JP2642882B2 - 二ホウ化タングステン単結晶の育成法 - Google Patents
二ホウ化タングステン単結晶の育成法Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、フローティング・ゾ
ーン法による二ホウ化タングステン(WB2)単結晶の
育成方法に関するものである。さらに詳しくは、この発
明は、高温構造材や複合体の強化材、さらに長寿命・高
輝度電子放射材料として有用な、良質で大型な二ホウ化
タングステン単結晶の育成方法に関するものである。
ーン法による二ホウ化タングステン(WB2)単結晶の
育成方法に関するものである。さらに詳しくは、この発
明は、高温構造材や複合体の強化材、さらに長寿命・高
輝度電子放射材料として有用な、良質で大型な二ホウ化
タングステン単結晶の育成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術とその課題】従来より、純度の高い二ホウ
化タングステンの単結晶を育成する方法として、育成温
度が高く、不純物を蒸発によって除去できるフローティ
ング・ゾーン法が適しているとされてきた。しかしなが
ら、この従来の方法の場合には、育成された単結晶には
多くの結晶欠陥(方位が2〜3°ずれた亜粒界)が含ま
れ、良質な大型結晶を得ることができなかった。
化タングステンの単結晶を育成する方法として、育成温
度が高く、不純物を蒸発によって除去できるフローティ
ング・ゾーン法が適しているとされてきた。しかしなが
ら、この従来の方法の場合には、育成された単結晶には
多くの結晶欠陥(方位が2〜3°ずれた亜粒界)が含ま
れ、良質な大型結晶を得ることができなかった。
【0003】二ホウ化タングステンは、高温構造材や複
合体の強化材、さらに長寿命・高輝度電子放射材料への
利用が期待されており、そのためには高品質で大型な二
ホウ化タングステン単結晶を育成する新しい方法が必要
とされている。この発明は、以上の通りの事情に鑑みて
なされたものであり、フローティング・ゾーン法を用
い、結晶欠陥が少なく、良質で大型な二ホウ化タングス
テン単結晶を育成する方法を提供することを目的として
いる。
合体の強化材、さらに長寿命・高輝度電子放射材料への
利用が期待されており、そのためには高品質で大型な二
ホウ化タングステン単結晶を育成する新しい方法が必要
とされている。この発明は、以上の通りの事情に鑑みて
なされたものであり、フローティング・ゾーン法を用
い、結晶欠陥が少なく、良質で大型な二ホウ化タングス
テン単結晶を育成する方法を提供することを目的として
いる。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するものとして、フローティング・ゾーン法によ
る二ホウ化タングステン単結晶の育成において、融帯組
成(B/W原子比)を2.6〜4とすることを特徴とす
る二ホウ化タングステンの単結晶の育成方法を提供す
る。
を解決するものとして、フローティング・ゾーン法によ
る二ホウ化タングステン単結晶の育成において、融帯組
成(B/W原子比)を2.6〜4とすることを特徴とす
る二ホウ化タングステンの単結晶の育成方法を提供す
る。
【0005】そしてまた、この発明は、上記の育成にお
いて、育成速度を0.5〜2cm/hとすることを特徴
とする二ホウ化タングステン単結晶の育成方法をも提供
する。
いて、育成速度を0.5〜2cm/hとすることを特徴
とする二ホウ化タングステン単結晶の育成方法をも提供
する。
【0006】
【作用】この発明においては、フローティング・ゾーン
法による二ホウ化タングステン単結晶の育成プロセスに
おいて、タングステンとホウ素の融帯組成をB/W(原
子比)2.6〜4に制御することにより育成温度を下
げ、熱応力の発生を抑制し、さらに育成速度を0.5〜
2cm/hとすることにより、成長した単結晶が発生し
た熱応力を受ける時間を短縮する。
法による二ホウ化タングステン単結晶の育成プロセスに
おいて、タングステンとホウ素の融帯組成をB/W(原
子比)2.6〜4に制御することにより育成温度を下
げ、熱応力の発生を抑制し、さらに育成速度を0.5〜
2cm/hとすることにより、成長した単結晶が発生し
た熱応力を受ける時間を短縮する。
【0007】これにより、フローティング・ゾーン法に
より育成される二ホウ化タングステン単結晶中に存在す
る結晶欠陥(亜粒界)の形成要因であると推測されてい
る熱応力による負荷を抑えることが可能となり、良質で
大型な二ホウ化タングステン単結晶が得られるようにす
る。添付した図面の図1は、この発明の二ホウ化タング
ステン単結晶の育成のための装置を例示した概略図であ
る。この図1に沿ってフローティングゾーン法を用いた
単結晶の育成方法を説明すると以下の通りである。
より育成される二ホウ化タングステン単結晶中に存在す
る結晶欠陥(亜粒界)の形成要因であると推測されてい
る熱応力による負荷を抑えることが可能となり、良質で
大型な二ホウ化タングステン単結晶が得られるようにす
る。添付した図面の図1は、この発明の二ホウ化タング
ステン単結晶の育成のための装置を例示した概略図であ
る。この図1に沿ってフローティングゾーン法を用いた
単結晶の育成方法を説明すると以下の通りである。
【0008】まず二ホウ化タングステン粉末とホウ素粉
末(またはタングステン金属粉末)を混合後、結合材と
して少量の樟脳を加え、ラバープレス(2000kg/
cm 2 )により圧粉棒を作製する。この圧粉棒を真空中
または不活性ガス中で千数百℃に加熱し、原料焼結棒を
作製する。次いで、図1に示した通り、この原料焼結棒
(5)をホルダー(3)を介して上軸(2)にセット
し、下軸(20)には種結晶または初期融帯形成用の焼
結棒(8)をホルダー(30)を介してセットする。こ
の場合、原料焼結棒(5)と種結晶または初期融帯形成
用の焼結棒(8)との間に、初期融帯の組成を制御する
ためのホウ素焼結体(またはタングステン金属円盤)を
挟むのが好ましい。次に、ホウ素焼結体(またはタング
ステン金属円盤)とその周辺を、ワークコイル(4)に
高周波電流を流し、試料に誘導電流を生じさせることで
発生するジュール熱によって加熱することで溶融させ
る。これによって、融帯(6)が形成され、上軸(2)
と下軸(20)を下方に移動させて単結晶(7)を育成
する。
末(またはタングステン金属粉末)を混合後、結合材と
して少量の樟脳を加え、ラバープレス(2000kg/
cm 2 )により圧粉棒を作製する。この圧粉棒を真空中
または不活性ガス中で千数百℃に加熱し、原料焼結棒を
作製する。次いで、図1に示した通り、この原料焼結棒
(5)をホルダー(3)を介して上軸(2)にセット
し、下軸(20)には種結晶または初期融帯形成用の焼
結棒(8)をホルダー(30)を介してセットする。こ
の場合、原料焼結棒(5)と種結晶または初期融帯形成
用の焼結棒(8)との間に、初期融帯の組成を制御する
ためのホウ素焼結体(またはタングステン金属円盤)を
挟むのが好ましい。次に、ホウ素焼結体(またはタング
ステン金属円盤)とその周辺を、ワークコイル(4)に
高周波電流を流し、試料に誘導電流を生じさせることで
発生するジュール熱によって加熱することで溶融させ
る。これによって、融帯(6)が形成され、上軸(2)
と下軸(20)を下方に移動させて単結晶(7)を育成
する。
【0009】このとき、融帯組成(B/W原子比)を
2.6〜4とする。この融帯組成の制御は、結晶育成速
度、原料棒の供給速度、原料棒組成等によって制御可能
となるが、なかでも、結晶育成時に見出した最良の育成
条件において原料棒組成を制御すること、育成速度を
0.5〜2cm/hとすること等が有効である。結晶育
成に際しては、その育成速度、すなわち、下軸(20)
の移動速度はその範囲として0.5〜2.0cm/hで
適当であり、特に、1.0〜1.5cm/hであること
が最も望ましい。上軸(2)の移動速度、すなわち、原
料焼結棒(5)の融帯(6)への供給速度は、原料焼結
棒(5)の密度が低いため、それを補償して原料焼結棒
(5)とほぼ同じ直径の単結晶が育成されるように設定
することができる。
2.6〜4とする。この融帯組成の制御は、結晶育成速
度、原料棒の供給速度、原料棒組成等によって制御可能
となるが、なかでも、結晶育成時に見出した最良の育成
条件において原料棒組成を制御すること、育成速度を
0.5〜2cm/hとすること等が有効である。結晶育
成に際しては、その育成速度、すなわち、下軸(20)
の移動速度はその範囲として0.5〜2.0cm/hで
適当であり、特に、1.0〜1.5cm/hであること
が最も望ましい。上軸(2)の移動速度、すなわち、原
料焼結棒(5)の融帯(6)への供給速度は、原料焼結
棒(5)の密度が低いため、それを補償して原料焼結棒
(5)とほぼ同じ直径の単結晶が育成されるように設定
することができる。
【0010】雰囲気としてはArガスを用いるが、これ
はワークコイル(4)で発生する放電を防止するためで
ある。また、育成温度条件については、たとえば図2に
示したW−B系相図において、融帯組成と結晶組成とが
一致する組成(一致溶融組成)で、育成温度の最も高い
組成時の2365℃以下の条件を目安とすることができ
る。実際には、この発明では、たとえばこの温度よりも
200℃程度も低い温度で育成が可能となる。
はワークコイル(4)で発生する放電を防止するためで
ある。また、育成温度条件については、たとえば図2に
示したW−B系相図において、融帯組成と結晶組成とが
一致する組成(一致溶融組成)で、育成温度の最も高い
組成時の2365℃以下の条件を目安とすることができ
る。実際には、この発明では、たとえばこの温度よりも
200℃程度も低い温度で育成が可能となる。
【0011】以上の実施例を示し、さらに詳しくこの発
明の二ホウ化タングステン単結晶の育成方法を説明す
る。
明の二ホウ化タングステン単結晶の育成方法を説明す
る。
【0012】
【実施例】市販の二ホウ化タングステン粉末60gにホ
ウ素0.64gを添加混合した後、結合材として樟脳を
小量加え、直径10mmのゴム袋詰めて円柱状に成形し
た。これに2000kg/cm2 のラバープレスを行い
圧粉体を得た。この圧粉体を真空中で1700℃で加熱
し、直径9mm、長さ150mm程度の原料焼結体を得
た。この原料焼結体の密度は約60%であった。
ウ素0.64gを添加混合した後、結合材として樟脳を
小量加え、直径10mmのゴム袋詰めて円柱状に成形し
た。これに2000kg/cm2 のラバープレスを行い
圧粉体を得た。この圧粉体を真空中で1700℃で加熱
し、直径9mm、長さ150mm程度の原料焼結体を得
た。この原料焼結体の密度は約60%であった。
【0013】図1に示した装置を用い、この原料焼結棒
(5)を育成炉の上軸(2)にホルダー(3)を介して
固定し、下軸(20)にはホルダー(30)を介して二
ホウ化タングステン焼結体を固定した。両者の間に0.
05gのホウ素焼結体をはさみ、融帯組成を制御した。
育成炉に6atmのArガスを充填した後、ワークコイ
ル(4)(直径16mm、3巻2段)によりホウ素焼結
体とその周辺部を溶融して初期融帯を形成した。上軸
(2)と下軸(20)を1.2cm/hの速度で下方に
移動させて、全長60mm、直径9mmの単結晶(7)
を育成した。得られた単結晶の結晶組成はB/W=1.
96であり、その育成の際の融帯組成はB/W=3.3
であった。
(5)を育成炉の上軸(2)にホルダー(3)を介して
固定し、下軸(20)にはホルダー(30)を介して二
ホウ化タングステン焼結体を固定した。両者の間に0.
05gのホウ素焼結体をはさみ、融帯組成を制御した。
育成炉に6atmのArガスを充填した後、ワークコイ
ル(4)(直径16mm、3巻2段)によりホウ素焼結
体とその周辺部を溶融して初期融帯を形成した。上軸
(2)と下軸(20)を1.2cm/hの速度で下方に
移動させて、全長60mm、直径9mmの単結晶(7)
を育成した。得られた単結晶の結晶組成はB/W=1.
96であり、その育成の際の融帯組成はB/W=3.3
であった。
【0014】結晶棒の終端部から(0001)面を切り
出し、鏡面研磨した後エッチングを行い、育成した単結
晶の粒界を観察したところ、表面は厚さ1mmの多結晶
によっておおわれているが、内部は結晶欠陥を全く含ま
ない良質な単結晶であった。図3は、種々の組成を持つ
原料焼結棒(5)より、単結晶(7)を1.2cm/h
の速度で育成し、得られた単結晶の組成と格子定数(六
方晶系)の関係を示したものである。この結果から、不
定比組成領域はB/W=1.77〜1.97であること
が確認された。格子定数は、ホウ素含有量の増加ととも
に増加し、B/W>1.9の領域では増加の程度が小さ
くなった。結晶欠陥のない良質な単結晶はこの領域にお
いて得られた。すなわち、この領域は、融帯組成(B/
W)が2.6〜4の範囲のものであって、この範囲にお
いてWB1.9 からWB1.97組成の良質な単結晶が得られ
た。育成温度は、最も高い育成温度(図2における一致
溶融温度)と比較して200℃以上低下した。この育成
温度の低下によって結晶性の低下が抑えられたものと思
われる。
出し、鏡面研磨した後エッチングを行い、育成した単結
晶の粒界を観察したところ、表面は厚さ1mmの多結晶
によっておおわれているが、内部は結晶欠陥を全く含ま
ない良質な単結晶であった。図3は、種々の組成を持つ
原料焼結棒(5)より、単結晶(7)を1.2cm/h
の速度で育成し、得られた単結晶の組成と格子定数(六
方晶系)の関係を示したものである。この結果から、不
定比組成領域はB/W=1.77〜1.97であること
が確認された。格子定数は、ホウ素含有量の増加ととも
に増加し、B/W>1.9の領域では増加の程度が小さ
くなった。結晶欠陥のない良質な単結晶はこの領域にお
いて得られた。すなわち、この領域は、融帯組成(B/
W)が2.6〜4の範囲のものであって、この範囲にお
いてWB1.9 からWB1.97組成の良質な単結晶が得られ
た。育成温度は、最も高い育成温度(図2における一致
溶融温度)と比較して200℃以上低下した。この育成
温度の低下によって結晶性の低下が抑えられたものと思
われる。
【0015】一方、結晶組成がB/W<1.9の領域で
は、ホウ素の含有量が少ないほど結晶欠陥が増加し、か
つ粒界における方位のずれが大きくなった。育成速度の
結晶性への影響を見ると、1.2cm/hの速度で良質
な結晶の得られる組成領域、すなわち、B/W=1.9
5の組成をもつ結晶の育成を0.5cm/h未満および
2cm/h超の速度において行うと、0.5cm/h未
満では、結晶に結晶欠陥が発生し、2cm/h超の結晶
では、多数のクラックが発生することが確認された。こ
のような結晶欠陥、クラックの発生しない育成速度は、
0.5〜2cm/hであること、なかでも1〜1.5c
m/hが最適育成速度であることが確認された。
は、ホウ素の含有量が少ないほど結晶欠陥が増加し、か
つ粒界における方位のずれが大きくなった。育成速度の
結晶性への影響を見ると、1.2cm/hの速度で良質
な結晶の得られる組成領域、すなわち、B/W=1.9
5の組成をもつ結晶の育成を0.5cm/h未満および
2cm/h超の速度において行うと、0.5cm/h未
満では、結晶に結晶欠陥が発生し、2cm/h超の結晶
では、多数のクラックが発生することが確認された。こ
のような結晶欠陥、クラックの発生しない育成速度は、
0.5〜2cm/hであること、なかでも1〜1.5c
m/hが最適育成速度であることが確認された。
【0016】
【発明の効果】この発明により、以上詳しく説明したと
おり、結晶欠陥(亜粒界)を含まない良質で大型な二ホ
ウ化タングステン単結晶が得られる。これにより、二ホ
ウ化タングステン単結晶を高温構造材や複合体の強化
材、さらに長寿命・高輝度電子放射材料として利用する
ことが可能となる。
おり、結晶欠陥(亜粒界)を含まない良質で大型な二ホ
ウ化タングステン単結晶が得られる。これにより、二ホ
ウ化タングステン単結晶を高温構造材や複合体の強化
材、さらに長寿命・高輝度電子放射材料として利用する
ことが可能となる。
【図1】この発明のホウ化タングステン単結晶の育成装
置の概略図である。
置の概略図である。
【図2】W−B系相図である。
【図3】結晶組成(B/W原子比)と格子定数(六方晶
系)の関係を示した図である。
系)の関係を示した図である。
1 上軸駆動部 10 下軸駆動部 2 上軸 20 下軸 3 ホルダー 30 ホルダー 4 ワークコイル 5 原料焼結棒 6 融帯 7 単結晶 8 種結晶または初期融帯形成用の焼結棒
Claims (2)
- 【請求項1】 フローティング・ゾーン法による二ホウ
化タングステン単結晶の育成において、融帯組成(B/
W原子比)を2.6〜4とすることを特徴とする二ホウ
化タングステン単結晶の育成方法。 - 【請求項2】 フローティング・ゾーン法による二ホウ
化タングステン単結晶の育成において、育成速度を0.
5〜2cm/hとすることを特徴とする二ホウ化タング
ステン単結晶の育成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26322594A JP2642882B2 (ja) | 1994-10-03 | 1994-10-03 | 二ホウ化タングステン単結晶の育成法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26322594A JP2642882B2 (ja) | 1994-10-03 | 1994-10-03 | 二ホウ化タングステン単結晶の育成法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08104599A JPH08104599A (ja) | 1996-04-23 |
JP2642882B2 true JP2642882B2 (ja) | 1997-08-20 |
Family
ID=17386524
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26322594A Expired - Lifetime JP2642882B2 (ja) | 1994-10-03 | 1994-10-03 | 二ホウ化タングステン単結晶の育成法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2642882B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107285329B (zh) * | 2017-05-27 | 2020-07-28 | 广东工业大学 | 一种二硼化钨硬质材料及其制备方法和应用 |
-
1994
- 1994-10-03 JP JP26322594A patent/JP2642882B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08104599A (ja) | 1996-04-23 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |