JP2641516B2 - 写真フィルム処理ラック及びその組立方法 - Google Patents
写真フィルム処理ラック及びその組立方法Info
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- JP2641516B2 JP2641516B2 JP63172528A JP17252888A JP2641516B2 JP 2641516 B2 JP2641516 B2 JP 2641516B2 JP 63172528 A JP63172528 A JP 63172528A JP 17252888 A JP17252888 A JP 17252888A JP 2641516 B2 JP2641516 B2 JP 2641516B2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03D—APPARATUS FOR PROCESSING EXPOSED PHOTOGRAPHIC MATERIALS; ACCESSORIES THEREFOR
- G03D3/00—Liquid processing apparatus involving immersion; Washing apparatus involving immersion
- G03D3/08—Liquid processing apparatus involving immersion; Washing apparatus involving immersion having progressive mechanical movement of exposed material
- G03D3/13—Liquid processing apparatus involving immersion; Washing apparatus involving immersion having progressive mechanical movement of exposed material for long films or prints in the shape of strips, e.g. fed by roller assembly
- G03D3/135—Liquid processing apparatus involving immersion; Washing apparatus involving immersion having progressive mechanical movement of exposed material for long films or prints in the shape of strips, e.g. fed by roller assembly fed between chains or belts, or with a leading strip
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- General Physics & Mathematics (AREA)
- Photographic Processing Devices Using Wet Methods (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は写真フィルム処理の一般分野に関する。特
に、本発明はフィルム処理ラック及びその組立方法に関
する。
に、本発明はフィルム処理ラック及びその組立方法に関
する。
(従来の技術) 写真フィルムの処理は、現像、漂白、定着及び水洗の
ような一連の溶液処理段階を含む。これらの段階は、そ
の場所での処理段階に適する処理液体をそれぞれが含む
一連の場所又はタンクを通して長いストリップのフィル
ムを連続的に搬送することによって機械化に努めてい
る。
ような一連の溶液処理段階を含む。これらの段階は、そ
の場所での処理段階に適する処理液体をそれぞれが含む
一連の場所又はタンクを通して長いストリップのフィル
ムを連続的に搬送することによって機械化に努めてい
る。
既知の処理装置の一形式はタカセ外に対して1986年9
月23日に発行された米国特許第4,613,221号に開示され
ている。このタカセ特許は、外方周辺への周りに離間し
た突起を有するスプロケット駆動無端調時ベルトによっ
てフィルムストリップを処理タンクを通して搬送する処
理装置を開示している。調時ベルト上の突起に係合する
孔あき先導カードがフィルムストリップに取付けられて
フィルムストリップをタンクを通して導く。調時ベルト
及び先導カードの外側に配置された案内部材がカードを
ベルトに係合させて保持する。
月23日に発行された米国特許第4,613,221号に開示され
ている。このタカセ特許は、外方周辺への周りに離間し
た突起を有するスプロケット駆動無端調時ベルトによっ
てフィルムストリップを処理タンクを通して搬送する処
理装置を開示している。調時ベルト上の突起に係合する
孔あき先導カードがフィルムストリップに取付けられて
フィルムストリップをタンクを通して導く。調時ベルト
及び先導カードの外側に配置された案内部材がカードを
ベルトに係合させて保持する。
典型的には、かかる既知の装置はタナカ特許における
ように金属ねじ及びその類似物を含む締着具によって組
立てられる。装置に作用する化学薬品は金属部品をこれ
ら化学薬品による作用に不活性であり又は抵抗をもつチ
タンのような材料で構成されることを必要とする。ま
た、既知の装置は組立てるのに複雑である。
ように金属ねじ及びその類似物を含む締着具によって組
立てられる。装置に作用する化学薬品は金属部品をこれ
ら化学薬品による作用に不活性であり又は抵抗をもつチ
タンのような材料で構成されることを必要とする。ま
た、既知の装置は組立てるのに複雑である。
(発明が解決しようとする課題) 構成部品が連動様式で容易に組立てられて一体化され
た構造を形成する写真フィルム処理ラックを提供するこ
とは本発明の目的である。
た構造を形成する写真フィルム処理ラックを提供するこ
とは本発明の目的である。
別の目的は組立のために金属ねじ及びその類似物を使
用しない写真フィルム処理ラックを提供することであ
る。
用しない写真フィルム処理ラックを提供することであ
る。
(課題を解決するための手段) 本発明の構造は次のように要約され得る。即ち、それ
ぞれが中央ジャーナル軸受を有する4つの同一の端ブロ
ックであって、それらのジャーナル軸受を軸線方向に整
合させ且つ内方へ延びるように配置された2つの底端ブ
ロック及びそれらのジャーナル軸受を軸線方向に整合さ
せ且つ外方へ延びるように配置された2つの頂端ブロッ
クを含む4つの同一の端ブロックと、底端ブロックのジ
ャーナル軸受に回転可能に取付けられた空転軸上の空転
スプロケットと、頂端ブロックの前記ジャーナル軸受に
回転可能に取付けられた駆動軸上の駆動スプロケット及
び動力入力スプロケットと、駆動スプロケット及び空転
スプロケット上に延び且つそれらと確実係合している調
時ベルトと、底端ブロックによってそれらの間に支持さ
れ且つ空転軸及び空転スプロケットの周りの一部の周辺
囲いを形成する底凹状案内部材と、頂端ブロックによっ
てそれらの間に支持されて別の処理ラックの同様の対の
端ブロックへ作動連結する頂クロスオーバ部材と、それ
ぞれが外方面及び内方面及び延長ヒンジ縁を有する4つ
の同一の垂直ラックパネルであって、ラックパネルの内
方面のそれぞれが中央垂直ベルト遊隙溝穴及びベルト遊
隙溝穴の各側上の凹部を含み、ラックパネルがそれらの
内方面と一緒に組合う対に結合されて垂直ベルト経路を
画成し且つベルト経路の各側に垂直フィルム処理チャネ
ルを画成し、且つラックパネルの延長ヒンジ縁が端ブロ
ックと鎖錠係合している4つの同一の垂直ラックパネル
とを具備する写真フィルム処理ラック。
ぞれが中央ジャーナル軸受を有する4つの同一の端ブロ
ックであって、それらのジャーナル軸受を軸線方向に整
合させ且つ内方へ延びるように配置された2つの底端ブ
ロック及びそれらのジャーナル軸受を軸線方向に整合さ
せ且つ外方へ延びるように配置された2つの頂端ブロッ
クを含む4つの同一の端ブロックと、底端ブロックのジ
ャーナル軸受に回転可能に取付けられた空転軸上の空転
スプロケットと、頂端ブロックの前記ジャーナル軸受に
回転可能に取付けられた駆動軸上の駆動スプロケット及
び動力入力スプロケットと、駆動スプロケット及び空転
スプロケット上に延び且つそれらと確実係合している調
時ベルトと、底端ブロックによってそれらの間に支持さ
れ且つ空転軸及び空転スプロケットの周りの一部の周辺
囲いを形成する底凹状案内部材と、頂端ブロックによっ
てそれらの間に支持されて別の処理ラックの同様の対の
端ブロックへ作動連結する頂クロスオーバ部材と、それ
ぞれが外方面及び内方面及び延長ヒンジ縁を有する4つ
の同一の垂直ラックパネルであって、ラックパネルの内
方面のそれぞれが中央垂直ベルト遊隙溝穴及びベルト遊
隙溝穴の各側上の凹部を含み、ラックパネルがそれらの
内方面と一緒に組合う対に結合されて垂直ベルト経路を
画成し且つベルト経路の各側に垂直フィルム処理チャネ
ルを画成し、且つラックパネルの延長ヒンジ縁が端ブロ
ックと鎖錠係合している4つの同一の垂直ラックパネル
とを具備する写真フィルム処理ラック。
本発明の方法は次のように要約され得る。即ち、空転
スプロケットを空転軸に取付け、調時ベルトを空転スプ
ロケット上にループ掛けし、空転スプロケット及び空転
軸を底凹状案内部材内に配置し、それぞれが中央ジャー
ナル軸受を有する4つの同一の端ブロックを配置して端
ブロックの2つを組立体の底端ブロックとし且つそれら
のジャーナル軸受を軸線方向に整合させ且つ内方へ延び
るように配置し、且つ端ブロックの2つを頂端ブロック
とし且つそれらのジャーナル軸受を軸線方向に整合させ
且つ外方へ延びるように配置し、次に底端ブロックのジ
ャーナル軸受を空転軸のそれぞれの端上へ滑動させて底
端ブロックにより空転軸及び底案内部材をそれらの間に
支持し、駆動スプロケットを駆動軸上に取付け、頂端ブ
ロックのジャーナル軸受を駆動軸のそれぞれの端上へ滑
動させて頂端ブロックにより駆動軸をそれらの間に支持
し、調時ベルトを駆動スプロケット上にループ掛けし、
それぞれが外方面及び内方面及び延長ヒンジ縁を有する
4つの同一の垂直ラックパネルの第1ラックパネルを、
底及び頂端ブロックと組合う係合をさせて調時ベルトの
2つの長さ部分の間に配置し、第1パネルの内方面をベ
ルトの長さ部分の一方に対面させ、ラックパネルの第2
ラックパネルを底及び頂端ブロックと組合う係合をさせ
て第1パネル上に配置し、第2パネルの内方面を第1パ
ネルの内方面に対向させて一方のベルト長さ部分を両方
のパネル間に挟み込み、ラックパネルの第3ラックパネ
ルを底及び頂端ブロックと組合う係合をさせ且つ第1パ
ネルの反対側に配置し、第3パネルの内方面を他方のベ
ルト長さ部分に対向させ、且つラックパネルの第4ラッ
クパネルを底及び頂端ブロックと組合う係合をさせて第
3パネル上に配置し、第4パネルの内方面を第3パネル
の内方面に対向させて他方のベルト長さ部分を両方のパ
ネル間に挟み込む、段階を具備する写真フィルム処理ラ
ックの組立方法。
スプロケットを空転軸に取付け、調時ベルトを空転スプ
ロケット上にループ掛けし、空転スプロケット及び空転
軸を底凹状案内部材内に配置し、それぞれが中央ジャー
ナル軸受を有する4つの同一の端ブロックを配置して端
ブロックの2つを組立体の底端ブロックとし且つそれら
のジャーナル軸受を軸線方向に整合させ且つ内方へ延び
るように配置し、且つ端ブロックの2つを頂端ブロック
とし且つそれらのジャーナル軸受を軸線方向に整合させ
且つ外方へ延びるように配置し、次に底端ブロックのジ
ャーナル軸受を空転軸のそれぞれの端上へ滑動させて底
端ブロックにより空転軸及び底案内部材をそれらの間に
支持し、駆動スプロケットを駆動軸上に取付け、頂端ブ
ロックのジャーナル軸受を駆動軸のそれぞれの端上へ滑
動させて頂端ブロックにより駆動軸をそれらの間に支持
し、調時ベルトを駆動スプロケット上にループ掛けし、
それぞれが外方面及び内方面及び延長ヒンジ縁を有する
4つの同一の垂直ラックパネルの第1ラックパネルを、
底及び頂端ブロックと組合う係合をさせて調時ベルトの
2つの長さ部分の間に配置し、第1パネルの内方面をベ
ルトの長さ部分の一方に対面させ、ラックパネルの第2
ラックパネルを底及び頂端ブロックと組合う係合をさせ
て第1パネル上に配置し、第2パネルの内方面を第1パ
ネルの内方面に対向させて一方のベルト長さ部分を両方
のパネル間に挟み込み、ラックパネルの第3ラックパネ
ルを底及び頂端ブロックと組合う係合をさせ且つ第1パ
ネルの反対側に配置し、第3パネルの内方面を他方のベ
ルト長さ部分に対向させ、且つラックパネルの第4ラッ
クパネルを底及び頂端ブロックと組合う係合をさせて第
3パネル上に配置し、第4パネルの内方面を第3パネル
の内方面に対向させて他方のベルト長さ部分を両方のパ
ネル間に挟み込む、段階を具備する写真フィルム処理ラ
ックの組立方法。
(実施例) 図面の第1図を参照すると、組立てられたフィルム処
理ラック2が直立位置で図示されており、それが図示し
ない処理液体タンク中に取付けられた時のラックの位置
である。処理ラック2は前記相互参照した特許出願に完
全に開示されている。その出願はここに参考として組入
れられる。略述すると、処理ラック2は対向して離間し
た2対の組合う垂直ラックパネル91、92及び93、94を有
する。図示しないが、各対の垂直ラックパネルは垂直ベ
ルト経路と少なくとも1つのフィルム処理チャネルとを
画成する。更に、無端調時ベルトが処理ラックの頂部で
駆動スプロケット上及び処理ラックの底部で空転スプロ
ケット上を延び且つ垂直ラックパネルのそれぞれの対向
対によって画成された垂直ベルト経路に沿って延びる。
調時ベルトはスプロケットに係合する内方歯を有し且つ
少なくとも1つの露出されたフィルムストリップを固定
する可撓性フィルム先導カードに係合する外方歯を有す
る。駆動スプロケットの回転は調時ベルトを垂直フィル
ム処理チャネルに沿って連続的に前進させて露出された
フィルムストリップをラックパネルの対向対の一方の垂
直フィルム処理チャネルの下方へ引張り且つラックパネ
ルの他方の対の同様のチャネルの上方へ引張る。処理液
体は垂直ラックパネルの対向対の間の中央垂直凹部中へ
圧送され且つ中央凹部の各側で各内方ラックパネルの多
数の入口開口を通して確実に流れるように強制される。
処理液体は垂直処理チャネルに沿って引張られるフィル
ムストリップの連続部分の乳剤側に対して向けられ、且
つ処理タンクの壁に最も近い各外方ラックパネルの対応
する出口開口から出る。次に、使用された液体は各外方
ラックパネル及びタンク壁の間を下方へ流れてタンク底
部の出口を通し排出する。
理ラック2が直立位置で図示されており、それが図示し
ない処理液体タンク中に取付けられた時のラックの位置
である。処理ラック2は前記相互参照した特許出願に完
全に開示されている。その出願はここに参考として組入
れられる。略述すると、処理ラック2は対向して離間し
た2対の組合う垂直ラックパネル91、92及び93、94を有
する。図示しないが、各対の垂直ラックパネルは垂直ベ
ルト経路と少なくとも1つのフィルム処理チャネルとを
画成する。更に、無端調時ベルトが処理ラックの頂部で
駆動スプロケット上及び処理ラックの底部で空転スプロ
ケット上を延び且つ垂直ラックパネルのそれぞれの対向
対によって画成された垂直ベルト経路に沿って延びる。
調時ベルトはスプロケットに係合する内方歯を有し且つ
少なくとも1つの露出されたフィルムストリップを固定
する可撓性フィルム先導カードに係合する外方歯を有す
る。駆動スプロケットの回転は調時ベルトを垂直フィル
ム処理チャネルに沿って連続的に前進させて露出された
フィルムストリップをラックパネルの対向対の一方の垂
直フィルム処理チャネルの下方へ引張り且つラックパネ
ルの他方の対の同様のチャネルの上方へ引張る。処理液
体は垂直ラックパネルの対向対の間の中央垂直凹部中へ
圧送され且つ中央凹部の各側で各内方ラックパネルの多
数の入口開口を通して確実に流れるように強制される。
処理液体は垂直処理チャネルに沿って引張られるフィル
ムストリップの連続部分の乳剤側に対して向けられ、且
つ処理タンクの壁に最も近い各外方ラックパネルの対応
する出口開口から出る。次に、使用された液体は各外方
ラックパネル及びタンク壁の間を下方へ流れてタンク底
部の出口を通し排出する。
前章は、部品の要覧で始まる以下の詳細な説明に先立
って本発明の情況を理解するための助けとして意図され
た概略的な説明にすぎない。
って本発明の情況を理解するための助けとして意図され
た概略的な説明にすぎない。
処理ラック2の構成部品は第2図及び第3図に図示さ
れており、それらは次のものを含む。即ち、 4つの同一の端ブロック4、5、6及び7、両端間の
中間にスプロケットキー穴11を有する空転軸10、 スプロケットの各側に形成された一体のボス13を有し
且つボス中に内部キー溝14及びキー座15を有する空転ス
プロケット12、 空転スプロケット12の各側のそれぞれの位置へボス13
上を滑動するようになっている一対のローラスリーブ1
6、 両端間の中間にスプロケットキー穴21を有し且つ端ス
プロケットキー穴31を有する駆動軸20、 スプロケットの各側に形成された一体のボス23を有し
且つボス中に内部キー溝24及びキー座25を有する駆動ス
プロケット22、 ボス23の両端にそれぞれ近接する位置へ駆動軸20上を
滑動するようになっている一対のスペーサスリーブ26、 スプロケットの各側に形成された一体のボス28を有し
且つボス中に図示しない内部キー溝及びキー座を有する
動力入力スプロケット27、 内方周方向中央溝35、内方交互離間歯36及び37、及び
外方離間歯38を有する無端調時ベルト34、 底凹状案内部材40、 それぞれが軸キー穴11、12及び31の1つに挿入するた
めのスピンドル52と、ボスキー溝14及び24の一方の中へ
滑動する弾性腕54と、ボスキー座15及び25の一方の中へ
スナップばめする弾性腕の端上のキー56とを有する3つ
の同一のキー部材50、 頂外方クロスオーバ部材60(第3図)、 頂内方クロスオーバ部材70(第3図)、 4つの同一のラックパネル91、92、93及び94(第3
図)、及び 一対のスナップばめ締着具96(第3図)。
れており、それらは次のものを含む。即ち、 4つの同一の端ブロック4、5、6及び7、両端間の
中間にスプロケットキー穴11を有する空転軸10、 スプロケットの各側に形成された一体のボス13を有し
且つボス中に内部キー溝14及びキー座15を有する空転ス
プロケット12、 空転スプロケット12の各側のそれぞれの位置へボス13
上を滑動するようになっている一対のローラスリーブ1
6、 両端間の中間にスプロケットキー穴21を有し且つ端ス
プロケットキー穴31を有する駆動軸20、 スプロケットの各側に形成された一体のボス23を有し
且つボス中に内部キー溝24及びキー座25を有する駆動ス
プロケット22、 ボス23の両端にそれぞれ近接する位置へ駆動軸20上を
滑動するようになっている一対のスペーサスリーブ26、 スプロケットの各側に形成された一体のボス28を有し
且つボス中に図示しない内部キー溝及びキー座を有する
動力入力スプロケット27、 内方周方向中央溝35、内方交互離間歯36及び37、及び
外方離間歯38を有する無端調時ベルト34、 底凹状案内部材40、 それぞれが軸キー穴11、12及び31の1つに挿入するた
めのスピンドル52と、ボスキー溝14及び24の一方の中へ
滑動する弾性腕54と、ボスキー座15及び25の一方の中へ
スナップばめする弾性腕の端上のキー56とを有する3つ
の同一のキー部材50、 頂外方クロスオーバ部材60(第3図)、 頂内方クロスオーバ部材70(第3図)、 4つの同一のラックパネル91、92、93及び94(第3
図)、及び 一対のスナップばめ締着具96(第3図)。
次に第2図を参照する。4つの端ブロック4〜7は構
造の基礎である。即ち、それらは全ての他の部品を支持
し且つ一緒に鎖錠する。以下の説明で、2つの端ブロッ
ク4及び5を底端ブロックと称し、2つの端ブロック6
及び7を頂端ブロックと称する。4つの端ブロック4、
5、6及び7の全ては同一である。それらは実質的に四
角形の板80であり、それぞれが中央軸受又はジャーナル
軸受81を含む。底端ブロック4及び5はそれらのジャー
ナル軸受81を内方へ延ばして配置され、且つ頂端ブロッ
ク6及び7はそれらのジャーナル軸受81を外方へ延ばし
て配置されていることは注目される。これは、底及び頂
端ブロックが同一であるにもかかわらずそれらの以下の
説明での若干の差異の理由となる。
造の基礎である。即ち、それらは全ての他の部品を支持
し且つ一緒に鎖錠する。以下の説明で、2つの端ブロッ
ク4及び5を底端ブロックと称し、2つの端ブロック6
及び7を頂端ブロックと称する。4つの端ブロック4、
5、6及び7の全ては同一である。それらは実質的に四
角形の板80であり、それぞれが中央軸受又はジャーナル
軸受81を含む。底端ブロック4及び5はそれらのジャー
ナル軸受81を内方へ延ばして配置され、且つ頂端ブロッ
ク6及び7はそれらのジャーナル軸受81を外方へ延ばし
て配置されていることは注目される。これは、底及び頂
端ブロックが同一であるにもかかわらずそれらの以下の
説明での若干の差異の理由となる。
第2図に示す底端ブロック4及び5に関して、各ブロ
ックの直立の前及び後縁は四角形板80の内方及び外方の
両方へ延びる2つの拘束フランジ82を含む。各ブロック
4及び5の底縁は中央内方フランジ83及び外方縁フラン
ジ84を含む。各ブロック4及び5の頂縁は底縁の反対で
あり且つ中央外方フランジ85及び内方縁フランジ86を含
む。2つの離間した当接部87が各縁フランジ86から内方
へ延びている。
ックの直立の前及び後縁は四角形板80の内方及び外方の
両方へ延びる2つの拘束フランジ82を含む。各ブロック
4及び5の底縁は中央内方フランジ83及び外方縁フラン
ジ84を含む。各ブロック4及び5の頂縁は底縁の反対で
あり且つ中央外方フランジ85及び内方縁フランジ86を含
む。2つの離間した当接部87が各縁フランジ86から内方
へ延びている。
第2図に示す頂端ブロック6及び7に関して、各ブロ
ックの直立の前及び後縁は四角形板80の内方及び外方の
両方へ延びる2つの拘束フランジ82を含む。各ブロック
6及び7の底縁は中央外方フランジ83及び内方縁フラン
ジ84を含む。各ブロック6及び7の頂縁は底縁の反対で
あり且つ中央内方フランジ85及び外方縁フランジ86を含
む。2つの離間した当接部87が各縁フランジ84から内方
へ延びている。フランジ83、84、85及び86は底及び頂端
ブロック4〜7の両方で同じであることに注目された
い。しかしながら、端ブロック自体は底及び頂を反対向
きにしているので、底及び頂端ブロックは別々に説明さ
れる。底端ブロック4及び5について内方にあるものは
頂端ブロック6及び7について外方にあり且つ底端ブロ
ック4及び5について外方にあるものは頂端ブロック6
及び7について内方にある。
ックの直立の前及び後縁は四角形板80の内方及び外方の
両方へ延びる2つの拘束フランジ82を含む。各ブロック
6及び7の底縁は中央外方フランジ83及び内方縁フラン
ジ84を含む。各ブロック6及び7の頂縁は底縁の反対で
あり且つ中央内方フランジ85及び外方縁フランジ86を含
む。2つの離間した当接部87が各縁フランジ84から内方
へ延びている。フランジ83、84、85及び86は底及び頂端
ブロック4〜7の両方で同じであることに注目された
い。しかしながら、端ブロック自体は底及び頂を反対向
きにしているので、底及び頂端ブロックは別々に説明さ
れる。底端ブロック4及び5について内方にあるものは
頂端ブロック6及び7について外方にあり且つ底端ブロ
ック4及び5について外方にあるものは頂端ブロック6
及び7について内方にある。
底凹状案内部材40は概ねU字形状の又は半円筒形状の
中空体部41を含み、該中空体部の各端にフランジ42を有
する。体部41及び2つのフランジ42は空転軸10、空転ス
プロケット12及び2つのローラスリーブ16を部分的に取
り囲むような形状にされている。体部41の内部は、調時
ベルト34のための中央遊隙溝穴43と、中央遊隙溝穴の各
側にあり且つ次に説明するフィルム処理チャネル110の1
80度のターン又はUターンを行うためのボウル状凹部44
とを含むような形状にされている。
中空体部41を含み、該中空体部の各端にフランジ42を有
する。体部41及び2つのフランジ42は空転軸10、空転ス
プロケット12及び2つのローラスリーブ16を部分的に取
り囲むような形状にされている。体部41の内部は、調時
ベルト34のための中央遊隙溝穴43と、中央遊隙溝穴の各
側にあり且つ次に説明するフィルム処理チャネル110の1
80度のターン又はUターンを行うためのボウル状凹部44
とを含むような形状にされている。
次に第3図及び第19図を参照する。上述した4つのラ
ックパネル91、92、93及び94は同一である。各パネルは
実質的に細長い平たい板であって、外方面100、内方面1
01、2つの反対端縁102及び103、ヒンジ状長照方向縁10
4及び閉鎖長手方向縁105を有する。各パネルの外方及び
内方面100及び101は平行な垂直列の多数の共通壁開口10
6を含む。各パネルの閉鎖縁105に近接して、組合う対の
ラックパネル(第19図で91、92及び93、94)を形成する
ために1つのパネルを他の1つのパネルに係合するべく
スナップ締着具96を受入れるための鎖錠穴107が設けら
れている。各パネルの端縁102及び103はそれぞれのタブ
111を含む。各パネルの内方面101は、中央垂直ベルト遊
隙溝穴108と、該中央遊隙溝穴の各側にある垂直凹部109
とを含み、これらの凹部は平行な列の開口106と整列し
且つ該開口とそれぞれ対応している。1つのパネルの垂
直凹部109は組合うパネルの垂直凹部と一緒にそれぞれ
の垂直フィルム処理チャネル110を形成する(第19図参
照)。
ックパネル91、92、93及び94は同一である。各パネルは
実質的に細長い平たい板であって、外方面100、内方面1
01、2つの反対端縁102及び103、ヒンジ状長照方向縁10
4及び閉鎖長手方向縁105を有する。各パネルの外方及び
内方面100及び101は平行な垂直列の多数の共通壁開口10
6を含む。各パネルの閉鎖縁105に近接して、組合う対の
ラックパネル(第19図で91、92及び93、94)を形成する
ために1つのパネルを他の1つのパネルに係合するべく
スナップ締着具96を受入れるための鎖錠穴107が設けら
れている。各パネルの端縁102及び103はそれぞれのタブ
111を含む。各パネルの内方面101は、中央垂直ベルト遊
隙溝穴108と、該中央遊隙溝穴の各側にある垂直凹部109
とを含み、これらの凹部は平行な列の開口106と整列し
且つ該開口とそれぞれ対応している。1つのパネルの垂
直凹部109は組合うパネルの垂直凹部と一緒にそれぞれ
の垂直フィルム処理チャネル110を形成する(第19図参
照)。
第3図及び第20図に示す項クロスオーバ部材60は底案
内部材40とやや類似している。クロスオーバ部材60は概
ねU字形状又は半円筒形状の中空体部61を含み、該中空
体部の各端に内方半径方向フランジ62を有して挿入溝穴
66を形成している。一対の平行な突起68はそれぞれの端
フランジ62から外方へ延び、1つが挿入溝穴66の各側に
ある。体部61の内部は、調時ベルト34のための中央遊隙
溝穴63、65と、該中央遊隙溝穴の各側のボウル状凹部64
とを含むような形状にされている。
内部材40とやや類似している。クロスオーバ部材60は概
ねU字形状又は半円筒形状の中空体部61を含み、該中空
体部の各端に内方半径方向フランジ62を有して挿入溝穴
66を形成している。一対の平行な突起68はそれぞれの端
フランジ62から外方へ延び、1つが挿入溝穴66の各側に
ある。体部61の内部は、調時ベルト34のための中央遊隙
溝穴63、65と、該中央遊隙溝穴の各側のボウル状凹部64
とを含むような形状にされている。
第3図及び第20図に示す頂内方クロスオーバ部材70は
外方クロスオーバ部材60内に嵌合する概ね半円筒形状の
体部71を含む。クロスオーバ部材70はその長さに沿って
延びる開いた軸線方向溝穴76をも含む。体部71の半径方
向内方部分はその体部の周囲部分よりも長い。即ち、そ
れは各端において体部を越えて延びて2つの延長部72を
形成する。これらの延長部72は外方クロスオーバ部材60
のフランジ62によって形成された挿入溝穴66内に且つそ
れを貫通して嵌合し、内方クロスオーバ部材70はそれに
より外方クロスオーバ部材内で回転不能に拘束される。
内方クロスオーバ部材70は、調時ベルト34のための中央
遊隙溝穴73、75と、該中央遊隙溝穴の各側上の内湾曲し
た輪郭部74とを含むような形状にされている。組合う外
方及び内方クロスオーバ部材60及び70は、それらの内湾
曲した凹部64及び内湾曲した輪郭部74によって、ラック
パネル91、92及び93,94の組合う対の垂直凹部109によっ
て形成されるそれぞれのフィルム処理チャネル110の180
度又はUターン連続部をそれぞれ一緒に形成する。
外方クロスオーバ部材60内に嵌合する概ね半円筒形状の
体部71を含む。クロスオーバ部材70はその長さに沿って
延びる開いた軸線方向溝穴76をも含む。体部71の半径方
向内方部分はその体部の周囲部分よりも長い。即ち、そ
れは各端において体部を越えて延びて2つの延長部72を
形成する。これらの延長部72は外方クロスオーバ部材60
のフランジ62によって形成された挿入溝穴66内に且つそ
れを貫通して嵌合し、内方クロスオーバ部材70はそれに
より外方クロスオーバ部材内で回転不能に拘束される。
内方クロスオーバ部材70は、調時ベルト34のための中央
遊隙溝穴73、75と、該中央遊隙溝穴の各側上の内湾曲し
た輪郭部74とを含むような形状にされている。組合う外
方及び内方クロスオーバ部材60及び70は、それらの内湾
曲した凹部64及び内湾曲した輪郭部74によって、ラック
パネル91、92及び93,94の組合う対の垂直凹部109によっ
て形成されるそれぞれのフィルム処理チャネル110の180
度又はUターン連続部をそれぞれ一緒に形成する。
前述したような調時ベルト34は、内方周方向中央溝35
と、内方歯36及び37と、外方歯38とを含む。内方歯36及
び37はベルトの内側の周りに交互に離間されており、歯
36は歯37よりも高い。内方歯36は外方歯38と整合してい
る。同様に、空転及び駆動スプロケット12及び22は、ベ
ルト34上の内方歯36及び37の交互の高さに対応する交互
の深さを歯の間に有する歯を有する。これはベルト34を
スプロケット12及び22上に適正に配置することを保証
し、それにより第1処理ラック2のための調時ベルトは
次に連続する処理ラック上の調時ベルトと空間的に同期
される。
と、内方歯36及び37と、外方歯38とを含む。内方歯36及
び37はベルトの内側の周りに交互に離間されており、歯
36は歯37よりも高い。内方歯36は外方歯38と整合してい
る。同様に、空転及び駆動スプロケット12及び22は、ベ
ルト34上の内方歯36及び37の交互の高さに対応する交互
の深さを歯の間に有する歯を有する。これはベルト34を
スプロケット12及び22上に適正に配置することを保証
し、それにより第1処理ラック2のための調時ベルトは
次に連続する処理ラック上の調時ベルトと空間的に同期
される。
いくつかの構成部品を説明したが、それらの組立を次
に第4図〜第21図を参照し順序通りに説明する。
に第4図〜第21図を参照し順序通りに説明する。
第4図で、キー部材50はそのスピンドル52によって空
転軸10のキー穴中に取付けられる。
転軸10のキー穴中に取付けられる。
第5図で、空転スプロケット12は空転軸10上へ且つキ
ー部材50上を滑べらされる。この時キー56はスプロケッ
トボス13とスナップ係合する。
ー部材50上を滑べらされる。この時キー56はスプロケッ
トボス13とスナップ係合する。
第6図で、2つのローラスリーブ16はスプロケット12
のボス13上へ滑動される。
のボス13上へ滑動される。
第7図で、調時ベルト34は空転スプロケット12上へル
ープ掛けされ、且つ前述の構成部品は次に底凹状案内部
材40内に配置される。空転スプロケット12はその歯の間
に複数個のウエブ33を有してベルト34がスプロケットか
ら滑り落ちるのを阻止する。駆動スプロケット22は同様
のウエブ33を有することに注目されたい。
ープ掛けされ、且つ前述の構成部品は次に底凹状案内部
材40内に配置される。空転スプロケット12はその歯の間
に複数個のウエブ33を有してベルト34がスプロケットか
ら滑り落ちるのを阻止する。駆動スプロケット22は同様
のウエブ33を有することに注目されたい。
第8図で、底端ブロック4及び5が1つを空転軸10の
各端上に配置される。底凹状案内部材40の端フランジ42
は直立の拘束フランジ82内に嵌合し、且つ底端ブロック
4及び5の中央内方フランジ83上に静止する。
各端上に配置される。底凹状案内部材40の端フランジ42
は直立の拘束フランジ82内に嵌合し、且つ底端ブロック
4及び5の中央内方フランジ83上に静止する。
第9図で、キー部材50はそのスピンドル52によって駆
動軸20のキー穴中に取付けられる。
動軸20のキー穴中に取付けられる。
第10図で、駆動スプロケット22は駆動軸20上へ且つキ
ー部材50上を滑らされる。この時、キー56はスプロケッ
トボス23とスナップ係合する。
ー部材50上を滑らされる。この時、キー56はスプロケッ
トボス23とスナップ係合する。
第11図で、スペーサスリーブ26は1つを駆動スプロケ
ット22の各側において駆動軸20上へ滑動される。
ット22の各側において駆動軸20上へ滑動される。
第12図で、頂端ブロック6及び7は1つを駆動軸20の
各端上に配置し、それらのジャーナル軸受81を外方へ延
ばす。
各端上に配置し、それらのジャーナル軸受81を外方へ延
ばす。
第13図で、第12図の駆動小組立体(右側に図示す)は
空転小組立体(左側に図示す)から遠方の調時ベルト34
のループ内に配置される。このようにして更に組立てら
れた装置は仰向けにして第13図に図示される。
空転小組立体(左側に図示す)から遠方の調時ベルト34
のループ内に配置される。このようにして更に組立てら
れた装置は仰向けにして第13図に図示される。
第14図で、ラックパネルの1つ91は底端ブロック4、
5及び頂端ブロック6、7の間の所定の位置に置かれ
る。所定の位置に置かれるこの第1ラックパネルはいず
れかの側又は方向から挿入され得る。ラックパネル91は
調時ベルト34の平行な長さ部分の間に配置され、その内
方面101は図示した長さ部分の直下に(即ち対面して)
ある。ラックパネル91のヒンジ状長手方向縁104は底端
ブロック5の外方フランジ85上及び頂端ブロック7の外
方フランジ83上に静止する。ラックパネル91の閉鎖縁10
5の端上のタブ111は端ブロックの内方壁上の当接部87上
に静止する。
5及び頂端ブロック6、7の間の所定の位置に置かれ
る。所定の位置に置かれるこの第1ラックパネルはいず
れかの側又は方向から挿入され得る。ラックパネル91は
調時ベルト34の平行な長さ部分の間に配置され、その内
方面101は図示した長さ部分の直下に(即ち対面して)
ある。ラックパネル91のヒンジ状長手方向縁104は底端
ブロック5の外方フランジ85上及び頂端ブロック7の外
方フランジ83上に静止する。ラックパネル91の閉鎖縁10
5の端上のタブ111は端ブロックの内方壁上の当接部87上
に静止する。
第15図で、第2ラックパネル92は第1(内方)ラック
パネル91上に配置され、それにより調時ベルト34の図示
した脚を両方のラックパネルの間に挟み込む(第19
図)。この場合(第14図と比較して)、ラックパネル92
のヒンジ状長手方向縁104は更に遠い側部にあり、且つ
それは底及び頂端ブロック5及び7の更に遠い側部で外
方フランジ85及び83上に静止する。ラックパネル92の外
方面100は図に見えており、その内方面はラックパネル9
1の内方面の方へ向けられている。ラックパネル92は下
へ揺動し且つスナップ締着具96はその閉鎖縁105を下の
パネル91のヒンジ状縁104へ締着する。このようにし
て、ラックパネル91及び92は組合う対を形成する。
パネル91上に配置され、それにより調時ベルト34の図示
した脚を両方のラックパネルの間に挟み込む(第19
図)。この場合(第14図と比較して)、ラックパネル92
のヒンジ状長手方向縁104は更に遠い側部にあり、且つ
それは底及び頂端ブロック5及び7の更に遠い側部で外
方フランジ85及び83上に静止する。ラックパネル92の外
方面100は図に見えており、その内方面はラックパネル9
1の内方面の方へ向けられている。ラックパネル92は下
へ揺動し且つスナップ締着具96はその閉鎖縁105を下の
パネル91のヒンジ状縁104へ締着する。このようにし
て、ラックパネル91及び92は組合う対を形成する。
このようにして更に組立られたユニット全体はひっく
り返され且つ第14図及び第15図の段階が繰返されて第3
ラックパネル93が内方パネルのように所定の位置に置か
れ、次に第4ラックパネル94が第3ラックパネル上に配
置され且つそれに締着される。第16図はこの段階にある
組立体を示す。
り返され且つ第14図及び第15図の段階が繰返されて第3
ラックパネル93が内方パネルのように所定の位置に置か
れ、次に第4ラックパネル94が第3ラックパネル上に配
置され且つそれに締着される。第16図はこの段階にある
組立体を示す。
第17図で、組立体全体(ここまでの)は次にその底端
ブロック上にその正規の直立位置で立っている。キー部
材50はそのスピンドル52によって駆動軸20の端キー穴中
に取付けられる。
ブロック上にその正規の直立位置で立っている。キー部
材50はそのスピンドル52によって駆動軸20の端キー穴中
に取付けられる。
第18図で、動力入力スプロケット27は駆動軸20上へ且
つキー部材50上を滑らされる。この時、キー56は動力入
力スプロケット27のボス28とスナップ係合する。
つキー部材50上を滑らされる。この時、キー56は動力入
力スプロケット27のボス28とスナップ係合する。
第19図はこの段階における組立体の上面図である。そ
れは組合う対のラックパネル91、92及び93、94によって
形成された4つの垂直フィルム処理チャネル110及び2
つのベルト遊隙溝穴108を図示する。
れは組合う対のラックパネル91、92及び93、94によって
形成された4つの垂直フィルム処理チャネル110及び2
つのベルト遊隙溝穴108を図示する。
第20図で、内方クロスオーバ部材70は外方クロスオー
バ部材60内に配置されている。
バ部材60内に配置されている。
第21図で、2つのクロスオーバ部材60及び70は頂端ブ
ロック6及び7上の所定の位置に一緒に設定されてい
る。クロスオーバ部材60の軸線方向突起68は頂端ブロッ
ク6及び7の直立拘束フランジ82内に嵌合し、それによ
りクロスオーバ部材60を所定の位置に保持する。内方ク
ロスオーバ部材70はその縁の1つを隣接の外方ラックパ
ネルの端縁102の頂上に置いて静止している。内方クロ
スオーバ部材の延長部72はラックが作業のために配置さ
れる処理タンクの側縁上に静止するようになっている。
内方クロスオーバ部材の軸線方向溝穴76は隣接のタンク
の近接後縁及び前縁上に静止する。このようにして、処
理ラック2は2つのタンクに対して所定の位置に保持さ
れる。第20図はこれらの細部の若干を示す助けとなる。
クロスオーバ部材60及び70は同じようにして次に隣接す
るタンク中の第2処理ラック(図示せず)と連結し、そ
れにより連続的なラック及びタンクの間に連続的なフィ
ルム処理経路を形成する。
ロック6及び7上の所定の位置に一緒に設定されてい
る。クロスオーバ部材60の軸線方向突起68は頂端ブロッ
ク6及び7の直立拘束フランジ82内に嵌合し、それによ
りクロスオーバ部材60を所定の位置に保持する。内方ク
ロスオーバ部材70はその縁の1つを隣接の外方ラックパ
ネルの端縁102の頂上に置いて静止している。内方クロ
スオーバ部材の延長部72はラックが作業のために配置さ
れる処理タンクの側縁上に静止するようになっている。
内方クロスオーバ部材の軸線方向溝穴76は隣接のタンク
の近接後縁及び前縁上に静止する。このようにして、処
理ラック2は2つのタンクに対して所定の位置に保持さ
れる。第20図はこれらの細部の若干を示す助けとなる。
クロスオーバ部材60及び70は同じようにして次に隣接す
るタンク中の第2処理ラック(図示せず)と連結し、そ
れにより連続的なラック及びタンクの間に連続的なフィ
ルム処理経路を形成する。
次に、フィルム処理ラック2の動作を第22図及び第23
図を参照して説明する。第22図に示すフィルム先導カー
ド120はその長い軸線にそって離間した一連の四角形穴1
22を有する薄い可撓性合成樹脂シートである。想像線で
示す写真フィルムは突合せ添え継ぎ又は他の接合手段に
よって先導カードに固定される。先導カードの四角形穴
122は調時ベルト34の外方歯38に係合し、調時ベルト34
は先導カード及び取付けられたフィルムを処理ラックを
通して駆動する。先導カード及び調時ベルトは、ベルト
の外方歯38が先導カードを通って延び且つそれを越えて
外方ラックパネル中の遊隙溝穴108中へ延びることによ
って確実に係合したままである。取付けられた平行なフ
ィルムストリップは処理ラックを通して引張られ、前処
理チャネル110を下へ通り、底案内部材40を通り、後処
理チャネル110を上へ通り、且つ頂クロスオーバ部材60
及び70の間へ入り、そこからそれは出て(第23図)次の
連続する処理タンク中の第2処理ラックへ入る。
図を参照して説明する。第22図に示すフィルム先導カー
ド120はその長い軸線にそって離間した一連の四角形穴1
22を有する薄い可撓性合成樹脂シートである。想像線で
示す写真フィルムは突合せ添え継ぎ又は他の接合手段に
よって先導カードに固定される。先導カードの四角形穴
122は調時ベルト34の外方歯38に係合し、調時ベルト34
は先導カード及び取付けられたフィルムを処理ラックを
通して駆動する。先導カード及び調時ベルトは、ベルト
の外方歯38が先導カードを通って延び且つそれを越えて
外方ラックパネル中の遊隙溝穴108中へ延びることによ
って確実に係合したままである。取付けられた平行なフ
ィルムストリップは処理ラックを通して引張られ、前処
理チャネル110を下へ通り、底案内部材40を通り、後処
理チャネル110を上へ通り、且つ頂クロスオーバ部材60
及び70の間へ入り、そこからそれは出て(第23図)次の
連続する処理タンク中の第2処理ラックへ入る。
処理ラック2を通る先導カード及びフィルムの移動と
同時に、その処理ステーションに適する流体がタンク中
へ圧送される。流体は最初に前対のラックパネル93、94
及び後対のラックパネル91、92の間の中央凹部中の処理
ラックへ入る。それは次に外方、前方及び後方へ流れ、
パネル中の数個の壁開口106を通り、処理チャネル110中
へ且つそれを通ってフィルムストリップに接触し、且つ
次に前及び後パネル内の外方面に沿って概ね下方へタン
クの底の出口まで流れる。
同時に、その処理ステーションに適する流体がタンク中
へ圧送される。流体は最初に前対のラックパネル93、94
及び後対のラックパネル91、92の間の中央凹部中の処理
ラックへ入る。それは次に外方、前方及び後方へ流れ、
パネル中の数個の壁開口106を通り、処理チャネル110中
へ且つそれを通ってフィルムストリップに接触し、且つ
次に前及び後パネル内の外方面に沿って概ね下方へタン
クの底の出口まで流れる。
フィルムストリップは、それらの乳剤側がラックの内
方へ、即ち内方パネル91及び93の方へ面するように先導
カードに取付けられる。
方へ、即ち内方パネル91及び93の方へ面するように先導
カードに取付けられる。
動力入力スプロケット27は原動力をシステムへ与える
駆動チェーン又はベルト(図示せず)へ作動連結され
る。
駆動チェーン又はベルト(図示せず)へ作動連結され
る。
ここに説明した処理ラック組立体のいくつかの部品は
全て金属部品又は締着具を持たない高分子材料である。
構造はその種々の部材を一体化したユニットとして連動
することによって一緒に強固に保持される。
全て金属部品又は締着具を持たない高分子材料である。
構造はその種々の部材を一体化したユニットとして連動
することによって一緒に強固に保持される。
第1図は本発明の好適な実施例による完全に組立てられ
たフィルム処理ラックの斜視図であり、第2図は第1図
の処理ラックの一部分解図であって、その部品のいくつ
かを互いに相対的にそれらのそれぞれの位置に示し、第
3図は第2図に示す部品で組立てられる部品である4つ
のラックパネル、外方及び内方頂クロスオーバ部材及び
2つのスナップ締着具を含む第2図に示されない処理ラ
ックの部品の分解図であり、第4図、第5図、第6図、
第7図、第8図、第9図、第10図、第11図、第12図、第
13図、第14図、第15図、第16図、第17図、第18図、第19
図、第20図及び第21図は処理ラックの段階毎の組立体を
順序通りに示す図であり、第22図及び第23図は処理ラッ
クによって画成されたフィルム処理経路に沿ってフィル
ム先導カード及び取付けられたフィルムストリップを移
動させる際の処理ラックの動作を例示する図である。 2……フィルム処理ラック、 4、5、6、7……端ブロック、 81……制御ジャーナル軸受、 4、5……底端ブロック、 6、7……頂端ブロック、 12……空転スプロケット、 10……空転軸、 22……駆動スプロケット、 27……動力入力スプロケット、 20……駆動軸、 34……調時ベルト、 40……底凹状案内部材、 60……頂クロスオーバ部材、 91、92、93、94……垂直ラック、 100……外方面、 101……内方面、 108……垂直ベルト遊隙溝穴、 109……垂直凹部、 110……垂直フィルム処理チャネル。
たフィルム処理ラックの斜視図であり、第2図は第1図
の処理ラックの一部分解図であって、その部品のいくつ
かを互いに相対的にそれらのそれぞれの位置に示し、第
3図は第2図に示す部品で組立てられる部品である4つ
のラックパネル、外方及び内方頂クロスオーバ部材及び
2つのスナップ締着具を含む第2図に示されない処理ラ
ックの部品の分解図であり、第4図、第5図、第6図、
第7図、第8図、第9図、第10図、第11図、第12図、第
13図、第14図、第15図、第16図、第17図、第18図、第19
図、第20図及び第21図は処理ラックの段階毎の組立体を
順序通りに示す図であり、第22図及び第23図は処理ラッ
クによって画成されたフィルム処理経路に沿ってフィル
ム先導カード及び取付けられたフィルムストリップを移
動させる際の処理ラックの動作を例示する図である。 2……フィルム処理ラック、 4、5、6、7……端ブロック、 81……制御ジャーナル軸受、 4、5……底端ブロック、 6、7……頂端ブロック、 12……空転スプロケット、 10……空転軸、 22……駆動スプロケット、 27……動力入力スプロケット、 20……駆動軸、 34……調時ベルト、 40……底凹状案内部材、 60……頂クロスオーバ部材、 91、92、93、94……垂直ラック、 100……外方面、 101……内方面、 108……垂直ベルト遊隙溝穴、 109……垂直凹部、 110……垂直フィルム処理チャネル。
Claims (3)
- 【請求項1】それぞれが中央ジャーナル軸受を有する4
つの同一の端ブロックであって、それらのジャーナル軸
受を軸線方向に整合させ且つ内方へ延びるように配置さ
れた2つの底端ブロック及びそれらのジャーナル軸受を
軸線方向に整合させ且つ外方へ延びるように配置された
2つの頂端ブロックを含む4つの同一の端ブロックと、 前記底端ブロックの前記ジャーナル軸受に回転可能に取
付けられた空転軸上の空転スプロケットと、 前記頂端ブロックの前記ジャーナル軸受に回転可能に取
付けられた駆動軸上の駆動スプロケット及び動力入力ス
プロケットと、 前記駆動スプロケット及び前記空転スプロケット上に延
び且つそれらと確実係合している調時ベルトと、 前記底端ブロックによってそれらの間に支持され且つ前
記空転軸及び前記空転スプロケットの周りの一部の周辺
囲いを形成する底凹状案内部材と、 前記頂端ブロックによってそれらの間に支持されて別の
処理ラックの同様の対の端ブロックへ作動連結する頂ク
ロスオーバ部材と、 それぞれが外方面及び内方面及び延長ヒンジ縁を有する
4つの同一の垂直ラックパネルであって、前記ラックパ
ネルの内方面のそれぞれが中央垂直ベルト遊隙溝穴及び
前記ベルト遊隙溝穴の各側上の凹部を含み、前記ラック
パネルがそれらの内方面が一緒になって垂直ベルト経路
を画成し且つ前記ベルト経路の各側に垂直フィルム処理
チャネルを画成する如く対に結合され、且つラックパネ
ルの前記延長ヒンジ縁が前記端ブロックと鎖錠係合して
いる4つの同一の垂直ラックパネルと、 を具備する写真フィルム処理ラック。 - 【請求項2】写真フィルム処理ラックを組立てる方法で
あって、該方法が、 空転スプロケットを空転軸に取付け、 調時ベルトを前記空転スプロケット上にループ掛けし、 前記空転スプロケット及び前記空転軸を底凹状案内部材
内に配置し、 それぞれが中央ジャーナル軸受を有する4つの同一の端
ブロックを配置して前記端ブロックの2つを組立体の底
端ブロックとし且つそれらのジャーナル軸受を軸線方向
に整合させ且つ内方へ延びるように配置し、且つ前記端
ブロックの2つを頂端ブロックとし且つそれらのジャー
ナル軸受を軸線方向に整合させ且つ外方へ延びるように
配置し、次に前記底端ブロックのジャーナル軸受を前記
空転軸のそれぞれの端上へ滑動させて前記底端ブロック
により前記空転軸及び前記底案内部材をそれらの間に支
持し、 駆動スプロケットを駆動軸上に取付け、 前記頂端ブロックのジャーナル軸受を前記駆動軸のそれ
ぞれの端上へ滑動させて前記頂端ブロックにより前記駆
動軸をそれらの間に支持し、 前記調時ベルトを前記駆動スプロケット上にループ掛け
し、 それぞれが外方面及び内方面及び延長ヒンジ縁を有する
4つの同一の垂直ラックパネルの第1ラックパネルを、
前記底及び頂端ブロックと組合う係合をさせて前記調時
ベルトの2つの長さ部分の間に配置し、前記第1パネル
の内方面を前記ベルトの長さ部分の一方に対面させ、 前記ラックパネルの第2ラックパネルを前記底及び頂端
ブロックと組合う係合をさせて前記第1パネル上に配置
し、前記第2パネルの内方面を前記第1パネルの内方面
に対向させて前記一方のベルト長さ部分を両方のパネル
間に挟み込み、 前記ラックパネルの第3ラックパネルを前記底及び頂端
ブロックと組合う係合をさせ且つ前記第1パネルの反対
側に配置し、前記第3パネルの内方面を他方のベルト長
さ部分に対向させ、且つ 前記ラックパネルの第4ラックパネルを前記底及び頂端
ブロックと組合う係合をさせて前記第3パネル上に配置
し、前記第4パネルの内方面を前記第3パネルの内方面
に対向させて前記他方のベルト長さ部分を両方のパネル
間に挟み込む、 段階を具備する写真フィルム処理ラックの組立方法。 - 【請求項3】フィルム処理ラックを構成する部品の組立
体であって、該組立体が、 ラックパネルを2つの対に一緒に組合わせる一体のそれ
ぞれの手段を有する4つの同一のラックパネルであっ
て、前記対のそれぞれを構成する前記ラックパネルがそ
れらの内方面に中央ベルト遊隙溝穴と該中央溝穴の各側
にあるフィルム処理凹部とを含み、それにより対を形成
する2つのパネルが対として一緒に組合わされた時にそ
れらのそれぞれの溝穴がベルト遊隙経路を画成し且つそ
れらのそれぞれの凹部がフィルム処理チャネルを形成す
る4つの同一のラックパネルと、 前記ラックパネルに係合してそれらを対として対向して
離間した関係で支持する一体のそれぞれの手段を有する
4つの同一の端ブロックと、 を具備する組立体。
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---|---|---|---|
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