JP2640810B2 - 荷役作業機のプラットホーム - Google Patents
荷役作業機のプラットホームInfo
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Description
着されて貨物の積み卸しに使用される荷役作業機のプラ
ットホームの構造の改良に関する。
物を載置したプラットホームを昇降駆動することで、積
載すべき荷物を地上から貨物自動車の荷台床面の高さに
まで上昇させたり、あるいは荷台から降ろすべき荷物を
貨物自動車の荷台の高さから地上まで下降させるための
荷役作業機が知られている。
役作業機が昇降駆動するプラットホームは、従来鋼鉄製
が一般的であったが、鋼鉄製プラットホームの場合には
以下に述べる問題点があった。
プラットホームを昇降させるための駆動力がそれだけ大
きいことが要求される。また、荷役作業機を装備した貨
物自動車の貨物積載重量が減少してしまう。
となったり、錆により美観を損ねる問題がある。例え
ば、アルミニウム合金製荷台の貨物自動車が近年多くな
っているが、このような場合には、鋼鉄製プラットホー
ムの錆は外観上とくに問題となる。
が多く、溶接コストが高くなる。
並列配置してプラットホームを構成することも提案され
ているが、アルミニウム合金製押出中空型材同士を溶接
するのでは、鋼鉄製プラットホームの場合よりも溶接コ
ストがさらに高くなる問題があり、アルミニウム合金製
押出中空型材同士を溶接以外の機械的な接続により行う
場合には、接続部分の構造が複雑化していた。
合金製中空型材同士の接続構造を工夫することで、溶接
レス構造とし、しかも接着剤を併用しなくとも充分な強
度を確保でき、簡単な構造で製造組立容易な荷役作業機
のプラットホームを提供することを目的とする。
述の実施例において明らかにする。
に、本発明は、板状のアルミニウム合金製中空型材を複
数個連結したプラットホーム本体部を備え、前記中空型
材は端部に上側接続用延長部と下側接続用延長部とを有
し、隣合う前記中空型材の上側接続用延長部に相互に嵌
合する第1の凹凸嵌合部を、下側接続用延長部に相互に
嵌合する第2の凹凸嵌合部をそれぞれ形成し、前記第1
の凹凸嵌合部同士及び第2の凹凸嵌合部同士との嵌め合
いにより前記隣合う中空型材同士を連結するとともに、
前記上側接続用延長部同士又は下側接続用延長部同士を
ボルトと該ボルトに螺合するナットとで挟持してなる荷
役作業機のプラットホームにおいて、隣合う前記中空型
材の前記上側接続用延長部又は下側接続用延長部にそれ
ぞれ厚肉部が形成されており、前記ナットは前記上側接
続用延長部又は下側接続用延長部に対接する側に連結用
凹部を有し、該連結用凹部は開口に向かって幅広となる
如く両側面がテーパー面となっており、該両側面のテー
パー面は前記厚肉部同士が組合わさった台形状凸部の両
側のテーパー面にがたつき無く当接するとともに、前記
ボルト及びナットで挟持されない側の前記第1又は第2
の凹凸嵌合部は前記中空型材の一方の下向きに開口した
嵌合凹部と他方の上向きの嵌合凸部とを有する構成とし
ている。
補強支持材を設け、前記ボルトを該補強支持材に貫通さ
せ、前記ボルトと該ボルトに螺合するナットとで前記補
強支持材及び下側接続用延長部同士を挟持してもよい。
は、アルミニウム合金製中空型材の上側及び下側の接続
用延長部に形成された凹凸嵌合部同士の嵌め合い及びボ
ルト、ナットの締め付けで当該中空型材を複数個連結し
てプラットホーム本体部を構成しているため、溶接作業
が不要であり、溶接コストを無くし、溶接に伴う中空型
材の歪の発生を無くすことができる。また、接着剤を併
用しなくとも十分な連結強度を持つことができ、製造工
程を簡素化できる。
し、組み合わせて製造できるため、この点でも製造組立
作業が簡単になる。
材(素材)の時点でアルマイト処理をすることにより、
塗装の必要が無く、錆の発生のない良品質の製品を提供
できる。このようにアルマイト処理で塗装レスとした場
合、外観がアルミニウムの光沢面となり、外観が良好と
なって、とくにアルミニウム合金製荷台を持つ貨物自動
車等にマッチした外観とすることが可能になる。
張り梱包することにより、長尺素材の管理ができ、品質
を保つことができ、高品質の製品を製造する上で好都合
である。
又は下側接続用延長部に対接する側に連結用凹部を有
し、該凹部は開口に向かって幅広となる如く両側面がテ
ーパー面となっており、該両側面のテーパー面を前記上
側接続用延長部同士又は下側接続用延長部同士を組み合
わせた連結用の台形状凸部の両側のテーパー面にがたつ
き無く当接させることで、前記ボルトとナットとの締め
付けにより前記上側接続用延長部又は下側接続用延長部
の連結をがたつき無く一層強固に行うことができる。
持材を設け、前記ボルトを該補強支持材に貫通させ、前
記ボルトと該ボルトに螺合するナットとで前記補強支持
材及び下側接続用延長部同士を挟持する場合、各中空型
材同士の連結と補強支持材の固定とを同時に行うことが
でき、部品点数の低減及び組立作業性の改善を図ること
ができる。
ームの実施例を図面に従って説明する。
プラットホームの第1実施例を示し、図1及び図2は第
1実施例におけるプラットホーム本体部の構成、図3及
び図4はその要部構成、図5及び図6は第1実施例のプ
ラットホームを有する荷役作業機の全体構成を示す。こ
れらの図において、1はプラットホーム本体部、図6の
10はプラットホーム本体部の両端部を補強する端部補
強支持材、11はプラットホーム本体部の中間部を補強
する中間部補強支持材、及び12はアーム取付用ブラケ
ットであり、これらにより荷役作業機のプラットホーム
5が構成されている。
ホーム本体部1は、外形が肉厚の大きな平板状のアルミ
ニウム合金製押出中空型材からなる複数枚の中間部型材
2と、先端縁部分が薄肉板状部3aとなった平板状のア
ルミニウム合金製押出中空型材からなる先端部型材3
と、後端部分に厚肉平板状部4aを持つ平板状のアルミ
ニウム合金製押出中空型材からなる後端部型材4とから
構成されており、相互に連結一体化された中間部型材2
の先端側に先端部型材3を、中間部型材2の後端側に後
端部型材4をそれぞれ連結一体化したものである。な
お、先端部型材3の上面側の凹部3bはキャスタストッ
パを起伏自在に設けるために予め形成されているもので
ある。
後端部型材4は、図1及び図3及び図4に示すように、
上壁部20と、下壁部21と、上下壁部を上下方向に連
結する連絡壁部22と、これら壁部で囲まれた中空部2
3とを有する構造体を持つものである。
接続端部25には、図3及び図4のように、上側接続用
延長部30Rと下側接続用延長部40Rとが一体に形成
されており、上側接続用延長部30Rの下面(下側接続
用延長部40Rに対向する面)には第1の凹凸嵌合部と
しての嵌合凹部31及び嵌合凸部32が隣接して形成さ
れ、下側接続用延長部40Rの突き合わせ端面41に第
2の凹凸嵌合部としての嵌合凹部42が形成されてい
る。ここで、前記嵌合凹部31は断面が台形状であって
下向きに開口しかつ型材の長手方向に連続した凹溝であ
り、その開口に向かって幅広となる如く両側面が僅かに
傾斜したテーパー面31aとなっている。下側接続用延
長部40Rの先端部分は厚肉部(又は上向き凸部)43
となっており、この厚肉部43はテーパー面43aで傾
斜して上方に立ち上がっている。なお、凸部32は型材
長手方向に連続した突条であり、嵌合凹部42は型材の
長手方向に連続した凹溝である。
接続端部26には、図3及び図4のように、上側接続用
延長部30Lと下側接続用延長部40Lとが一体に形成
されており、上側接続用延長部30Lの上面(上側接続
用延長部30Rに対向する面)には第1の凹凸嵌合部と
しての嵌合凹部33及び嵌合凸部34が隣接して形成さ
れ、下側接続用延長部40Lの突き合わせ端面44に第
2の凹凸嵌合部としての嵌合凸部45が形成されてい
る。ここで、前記嵌合凸部34は断面が台形状であって
上向きに凸となった突条であり、その上端面に向かって
幅が狭くなる如く両側面が僅かに傾斜したテーパー面3
4a(傾きはテーパー面31aと同じ)となっている。
また、嵌合凸部34の高さは対応する嵌合凹部31の深
さよりも僅かに低く設定され、テーパー面34aがテー
パー面31aにがたつき無く接触できるようにしてい
る。下側接続用延長部40Lの先端部分は厚肉部(又は
上向き凸部)46となっており、この厚肉部46はテー
パー面46aで傾斜して上方に立ち上がっている。な
お、前記嵌合凸部34,45は型材長手方向に連続した
突条であり、嵌合凹部33は型材の長手方向に連続した
凹溝である。
補強支持材11とともに締め付けるためにボルト50に
螺合されるナット51は、長尺ナットであってボルト5
0の雄螺子部分に螺合する雌螺子部分53を有するとと
もに、下側接続用延長部40L,40Rに対接する面に
連結用凹部52を有している。この連結用凹部52は断
面が台形状であって下向きに開口した凹溝であり、その
開口に向かって幅広となる如く両側面が傾斜したテーパ
ー面52a(傾きはテーパー面43a,46aと同じ)
となっている。
ト50の雄螺子部分を貫通させるための取付穴11aが
形成され、下側接続用延長部40L,40Rにボルト5
0の雄螺子部分を貫通させるための切欠47が形成され
ている。
2,3,4の長さと同じでもよいが、重量の増加を避け
るために図2のように中間部補強支持材11の幅と同程
度の長さとすることが好ましい。
部型材4相互の連結一体化は次のようにして行う。ま
ず、前記先端部型材3及び中間部型材2の右側接続端部
25の上側接続用延長部30R及び下側接続用延長部4
0Rに対して、中間部型材2及び後端部型材4の左側接
続端部26の上側接続用延長部30L及び下側接続用延
長部40Lを連結する。すなわち、上側接続用延長部3
0L,30Rの第1の凹凸嵌合部同士を嵌め合わせると
ともに、下側接続用延長部40L,40Rの第2の凹凸
嵌合部同士を嵌め合わせる。従って、上側接続用延長部
30Rの嵌合凹部31に上側接続用延長部30Lの嵌合
凸部34が嵌合し、上側接続用延長部30Lの嵌合凹部
33に上側接続用延長部30Rの嵌合凸部32が嵌合
し、下側接続用延長部40Rの嵌合凹部42に下側接続
用延長部40Lの嵌合凸部45が嵌合する。その際、嵌
合凹部31のテーパー面31aと嵌合凸部34のテーパ
ー面34aとが同じ傾きとなっているため、上側接続用
延長部30L,30Rは相互にがたつき無く連結され
る。
結状態の中間部型材2、先端部型材3及び後端部型材4
の下面に当接させ、ボルト50の雄螺子部分を取付穴1
1a及び切欠47に挿通し、上下の上側接続用延長部3
0L,30R及び下側接続用延長部40L,40Rで囲
まれた空間54に配置されたナット51の雌螺子部分5
3に螺合し、締め付ける。このとき、下側接続用延長部
40L,40Rの厚肉部43,46が組合わさった台形
状凸部がナット51の連結用凹部52に嵌合し、左右の
厚肉部43,46のテーパー面43a,46aが連結用
凹部52のテーパー面52aにがたつき無く当接する。
この結果、下側接続用延長部40L,40Rは、中間部
補強支持材11を沿わせた状態(対接状態)でボルト5
0及びナット51で相互に外れないように確実に連結状
態で挟持される。
部型材3及び後端部型材4相互を連結一体化してなるプ
ラットホーム本体部1が中間部補強支持材11と一体化
した状態で構成されることになる。さらに、このプラッ
トホーム本体部1の両端部には、図6のように、プラッ
トホーム本体部1の両端部を補強する端部補強支持材1
0がボルト、リベット等で固着され、さらに、後端部型
材4の後端部分の厚肉平板状部4a裏面にアーム取付用
ブラケット12が同様に固着され、これにより荷役作業
機のプラットホーム5が構成される。
ム5は、後端部型材4に固着されたアーム取付用ブラケ
ット12を利用してプラットホームの昇降機構60に連
結されるようになっている。すなわち、貨物自動車80
のシャーシ81に固定の装置フレーム61にアーム取付
用ブラケット62が固定され、該アーム取付用ブラケッ
ト62の枢着点Aと、プラットホーム側アーム取付用ブ
ラケット12の枢着点Bとの間にメインアーム63が連
結され、アーム取付用ブラケット62の枢着点Cと、プ
ラットホーム側アーム取付用ブラケット12の枢着点D
との間にサブアーム64が連結されている。アーム取付
用ブラケット62の枢着点Eと、メインアーム63の途
中位置の枢着点Fとの間に昇降用油圧シリンダ65が連
結されている。
用油圧シリンダ66を持ち、図5及び図6の実線状態で
は伸動していてプラットホーム5を垂直に立てた閉成状
態にあるが、縮動時には図5の仮想線のようにプラット
ホーム5を水平状態に維持でき、メインアーム63とサ
ブアーム64とが平行リンクを構成するようになってい
る。そして、メインアーム63を回動させる前記昇降用
油圧シリンダ65の伸縮動作によりプラットホーム5を
水平を保って昇降駆動できるようになっている。
を得ることができる。
第1の凹凸嵌合部同士及び下側接続用延長部40L,4
0Rの第2の凹凸嵌合部同士の嵌め合いと、ボルト50
及びナット51を用いた中間部補強支持材11に対する
下側接続用延長部40L,40Rの締め付け固着とによ
ってアルミニウム合金製押出中空型材である中間部型材
2、先端部型材3及び後端部型材4を相互に連結一体化
する構造であるため、構造が簡単であり、しかも溶接作
業が不要であり、溶接コストを無くし、溶接に伴う中空
型材の歪の発生を無くすことができる。
L,40Rに対接する側に連結用凹部52を有し、該凹
部52は開口に向かって幅広となる如く両側面がテーパ
ー面52aとなっており、該両側面のテーパー面52a
が下側接続用延長部の厚肉部43,46同士を組み合わ
せた連結用凸部の両側のテーパー面43a,46aに当
接しているので、ボルト50とナット51との締め付け
により下側接続用延長部40L,40Rの連結を一層強
固に行うことができる。この結果、接着剤を併用しなく
とも十分な強度を確保することができる。
間部補強支持材11を設け、ボルト50を補強支持材1
1に貫通させ、ボルト50と該ボルトに螺合するナット
51とで補強支持材11及び下側接続用延長部40L,
40R同士を挟持しているので、各中空型材同士の連結
と補強支持材11の固定とを同時に行うことができ、部
品点数の低減及び組立作業性の改善を図ることができ
る。
端部型材4は、長尺のアルミニウム合金製押出中空型材
(素材)を切断し、組み合わせて製造できるため、製造
組立作業が簡単になり、軽量のプラットホームが得られ
る。
ニウム合金製押出中空型材(素材)の時点でアルマイト
処理をすることにより、塗装の必要が無く、錆の発生の
ない良品質の製品を提供できる。このようにアルマイト
処理で塗装レスとした場合、外観がアルミニウムの光沢
面となり、外観が良好となって、とくにアルミニウム合
金製荷台を持つ貨物自動車等にマッチした外観とするこ
とが可能であり、同時に軽量化にも寄与できる。なお、
長尺の中空型材(素材)をビニール張り梱包することに
より、長尺素材の管理ができ、品質を保つことができ、
高品質の製品を製造する上で好都合である。
て、図7はプラットホーム本体部を、図8はその要部構
成をそれぞれ示す。この場合、プラットホーム本体部を
アルミニウム合金製押出中空型材でそれぞれ形成された
中間部型材2、先端部型材3及び後端部型材4を、ボル
ト50及びナット51を併用して相互に連結一体化する
構造である点は、前述の第1実施例と同様であるが、各
型材が一体に有する下側接続用延長部の凹凸嵌合部の構
造が異なっている。すなわち、先端部型材3及び中間部
型材2における右側接続端部25の下側接続用延長部7
0Rの下面に第2の凹凸嵌合部としての嵌合凹部71及
び嵌合凸部72が隣接して形成され、当該下側接続用延
長部70Rの先端乃至中間部分は厚肉部(又は上向き凸
部)73となっており、この厚肉部73はテーパー面7
3aで傾斜して上方に立ち上がっている。
る左側接続端部26の下側接続用延長部70Lの上面
(下側接続用延長部70Rに対向する面)に第2の嵌合
部としての嵌合凹部74及び嵌合凸部75が隣接して形
成され、当該下側接続用延長部70Lの先端乃至中間部
分は厚肉部(又は上向き凸部)76となっており、この
厚肉部76はテーパー面76aで傾斜して上方に立ち上
がっている。なお、嵌合凹部71,74は各型材の長さ
方向に連続した凹溝、嵌合凸部72,75は各型材の長
さ方向に連続した突条である。
ナット51の連結用凹部52のテーパー面52aは、左
右の厚肉部73,76のテーパー面73a,76aと同
じ傾きとなっている。
同様であり、同一又は相当部分に同一符号を付して説明
を省略する。
び中間部型材2の右側接続端部25の上側接続用延長部
30R及び下側接続用延長部70Rに対して、中間部型
材2及び後端部型材4の左側接続端部26の上側接続用
延長部30L及び下側接続用延長部70Lを嵌め合わせ
た後、中間部補強支持材11を相互に連結状態の中間部
型材2、先端部型材3及び後端部型材4の下面に当接さ
せ、ボルト50の雄螺子部分を取付穴11a及び切欠4
7に挿通し、上下の上側接続用延長部30L,30R及
び下側接続用延長部70L,70Rで囲まれた空間54
に配置されたナット51の雌螺子部分53に螺合し、締
め付ける。このとき、下側接続用延長部70L,70R
の厚肉部73,76が組合わさった台形状凸部がナット
51の連結用凹部52に嵌合し、左右の厚肉部73,7
6のテーパー面73a,76aが連結用凹部52のテー
パー面52aにがたつき無く当接する。この結果、下側
接続用延長部70L,70Rは、中間部補強支持材11
を沿わせた状態(対接状態)でボルト50及びナット5
1で相互に外れないように確実に連結状態で挟持され
る。
部70L,70Rの凹凸嵌合部が隣接する型材同士の圧
縮方向の当たり面が大きくなる嵌合構造となっているた
め、相互の型材の固着強度を一層強固にすることができ
る。なお、その他の作用効果は前述の第1実施例と同様
である。
接続用延長部をボルト、ナットで挟持したが、上下の接
続用延長部の構造を逆にして上側接続用延長部をボル
ト、ナットで挟持する構造としてもよい。
更可能であり、例えばプラットホームを垂直案内でガイ
ドして昇降させてもよい。
が、本発明はこれに限定されることなく請求項の記載の
範囲内において各種の変形、変更が可能なことは当業者
には自明であろう。
機のプラットホームは、板状のアルミニウム合金製中空
型材を複数個連結してプラットホーム本体部を構成して
いるので、軽量であり、しかも、凹凸の嵌め合いとボル
ト、ナットの締め付けでアルミニウム合金製中空型材を
複数個連結する溶接レス構造であるので、溶接作業を無
くし、製造組立容易とすることができる。また、隣接す
る中空型材の接続用延長部の凹凸の嵌め合い構造と、接
続用延長部とナットとの嵌合構造を工夫したことにより
アルミニウム合金製中空型材同士の接続に際して接着剤
を併用しなくとも充分な固着強度を確保でき、この点で
も組立作業工程を削減できる。
型材(素材)の時点でアルマイト処理をすることによ
り、塗装の必要が無く、錆の発生のない良品質の製品を
提供でき、アルマイト処理で塗装レスとした場合、外観
がアルミニウムの光沢面となり、外観を良好とすること
ができる。
1実施例であってプラットホーム本体部を示す側面図で
ある。
図である。
が垂直に閉じた状態を示す(但し、端部補強支持材を省
略した)側面図である。
体部を示す側面図である。
側面図である。
6a テーパー面 32,34,45,72,75 嵌合凸部 40L,40R,70L,70R 下側接続用延長部 43,46,73,76 厚肉部 50 ボルト 51 ナット 52 連結用凹部
Claims (2)
- 【請求項1】 板状のアルミニウム合金製中空型材を複
数個連結したプラットホーム本体部を備え、前記中空型
材は端部に上側接続用延長部と下側接続用延長部とを有
し、隣合う前記中空型材の上側接続用延長部に相互に嵌
合する第1の凹凸嵌合部を、下側接続用延長部に相互に
嵌合する第2の凹凸嵌合部をそれぞれ形成し、前記第1
の凹凸嵌合部同士及び第2の凹凸嵌合部同士との嵌め合
いにより前記隣合う中空型材同士を連結するとともに、
前記上側接続用延長部同士又は下側接続用延長部同士を
ボルトと該ボルトに螺合するナットとで挟持してなる荷
役作業機のプラットホームにおいて、隣合う前記中空型材の前記上側接続用延長部又は下側接
続用延長部にそれぞれ厚肉部が形成されており、前記ナ
ットは前記上側接続用延長部又は下側接続用延長部に対
接する側に連結用凹部を有し、該連結用凹部は開口に向
かって幅広となる如く両側面がテーパー面となってお
り、該両側面のテーパー面は前記厚肉部同士が組合わさ
った台形状凸部の両側のテーパー面にがたつき無く当接
するとともに、前記ボルト及びナットで挟持されない側
の前記第1又は第2の凹凸嵌合部は前記中空型材の一方
の下向きに開口した嵌合凹部と他方の上向きの嵌合凸部
とを有する構成とした ことを特徴とする荷役作業機のプ
ラットホーム。 - 【請求項2】 前記プラットホーム本体部の下側に補強
支持材を設け、前記ボルトを該補強支持材に貫通させ、
前記ボルトと該ボルトに螺合するナットとで前記補強支
持材及び下側接続用延長部同士を挟持している請求項1
記載の荷役作業機のプラットホーム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6139591A JP2640810B2 (ja) | 1994-05-31 | 1994-05-31 | 荷役作業機のプラットホーム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6139591A JP2640810B2 (ja) | 1994-05-31 | 1994-05-31 | 荷役作業機のプラットホーム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07323778A JPH07323778A (ja) | 1995-12-12 |
JP2640810B2 true JP2640810B2 (ja) | 1997-08-13 |
Family
ID=15248842
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6139591A Expired - Fee Related JP2640810B2 (ja) | 1994-05-31 | 1994-05-31 | 荷役作業機のプラットホーム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2640810B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5912412U (ja) * | 1982-07-12 | 1984-01-25 | 日立電線株式会社 | 多心電力ケ−ブル |
JPH01123590U (ja) * | 1988-02-18 | 1989-08-22 | ||
JPH0582659U (ja) * | 1992-04-13 | 1993-11-09 | 三菱アルミニウム株式会社 | テールゲートリフターの荷台 |
-
1994
- 1994-05-31 JP JP6139591A patent/JP2640810B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH07323778A (ja) | 1995-12-12 |
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