JP2644519B2 - 棚付きの補剛された内板を有する装置扉 - Google Patents
棚付きの補剛された内板を有する装置扉Info
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- JP2644519B2 JP2644519B2 JP63047689A JP4768988A JP2644519B2 JP 2644519 B2 JP2644519 B2 JP 2644519B2 JP 63047689 A JP63047689 A JP 63047689A JP 4768988 A JP4768988 A JP 4768988A JP 2644519 B2 JP2644519 B2 JP 2644519B2
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Description
【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は、内板上に容器保持棚を有する装置扉とのそ
の形成方法に関し、特に容器保持棚を有する装置扉の内
板に剛性を与えるための補剛構造とその形成方法に関す
る。
の形成方法に関し、特に容器保持棚を有する装置扉の内
板に剛性を与えるための補剛構造とその形成方法に関す
る。
発明の背景 プラスチック製内板に結合されこの内板との間に発泡
断熱手段を有する金属製外板から形成された冷蔵庫扉に
おいて、内板の平滑な表面には容器を保持収納するため
の棚が一体に形成されている。この構造は、例えば壜な
どの容器を扉の内板の棚に収納することを可能にしてい
る。
断熱手段を有する金属製外板から形成された冷蔵庫扉に
おいて、内板の平滑な表面には容器を保持収納するため
の棚が一体に形成されている。この構造は、例えば壜な
どの容器を扉の内板の棚に収納することを可能にしてい
る。
しかし、内板が保持できる荷重は内板の厚さに左右さ
れるため、棚の寸法が制限される。或る厚さを有する内
板の荷重支持能力は、その内板が受けるピーク応力によ
って決まる。
れるため、棚の寸法が制限される。或る厚さを有する内
板の荷重支持能力は、その内板が受けるピーク応力によ
って決まる。
冷蔵庫扉の内板の棚に、より大きな寸法の容器を収納
するためには、扉が充分な剛性を持つようになるまで内
板の厚さを増加する必要があった。しかし、この方法で
は、より大きな寸法の容器を支持しようとする場合には
材料費がかなり増加する。
するためには、扉が充分な剛性を持つようになるまで内
板の厚さを増加する必要があった。しかし、この方法で
は、より大きな寸法の容器を支持しようとする場合には
材料費がかなり増加する。
このことから、内板のプラスチックの費用により、内
板を経済的に製作できる最大厚さが制限される。結果と
して、大抵の冷蔵庫は棚寸法が制限され、比較的重い容
器の収納ができなかった。
板を経済的に製作できる最大厚さが制限される。結果と
して、大抵の冷蔵庫は棚寸法が制限され、比較的重い容
器の収納ができなかった。
本発明は、現在得られる冷蔵庫扉内板に比べて比較的
大きな荷重を保持できる冷蔵庫内板を、しかも現在の内
板と同じ材料から形成して得ることにより、この問題を
満足の行くように解決するものである。更に、本発明の
内板を使用した場合、同一荷重に対し内板の厚さを約40
％減少できるので、顕著な材料費節減が得られ、尚一
方、現在得られる冷蔵庫扉の荷重よりも大きな荷重を内
板側に保持することが可能となる。
大きな荷重を保持できる冷蔵庫内板を、しかも現在の内
板と同じ材料から形成して得ることにより、この問題を
満足の行くように解決するものである。更に、本発明の
内板を使用した場合、同一荷重に対し内板の厚さを約40
％減少できるので、顕著な材料費節減が得られ、尚一
方、現在得られる冷蔵庫扉の荷重よりも大きな荷重を内
板側に保持することが可能となる。
本発明によれば、内板の棚間にＶ字形又はＵ字形の形
状の一体のストリンガ（stringer）を形成して扉の剛性
を調節することにより、より大きな荷重が収納できる一
方、扉内板の厚さが相当に減少される。これらのストリ
ンガはそれぞれ横断面慣性モーメントを有する。慣性モ
ーメントは棚荷重によるたわみに反比例する。したがっ
て、内板の一体のストリンガそれぞれの慣性モーメント
が増加すると、棚荷重によるたわみは減少し、剛性は増
加する。一体のストリンガそれぞれの慣性モーメント
は、その幅、高さ、又は、パターン形状を変えることに
より変化する。
状の一体のストリンガ（stringer）を形成して扉の剛性
を調節することにより、より大きな荷重が収納できる一
方、扉内板の厚さが相当に減少される。これらのストリ
ンガはそれぞれ横断面慣性モーメントを有する。慣性モ
ーメントは棚荷重によるたわみに反比例する。したがっ
て、内板の一体のストリンガそれぞれの慣性モーメント
が増加すると、棚荷重によるたわみは減少し、剛性は増
加する。一体のストリンガそれぞれの慣性モーメント
は、その幅、高さ、又は、パターン形状を変えることに
より変化する。
棚はそれぞれ、一体のストリンガの各々を棚の下方又
は上方にガセット又はトラスの中まで伸ばすことによ
り、載荷時のたわみに対し補剛される。ガセットはそこ
から伸びる一体のストリンガと同じパターン形状を有す
ることが望ましい。
は上方にガセット又はトラスの中まで伸ばすことによ
り、載荷時のたわみに対し補剛される。ガセットはそこ
から伸びる一体のストリンガと同じパターン形状を有す
ることが望ましい。
一体のストリンガ及びガセットを使用することによ
り、応力が、従来用いられた平滑表面を有する内板の場
合には局部的な領域に生じるのに比し、むしろ内板全体
に拡散される。これによって比較的薄い材料でも比較的
大きな荷重を支持することが可能となる。
り、応力が、従来用いられた平滑表面を有する内板の場
合には局部的な領域に生じるのに比し、むしろ内板全体
に拡散される。これによって比較的薄い材料でも比較的
大きな荷重を支持することが可能となる。
Ｖ字形又はＵ字形のようなパターンの形状を選択する
ことにより内板の美観が増大する。異なる価格の製品の
種類に応じて内板に異なるパターン形状を使用すること
により、異なる種類の製品間の区別を行うことができ
る。
ことにより内板の美観が増大する。異なる価格の製品の
種類に応じて内板に異なるパターン形状を使用すること
により、異なる種類の製品間の区別を行うことができ
る。
発明の要約 本発明の一つの目的は、独特な方法で補剛された内板
を有する装置扉を提供することにある。
を有する装置扉を提供することにある。
本発明の他の一つの目的は、補剛され且つ美観を有す
る装置扉内板を提供することにある。
る装置扉内板を提供することにある。
本発明の更に一つの目的は、同じ厚さでもって、ずっ
と大きな荷重を棚に保持できるような内板を有する装置
扉を提供することにある。
と大きな荷重を棚に保持できるような内板を有する装置
扉を提供することにある。
本発明の別の一つの目的は、装置扉内板を補剛し且つ
美観を持たせる方法を提供することにある。
美観を持たせる方法を提供することにある。
本発明の更に別の一つの目的は、同じ厚さでもって、
ずっと大きな荷重を棚に保持できるような装置扉内板を
形成する方法を提供することにある。
ずっと大きな荷重を棚に保持できるような装置扉内板を
形成する方法を提供することにある。
本発明のその他の目的は、本明細書での説明から容易
に見出だすことができよう。
に見出だすことができよう。
実施例の説明 本発明の実施例を添付図面により説明する。第１図に
は、上部扉11と下部扉12とを有する冷蔵庫キャビネット
が示されている。上部扉11は、冷蔵庫キャビネット前壁
14に設けられた冷凍室（図示しない）用の出し入れ用開
口部（図示しない）を閉じるための扉であり、下部扉12
は、前壁14に設けられた生鮮食品冷蔵室16用の出し入れ
用開口部15を閉じるための扉である。
は、上部扉11と下部扉12とを有する冷蔵庫キャビネット
が示されている。上部扉11は、冷蔵庫キャビネット前壁
14に設けられた冷凍室（図示しない）用の出し入れ用開
口部（図示しない）を閉じるための扉であり、下部扉12
は、前壁14に設けられた生鮮食品冷蔵室16用の出し入れ
用開口部15を閉じるための扉である。
第２図に示すように、下部扉12は、中間に発泡断熱材
を有し、相互に結合された金属製外板17と例えばABSの
ようなプラスチック製内板18とを含む。外板17の後部に
はその全周にわたってフランジ20があり、このフランジ
には、内板18の周辺部取付用フランジ20′が、適当な手
段例えばネジを取付用フランジ20′中の孔及び切り欠き
を通してフランジ20のネジ切り孔にねじ込むこと等によ
り取り付けられている。
を有し、相互に結合された金属製外板17と例えばABSの
ようなプラスチック製内板18とを含む。外板17の後部に
はその全周にわたってフランジ20があり、このフランジ
には、内板18の周辺部取付用フランジ20′が、適当な手
段例えばネジを取付用フランジ20′中の孔及び切り欠き
を通してフランジ20のネジ切り孔にねじ込むこと等によ
り取り付けられている。
内板18には、下部棚21,2個の中間棚22及び23、並びに
上部棚24が一体に形成されている。また、内板18の上端
に隣接して上部部分又は上部壁25が一体に形成されてい
る。上部部分25は冷却空気が生鮮食品冷蔵室16（第１図
参照）から逃げるのを防ぎ、また扉12が閉扉位置にある
とき庫内灯（図示しない）を消灯する。
上部棚24が一体に形成されている。また、内板18の上端
に隣接して上部部分又は上部壁25が一体に形成されてい
る。上部部分25は冷却空気が生鮮食品冷蔵室16（第１図
参照）から逃げるのを防ぎ、また扉12が閉扉位置にある
とき庫内灯（図示しない）を消灯する。
内板18（第２図参照）は、上部部分25の各端部から下
部棚21の各端部に達する側壁又は連結部26を有する。側
壁又は連結部26は、ほぼ水平な棚21−24の各々の、対向
する端部に固定されて、これらの棚上の荷重の一部を支
える。
部棚21の各端部に達する側壁又は連結部26を有する。側
壁又は連結部26は、ほぼ水平な棚21−24の各々の、対向
する端部に固定されて、これらの棚上の荷重の一部を支
える。
内板18は、下部棚21の上面28と中間棚22の下面29との
間に伸びるほぼ垂直な表面27、中間棚22の上面31と中間
棚23の下面32との間に伸びるほぼ垂直な表面30、及び中
間棚23の上面34と上部棚24の下面35に伸びるほぼ垂直な
表面33を含む。内板18の表面27,30及び33はそれぞれ同
様に形成されている。
間に伸びるほぼ垂直な表面27、中間棚22の上面31と中間
棚23の下面32との間に伸びるほぼ垂直な表面30、及び中
間棚23の上面34と上部棚24の下面35に伸びるほぼ垂直な
表面33を含む。内板18の表面27,30及び33はそれぞれ同
様に形成されている。
第３図及び第４図に示すように、例えば表面30内には
複数の一体のストリンガ40が相互に隣接してＶ字形に形
成されている。一体のストリンガ40の各々は中間棚22の
上面31から中間棚23の下面32まで伸びている。一体のス
トリンガ40は側壁又は連結部26の手前で終わっている。
内板18の表面27及び33にも一体のストリンガ40が同様に
形成されている。
複数の一体のストリンガ40が相互に隣接してＶ字形に形
成されている。一体のストリンガ40の各々は中間棚22の
上面31から中間棚23の下面32まで伸びている。一体のス
トリンガ40は側壁又は連結部26の手前で終わっている。
内板18の表面27及び33にも一体のストリンガ40が同様に
形成されている。
一体のストリンガ40の各々は同一であり、その各側面
41および42も同一である。各々の一体のストリンガ40の
慣性モーメントが増加すると、例えば内板18の表面30の
剛性が増加して、特定の荷重を支持するために必要な内
板の厚さを減少できるので、慣性モーメントを、内板18
の表面27（第２図参照）、30及び33の美観がそこなわれ
ないように最適な値とすることが望ましい。例えばABS
のようなプラスチックは歪みが大きすぎると亀裂を生じ
るので、剛性を増加し且つ大きな歪みと亀裂が生じない
ような慣性モーメントを選ぶ。
41および42も同一である。各々の一体のストリンガ40の
慣性モーメントが増加すると、例えば内板18の表面30の
剛性が増加して、特定の荷重を支持するために必要な内
板の厚さを減少できるので、慣性モーメントを、内板18
の表面27（第２図参照）、30及び33の美観がそこなわれ
ないように最適な値とすることが望ましい。例えばABS
のようなプラスチックは歪みが大きすぎると亀裂を生じ
るので、剛性を増加し且つ大きな歪みと亀裂が生じない
ような慣性モーメントを選ぶ。
内板18が或る特定の厚さの場合、慣性モーメントは一
体のストリンガ40の側面41及び42（第３図参照）の相互
間の角度を増加することによって増加でき、また、側面
41及び42の、相互に離れた側の端部間の距離を増加する
ことによっても増加できる。第６図に示すように、各々
の一体のストリンガ40の側面41及び42の相互に離れた側
の端部のみが発泡断熱材19と係合する。
体のストリンガ40の側面41及び42（第３図参照）の相互
間の角度を増加することによって増加でき、また、側面
41及び42の、相互に離れた側の端部間の距離を増加する
ことによっても増加できる。第６図に示すように、各々
の一体のストリンガ40の側面41及び42の相互に離れた側
の端部のみが発泡断熱材19と係合する。
第４図及び第９図に示すように、表面30内の一体のス
トリンガ40の各々は中間棚23の下面32内のガセット又は
トラス43に移行し合体する。第４図に示すように、表面
27及び33内の一体のストリンガ40も同様に中間棚22の下
面29及び上部棚24の下面35にそれぞれ移行し合体する。
トリンガ40の各々は中間棚23の下面32内のガセット又は
トラス43に移行し合体する。第４図に示すように、表面
27及び33内の一体のストリンガ40も同様に中間棚22の下
面29及び上部棚24の下面35にそれぞれ移行し合体する。
ガセット又はトラス43は一体のストリンガ40と同じ形
状を成し、したがって２つの側面44及び45を有する。棚
23には高さがあるため、側面44及び45の相互間の角度は
ストリンガ40の側面41及び42の間の角度とは異なる。
状を成し、したがって２つの側面44及び45を有する。棚
23には高さがあるため、側面44及び45の相互間の角度は
ストリンガ40の側面41及び42の間の角度とは異なる。
各々のガセット又はトラス43の慣性モーメントが中間
棚23を強化するので、ガセット又はトラス43がない場合
と同程度にはたわまない。したがって、荷重支持能力を
保ちながら、内板18の必要厚さを減少できる。
棚23を強化するので、ガセット又はトラス43がない場合
と同程度にはたわまない。したがって、荷重支持能力を
保ちながら、内板18の必要厚さを減少できる。
下部棚21（第２図参照）はその位置が扉12の最下部に
近いので、その下方に一体のストリンガ40（第３図参
照）を形成することも、下部棚21の下面46（第２図参
照）内にガセット又はトラス43を形成することも不可能
である。代わりに、下部棚21にはその上面28と下面46と
の接合部分にシャドーライン47すなわち溝形部が形成さ
れている。シャドーライン47は、美観を持たせると共に
慣性モーメントを増大させる。慣性モーメントの増大は
平板の慣性モーメントが板の厚さと高さに比例すること
によるものであり、シャドーライン47は等価厚さを増大
させる。
近いので、その下方に一体のストリンガ40（第３図参
照）を形成することも、下部棚21の下面46（第２図参
照）内にガセット又はトラス43を形成することも不可能
である。代わりに、下部棚21にはその上面28と下面46と
の接合部分にシャドーライン47すなわち溝形部が形成さ
れている。シャドーライン47は、美観を持たせると共に
慣性モーメントを増大させる。慣性モーメントの増大は
平板の慣性モーメントが板の厚さと高さに比例すること
によるものであり、シャドーライン47は等価厚さを増大
させる。
一体のストリンガ40（第３図参照）は、内板18の表面
27,30及び33の各々の幅の約90−95％を占め、ガセット
又はトラス43は一体のストリンガ40と同じ幅を占める。
27,30及び33の各々の幅の約90−95％を占め、ガセット
又はトラス43は一体のストリンガ40と同じ幅を占める。
合流部分の球面半径、例えば棚22の上面31と側壁又は
連結部26との合流部分の球面半径48（第４図参照）が大
きいので、一体のストリンガ40を表面27,30及び33の全
幅にわたって設けることができない。これは、球面半径
48の部分の材料の厚さが薄く、また球面半径によってそ
の部分での応力集中を防いでいるからである。球面半径
48は種々の棚の上面にのみ示してあるが、希望により、
種々の棚の下面に球面半径48よりも通常ずっと小さい球
面半径を設けてもよいことを理解されたい。
連結部26との合流部分の球面半径48（第４図参照）が大
きいので、一体のストリンガ40を表面27,30及び33の全
幅にわたって設けることができない。これは、球面半径
48の部分の材料の厚さが薄く、また球面半径によってそ
の部分での応力集中を防いでいるからである。球面半径
48は種々の棚の上面にのみ示してあるが、希望により、
種々の棚の下面に球面半径48よりも通常ずっと小さい球
面半径を設けてもよいことを理解されたい。
したがって、例えば第３図及び第４図に示すように、
一体のストリンガ40の両側端部に装飾用のストリンガ49
を設けてもよい。装飾用のストリンガ49は荷重支持用の
ストリンガとは考えられていないので、装飾用のストリ
ンガ49の上方にはガセット又はトラス43は配置されてい
ない。
一体のストリンガ40の両側端部に装飾用のストリンガ49
を設けてもよい。装飾用のストリンガ49は荷重支持用の
ストリンガとは考えられていないので、装飾用のストリ
ンガ49の上方にはガセット又はトラス43は配置されてい
ない。
表面27,30及び33の各々において、一体のストリンガ4
0の両端の各々に１個ずつしか装飾用のストリンガ49が
設けられていないことを理解されたい。もし最外側の一
体のストリンガ40と側壁又は連結部26との間隔が、一体
のストリンガ40の各外側に装飾用のストリンガ49を２個
ずつ必要とするような場合には、一体のストリンガ40の
各々の側面41及び42の相互に離れた側の端部の間すなわ
ちＶ字形の両端部の間の距離を更にひろげて、一体のス
トリンガ40の各外側に装飾用のストリンガ49が１個ずつ
のみ設けられるようにする。
0の両端の各々に１個ずつしか装飾用のストリンガ49が
設けられていないことを理解されたい。もし最外側の一
体のストリンガ40と側壁又は連結部26との間隔が、一体
のストリンガ40の各外側に装飾用のストリンガ49を２個
ずつ必要とするような場合には、一体のストリンガ40の
各々の側面41及び42の相互に離れた側の端部の間すなわ
ちＶ字形の両端部の間の距離を更にひろげて、一体のス
トリンガ40の各外側に装飾用のストリンガ49が１個ずつ
のみ設けられるようにする。
第５図には、冷蔵庫キャビネット10（第１図参照）に
下部扉12の代わりに使用される下部扉50を示す。第５図
の下部扉50（第５図参照）は、第２図の外板17と内板18
との場合と同じ方法で接合された金属製外板51とプラス
チック製内板52を含む。下部扉50の外板51と内板52との
間には発泡断熱材53が配置されている。
下部扉12の代わりに使用される下部扉50を示す。第５図
の下部扉50（第５図参照）は、第２図の外板17と内板18
との場合と同じ方法で接合された金属製外板51とプラス
チック製内板52を含む。下部扉50の外板51と内板52との
間には発泡断熱材53が配置されている。
内板52は、下部棚54とその上方に更に複数のほぼ水平
な棚（１個を55に示す）を有する。下部棚54は扉50の下
端部からは相当に離れた位置にある。
な棚（１個を55に示す）を有する。下部棚54は扉50の下
端部からは相当に離れた位置にある。
内板52は、それぞれ同一の一体のストリンガ59が形成
されたほぼ垂直な表面56,57及び58を有する。一体のス
トリンガ59の各々は、基板60と、基板60から90度より大
きい角度で立ち上がった一対の脚部61及び62とからなる
ほぼＵ字形の形状を有する。Ｕ字形の一体のストリンガ
59の各々の慣性モーメントは、基板60の厚さ増加（これ
は内板52の厚さ増加である）、脚部61及び62の内面間の
距離の増加、又は脚部61及び62の各々の長さの増加によ
り増加する。
されたほぼ垂直な表面56,57及び58を有する。一体のス
トリンガ59の各々は、基板60と、基板60から90度より大
きい角度で立ち上がった一対の脚部61及び62とからなる
ほぼＵ字形の形状を有する。Ｕ字形の一体のストリンガ
59の各々の慣性モーメントは、基板60の厚さ増加（これ
は内板52の厚さ増加である）、脚部61及び62の内面間の
距離の増加、又は脚部61及び62の各々の長さの増加によ
り増加する。
第５図及び第10図に示すように、一体のストリンガ59
は、下部棚54の下面64内にあって一体のストリンガ59と
実質上同じＵ字形を有するＵ字形ガセット又はトラス63
に移行して合体し、また棚55の下面65内及び内板52と一
体の他の棚の各々の下面内にあるＶ字形ガセット又はト
ラス43に移行して合体する。第５図に示すように、ガセ
ット又はトラス63の各々は、その基板66の幅（脚部67と
68との間の距離）が一体のストリンガ59の基板60と同じ
であるが、脚部67および68は幅が変わっている。
は、下部棚54の下面64内にあって一体のストリンガ59と
実質上同じＵ字形を有するＵ字形ガセット又はトラス63
に移行して合体し、また棚55の下面65内及び内板52と一
体の他の棚の各々の下面内にあるＶ字形ガセット又はト
ラス43に移行して合体する。第５図に示すように、ガセ
ット又はトラス63の各々は、その基板66の幅（脚部67と
68との間の距離）が一体のストリンガ59の基板60と同じ
であるが、脚部67および68は幅が変わっている。
下部棚54にはまた、その下面64と上面70との接合部分
にシャドーライン69すなわち溝形部が形成されている。
シャドーライン69は、美観を持たせると共に慣性モーメ
ントを増大させる。
にシャドーライン69すなわち溝形部が形成されている。
シャドーライン69は、美観を持たせると共に慣性モーメ
ントを増大させる。
一体のストリンガ59は、内板52の表面57と58の約90−
95％を占め、内板52の表面56の全幅を占める。下部棚54
の下面64の下には大きな球形半径がないので、一体のス
トリンガ59は表面56の全幅を占めることができる。
95％を占め、内板52の表面56の全幅を占める。下部棚54
の下面64の下には大きな球形半径がないので、一体のス
トリンガ59は表面56の全幅を占めることができる。
希望する場合は可能であるが、内板52の表面57及び58
には装飾用のストリンガは設けられていない。設ける場
合、装飾用のストリンガは一体のストリンガ59と同じ形
状にされる。
には装飾用のストリンガは設けられていない。設ける場
合、装飾用のストリンガは一体のストリンガ59と同じ形
状にされる。
第７図には、冷蔵庫キャビネット10（第１図参照）に
下部扉12の代わりに使用される下部扉71の一部分を示
す。第７図の下部扉71は、その内板73と一体に形成され
た下部棚72を有する。内板73のほぼ垂直な表面74が下部
棚71の上面75から他の棚（図示しない）へ上方に向かっ
て伸びている。
下部扉12の代わりに使用される下部扉71の一部分を示
す。第７図の下部扉71は、その内板73と一体に形成され
た下部棚72を有する。内板73のほぼ垂直な表面74が下部
棚71の上面75から他の棚（図示しない）へ上方に向かっ
て伸びている。
表面74には、下部扉12用の第３図に図示されているの
と同じＶ字形形状の一体のストリンガ40が形成されてい
る。しかし、希望する場合には可能ではあるが、第７図
の一体のストリンガ40の左右両端部には、例えば装飾用
ストリンガ49のような装飾用ストリンガが設置されてい
ない。
と同じＶ字形形状の一体のストリンガ40が形成されてい
る。しかし、希望する場合には可能ではあるが、第７図
の一体のストリンガ40の左右両端部には、例えば装飾用
ストリンガ49のような装飾用ストリンガが設置されてい
ない。
Ｖ字形形状の一体のストリンガ40の各々は、下部棚72
の上面75内の同じＶ字形のガセット又はトラス76に移行
し合体する。このようにしてガセット又はトラス76は下
部棚71に剛性を与える。ガセット又はトラス76上には容
器を置いても著しく傾斜することのない充分な支持面が
得られる。
の上面75内の同じＶ字形のガセット又はトラス76に移行
し合体する。このようにしてガセット又はトラス76は下
部棚71に剛性を与える。ガセット又はトラス76上には容
器を置いても著しく傾斜することのない充分な支持面が
得られる。
第８図には、冷蔵庫キャビネット10（第１図参照）に
下部扉12の代わりに使用される下部扉80を示す。第８図
の下部扉80では、下部棚81が内板82と一体に形成されて
おり、その上方にもほぼ水平な棚が内板82と一体に形成
される。内板82のほぼ垂直な表面83及び他の同様なほぼ
垂直な表面には、第５図に示したようなＵ字形形状の一
体のストリンガ59が形成されている。表面83の幅の約90
−95％を占める一体のストリンガ59の左右両端部には、
希望する場合には可能であるが、装飾用ストリンガは設
けられていない。設ける場合、装飾用ストリンガは一体
のストリンガ59と同じ形状にする。
下部扉12の代わりに使用される下部扉80を示す。第８図
の下部扉80では、下部棚81が内板82と一体に形成されて
おり、その上方にもほぼ水平な棚が内板82と一体に形成
される。内板82のほぼ垂直な表面83及び他の同様なほぼ
垂直な表面には、第５図に示したようなＵ字形形状の一
体のストリンガ59が形成されている。表面83の幅の約90
−95％を占める一体のストリンガ59の左右両端部には、
希望する場合には可能であるが、装飾用ストリンガは設
けられていない。設ける場合、装飾用ストリンガは一体
のストリンガ59と同じ形状にする。
下部棚81には、第７図の下部扉71のガセット又はトラ
ス76と同様に、ガセット又はトラス84が上面85内にＶ字
形形状に形成されている。このようにして、扉80はガセ
ット又はトラス84とは異なる形状の一体のストリンガ59
を有する。しかし、これら一体のストリンガ59とガセッ
ト又はトラス84とは、内板82と下部棚81とに、望ましい
剛性を与えるために一体に移行合体している。内板82の
他の棚にも下部棚81と同じ形状のガセット又はトラス84
が設けられる。
ス76と同様に、ガセット又はトラス84が上面85内にＶ字
形形状に形成されている。このようにして、扉80はガセ
ット又はトラス84とは異なる形状の一体のストリンガ59
を有する。しかし、これら一体のストリンガ59とガセッ
ト又はトラス84とは、内板82と下部棚81とに、望ましい
剛性を与えるために一体に移行合体している。内板82の
他の棚にも下部棚81と同じ形状のガセット又はトラス84
が設けられる。
したがって、内板がある特定の厚さの場合、冷蔵庫扉
の内板の棚が大きくたわまないように棚を補強するため
に、ガセット又はトラスを、棚の上面及び下面のいずれ
か又は両方に形成することができる。更に、増加した荷
重を支持するのに内板を厚くする必要がないように、一
体のストリンガを棚と棚との間に設て、内板に望ましい
剛性を与えることができる。
の内板の棚が大きくたわまないように棚を補強するため
に、ガセット又はトラスを、棚の上面及び下面のいずれ
か又は両方に形成することができる。更に、増加した荷
重を支持するのに内板を厚くする必要がないように、一
体のストリンガを棚と棚との間に設て、内板に望ましい
剛性を与えることができる。
上部扉11（第１図参照）も下部扉10と同様に形成して
もよいことも理解されよう。本発明は扉を一個だけ有す
る冷蔵庫にも実施できる。
もよいことも理解されよう。本発明は扉を一個だけ有す
る冷蔵庫にも実施できる。
本発明は冷蔵庫用の場合について図示し説明したが、
容器又は類似のものを保持するための棚を設けた扉を有
する他の装置にも同様に形成できるものである。したが
って、本発明は、装置扉の内板と一体に形成された棚に
ついて剛性と支持能力が要求されるいかなる装置扉に使
用してもよい。
容器又は類似のものを保持するための棚を設けた扉を有
する他の装置にも同様に形成できるものである。したが
って、本発明は、装置扉の内板と一体に形成された棚に
ついて剛性と支持能力が要求されるいかなる装置扉に使
用してもよい。
本発明の実施例では一辺が閉じられていない三角形で
あるＶ字形又はＵ字形に形成された一体のストリンガに
ついて説明したが、望ましい剛性と美観との両方を得る
ために、最適な慣性モーメントを与え、且つストリンガ
が形成される内板に美観を生み出すような形状であれ
ば、他のいかなる形状を用いてもよいのである。更に、
Ｕ字形の一体のストリンガ59（第５図参照）はＶ字形ガ
セット又はトラス43又は84（第８図参照）或いはＵ字形
ガセット又はトラス63（第５図参照）と共に用いてよい
が、Ｖ字形の一体のストリンガ40（第４図参照）はＶ字
形ガセット又はトラス43とのみ使用できる。
あるＶ字形又はＵ字形に形成された一体のストリンガに
ついて説明したが、望ましい剛性と美観との両方を得る
ために、最適な慣性モーメントを与え、且つストリンガ
が形成される内板に美観を生み出すような形状であれ
ば、他のいかなる形状を用いてもよいのである。更に、
Ｕ字形の一体のストリンガ59（第５図参照）はＶ字形ガ
セット又はトラス43又は84（第８図参照）或いはＵ字形
ガセット又はトラス63（第５図参照）と共に用いてよい
が、Ｖ字形の一体のストリンガ40（第４図参照）はＶ字
形ガセット又はトラス43とのみ使用できる。
本発明のひとつの利点は、装置扉の内板が或る特定の
荷重を支持するために必要な材料の量を相当に減少で
き、したがって材料費を相当に削減できることである。
本発明の他のひとつの利点は、装置扉の内板を、材料を
追加せずに補剛できることである。更にひとつの利点
は、応力が、限定された区域に局部的に集中せず、装置
扉の内板の全域にわたって拡散されることである。本発
明のまたひとつの利点は、装置扉の内板の剛性を増加し
且つ内板の美観を保てることである。
荷重を支持するために必要な材料の量を相当に減少で
き、したがって材料費を相当に削減できることである。
本発明の他のひとつの利点は、装置扉の内板を、材料を
追加せずに補剛できることである。更にひとつの利点
は、応力が、限定された区域に局部的に集中せず、装置
扉の内板の全域にわたって拡散されることである。本発
明のまたひとつの利点は、装置扉の内板の剛性を増加し
且つ内板の美観を保てることである。
以上、本発明の理解のためにその特定実施例を図示し
説明したが、本発明の精神と範囲から逸脱せずに上記実
施例の部品の配置及び構造を変更できることは明かであ
る。
説明したが、本発明の精神と範囲から逸脱せずに上記実
施例の部品の配置及び構造を変更できることは明かであ
る。
第１図は、下部扉を開いた位置にし、下部扉の内板を本
発明に従って補剛した冷蔵庫キャビネットの前面立面図
である。 第２図は、補剛された内板を有する第１図の下部扉の縦
断面図である。 第３図は、第２図の扉の、一部を断面で示す部分破断斜
視図であり、内板と一体の棚に設けたＶ字形ガセットと
Ｖ字形ストリンガにより内板を補剛した扉を示す。 第４図は、第３図の扉の一部分の拡大斜視図であり、棚
を補剛するためのＶ字形ガセットの詳細を示す。 第５図は、内板にＵ字形ストリンガを有し、下部棚にＵ
字形ガセット及びシャドーラインを有し、且つ他の棚に
はＶ字形ガセットを有する扉の部分破断斜視図である。 第６図は、内板にＶ字形ストリンガを形成し、且つ下部
棚をシャドーラインのみにより補剛した第１図の扉の最
下部を示す部分破断斜視図である。 第７図は、内板にＶ字形ストリンガを有し、且つ下部棚
の上面にＶ字形ガセットを有する扉の最下部を示す部分
破断斜視図である。 第８図は、内板にＵ字形ストリンガを有し、且つ下部棚
の上面にＶ字形ガセットを有する扉の最下部を示す部分
破断斜視図である。 第９図は、第１図の扉の一部分の拡大縦断面図であり、
内板のＶ字形ストリンガと棚の下面のＶ字形ガセットの
移行合体部分を示す。 第10図は、第５図の扉の一部分の拡大縦断面図であり、
Ｕ字形の一体のストリンガと下部棚の下面のＶ字形ガセ
ットとの移行合体部分及びＵ字形ストリンガと中間棚の
下面のＶ字形ガセットとの移行合体部分を示す。 主な符号の説明 18……内板 40……一体のストリンガ 43……ガセット又はトラス 52……内板 59……一体のストリンガ 63……Ｕ字形ガセット又はトラス 73……内板 76……ガセット又はトラス 82……内板 84……ガセット又はトラス
発明に従って補剛した冷蔵庫キャビネットの前面立面図
である。 第２図は、補剛された内板を有する第１図の下部扉の縦
断面図である。 第３図は、第２図の扉の、一部を断面で示す部分破断斜
視図であり、内板と一体の棚に設けたＶ字形ガセットと
Ｖ字形ストリンガにより内板を補剛した扉を示す。 第４図は、第３図の扉の一部分の拡大斜視図であり、棚
を補剛するためのＶ字形ガセットの詳細を示す。 第５図は、内板にＵ字形ストリンガを有し、下部棚にＵ
字形ガセット及びシャドーラインを有し、且つ他の棚に
はＶ字形ガセットを有する扉の部分破断斜視図である。 第６図は、内板にＶ字形ストリンガを形成し、且つ下部
棚をシャドーラインのみにより補剛した第１図の扉の最
下部を示す部分破断斜視図である。 第７図は、内板にＶ字形ストリンガを有し、且つ下部棚
の上面にＶ字形ガセットを有する扉の最下部を示す部分
破断斜視図である。 第８図は、内板にＵ字形ストリンガを有し、且つ下部棚
の上面にＶ字形ガセットを有する扉の最下部を示す部分
破断斜視図である。 第９図は、第１図の扉の一部分の拡大縦断面図であり、
内板のＶ字形ストリンガと棚の下面のＶ字形ガセットの
移行合体部分を示す。 第10図は、第５図の扉の一部分の拡大縦断面図であり、
Ｕ字形の一体のストリンガと下部棚の下面のＶ字形ガセ
ットとの移行合体部分及びＵ字形ストリンガと中間棚の
下面のＶ字形ガセットとの移行合体部分を示す。 主な符号の説明 18……内板 40……一体のストリンガ 43……ガセット又はトラス 52……内板 59……一体のストリンガ 63……Ｕ字形ガセット又はトラス 73……内板 76……ガセット又はトラス 82……内板 84……ガセット又はトラス
Claims (4)
- 【請求項１】外板と前記外板に結合された内板とを含
み、前記内板が、相互に隔たる上面及び下面とを有する
ほぼ水平な複数の棚と、少なくとも前記複数の棚のそれ
ぞれ２個の隣り合う棚の間に伸びているほぼ垂直な面
と、前記複数の棚のうちの少なくとも２個の隣り合う棚
の間に伸びている前記ほぼ垂直な面内に形成されてい
て、該２個の隣り合う棚の間に伸びる、相互に隣接した
同一形状の複数の一体のストリンガと、前記一体のスト
リンガの各々の一端から伸びていて、前記２個の隣り合
う棚のうちの上方の棚の下面及び下方の棚の上面のうち
の少なくとも一方の面内に形成された、各々同一の形状
を有するガセット手段であって、当該ガセット手段が設
けられる棚を補剛するためのガセット手段とを含んでい
ることを特徴とする装置扉。 - 【請求項２】前記ガセット手段の各々が前記棚の前記下
面内に設けられている請求項１記載の装置扉。 - 【請求項３】前記ガセット手段の各々が前記一体のスト
リンガの各々と同一の形状である請求項１記載の装置
扉。 - 【請求項４】前記一体のストリンガの各々がほぼＵ字形
の形状を有し、前記ガセット手段の各々がほぼＶ字形の
形状を有する請求項１記載の装置扉。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US07/020,579 US4740042A (en) | 1987-03-02 | 1987-03-02 | Appliance door having stiffened inner panel with shelves and method of forming |
| US20,579 | 1987-03-02 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63247580A JPS63247580A (ja) | 1988-10-14 |
| JP2644519B2 true JP2644519B2 (ja) | 1997-08-25 |
Family
ID=21799406
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63047689A Expired - Fee Related JP2644519B2 (ja) | 1987-03-02 | 1988-03-02 | 棚付きの補剛された内板を有する装置扉 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4740042A (ja) |
| EP (1) | EP0281346B1 (ja) |
| JP (1) | JP2644519B2 (ja) |
| DE (1) | DE3888711T2 (ja) |
| IT (1) | IT8819596A0 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4798425A (en) * | 1988-02-22 | 1989-01-17 | General Electric Company | Compartment assembly for a refrigerator |
| US4960308A (en) * | 1989-10-03 | 1990-10-02 | White Consolidated Industries, Inc. | Support shelf for crisper drawers in refrigerators |
| US5322174A (en) * | 1990-06-19 | 1994-06-21 | Haworth, Inc. | Resilient monolithic worksurface |
| CA2085737A1 (en) * | 1990-06-19 | 1991-12-20 | Richard H. Wolters | Resilient monolithic worksurface |
| US5160191A (en) * | 1991-10-18 | 1992-11-03 | White Consolidated Industries, Inc. | Adjustable refrigerator door shelf retainer |
| US5357876A (en) * | 1991-11-07 | 1994-10-25 | Wenger Corporation | Portable hinged riser |
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| US5909937A (en) * | 1995-03-27 | 1999-06-08 | General Electric Company | Refrigerator door assembly |
| CA2252299C (en) * | 1998-10-30 | 2006-06-13 | Camco Inc. | Refrigerator door construction |
| JP3197258B2 (ja) | 1999-09-01 | 2001-08-13 | マンドー クライメート コントロール コーポレイション | 食品貯蔵庫用外部構造体及びその製造方法 |
| JP3394524B2 (ja) * | 2000-12-01 | 2003-04-07 | 三菱電機株式会社 | 冷蔵庫の扉及び冷蔵庫の扉の製造方法 |
| CA2350419C (en) | 2001-06-14 | 2006-12-12 | Camco Inc. | Thermal and reinforced refrigerator door |
| DE102007029184A1 (de) * | 2007-06-25 | 2009-01-08 | BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH | Wärmeisolierende Wand für ein Kältegerät |
| US20110010923A1 (en) * | 2009-07-17 | 2011-01-20 | Whirlpool Corporation | Method of making an appliance door |
| EP3523584B1 (en) * | 2016-10-04 | 2022-08-24 | Whirlpool Corporation | Structural formations incorporated within a vacuum insulated structure |
| US20230152031A1 (en) * | 2021-11-16 | 2023-05-18 | Whirlpool Corporation | Modular appliance bin |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US1069204A (en) * | 1912-04-15 | 1913-08-05 | Frank P Thien | Bake-pan. |
| US1269197A (en) * | 1917-04-03 | 1918-06-11 | John J Mendenhall | Heat-insulating container. |
| US1518668A (en) * | 1923-12-15 | 1924-12-09 | John D Mitchell | Refrigerator |
| US1686831A (en) * | 1927-05-13 | 1928-10-09 | Servidor Company | Service cabinet |
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| US2533431A (en) * | 1944-11-07 | 1950-12-12 | Chausson Usines Sa | Tank for airplanes and similar applications |
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-
1987
- 1987-03-02 US US07/020,579 patent/US4740042A/en not_active Expired - Fee Related
-
1988
- 1988-02-29 DE DE3888711T patent/DE3888711T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1988-02-29 EP EP88301734A patent/EP0281346B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1988-03-01 IT IT8819596A patent/IT8819596A0/it unknown
- 1988-03-02 JP JP63047689A patent/JP2644519B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
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| JPS63247580A (ja) | 1988-10-14 |
| IT8819596A0 (it) | 1988-03-01 |
| EP0281346B1 (en) | 1994-03-30 |
| EP0281346A2 (en) | 1988-09-07 |
| EP0281346A3 (en) | 1989-05-03 |
| DE3888711T2 (de) | 1994-11-03 |
| US4740042A (en) | 1988-04-26 |
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