は
異数千鳥配列、第8図は整列配列である。第9図はこの
整列装置の動作の流れ図である。 1……びん、3……供給用コンベア、4……整列用コン
ベア、5……押出装置、6……配列調整装置、9,10……
チェーン、21……スクレーパ、36……先頭検知用セン
サ、45……パターンストッパ。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】供給用コンベアで搬送されてきた容器等
    を、ベルト状の整列用コンベア上に転載し、該整列用コ
    ンベアによって搬送しながら所定位置のパターンストッ
    パでその搬送を規制して該整列用コンベア上に寄せ集め
    て整列する容器等の整列方法において、 複数のスクレーパを上記供給用コンベアの上方において
    間欠的に循環移送するように平行に装架した押出装置を
    使用し、上記供給用コンベアによって搬送されてきた容
    器等を、上記複数のスクレーパを停止させた状態でその
    うちの隣接する2つのスクレーパで案内しながらその間
    に一列に配列して送り込む工程と、 その配列個数が所定数に達したことを検知したとき複数
    のスクレーパを所定量だけ同時に移送し、上記一列に配
    列した所定数の容器等を、上記2つのスクレーパで上記
    供給用コンベアと上記整列用コンベアとの中間の配列調
    整箇所へ押し出すと同時に、既にこの配列調整箇所に設
    定されている所定数の容器等を上記整列用コンベア上へ
    押し出す工程と、 上記配列調整箇所へ押し出された所定数の容器等を、ピ
    ストンのストローク位置を調整できるシリンダのピスト
    ンロッドで上記2つのスクレーパに沿って押して配列方
    向の位置を調整する工程と、 を順次繰り返すことを特徴とする容器等の整列方法。
  2. 【請求項2】供給用コンベアで搬送されてきた容器等
    を、ベルト状の整列用コンベア上に転載し、該整列用コ
    ンベアによって搬送しながら所定位置のパターンストッ
    パでその搬送を規制して該整列用コンベア上に寄せ集め
    て整列する容器等の整列装置において、 上記供給用コンベアによって送られてくる先頭の容器等
    を検出する先頭検知用センサと、 複数のスクレーパを無端のチェーン等の周囲に放射状に
    突設し、該スクレーパを上記供給用コンベアの搬送方向
    とほぼ直交する方向に所定量ずつ間欠的に循環移送する
    ことができ、その移送停止状態のとき上記供給用コンベ
    アにより送り込まれる容器等を隣接するスクレーパ間に
    一列に案内し、上記先頭検知用センサによる検出に伴い
    駆動して、供給用コンベアにより送り込まれた所定複数
    の一列の容器等を配列調整位置まで押し出すと同時に該
    配列調整位置にあった所定複数の一列の容器等を上記整
    列用コンベア上へ押し出す押出装置と、 ピストンのストローク位置を段階的に調整することが可
    能で、上記配列調整位置で一列に配列する所定数の容器
    等をピストンロッドで上記2つのスクレーパに沿って押
    動して配列方向の位置を調整する配列調整用シリンダと
    備えてなることを特徴とする容器等の整列装置。
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CN108327964A (zh) * 2017-12-30 2018-07-27 芜湖瑞思机器人有限公司 一种酒瓶自动码垛系统及其使用方法
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