JP2649407B2 - 化粧品施しブラシ - Google Patents
化粧品施しブラシInfo
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- JP2649407B2 JP2649407B2 JP1041963A JP4196389A JP2649407B2 JP 2649407 B2 JP2649407 B2 JP 2649407B2 JP 1041963 A JP1041963 A JP 1041963A JP 4196389 A JP4196389 A JP 4196389A JP 2649407 B2 JP2649407 B2 JP 2649407B2
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- brush
- bristles
- bristle
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A46—BRUSHWARE
- A46D—MANUFACTURE OF BRUSHES
- A46D1/00—Bristles; Selection of materials for bristles
- A46D1/02—Bristles details
- A46D1/0238—Bristles with non-round cross-section
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A45—HAND OR TRAVELLING ARTICLES
- A45D—HAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
- A45D40/00—Casings or accessories specially adapted for storing or handling solid or pasty toiletry or cosmetic substances, e.g. shaving soaps or lipsticks
- A45D40/26—Appliances specially adapted for applying pasty paint, e.g. using roller, using a ball
- A45D40/262—Appliances specially adapted for applying pasty paint, e.g. using roller, using a ball using a brush or the like
- A45D40/265—Appliances specially adapted for applying pasty paint, e.g. using roller, using a ball using a brush or the like connected to the cap of the container
- A45D40/267—Appliances specially adapted for applying pasty paint, e.g. using roller, using a ball using a brush or the like connected to the cap of the container comprising a wiper
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A46—BRUSHWARE
- A46D—MANUFACTURE OF BRUSHES
- A46D1/00—Bristles; Selection of materials for bristles
-
- A—HUMAN NECESSITIES
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- A46B—BRUSHES
- A46B2200/00—Brushes characterized by their functions, uses or applications
- A46B2200/10—For human or animal care
- A46B2200/1046—Brush used for applying cosmetics
- A46B2200/1053—Cosmetics applicator specifically for mascara
Landscapes
- Brushes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、らせん状によりあわせた針金から成りブラ
シ心を形成する少なくとも２条の分枝のらせんの間又は
その中に締付けた多数条の剛毛を備え、化粧品を施す、
とくにまつ毛にマスカラを又は毛髪に毛染剤を施すブラ
シに関する。
シ心を形成する少なくとも２条の分枝のらせんの間又は
その中に締付けた多数条の剛毛を備え、化粧品を施す、
とくにまつ毛にマスカラを又は毛髪に毛染剤を施すブラ
シに関する。
このようなブラシはぬぐい具を上部部分に設けた化粧
品容器内に入れるようにしてあることはよく知られてい
る。円形の横断面を持つ剛毛を備えた現用のブラシで
は、ぬぐい作用により、与えられた直径を半径方向に越
えて位置する剛毛区域にわたつて化粧品が除去される。
この除去はとくに、ぬぐう際の通過直径とぬぐい強さと
に依存する。剛毛は又一般に、実質的にらせん形の面を
形成する。そしてこれ等の剛毛の端部はらせんの形に配
置され、まつ毛又は毛髪がブラシの剛毛により形成した
面の内部に容易には入込むことができない。従つて化粧
は、必ずしも良好な条件のもとでは行われなくて、ブラ
シ自体から生ずる又このブラシのぬぐわれる方式から生
ずる化粧の欠陥を低減しようとすれば比較的多くの時間
が必要である。
品容器内に入れるようにしてあることはよく知られてい
る。円形の横断面を持つ剛毛を備えた現用のブラシで
は、ぬぐい作用により、与えられた直径を半径方向に越
えて位置する剛毛区域にわたつて化粧品が除去される。
この除去はとくに、ぬぐう際の通過直径とぬぐい強さと
に依存する。剛毛は又一般に、実質的にらせん形の面を
形成する。そしてこれ等の剛毛の端部はらせんの形に配
置され、まつ毛又は毛髪がブラシの剛毛により形成した
面の内部に容易には入込むことができない。従つて化粧
は、必ずしも良好な条件のもとでは行われなくて、ブラ
シ自体から生ずる又このブラシのぬぐわれる方式から生
ずる化粧の欠陥を低減しようとすれば比較的多くの時間
が必要である。
本発明の主な目的は、前記した欠点がもはやなく又は
一層少なくなりとくにぬぐい操作後にも剛毛をその端部
になお化粧品を満たした状態に保持し使用時に化粧品を
良好に広げることのできる、前記したような化粧品施し
ブラシを提供することにある。本発明によれば化粧品を
施すとくにまつ毛にマスカラを又は毛髪に毛染剤を施す
前記したようなブラシは、ブラシ剛毛が扁平な横断面、
すなわち長寸法が短寸法の小さくても２倍に等しくこの
短寸法の大きくても５倍に等しい断面を備え、前記各剛
毛をねじつた又はよりあわせたことを特徴とする。
一層少なくなりとくにぬぐい操作後にも剛毛をその端部
になお化粧品を満たした状態に保持し使用時に化粧品を
良好に広げることのできる、前記したような化粧品施し
ブラシを提供することにある。本発明によれば化粧品を
施すとくにまつ毛にマスカラを又は毛髪に毛染剤を施す
前記したようなブラシは、ブラシ剛毛が扁平な横断面、
すなわち長寸法が短寸法の小さくても２倍に等しくこの
短寸法の大きくても５倍に等しい断面を備え、前記各剛
毛をねじつた又はよりあわせたことを特徴とする。
剛毛をねじることは、ブラシの心を形成する針金の分
枝を締付けらせん状によるときに行うのがよい。
枝を締付けらせん状によるときに行うのがよい。
剛毛は、とくに縁部に丸みを付けた長方形の横断面を
持つ。この長方形断面の短辺は8/100mm（0.08mm）の程
度の寸法を持つが、長辺は20/100mm（0.20mm）の程度の
寸法を持つ。
持つ。この長方形断面の短辺は8/100mm（0.08mm）の程
度の寸法を持つが、長辺は20/100mm（0.20mm）の程度の
寸法を持つ。
１変型では長方形横断面を持つ剛毛は、その横断面の
長辺に対応する長い面の少なくとも一方に剛毛のほぼ縦
方向に沿う向きにした少なくとも１条のリブを備えてい
る。このリブ又は各リブは剛毛の横断面の短寸法は考慮
に入れない。
長辺に対応する長い面の少なくとも一方に剛毛のほぼ縦
方向に沿う向きにした少なくとも１条のリブを備えてい
る。このリブ又は各リブは剛毛の横断面の短寸法は考慮
に入れない。
他の変型では剛毛は卵形の横断面を持つ。
扁平な剛毛をよりあわせてあるので、本発明によれば
剛毛の横断面の長軸は全長にわたり互いに異なる方向に
向いている。従つて各剛毛が互いに異なる方向に向いて
いるので、或る与えられた方向において１条の剛毛のた
わみ性は別の剛毛とは異なる。これ等の剛毛の端部はら
せんの形には配置されていなくて各剛毛ごとに異なる。
さらに扁平な剛毛のぬぐい作用はその向きに依存し、ぬ
ぐつた後のブラシでは化粧品を種種の程度に帯びた剛毛
がとくにその心から遠い方の端部の近くで認められる。
剛毛の横断面の長軸は全長にわたり互いに異なる方向に
向いている。従つて各剛毛が互いに異なる方向に向いて
いるので、或る与えられた方向において１条の剛毛のた
わみ性は別の剛毛とは異なる。これ等の剛毛の端部はら
せんの形には配置されていなくて各剛毛ごとに異なる。
さらに扁平な剛毛のぬぐい作用はその向きに依存し、ぬ
ぐつた後のブラシでは化粧品を種種の程度に帯びた剛毛
がとくにその心から遠い方の端部の近くで認められる。
実施例について図面を参照して説明すると第１図には
液体からペースト状コンシステンシーまでの化粧品を入
れた容器（２）を備えたマスカラ施し具（１）を示して
ある。容器（２）は上部にキヤツプ（３）を設けてあ
る。キヤツプ（３）には、化粧品を施すブラシ（５）を
取付けた棒（４）を連結してある。たわみ性材料から成
る円形のぬぐい唇状体（６）は導入通路（７）の付近に
設けてある。
液体からペースト状コンシステンシーまでの化粧品を入
れた容器（２）を備えたマスカラ施し具（１）を示して
ある。容器（２）は上部にキヤツプ（３）を設けてあ
る。キヤツプ（３）には、化粧品を施すブラシ（５）を
取付けた棒（４）を連結してある。たわみ性材料から成
る円形のぬぐい唇状体（６）は導入通路（７）の付近に
設けてある。
ブラシ（５）は、らせん状によりあわされブラシ心を
形成する針金の２条の分枝（９）、（10）から成るらせ
ん内に締付けた多数条の剛毛（８）を備えている。
形成する針金の２条の分枝（９）、（10）から成るらせ
ん内に締付けた多数条の剛毛（８）を備えている。
一般に本ブラシの製造のためには、各分枝（９）、
（10）は、ワイヤとくに針金を180゜に曲げることによ
り作られるＵ字の互いに平行な直線の分枝により初めに
形成する。剛毛（８）は直線の分枝の間に入れて各剛毛
（８）の端部がこれ等の分枝の平面にほぼ直交する平面
に位置する面を形成する。次いで各分枝は第１図に示す
ようによりあわせて、これ等の分枝はその間に剛毛
（８）を保持する。剛毛（８）の中央部分は２条の分枝
（９）、（10）のらせんの間に締付ける。
（10）は、ワイヤとくに針金を180゜に曲げることによ
り作られるＵ字の互いに平行な直線の分枝により初めに
形成する。剛毛（８）は直線の分枝の間に入れて各剛毛
（８）の端部がこれ等の分枝の平面にほぼ直交する平面
に位置する面を形成する。次いで各分枝は第１図に示す
ようによりあわせて、これ等の分枝はその間に剛毛
（８）を保持する。剛毛（８）の中央部分は２条の分枝
（９）、（10）のらせんの間に締付ける。
第２図、第３図及び第４図に示すように本発明による
剛毛（８）は扁平な横断面を持つ。すなわちこの断面の
長寸法ｌは、短寸法ｅの小さくても２倍に等しく大きく
てもこの短寸法ｅの５倍に等しい。従つて次の関係があ
る。2eｌ5e このような扁平な横断面を持つ剛毛（８）では各分枝
（９）、（10）から成るらせんに締付けよりあわせると
各剛毛（８）はその縦方向軸線のまわりにらせん状によ
りあわせる。すなわち剛毛（８）の横断面は第２図ない
し第４図に示すように剛毛長手方向に沿い進行的に回転
する。これによつてブラシの１つの横断面の長軸はこの
剛毛の全長にわたつて異なる向きになる。或る与えられ
た方向における各剛毛のたわみ性は、横断面の向きが互
いに異なるので、互いに異なる。
剛毛（８）は扁平な横断面を持つ。すなわちこの断面の
長寸法ｌは、短寸法ｅの小さくても２倍に等しく大きく
てもこの短寸法ｅの５倍に等しい。従つて次の関係があ
る。2eｌ5e このような扁平な横断面を持つ剛毛（８）では各分枝
（９）、（10）から成るらせんに締付けよりあわせると
各剛毛（８）はその縦方向軸線のまわりにらせん状によ
りあわせる。すなわち剛毛（８）の横断面は第２図ない
し第４図に示すように剛毛長手方向に沿い進行的に回転
する。これによつてブラシの１つの横断面の長軸はこの
剛毛の全長にわたつて異なる向きになる。或る与えられ
た方向における各剛毛のたわみ性は、横断面の向きが互
いに異なるので、互いに異なる。
各剛毛（８）の半径方向外側の近くに位置する端部た
とえば端部（11）はらせんの形に精密には追従しないで
一方が他方に比べて広がつている。
とえば端部（11）はらせんの形に精密には追従しないで
一方が他方に比べて広がつている。
各剛毛（８）の横断面は第２図に示すように長方形で
ある。各すみ部は丸みをつけるのがよい。短寸法ｅは8/
100mm（0.08mm）の程度であるが、この横断面の長寸法
ｌは20/100mm（0.20mm）の程度である。
ある。各すみ部は丸みをつけるのがよい。短寸法ｅは8/
100mm（0.08mm）の程度であるが、この横断面の長寸法
ｌは20/100mm（0.20mm）の程度である。
１変型では長方形横断面を持つ扁平な剛毛は、その横
断面の長辺に対応する長い面の少なくとも一方に少なく
とも１条のリブたとえばリブ（12）（第13図）を備えて
いる。リブ（12）は、外側に向かつて凸の実質的に半円
形の横断面を持つ。剛毛の各長い面の中間に１条のリブ
（12）を形成してある。扁平な剛毛の定義ではリブの寸
法又は厚さは、横断面の短寸法を定める際には考慮に入
れないことが大切である。この理由で第３図の寸法ｅは
各リブ（12）を計算に入れない剛毛の厚さに対応する。
断面の長辺に対応する長い面の少なくとも一方に少なく
とも１条のリブたとえばリブ（12）（第13図）を備えて
いる。リブ（12）は、外側に向かつて凸の実質的に半円
形の横断面を持つ。剛毛の各長い面の中間に１条のリブ
（12）を形成してある。扁平な剛毛の定義ではリブの寸
法又は厚さは、横断面の短寸法を定める際には考慮に入
れないことが大切である。この理由で第３図の寸法ｅは
各リブ（12）を計算に入れない剛毛の厚さに対応する。
第４図に示した変型は卵形横断面を持つ剛毛（８）に
対応する。その横断面の短寸法ｅ及び長寸法ｌは前記し
た扁平横断面の場合の定義と同様である。
対応する。その横断面の短寸法ｅ及び長寸法ｌは前記し
た扁平横断面の場合の定義と同様である。
円形横断面を持つ剛毛を備えた従来のブラシのぬぐい
作用と本発明によるブラシのぬぐい作用とを次に比較す
る。円形横断面を持つ剛毛を備えた従来のブラシでは、
ぬぐい作用は傾斜した剛毛に接する表面に沿つてらせん
ごとに生じ１つのらせんが次のらせんを押す。ブラシが
容器（２）内で帯びた化粧品は分枝（９）、（10）によ
り形成した心の付近に留まる。与えられた直径を越える
と、ぬぐい唇状体（６）の直径と剛毛たわみ性とに従つ
て、これ等の剛毛は化粧品が実際上全く除去される。
作用と本発明によるブラシのぬぐい作用とを次に比較す
る。円形横断面を持つ剛毛を備えた従来のブラシでは、
ぬぐい作用は傾斜した剛毛に接する表面に沿つてらせん
ごとに生じ１つのらせんが次のらせんを押す。ブラシが
容器（２）内で帯びた化粧品は分枝（９）、（10）によ
り形成した心の付近に留まる。与えられた直径を越える
と、ぬぐい唇状体（６）の直径と剛毛たわみ性とに従つ
て、これ等の剛毛は化粧品が実際上全く除去される。
扁平でねじられた剛毛（８）を持つ本発明によるブラ
シでは、ぬぐうときに、もはや真のらせんを形成してい
ない剛毛は相互に折重ならない。各剛毛の横断面の向き
が互いに異なるのでぬぐい作用の影響が互いに異なる。
シでは、ぬぐうときに、もはや真のらせんを形成してい
ない剛毛は相互に折重ならない。各剛毛の横断面の向き
が互いに異なるのでぬぐい作用の影響が互いに異なる。
第５図についてさらに詳しく説明する。第５図には互
いに異なる方向に向いた２条の剛毛の２端部（11a）、
（11b）を示してある。端部（11a）は、長寸法がブラシ
及び棒（４）の軸線に実質的に平行である横断面を持つ
が、端部（11b）は、長寸法が棒（４）の軸線に実質的
に直交する横断面を持つ。
いに異なる方向に向いた２条の剛毛の２端部（11a）、
（11b）を示してある。端部（11a）は、長寸法がブラシ
及び棒（４）の軸線に実質的に平行である横断面を持つ
が、端部（11b）は、長寸法が棒（４）の軸線に実質的
に直交する横断面を持つ。
ぬぐい作用は、ブラシを容器から抜き出すときに、す
なわちブラシ及び剛毛を矢印Ｅの方向に沿い棒（４）の
軸線にほぼ平行に唇状体（６）に対して移動させると生
ずる。これに反して使用中又化粧中にはまつ毛に対する
ブラシ及び剛毛の移動は、棒（４）の軸線に直交する二
重矢印Ｍの方向にほぼ沿つて生ずる。
なわちブラシ及び剛毛を矢印Ｅの方向に沿い棒（４）の
軸線にほぼ平行に唇状体（６）に対して移動させると生
ずる。これに反して使用中又化粧中にはまつ毛に対する
ブラシ及び剛毛の移動は、棒（４）の軸線に直交する二
重矢印Ｍの方向にほぼ沿つて生ずる。
ブラシが容器（２）内にあるときは、剛毛（８）はそ
れぞれ全長に沿い実質的に均等に化粧品を帯びている。
れぞれ全長に沿い実質的に均等に化粧品を帯びている。
ブラシを第５図の矢印Ｅの方向に容器（２）からブラ
シを抜き出すときは、ぬぐい作用は各剛毛（８）に対す
る唇状体（６）の摩擦によつて生ずる。
シを抜き出すときは、ぬぐい作用は各剛毛（８）に対す
る唇状体（６）の摩擦によつて生ずる。
横断面が図示のように向いた端部（11a）を持つ剛毛
（8a）では、唇状体（６）の摩擦作用は実質的に区域
（13）に沿い、すなわち前記横断面の一方の長い面に沿
つて生ずる。この横断面の各短辺に対する区域（14）の
ような各区域は実際上ぬぐい作用を受けない。すなわち
区域（13）では多量の化粧品がぬぐい作用を受けて除去
されるが、各区域（14）ではぬぐい作用はわずかであり
化粧品が剛毛に留まる。
（8a）では、唇状体（６）の摩擦作用は実質的に区域
（13）に沿い、すなわち前記横断面の一方の長い面に沿
つて生ずる。この横断面の各短辺に対する区域（14）の
ような各区域は実際上ぬぐい作用を受けない。すなわち
区域（13）では多量の化粧品がぬぐい作用を受けて除去
されるが、各区域（14）ではぬぐい作用はわずかであり
化粧品が剛毛に留まる。
第５図の端部（11b）と同様な方向に向いた端部を持
つ剛毛（8b）は一層強いぬぐい作用を受ける。その理由
はこれ等の剛毛が方向Ｅでは比較的高いたわみ性を持つ
からである。
つ剛毛（8b）は一層強いぬぐい作用を受ける。その理由
はこれ等の剛毛が方向Ｅでは比較的高いたわみ性を持つ
からである。
最後にぬぐい作用を受けた後、ブラシは、ねじれと端
部の横断面の向きとに従つて種種の程度に化粧品を帯び
た剛毛を備える。
部の横断面の向きとに従つて種種の程度に化粧品を帯び
た剛毛を備える。
本発明ブラシを実質的に方向Ｍに沿い移動させて化粧
に使うときは、剛毛（8a）のような各剛毛は方向におい
て比較的高いたわみ性を生ずる。これ等の剛毛の区域
（14）は化粧品を帯びているから、これ等の剛毛は化粧
品をまつ毛に確実に付着させる。これ等の剛毛の持つた
わみ性はこの付着作用に有利である。
に使うときは、剛毛（8a）のような各剛毛は方向におい
て比較的高いたわみ性を生ずる。これ等の剛毛の区域
（14）は化粧品を帯びているから、これ等の剛毛は化粧
品をまつ毛に確実に付着させる。これ等の剛毛の持つた
わみ性はこの付着作用に有利である。
剛毛（8b）のような剛毛は、これ等が方向におけるた
わみに対して剛毛（8a）により生ずる抵抗より強い抵抗
を生ずるから、硬い感じがある。各剛毛（8b）は、まつ
毛をくしけずると共に剛毛（8a）により付着した化粧品
を広げなめらかにするのに実質的に役立つ。
わみに対して剛毛（8a）により生ずる抵抗より強い抵抗
を生ずるから、硬い感じがある。各剛毛（8b）は、まつ
毛をくしけずると共に剛毛（8a）により付着した化粧品
を広げなめらかにするのに実質的に役立つ。
第５図は簡略化した線図であり実際上各剛毛の向きの
範囲が第５図に示した２つの末端の向きの間で変るのは
明らかである。前記の説明は問題の剛毛の横断面の向き
に従つて調整すればなお適用できるものである。
範囲が第５図に示した２つの末端の向きの間で変るのは
明らかである。前記の説明は問題の剛毛の横断面の向き
に従つて調整すればなお適用できるものである。
本発明ブラシにより新規な外観を持つ化粧を行うこと
ができ、又とくに円形横断面を持つ剛毛を備えたブラシ
に伴う前記したような欠点を除くことができる。
ができ、又とくに円形横断面を持つ剛毛を備えたブラシ
に伴う前記したような欠点を除くことができる。
本発明による扁平な横断面の定義は、第３図及び第４
図に示した変型の場合のように必ずしも平面ではない面
を持つ横断面も含むのは明らかである。図示してない他
の変型ではわずかなＶ字形すなわち一方の面が広く広が
る凸の二面角を形成し他方の面が対応する凹の二面角を
形成する扁平な断面を含んでもよい。
図に示した変型の場合のように必ずしも平面ではない面
を持つ横断面も含むのは明らかである。図示してない他
の変型ではわずかなＶ字形すなわち一方の面が広く広が
る凸の二面角を形成し他方の面が対応する凹の二面角を
形成する扁平な断面を含んでもよい。
以上本発明をその実施例について詳細に説明したが本
発明はなおその精神を逸脱しないで種種の変化変型を行
うことができるのはもちろんである。
発明はなおその精神を逸脱しないで種種の変化変型を行
うことができるのはもちろんである。
第１図は本発明による化粧品施しブラシの１実施例を化
粧品容器内に挿入して示す軸断面図である。第２図、第
３図及び第４図は本発明ブラシのそれぞれ異なる変型に
よる扁平な剛毛の横断面図である。第５図はぬぐい作用
及び使用に関する説明のために本ブラシの互いに異なる
向きにした剛毛の簡略化した部分斜視図である。 ５……ブラシ、８……剛毛、９、10……分枝、ｌ……長
寸法、ｅ……短寸法。
粧品容器内に挿入して示す軸断面図である。第２図、第
３図及び第４図は本発明ブラシのそれぞれ異なる変型に
よる扁平な剛毛の横断面図である。第５図はぬぐい作用
及び使用に関する説明のために本ブラシの互いに異なる
向きにした剛毛の簡略化した部分斜視図である。 ５……ブラシ、８……剛毛、９、10……分枝、ｌ……長
寸法、ｅ……短寸法。
Claims (7)
- 【請求項１】らせん状によりあわせた針金から成りブラ
シ心を形成する少なくとも２条の分枝のらせん内に保持
した複数条の剛毛を備え、化粧品を施す、とくにまつ毛
にマスカラを又は毛髪に毛染剤を施すブラシにおいて、
ブラシ剛毛が短寸法の小さくても２倍とこの短寸法の大
きくても５倍との間の長寸法をを持つ扁平な横断面を備
え、前記各剛毛がその長手に沿いねじられた状態に延び
るようにしたことを特徴とするブラシ。 - 【請求項２】各剛毛を、ブラシ心を形成する針金の各分
枝の締付け及びらせん形よりあわせのときにねじるよう
にする請求項１記載のブラシ。 - 【請求項３】各剛毛が長方形の横断面を持つようにした
請求項１又は２記載のブラシ。 - 【請求項４】長方形横断面の各すみ部に丸みをつけた請
求項３記載のブラシ。 - 【請求項５】長方形横断面の短辺が8/100mmの程度の寸
法を持つが、長辺は20/100mmの程度の寸法を持つように
した請求項４記載のブラシ。 - 【請求項６】長方形横断面を持つ各剛毛が、その横断面
の長辺に対応する長い面の少なくとも一方に、実質的に
剛毛縦方向に沿う向きにした少なくとも１条のリブを備
えるが、前記剛毛の横断面の短寸法部分にはリブを備え
ないようにした請求項３記載のブラシ。 - 【請求項７】各剛毛が卵形横断面を持つようにした請求
項１又は２記載のブラシ。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| FR8802114A FR2627363B1 (fr) | 1988-02-23 | 1988-02-23 | Brosse destinee a appliquer un produit de maquillage, en particulier un mascara, et reservoir de produit comportant une telle brosse |
| FR8802114 | 1988-02-23 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0277208A JPH0277208A (ja) | 1990-03-16 |
| JP2649407B2 true JP2649407B2 (ja) | 1997-09-03 |
Family
ID=9363493
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1041963A Expired - Fee Related JP2649407B2 (ja) | 1988-02-23 | 1989-02-23 | 化粧品施しブラシ |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4974612A (ja) |
| EP (1) | EP0330533B1 (ja) |
| JP (1) | JP2649407B2 (ja) |
| CA (1) | CA1329870C (ja) |
| DE (1) | DE68900588D1 (ja) |
| ES (1) | ES2027451T3 (ja) |
| FR (1) | FR2627363B1 (ja) |
Families Citing this family (21)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2706749B1 (fr) * | 1993-06-23 | 1995-08-25 | Oreal | Brosse pour appliquer un produit de maquillage, en particulier du mascara |
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