JP2638562C - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】本発明は、デジタル携帯電話機に接続するファクシミリま
たはデータ通信用外部機器に関し、特にパーソナルコンピュータと接続し常時デ
ジタル携帯電話機の動作状態情報を記憶しパーソナルコンピュータからの情報要
求コマンドに応じてデジタル携帯電話機の動作状態情報をパーソナルコンピュー
タに通知する機能を持つデジタル携帯電話機データ通信用データ変換装置に関す
る。 【従来の技術】図２に、従来のデジタル携帯電話機データ通信用データ変換装置
の構成をブロック図にて示す。 図２を参照して、従来のデジタル携帯電話機データ通信用データ変換装置（単
に「データ通信用データ変換装置」と略記する）２１は、デジタル携帯電話機１
の外部機器用のコネクタに接続され、デジタル携帯電話機１が電波を受信しさら
に復調し無線通信用物理チャネルより抽出した情報チャネルのデジタル信号を受
け、第１の変換回路（「情報チャネル信号→通信用データ変換回路」という）１
４にてパーソナルコンピュータ１２のデータ通信用デジタルデータに変換を行う
。 また、従来のデータ通信用データ変換装置２１は、パーソナルコンピュータ１
２より通信用デジタルデータを受け、第２の変換回路（「情報チャネル信号←通
信用データ変換回路」という）１５にてデジタル携帯電話機１の情報チャネル用
デジタル信号に変換しデジタル携帯電話機１に送出する。 デジタル携帯電話機１は、データ通信用データ変換装置２１より情報チャネル
用のデジタルデータを受け、無線通信用物理チャネルに情報チャネルデータを埋
め込み、さらに無線通信用物理チャネルデータをデジタル変調し、自局に割り当
てられたタイムスロットに同期させ電波として送信する。 データ通信用データ変換装置２１のコマンド解析部２０は、パーソナルコンピ
ュータ１２のデータ通信用のインタフェースよりコマンドを受け、コマンドの意
味を解析し、制御回路１７に有効コマンドの情報を通知する。 受信したコマンドがダイヤルコマンドである時、制御回路１７は電話機制御部
１８を介してデジタル携帯電話機１に対して発信電話番号と発呼の指示を出し、
呼が繋がったら通信相手との間でネゴシエーションを行い、成功したら情報チャ
ネル信号→通信用データ変換回路１４と情報チャネル信号←通信用データ変換回
路１５を活性化させ、さらに上りデータ切り替えスイッチ１９を情報チャネル信
号←通信用データ変換回路１５側に、下りデータ切り替えスイッチ１６を情報チ
ャネル信号→通信用データ変換回路１４側に切り替え、パーソナルコンピュータ
１２と通信データの送受信を開始する。 データ通信用データ変換装置２１は、デジタル携帯電話機１が着信した時、パ
ーソナルコンピュータ１２のデータ通信のインタフェースに対し、着信が有った
ことを知らせるデータを送り、もしパーソナルコンピュータ１２からオフフック
のコマンドが返ってきた場合には、デジタル携帯電話機１に対してオフフックの
指示を出す。 データ通信用データ変換装置２１は、情報チャネルの変換機能に関して、デー
タ通信用の変換機能を持つ装置や、ファクシミリ用のデータの変換機能を持つ装
置や、またデータ送信とファクシミリの両方の変換機能を備えた装置がある。 【発明が解決しようとする課題】前記従来のデジタル携帯電話機データ通信用デ
ータ変換装置２１は、デジタル携帯電話機１に対して発信や着信の制御機能しか
有していないため、パーソナルコンピュータ１２側からデジタル携帯電話機１の
状態、例えば電波の強さを表す電界強度やデジタル携帯電話機１が使用可能なエ
リアにいるかどうかを示す圏外／圏内等を確認することができなかった。 すなわち、デジタル携帯電話機１と従来のデジタル携帯電話機データ通信用デ
ータ変換装置２１とパーソナルコンピュータ１２を接続し、データ通信又はアナ
ログ通信を行おうとした操作者は、通信を開始する前にデジタル携帯電話機１の
電源電圧に問題が無いか、またデジタル携帯電話機１が使用可能なエリアにいる
か、電界強度は通信可能なレベルにあるかをデジタル携帯電話機１の表示器で確
認した後に、パーソナルコンピュータ１２の画面を見てパーソナルコンピュータ
のファクシミリ通信ソフトウェアまたはデータ通信ソフトウェアを操作作動させ
て通信を開始することが必要とされた。 しかも、通信に入ってからもデジタル携帯電話機１の状態は刻々と変化する可
能性があるため、操作者はパーソナルコンピュータ１２の画面で通信ソフトウェ
アの操作を行うと同時に度々デジタル携帯電話機１の表示器の確認も行うことが
必要とされ、作業が煩雑となり、操作者が通信ソフトウェアの操作に集中できな
いという間題があった。 また、データを自動的に送信するファクシミリ通信ソフトウェアやデータ通信
ソフトウェアにおいてデジタル携帯電話機１の状態が確認できないため、デジタ
ル携帯電話機１が使用不可能なエリアにいる場合でも発信指示を繰り返し出して
しまうという問題があった。 あるいは、デジタル携帯電話機１をバッテリ駆動で用いた際にバッテリが切れ
かけているのに発信指示を繰り返し出してしまうという可能性もある。 従って、本発明は上記問題点を解消し、デジタル携帯電話機の状態を監視記憶
することにより、パーソナルコンピュータからの問い合わせに対し、状態情報を
通知する機能を具備し、誤操作を回避し操作性を特段に向上したデジタル携帯電
話機データ通信用データ変換装置を提供することを目的とする。 【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため、本発明は、デジタル型
電話機より出力される情報チャネル信号をコンピュータを含む装置にて利用可能
な通信用データに変換する第１のデータ変換回路と、前記装置より出力される通
信用データを前記デジタル型電話機にて通信可能な情報チャネル信号に変換する
第２のデータ変換回路と、を含み前記デジタル型電話機と前記装置とのデータ通 信を行なうためのデータ変換装置において、前記デジタル型電話機の電源電圧の
情報または圏内／圏外情報からなる状態情報を監視し、該状態情報を予め定めた
種別に従い所定の記憶領域に保持し、前記コンピュータから前記デジタル型電話
機状態情報の問い合わせコマンドを入力した際に前記記憶領域を検索して前記状
態情報を前記コンピュータに通知するように構成されたことを特徴とするデジタ
ル型電話機のデータ通信用データ変換装置を提供する。 本発明においては、好ましくは、前記デジタル型電話機の状態情報を予め定め
た周期で定期的に監視し、前記記憶領域に格納された状態情報を更新するように
構成されたことを特徴とする。 本発明は、好ましい態様として、デジタル携帯電話機より出力される情報チャ
ネル信号をパーソナルコンピュータにて利用可能な通信用データに変換する第１
のデータ変換回路と、前記パーソナルコンピュータより出力される通信用データ
を前記デジタル携帯電話機にて通信可能な情報チャネル信号に変換する第２のデ
ータ変換回路と、を含むデジタル携帯電話機データ通信用データ変換装置におい
て、前記デジタル携帯電話機の電源電圧の情報または圏内／圏外情報からなる状
態情報を取得するデータモニタ手段と、前記データモニタ手段にて取得した情報
の意味を解析する意味解析手段と、前記デジタル携帯電話機の状態情報を記憶す
る電話機状態記憶手段と、前記パーソナルコンピュータからの前記デジタル携帯
電話機の状態情報の問い合わせコマンドを識別するコマンド解析手段と、状態情
報の問い合わせに応じて前記電話機状態記憶手段より状態情報を取り出し前記パ
ーソナルコンピュータへ状態情報を送るように制御する制御手段と、を備えたこ
とを特徴とするデジタル携帯電話機データ通信用データ変換装置を提供する。 また、本発明においては、好ましくは、前記データモニタ手段が、前記デジタ
ル携帯電話機の状態情報を定期的に取得し、前記電話機状態記憶手段に最新の状
態情報が格納されるように制御されることを特徴とする。 【作用】本発明によれば、デジタル携帯電話機データ通信用データ変換装置にデ
ジタル携帯電話機の状態を監視し、状態情報を記憶し、パーソナルコンピュータ
からの間い合わせに対し状態情報をパーソナルコンピュータへ通知する手段を備 えたことにより、パーソナルコンピュータ上にてデジタル携帯電話機の動作状態
を常に把握することができる。また、パーソナルコンピュータ上でデジタル携帯
電話機の状態情報を画面に表示させることにより、操作者はデジタル携帯電話機
の状態情報をデジタル携帯電話機の表示器で確認する必要が無くなり、通信ソフ
トウェアの操作に専念することを可能とし、操作性を向上している。 【実施例】図面を参照して、本発明の実施例を以下に説明する。図１は本発明の
一実施例に係るデジタル携帯電話機データ通信用データ変換装置の構成を示すブ
ロック図である。 デジタル携帯電話機データ通信用データ変換装置（単に「データ通信用データ
変換装置」と略記する）１３は、データ通信またはファクシミリ通信をデジタル
携帯電話機１の回線を用いて行うためのデータ変換装置である。 デジタル携帯電話機１は、好ましくは時分割多元接続すなわちＴＤＭＡ（Time
Division Multiple Access）方式のデジタル式移動無線電話装置から構成される
。なお、本実施例ではデジタル携帯電話機１を用いて説明するが、本実施例はデ
ジタル自動車電話機等にも適用出来ることは勿論である。 デジタル携帯電話機１とデータ通信用データ変換装置１３とは、情報チャネル
（上り）信号線２３と情報チャネル（下り）信号線２２と電話機状態信号（上り
）２５と電話機状態信号（下り）２４と不図示の接地線とで接続される。 情報チャネル（上り）信号線２３は、外部機器（パーソナルコンピュータ１２
等）からデジタル携帯電話機１に信号を伝えるための信号線である。デジタル携
帯電話機１は、データ通信用データ変換装置１３より情報チャネル用のデジタル
データを受け、無線通信用物理チャネルに情報チャネルデータを埋め込み、さら
に無線通信用物理チャネルデータをデジタル変調し、自局に割り当てられたタイ
ムスロットに同期させ電波として送信する。 情報チャネル（下り）信号線２２は、デジタル携帯電話機１から外部機器へ信
号を伝えるための信号線である。デジタル携帯電話機１は、選択した電波を受信
し、さらに復調し、復調した無線通信用物理チャネルから情報チャネルデータを
切り出し情報チャネル（下り）信号線２２に出力する。 電話機状態信号（下り）２４は、デジタル携帯電話機１から外部機器へ信号を
伝えるための信号（信号線）である。デジタル携帯電話機１は、デジタル携帯電
話機１の状態を示した情報、例えば着信情報、発信時相手と繋がったことを示す
情報、電波の強さを示す電界強度の情報、デジタル携帯電話機が使用可能なエリ
アにいるか否かを示す圏外／圏内の情報、デジタル携帯電話機の電源電圧の情報
等を電話機状態信号（下り）２４へ出力する。 電話機状態信号（上り）２５は、外部機器からデジタル携帯電話機１に信号を
伝えるための信号（信号線）である。デジタル携帯電話機１は、電話機状態信号
（上り）２５より例えば発信電話番号、発信指示、オンフック指示、オフフック
指示等の指示情報を外部機器より受けその指示に従った動作を行う。 パーソナルコンピュータ１２とデータ通信用データ変換装置１３とは、通信デ
ータ信号線（下り／上り）２６、２７にて接続される。 通信データ信号線（下り／上り）２６、２７は、例えばＲＳ−２３２Ｃ規格の
シリアルデータ通信路が用いられるが、データ通信用データ変換装置１３側をＰ
ＣＭＣＩＡ（Personal Computer Memory Card Internatlonal Assosiation；Ｐ
Ｃメモリカード国際協会）のＰＣカード（Ｉ／Ｏカード）のインタフェースに変
更し、パーソナルコンピュータ１２側をＰＣＭＣＩＡのＰＣカードスロットのイ
ンタフェースに変更して両装置を接続することも可能である。 図１を参照して、本実施例に係るデータ通信用データ変換装置１３は、図２の
前記従来例に、デジタル携帯電話機１の状態情報を取得するデータモニタ回路４
と、取得した情報の意味を解析する意味解析部５と、デジタル携帯電話機１の状
態情報を記憶する電話機状態記憶部８と、パーソナルコンピュータ１２からのデ
ジタル携帯電話機１の状態情報の問い合わせコマンドを識別するコマンド解析部
１１と、が追加され、制御回路６は情報間い合わせに応じて電話機状態記憶回路
８より情報を取り出しパーソナルコンピュータ１２へ状態情報を送信する等これ
らの回路群を適宜制御するように構成されている。 次に、本実施例に係るデータ通信用データ変換装置１３の動作について説明を
する。 データ通信用データ変換装置１３は、デジタル携帯電話機１とパーソナルコン
ピュータ１２に接続され電源が入れられると、制御回路６により装置のリセット
すなわち電話機状態記憶部８の記憶情報を初期化すると共に、下りデータ切り替
えスイッチ７を制御回路６側に切り替え、上りデータ切り替えスイッチ９をコマ
ンド解析部１１側に切り替える。 データモニタ４は、電話機状態信号（下り）２４を入力して常に監視し、デジ
タル携帯電話機１より来る有効情報を取り出す。データモニタ４は、有効情報を
検出したら意味解析部５を活性化してその情報を渡す。 意味解析部５は、データモニタ４からの情報を入力した場合、該情報の意味を
解析し、発着信の情報であったら制御回路６にその内容を通知する。また、意味
解析部５は、データモニタ４より渡された情報が、電界強度の情報、圏外／圏内
情報、デジタル携帯電話機の電源電圧情報である場合、情報の解析及び分解後の
データを電話機状態記憶部８内において情報の種別毎に定められた所定の格納領
域に格納する。 電話機状態記憶部８は、意味解析部５から受け取った情報を情報種類毎に予め
定められた格納領域に格納して記憶する。デジタル携帯電話機１がデータ通信用
データ変換装置１３に接続されている限り、データモニタ４と意味解析部５を介
して電話機状態記憶部８にはデジタル携帯電話機１の最新の状態情報が記憶保持
される。 コマンド解析部１１は、パーソナルコンピュータ１２からの通信データ信号線
（上り）２７を常に監視し、通信データ信号線（上り）２７を通じて有効コマン
ド情報を送ってきていないかどうかを調べる。もし有効コマンド情報を検出した
ら、コマンド種別とコマンドのパラメータを解析し、解析結果を制御回路６に通
知する。 制御回路６は、コマンド解析部１１よりコマンド種別とコマンドのパラメータ
を受けるとコマンドの内容に従いデータ通信用データ変換装置１３の各ブロック
を制御する。 電話機制御部１０は、制御回路６より指示を受け、デジタル携帯電話機１の動 作を制御するための情報を電話機状態信号（上り）２５に出力する。 情報チャネル信号→通信用データ変換回路２は、デジタル携帯電話機１より情
報チャネルのデータを受け、パーソナルコンピュータ向けのデータ通信用（また
はファクシミリ通信用）デジタルデータに変換する。 情報チャネル信号←通信用データ変換回路３は、パーソナルコンピュータ１２
よりデータ通信用（またはファクシミリ通信用）デジタルデータを受け、デジタ
ル携帯電話機１向け情報チャネルのデータにフォーマット変換し、情報チャネル
（上り）２３によりデジタル携帯電話機１へ情報チャネルデータを送信する。 下りデータ切り替えスイッチ７は、パーソナルコンピュータ１２へ向かう通信
データ信号線（下り）２６に対し情報チャネル信号→通信用データ変換回路２か
らのデータを送るか、制御回路６からのデータを送るかを切り替えるためのスイ
ッチであり、スイッチの切替えは制御回路６から指示される。 上りデータ切り替えスイッチ９は、通信データ信号線（上り）２７を介してパ
ーソナルコンピュータ１２から供給されるデータを情報チャネル信号←通信用デ
ータ変換回路３へ送るか、送らないかを切り替えるスイッチであり、スイッチの
切替えは制御回路６から指示される。なお、通信データ信号線（上り）２７のデ
ータは、常にコマンド解析部１１に供給される。 次に、デジタル携帯電話機１とパーソナルコンピュータ１２とをデータ通信用
データ変換装置１３にて接続した場合の動作シーケンスについて説明する。 パーソナルコンピュータ１２上にて動作しているデータ通信用ソフトウェアが
、データを送信するため、今まさに通信を開始する状態にあるものとする。 この場合、データ通信用ソフトウェアは、データ通信用データ変換装置１３を
使用したデータ通信（またはＦＡＸ通信）が現在利用可能であるか否かを確認す
るため、通信データ信号線（上り）２７を通じてデジタル携帯電話機１の状態を
問い合わせるコマンドを発行する。 すると、コマンド解析部１１が状態問い合わせコマンドを検出し、制御回路６
に問い合わせが来たことと問い合わせ情報の種別を伝達する。 制御回路６はコマンド解析部１１から問い合わせの内容を入力し、電話機状態 記憶部８より該当情報を取り出す。 さらに制御回路６は、通信データ信号線（下り）２６を介してパーソナルコン
ピュータ１２へ該当情報を送出する。 パーソナルコンピュータ１２上のデータ通信用ソフトウェアは、データ信号線
（下り）２６を通じて取得したデジタル携帯電話機１の状態情報をパーソナルコ
ンピュータ１２の画面上に表示させる。このため、操作者がデジタル携帯電話機
１の状態情報をデジタル携帯電話機１の表示器で確認することは不要とされる。 また、パーソナルコンピュータ１２上で通信ソフトウェアが自動的に通信を行
おうとした時も、予めデジタル携帯電話機１の状態を問い合わせるコマンドを発
行し、その結果によって通信を行えるか否かを判断する。 仮に通信ソフトウェアが今現在通信できないと判断しても、定期的に状態問い
合わせコマンドを発行して、通信が可能と判断できる条件が整った時点で、発呼
コマンドを発行し通信を行う。 以上、本発明を上記実施例に即して説明したが、本発明は上記態様にのみ限定
されず、本発明の原理に準ずる各種態様を含むことは勿論である。 【発明の効果】以上説明したように、本発明は、デジタル携帯電話機データ通信
用データ変換装置にデジタル携帯電話機の状態を監視し、状態情報を記憶し、パ
ーソナルコンピュータからの問い合わせに対し状態情報をパーソナルコンピュー
タへ通知する手段を備えたことにより、パーソナルコンピュータ上にてデジタル
携帯電話機の動作状態を常に把握することができるという効果を有する。 また、本発明は、パーソナルコンピュータ上でデジタル携帯電話機の状態情報
を画面に表示させることにより、操作者はデジタル携帯電話機の状態情報をデジ
タル携帯電話機の表示器で確認する必要が無くなり、通信ソフトウェアの操作に
専念することを可能とし、操作性を特段に向上するという効果を有する。 特に本発明によれば、デジタル携帯電話機の状態情報が定期的に監視され電話
機状態記憶部にはデジタル携帯電話機の最新の状態情報が記憶保持され、誤操作
等を確実に回避することができる。

【図面の簡単な説明】 【図１】本発明の一実施例の構成を示すブロック図である。 【図２】従来例の構成を示すブロック図である。 【符号の説明】 １ デジタル携帯電話機 ２ 情報チャネル信号→通信用データ変換回路 ３ 情報チャネル信号←通信用データ変換回路 ４ データモニタ回路 ５ 意味解析部 ６ 制御回路 ７ 下りデータ切り替えスイッチ ８ 電話機状態記憶部 ９ 上りデータ切り替えスイッチ １０ 電話機制御部 １１ コマンド解析部 １２ パーソナルコンピュータ １３ デジタル携帯電話機データ通信用データ変換装置 １４ 情報チャネル信号→通信用データ変換回路 １５ 情報チャネル信号←通信用データ変換回路 １６ 下りデータ切り替えスイッチ １７ 制御回路 １８ 電話機制御部 １９ 上りデータ切り替えスイッチ ２０ コマンド解析部 ２１ 従来のデジタル携帯電話機データ通信用データ変換装置 ２２ 情報チャネル（下り）信号線 ２３ 情報チャネル（上り）信号線 ２４ 電話機状態信号（下り） ２５ 電話機状態信号（上り） ２６ 通信データ信号線（下り） ２７ 通信データ信号線（上り）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 【請求項１】 デジタル型電話機より出力される情報チャネル信号をコンピュー
   タを含む装置にて利用可能な通信用データに変換する第１のデータ変換回路と、 前記装置より出力される通信用データを前記デジタル型電話機にて通信可能な
   情報チャネル信号に変換する第２のデータ変換回路と、 を含み前記デジタル型電話機と前記装置とのデータ通信を行なうためのデータ変
   換装置において、 前記デジタル型電話機の電源電圧の情報または圏内／圏外情報からなる状態情
   報を監視し、該状態情報を予め定めた種別に従い所定の記憶領域に保持し、 前記コンピュータから前記デジタル型電話機状態情報の問い合わせコマンドを
   入力した際に前記記憶領域を検索して前記状態情報を前記コンピュータに通知す
   るように構成されたことを特徴とするデジタル型電話機のデータ通信用データ変
   換装置。 【請求項２】 前記デジタル型電話機の状態情報を予め定めた周期で定期的に監
   視し、前記記憶領域に格納された状態情報を更新するように構成されたことを特
   徴とする請求項１記載のデジタル型電話機のデータ通信用データ変換装置。 【請求項３】 デジタル携帯電話機より出力される情報チャネル信号をパーソナ
   ルコンピュータにて利用可能な通信用データに変換する第１のデータ変換回路と
   、 前記パーソナルコンピュータより出力される通信用データを前記デジタル携帯
   電話機にて通信可能な情報チャネル信号に変換する第２のデータ変換回路と、 を含むデジタル携帯電話機データ通信用データ変換装置において、 前記デジタル携帯電話機の電源電圧の情報または圏内／圏外情報からなる状態
   情報を取得するデータモニタ手段と、 前記データモニタ手段にて取得した情報の意味を解析する意味解析手段と、 前記デジタル携帯電話機の状態情報を記憶する電話機状態記憶手段と、 前記パーソナルコンピュータから前記デジタル携帯電話機の状態情報の問い合
   わせコマンドを識別するコマンド解析手段と、 状態情報の問い合わせに応じて前記電話機状態記憶手段より状態情報を取り出
   し前記パーソナルコンピュータへ状態情報を送るように制御する制御手段と、 を備えたことを特徴とするデジタル携帯電話機データ通信用データ変換装置。 【請求項４】前記データモニタ手段が、前記デジタル携帯電話機の状態情報を定
   期的に取得し、前記電話機状態記憶手段に最新の状態情報が格納されるように制
   御されることを特徴とする請求項３記載のデジタル携帯電話機データ通信用デー
   タ変換装置。