JP2651356B2 - 塗装pc鋼より線の多条アンボンド加工方法 - Google Patents

塗装pc鋼より線の多条アンボンド加工方法

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JP2651356B2
JP2651356B2 JP6212813A JP21281394A JP2651356B2 JP 2651356 B2 JP2651356 B2 JP 2651356B2 JP 6212813 A JP6212813 A JP 6212813A JP 21281394 A JP21281394 A JP 21281394A JP 2651356 B2 JP2651356 B2 JP 2651356B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築構造物及び土木構
造物に於けるプレストレストコンクリート工法のポスト
テンショニング方式緊張材としてのPC鋼より線の多条
アンボンド加工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ポストテンショニング方式用緊張
材としてのアンボンド加工方法としては、PC鋼より線
の表面に滑剤と防錆剤とを兼ねたグリースを塗布し、そ
の表面に合成樹脂被覆層を形成した一条のアンボンドを
使用している。
【0003】また、永久アンカー工法の場合は、その引
き抜き抵抗機構を大別すると、付着形と支圧形となり、
前者の付着形はPC鋼より線表面とグラウト材との付着
によるものであり、後者の支圧形はPC鋼より線とグラ
ウト材との定着であり、定着具によって行われるもので
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来例のうち、前者のPC鋼より線の表面に滑剤と、
防錆剤を兼ねたグリース塗布程度の防錆処理では、一条
のアンボンドPC鋼より線としても防錆力に欠けるもの
であり、ましてや多条アンボンドPC鋼より線として
は、防錆力に大きな問題があり、多条アンボンドPC鋼
より線として使用されている例は非常に少ないものであ
る。
【0005】そのため、建築構造物であっても土木構造
物であっても二条以上一箇所に用いる場合、必要条数を
結束して配置し、コンクリートの打設を行っていた。例
えば、永久アンカーに用いる場合でも、設計アンカーが
40,000Kgfの場合、呼び名7本より12.7m
mのPC鋼より線を使用するとしたら12.7mmの許
容応力度は、JISG3536引張荷重18,700k
gf、必要条数は40,000kgf/11,220k
gf=3.57条となり、四条使用しなければならな
い。
【0006】従って、上述のように計算された必要条数
を、必要長さに施工現場に於て、一条一条切断し、これ
を結束して使用していることから、作業性が著しく悪
く、また、防錆力についても、後述のような種々の問題
がある。
【0007】また、上述した従来例のうち、後者の永久
アンカー工法の場合は、付着形の場合は定着体であるグ
ラウト材上部2〜3mの範囲内にPC鋼より線の引張力
が伝達されることになるので、その真下の定着体である
グラウト材に大きな引張力が働き、輪切状のひび割れが
生じ、その部分のPC鋼より線の腐食の危険性が大きな
問題となっている。
【0008】しかも、従来付着形の永久アンカー工法の
場合にあっては、定着体であるグラウト材との付着部分
となるPC鋼より線の防錆処理が全く施されることなく
用いられているのが現状である。
【0009】一方、アンボンドPC鋼より線の場合は、
それが一条のアンボンドPC鋼より線であろうが、多条
のアンボンドPC鋼より線であろうが、特に要求される
ものとして次の3要素が挙げられている。
【0010】(1)防錆被膜は一時的なものではなく、
防錆力に富み、耐久性があること。 (2)防錆被膜はPC鋼より線の表面に十分密着し、緊
張に伴うPC鋼より線伸びに追従する延性を持っている
こと。 (3)防錆被膜を含むアンボンドの構造は、プレストレ
スト導入時の摩擦抵抗が少ないこと。
【0011】また、PC鋼より線にあっては、他のPC
鋼棒或いはPC鋼線とは構造が異なり、芯線の周囲に複
数の側線がより合わされて構成されていることから、そ
の表面のみの防錆処理では、芯線と側線間内部の空洞部
分及び側線相互間の空洞部分の腐食が大きな問題となっ
ている。
【0012】而して、従来から芯線と側線それぞれの外
周面に単独での防錆処理が望まれてきたが、PC鋼より
線の場合、ピアノ線材→表面処理→下引伸線→
パテンチング→仕上伸線→より線加工→ブルーイ
ング処理→PC鋼より線の完成といった工程により製
造されることから、また、その製造中の冷間加工(伸縮
・より線加工)によって生ずる塑性歪を、最終工程であ
るブルーイング処理450℃前後の温度によって除去す
ることも相俟って、防錆処理を施すとすれば、そのブル
ーイング処理以降でなければ450℃程度の温度に耐え
る合成樹脂は皆無であり、また、その合成樹脂に代わる
適当な防錆方法もなかったからである。
【0013】上述のように、ブルーイング処理以後、P
C鋼より線の芯線、側線それぞれの全周面に合成樹脂被
膜を形成するためには、そのより合わせた部分を一時的
に緩解する以外には方法はなく、このようなことは不可
能とされてきたものである。
【0014】本発明は、鋭意研究の結果、従来の一条ア
ンボンドPC鋼より線の問題点を解決し、更に、多条ア
ンボンドPC鋼より線の加工を施しても、優れた防錆力
が維持できるように、PC鋼より線、芯線、側線それぞ
れの全周面単独に合成樹脂被膜層を形成することに成功
し、その芯線、側線それぞれの全周面単独に合成樹脂被
膜層を設けた塗装PC鋼より線を用いて多種の多条アン
ボンドPC鋼より線の開発に至ったものである。
【0015】しかも、本発明は、従来技術では不可能と
されてきたより合わせ部分を一時的に順次より戻し、そ
の間に芯線・側線それぞれ全周に塗装、加熱、冷却を行
って、合成樹脂被膜を形成せしめた塗装PC鋼より線を
用いてなる、多種の多条アンボンドPC鋼より線の加工
方法を開発したものである。
【0016】以上、本発明はこのような従来の問題点に
鑑みてなされたもので、従来例を見ない多種の構造によ
る多条アンボンドPC鋼より線の加工が可能となり、こ
のことによって、防錆力は元より、作業性と施工性が著
しく向上する、塗装PC鋼より線の多条アンボンド加工
方法を提供することを目的としたものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】上述の如き従来の問題点
を解決し、所期の目的を達成するため本発明の要旨とす
る構成は、芯線の周囲に複数の側線をより合わせて構成
されているPC鋼より線にあって、上記芯線と側線それ
ぞれの全周面単独に合成樹脂被膜層を形成した塗装PC
鋼より線のそれぞれの表面に滑剤を塗布し、その滑剤が
塗布された塗装PC鋼より線の二条以上の表面に押出成
形法によって合成樹脂被覆層を形成する塗装PC鋼より
線の多条アンボンド加工方法に存する。
【0018】また、芯線の周囲に複数の側線をより合わ
せて構成されているPC鋼より線にあって、上記芯線と
側線それぞれの全周面単独に合成樹脂被膜層を形成した
塗装PC鋼より線の表面に滑剤を塗布し、その表面に押
出成形法によって合成樹脂被覆層を設けた一条塗装アン
ボンドPC鋼より線の二条以上の表面に押出成形法によ
って、更に合成樹脂被覆層を形成する塗装PC鋼より線
の多条アンボンド加工方法に存する。
【0019】更に、芯線の周囲に複数の側線をより合わ
せて構成されているPC鋼より線にあって、上記芯線と
側線それぞれの全周面単独に合成樹脂被膜層を形成した
塗装PC鋼より線の二条以上の表面に押出成形法によっ
て合成樹脂被覆層を設け、その表面に滑剤を塗布し、更
にその表面に押出成形法によって合成樹脂被覆層を形成
する塗装PC鋼より線の多条アンボンド加工方法に存す
る。
【0020】また、前記複数の塗装PC鋼より線又は表
面に合成樹脂被覆層を設けてなる一条塗装PC鋼より線
を、環状若しくは並列配置にして表面に更に合成樹脂被
覆層を形成しても良い。
【0021】更に、前記複数の塗装PC鋼より線をスペ
ーサーにて所定間隔に保持した後、表面に前記合成樹脂
被膜層を形成しても良い。
【0022】
【作用】このように構成される本発明の塗装PC鋼より
線の多条アンボンド加工方法は、まず、芯線の周囲に複
数の側線をより合わせて構成されているPC鋼より線に
あって、上記芯線と側線それぞれの全周面単独に合成樹
脂被膜層を形成した塗装PC鋼より線のそれぞれの表面
に滑剤を塗布し、その滑剤が塗布された塗装PC鋼より
線の二条以上の表面に押出成形法により合成樹脂被覆層
を形成することによって、芯線、側線間内部の空洞部分
或いは側線相互間の空洞部分又はPC鋼より線相互間の
空洞部分等の如き、あらゆる空洞部分においての腐食を
防止することが可能となる。
【0023】また、芯線の周囲に複数の側線をより合わ
せて構成されているPC鋼より線にあって、上記芯線と
側線それぞれの全周面単独に合成樹脂被膜層を形成した
塗装PC鋼より線の表面に滑剤を塗布し、その表面に押
出成形法によって合成樹脂被覆層を設けた一条塗装アン
ボンドPC鋼より線の二条以上の表面に押出成形法によ
って更に合成樹脂被覆層を形成することにより、同PC
鋼より線は、更に防錆力に富み、耐久性に優れることと
なる。
【0024】更に、芯線の周囲に複数の側線をより合わ
せて構成されているPC鋼より線にあって、上記芯線と
側線それぞれの全周面単独に合成樹脂被膜層を形成した
塗装PC鋼より線二条以上の表面に押出成形法によって
合成樹脂一次被覆層を設けた後、その表面に滑剤を塗布
し、更にその表面に押出成形法によって合成樹脂二次被
覆層を形成すれば、前記一次被覆層と二次被覆層とで前
記滑剤を包む状態で剥すことによって、合成樹脂被覆層
を有する側線より合わせ付着部分となり、完全な防錆処
理が施されるため、定着体、グラウト材にひび割れが生
じても腐食の危険性はない。
【0025】また、前記複数の塗装PC鋼より線又は表
面に合成樹脂被覆層を設けてなる一条塗装PC鋼より線
を環状若しくは並列配置にして表面に更に合成樹脂被覆
層を形成したり、或いは前記複数の塗装PC鋼より線を
スペーサーにて所定間隔に保持した後、表面に前記合成
樹脂被膜層を形成すれば、永久アンカー工法等に用いた
場合、PC鋼より線に曲げ応力を与えることなく定着し
得ることとなる。以下、本発明を実施例により更に詳し
く説明する。
【0026】
【実施例】本発明による多条アンボンドPC鋼より線
は、使用場所或いは使用方法によって多種構造の多条ア
ンボンドPC鋼より線に加工できるものであるが、標準
的には集合形、並列形、直線形の3種類が挙げられる。
【0027】そこで、その使用の一例として永久アンカ
ー工法等、防錆力が特に要求される場合は、多条アンボ
ンドPC鋼より線を用い、種類は直線形としてアンカー
プレート或いはアンカーヘッド定着穴に直線状にアンボ
ンドPC鋼より線が挿入できるように、それに合わせた
スペーサーを適当な間隔に入れながら、多条アンボンド
加工を施したものを、図13に示すように、支圧形永久
アンカー工法に用いれば、PC鋼より線に曲げ応力を与
えることなく定着が可能となり、施工性が向上すると共
に、四重防錆(芯線・側線全周被膜+グリース+一次被
覆+2次被覆)が施されているので、従来の問題点とな
っていた防錆力、作業性、施工性等の全ての点において
優れた特性を有し、理想的な永久アンカー工法が施工で
きるのである。
【0028】まず、本発明に係る塗装PC鋼より線の多
条アンボンド加工方法の第1実施例を図1〜図6を参照
しながら説明する。本発明は、前工程として芯線25の
周囲に複数の側線24,24…をより合わせて一条のP
C鋼より線Aを構成する(図2(a)参照)。そして、然
る後、前記芯線25と側線24,24…とのそれぞれの
全周面単独に合成樹脂被膜層(詳しくは、単独被膜2
6)を形成して塗装PC鋼より線B(図2(b)参照)を
形成する。
【0029】因に、斯かる合成樹脂被膜層の形成は、後
述する緩解装置、拡開維持装置等を介して芯線と側線の
より合わせ部分を一時的に順次より戻し、その間に芯
線、側線のそれぞれの全周に塗装、加熱、冷却などを行
なうのが良い。
【0030】次に、本発明の第2工程について説明す
る。前工程で得た二条以上の塗装PC鋼より線B,B…
を、環状の集合形(図4参照)若しくは並列形(図5参
照)に組み合わせた後、それぞれの表面に滑剤27を塗
布する。この滑剤としては、例えば、グリースを使用
し、後述するグリース塗布装置にて均等に塗布するのが
好ましい。
【0031】また、図6に示すように、直線形の多条ア
ンボンドPC鋼より線の場合のみ、後述する合成樹脂被
覆層(一次被覆層)28の被装直前において、各条のP
C鋼より線B,B…を適宜間隔に保持せしめるスペーサ
ー43を介在させても良い。
【0032】次に、本発明の第3工程について説明す
る。前工程で得た滑剤27が塗布された塗装PC鋼より
線Bの表面に押出成形法によって合成樹脂被覆層(詳し
くは、一次被覆層28)を形成することにより、多条の
アンボンドPC鋼より線が得られるものである。
【0033】一方、本発明方法の基礎となる一条のアン
ボンドPC鋼より線の製造システム装置を図1〜図3を
参照しながら説明する。図1は、PC鋼より線の芯線、
側線のそれぞれの全周面単独に合成樹脂被膜層を形成し
てなる塗装PC鋼より線及びその一条のアンボンドPC
鋼より線の形成方法を実施する上で最も適する加工ライ
ン又はその製造装置(以下、単に、システム装置とい
う)を示すブロック図であり、図中1は、加工されるべ
きPC鋼より線である。
【0034】該PC鋼より線1は、図2(a)に示した
断面構造を有している。すなわち、PC鋼より線1は、
その中央部分に芯線25があり、その芯線25の周囲に
接合状態で配置された6本の側線24,24…が螺旋状
により合わされた構造となっている。
【0035】また、このシステム装置は、コイル状に巻
取られたPC鋼より線1をアンコイラ装置2にセットし
た後、そのPC鋼より線1の遊端側を、順次、次工程装
置である引出ロール3、研磨装置4、緩解装置5、拡開
維持装置6a、芯線調整装置7、拡開維持装置6b、静
電粉体塗装装置8、高周波誘導加熱装置9、冷却装置1
0、拡開維持装置6c、緩閉装置11の順に送りスレー
ティングを行う。
【0036】そして、一条のアンボンドPC鋼より線C
(図2(c)参照)に加工する場合は、グリース塗布装置
12、一次被覆成形押出装置13a、冷却装置14aの
順に加工するものであるが、芯線25、側線24のそれ
ぞれの外周面に単独の合成樹脂被膜26を形成した塗装
PC鋼より線Bに加工する場合は、グリース塗布装置1
2、一次被覆成形押出装置13aは開放し、以降の工程
は、前述の塗装PC鋼より線Bの加工と同様、外径測定
装置15a、ピンホール検出装置16a、引取装置17
aを経て、捲取り装置19aに装備されている木製ドラ
ムに、スレーティングしてきたPC鋼より線の遊端側を
固定することにより、製造準備が完了し、次いで、斯か
るシステム装置が一連に稼動されることにより、自動的
に木製ドラムに2000Kgづつ捲き取られるものであ
る。
【0037】尚、前記アンコイラー装置2より引き出さ
れたPC鋼より線1は、前記研磨装置4の鋼製ブラシ或
いはバフ等によって表面に付着している錆、油脂類、ゴ
ミ等が完全に除去されるのである。
【0038】そして、研磨されたPC鋼より線1は、緩
解装置5に供給され、該緩解装置5によってPC鋼より
線1の芯線25に対し、螺旋状により合わせられている
側線24を、順次、連続して一時的により戻し、そのよ
り戻された側線24は拡解維持装置6a、6b、6cに
よって一定の間隔に維持せしめる。
【0039】次いで、斯かる拡開維持装置6a、6b、
6cによって一定の間隔に側線24が維持されている間
に、静電粉体塗装法によって芯線25、側線24のそれ
ぞれの全周面単独に粉体塗料の付着膜層を形成し、それ
を高周波誘導加熱装置9によって加熱溶着せしめた後、
冷却装置10によって被膜を常温まで冷却し、然る後、
緩閉装置11によって元の状態により合わせて芯線2
5、側線24のそれぞれの全周面単独被膜26の形成は
完了し、塗装PC鋼より線20aの加工は終了する。
【0040】従って、一条アンボンドに加工する場合
は、その塗装PC鋼より線20aの表面にグリース塗装
装置12によってグリース等の滑剤27を均一に塗布
し、更にその表面に成形押出装置13aによって合成樹
脂被膜層29を形成した後、それを冷却装置14aによ
って常温まで冷却することにより、図2(C)に示す一
条アンボンドPC鋼より線Cが得られるものである。
【0041】また、これ以降の製造工程は、塗装PC鋼
より線Bの加工及び一条アンボンドPC鋼より線Cの加
工も同様となり、外径測定装置15aによって外径を連
続的に測定記録し、ピンホール検出装置16aによって
連続的にピンホールを検出記録し、引取装置17によっ
て一定の速度で引き取りながら、巻取機19aに挿入さ
れている木製ドラムに2000kgづつ捲き取られて行
くものである。
【0042】次に、本発明に斯かる多条アンボンド加工
方法を実施するためのシステム装置を図3を参照しなが
ら説明する。尚、理解を容易にするため、前述した一条
のアンボンドPC鋼より線のシステム装置と同一部分は
同一符号で示し、構成の異なる処のみを新たな番号を付
して以下に説明する。
【0043】図3は、図2に示す断面構造の塗装PC鋼
より線B及び一条アンボンドPC鋼より線Cを用いて多
条アンボンドPC鋼より線を製造加工するのに最適なシ
ステム装置を示すブロック図であり、同図において、2
0aは多条アンボンドPC鋼より線に加工されるべき塗
装PC鋼より線である。
【0044】このシステム装置は、塗装PC鋼より線2
0a又は塗装PC鋼より線を用いた一条アンボンドPC
鋼より線20bが木製ドラムに捲き取られているものを
アンコイラー装置2aにセットし、その遊端側を、順
次、次工程の引出装置17b、グリース塗布装置12
a、一次被覆成形押出装置13a、冷却装置14b、グ
リース塗布装置12b、二次被覆成形押出装置13b、
冷却装置14cの順にスレーティングを行うものであ
る。
【0045】しかしながら、グリース塗布装置12a、
一次被覆成形押出装置13b、冷却装置14bは開放し
て、グリース塗布装置12b、二次被覆成形押出装置1
3c、冷却装置14cの順に行い、以後の工程は、一条
アンボンド加工と同様、外径測定装置15b、ピンホー
ル検出装置16b、引取装置17cを経て、捲取装置1
9bに装備されている木製ドラムにスレーティングして
きた塗装PC鋼より線20a又は一条アンボンドPC鋼
より線20bの遊端側を固定して、製造準備が完了し、
斯かるシステム装置を一連に稼動させることにより、木
製ドラムに2000Kgづつ捲き取られるものである。
【0046】また、アンコイラー装置2aは、製造され
る多条アンボンドPC鋼より線によって必要台数配置
し、木製ドラムに捲き取られている塗装PC鋼より線2
0a又は一条アンボンドPC鋼より線20bをセット
し、次工程の引出装置17bにその遊端部をそれぞれを
供給して、それ以降の引取装置17cまで順次送り出さ
れるものである。
【0047】そして、図4に示す多条アンボンドPC鋼
より線の場合にのみ、グリース塗布装置12aによっ
て、塗装PC鋼より線20aのそれぞれの表面にグリー
ス27を塗布し、また、図7に示す多条アンボンドPC
鋼より線の場合は、グリース塗布装置12aを開放して
グリース等の滑剤27を塗布することなく、一次被覆成
形押出装置13bによって合成樹脂被覆層(一次被覆
層)28を形成する。
【0048】また、図6、図9、図12に示す直線形の
多条アンボンドPC鋼より線の場合のみ、一次被覆成形
押出装置13bの直前において、適当な間隔にスペーサ
ー43を挿入しながら合成樹脂被覆層2を形成するも
のである。
【0049】次いで、合成樹脂被覆層28が形成された
それぞれの多条アンボンドPC鋼より線は、冷却装置1
4bによって常温まで冷却され、次工程のグリース塗布
装置12bによって合成樹脂被覆層(一次被覆層)28
の表面にグリース等の滑剤27を塗布し、二次被覆成形
押出装置13cによって、その表面に合成樹脂被膜層
(二次被覆層)30が形成され(図10乃至図12参
照)、冷却装置14cによって常温まで冷却されるもの
である。
【0050】従って、グリース塗布装置12b、二次被
覆成形押出装置13c、冷却装置14cは開放し、以降
の工程は、前例と同様となる。
【0051】前工程において、すべて被覆層の形成が完
了し、冷却された多条アンボンドPC鋼より線は、外径
測定装置15bによって外形を連続的に測定記録し、ピ
ンホール検出装置16bによって連続的に検出記録し、
引取装置17cによって一定の速度で引き取りながら捲
取機19bに挿入されている木製ドラムに2000Kg
づつ捲き取られて行くものである。
【0052】次に、本発明に斯かる多条アンボンド加工
方法の第2実施例を図7〜図9を参照しながら説明す
る。尚、理解を容易にするため、前述した第1実施例と
同一部分は同一符号で示し、構成の異なる処のみを新た
な番号を付して説明する。
【0053】図7は、環状の集合形に構成された多条ア
ンボンドPC鋼より線の断面図であり、この多条アンボ
ンドPC鋼より線は、第1実施例と同様、芯線25の周
囲に複数の側線24,24…をより合わせて一条のPC
鋼より線を形成し、次いで、この全周面に、単独に合成
樹脂被膜層26を被装することにより、塗装PC鋼より
線を形成する。
【0054】因に、斯かる合成樹脂被膜層26の形成
は、第1実施例と同様、緩解装置5、拡開維持装置6
a,6b,6c等を介して芯線25と側線24,24…
のより合わせ部分を一時的に順次より戻し、その間に芯
線25、側線24,24…のそれぞれの全周に塗装、加
熱、冷却などを施しながら行なうのが良い。
【0055】次いで、この表面にグリース等の滑剤27
を塗布装置を介して均等に塗布した後、更に、この表面
に押出成形法により合成樹脂被覆層29を被装すること
により、一条のアンボンドPC鋼より線C(図2(C)参
照)が得られる。
【0056】次いで、この一条のアンボンドPC鋼より
線Cを、図7に示すように、環状に組み合わせた後、こ
れらの表面に押出成形法によって、合成樹脂被覆層28
を被装形成することにより、集合形の多条アンボンドP
C鋼より線が得られるものである。
【0057】また、図8に示すように、斯かる一条塗装
PC鋼より線を並列状態に配置させ、かつ、この表面に
押出成形法によって合成樹脂被覆層28を被装させるこ
とにより、並列形の多条アンボンドPC鋼より線を形成
しても良い。
【0058】尚、図9は、一条塗装PC鋼より線を直線
形に組み付けた多条アンボンドPC鋼より線の断面図で
あり、各アンボンドPC鋼より線間を適宜間隔に保持せ
しめるスペーサー43を介在させてなる多条アンボンド
PC鋼より線である。
【0059】次に、本発明に斯かる多条アンボンド加工
方法の第3実施例を図10〜図12を参照しながら説明
する。尚、理解を容易にするため、前述した第1〜第2
実施例と同一部分は同一符号で示し、構成の異なる処の
みを新たな番号を付して説明する。
【0060】図10は、環状の集合形に構成された多条
アンボンドPC鋼より線の断面図であり、この多条アン
ボンドPC鋼より線は、芯線25と、該芯線25の外周
に環状に配置された6本の側線24,24…とのそれぞ
れの全周面単独に合成樹脂被膜層26,26…を形成し
てなる塗装PC鋼より線からなる。
【0061】換言すれば、斯かる塗装PC鋼より線の一
本を芯線とすべく他の6本を環状に組み付け、然る後、
この表面に押出成形法によって合成樹脂被覆層2を被
装する。
【0062】次いで、該合成樹脂被覆層2の表面にグ
リース等の滑剤27を塗布し、更にその表面に押出成形
法によって合成樹脂被覆層(二次被覆層)30を被覆形
成することにより、集合形の多条アンボンドPC鋼より
線が得られるのである。
【0063】また、このように7条の塗装PC鋼より線
を環状に集合させたり、或いは図11〜図12に示すよ
うに、並列配置にしたり、前記複数の塗装PC鋼より線
をスペーサー43にて所定間隔に保持した後、表面に前
記合成樹脂被膜層30を形成すれば、永久アンカー工法
等に用いた場合、PC鋼より線に曲げ応力を与えること
なく定着できるため、施工性が向上すると共に、四重防
錆(芯線・側線全周被膜+グリース+一次被覆+2次被
覆)が施されているため、従来の問題点となっていた防
錆力、作業性、施工性等の全ての点において優れた特性
を有し、理想的な永久アンカー工法が施工できるのであ
る。
【0064】尚、本発明の塗装PC鋼より線の多条アン
ボンド加工方法は、これら実施例に限定されることな
く、本発明の目的の範囲内で自由に設計変更し得るもの
であり、本発明はそれらの全てを包摂するものである。
【0065】
【発明の効果】本発明の塗装PC鋼より線の多条アンボ
ンド加工方法は、芯線の周囲に複数の側線をより合わせ
て構成されているPC鋼より線にあって、上記芯線と側
線それぞれの全周面単独に合成樹脂被膜層を形成した塗
装PC鋼より線のそれぞれの表面に滑剤を塗布し、その
滑剤が塗布された塗装PC鋼より線の二条以上の表面に
押出成形法により合成樹脂被覆層を形成することによっ
て、芯線、側線間内部の空洞部分或いは側線相互間の空
洞部分又はPC鋼より線相互間の空洞部分等の如き、あ
らゆる空洞部分においての腐食を防止することができ、
特に、JISZ2371に基づく塩水噴霧試験(200
0時間)を行っても、発錆、脹れ等は全く認められず、
防錆力、耐久性に優れるといった効果を奏するものであ
る。
【0066】また、芯線の周囲に複数の側線をより合わ
せて構成されているPC鋼より線にあって、上記芯線と
側線それぞれの全周面単独に合成樹脂被膜層を形成した
塗装PC鋼より線の表面に滑剤を塗布し、その表面に押
出成形法によって合成樹脂被覆層を設けた一条塗装アン
ボンドPC鋼より線の二条以上の表面に押出成形法によ
って更に合成樹脂被覆層を形成することにより、更に防
錆力、耐久性に優れるといっい効果を奏するものであ
る。
【0067】更に、芯線の周囲に複数の側線をより合わ
せて構成されているPC鋼より線にあって、上記芯線と
側線それぞれの全周面単独に合成樹脂被膜層を形成した
塗装PC鋼より線二条以上の表面に押出成形法によって
合成樹脂一次被覆層を設けた後、その表面に滑剤を塗布
し、更にその表面に押出成形法によって合成樹脂二次被
覆層を形成すれば、前記一次被覆層と二次被覆層とで前
記滑剤を包む状態で剥すことによって、合成樹脂被覆層
を有する側線より合わせ付着部分となり、完全な防錆処
理が施されるため、仮令、定着体、グラウト材にひび割
れが生じても、腐食の危険性はないといった優れた効果
を奏するものである。
【0068】また、前記複数の塗装PC鋼より線又は表
面に合成樹脂被覆層を設けてなる一条塗装PC鋼より線
を環状若しくは並列配置にして表面に更に合成樹脂被覆
層を形成したり、或いは前記複数の塗装PC鋼より線を
スペーサーにて所定間隔に保持した後、表面に前記合成
樹脂被膜層を形成すれば、永久アンカー工法等に用いた
場合、PC鋼より線に曲げ応力を与えることなく定着で
きるため、施工性が向上すると共に、三重又は四重防錆
(芯線・側線全周被膜+グリース+一次被覆+2次被
覆)が施されているため、従来の問題点となっていた防
錆力、作業性、施工性等の全ての点において優れた特性
を有し、理想的な永久アンカー工法が施工できるといっ
た優れた効果を奏するものである。
【0069】このように本発明は、従来技術では不可能
とされてきたより合わせ部分を一時的に順次より戻し、
その間に芯線、側線それぞれ全周に塗装、加熱、冷却を
行って、合成樹脂被膜を形成できるため、従来例を見な
い多種構造の多条アンボンドPC鋼より線の加工が可能
となり、防錆力は元より、作業性と施工性が著しく向上
することができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る塗装PC鋼より線及び一条アンボ
ンドPC鋼より線の加工方法に使用されるシステム装置
の全体を示す略図である。
【図2】図2(a)は本実施例で使用するPC鋼より線
の断面図、図2(b)は塗装PC鋼より線の断面図、図
3(c)は一条のアンボンドPC鋼より線の断面図であ
る。
【図3】本発明に係る多条アンボンドPC鋼より線の加
工方法に使用されるシステム装置の全体を示す略図であ
る。
【図4】集合形の多条アンボンドPC鋼より線の第1実
施例を示す断面図である。
【図5】並列形の多条アンボンドPC鋼より線の第1実
施例を示す断面図である。
【図6】直線形の多条アンボンドPC鋼より線の第1実
施例を示す断面図である。
【図7】集合形の多条アンボンドPC鋼より線の第2実
施例を示す断面図である。
【図8】並列形の多条アンボンドPC鋼より線の第2実
施例を示す断面図である。
【図9】直線形の多条アンボンドPC鋼より線の第2実
施例を示す断面図である。
【図10】集合形の多条アンボンドPC鋼より線の第3
実施例を示す断面図である。
【図11】並列形の多条アンボンドPC鋼より線の第3
実施例を示す断面図である。
【図12】直線形の多条アンボンドPC鋼より線の第3
実施例を示す断面図である。
【図13】支圧形の永久アンカーを示す説明図である。
【符号の説明】
1 PC鋼より線 2 アンコイラー 2a アンコイラー 3 引出ロール 4 研磨装置 5 緩解装置 6a 拡開維持装置 6b 拡開維持装置 6c 拡開維持装置 7 芯線調整装置 8 塗装装置 9 高周波誘導加熱装置 10 冷却装置 11 緩閉装置 12 グリース塗布装置 12a グリース塗布装置 12b グリース塗布装置 13a 被覆成形押出装置 13b 被覆成形押出装置 13c 被覆成形押出装置 14a 冷却装置 14b 冷却装置 14c 冷却装置 15a 外径測定装置 15b 外径測定装置 16a ピンホール検出装置 16b ピンホール検出装置 17a 引取装置 17b 引取装置 17c 引取装置 19a 巻取機 19b 巻取機 20a 塗装PC鋼より線 20b 一条アンボンドPC鋼より線 21 多条アンボンドPC鋼より線 22 多条アンボンドPC鋼より線 23 多条アンボンドPC鋼より線 24 側線 25 芯線 26 単独被膜 27 滑剤 28 合成樹脂被覆層(一次被覆層) 29 合成樹脂被覆層 30 合成樹脂被覆層(二次被覆層) 31 上部キャップ 32 アンカープレート 33 ヘッドキャップ 34 防錆剤充填 35 アンカーヘッド 36 直線形の多条アンボンドPC鋼より線 37 定着具異形管上部キャップ 38 定着具管 39 下部アンカープレート 40 圧着グリップ 41 防錆剤充填キャップ 42 防錆剤 43 直線形のアンカープレート穴の同調スペーサー

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】芯線の周囲に複数の側線をより合わせて構
    成されているPC鋼より線にあって、上記芯線と側線そ
    れぞれの全周面単独に合成樹脂被膜層を形成した塗装P
    C鋼より線のそれぞれの表面に滑剤を塗布し、その滑剤
    が塗布された塗装PC鋼より線の二条以上の表面に押出
    成形法によって合成樹脂被覆層を形成することを特徴と
    する塗装PC鋼より線の多条アンボンド加工方法。
  2. 【請求項2】前記複数の塗装PC鋼より線を環状若しく
    は並列配置にして表面に前記合成樹脂被覆層を形成した
    ことを特徴とする請求項1に記載の多条アンボンド加工
    方法。
  3. 【請求項3】前記複数の塗装PC鋼より線をスペーサー
    にて所定間隔に保持した後、表面に前記合成樹脂被膜層
    を形成したことを特徴とする請求項1に記載の多条アン
    ボンド加工方法。
  4. 【請求項4】芯線の周囲に複数の側線をより合わせて構
    成されているPC鋼より線にあって、上記芯線と側線そ
    れぞれの全周面単独に合成樹脂被膜層を形成した塗装P
    C鋼より線の表面に滑剤を塗布し、その表面に押出成形
    法によって合成樹脂被覆層を設けた一条塗装PC鋼より
    線の二条以上の表面に押出成形法によって、更に合成樹
    脂被覆層を形成することを特徴とする塗装PC鋼より線
    の多条アンボンド加工方法。
  5. 【請求項5】前記複数の一条塗装PC鋼より線を環状若
    しくは並列に配置にして表面に合成樹脂被膜層を形成し
    たことを特徴とする請求項4に記載の多条アンボンド加
    工方法。
  6. 【請求項6】前記複数の一条塗装PC鋼より線をスペー
    サーにて所定間隔に保持した後、表面に前記合成樹脂被
    膜層を形成したことを特徴とする請求項4に記載の多条
    アンボンド加工方法。
  7. 【請求項7】芯線の周囲に複数の側線をより合わせて構
    成されているPC鋼より線にあって、上記芯線と側線そ
    れぞれの全周面単独に合成樹脂被膜層を形成した塗装P
    C鋼より線の二条以上の表面に押出成形法によって合成
    樹脂被覆層を設け、その表面に滑剤を塗布し、更にその
    表面に押出成形法によって合成樹脂被覆層を形成するこ
    とを特徴とする塗装PC鋼より線の多条アンボンド加工
    方法。
  8. 【請求項8】前記複数の塗装PC鋼より線を環状若しく
    は並列配置にして表面に前記合成樹脂被膜層を形成した
    ことを特徴とする請求項7に記載の多条アンボンド加工
    方法。
  9. 【請求項9】前記複数の塗装PC鋼より線をスペーサー
    にて所定間隔に保持した後、表面に前記合成樹脂被膜層
    を形成したことを特徴とする請求項7に記載の多条アン
    ボンド加工方法。
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