JP2636810B2 - マルチチップモジュール - Google Patents

マルチチップモジュール

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JP2636810B2
JP2636810B2 JP16642095A JP16642095A JP2636810B2 JP 2636810 B2 JP2636810 B2 JP 2636810B2 JP 16642095 A JP16642095 A JP 16642095A JP 16642095 A JP16642095 A JP 16642095A JP 2636810 B2 JP2636810 B2 JP 2636810B2
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wiring board
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semiconductor
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道則 小木曽
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/0001Technical content checked by a classifier
    • H01L2924/0002Not covered by any one of groups H01L24/00, H01L24/00 and H01L2224/00

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  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマルチチップモジュール
の構造に関し、特に強制空冷下で半導体を冷却するマル
チチップモジュールの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のマルチチップモジュール
の構造は、例えば特開昭62−257796号公報に示
されるような構造である。
【0003】図3は従来のマルチチップモジュールの実
装構造の一例を示す断面図である。配線基板1上には半
導体2が搭載されており、半導体2上にはそれぞれ放熱
フィン5が搭載されており、半導体2と放熱フィン5と
は互いに熱的に接続されている。このような実装構造に
おいて、発熱量の大きい半導体2を冷却する方法とし
て、冷却ファン等(図示せず)を用いて風6を配線基板
1と平行に送ることで放熱フィン5の冷却効率をあげ、
半導体2の温度上昇を抑える方法が知られている。この
ような従来の冷却方法では、風上側の半導体2で発生し
た熱が、半導体2上の放熱フィン5を伝導して空気中の
放熱され、暖められた風6が風上から風下に送られるた
め、風下側の放熱フィン5の周辺の温度が上昇し、風下
の半導体2に搭載された放熱フィン5の冷却効率が低下
してしまう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のマル
チチップモジュールの実装構造では、風上に位置する半
導体が発する熱が風によって風下に送られるため、風下
の放熱フィンに当たる空気の温度上昇を招き、風下に位
置する半導体ほど冷却効果が低下してしまうという問題
があった。
【0005】それ故に、本発明の課題は、風下に位置す
る半導体も確実に冷却することが可能なマルチチップモ
ジュールを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明によ
れば、配線基板と、該配線基板上に搭載された複数の半
導体と、該複数の半導体にそれぞれ装着された放熱フィ
ンと含み、前記配線基板に沿って流れる風によって前記
放熱フィンを介して前記半導体を冷却するようにしたマ
ルチチップモジュールにおいて、前記半導体の風下側に
位置する穴が前記配線基板に穿設され、前記半導体の周
りを流れる風を前記穴へ案内する風ガイドが前記配線基
板に設けられていることを特徴とするマルチチップモジ
ュールが得られる。
【0007】請求項2記載の発明によれば、前記複数の
半導体が、前記風の流れる方向に対して直交し且つ配線
基板の搭載面と平行な方向に沿って複数個づつ複数列に
並べられ、前記穴は、前記半導体の各列毎に、該列の両
端に位置する半導体間を結ぶように延在していることを
特徴とする請求項1記載のマルチチップモジュールが得
られる。
【0008】請求項3記載の発明によれば、前記複数の
半導体が、前記風の流れる方向に対して直交し且つ配線
基板の搭載面と平行な方向に沿って複数個づつ複数列に
並べられ、前記風ガイドは、前記半導体の各列毎に、該
複数個の半導体を一体的に覆うように構成されているこ
とを特徴とする請求項1又は請求項2記載のマルチチッ
プモジュールが得られる。
【0009】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明の一実施例によるマルチチッ
プモジュールの縦断面図、図2は図1に示すマルチチッ
プモジュールの斜視図である。図1及び図2を参照し
て、このマルチチップモジュールは、配線基板1と、半
導体2と、風ガイド3と、放熱フィン5とから成る。配
線基板1上には半導体2が搭載されており、半導体2上
にはそれぞれ放熱フィン5が搭載されている。配線基板
1に搭載した半導体2の風下側には基板1の厚さ方向で
貫通する穴4が開けられており、放熱フィン5の上には
風ガイド3が搭載されている。冷却ファン(図示せず)
で発生させた風6は、放熱フィン5で熱を得た後、風ガ
イド3により誘導され穴4を通過し、配線基板1の半導
体実装面の裏面に抜ける。このため、風下側の放熱フィ
ンは、風上側の放熱フィンにより暖められた空気を直接
受けることはない。
【0010】図示実施例では、半導体2は、風6の流れ
る方向に対して直交し且つ配線基板1の搭載面と平行な
方向に沿って、3個づつ2列に配線基板1上に並べられ
ており、そして、風ガイド3及び穴4は、個々の半導体
2に対応させて設けてあるが、必ずしもこのように構成
する必要はない。例えば、半導体2の各列毎に、各列の
両端に位置する半導体2間を結ぶように、穴4を細長く
延在させても良く、同様に、半導体4の各列毎に、各列
の半導体4を一体的に覆うように、風ガイド3を細長く
構成しても良い。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるマル
チチップモジュールの構造では、配線基板上の、半導体
の風下の場所に穴をあけ、さらにこの配線基板の穴に風
を誘導するために風ガイドを配線基板上に設けてあるた
め、強制空冷下において個々の半導体は、風上側の半導
体の発生する熱を受けることが少なく、風下の半導体も
風上の半導体同様良好な冷却効果をあげることができ
る。また、風ガイドと基板に開けられた穴により半導体
の近傍の風流速が増すことにより、マルチチップモジュ
ール全体の冷却効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例によるマルチチップモ
ジュールの縦断面図である。
【図2】図2は図1に示すマルチチップモジュールの斜
視図である。
【図3】従来のマルチチップモジュールの一例の縦断面
図である。
【符号の説明】
1 配線基板 2 半導体 3 風ガイド 4 穴 5 放熱フィン 6 風

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配線基板と、該配線基板上に搭載された
    複数の半導体と、該複数の半導体にそれぞれ装着された
    放熱フィンと含み、前記配線基板に沿って流れる風によ
    って前記放熱フィンを介して前記半導体を冷却するよう
    にしたマルチチップモジュールにおいて、前記半導体の
    風下側に位置する穴が前記配線基板に穿設され、前記半
    導体の周りを流れる風を前記穴へ案内する風ガイドが前
    記配線基板に設けられていることを特徴とするマルチチ
    ップモジュール。
  2. 【請求項2】 前記複数の半導体が、前記風の流れる方
    向に対して直交し且つ配線基板の搭載面と平行な方向に
    沿って複数個づつ複数列に並べられ、前記穴は、前記半
    導体の各列毎に、該列の両端に位置する半導体間を結ぶ
    ように延在していることを特徴とする請求項1記載のマ
    ルチチップモジュール。
  3. 【請求項3】 前記複数の半導体が、前記風の流れる方
    向に対して直交し且つ配線基板の搭載面と平行な方向に
    沿って複数個づつ複数列に並べられ、前記風ガイドは、
    前記半導体の各列毎に、該複数個の半導体を一体的に覆
    うように構成されていることを特徴とする請求項1又は
    請求項2記載のマルチチップモジュール。
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JPH0918178A JPH0918178A (ja) 1997-01-17
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KR20010010970A (ko) * 1999-07-24 2001-02-15 김영환 히터싱크
GB0129042D0 (en) * 2001-12-05 2002-01-23 Semikron Ltd Air flow cooling control
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CN103875318B (zh) * 2013-03-12 2016-10-12 华为技术有限公司 一种通信设备及其导风装置

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