JP2648104B2 - オープンショーケース - Google Patents

オープンショーケース

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JP2648104B2
JP2648104B2 JP6271383A JP27138394A JP2648104B2 JP 2648104 B2 JP2648104 B2 JP 2648104B2 JP 6271383 A JP6271383 A JP 6271383A JP 27138394 A JP27138394 A JP 27138394A JP 2648104 B2 JP2648104 B2 JP 2648104B2
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JP
Japan
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transparent plate
air curtain
front wall
suction port
opening
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康祐 柴田
道久 濱
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Sanyo Denki Co Ltd
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Sanyo Denki Co Ltd
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  • Refrigerator Housings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動巻取式のナイトカ
バーを備えたオープンショーケースに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】実公昭60ー5348号公報(F25D
23/02)には、断熱壁内に形成される貯蔵室の前
面開口に冷気カーテンを形成し、前記開口の上部外側に
設けた巻回自動復帰式のフィルムを必要に応じて冷気カ
ーテンの外側に広げて添設してなるオープンショーケー
スにおいて、冷却器及び送風機の風上で且つ前記冷気カ
ーテンの吸込口の風下となる冷気通路の低圧側に開口
し、前記冷却器及びフィルムからの露を外部に排出する
排水孔を設け、前記フィルムを広げたときに、このフィ
ルムの下端が前記吸込口の真上に位置し、且つ前記断熱
壁の前壁上部内面よりも間隔を存して内側に位置するよ
うフィルムの下端を吸込口に臨設したことを特徴とする
オープンショーケースが示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術によれ
ば、フィルム表面の露処理及びフィルム下端の取付が良
好となるが、前壁上端に透明板を設けていないために、
エアーカーテン下流の流速の低下により冷気の拡散が生
じてしまうといった課題があった。また、従来の技術に
ただ単に透明板を設けるとすると、上記課題は解決でき
るものの、逆に透明板によりフィルムの取付が困難とな
ってしまうといった課題がある。
【0004】本発明は上記課題を解決することを目的と
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するための手段として、エアーカーテンによって閉塞さ
れる開口を備えた断熱壁の前壁と貯蔵室を画成する区画
板の前壁との間に形成され、前記エアーカーテンを形成
した気流を吸い込む吸込口と、前記断熱壁の前壁上に配
置された透明板と、この透明板の上縁を被冠するサッシ
ュと、前記エアーカーテンを覆うために開口に広げて設
けられる自動巻取式のナイトカバーと、このナイトカバ
ーの引出端に設けられた把手兼用の係止具と、前記吸込
口を覆う吸込板に設けられ上端が透明板の上端と略同じ
高さを有する細長い止め具とを具備した構成を採用し
た。
【0006】
【作用】ナイトカバーの把手兼用の係止具を吸込板に設
けられ上端が透明板の上端と略同じ高さである細長い止
め具に係止するのみの簡単な操作で、ナイトカバーを広
げた状態で固定することができる。
【0007】
【実施例】以下図面によりその実施例を説明すると、図
1及び図2に示す1は前面に商品収納及び取出用の開口
3を有する断熱壁2にて本体を構成してなるオープンシ
ョーケースで、前記断熱壁2の内壁より適当間隔を存し
て区画板4を配設して冷却器7、送風機8を設置する循
環通路5と、棚9を有する貯蔵室6とを形成するととも
に、前記開口の上下端に沿って吹出口10と、吸込口1
1とを形成し、前記冷却器7で熱交換された冷たい空気
即ち冷気を送風機8で強制循環して開口3に温度の低い
エアーカーテンAを形成して貯蔵室6を冷却する。12
は前記断熱壁の底壁2Bに形成された排水孔で、冷却器
7及び送風機8の風上側で且つ前記吸込口11の風下側
に位置、即ち循環通路5の帰還区域となる低圧側に位置
しており、前記冷却器7の露及び、後述するナイトカバ
ー表面に付着する露を外部に導く排水管13が接続され
ている。前記吸込口11は前記断熱壁2の前壁2Aと区
画板の前壁4Aとの間に形成されており、該吸込口を通
って循環通路5内に商品が落下しないように多数の吸込
口14を形成した金属製吸込板15で覆われている。
【0008】16は前記前壁2Aの上部に立設されたガ
ラス製の透明板で、開口3を経て吸込口11に至る冷気
のオーバーフローを少なくするために設けられている。
この透明板16を設けることに伴ないエアーカーテンA
と外気との接触面積が少なくなっても開口3における冷
凍負荷を軽減することもできる。17は前記透明板16
の上縁を被冠する細長い断面U字形のサッシュで、ハン
ドレールの作用をなすと共に、透明板16の上縁の耐衝
撃緩和の作用をなす。20は前壁2Aの上部に設けられ
た金属製のバンパーレールで、下端は前壁2Aの前面を
覆う前面パネル22に連なり、又上端は前記透明板16
に対して鋭角の角度θを持って接している。即ちこのバ
ンパーレールは上面が前下がりの傾斜壁21となってい
る関係上、衝撃を受けた場合には、その上端が透明板1
6の表面を上方に向かって滑ることにより若干変形して
衝撃を緩和する。
【0009】而して、23は可撓性のプラスチックシー
ト又はフィルム等からなり、固定端となる上端が前記開
口の上部外側に支持具24を介して設けられた巻回自動
復帰式即ち自動巻取式のナイトカバーで、夜間等店舗の
非営業時必要に応じてその引出端となる下端に設けられ
た把手兼用の係止具25を下方に引っ張り、このナイト
カバーを広げた状態で図3に示す如く、前記吸込口11
を覆う吸込板15に設けられ上端が透明板16の上端と
略同じ高さを有する細長い止め具19に係止することに
より、エアーカーテンAの外側に設けられ開口3を覆
う。この状態においてはナイトカバー23に自動復帰力
が作用している関係上、ナイトカバー23そのものに弛
みが生じない。
【0010】かかる構成によれば、透明板16はその上
端が吸込口11よりも上方に位置する関係上、エアーカ
ーテンA下流の流速が低下する冷気の拡散を防止して吸
込口に案内する作用をなし、この結果、乱流域となるエ
アーカーテンA下流の冷気と、外気との接触を透明板1
6で防止して開口3における冷凍負荷を少なくできる。
【0011】又、透明板16の上端と略同じ高さを有す
る細長い止め具19の上端がナイトカバー23の係止具
25を係止するための止め具として作用する関係上、
壁2A上に透明板を立設したことによる係止具25の操
作の弊害をなくすことができ、更に、止め具19は細長
い止め具であるので、吸込板15に設けられて上方へ延
びた止め具19が吸込口11から吸い込まれる冷気(エ
アカーテンを形成した気流)の邪魔になることを極力防
止でき、冷気を吸込口11からスムーズに吸い込ませる
ことができる。
【0012】
【発明の効果】上記構成により、透明板を設けたことに
よる係止具の操作の弊害をなくし、ナイトカバーの把手
兼用の係止具を吸込板に設けられ上端が透明板の上端と
略同じ高さである細長い止め具に係止するのみの簡単な
操作で、ナイトカバーを広げた状態で固定することが
きるのは勿論、止め具は細長い止め具であるので、止め
具が吸込板から透明板の上端と略同じ高さまで延びてい
る場合にも細長い止め具が吸込口から吸い込まれる冷気
の邪魔になることを極力防止でき、冷気を吸込口からス
ムーズに吸い込ませることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のオープンショーケースの斜視図であ
る。
【図2】本発明のオープンショーケースのB−B断面図
である。
【図3】本発明の図2Aの拡大図である。
【符号の説明】
1 オープンショーケース 2 断熱壁 2A 前壁 3 開口 4 区画板 4A 前壁 6 貯蔵室 11 吸込口 16 透明板 17 サッシュ 19 止め具 23 ナイトカバー 25 係止具 A エアーカーテン

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアーカーテンによって閉塞される開口
    を備えた断熱壁の前壁と貯蔵室を画成する区画板の前壁
    との間に形成され、前記エアーカーテンを形成した気流
    を吸い込む吸込口と、前記断熱壁の前壁上に配置された
    透明板と、この透明板の上縁を被冠するサッシュと、前
    記エアーカーテンを覆うために開口に広げて設けられる
    自動巻取式のナイトカバーと、このナイトカバーの引出
    端に設けられた把手兼用の係止具と、前記吸込口を覆う
    吸込板に設けられ上端が透明板の上端と略同じ高さを有
    する細長い止め具とを具備してなるオープンショーケー
    ス。
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JP3764347B2 (ja) * 2001-04-18 2006-04-05 サンデン株式会社 ショーケース
JP2018117979A (ja) * 2017-01-27 2018-08-02 株式会社オカムラ オープンショーケース

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JPS614197Y2 (ja) * 1979-11-09 1986-02-08
JPS62132392U (ja) * 1986-02-14 1987-08-20
JPS62192193U (ja) * 1986-05-29 1987-12-07

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