JP2639421B2 - 三次元画像表示装置 - Google Patents

三次元画像表示装置

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JP2639421B2 JP6120498A JP12049894A JP2639421B2 JP 2639421 B2 JP2639421 B2 JP 2639421B2 JP 6120498 A JP6120498 A JP 6120498A JP 12049894 A JP12049894 A JP 12049894A JP 2639421 B2 JP2639421 B2 JP 2639421B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、三次元画像表示装置、
特にサーフェース法の画像を距離感の出る如く表示する
表示装置に関する。 【0002】 【従来の技術】コンピュータによる医用画像の表示は、
二次元表示から三次元表示へと発展している。 【0003】例えば、CTスライス三次元表示の例を図
12で説明する。被検体に対してCT装置で複数のCT
像#1、#2、#3、…を得る。例えば、人間の頭部で
は最大100枚程度となる。かくして得た複数のCTス
ライス像を積み上げると、三次元画像を得る。 【0004】この三次元画像表示の従来例には、「アイ
ソトープニュース(IsotopeNews)」(19
85年、12月号。日本アイソトープ協会発行)の「コ
ンピュータによる医用画像の三次元表示」(8ページ〜
9ページ)がある。 【0005】この文献に述べられているように、三次元
画像の表示法には、疑似三次元表示法がある。疑似三次
元表示法は、主としてコンピュータ・グラフィック技術
により、見掛け上の三次元画像を作り出し、これを通常
の三次元ディスプレイ上に投影表示する方法である。 【0006】疑似三次元表示法は、断面変換表示法と表
面表示法等より成る。断面変換表示法は、三次元データ
構造として収集された人体像、即ち三次元画像を画像メ
モリ上におき、これを任意の方向から切断し、その切断
面を二次元画像として再現し表示する方法であり、座標
に対応した濃淡値の高速補間演算が基本である。 【0007】この断面変換表示法で得た切断面に対する
表面表示法としても、又はこの切断面とは無関係に画像
そのものの表面を適正に表示させる方法として、表面表
示法がある。 【0008】この表面表示方法は、複雑に入り組んだ臓
器、骨などの表面形状を立体的に画像構成する方法であ
る。表面表示法の代表的なものに、サーフェース法とボ
クセル法とがある。 【0009】ここで、サーフェース法とは、画像各点の
傾斜角に対応して濃度を与え、この濃度を画面に表示
し、それによって陰影が表現できる方法を云う。 【0010】ボクセル法とは、視点面からの画像上の各
点への奥行き距離zが大きければ小さい濃度を与え、奥
行き距離が小さければ大きい濃度を与え、この濃度を画
面に表示し、それによって陰影が表現できる方法を云
う。例えば、濃度をc−z(但し、cは定数)とするや
り方である。 【0011】 【発明が解決しようとする課題】ボクセル法では、奥行
き距離zの把握に優れている反面、サーフェース法に比
べ、細かい部分の形状把握が正確でない欠点を持つ。一
方、サーフェース法では、細かい部分の形状把握が正確
に行いうる反面、距離の把握が正確でない欠点を持つ。 【0012】画像の三次元表示における陰影化は、ボク
セル法かサーフェース法かのいずれか1つを使うことに
よって実現できるが、それぞれの特徴を引き出すために
は、画像の位置や形状、又は着目点に応じた使い分けが
好ましい。 【0013】そこで、1つの画面表示に際して、あるも
のはボクセル法、他のあるものはサーフェース法といっ
た考え方が必要となる。然るに、サーフェース法による
濃度検出は簡単でない。画素毎の傾斜を求め、これを濃
度値とさせる。画素毎の傾斜を求めることが簡単でな
い。しかも、単なる傾斜のみではなく、光源の位置も考
慮に入れれば、更に立体感のある画像になる。 【0014】本発明の目的は、サーフェース法による画
像に光源の位置も反映させて表示可能にした三次元表示
装置を提供するものである。 【0015】 【課題を解決するための手段】本発明は、ボクセル画像
からサーフェース画像を得ると共に、このサーフェース
画像を光源位置からの奥行き距離で補正するようにし
た。 【0016】 【作用】距離感のあるサーフェース法による画像が求ま
り、この画像を三次元表示させ、距離感のある三次元表
示が可能となった。 【0017】 【実施例】(1)、先ず、第1の実施例を説明する。こ
の実施例は、光源から光が出て対象図形に当り、この当
った光の状況をみようとするための実施例である。 【0018】本発明の処理装置の実施例を図1に示す。
プロセッサ(CPU)1は、高速演算回路3の処理以外
のすべての処理を行う。すべての処理とは、高速演算回
路3の起動、及び該起動前のボクセル法による原画像の
算出、及び高速演算回路3による修正(変換と同義、以
下同じ)したサーフェース画像の表示装置5への表示指
令を云う。 【0019】高速演算回路3は、三次元ボクセル画像
(原画像)から三次元サーフェース画像の算出及び該サ
ーフェース画像の距離による修正の各処理を行う。 【0020】主メモリ2はプログラム及び各種データの
格納を行う。磁気ディスク4は、画像データの保存を行
う。この画像データには、高速演算回路3の修正前の画
像データも含まれる。修正後の画像データも含まれる。
修正前の画像データは、修正処理時には、CPU1によ
ってMM2に送られ、このMM2と高速演算回路3との
間でデータの送受をしながら、修正処理を行う。 【0021】リフレッシュメモリ6は、表示画像を格納
し、ディスプレイ5ではこの表示を行う。共通バス7
は、各構成要素を接続する。図2は高速演算回路3によ
る処理手順を示す。この回路3は、CPU1によって起
動がかけられ、処理の実行に入る。 【0022】先ず、原画像をMM2から読出す。原画像
とは、ボクセル三次元ボクセル画像を云う。そのデータ
例を図3に示す。この各画素で、Aij は、三次元ボク
セル画像の画素(i、j)での画素濃度を示す。 【0023】次に、光源の位置(x0、y0、z0)を入
力する。この位置(x0、y0、z0)はキーボードによ
っても、トラックボールによっても入力できる。走査位
置(x、y)を初期化する。ボクセル画像の中で、走査
領域は事前に決まっている。例えば、図3の事例でみれ
ば、A11〜Ann までのすべての濃 度を走査する。座標
軸上では(1、1)〜(n、n)が走査領域となる。初
期化とは、この走査領域のラスタ走査上での開始点を
(1、1)にすることである。更に、最終位置は(n、
n)であり、これがxmax、ymaxとなる。 【0024】次に、サーフェース画像の濃度cosΩを求
める。この結果を図4に示す。図 4では、各点でのサ
ーフェース画像の濃度をBij として表示した。濃度B
ij を求める方法を図5に示す。光源210を与えてお
く。一方、ボクセル画像200の各走査点a(画素)で
微小な三角形面素410を与える。この面素410の3
つの頂点は次のようにして求める。即ち、点aを中心と
する近傍領域の画素を考え、この近傍領域各画素の濃度
をボクセル画像から取出す。取出した複数個濃度の所属
する画素の中から任意の三つの画素を選択する。この三
つの画素の各濃度を結ぶ面が三角形面素410となる。 【0025】3つの画素の各濃度は画素によって種々の
値となっていることから、三角形面素の傾き(三角形の
平面の傾き)も種々の値をとる。そこで各走査点a毎に
その傾きを求める。この傾きの求め方は以下となる。 【0026】抽出した三角形面素410の法線Nを求め
る。次に、点aと光源210とを結ぶ直線lを求め、法
線Nと直線lとの間の傾き(いわゆる立体角)Ωa を求
める。この傾きΩa について余弦cosΩaを求める。余弦
cosΩa は、法線の光源方向への成分である。この余弦
cosΩa が三角形面410の求めるべき傾きであって、
具体的には点aでの光源に対する傾きとなる。cosΩa
は、濃度傾斜を示すデータであることからサーフェース
画像の濃度となる。この cosΩa が図4のBijである。
そこで、図3のAij に代わってこのBij をその画素
(i、j)の画素データとして置き換えることで、ボク
セル画素からサーフェース画像が得られることになる。 【0027】かくして求めた図4の画像を、MM2に格
納する。次に、MM2に格納したサーフェース画像に、
距離に応じた修正を以下の方法で行う。先ず、MM2か
ら走査点(xi、yj)でのデータBij を読出す。走査
点は前述では(i、j) で表現したが、ここでは
(1)式で座標値を使う関係上(xi、yj)と表現す
る。更に、光源から走査点までの距離Rij を下式に従
って算出する。 【数3】 ここで、(x0、y0、z0)は光源位置、(xi、yj
k)は走査点位置を示す。ここで、z0は光源位置が定
まると定まる。zkは原画像であるボクセル画像の画素
濃度から求まる。即ち、ボクセル画像の各画素は、奥行
き距離zによって定まっており、その画素濃度から逆に
奥行き距離zが求まる。この奥行き距離zの算出につい
ては後述の(数9)、(数10)と同じである。この奥
行き距離zが本実施例のzkである。このzkの算出は自
動的に行う。 【0028】次に、距離濃度f(Rij)を下記で算出す
る。 【数4】 f(Rij)=C−Rij 但し、Cは定数である。距離濃度f(Rij)とは、Rij
が大きい値である程に小さい値であり、Rijが小さい値
である程に大きい値である。(2)式で求めたf
(Rij)によってBijを修正する。即ち、修正後の値を
ijとすると、 【数5】 Pij=Bij×f(Rij) とする。 【0029】又は、Bij=cos Ωaの関係よりcos Ωa
示してもよく、更に正確には 【数6】 |cosΩδより、 Pij=|cosΩδ×f(Rij) とする。尚、(数4)で、δは画像を得た元の対象物の
反射状態によって定まる定数である。鏡面に近い程、δ
の値は大きくなる。人体ではδ=1とする例が多い場合
もある。 【0030】このf(Rij)により修正する理由を以下
に述べる。図5をみるに、光源210からのa点への線
上のb点についても、Ωbが得られ、濃度cosΩbが求
まる。然るに、Ωa=Ωbとなることがある。この場合、
a点はb点よりも遠くに存在している。しかし、濃度B
は、cosΩa=cosΩbである。a点に比しb点は光源に近
いため、明るい濃度でなければならないのに、同一濃度
となってしまうことになる。尚、Ωa=Ωb以外の例でも
距離を反映させたいことはありうる。 【0031】そこで、距離の概念を加味し、cosΩa、co
bをΩa=Ωbであっても、光源からの距離を考慮して
光源に近いb点の濃度がa点の濃度よりも大きくなるよ
うに修正させることにした。即ち、光源と走査点a、b
との距離Ra、Rbを(1)式によって求め、且つ距離濃
度C−Ra、C−Rbを求め、この距離濃度をcosΩa、co
bに乗算せしめるようにした。これが(4)式の持つ
意味である。 【0032】かくして得た修正値Pijは、ボクセル画像
から得たサーフェース画像の濃度を光源との距離で修正
させた値となる。以上の修正をすべてのBijについて実
行する。この結果の画像データを図6に示す。この画像
データは、磁気ディスクメモリ4に保存されると共に、
リフレッシュメモリ6に送られ、表示に供する。 【0033】(2)、第2の実施例を説明する。 この実施例は、ボクセル画像からサーフェース画像の画
像Bij(正確にはBijではなく後述のCij)に変換する
変換方法を提供する。特に、光源位置に応じた画像表示
を可能とする。この処理装置を図7に示す。 【0034】高速演算回路3Aは、ボクセル画像からサ
ーフェース画像に変換する処理を行う。処理手順を図8
に示す。先ず、CPU1が高速演算回路3の起動を行
う。高速演算回路3Aはこの起動を受けて、先ず、MM
2の原画像を読出す。この原画像とは、ボクセル画像で
あり、図3の如き内容である(但し、nの値が異な
る)。 【0035】次に、光源の位置(x0、y0、z0)を入
力する。この入力はトラックポールによって行う。更
に、x、yを初期化し、スキャン開始点を指定し、右か
ら左へ、上から下へと各点の走査を行う。最終点は、
(xmax ymax)とした。 【0036】各走査点(x、y、z)毎に、サーフェー
ス画像のデータBijを得ることが必要であるが本実施例
ではBijを直接求めることをせずに近似した次式による
ijを使う。 【数7】 Cij=K×|cos(θ1−φ1)×cos(θ2−φ2)|δ ここで、 【数8】 Kは定数 φ=tan-1{(x0−x)/(z0−z)} φ=tan-1{(y0−y)/(z0−z)} θ=tan-1(−△z1/△) θ=tan-1(−△z2/△) 【数9】 z=定数−原画像の走査点(x、y、z)の画素濃度
(数9)でzは、走査点(x、y、z)のz成分であ
り、この成分zは、ボクセル画像の画素濃度から逆算し
たものである。即ち、ボクセル法によれば、その画素濃
度は、 【数10】 原画像の走査点(x、y、z)の画素濃度=定数−z であり、これからzを求めると(数9)となる。(数
8)のz以外の値の算出法を図9、図10を用いて説明
する。ここで、三次元座標系xyzを図9、図10のよ
うにとる。紙面に平行な面がxy軸、紙面に垂直方向が
z軸としている。そして、図10に示すように点
(x0、y0、z0)の位置に光源240があるものとす
る。これによって、三次元画像には点(x0、y0
0)の位置光源240からの光が照射され、この照射
されている様子の修正画像Cijを求めることが、本実施
例の前提条件となる。 【0037】図9は、傾き(角度)θ1、θ2の算出例を
示す。ボクセル画像について、走査点(x、y、z)で
の面素410を先ず求める。この求め方は第1実施例と
同じやり方であり、任意の三点410A、410B、4
10Cを与えてこの三点の画素濃度を結んで得られる三
角形が面素410となる。面素410はxy平面に対し
て任意に傾いているものであって、この面素410のx
y平面に対する傾きを求める。傾きの求め方は種々ある
が、ここでは面素410とx軸との角度θ1、面素41
0とy軸との角度θ2を求める。 【0038】角度θ1は、点410A(濃度値)と点4
10C(濃度値)と点410aとの3点を結ぶ三角形
(これはxz平面そのもの)において、(410a−4
10C)を結ぶ直線と(410A−410C)を結ぶ直
線(交線)との交点の角度であり、 【数11】 θ=tan-1(−Δz1/Δx) となる。ここで、Δz1は(410A−410a)を結
ぶ直線の長さ、Δxは(410a−410C)を結ぶ直
線の長さである。又、点410aは∠(410A−41
0a−410C)=90゜となる如き位置である。 【0039】角度θ2は、点410B(濃度値)と点4
10C(濃度値)と点410bとの3点を結ぶ三角形
(これはxz平面そのもの)において、(410B−4
10C)を結ぶ直線と(410b−410C)を結ぶ直
線(交線)との交点の角度であり、 【数12】 θ=tan-1(−Δz2/Δy) である。ここで、Δz2は(410B−410b)を結
ぶ直線の長さ、Δyは(410C−410b)を結ぶ直
線の長さである。又、点410bは、∠(410B−4
10b−410C)=90゜となる如き位置である。 【0040】図10はφ1、φ2の算出例を示す。この角
度φ1、φ2とは、各走査画素位置毎の、走査画素と光源
との開き角度である。走査点a(x、y、z)を基準に
して光源240を通る図の如き仮想的な立方体(点線)
を考え、走査点aとP1とを結ぶ直線とP2と走査点aを
結ぶ直線と、の間の走査点での角度φ2を算出する。こ
の角度φ2は 【数13】となる。一方、走査点aとP4とを結ぶ直線と、走査点
1とを結ぶ直線との間の走査点aでの傾きφ1を算出す
る。この角度φ1は、 【数14】 となる。 【0041】次に、角度の差分(θ1−φ1)、(θ2
φ2)をとり、これの余弦の積を求めると(数7)のC
ij となる。ここで、差分(θ1−φ1)、(θ2−φ2
のそれぞれは光源位置(x0、y0、z0)における法線
Nの光源位置(x0、y0、z0)に対する開き角であ
る。例えばθ1=φ1、θ2=φ2 は、法線Nの方向が光
源位置に向いている例である。余弦の積をとることは
(θ1−φ1)、(θ2−φ2)が共に更に小さければ積の
形で小さくなるように、更に共に大きければ大きくなる
ようにするためである。 【0042】尚、図9には法線NとN′との2つの例を
示してある。Nに比してN′では光源方向に法線が向い
ている故、Nが暗く、N′が明るくなる。Ω1が光源と
法線Nとの開き角(立体角)、Ω2が光源と法線N′と
の開き角(立体角)となる。但し、本実施例では、
Ω1、Ω2はそれぞれ(θ−φ)で近似したことにしてい
る。かくして、(数7)を得ることで、サーフェース画
像の画素濃度Cij を得 ることができる。図11には濃
度Cijのデータ配列を示す。そしてこの濃度Cijに対し
て、(数5)に従って補正した濃度Pijを求める。この
濃度Pijを表示すれば、サーフェース画像の画素濃度を
求めることができると共に距離感のあるボクセルによる
補正をした画像を得ることができる。 【0043】画像領域をn×nとしたが、n×mの例も
ありうる。高速専用回路の代わりにマイクロプログラム
のもとで作動する論理演算ユニット又はプロセッサ(C
PU)によっても実現できる。更に、光源は、点でも面
でもよい。面の例にあっては、面光源からの距離R
ijは、(数3)ではなく、Rij=zである。即ち、面で
ある故に、ボクセル法での奥行き距離zをそのまま使え
るのである。 【0044】 【発明の効果】本発明によれば、三次元画像を距離感の
ある形態で表示可能になった。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の処理装置の実施例図である。 【図2】本発明の処理手順の実施例図である。 【図3】ボクセル法による画像例図である。 【図4】サーフェース法で求めた画像例図である。 【図5】図4の画像の算出例図である。 【図6】修正したサーフェース法による画像例図であ
る。 【図7】本発明の他の処理装置の実施例図である。 【図8】本発明の他の処理手順の実施例図である。 【図9】角度θ1、θ2の算出例図である。 【図10】角度φ1、φ2の算出例図である。 【図11】修正したサーフェース法による画像例図であ
る。 【図12】三次元画像の説明例図である。 【符号の説明】 1 プロセッサ(CPU) 3 高速演算回路

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【1】 x、y、zの三次元座標系で規定される三次元
    ボクセル画像を格納するメモリと、この三次元ボクセル
    画像の各走査画素に対して、この画素近傍三点の画素濃
    度から成る三角形面素を求め、この三角形面素と三次元
    座標系のxz平面との交線と、x軸とのなす角度θ1
    求め、上記三角形面素とyz平面との交線と、y軸との
    なす角度θ2を求め、走査画素の座標を(x、y、z)
    及び光源の座標を(x0、y0、z0)とした時の走査画
    素と光源との開き角度φ1、φ2とを次式で求め、 【数1】 φ=tan-1{(x0−x)/(z0−z)} φ=tan-1{(y0−y)/(z0−z)} 更にこのθ1、θ2、φ1、φ2とを用いて、そのボクセル
    画素濃度に代わる新濃度Cijを、 【数2】 Cij=K×|cos(θ1φ1)×cos(θ2φ2)|δ (但し、Kは定数、δは画像を得た元の対象物の反射状
    態によって定まる定数)から求める第1の処理手段と、
    各走査画素位置と光源とを結ぶ距離Rijを求め、更に上
    記新濃度Cijを補正した濃度PijをPij=Cij×(C−
    ij)(但し、Cは定数)から算出する第2の処理手段
    と、この補正後の濃度Pijから成る三次元画像を表示す
    る表示手段と、から成る三次元画像の表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS62219076A (ja) * 1986-03-20 1987-09-26 Hitachi Medical Corp 三次元画像表示装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS62219076A (ja) * 1986-03-20 1987-09-26 Hitachi Medical Corp 三次元画像表示装置

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