JP2648232B2 - ネジ旋削の一時停止機能を有する数値制御装置 - Google Patents
ネジ旋削の一時停止機能を有する数値制御装置Info
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- JP2648232B2 JP2648232B2 JP2324462A JP32446290A JP2648232B2 JP 2648232 B2 JP2648232 B2 JP 2648232B2 JP 2324462 A JP2324462 A JP 2324462A JP 32446290 A JP32446290 A JP 32446290A JP 2648232 B2 JP2648232 B2 JP 2648232B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ネジ旋削加工中の一時停止指令に基づいて
所定の切り上げ処理を行ない、ネジ旋削を中断するネジ
旋削の一時停止機能を有する数値制御装置(以下、NC装
置という)に関する。
所定の切り上げ処理を行ない、ネジ旋削を中断するネジ
旋削の一時停止機能を有する数値制御装置(以下、NC装
置という)に関する。
(従来の技術) NC装置におけるネジ旋削加工にはネジ切りサイクル制
御があり、例えば第5図に示す様に工具Tはサイクルス
タート位置P1から旋削開始位置P2,旋削終了位置P3,退避
位置P4を経てサイクルスタート位置P1に戻る様に制御さ
れる。
御があり、例えば第5図に示す様に工具Tはサイクルス
タート位置P1から旋削開始位置P2,旋削終了位置P3,退避
位置P4を経てサイクルスタート位置P1に戻る様に制御さ
れる。
従来、ネジ旋削加工中における例えば位置P5にて一時
停止指令が行なわれた場合には、位置P5から切り上げ位
置P6,退避位置P7を経てサイクルスタート位置P1に戻る
ように制御され、再加工の際には上記ネジ切りサイクル
制御が再度行なわれるようになっている。
停止指令が行なわれた場合には、位置P5から切り上げ位
置P6,退避位置P7を経てサイクルスタート位置P1に戻る
ように制御され、再加工の際には上記ネジ切りサイクル
制御が再度行なわれるようになっている。
第4図は従来のネジ旋削の一時停止機能を有するNC装
置の一例を示すブロック図であり、加工プログラムが加
工プログラムメモリ1に記憶され、読出部2により1ブ
ロックづつ読み出されて関数発生部3に送出される。そ
して、関数発生部3にて関数発生が行なわれてその演算
値がOR回路4を介してX.Z駆動部5に送出され、工具の
移動制御が行なわれる。一方、一時停止信号CS1が一時
停止制御部7に入力されると、関数発生部3に関数発生
を中断させる信号CS3が送出されるとともに、ネジ切り
上げ制御部6に所定のネジ切り上げを開始させる信号CS
4が送出される。そして、関数発生部3にて関数発生が
中断され、ネジ切り上げ制御部6にてネジ切り上げ制御
指令が生成されてOR回路4を介してX.Z駆動部5に送出
され、工具の移動制御が行なわれる。そして、再加工開
始信号CS2が一時停止制御部7に入力されると、関数発
生部3に再度関数発生を行なわせる信号CS5が送出さ
れ、上述した制御が再度行わなれるようになっている。
置の一例を示すブロック図であり、加工プログラムが加
工プログラムメモリ1に記憶され、読出部2により1ブ
ロックづつ読み出されて関数発生部3に送出される。そ
して、関数発生部3にて関数発生が行なわれてその演算
値がOR回路4を介してX.Z駆動部5に送出され、工具の
移動制御が行なわれる。一方、一時停止信号CS1が一時
停止制御部7に入力されると、関数発生部3に関数発生
を中断させる信号CS3が送出されるとともに、ネジ切り
上げ制御部6に所定のネジ切り上げを開始させる信号CS
4が送出される。そして、関数発生部3にて関数発生が
中断され、ネジ切り上げ制御部6にてネジ切り上げ制御
指令が生成されてOR回路4を介してX.Z駆動部5に送出
され、工具の移動制御が行なわれる。そして、再加工開
始信号CS2が一時停止制御部7に入力されると、関数発
生部3に再度関数発生を行なわせる信号CS5が送出さ
れ、上述した制御が再度行わなれるようになっている。
(発明が解決しようとする課題) 上述した従来のネジ旋削の一時停止機能を有するNC装
置では、再加工の際にネジ切りサイクル制御を初めから
再度行なうため、実際に加工が再開されるまでに無駄な
動作が有って時間を要するという問題があった。
置では、再加工の際にネジ切りサイクル制御を初めから
再度行なうため、実際に加工が再開されるまでに無駄な
動作が有って時間を要するという問題があった。
本発明は上述したような事情から成されたものであ
り、本発明の目的は、ネジ旋削加工中に一時停止を行な
った際の再加工を加工中断点から行なうことができるネ
ジ旋削の一時停止機能を有するNC装置を提供することに
ある。
り、本発明の目的は、ネジ旋削加工中に一時停止を行な
った際の再加工を加工中断点から行なうことができるネ
ジ旋削の一時停止機能を有するNC装置を提供することに
ある。
(課題を解決するための手段) 本発明はネジ旋削加工中の一時停止指令に基づいて所
定のネジ切り上げ処理を行ない、ネジ旋削を中断するネ
ジ旋削の一時停止機能を有するNC装置に関するものであ
り、本発明の上記目的は、前記一時停止指令によるネジ
切り上げ開始時点の工具位置演算値及び主軸回転角度を
記憶する記憶手段と、前記工具位置演算値に基づいて復
帰経路を生成する生成手段と、前記主軸回転角度及び復
帰経路に基づいて復帰制御する制御手段とを具備するこ
とによって達成される。
定のネジ切り上げ処理を行ない、ネジ旋削を中断するネ
ジ旋削の一時停止機能を有するNC装置に関するものであ
り、本発明の上記目的は、前記一時停止指令によるネジ
切り上げ開始時点の工具位置演算値及び主軸回転角度を
記憶する記憶手段と、前記工具位置演算値に基づいて復
帰経路を生成する生成手段と、前記主軸回転角度及び復
帰経路に基づいて復帰制御する制御手段とを具備するこ
とによって達成される。
(作用) 本発明にあっては、ネジ旋削加工の一時停止指令によ
るネジ切り上げ開始時点における工具位置演算値及び主
軸回転角度を記憶するようにしているので、再加工を加
工中断点から再開させる復帰経路を生成して無駄な動作
を発生させない復帰制御を行なうことができる。
るネジ切り上げ開始時点における工具位置演算値及び主
軸回転角度を記憶するようにしているので、再加工を加
工中断点から再開させる復帰経路を生成して無駄な動作
を発生させない復帰制御を行なうことができる。
(実施例) 以下、図面に基づいて本発明の実施例について詳細に
説明する。
説明する。
第1図は本発明のネジ旋削の一時停止機能を有するNC
装置の一例を第4図に対応させて示すブロック図であ
り、同一構成箇所は同符号を付して説明を省略する。一
時停止信号CS1が一時停止制御部7に入力されると、一
時停止制御部7から送出される信号CS6により、工具位
置演算値メモリ8に関数発生部3からのネジ切り上げ開
始時点における工具位置演算値を記憶すると共に、一時
停止制御部7から送出される信号CS7により、主軸回転
角度メモリ10に主軸の回転角度を検出する主軸エンコー
ダ9からのネジ切り上げ開始時点における主軸回転角度
を記憶する。更に、再加工開始信号CS2が一時停止制御
部7に入力されると、上記ネジ切り上げ開始時に記憶さ
れている工具位置演算値メモリ8のデータ並びにその内
部データであるネジピッチ量及び切込量を復帰経路生成
部11に読み出させる信号CS8が復帰経路生成部11に送出
され、復帰経路が生成されて復帰制御部12に送出され
る。そして、上記ネジ切り上げ開始時に記憶されている
主軸回転角度メモリ10のデータと主軸エンコーダ9から
の出力信号とが復帰制御部12に入力され、復帰経路生成
部11からの復帰経路に基づき復帰経路演算値が生成され
てOR回路4へ送出されるようになっている。
装置の一例を第4図に対応させて示すブロック図であ
り、同一構成箇所は同符号を付して説明を省略する。一
時停止信号CS1が一時停止制御部7に入力されると、一
時停止制御部7から送出される信号CS6により、工具位
置演算値メモリ8に関数発生部3からのネジ切り上げ開
始時点における工具位置演算値を記憶すると共に、一時
停止制御部7から送出される信号CS7により、主軸回転
角度メモリ10に主軸の回転角度を検出する主軸エンコー
ダ9からのネジ切り上げ開始時点における主軸回転角度
を記憶する。更に、再加工開始信号CS2が一時停止制御
部7に入力されると、上記ネジ切り上げ開始時に記憶さ
れている工具位置演算値メモリ8のデータ並びにその内
部データであるネジピッチ量及び切込量を復帰経路生成
部11に読み出させる信号CS8が復帰経路生成部11に送出
され、復帰経路が生成されて復帰制御部12に送出され
る。そして、上記ネジ切り上げ開始時に記憶されている
主軸回転角度メモリ10のデータと主軸エンコーダ9から
の出力信号とが復帰制御部12に入力され、復帰経路生成
部11からの復帰経路に基づき復帰経路演算値が生成され
てOR回路4へ送出されるようになっている。
このような構成において、その動作例を第2図のフロ
ーチャートで説明すると、関数発生部3は加工プログラ
ムメモリ1から読出部2を介して加工プログラムの1ブ
ロックを読み出し(ステップS1)、関数発生を行ない
(ステップS2)、その演算値をX.Z駆動部5に送出する
(ステップS3)。そして、関数発生部3は関数発生が終
了したか否かを確認し(ステップS4)、関数発生が終了
した場合にはプログラムエンドか否かを確認し(ステッ
プS5)、プロブラムエンドでなければステップS1に戻っ
て上述した動作を繰返し、プログラムエンドであれば全
ての処理を終了する。
ーチャートで説明すると、関数発生部3は加工プログラ
ムメモリ1から読出部2を介して加工プログラムの1ブ
ロックを読み出し(ステップS1)、関数発生を行ない
(ステップS2)、その演算値をX.Z駆動部5に送出する
(ステップS3)。そして、関数発生部3は関数発生が終
了したか否かを確認し(ステップS4)、関数発生が終了
した場合にはプログラムエンドか否かを確認し(ステッ
プS5)、プロブラムエンドでなければステップS1に戻っ
て上述した動作を繰返し、プログラムエンドであれば全
ての処理を終了する。
一方、前記判断ステップS4において、関数発生が終了
していない場合には、一時停止制御部7はネジ旋削加工
中か否かを確認し(ステップS6)、ネジ旋削加工中でな
ければステップS2に戻って上述した動作を繰返し、ネジ
旋削加工中で有れば一時停止信号の有無を確認し(ステ
ップS7)、一時停止信号が無ければステップS2に戻って
上述した動作を繰返す。一方、一時停止信号が有った場
合には、ネジ切り上げ開始時点の関数発生部3からの工
具位置演算値を工具位置演算値メモリ8に記憶させると
ともに(ステップS8)、主軸エンコーダ9からの主軸回
転角度を主軸回転角度メモリ10に記憶させる(ステップ
S9)。そして、ネジ切り上げ制御部6はネジ切り上げ処
理を実行し(ステップS10)、ネジ切り上げが完了した
か否かを判定し(ステップS11)、ネジ切り上げが完了
していなければステップS10に戻って上述した動作を繰
り返す。一方、ネジ切り上げが完了した場合には、一時
停止制御部7は再加工開始信号の有無を確認し(ステッ
プS12)、再加工開始信号が有れば、復帰経路生成部11
は工具位置演算値メモリ8に上記ネジ切り上げ開始時に
記憶されているデータ並びにその内部データであるネジ
ピッチ量及び切込量に基づいて復帰経路を生成する。復
帰制御部12はOR回路4及びX.Z駆動部5を介して復帰経
路スタート位置へ工具を移動させる(ステップS13)。
そして、復帰制御部12は工具を復帰開始位置へ移動させ
た後、主軸回転角度メモリ10にネジ切り上げ開始時に記
憶させている主軸回転角度データと主軸エンコーダ9か
らの主軸回転角度を比較して両者が一致するまで待ち
(ステップS14)、両者が一致した場合には復帰経路上
の工具移動を開始し(ステップS15)、復帰が終了した
か否かを判定し(ステップS16)、復帰が終了したなら
ばステップS2に戻って上述した動作を繰返す。
していない場合には、一時停止制御部7はネジ旋削加工
中か否かを確認し(ステップS6)、ネジ旋削加工中でな
ければステップS2に戻って上述した動作を繰返し、ネジ
旋削加工中で有れば一時停止信号の有無を確認し(ステ
ップS7)、一時停止信号が無ければステップS2に戻って
上述した動作を繰返す。一方、一時停止信号が有った場
合には、ネジ切り上げ開始時点の関数発生部3からの工
具位置演算値を工具位置演算値メモリ8に記憶させると
ともに(ステップS8)、主軸エンコーダ9からの主軸回
転角度を主軸回転角度メモリ10に記憶させる(ステップ
S9)。そして、ネジ切り上げ制御部6はネジ切り上げ処
理を実行し(ステップS10)、ネジ切り上げが完了した
か否かを判定し(ステップS11)、ネジ切り上げが完了
していなければステップS10に戻って上述した動作を繰
り返す。一方、ネジ切り上げが完了した場合には、一時
停止制御部7は再加工開始信号の有無を確認し(ステッ
プS12)、再加工開始信号が有れば、復帰経路生成部11
は工具位置演算値メモリ8に上記ネジ切り上げ開始時に
記憶されているデータ並びにその内部データであるネジ
ピッチ量及び切込量に基づいて復帰経路を生成する。復
帰制御部12はOR回路4及びX.Z駆動部5を介して復帰経
路スタート位置へ工具を移動させる(ステップS13)。
そして、復帰制御部12は工具を復帰開始位置へ移動させ
た後、主軸回転角度メモリ10にネジ切り上げ開始時に記
憶させている主軸回転角度データと主軸エンコーダ9か
らの主軸回転角度を比較して両者が一致するまで待ち
(ステップS14)、両者が一致した場合には復帰経路上
の工具移動を開始し(ステップS15)、復帰が終了した
か否かを判定し(ステップS16)、復帰が終了したなら
ばステップS2に戻って上述した動作を繰返す。
ここで、復帰経路の生成について第3図を用いて説明
を補足する。点P10から点P11へのネジ切削加工中に点P1
2で一時停止指令が行なわれた時の復帰経路の生成は、
点P13から点P14を経て点P12へ動作するよう生成され
る。点P12は一時停止指令が行なわれネジ切り上げを開
始する位置(復帰終了位置)であり、一時停止指令が行
なわれた時の工具位置演算値が工具位置演算値メモリ8
に記憶されている。点P13は工具位置演算値メモリ8に
記憶されているネジ切り上げ開始位置(復帰終了位置)
P12に対し、ネジ切削加工方向と逆方向にネジピッチ量
を整数倍の量であるaだけ戻り、さらにネジ切削切込方
向と逆方向に所定の逃げ量bだけ戻った位置(復帰開始
位置)であり、次式(1)により求められる。
を補足する。点P10から点P11へのネジ切削加工中に点P1
2で一時停止指令が行なわれた時の復帰経路の生成は、
点P13から点P14を経て点P12へ動作するよう生成され
る。点P12は一時停止指令が行なわれネジ切り上げを開
始する位置(復帰終了位置)であり、一時停止指令が行
なわれた時の工具位置演算値が工具位置演算値メモリ8
に記憶されている。点P13は工具位置演算値メモリ8に
記憶されているネジ切り上げ開始位置(復帰終了位置)
P12に対し、ネジ切削加工方向と逆方向にネジピッチ量
を整数倍の量であるaだけ戻り、さらにネジ切削切込方
向と逆方向に所定の逃げ量bだけ戻った位置(復帰開始
位置)であり、次式(1)により求められる。
但し、P12=(XP12,ZP12),P13=(XP13,ZP13) を満たす整数 KV値:サーボ系の応答感度(1/sec) F:ネジ切削におけるネジピッチ指令(mm) b:予め設定されている逃げ量(mm) 点P14は復帰開始位置P13に対し、ネジ切削加工方向と
同方向に工具がネジ加工に必要な工具移動速度を得られ
る距離Cだけ送った位置(復帰中間位置)であり、次式
(2)より求められる。
同方向に工具がネジ加工に必要な工具移動速度を得られ
る距離Cだけ送った位置(復帰中間位置)であり、次式
(2)より求められる。
但し、P14=(XP14,ZP14) (発明の効果) 以上のように本発明のネジ旋削の一時停止機能を有す
るNC装置によれば、ネジ切削加工中の一時停止後の再加
工を加工中断点から行なうことができるので、無駄な動
作を無くして加工効率の大幅な向上を図ることが出来
る。
るNC装置によれば、ネジ切削加工中の一時停止後の再加
工を加工中断点から行なうことができるので、無駄な動
作を無くして加工効率の大幅な向上を図ることが出来
る。
第1図は本発明のネジ切削の一時停止機能を有するNC装
置の一例を示すブロック図、第2図はその動作例を説明
するフローチャート、第3図は本発明装置による復帰経
路の一例を示す図、第4は従来のネジ切削の一時停止機
能を有するNC装置の一例を示すブロック図、第5図は従
来装置によるネジ切りサイクル制御の一例を示す図であ
る。 1……加工プログラムメモリ、2……読出部、3……関
数発生部、4……OR回路、5……X.Z駆動部、6……ネ
ジ切り上げ制御部、7……一時停止制御部、8……工具
位置演算値メモリ、9……主軸エンコーダ、10……主軸
回転角度メモリ、11……復帰経路生成部、12……復帰制
御部。
置の一例を示すブロック図、第2図はその動作例を説明
するフローチャート、第3図は本発明装置による復帰経
路の一例を示す図、第4は従来のネジ切削の一時停止機
能を有するNC装置の一例を示すブロック図、第5図は従
来装置によるネジ切りサイクル制御の一例を示す図であ
る。 1……加工プログラムメモリ、2……読出部、3……関
数発生部、4……OR回路、5……X.Z駆動部、6……ネ
ジ切り上げ制御部、7……一時停止制御部、8……工具
位置演算値メモリ、9……主軸エンコーダ、10……主軸
回転角度メモリ、11……復帰経路生成部、12……復帰制
御部。
Claims (3)
- 【請求項1】ネジ旋削加工中の一時停止指令に基づいて
所定のネジ切り上げ処理を行ない、ネジ旋削を中断する
ネジ旋削の一時停止機能を有する数値制御装置におい
て、前記一時停止指令によるネジ切り上げ開始時点の工
具位置演算値及び主軸回転角度を記憶する記憶手段と、
前記工具位置演算値に基づいて復帰経路を生成する生成
手段と、前記主軸回転角度及び復帰経路に基づいて復帰
制御する制御手段とを備えた事を特徴とするネジ旋削の
一時停止機能を有する数値制御装置。 - 【請求項2】前記復帰経路が、前記一時停止指令による
ネジ切り上げ開始位置と同一である復帰終了位置と、こ
の復帰終了位置からネジ切削加工方向と逆方向にネジピ
ッチ量の整数倍離れ、さらにネジ切削切込み方向と逆方
向に所定の逃げ量離れた位置である復帰開始位置と、前
記復帰開始位置から前記ネジ切削加工方向と同方向に工
具がネジ加工に必要な工具移動速度を得られる距離離れ
た位置である復帰中間位置とで構成されている請求項1
に記載のネジ旋削の一時停止機能を有する数値制御装
置。 - 【請求項3】実際の主軸回転角度が前記記憶された主軸
回転角度に達した時点で前記復帰制御を開始するように
した請求項1に記載のネジ旋削の一時停止機能を有する
数値制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2324462A JP2648232B2 (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | ネジ旋削の一時停止機能を有する数値制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2324462A JP2648232B2 (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | ネジ旋削の一時停止機能を有する数値制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04193416A JPH04193416A (ja) | 1992-07-13 |
JP2648232B2 true JP2648232B2 (ja) | 1997-08-27 |
Family
ID=18166085
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2324462A Expired - Lifetime JP2648232B2 (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | ネジ旋削の一時停止機能を有する数値制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2648232B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AT507106B1 (de) | 2008-08-14 | 2010-08-15 | Anger Machining Gmbh | Verfahren zur ansteuerung des werkstückmanipulators einer werkzeugmaschine |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02256436A (ja) * | 1989-03-29 | 1990-10-17 | Okuma Mach Works Ltd | タッピング加工制御装置 |
-
1990
- 1990-11-27 JP JP2324462A patent/JP2648232B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04193416A (ja) | 1992-07-13 |
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