JP2643381B2 - 電磁振動機用電力変換装置 - Google Patents

電磁振動機用電力変換装置

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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P25/00Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of AC motor or by structural details
    • H02P25/02Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of AC motor or by structural details characterised by the kind of motor
    • H02P25/032Reciprocating, oscillating or vibrating motors

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電磁振動機の駆動電源として用いられる電
力変換装置に関する。
〔従来の技術〕
第4図は、この種の電力変換装置の従来例を示す回路
である。同図において、1は電磁振動機(例えば、部品
供給機)、1Aは振動源である電磁石、1Bは振動体,2は振
動体1Bの振動振幅を検出する振幅検出器(近接センサ
等)、3は振動源1Aの電磁コイルに電力を給電するイン
バータ本体である。
4は振幅設定器、5は加算器であって、振幅設定器4
が送出する振幅指令Vsと振幅演算器6が送出する実振幅
(振幅フイードバック)Vfとの偏差を検出する。この偏
差は電圧振幅指令Vとして、増幅器7を通し、乗算器
8に入力される。9は周波数設定器、10は正弦波発信器
であって、周波数設定器9が送出する周波数指令f
周波数を持つ基準振幅の正弦波を発生し、乗算器8に供
給する。乗算器8は振幅が電圧振幅指令Vで、周波数
がfである正弦波の電圧波形指令vを発生して、PW
M信号作成回路11に供給する。PWM信号作成回路11が送出
するPWM信号はインバータ本体3の駆動回路12に供給さ
れる。上記周波数指令f(=faとする)の値は、第3
図に示すように、振動機1の共振周波数foより若干高い
値に半固定される。この図において、振幅指令値Vsの値
を最大値Vs maxから最小値Vs min(通常O)の間で調整
することにより、振動特性YをYAとYBの範囲で変化させ
て、振動機負荷の搬送速度を制御する。
〔発明が解決しようとする課題〕
振動機負荷(振動材)が重くなると、共振周波数foが
第3図に一点鎖線で示すように、f′oへ低下し、これ
に伴い上記振動特性Yが平行移動的にfo側へ移行し
て、得られる振動振幅が所望範囲を超えて低下し、搬送
能力が低下する。搬送能力を回復させるためには、振幅
指令Vsの値を上げて、インバータ本体3の出力電圧を増
大させればよいが、振動機負荷が急増して共振周波数fo
が大きく低下したような場合、振幅指令Vsの値を最大値
のVsmaxに調整しても、搬送能力が回復せず、物品搬送
ができなくなってしまうことがある。
本発明はこの問題を解消するためになされたもので、
振動機負荷が急増して共振周波数が大幅に低下したよう
な場合でも、振動機が搬送不能になるのを防止すること
ができ、従来に比して、信頼性を向上することができる
電磁振動機用電力変換装置を提供することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記目的を達成するため、電磁振動機の振動
振幅指令に相当する電圧と、当該電磁振動機の振動振幅
に相当する電圧の偏差が所定値以上であるときに飽和判
定出力を、所定値未満であるときに非飽和判定出力を出
力する飽和検出器と、この飽和検出器の飽和判定出力の
発生時に、電力変換装置の駆動周波数を低下させる周波
数垂下回路を設けたものである。
〔作用〕
本発明では、振動機負荷が大きくなって、所望の振動
振幅が得られなくなった場合、周波数垂下回路により、
周波数指令が引き下げられて、負荷増により低下した共
振周波数に近づけられるので、振動体の振動振幅の低下
を防止して、搬送不能となる事態を防ぐことができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図において、13は飽和検出器、14は積分回路、15
はクランプ回路、16は減算回路であって、14〜16は周波
数垂下回路を構成している。他の構成は前記第4図のも
のと同じであるので、同じ構成要素には同一符号を付し
て示してある。
この飽和検出器13は増幅器7の出力である電圧振幅指
令Vを導入し、この値が電圧振幅指令最大設定値Vmax
以上である時には、飽和判定出力「+1レベル」を出力
し、未満である時には不飽和判定出力「−1レベル」を
出力する。
また、クランプ回路15は積分回路14からの入力が負の
値である場合は、その出力は零となり、正の値である場
合は、この値に比例した大きさの信号を送出する。
次に、この装置の動作を第2図を参照して説明する。
今、振動機1が、インバータ本体3から周波数faを持
つ交流を給電されて第3図で示した共振周波数foで振動
しているものとする。この状態では、V<Vmaxである
ので、飽和検出器13は不飽和判定出力「−1」を発生す
るが、積分回路14の出力Qが負極性であると、クランプ
回路15の出力は零にクランプされるので、乗算器8の入
力は変化しない。
この状態から振動機負荷が増大して共振周波数がfoか
ら小さくなると、これに伴い、第2図に示すように、電
圧振幅指令Vが増大する。
振動機負荷が大幅に急増したために共振周波数がfoか
らf′oへ垂下して、電圧振幅指令Vが、VVmax
になったとすると(第2図の期間I)、飽和検出器13は
飽和判定出力「+1」を発生する。この飽和判定出力
「+1」は積分回路14で時間積分され、この積分値Qは
クランプ回路14を通し周波数レベルの信号(周波数垂下
信号)Δfに変換され、減算回路15で周波数指令f
(=fa)にマイナス加算される。この結果、乗算器8
に入力される周波数指令はfaから(fa−Δf)へレベル
低下する。この周波数指令のレベル低下に伴い、振幅フ
イードバックVfが増大するので、該レベル低下が続い
て、インバータ本体3の駆動周波数が、VVmaxから
<Vmaxへ転じる(期間II)周波数値fa′になると、
飽和検出器13の出力が「−1」に変化し、以後、積分回
路14は「−1」を積分し、積分回路14の出力は減衰す
る。この積分回路14の出力の減衰に伴い、乗算器8に入
力される周波数指令はfa′から増大するが、振動機負荷
が依然として重負荷である場合は、再び、VVmaxと
なって(期間III)、飽和検出器13が飽和判定出力「+
1」を発生し、上記周波数垂下動作が繰りかえされる。
負荷変動が収まって、振動機負荷が元の負荷レベルえ戻
る場合は、積分回路14の出力が零へ減衰し、以後は、Δ
fは零のままとなり、乗算器8への周波数指令はfaとな
る。
このように、本実施例では、振動機負荷が重負荷にな
って、共振周波数foが垂下し、振幅指令Vsに対応する所
望の振動振幅が得られなくなった場合、この状態が飽和
検出器13で検出され、周波数垂下回路により、電圧振幅
指令Vに乗算される周波数指令が垂下させられること
により、インバータ本体3の駆動周波数が共振周波数近
傍へ垂下する。従って、振動体1Bの振動振幅としては、
所望の振動振幅を得ることができ、搬送能力が確保され
る。
上記駆動周波数の垂下は飽和検出器13が飽和判定出力
を発生している期間続けられ、垂下量は、この期間の飽
和判定出力の積分値であるので、この垂下動作は振動機
負荷の変動に速応し、振動機が振動停止に至るような事
態の発生を確実に防止することができる。
また、飽和検出器13の不飽和判定出力は上記飽和判定
出力とは逆極性であり、積分回路14はこの不飽和判定出
力も積分するので、振動機負荷の変動が安定に向かう
時、これに伴い、インバータ本体3の駆動周波数も円滑
に元の駆動周波数に復帰する。
上記説明は振動機の運転中における動作についての説
明であったが、飽和検出器13と周波数垂下回路からなる
回路は、負荷に合わせて選定された振動機に対する最適
駆動周波数が判明していない場合に、この最適駆動周波
数を見つけるためのチユーニングに使用することがで
き、チユーニング作業を自動化して、時間と労力を著し
く軽減することができる。
なお、上記実施例では、飽和検出器13の飽和・不飽和
判定出力を定レベル信号として、これを積分回路14で積
分するようにしているが、この定レベル信号は、別に発
生させて積分回路14に与える構成としてもよく、本発明
は上記実施例に限定されるものではく、共振周波数の低
下による搬送能力の低下を検出して、駆動周波数を垂下
させる構成を有していればよい。
〔発明の効果〕
本発明は以上説明した通り、振動機負荷の負荷増によ
り振動振幅が低下すると、駆動周波数を、負荷増により
低下した振動機の共振周波数近傍へ自動的に垂下させる
から、振動機が搬送不能になるような事態の発生を確実
に防止することができ、従来に比して、信頼性を大幅に
向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す回路構成図、第2図は上
記実施例の動作を説明するための電圧振幅指令特性図、
第3図は電磁振動機の振動特性図、第4図は従来の電磁
振動機用電力変換装置を示す回路構成図である。 1……電磁振動機、3……インバータ本体、13……飽和
検出器、14……積分回路、15……クランプ回路、16……
減算回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H02M 7/48 9181−5H H02M 7/48 F

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電磁振動機の振動振幅指令に相当する電圧
    と上記電磁振動機の振動振幅に相当する電圧との偏差を
    検出することにより電圧振幅指令を発生するとともに、
    該電圧振幅指令と上記電磁振動機の振動周波数指令に応
    じた周波数の正弦波とを乗算することにより電圧波形指
    令を発生し、該電圧波形指令に基づいて上記電磁振動機
    を振動させるための信号を発生する電磁振動機用電力変
    換装置において、上記偏差と所定値と比較する飽和検出
    手段と、当該飽和検出手段により上記偏差が上記所定値
    より大きいことが検出された場合に、上記電磁振動機の
    振動周波数指令の値を減少させる周波数垂下手段を備え
    たことを特徴とする電磁振動機用電力変換装置。
  2. 【請求項2】上記偏差が上記所定値より大きいときに正
    の定レベル信号を出力し、上記偏差が上記所定値未満で
    は負の定レベル信号を発生する上記飽和検出手段と、上
    記飽和検出手段の出力を入力する積分器と、当該積分器
    の出力を入力し、当該入力の値が負であるときは零を出
    力し、正の値であるときはこの値に比例した大きさの信
    号を出力するクランパ回路と、当該クランパ回路の出力
    を上記電磁振動機の振動周波数指令の値から減算する減
    算回路とからなる上記周波数垂下手段とを備えたことを
    特徴とする請求項1記載の電磁振動機用電力変換装置。
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