JP2646156B2 - 長丸切断室を備えたマルチング芝刈機 - Google Patents

長丸切断室を備えたマルチング芝刈機

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JP2646156B2 JP5510265A JP51026593A JP2646156B2 JP 2646156 B2 JP2646156 B2 JP 2646156B2 JP 5510265 A JP5510265 A JP 5510265A JP 51026593 A JP51026593 A JP 51026593A JP 2646156 B2 JP2646156 B2 JP 2646156B2
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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Harvester Elements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、芝及び他の地面に生えた植物を切断して、
切断作業から生じた刈り取り芝片を切断芝経路内に入れ
込む、すなわち、隠すことができる回転式芝刈機に関す
るものである。
(発明の背景) 刈り取られた芝片を単に芝の上へ排出するか、刈り取
り芝片を何らかの袋装置に回収するのではなく、刈り取
り芝片を切断芝経路に入れ込む、すなわち、隠す「マル
チング」芝刈機が公知である。
そのような芝刈機は、実際に刈り取り芝片を隠す能力
に大きなばらつきがあり、うまく機能するものと、そう
でないものがある。
しかし、芝刈機を説明するために使用される時の「マ
ルチング」とは、一般的に、芝刈機の効率度には無関係
に、刈り取り芝片を切断経路内に入れ込むことができる
ようにした芝刈機のことをいう。
ソラッド(Thorud)の米国特許第4,205,512号に示さ
れているように、いわゆる「専用」マルチャーは、この
目的だけに設計された芝刈機である。それらには一般的
に、側部及び上部が閉め切られ、底部だけが開放してい
る切断室が設けられている。
これによって、ブレードで切断された刈り取り芝片が
切断室の開放底部から下向きに排出される。場合によっ
ては、特殊な形状のブレードによって、刈り取り芝片の
下向き移動を補助するか、切断室の内部に芝ディフレク
タを取り付けることもできる。
特に、地方自治体がごみ投棄を規制し始めたため、最
近は、マルチング芝刈機の有用性に対する興味が高まっ
ている。
このため、本発明の譲受人であるトロ(Toro)社は、
リサイクラー(Recycler)(登録商標)芝刈機として知
られている一連の後押し式芝刈機を設計し、導入してき
た。リサイクラー芝刈機は、芝吐き出し、芝袋詰、及び
芝マルチングの各モードをユーザが選択的に切り換える
ことができる。
また、これらの芝刈機には、刈り取られた芝に当たる
キッカー部材としても知られる複数の芝ディフレクタ部
材が設けられており、芝刈機がマルチャーとして使用さ
れている時、この芝ディフレクタ部材に、ハウジング内
部を循環中の刈り取られた芝片がぶつかって、それらの
切断室から下向きに方向を変えて芝の上に排出できるよ
うになっている。ソラッドの米国特許第4,951,449号に
は、このリサイクラー芝刈機が開示されている。
ほとんどの回転式芝刈機は、一般的に、マルチング用
に使用されるものを含めて、円形の切断室を、すなわち
切断ブレードを中心に収容した室を設けており、切断ブ
レードのチップが、少なくとも適用可能な製造公差の範
囲内で切断室の壁に対して一定の所定寸法の通常隙間を
維持している。
しかし、一部の芝刈機は、やや非円形、すなわち「長
丸」切断室を備えている。「長丸」とは、切断室2の外
壁によって囲まれる部分の面積形状を示し、ここではブ
レードチップに対して完全な円形ではない切断室のこと
を意味している。長円または楕円形の室も長丸室になる
であろうが、ここでは長丸は長円または楕円形の室より
広い範囲のものを意味している。
このため「長丸室」は、室が中心位置のブレードに対
して幾分引き延ばされている、すなわち長くなっている
か、またはブレードが円形室の中心を外れていることに
よって、室壁の少なくとも一部分が、室の他の部分より
もブレードチップから遠く離れている室を意味してい
る。
出願人が知っている長丸芝刈機では、芝刈機の前進す
なわち前方移動方向に見た時に切断室の前方に、すなわ
ち芝刈機を前方に移動させた時に芝に最初に接触する切
断室部分に長丸部分が設けられていた。ブレードと前室
壁との間のこの余分な隙間によって、未切断芝の茎がブ
レード上のセール形状により切断前にうまく持ち上げら
れると考えられていた。
言い換えれば、切断室の前部に長丸部分を設ければ、
芝をうまく立たせて、それによってさらに均一に切断で
きると考えられていた。トロ社は、従来より、製品の一
部で、例えばトロ・グラスマスタ(Toro Grasssmaste
r)、トロVDMリヤ・バッカー(Rear Bagger)及びトロ2
1″リサイクラーで切断室の前方にそのような長丸部分
を用いている。
(発明の概要) 本発明の1つの特徴は、特に芝刈機を後退させる、す
なわち向きを逆にする時、地面上に芝の望ましくない堆
積が残らないように芝のマルチングをより効果的に行う
ために長丸形の切断室を設けたマルチング芝刈機に関す
るものである。
本発明は、少なくとも1つの仕切られた切断室が設け
られ、その中にほぼ水平の切断ブレードが収容されてお
り、この切断ブレードが芝等を切断できるように垂直軸
線回りに回転可能となっている形式の芝刈機において 切断室は、ブレードの回転領域の外側を取り囲む外周
壁を有し、かつこの外周壁内で刈り取られた芝片がブレ
ードの回転によって循環し、前記芝片を切断室の開放底
側から切断室外へ下向きに送り出されるまで切断室内に
収容しておくように構成され、かつ切断室後部の外周壁
を後方に広げた長丸部分を有することを特徴としてい
る。
本発明の別の特徴は、刈り取り芝片が切断室から下向
きに排出されるのを助けるために切断室の後部分にディ
フレクタ部材を用いていることである。1つの実施例で
は、2つの離設されたディフレクタ部材が用いられてお
り、それらは切断室の前部分ではなく、後部分だけに配
置されている。
(図面の簡単な説明) 次に、添付の図面を参照しながら、本発明を詳細な説
明で説明するが、図面では、同一部材は同一の参照番号
を付けて示されている。
図1は、本発明による改良形芝刈機の1つの実施例の
底面図であり、特に多数の切断ブレード及び多数の切断
室を設けたデッキを示し、さらに切断室の長丸形状も示
している。
図2は、図1の2−2線に沿った切断室の断面図であ
り、特に切断ブレードの回転平面に対する切断室の下縁
部の垂直方向高さを示している。
図3は、図1に示されている切断デッキの切断室の1
つの斜視図であり、特に切断室内に配置された芝ディフ
レクタ部材、及び隣接した室間の交差部に配置される室
壁の窓部分を示している。
(発明を実施するための最良の形態) 図1は、切断デッキ2を含む本発明による芝刈機を示
している。切断デッキ2は、公知の適当な方法で地面上
を移動できるように支持されている。例えば、デッキ2
は、様々なホィール(図示せず)によって直接的に地面
上に支持された自給式デッキでもよいが、デッキ2を地
面の上方に懸架して支持する牽引装置(図示せず)に取
り付ける形式でもよい。いずれの場合も、図示の切断デ
ッッキ2は、多重ブレード形芝刈機にはよく用いられる
やり方で前後に互い違いにしながら隣り合わせた3つの
切断室4を設けている。
本発明の芝刈機には隣り合わせた3つの切断室4が示
されているが、室4の数を増減することもできる。例え
ば、本発明の目的に対しては、単一の切断室4を設ける
だけでもよい。
本発明は、芝刈機がマルチングに使用される時に切断
室4に望ましい形状に関するものであり、図1に示され
ている3つの室4を設けた芝刈機ではなく、1つの切断
室4を備えた芝刈機にも等しく適用できるであろう。こ
のため、切断デッキ2に用いられる切断室4の正確な数
は、本発明には関係ない。
ほぼ水平位置の切断ブレード6が各切断室4内に収容
されている。ブレード6の両端部に切断エッジ7が設け
られている。各切断エッジ7に続いて、芝立ち上げセー
ル8が設けられている。また、各ブレード6は、その両
チップ9間のブレード長さによって定められる所定の直
径を有している。
ブレード6が室4内で回転すると、ブレードの切断エ
ッジ7が、芝の直立な茎に接触して、切断デッキ2の地
面からの高さによって決定される地面からの特定高さで
芝を切断する。次に、ブレードセール8が芝を切断室内
で矢印Cで示された概ね円周方向の経路で循環させる
が、必要に応じてブレードを逆方向に回転させることも
できる、すなわち、この一般形式の芝刈機でブレード6
を時計回りまたは反時計回りに回転させることができ
る。ブレード6の切断エッジ7及びセール8は、上記の
芝の切断及び循環作用を実行できるようにするいずれの
適当な形状にすることもできる。
図1に示されている切断室のいずれを見ても、各切断
室は、多くの場合は単に切断デッキ2の大きい上壁12の
一部分である上壁部分10によって区画されている。言い
換えれば、デッキ2の上壁12は、必ずしも室4の面積と
同じ広さでなく、図1に示されているように切断室4よ
り外側へ延出している。
デッキ2の上壁12の正確な形状、従ってデッキ2の全
体形状は、図1に示されているものから変更できること
は明らかである。しかし、デッキ2の上壁12は、各切断
室4の上部を閉め切る上壁部分10を形成している。
ブレード6用の駆動スピンドル16が、ブレード6の垂
直方向回転軸線に沿って上壁部分10を貫通して垂直方向
下向きに延在しているが、それ以外には上壁部分10は通
常はほぼ中実で、刈り取り芝片を切断室4内に閉じ込め
ることができる。
上壁部分10に加えて、各切断室4には、ほぼ360°に
渡って延在してブレードチップ9の軌道すなわちブレー
ドの回転領域の外側を取り囲む外周壁14が上壁から垂下
している。
図1の斜線部分は、この外周壁14の厚さすなわち断面
積を示すものではなく、室4の壁14自体は、図1におい
て斜線部分の半径方向外側に示されている。図1の斜線
部分は、ブレード6のチップ9と壁14の内径との間の隙
間を示している。yで示されている隣接した室間の交差
部では、外周室壁の下縁部に窓または開口(図3に18で
示されている)が設けられて、隣接室4内のブレード6
のチップが互いに接触することなく非常に接近できるよ
うにしている。
各室4は形状がほぼ同じである。従って、1つの室4
についてだけ詳細に説明する。しかし、この説明は他の
室4にも等しく適用されることを理解されたい。
図1において、各室4は選択的に4つの4分円Q1〜Q
4、すなわち図1に示されているように切断室4の下側
から見上げた時、それぞれ左前4分円Q1、右前4分円Q
2、右後4分円Q3及び左後4分円Q4に分割することがで
きる。
少なくとも室4内に何らかの吐き出し出口を設けるこ
とによって刈り取り芝片を排出する芝刈機の場合、実際
の芝の切断のほとんどは4分円Q1及びQ2で行われるが、
芝の運搬は主に4分円Q3及びQ4で行われる。
例えば、本発明の芝刈機は、4分円Q3またはQ4に選択
的に閉鎖可能な吐き出し開口(図示せず)を設けて、開
放時には、芝を室4から袋または回収容器に送り込んだ
り、芝の上に堆積させることができるようにしてもよ
い。
しかし、芝刈機をマルチャーとして使用できるように
するためには、そのような開口は公知の方法で選択的に
閉じられる。このマルチングモードでは、芝の運搬が。
4分円Q3及びQ4から室4内において円周経路Cで何度も
継続されて、やがて切断室の開放底側から切断芝経路内
へ下向きに送り込むことができるまで十分に小さく切断
される。
図1に示されている斜線部分について説明すると、室
4は完全な円形ではなく、切断デッキ2の前進方向に見
て、切断室4の中心点から後側の半円部分において、後
方に向かって長丸となっている。最初の2つの4分円Q1
及びQ2の斜線部分は、要素の中でもブレード直径及びブ
レードの回転速度に関連して選択されたブレードチップ
9に対する所定寸法の通常隙間を示している。
直径が約25インチ長さのブレードでは、最初の2つの
4分円に維持される所定寸法の通常隙間が約1/4インチ
である。この所定寸法の通常隙間は、図1のこれらの領
域全体の斜線部分の幅が均一であることからわかるよう
に、最初の2つの4分円Q1及びQ2全体で一定に保持され
る。言い換えれば、切断室4は、前半分全体がブレード
チップ9に対して円形になっている。
しかし、室4の後半分全体が異なった形状になってい
る。隙間を示す斜線部分は、前半分の端部(図1にEで
示されている)から漸増し始めて、やがて後半分の中心
点(図1にMで示されている)で最大に達する。
切断室4の後半分の形状を徐々に増加させる、すなわ
ち引き延ばすために、あたかも後半分全体の所定寸法の
通常隙間に三日月形の隙間を付け足すように、徐々に隙
間が増加する。
これが、本出願の発明の背景で定義されている意味の
「長丸」形状を切断室に与えており、室4の長丸部分
は、芝刈機の前方移動方向に見た時に室4の後方に向か
っている。芝刈機は、通常は矢印Aで示されている方向
へ前方移動する。
切断室4の長丸部分に加えられる追加隙間の中心点で
の基準寸法は3/8インチであることが望ましい。これに
対して、切断室4の前部分の中心点では、隙間は単に1/
4インチの通常隙間である。切断室4の後部分の中心点
Mでは、隙間は、通隙間の1/4インチに追加隙間の基準
寸法3/8インチを加えたもので、合計隙間が5/8インチに
なる。
この形式の製品の通常の製造公差が約±1/8インチで
あるから、室4の後半分の中心点Mでの実際の最大隙間
は、約1/2〜3/4インチになる。このため、百分率で表す
と、長丸部分では、所定寸法の通常隙間の200〜300%、
好ましくは、通常隙間の250%を最大隙間とする。
本出願人は、切断室4の後向きに長丸部分を設けるこ
とが、マルチング芝刈機に大きな利点を与えることを知
った。最初、本出願人は、本出願人が知っているトロ社
の一部の従来形芝刈機に提案されているように、室4の
前向きに長丸部分を設けてみた。
この芝刈機は、方向を逆にする時に切断室4内で運ば
れている芝のハローがかたまって落ちるという望ましく
ない特徴を示した。言い換えれば、芝刈機がA方向へ前
進して、ブレード6が芝を切断している時、刈り取り芝
片は室4内を円周方向経路Cで循環しており、一部の刈
り取り片が集まってトロイダル「ハロー」を内部に形成
している。
芝刈機の作動中、一部の刈り取り片は常に下向きに送
り出されて切断芝経路内へ隠されるが、他の新しく切断
された刈り取り片が絶えずハローに追加されている。
運転者が木または他の障害物に接近して方向を逆にす
ることが必要になった場合、運転者が後退する時にこれ
らの刈り取り片ハローが芝の上に落下することが多い。
これは、刈り取り片を切断芝経路内へうまく隠せるもの
とされているマルチング芝刈機では望ましくないことが
明らかである。
さらなる研究から、本出願人は、円周方向の流れCに
重なって垂直方向の空気流が切断室4に誘発されること
を発見した。長丸部分が前方にある時、室4の後部で空
気が吸い上げられ、室4の前部で吹き降ろされることが
わかっており、これらはおそらく、室4及びブレードセ
ール8が形成するファンが、室4の円形部分よりも長丸
部分における効果の方が小さいからであるが、この作動
理論は確かではない。
いずれにしても、室の長丸前部分で出願人が発見した
下向きの空気流が、芝刈機2の方向が逆になった時にハ
ローがかたまって落下する原因であると、本出願人は信
じている。また、下向きの流れは、室2の前部で芝を平
坦にしようとするが、これはまさに、前部の長丸部分を
設けることによって得られる、すなわちブレード6で切
断する前に芝を適切に立ち上がらせると考えられている
ものの逆である。
この現象を発見した時、本出願人は、長丸部分の設置
場所を反対にする、すなわち室4の前部ではなく後部に
長丸部分を配置することによって本発明に到達した。
これによって、誘発された垂直空気流が室4の前部で
上向きとなり、望まれるように切断前に芝を立ち上がら
せようとする一方、室4の後部で下向きになり、切断さ
れた刈り取り芝片を切断経路内へ適切に迅速に入れ込む
ことができる。
図2の空気流の矢印U(上向き)及びD(下向き)を
参照されたい。この構造は切断室4からの排出をより効
果的にして、室4内に大きな芝ハローを発生させること
なく、刈り取り芝片を芝内へ下向きに送り込むことがで
きる。そのような構造によって、芝刈機2は室4から芝
ハローを落下させることなく後進し、方向を逆にするこ
とができることがわたった。
本発明の芝刈機は、前向きの長丸切断室を設けたマル
チング芝刈機を用いた時に本出願人が気づいた問題を効
果的に解決している。
上記の構造の切断デッキ2は、刈り取り芝片を効果的
に切断芝経路内へ下向きに入れ込んで、その中に隠す。
また、切断デッキ移動を芝刈機2の運転者が逆向きにし
た時、芝ハローが見苦しくかたまって落下することがな
い。
さらに、切断室の前半分全体に上向きの空気流Uが誘
発されるので、これが切断前の芝の立ち上がりを助け
て、切断品質を向上させる。
最後になるが、切断デッキ2は室4から効果的に排出
させて、刈り取り芝片が迅速に効率的に芝の中に隠され
るので、ブレード6の駆動に必要な動力が相当に軽減さ
れる。
本出願人は、切断室後部の外周壁を後方に広げた長丸
部分を設けた室4は使用動力を相当に減少させ、前向き
の長丸室よりも、芝の切断時の立り往生を少なくするこ
とを発見している。
上記の所定寸法の通常隙間及び追加隙間の量は、当然
ながら変更することができる。上記の量は、直径が25イ
ンチで、2500r.p.m.で回転するブレードに合っているこ
とがわかった。
長丸部分の隙間の量を上記の範囲よりはるかに大きく
すると、芝刈機のマルチャーとしての効果が徐々に減少
する、すなわち、芝が室からあまりに迅速に排出される
か、室外へ落下するため、切断芝経路内へ適切に隠れる
ことができなくなる。
長丸部分を非常に小さくすると、上向き及び下向きの
空気流U及びDが消失し始めて、それに対応して室内で
運ばれる芝ハローが徐々に大きくなり、ブレードを駆動
する動力必要量が増加し、芝刈機の切断品質及びマルチ
ング能力が低下すると考えられる。
図示のように、芝刈機2を効果的なマルチャーとして
機能できるように、刈り取り片が室4から下向きに移動
するのを助けるため、芝ディフレクタ部材を切断室4の
内部に配置することが望ましい。
これらのディフレクタ部材は20で示されている。各室
内に2つのそのようなディフレクタ部材20が用いられて
いるが、ディフレクタ部材は室2の後半分、すなわち長
丸部分だけに配置されている。
ディフレクタ部材20には取り付けフランジ22が設けら
れており、これによってディフレクタ部材20をボルトま
たは他の手段で室4の上壁部分10に固定し、それから垂
下させることができる。ディフレクタ部材は、ブレード
6の回転面の上方の、室4内の刈り取り芝流にぶつかる
位置に設けられている。
各ディフレクタ部材20には、三角形状のディフレクタ
前表面24とディフレクタ後表面26が設けられており、こ
れらは上壁部分10に対して下向きに傾斜し、また外周壁
14に対して若干内向きに傾斜している。経路Cで循環し
ている刈り取り芝片は、ディフレクタ前表面24に衝突し
て下向きに偏向する。
これは、刈り取り芝片が開放底部を通って室4から排
出され、切断芝経路内へ強制的に送り込まれて隠れるの
を助ける。好ましくは、ディフレクタ前表面24を後表面
26よりも鋭角にする、すなわち上壁部分10に対してより
垂直にする。ディフレクタ前表面の垂直度が大きいほ
ど、刈り取り芝片を所望通りに下向きにうまく偏向させ
ると、本出願人は信じている。
誘発垂直空気流が長丸切断室によって発生するという
出願人の発見を考慮して、ディフレクタ部材20は、設計
上、切断室4の後半分だけに配置されている。
前述したように、本発明の後向きの長丸切断室4は、
切断室4の前半分に上向きの空気流Uを誘発できる構造
である。このため、切断室4の円周全体に沿ってディフ
レクタ部材20を離設すれば、これらの部材20の一部が前
半分に配置されることは避けられない。
そのような部材20によって発生した刈り取り芝片の下
向きの偏向は、前半分(4分円Q1及びQ2)の望ましい上
向きの空気流Uに干渉してそれを弱める傾向があり、そ
うでない場合に得られる完全な状態まで芝を立ち上がら
せることができなくなると、本出願人は考える。
このため、ディフレクタ部材20は、ディフレクタ部材
の下向きの偏向作用が、刈り取り芝片を下向きに室外へ
送り出す際に下向きの誘発空気流Dを補助または援助し
て、室からより迅速に排出できるように、後半分(4分
円Q3及びQ4)だけに配置するのが望ましい。
上記の長丸切断室を用いることは、芝ディフレクタ部
材20の使用または特定配置に拘束されたり、依存するも
のではない。例えば、ディフレクタ部材4をまったく設
けていない室4も、マルチャーとして十分に機能でき、
後ろ向きに長丸の切断室を用いることが、部材20によっ
て与えられる偏向作用とは切り離して、マルチャーとし
ての有用性を高めるであろう。
しかし、部材20を使用することは、芝片を切断芝経路
内へ効果的に入れ込むことができるという点で、芝刈機
をマルチャーとしてより良好に機能させることができる
ため、好ましい。
最初に、本出願人は、切断ブレード6が外周壁14内に
完全に収容されている、すなわち、切断ブレードの平面
が、もちろん開口18の領域は除いた壁の円周全体に沿っ
た壁14の最下縁部15の上方に位置している切断室を設計
した。
しかし、この配置では、地面上の何かの物体、例えば
上向きに突出した木の根等が突き出して切断デッキ4の
前部に衝突する場合、壁14が切断デッキ4のノーズより
下に延出した最下点であったため、この物体に最初に接
触するものは、壁14の前部であることが多い。
極端な場合で、硬い物体であると、これによって壁14
が後方へ撓んで、ブレードチップ9と接触することがあ
る。このように接触すれば、壁14及びブレード6の両方
が破損し、芝刈機を修理しなければならなくなるであろ
う。
この破損を避けるため、壁の最下縁部15は、ブレード
6の回転面に対して一定の高さすなわち深さになってい
ない。図2に示されているように、壁の最下縁部15は、
切断室4の前半分全体ではブレード6の下面より若干上
方に位置しており、そこから下向きに傾斜して、切断室
4の後半分全体ではブレード6よりも下側に位置してい
る。
このため、ブレード6が室4の前部ではデッキ2の最
下点になり、その地点ではデッキ4のノーズ3及び室4
の最下縁部15の両方より下方へ延在している。このた
め、突出した木の根が衝突した場合、ブレード6が切り
取って、壁14が後方へ撓んでブレードと接触することが
なくなり、これによって以前のような損傷をなくすこと
ができる。
本発明の様々な変更例は、当業者には明らかであろ
う。例えば、前述のように、芝刈機に芝袋詰めまたは吐
き出し設備を設けて、運転者が時には選択的に使用でき
るが、芝刈機がマルチングモードであることが望ましい
時には使用しないようにすることもできる。
言い換えれば、切断室は、異なる吐き出し出口を設け
ることができ、芝を袋詰めまたは吐き出しするときには
開放し、芝刈機がマルチングを行う時にはほぼ閉め切ら
れた切断室により閉鎖できるように構成することができ
る。
本実施例で使用する切断室は、切り換え形芝刈機の芝
マルチングモードだけで選択的に閉め切られる切断室、
及び単一用途形専用マルチャーにおいて常にほぼ閉め切
られた切断室を含むものである。
また、「長丸」室は、ここでは室の中心にあるブレー
ドに対して室の形状を引き延ばすことによって形成され
ていると記載されているが、円形室を使用して、ブレー
ドの軸線を室の中心の前方へ外れた位置に置くだけで
も、概ね同様な芝「マルチング」効果が得られると、本
出願人は信じている。
この後者の状態も、ここでの定義によれば「長丸」室
であると考えられ、「長丸」の意味に含まれるであろ
う。このように、本発明の範囲は、添付の請求項のみに
よって制限される。
本発明によれば、芝刈機の前進方向に対して後側に位
置する切断室後部の外周壁を後方に広げた長丸部分を設
けて、外周壁とブレードチップとの隙間が、前側半円部
分に形成された所定の通常隙間から漸増して後半分の中
心点では最大隙間となるようにしたことから、ブレード
の回転により誘発される垂直空気流が、切断室の前部で
は、上向きとなって、芝を立ち上がらせるように作用
し、一方、切断室の後部では、下向きとなるので、刈り
取られた芝片は切断室で循環した後、後部から芝生の上
に排出することができる。
また、本発明では、芝刈機が後進したとき、外周壁と
ブレードチップとの隙間に働く垂直空気流は逆向きに作
用するが、この場合、切断室後部では、その隙間が大き
いので、有効に空気流を取り込むので、従来のように、
刈り取られた芝片の固まりを落下させることがないの
で、芝刈機の移動方向にかかわらず、刈り取られた芝片
は、切断室を循環して均一に芝生の上に蒔くことができ
る。

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも1つの仕切られた切断室が設け
    られ、その中にほぼ水平の切断ブレードが収容されてお
    り、この切断ブレードが芝等を切断できるように垂直軸
    線回りに回転可能となっている形式の芝刈機において、 切断室は、ブレードの回転領域の外側を取り囲む外周壁
    を有し、かつこの外周壁内で刈り取られた芝片がブレー
    ドの回転によって循環し、前記芝片を切断室の開放底側
    から切断室外へ下向きに送り出されるまで切断室内に収
    容しておくように構成され、かつ切断室後部の外周壁を
    後方に広げた長丸部分を有することを特徴とする芝刈
    機。
  2. 【請求項2】切断ブレードは各端部にチップを設けてお
    り、ブレードのチップは外周壁との間に所定寸法の通常
    隙間を形成しており、また切断室の長丸部分は、切断ブ
    レードのチップに対して前記通常隙間の200〜300%の最
    大隙間を備えている請求項1の芝刈機。
  3. 【請求項3】切断室は、下側から見上げた時、左前4分
    円、右前4分円、右後4分円及び左後4分円からなる4
    つの4分円を含み、左前及び右前4分円はブレードのチ
    ップに対して所定寸法の通常隙間を維持しており、長丸
    部分が時計回りに見て右後4分円の始点で始まり左後4
    分円の終点で終わり、隙間の寸法が長丸部分の始点から
    右後4分円と左後4分円の交差部まで漸増し、またその
    交差点から長丸部分の終点まで漸減することを特徴とす
    る請求項2の芝刈機。
  4. 【請求項4】切断室には、刈り取り芝片が切断室から上
    向きに吐き出されないようにする上壁部分が設けられて
    おり、さらに、切断室の外周壁の内側に複数のディフレ
    クタ部材が配置されて上壁の下側に取り付けられてお
    り、ディフレクタ部材は、切断室内の刈り取り芝片の流
    れにぶつかるようにブレードの回転面の上方に配置され
    た芝偏向表面を設けている請求項1の芝刈機。
  5. 【請求項5】2つのディフレクタ部材が、切断室後部の
    長丸部分に配置されていることを特徴とする請求項4の
    芝刈機。
  6. 【請求項6】切断室が切断デッキの幅方向に隣り合わせ
    て複数個設けられており、切断室の各々には、切断室後
    部に長丸部分が設けられている請求項1の芝刈機。
  7. 【請求項7】上壁及び上壁から下向きに延出した垂下状
    の外周壁によって形成された切断室を有し、前記外周壁
    は、その壁内に収容された水平位置の切断ブレードによ
    って切断された刈り取り芝片を閉じ込めておくために、
    360°の範囲に渡って外側を取り囲んでおり、 前記ブレードは切断室の内部を円周方向経路で刈り取り
    芝片を循環させることができる形状であり、芝刈機の前
    進方向に見た時の外周壁の前部分は、ブレードのチップ
    との間に所定寸法の通常隙間を有し、外周壁の後部分は
    ブレードチップとの隙間が前記通常隙間に対して増加し
    ており、 外周壁によって定められた切断室が、完全な円形ではな
    く、切断室の後部がブレードチップに対して後方に広が
    っている長丸部分を形成していることを特徴とする芝刈
    機。
  8. 【請求項8】外周壁の後部分でのブレードチップとの隙
    間は、外周壁の前部分に対応する所定寸法の通常隙間
    に、全体として三日月形状の隙間を追加するように漸増
    させ、この追加隙間は、外周壁の後部分の中心点で最大
    になるように順次変化していることを特徴とする請求項
    7の芝刈機。
  9. 【請求項9】通常隙間は(1/4)インチであり、追加隙
    間は、中心点の基準寸法を(3/8)インチとして製造公
    差が±(1/8)インチの範囲にあり、外周壁の後部分の
    中心点での合計隙間が(1/2)〜(3/4)インチの範囲で
    あることを特徴とする請求項8の芝刈機。
  10. 【請求項10】外周壁の前部分の最下縁部がブレードの
    下面より上方にあって、前記前部分でブレードを露出さ
    せ、そこから外周壁の最下縁部は下方に傾斜して、外周
    壁の後部分では、前記最下縁部がブレードの下面より下
    方に延在していることを特徴とする請求項9の芝刈機。
  11. 【請求項11】地面上を移動可能なほぼ水平な切断デッ
    キを備えた形式の芝刈機であって、切断デッキの上壁か
    ら垂下する外周壁で囲まれ、かつ底部が開放した少なく
    とも1つの切断室を設け、この切断室の内部に回転可能
    な切断ブレードが収容され、切断ブレードの先端には、
    切断室の外周壁に対して少なくとも所定寸法の通常隙間
    を有するブレードチップを形成し、 前記切断室は、切断デッキの前進方向に見た時の外周壁
    の前半分が外周壁の後半分より先に未切断の芝に接触す
    るようになっており、前記外周壁の前半分は、ブレード
    チップとの間に前記通常隙間を有し、かつブレードの回
    転軸線に対して半径方向の長さを一定にしており、 前記外周壁の後半分は、ブレードの回転軸線に対して半
    径方向長さを後方に広げた長丸部分を形成しており、ブ
    レードチップとの隙間が前記通常隙間から漸増して後半
    分の中心点では最大隙間となるようにしたことを特徴と
    する芝刈機。
  12. 【請求項12】さらに、切断室内において、ブレードの
    回転面の上方かつブレードの半径方向外側部分の上方に
    芝ディフレクタ部材が設けられており、芝ディフレクタ
    部材は切断室の後半分だけに配置されている請求項11の
    芝刈機。
  13. 【請求項13】芝ディフレクタ手段は、切断室の外周壁
    に隣接した位置に2つのディフレクタ部材を円周方向に
    離して設けている請求項12の芝刈機。
  14. 【請求項14】各ディフレクタ部材は、切断室内を循環
    する刈り取り芝片を衝突させて切断室の開放底部から下
    向きに送り出するために、切断室の上壁部分に対して下
    向きに傾斜するディフレクタ前表面を有し、前記上壁部
    分に垂直な平面と前記ディフレクタ前表面とのなす角
    が、小さな角度の鋭角であることを特徴とする請求項13
    の芝刈機。
JP5510265A 1991-11-27 1992-11-27 長丸切断室を備えたマルチング芝刈機 Expired - Lifetime JP2646156B2 (ja)

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US800,324 1991-11-27
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