JP2650288B2 - コロナ放電装置 - Google Patents

コロナ放電装置

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JP2650288B2 JP62335848A JP33584887A JP2650288B2 JP 2650288 B2 JP2650288 B2 JP 2650288B2 JP 62335848 A JP62335848 A JP 62335848A JP 33584887 A JP33584887 A JP 33584887A JP 2650288 B2 JP2650288 B2 JP 2650288B2
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良和 高橋
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は電子写真プロセスを応用した複写機やプリ
ンタに適用することのできるコロナ放電装置に関する。
従来の技術及びその問題点 従来の電子写真複写機の1例について第5図の概略構
成図に基き説明する。
アルミ基板上に光導電体層を形成した電荷受容体13は
ドラム状をなしていて、まず画像情報が照射される前に
その表面に帯電装置31で一様に帯電されるようになって
おり、その上方に複写すべき原稿20を載置する原稿台21
が設けられている。原稿台21の下側には原稿20を照射す
る光源22と、原稿20からの反射光を電荷受容体13へ導び
く光学系19が設置されている。
また露光工程により電荷受容体13の表面に形成された
静電潜像は、電荷受容体13の周辺に設置された現像器23
により現像されたトナー像とされた後、転写器24に達
し、給紙装置25より給紙された用紙26にトナー像が転写
される。
トナー像の転写された用紙26は、剥離用帯電装置27に
より除電されて電荷受容体13より剥離されて定着器28へ
送られ、定着器28で用紙26上のトナー像が用紙26へ定着
される。
一方、転写工程後電荷受容体13表面に残留する未転写
トナーはプリクリーニングコロトロン29により除電され
た後、クリーニング装置30により電荷受容体13の表面か
ら除去される。
このような従来の電子写真複写機においては、感光体
の一様帯電(帯電装置31)、トナー像の転写(転写器2
4)、用紙の剥離(剥離用帯電装置27)、残留電荷の除
去(プリクリーニングコロトロン29)等にコロナ放電装
置が利用されている。
一般に用いられているコロナ放電装置は第6図に示す
ように、断面ほぼコの字状をなすシールドケース43の両
端部に絶縁ブロック41を設けて、この絶縁ブロック41の
間に、上記シールドケース43のほぼ中央に位置するよう
放電ワイヤ42を張設した構成からなり、この放電ワイヤ
42に、±4,000〜±8,000Vの高電圧が印加されることに
より、感光体などの電荷受容体との間でコロナ放電が生
じるようになっており、このコロナ放電により発生した
イオンが電荷受容体に付着してこれを帯電するようにな
っている。
また放電ワイヤ42を囲繞するシールドケース43は、放
電ワイヤ42との間に一定の空間距離を維持することによ
り、放電ワイヤ42表面に形成された電界を強く、かつ安
定化させる機能を有している。
発明が解決しようとする問題点 上記のように構成された放電装置は、絶縁ブロック41
の間に機械的強度の小さい放電ワイヤ42を、張設してい
るため使用中の振動などにより放電ワイヤ42が切れやす
く、しばしば交換する必要があるなど保守に手数がかか
るといった不都合があった。
また、コロナ放電装置の他の例として、第7図にコロ
ナ放電装置両端部の一部破断斜視図を示すものが知られ
ている。この放電装置は、放電ワイヤ42の端部に前もっ
て接続端子45を固着して、この接続端子45の一端を絶縁
ブロック41のピン46に係合し、他端の接続端子45にはス
プリング47を係合するものであり、このスプリング47を
ピン46或いは板状端子48(第8図参照)に係合すること
によって所定の張力を付与して張架する構造のものであ
る。
コロナ放電を発生させる放電ワイヤ42としては、通
常、線怪が100μm以下の細いタングステン線等の金属
線が用いられている。
また、近年マイナス帯電用感光体(OPCなど)が、電
子写真複写機やレーザープリンター等へ多用されている
が、負極性感光体の帯電をコロトロンによるマイナス放
電により行なう場合、プラス放電に比べて、オゾン
(O3)、窒素酸化物(NOX)等の有害物質の発生が多い
ことが知られている。その対策の一つとして、オゾンフ
ィルタ、NOX処理剤等を用いる必要があるため装置がコ
スト高になっている。また、オゾンの低減化に有効な手
段のひとつとして放電ワイヤを細くすることが提案され
ている。
放電ワイヤの径は、望ましくは50μ以下、更に望まし
くは、20μ以下でその効果が大きいが、一方では、放電
ワイヤの強度が低下するのでその張架方法が難しくな
り、また、張架できても張架荷重にばらつきがあり、メ
インテナンス時における切断や、僅かな衝撃でのワイヤ
切れが発生し、保守性が悪いという欠点があった。
従って、本発明の目的は、上記問題点を解決し、放電
ワイヤの張架が容易であり、しかもワイヤ張架時に放電
ワイヤが切断しにくいコロナ放電装置を提供することに
ある。
問題点を解決するための手段 本発明者等はコロナ放電装置の放電ワイヤ固定部の一
端をワイヤを支持する弾性部材とその弾性部材の支持部
材とからなる構成とし、前記弾性部材の変形量を調製す
る機構を設けることによって前記の問題点を解決するこ
とに成功し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、放電ワイヤ、該放電ワイヤの両
端に設けた放電ワイヤ固定部、該放電ワイヤに対向して
配設されたシールド部材、及び該シールド部材の両端に
配設した絶縁ブロックを有し、該絶縁ブロックにより放
電ワイヤ固定部をそれぞれ支持するコロナ放電装置にお
いて、前記放電ワイヤ固定部の一方が前記絶縁ブロック
の一方に軸着された概ね腕状の弾性部材であり、放電ワ
イヤを該腕状部材の軸から遠位の端部に固定し、腕状部
材の軸回りの角度を調整することにより放電ワイヤの張
架荷重を調整することを特徴とするコロナ放電装置であ
る。
以下、本発明を図面を参照しながら従来技術と対照し
て説明する。
第1図は従来技術のコロナ放電装置の部分斜視図であ
り、第2図はその断面図である。
コロナ放電器のシールド(図示せず)の両端には放電
ワイヤ固定部である一対の絶縁ブロック1,1′が設けら
れている。
この絶縁ブロック1,1′には断面略L字状に形成され
た弾性部材(板バネ)2,2′が立設されている。
板バネ2,2′としては弾性を有する薄板、例えば厚み
が0.5mm以下のステンレス板等が利用できる。
板バネの遊端側(上部)は、水平面状の3〜5mm角程
度の大きさの台部2a,2a′に形成されており、この台部2
a,2a′の上に、それとほぼ同形の金属製小片3a,3a′を
重ねて放電ワイヤを挟んで固着して放電ワイヤを張り渡
している。
板バネ2は導電路を介して給電プラグ5と電気的に接
続され、給電プラグ5から放電ワイヤに電圧が印加でき
るようになっている。
一方、他端部の板バネ2′は絶縁ブロック1′に、板
バネ2′に嵌合した台座9を先端部に取付けた調整ネジ
6で固定されており、調整ネジ6の回転につれて台座9
と共に板バネ2′が動くことにより放電ワイヤの張架荷
重が調節できるようになっている。
以下、この従来装置例における放電ワイヤの取り付け
手順を説明する。
先づ、10〜100μm径のタングステン製の放電ワイヤ
4が捲回されたリールから放電ワイヤ4を引き出しこの
放電ワイヤ4を一方の板バネの台部2aに直接張り渡す。
次に、別途用意した3〜5mm巾で板厚0.5mm以下のステ
ンレス製の小片3aと板バネ2の台部2aとの間に放電ワイ
ヤとなるタングステン線を挟んで点溶接し放電ワイヤを
板バネに固着する。
ついで他方の板バネ2′の台部2a′上に放電ワイヤ4
を外部から板バネに力を加えて変位させた状態を保って
別途用意してあった小片3a′と板バネ2′の台部2a′と
の間に放電ワイヤを挟んで点溶接する。ここで外部から
の力を取り去れば放電ワイヤに板バネの弾性で決まる所
定の張力が付与される。
張架荷重が所望の値がない場合には、ここで一方の板
バネ2′の内側に設けられている絶縁ブロックの側壁に
支持された調整ネジ6によって台座9と板バネ2′の位
置を微調整して所望の荷重に設定する。
一方、第3図は本発明の実施例の部分斜視図であり、
第4図は同実施例の弾性部材変形量調整機構(張架荷重
調整部品)の分解斜視図である。
本実施例の一端(給電プラグ5側)の構成は前記の従
来例と同じであるが、他方の弾性部材(板バネ)7はブ
ロック1′の底部にスペーサー8を介してビス6で固定
されており、ビス6を支点とする角度を調整することに
よって板バネの位置を変えて放電ワイヤ4の張架荷重を
調節するものである。取り付け手順はリールから放電ワ
イヤを引き出し、一方の板バネ2の台部2aに直接張り渡
しステンレスの小片3aとの間に放電ワイヤ4を挟んで点
溶接し放電ワイヤを板バネに固着する。ついで他方の板
バネ7の台部2a′上に放電ワイヤ4を張り渡しタングス
テン線がたるまない荷重でステンレスの小片3a′との間
に放電ワイヤを挟んで点溶接する。その後所望の張架荷
重が得られるようにビス6を支点とする角度を変位させ
ながら調整する。
発明の効果 本発明のコロナ放電装置は板バネに点溶接にて固着し
張架した放電ワイヤの張架荷重を張架後所望の荷重に調
整する腕状部品を取り付けたものである。
放電ワイヤをリールから直接引き出し張架する際、特
に板バネに点溶接することにより容易に放電ワイヤを張
架することができるが、所望の張架荷重とならない場合
でも本発明によれば簡単に調整することができ、コロナ
放電装置製作の得率が格段に向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のコロナ放電装置例の部分斜視図、 第2図は同断面図、 第3図は本発明の実施例の部分斜視図、 第4図は同実施例の張架荷重調整装置の分解斜視図、 第5図は従来の電子写真複写機例の概略構成図、 第6図は従来のコロナ放電装置例の斜視図、 第7図は従来のコロナ放電装置例の両端部の一部破断斜
視図、 第8図はスプリング取付手段を示す斜視図である。 図中符号: 1,1′……絶縁性支持ブロック;2,2′……板バネ;2a,2
a′……台部;3a,3a′……小片;4……放電ワイヤ;5……
給電プラグ;6……調整ネジ(ビス);7……板バネ;8……
スペーサー;13……電荷受容体;19……光学系;20……原
稿;21……原稿台;22……光源;23……現像器;24……転写
器;25……給紙装置;26……用紙;27……剥離用帯電装置;
28……定着器、29……プリクリーニングコロトロン;30
……クリーニング装置;31……帯電装置;41……絶縁ブロ
ック;42……放電ワイヤ;43……コロトロンシールド;45
……ワイヤ接続端子;46……ピン;47……スプリング;48
……板状端子;49……ワイヤ位置決めブロック。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−135964(JP,A) 特開 昭60−194470(JP,A) 特開 昭57−144572(JP,A) 実開 昭63−76350(JP,U) 実開 昭62−87348(JP,U) 実開 昭60−143449(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】放電ワイヤ、該放電ワイヤの両端に設けた
    放電ワイヤ固定部、該放電ワイヤに対向して配設された
    シールド部材、及び該シールド部材の両端に配設した絶
    縁ブロックを有し、該絶縁ブロックにより放電ワイヤ固
    定部をそれぞれ支持するコロナ放電装置において、前記
    放電ワイヤ固定部の一方が前記絶縁ブロックの一方に軸
    着された概ね腕状の弾性部材であり、放電ワイヤを該腕
    状部材の軸から遠位の端部に固定し、腕状部材の軸回り
    の角度を調整することにより放電ワイヤの張架荷重を調
    整することを特徴とするコロナ放電装置。
JP62335848A 1987-12-28 1987-12-28 コロナ放電装置 Expired - Lifetime JP2650288B2 (ja)

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