JP2636884B2 - 充電装置 - Google Patents
充電装置Info
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- JP2636884B2 JP2636884B2 JP11753588A JP11753588A JP2636884B2 JP 2636884 B2 JP2636884 B2 JP 2636884B2 JP 11753588 A JP11753588 A JP 11753588A JP 11753588 A JP11753588 A JP 11753588A JP 2636884 B2 JP2636884 B2 JP 2636884B2
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- battery
- charging
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、電動工具などに用いられる電池パックを充
電する充電装置に関するものである。
電する充電装置に関するものである。
[従来の技術] 一般に、電動工具などを用いられる電池パック3は、
第4図に示すように、ドリルのような電動工具10の握り
部に設けられた電池収納部11に着脱自在に装着されるよ
うになっており、充電用電池(例えば、NiCd電池)を内
蔵した電池パック3を充電する充電装置は、第5図およ
び第6図に示すように、充電回路1が収納された本体ケ
ース2に電池パック3が挿入される電池パック挿入部4
を設けていた。ここに、電池パック3は、充電用電池B
と充電用電池Bの充電状態を検出するセンサSとで構成
されており、充電回路1は、商用電源ACを降圧する降圧
トランスTと、整流用ダイオードD1,D2と、充電電流を
制御する制御用トランジスタQと、センサS出力に基い
て制御用トランジスタQを制御する充電制御信号を発生
する制御回路COとで形成されている。図中、5a〜5c、5a
´〜5c´は接続端子である。なお、充電制御方式が電圧
検知方式の場合には、センサSは電池電圧の温度補償用
ダイオードあるいはサーミスタであり、温度制御方式の
場合には、センサSはサーモスタットであり、いずれの
場合にも、充電用電池Bの温度を検出するものであり、
充電用電池Bに密着して配置されている。
第4図に示すように、ドリルのような電動工具10の握り
部に設けられた電池収納部11に着脱自在に装着されるよ
うになっており、充電用電池(例えば、NiCd電池)を内
蔵した電池パック3を充電する充電装置は、第5図およ
び第6図に示すように、充電回路1が収納された本体ケ
ース2に電池パック3が挿入される電池パック挿入部4
を設けていた。ここに、電池パック3は、充電用電池B
と充電用電池Bの充電状態を検出するセンサSとで構成
されており、充電回路1は、商用電源ACを降圧する降圧
トランスTと、整流用ダイオードD1,D2と、充電電流を
制御する制御用トランジスタQと、センサS出力に基い
て制御用トランジスタQを制御する充電制御信号を発生
する制御回路COとで形成されている。図中、5a〜5c、5a
´〜5c´は接続端子である。なお、充電制御方式が電圧
検知方式の場合には、センサSは電池電圧の温度補償用
ダイオードあるいはサーミスタであり、温度制御方式の
場合には、センサSはサーモスタットであり、いずれの
場合にも、充電用電池Bの温度を検出するものであり、
充電用電池Bに密着して配置されている。
[発明が解決しようとする課題] ところで、上述の充電装置にて急速充電(例えば、1
時間充電)を行なうようにした場合、センサS、制御回
路CO、制御用トランジスタQなどの充電制御系に故障が
発生すると、充電電流を制限するものがなくなって充電
完了後も充電電流が流れ続け、充電用電池Bが過充電状
態になって水素ガスが発生するとともに、充電用電池B
の温度が異常上昇し、特に、充電用電池Bを密集して内
蔵している電池パック3においては、熱放散が悪くなっ
ているので、内部温度が急激に上昇し易くなっている。
しかしながら、上述の従来例にあっては、電池パック挿
入部4の形状を電池パック3の形状と一致させていたの
で、電池パック挿入部4の内壁に電池パック3の外周が
密着して通気性が殆どなくなり、熱放散特性がより悪く
なって電池パック3の温度上昇が大きくなって電池寿命
を極端に低下させるという問題があった。また、本体ケ
ース2を合成樹脂にて形成している場合には、大幅な温
度上昇によって本体ケース2が変形する場合があるとい
う問題があった。
時間充電)を行なうようにした場合、センサS、制御回
路CO、制御用トランジスタQなどの充電制御系に故障が
発生すると、充電電流を制限するものがなくなって充電
完了後も充電電流が流れ続け、充電用電池Bが過充電状
態になって水素ガスが発生するとともに、充電用電池B
の温度が異常上昇し、特に、充電用電池Bを密集して内
蔵している電池パック3においては、熱放散が悪くなっ
ているので、内部温度が急激に上昇し易くなっている。
しかしながら、上述の従来例にあっては、電池パック挿
入部4の形状を電池パック3の形状と一致させていたの
で、電池パック挿入部4の内壁に電池パック3の外周が
密着して通気性が殆どなくなり、熱放散特性がより悪く
なって電池パック3の温度上昇が大きくなって電池寿命
を極端に低下させるという問題があった。また、本体ケ
ース2を合成樹脂にて形成している場合には、大幅な温
度上昇によって本体ケース2が変形する場合があるとい
う問題があった。
本発明は上記の点に鑑みて為されたものであり、その
目的とするところは、充電中の電池パックの温度上昇を
抑制して電池寿命の低下を防止することができ、しか
も、充電制御系に故障が発生した場合における電池パッ
クの急激な温度上昇を回避して急激な寿命低下を防止す
ることができる充電装置を提供することにある。
目的とするところは、充電中の電池パックの温度上昇を
抑制して電池寿命の低下を防止することができ、しか
も、充電制御系に故障が発生した場合における電池パッ
クの急激な温度上昇を回避して急激な寿命低下を防止す
ることができる充電装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 請求項1の発明の充電装置は、充電回路が収納された
本体ケースに充電用電池を内蔵した電池パックが挿入さ
れ電池パック挿入部を設けて成る充電装置において、電
池パックを電池パック挿入部内で位置決め保持する保持
部材を電池パック挿入部に設けて、電池パック挿入部内
壁の電池パック外周との間に通気路を形成したものであ
る。
本体ケースに充電用電池を内蔵した電池パックが挿入さ
れ電池パック挿入部を設けて成る充電装置において、電
池パックを電池パック挿入部内で位置決め保持する保持
部材を電池パック挿入部に設けて、電池パック挿入部内
壁の電池パック外周との間に通気路を形成したものであ
る。
また請求項2の発明は、請求項1の発明において、本
体ケースの電池挿入部に対応する部分に通気孔を設けた
ものである。
体ケースの電池挿入部に対応する部分に通気孔を設けた
ものである。
[作用] 請求項1の発明は上述のように構成されており、本体
ケースの電池パック挿入部に電池パックを装着して充電
を行うようにした充電装置において、電池パックを電池
パック挿入部内で位置決め保持する保持部材を電池パッ
ク挿入部に設けて、電池パック挿入部内壁の電池パック
外周との間に通気路を形成したので、充電中の電池パッ
クの温度上昇を抑制して電池寿命の低下を防止すること
ができ、しかも、充電制御系に故障が発生した場合にお
ける電池パックの急激な温度上昇を回避して急激な寿命
低下を防止することができるようになっている。
ケースの電池パック挿入部に電池パックを装着して充電
を行うようにした充電装置において、電池パックを電池
パック挿入部内で位置決め保持する保持部材を電池パッ
ク挿入部に設けて、電池パック挿入部内壁の電池パック
外周との間に通気路を形成したので、充電中の電池パッ
クの温度上昇を抑制して電池寿命の低下を防止すること
ができ、しかも、充電制御系に故障が発生した場合にお
ける電池パックの急激な温度上昇を回避して急激な寿命
低下を防止することができるようになっている。
特に、請求項2の発明によれば、請求項1の発明にお
いて、本体ケースの電池挿入部に対応する部分に通気孔
を設けたので、電池パックの急激な温度上昇の回避に対
してより有効となる。
いて、本体ケースの電池挿入部に対応する部分に通気孔
を設けたので、電池パックの急激な温度上昇の回避に対
してより有効となる。
[実施例] 第1図および第2図は本発明一実施例を示すもので、
充電回路1が収納された本体ケース2に充電用電池Bを
内蔵した電池パック3が挿入される電池パック挿入部4
を設けて成る従来例と同様の充電装置において、上記電
池パック挿入部4を電池パックよりも大きくして電池パ
ック挿入部4内壁と電池パック3外周との間に通気路を
形成し、本体ケース2の電池パック挿入部4に対応する
部分に通気孔7a,7bを設けたものである。実施例にあっ
ては、本体ケース2は、ボデイ2aとカバー2bとで形成さ
れており、カバー2bに形成された電池パック挿入部4内
には、電池パック3の挿入位置を電池パック挿入部4の
中央に位置決めして通気孔7aが閉塞されないようにする
ための位置決めリブ6が突設されている。
充電回路1が収納された本体ケース2に充電用電池Bを
内蔵した電池パック3が挿入される電池パック挿入部4
を設けて成る従来例と同様の充電装置において、上記電
池パック挿入部4を電池パックよりも大きくして電池パ
ック挿入部4内壁と電池パック3外周との間に通気路を
形成し、本体ケース2の電池パック挿入部4に対応する
部分に通気孔7a,7bを設けたものである。実施例にあっ
ては、本体ケース2は、ボデイ2aとカバー2bとで形成さ
れており、カバー2bに形成された電池パック挿入部4内
には、電池パック3の挿入位置を電池パック挿入部4の
中央に位置決めして通気孔7aが閉塞されないようにする
ための位置決めリブ6が突設されている。
以下、実施例の動作について説明する。いま、電池パ
ック挿入部4に装着される電池パック3の周囲には通気
路が形成されるとともに、本体ケース2には、通気孔7
a,7bが形成されているので、充電中の電池パック3に温
度上昇が生じた場合において、第1図に矢印で示すよう
な空気の流れができ、充電中の電池パック3の温度上昇
を抑制して電池寿命の低下を防止することができるよう
になっている。また、充電制御系に故障が発生した場合
における電池パック3の急激な温度上昇も回避すること
ができ、電池寿命の急激な低下を防止することができる
ことになる。
ック挿入部4に装着される電池パック3の周囲には通気
路が形成されるとともに、本体ケース2には、通気孔7
a,7bが形成されているので、充電中の電池パック3に温
度上昇が生じた場合において、第1図に矢印で示すよう
な空気の流れができ、充電中の電池パック3の温度上昇
を抑制して電池寿命の低下を防止することができるよう
になっている。また、充電制御系に故障が発生した場合
における電池パック3の急激な温度上昇も回避すること
ができ、電池寿命の急激な低下を防止することができる
ことになる。
第3図は他の実施例を示すもので、通気孔7a,7bの間
に電動ファンを設け、充電中の電池パック3を強制空冷
によって冷却するようにしたものである。
に電動ファンを設け、充電中の電池パック3を強制空冷
によって冷却するようにしたものである。
[発明の効果] 本発明は上述のように構成されており、本体ケースの
電池パック挿入部に電池パックを装着して充電を行うよ
うにした充電装置において、電池パックを電池パック挿
入部内で位置決め保持する保持部材を電池パック挿入部
に設けて、電池パック挿入部内壁と電池パック外周との
間に通気路を形成したので、充電中の電池パックの温度
上昇を抑制して電池寿命の低下を防止することができ、
しかも、充電制御系に故障が発生した場合における電池
パックの急激な温度上昇を回避して急激な寿命低下を防
止することができるという効果がある。
電池パック挿入部に電池パックを装着して充電を行うよ
うにした充電装置において、電池パックを電池パック挿
入部内で位置決め保持する保持部材を電池パック挿入部
に設けて、電池パック挿入部内壁と電池パック外周との
間に通気路を形成したので、充電中の電池パックの温度
上昇を抑制して電池寿命の低下を防止することができ、
しかも、充電制御系に故障が発生した場合における電池
パックの急激な温度上昇を回避して急激な寿命低下を防
止することができるという効果がある。
特に請求項2の発明は、請求項1の発明において、本
体ケースの電池挿入部に対応する部分に通気孔を設けた
ので、電池パックの急激な温度上昇の回避に対してより
有効となるという効果がある。
体ケースの電池挿入部に対応する部分に通気孔を設けた
ので、電池パックの急激な温度上昇の回避に対してより
有効となるという効果がある。
第1図は本発明一実施例の断面図、第2図は同上の要部
斜視図、第3図は他の実施例の要部断面図、第4図は電
池パックを使用した電動工具の一部切欠側面図、第5図
は従来例の斜視図、第6図は同上の回路図である。 1は充電回路、2は本体ケース、3は電池パック、4は
電池パック挿入部、7a,7bは通気孔である。
斜視図、第3図は他の実施例の要部断面図、第4図は電
池パックを使用した電動工具の一部切欠側面図、第5図
は従来例の斜視図、第6図は同上の回路図である。 1は充電回路、2は本体ケース、3は電池パック、4は
電池パック挿入部、7a,7bは通気孔である。
Claims (2)
- 【請求項1】充電回路が収納された本体ケースに充電用
電池を内蔵した電池パックが挿入される電池パック挿入
部を設けて成る充電装置において、電池パックを電池パ
ック挿入部内で位置決め保持する保持部材を電池パック
挿入部に設けて、電池パック挿入部内壁と電池パック外
周との間に通気路を形成したことを特徴とする充電装
置。 - 【請求項2】本体ケースの電池挿入部に対応する部分に
通気孔を設けたことを特徴とする請求項1記載の充電装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11753588A JP2636884B2 (ja) | 1988-05-14 | 1988-05-14 | 充電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11753588A JP2636884B2 (ja) | 1988-05-14 | 1988-05-14 | 充電装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01291638A JPH01291638A (ja) | 1989-11-24 |
JP2636884B2 true JP2636884B2 (ja) | 1997-07-30 |
Family
ID=14714200
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11753588A Expired - Lifetime JP2636884B2 (ja) | 1988-05-14 | 1988-05-14 | 充電装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2636884B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3430877B2 (ja) * | 1997-09-16 | 2003-07-28 | 松下電器産業株式会社 | 端末装置および給電装置 |
JP4314641B2 (ja) * | 1997-11-25 | 2009-08-19 | パナソニック電工株式会社 | 充電装置 |
JP4569898B2 (ja) * | 2004-11-18 | 2010-10-27 | Necカシオモバイルコミュニケーションズ株式会社 | クレードル装置 |
JP6195107B2 (ja) | 2013-07-12 | 2017-09-13 | 日立工機株式会社 | 充電装置 |
-
1988
- 1988-05-14 JP JP11753588A patent/JP2636884B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01291638A (ja) | 1989-11-24 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 11 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080425 |
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