JP2639727B2 - 縦型精米装置 - Google Patents

縦型精米装置

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JP2639727B2 JP9489689A JP9489689A JP2639727B2 JP 2639727 B2 JP2639727 B2 JP 2639727B2 JP 9489689 A JP9489689 A JP 9489689A JP 9489689 A JP9489689 A JP 9489689A JP 2639727 B2 JP2639727 B2 JP 2639727B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、縦型精米装置における負荷自動調節装置に
係るものである。
(従来技術) 従来、金属台枠の上部位置に精米機の縦状ケースを固
定し、該縦状ケースの内部の上部空間に下方送り送穀螺
旋を設け、該縦状ケースの内部の下部空間に精米ロール
を設け、前記精米ロールの外周を除糠筒により同心状に
包囲して、前記精米ロールと除糠筒の間に縦の精白室を
形成し、該精白室の下端排出部を抵抗蓋で閉鎖したもの
は公知である。
(発明が解決しようとする課題) 前記公知のものは、その抵抗蓋の上下調節装置の一部
が、必ず、精白米の流出路に臨んでいることと、抵抗蓋
の上下調節装置が機体の下方位置であることが、課題で
あった。即ち、抵抗蓋の上下調節装置が、精白米の流出
路に臨んでいると、付着糠が累積し、遂には、流出路を
閉鎖することになり、異常負荷が掛って破損する。又、
抵抗蓋調節機構が機体の下方位置であると、調節操作は
困難である。
(発明の目的) よって本発明は、抵抗蓋上下調節機構が精白米の流出
路に全く臨まないものにすること、又、抵抗蓋上下調節
機構を操作しやすい上方位置にすることを目的にしたも
のである。
(課題を解決するための手段) よって工夫した本発明は、金属台枠1の上部位置に精
米機の縦状ケース2を固定し、該縦状ケース2の内部の
上部空間に下方送り送穀螺旋3を、下部空間に精米ロー
ル4を設け、該精米ロール4の外周を除糠筒40により同
心状に包囲して前記精米ロール4と除糠筒40との間に縦
の精白室41を形成し、該精白室41の下端排出部42を抵抗
蓋39で閉鎖したものにおいて、該抵抗蓋39に縦棒43の下
端を結合し、該縦棒43は前記送穀螺旋3及び精米ロール
4の中心部を通って前記送殻螺旋3の上方に突出させ、
該上方突出部に前記抵抗蓋39の上下調節装置52を設けた
縦型精米装置としたものである。
(実施例) 本発明の一実施例を図面により説明すると、金属台枠
1の上部位置に精米機の縦状ケース2を固定し、該縦状
ケース2の内部の上部空間に下方送り送穀螺旋3を設
け、該縦状ケース2の内部の下部空間に精米ロール4を
設ける。
前記下方送り送穀螺旋3の外周には送穀室5を形成
し、送穀室5の上部に供給ホッパー6を取付る。前記送
穀螺旋3と精米ロール4の中心には中空縦軸7を設け
る。
該中空縦軸7の上端は前記縦状ケース2よりも上方に
突出させて突出部8とし、該突出部8には受動プーリー
9を固定する。
前記送穀室5の側部にはモーター10を設け、モーター
10の駆動部11の小駆動プーリー12と前記受動プーリー9
との間にベルト14を掛け回す。また、モーター1の駆動
軸11の大駆動プーリー13とフアン15の軸16の受動プーリ
ー17との間にベルト18を掛け回す。
前記フアン15の送風管19は前記中空縦軸7の上端に臨
ませる。
前記中空縦軸7の上部位置には、上下に所望の間隔を
置いて軸受20、21を設け、該軸受20、21の外周には、前
記縦状ケース2に一体的に連設されている固定縦筒22を
設け、該固定縦筒22と前記中空縦軸7の間に前記軸受2
0、21を設ける。
固定縦筒22の上端は縦状ケース2の天井板23に固定さ
れ、固定縦筒22の下端24は縦状ケース2の上下中間位置
で自由端にする。
中空縦軸7内は、上下方向の通風路25に形成し、中空
縦軸7の下方部分27の外周には複数の噴出口26を形成す
る。
前記中空縦軸7の下方部分27の外周には、精米ロール
4の中心軸筒28を嵌合する。精米ロール4の中心軸筒28
の上部には、円形上壁29を固定し、中心軸筒28の下部に
は、円形下壁30を固定し、円形上壁29と円形下壁30の間
に表面が滑かな精米ロール4を形成する。
該精米ロール4には、2箇所〜3箇所程縦の四角窓孔
32を形成し、該窓孔32の外面に打出し突起33を多数形成
した打出し板34を螺子35で固定する。
前記打出し突起33は、米粒より少し大きい程度を基準
にし、回転方向に対して、先側を低く、後側を高く形成
する。
前記打出し突起33は、プレス金型を用いて、平らな板
金を絞り加工して形成するから、高所36側は自然に切れ
て噴風口37が形成される。もちろん、金型に工夫を与
え、高所36側に細いスリットが形成されるようにしても
よい。
前記精米ロール4は、従来のように鋳物製品でもかま
わないが、鋳物製品は費用がかかるので、実施例は、鈑
金で製造する出来るようにすることを予定しており、鈑
金によっては加工できない部分はないようにする。
精米ロール4の直径は、大は約20cm(業務用・30H
P)、小は約5cm(家庭用・1/2HP)を予定している。
前記円形下壁30は逆椀状に形成され、前記円形下壁30
の下面のくぼみ38に帽子状の抵抗蓋39を上下摺動自在に
設ける。
即ち、前記精米ロール4の外周を6〜8角の縦の除糠
筒40により同心状に包囲し、前記精米ロール4と除糠筒
40の間に縦の精白室41を形成し、該精白室41の環状の下
端排出部42を前記抵抗蓋39の帽子の鍔の部分で閉鎖す
る。
該抵抗蓋39の中心には、縦棒43の下端が結合され、縦
棒43の上端には軸受44を介して上下摺動体45を設け、該
上下摺動体45に梃子46の一端を係合させ、該梃子46の他
端にロッド53の上端を軸止し、該ロッド53の下端はコ型
枠54の上片55に挿通させる。
前記コ型枠54には、長孔56が設けられ、長孔56を利用
して、固定枠57に固定させ、前記コ型枠54の下片58にネ
ジ49を螺合し、ネジ49に調節ナット48を固定する。47は
上片55とロッド53の下端の鍔59の間に設けたバネであ
る。
前記縦の除糠筒40の外側には除糠室50が形成され、除
糠室50の下部に貯留室51を設ける。
(作用) 次に実施例の作用(使用方法)を述べる。
調節ナット48を回転させて、ネジ49を回転させ、コ型
枠54を下動させると、バネ47を強くする。すると、梃子
46はバネ47により押し下げられ、梃子46の他端は上げら
れて、上下摺動体45を上動させ、軸受44を上動させるか
ら、軸受44を介して前記縦棒43を押し上げ、縦棒43の下
端60に固定されている抵抗蓋38を上げて、精白室41の環
状の下端排出部42を前記抵抗蓋39により閉鎖する(第2
図実線)。
この状態でモーター10に通電すると、小駆動プーリー
12、ベルト14、受動プーリー9を介して中空縦軸7を回
動させる。
前記中空縦軸7には、下方送り送穀螺旋3及び、精米
ロール4が固定されているので、これらは、毎分約500
〜1000回転の割合で回転する。
この状態で、ホッパー6の開閉弁を開き、玄米を送殻
室5内に供給すると、下方送り送穀螺旋3の回転により
玄米は下降し、精白室41内に流入する。
精白室41内においては、前記精米ロール34が第3図に
おいて左回転aしているから、玄米は前記精米ロール34
の打出し突起33により、外方に押出すとともに精米ロー
ル34の回転につれて僅かに共回りさせる。
前記打出し突起33により、外方に押出されると、除糠
筒40に接触し、精米されるのであるが、本発明の前記打
出し突起33は、第3図〜第4図のように、回転方向に少
なくとも三個以上設けたものを二箇所以上設けているの
で、前記精米ロール34が一回転すると、6回も精米され
るので、能率よく精米される。
又、僅かに共回りするとき、撹拌現象がみられ、粒粒
摩擦が生じ、精米される。
且つ、前記打出し突起33は、上下に長いものではな
く、短いものが、複数、母線方向に添い並設し、これ
を、千鳥りに配設してあるので、回転しながら波打現象
がみられ、全面均等精米ができる。
又、前記打出し突起33は、全部が噴風口37を持つか
ら、数が多いことと相俟って除糠が完全に行なえる。
前記精米を続けると、精白室41内における精米の負荷
抵抗は次第に高くなり、下方送り送穀螺旋3の作用によ
り精白室41の下端排出部42の前記抵抗蓋39を押圧し、負
荷抵抗に応じて、抵抗蓋39を開き、排出する。
前記精白米の精白度は、前記調整ナット48を回転して
調節するが、調整ナット48の位置が高位置のため調節は
容易であり、かつ、糠付もない。
(効果) 従来、金属台枠の上部位置に精米機の縦状ケースを固
定し、外縦状ケースの内部の上部空間に下方送りに送穀
螺旋を設け、外縦状ケースの内部の下部空間に精米ロー
ルを設け、前記精米ロールの外周を除糠筒により同心状
に包囲して、前記精米ロールと除糠筒の間に縦の精白室
を形成し、該精白室の下端排出部を抵抗蓋で閉鎖したも
のは公知である。
前記公知のものは、その抵抗蓋の上下調節装置の一部
が、必ず、精白米の流出路に臨んでいることと、抵抗蓋
の上下調節装置が機体の下方位置であることが、課題で
あった。即ち、抵抗蓋の上下調節装置が、精白米の流出
路に臨んでいると、付着糠が累積し、遂には、流出路を
閉鎖することになり、異常負荷が掛って破損する。又、
抵抗蓋調節機構が機体の下方位置であると、調節操作は
困難である。
しかるに本発明は、金属台枠1の上部位置に精米機の
縦状ケース2を固定し、該縦状ケース2の内部の上部空
間に下方送り送穀螺旋3を設け、該縦状ケース2の内部
の下部空間に精米ロール4を設け、前記精米ロール4の
外周を除糠筒40により同心状に包囲して、前記精米ロー
ル4と除糠筒40との間に縦の精白室41を形成し、該精白
室41の下端排出部42を抵抗蓋39で閉鎖したものにおい
て、該抵抗蓋39の中心に縦棒43の下端を結合し、該縦棒
43の上端は前記下方送り送穀螺旋3より上方に突出さ
せ、該上方突出部8に前記抵抗蓋39の上下調節装置52を
設けたから、抵抗蓋上下調節装置52は、精白米の流出路
に全く臨まないので、前記糠付にともなう累積糠による
米詰まりを解決し、もって、精米機破損を未然に防止す
る。又、抵抗蓋上下装置52は機体の上方位置なので、調
節容易の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は縦状ケースを縦断した全体の側面図、第2図は
全体の縦断側面図、第3図はA−A横断平面図、第4図
はロール部分の分解斜視図、第5図〜第8図は調節装置
である。 符号の説明 1……金属台枠、2……縦状ケース、3……下方送り送
穀螺旋、4……精米ロール、5……送穀室、6……供給
ホッパー、7……中空縦軸、8……突出部、9……受動
プーリー、10……モーター、11……駆動軸、12……小駆
動プーリー、13……大駆動プーリー、14……ベルト、15
……ファン、16……軸、17……受動プーリー、18……ベ
ルト、19……送風管、20、21……軸受、22……固定縦
筒、23……天井板、23……送風管、24……下端、25……
通風路、26……噴出口、27……下方部分、28……中心軸
筒、29……円形上壁、30……円形下壁、32……窓孔、33
……打出し突起、34……打出し板、35……螺子、36……
高所、37……噴風口、38……くぼみ、39……抵抗蓋、40
……除糠筒、41……精白室、42……下端排出部、43……
縦軸、44……軸受、45……上下調節体、46……梃子、47
……バネ、48……調節ナット、49……ネジ棒、50……除
糠室、51……貯留室、52……上下調節装置、53……コ型
枠、54……長孔、55……上片、56……とめぐ、57……固
定枠、58……下片、59……鍔。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属台枠1の上部位置に精米機の縦状ケー
    ス2を固定し、該縦状ケース2の内部の上部空間に下方
    送り送穀螺旋3を、下部空間に精米ロール4を設け、該
    精米ロール4の外周を除糠筒40により同心状に包囲して
    前記精米ロール4と除糠筒40との間に縦の精白室41を形
    成し、該精白室41の下端排出部42を抵抗蓋39で閉鎖した
    ものにおいて、該抵抗蓋39に縦棒43の下端を結合し、該
    縦棒43は前記送穀螺旋3及び精米ロール4の中心部を通
    って前記送殻螺旋3の上方に突出させ、該上方突出部に
    前記抵抗蓋39の上下調節装置52を設けた縦型精米装置。
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