JP2648994B2 - 防カビ性を有する室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物 - Google Patents

防カビ性を有する室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気中の水分により容
易に硬化してゴム弾性体となる室温硬化性のオルガノポ
リシロキサン組成物及びその硬化物に関するものであ
り、特に防カビ性に優れた室温硬化性オルガノポリシロ
キサン組成物及びその硬化物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、湿気により容易に硬化してゴム弾
性体を形成する室温硬化性オルガノポリシロキサン組成
物は、接着剤、コーティング材、電気絶縁シール材、建
築用シーリング材などの用途に広く使用されている。し
かし、この種の組成物は、長期間使用されるうちに、カ
ビが表面に付着、繁殖し、外観が損なわれるという問題
を有している。
【0003】このようなカビの付着、繁殖を防止するた
めに、上記の組成物中に防カビ剤を添加してカビの繁殖
を抑える方法が知られている。例えば、 2,3,5,6−テト
ラクロル−4−メチルスルホニルピリジンを添加する方
法(特開昭51−106158号公報)、 2−(4−チアゾリル)
−ベンズイミダゾールを添加する方法(特開昭54−1279
60号公報)、 N−置換ベンズイミダゾリルカルバメート
誘導体を添加する方法(特開昭56−38348 号公報)、下
記式: R−Ph−SO2 −C(R') 2 −I (式中、 Rは水素、ハロゲン又は炭素数1〜4のアルキ
ル基であり、R'は水素、ヨウ素又は炭素数1〜4のアル
キル基である)で表される殺菌剤を添加する方法(特開
昭56−127658号公報)、トリオルガノスズ化合物を添加
する方法(特開昭56−133150号公報、特開昭57−96044
号公報)、ベンズイミダゾリル−アルキル−カルバメー
トを添加する方法(特開昭60−18693 号公報)、テトラ
アルキルチウラムジスルフィドを添加する方法(特開昭
60−115660号公報)などが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の方法で
は、繁殖を防止することのできるカビの種類が限定さ
れ、しかもその効果を長期間維持することが困難であっ
た。従って本発明は、広範囲の種類のカビの繁殖が長期
間にわたって有効に抑制された室温硬化性オルガノポリ
シロキサン組成物及びその硬化物を提供することを目的
とするものである。
【0005】
【課題を達成するための手段】本発明によれば、(A) 下
記一般式(1): HO−[Si( R1 ) 2 O]n −H (1) (式中、R1 は、同一でも異なってもよく、置換または
非置換の1価炭化水素基であり、nは、正の整数であ
る。)で表されるジオルガノポリシロキサン、(B) 1分
子中に加水分解可能な基を少なくとも3個有する有機ケ
イ素化合物、(C) 下記一般式(2): R2 (OCH2 CH2 ) m −OH (2) (式中、R2 は炭素数3〜18のアルキル基を示し、mは
1〜3の整数である)で表される化合物、を含有してな
る室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物が提供され
る。
【0006】即ち本発明は、前記一般式(2) で表される
化合物が、優れた抗菌・抗カビ活性を有しているという
新規知見に基づいてなされたものであり、かかる化合物
を配合することにより、広範囲の種類のカビの繁殖を長
期間にわたって有効に抑制することが可能となったもの
である。
【0007】(A) ジオルガノポリシロキサン 本発明においては、ベースポリマーとして、前記一般式
(1) 、即ち、 HO−[Si( R1 ) 2 O]n −H (1) (式中、R1 及びnは前記の通り)で表されるジオルガ
ノポリシロキサンが使用される。上記一般式(1) におい
て、1価炭化水素基R1 としては、炭素原子数が1〜10
のもの、特に1〜8のものが好ましい。具体的にはメチ
ル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ヘキシル基な
どのアルキル基、フェニル基、トリル基などのアリール
基、ビニル基、アリル基、ブテニル基、ヘキセニル基な
どのアルケニル基、シクロヘキシル基などのシクロアル
キル基、ベンジル基、 2−フェニルエチル基などのアラ
ルキル基及びこれらの基の炭素原子に結合した水素原子
の一部または全部をハロゲン原子、シアノ基などで置換
した基、例えばクロロメチル基、トリフルオロプロピル
基、シアノエチル基などが挙げられる。
【0008】また一般式(1) において、nは重合度に相
当する数であって、粘度や作業性などの面から、50〜20
00の範囲の整数であることが好ましい。このような (A)
成分のジオルガノポリシロキサンの具体例として、以下
の化学式で示されるものを挙げることができる。
【0009】HO− (SiMe2 O)p H ,HO− (SiMe2 O)p
(SiPh2 O)q H ,HO− (SiMe2 O)p −〔Si(Me)(C2 H4 CF
3 )O〕q H ,HO− (SiMe2 O)p −〔Si(Me)( CH=CH2 )
O〕q H(上記式中、Meはメチル基、Phはフェニル基であ
り、p及びqはそれぞれ正の整数であり、p+qは、n
に相当する整数である。)
【0010】(B) 加水分解性基を有する有機ケイ素化合
かかる成分(B) の有機ケイ素化合物は、硬化剤として作
用するものであり、本発明の組成物が湿気の存在下で室
温硬化するために必須の成分である。この有機ケイ素化
合物は、少なくとも3個の加水分解性基を有するもので
あり、このような加水分解性基としては、例えばメトキ
シ基、エトキシ基、プロポキシ基、ブトキシ基、メトキ
シエトキシ基、エトキシエトキシ基などのアルコキシ
基、プロペノキシ基、イソプロペノキシ基、イソブテニ
ルオキシ基、 1−エチル−2−メチルビニルオキシ基な
どのアルケニルオキシ基、ジメチルケトオキシム基、メ
チルエチルケトオキシム基、ジエチルケトオキシム基、
シクロペンタノキシム基、シクロヘキサノキシム基など
のケトオキシム基、アセトキシ基、プロピオノキシ基、
ブチロイロキシ基、ベンゾイル基などのアシルオキシ
基、 N−メチルアミノ基、 N−エチルアミノ基、 N−プ
ロピルアミノ基、 N−ブチルアミノ基、 N,N−ジメチル
アミノ基、 N,N−ジエチルアミノ基、シクロヘキシルア
ミノ基などのアミノ基、 N−メチルアセトアミド基、 N
−エチルアセトアミド基、 N−メチルベンズアミド基な
どのアミド基、 N,N−ジメチルアミノキシ基、 N,N−ジ
エチルアミノキシ基などのアミノキシ基、イソシアナー
ト基、α−シリルエステル基、塩素原子などのハロゲン
原子などが挙げられる。ただし、塩素原子などのハロゲ
ン原子を加水分解性として用いた場合には、加水分解反
応の際に、激しい腐食性と毒性とを有するハロゲン化水
素が発生し危険であるので、十分に注意すべきである。
【0011】またこの有機ケイ素化合物のケイ素原子に
結合し得る加水分解性基以外の基としては、前記した
(A)成分におけるR1 と同様の置換もしくは非置換の1
価炭化水素基が好ましく、特に合成が容易であるという
面から、炭素原子数が1〜8のアルキル基、炭素原子数
が2〜10のアルケニル基及びフェニル基などが好まし
い。
【0012】以上の成分(B) の有機ケイ素化合物の具体
例としては、例えば、メチルトリメトキシシラン、ビニ
ルトリメトキシシラン、フェニルトリメトキシシラン、
メチルトリエトキシシラン、テトラメトキシシラン、テ
トラエトキシシラン、テトラプロポキシシラン、 3−ク
ロロプロピルトリメトキシシランなどのアルコキシシラ
ン、メチルトリイソプロペノキシシラン、ビニルトリイ
ソプロペノキシシラン、フェニルトリイソプロペノキシ
シランなどのエノキシシラン、メチルトリス(メチルエ
チルケトオキシム)シラン、ビニルトリス(メチルエチ
ルケトオキシム)シラン、フェニルトリス(メチルエチ
ルケトオキシム)シラン、メチルトリス(ジメチルケト
オキシム)シラン、テトラキス(メチルエチルケトオキ
シムシランなどのケトオキシムシラン、メチルトリアセ
トキシシラン、ビニルトリアセトキシシラン、フェニル
トリアセトキシシラン、テトラアセトキシシランなどの
アセトキシシラン、メチルトリス(N−ブチルアミノ) シ
ラン、ビニルトリス(N−ヘキシルアミノ) シラン、フェ
ニルトリス(N,N−ジエチルアミノ) シランなどのアミノ
シラン、メチルトリス(N−メチルアセトアミド) シラ
ン、ビニルトリス(N−エチルアセトアミド) シランなど
のアミドシラン、メチルトリス(N,N−ジエチルアミノキ
シ) シラン、ビニルトリス(N,N−ジエチルアミノキシ)
シランなどのアミノキシシラン、及びこれら有機ケイ素
化合物の部分加水分解物などが挙げられる。
【0013】かかる (B)成分の使用量は、前記 (A)成分
のジオルガノポリシロキサン 100重量部当り、 0.2〜30
重量部が好ましく、より好ましくは 0.5〜20重量部であ
る。使用量が少なすぎると、組成物の硬化が不十分にな
り、また、多すぎると、得られる硬化物が硬く脆くな
り、シール材としての性能を損なったものになってしま
う。
【0014】(C) 防カビ性付与剤 本発明においては、 (C)成分として、一般式(2) 、即
ち、 R2 (OCH2 CH2 ) m −OH (2) (式中、R2 は炭素数3〜18のアルキル基を示し、mは
1〜3の整数である)で表される化合物を使用する。こ
の化合物は、既に述べた通り、防カビ性付与剤として作
用するものである。上記一般式において、R2 は炭素数
3〜18のアルキル基であり、これは直鎖状でも分岐状で
あってもよく、好ましくは炭素数4〜16、最も好ましく
は炭素数6〜10のアルキル基である。例えば、このアル
キル基の炭素数が3よりも小さいと、かかる化合物は抗
菌・抗カビ活性を殆ど示さなくなり、本発明には不適当
となる。また上記一般式においてmは1〜3の整数とさ
れる。本発明において、かかる成分(C) として使用され
る化合物の具体例としては、2−ヘキシルオキシエタノ
ール、 2−(2−ヘキシルオキシエトキシ) エタノール、
2−[2−(2−ヘキシルオキシエトキシ) エトキシ] エタ
ノール、 2−オクチルオキシエタノール、 2−(2−オク
チルオキシエトキシ) エタノール、 2−(2−エチルヘキ
シル) オキシエタノール、 2−デシルオキシエタノール
等を挙げることができる。これらは、1種単独でも、あ
るいは2種以上を組み合わせても使用することができ
る。かかる (C)成分として使用される化合物の使用量
は、前記 (A)成分 100重量部当たり 0.1〜20重量部であ
ることが望ましい。この量が少なすぎると得られる組成
物が抗菌性の不十分なものになり、多すぎると組成物を
硬化して得られる硬化物が硬化不良を起こし、シール材
としての性能を損なったものになってしまう。
【0015】その他の配合剤 本発明においては、組成物の硬化を促進するために縮合
触媒を使用することができ、例えば、この種の組成物に
おける硬化促進剤として従来から一般的に使用されてい
る縮合触媒、例えばジブチルスズジメトキサイド、ジブ
チルスズジアセテート、ジブチルスズジオクトエート、
ジブチルスズジラウレート、ジメチルスズジメトキサイ
ド、ジメチルスズジアセテートなどの有機スズ化合物、
テトラプロピルチタネート、テトラブチルチタネート、
テトラ−2−エチルヘキシルチタネート、ジメトキシチ
タンジアセチルアセトナートなどの有機チタン化合物、
ヘキシルアミン、 3−アミノプロピルトリメトキシシラ
ン、テトラメチルグアニジルプロピルトリメトキシシラ
ンなどのアミン化合物及びその塩などを1種または2種
以上の組合せで使用することができる。
【0016】縮合触媒の使用量は、一般に前記 (A)成分
100重量部当り、10重量部以下が好ましく、より好まし
くは0〜5重量部である。縮合触媒の使用量が多すぎる
と、得られる硬化物が硬化不良を生じ、シール材として
の性能を損ったものになってしまう。
【0017】また本発明の組成物には、上記縮合触媒以
外にも必要に応じて各種の配合剤、例えば充填剤、顔
料、染料、接着性付与剤、チクソトロピー向上剤、防錆
剤、難燃剤、 (C)成分以外の防カビ剤などを配合しても
よい。
【0018】
【実施例】以下の例において、粘度は25℃における値を
示す。実施例1 粘度20,000cSt のα, ω−ジヒドロキシジメチルポリシ
ロキサン 100重量部、ジメチルジクロロシランで表面処
理した煙霧質シリカ(比表面積 150m2 /g)10重量部及
び、アナターゼ型の酸化チタン 2.0重量部を万能混合機
に仕込み混合してベースコンパウンドを得た。このベー
スコンパウンド 100重量部に、メチルトリアセトキシシ
ラン 5.0重量部、2−ヘキシルオキシエタノール 1.0
重量部を減圧下室温で混合して目的とする組成物を得
た。この組成物を、厚さ2mmのシート状に成形し、20
℃、55%RHで7日間硬化させ、硬化物を得た。上記で得
られた硬化物を直径3cmの円板状に切り取り、硬化によ
り副生する副生物を除去するために上記硬化物を水道水
による流水で1週間処理したものをサンプル片として用
い、JIS-Z-2911に準拠してカビ抵抗性試験を行った。最
初に、直径9cmのガラスシャーレ中にポテトデキストロ
ースアガーを充填し、中央部に上記で作成したサンプル
片を置いた。次に、アスペルギルス・ニゲル、ペニシリ
ウム・シトリウム、リゾープス・ニグリカンス、クラド
スポリウム・ヘルバルム、ケトミウム・グロボスムのカ
ビ胞子懸濁液を該サンプルに均一に噴霧し、シャーレの
蓋をした。シャーレを温度28℃、相対湿度98%の恒温恒
湿機に56日放置し試験片を調べたところ、カビの発生は
まったく見られなかった。
【0019】実施例2 実施例1において、 2−ヘキシルオキシエタノールの代
わりに、 1.2重量部の2−(2−ヘキシルオキシエトキシ)
エタノールを使用した以外は、実施例1と同様にして
組成物を調製し且つ硬化を行い、硬化物の防カビ性の評
価を行った。その結果、実施例1と同様、カビの発生は
まったく見られなかった。
【0020】比較例1 実施例1において、 2−ヘキシルオキシエタノールを全
く使用しなかった以外は、実施例1と同様にして組成物
を調製し且つ硬化を行い、硬化物の防カビ性の評価を行
った。その結果、サンプル片のほぼ全面にわたってカビ
の繁殖が認められた。
【0021】実施例3 粘度20,000cSt のα, ω−ジヒドロキシジメチルポリシ
ロキサン 100重量部、樹脂酸石鹸で表面処理した炭酸カ
ルシウム(平均粒径0.06μm ) 100重量部を万能混合機
に仕込み混合してベースコンパウンドを得た。このベー
スコンパウンド 100重量部に、ビニリトリメトキシシラ
ン 6.0重量部、ジブチルスズジメトキサイド 0.1重量
部、及び、2−(2−エチルヘキシル) オキシエタノール
1.5重量部を減圧下室温で混合して目的とする組成物を
得た。得られた組成物から実施例1と同様にして硬化物
を得た。さらに得られた硬化物を用いて実施例1と同様
にしてカビ抵抗性試験を行ったところ、カビの発生はま
ったく見られなかった。
【0022】実施例4 実施例3において、ビニリトリメトキシシランの代わり
に 8.0重量部のメチルトリ2−ブタノキシムシランを使
用し、 2−(2−エチルヘキシル) オキシエタノールの代
わりに、 2.0重量部の 2−デシルオキシエタノールを使
用した以外は実施例3と同様にして組成物を調製し且つ
硬化を行い、実施例1と同様に硬化物の防カビ性の評価
を行った。その結果、実施例1と同様、カビの発生はま
ったく見られなかった。
【0023】比較例2 実施例3において、 2−(2−エチルヘキシル) オキシエ
タノールを全く使用しなかった以外は、実施例3と同様
にして組成物を調製し且つ硬化を行い、硬化物の防カビ
性の評価を行った。その結果、サンプル片の全面積の2
/3にわたってカビの繁殖が認められた。
【0024】比較例3 実施例4において、 2−デシルオキシエタノールを全く
使用しなかった以外は、実施例4と同様にして組成物を
調製し且つ硬化を行い、硬化物の防カビ性の評価を行っ
た。その結果、サンプル片の全面積の2/3にわたって
カビの繁殖が認められた。
【0025】
【発明の効果】本発明の室温硬化性オルガノポリシロキ
サン組成物は、広範な種類のカビの繁殖が長期間にわた
って有効に抑制される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤岡 一俊 群馬県碓氷郡松井田町大字人見1番地10 信越化学工業株式会社 シリコーン電 子材料技術研究所内 (72)発明者 森山 康司 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番 1号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 川口 昭弘 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番 1号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 高橋 一雄 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番 1号 東陶機器株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−150477(JP,A) 特開 昭58−215453(JP,A) 特開 昭57−133150(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A) 下記一般式(1): HO−[Si( R1 ) 2 O]n −H (1) (式中、R1 は、同一でも異なってもよく、置換または
    非置換の1価炭化水素基であり、nは、正の整数であ
    る。)で表されるジオルガノポリシロキサン、 (B) 1分子中に加水分解可能な基を少なくとも3個有す
    る有機ケイ素化合物、 (C) 下記一般式(2): R2 (OCH2 CH2 ) m −OH (2) (式中、R2 は炭素数3〜18のアルキル基を示し、mは
    1〜3の整数である)で表される化合物、を含有してな
    る室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の組成物を硬化して得ら
    れる硬化物。
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