JP2635297B2 - 水槽の水位制御装置 - Google Patents

水槽の水位制御装置

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JP2635297B2 JP6258274A JP25827494A JP2635297B2 JP 2635297 B2 JP2635297 B2 JP 2635297B2 JP 6258274 A JP6258274 A JP 6258274A JP 25827494 A JP25827494 A JP 25827494A JP 2635297 B2 JP2635297 B2 JP 2635297B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビル、マンション等の
水槽の水位を制御する装置に関する。さらに特定すれ
ば、本発明はこれらの水槽の水位を水の消費量、その他
の要素に対応して自動的に制御し、水槽内に貯溜される
水の水質管理その他の管理を容易かつ確実におこなうこ
とができる水位制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ビル、マンション、病院、学校
等、水の消費量の多い建物では、屋上または地下等に水
槽が設置されており、供給された水道水をこの水槽内に
貯溜してから各末端の消費箇所まで給水するように構成
されている。
【0003】従来のこのような水槽内の水位を制御する
装置は、この水槽内に電極形またはフロート形の水位検
出器を備えており、水位が所定の高水位に達すると給水
弁を閉弁して給水を停止し、また、水位が所定の低水位
まで低下した場合には上記の給水弁を開弁し、この水槽
内に給水を再開するように構成されている。
【0004】ところで、多数のテナントが入居している
いわゆる雑居ビルやリゾートマンションでは、曜日、季
節等によって水の消費量が大きく変動する。このため、
水の消費量が少なくなった場合には、水槽内の水位が高
水位から低水位まで低下するまでに長い時間が経過す
る。このため、水の消費量が少ない場合には、この水槽
内の水の回転率すなわち交換率が低下し、同じ水が長時
間この水槽内に滞留する。このため、水中の塩素濃度が
低下し、雑菌が繁殖しやすくなる等の不具合を生じる。
【0005】一方、断水等の場合を考慮すると、この水
槽内に貯溜されている水の量は多い方が好ましい。すな
わち、断水等が生じた場合、断水が復旧するまでの間、
水洗トイレ、その他最低限の衛生上の必要量を確保する
だけの水量が水槽内に貯溜されていることが好ましい。
【0006】このような要求を満足するには、水の消費
量に対応して、制御すべき水位の設定値を変更すること
が好ましい。しかし、従来の水位制御装置は、水位の検
出に電極やフロートを用いており、水位制御の設定値を
変更する作業が不可能かまたは極めて面倒であった。ま
た、従来の水位制御装置では、水の消費量に対応して適
切な水位の制御を行うことができなかった。
【0007】さらに、一般的には、上記のようなビルや
マンションの水槽の管理は専門の業者に委託されてお
り、これらのビルやマンションの管理人では上記のよう
な水槽内の水位の管理は困難である。このため、水槽内
の水位を水の消費量に対応して制御可能な装置を設置し
たとしても、上記のような管理人ではその装置の操作や
管理は困難であった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上の事情に
基づいてなされたもので、水の消費量の変動その他の要
因に対応して水槽内の水位を制御し、この水槽内の水の
回転率を所定の範囲に維持し、水中の塩素濃度の低下を
防止して水質の維持をおこなうことができるとともに、
水の消費量に対応した必要最小限の水を貯溜しておくこ
とができ、しかもこの水槽内の水位の制御は水の消費量
に対応して自動的に設定され、その操作や管理に水道設
備に関する専門的な知識を必要とせず、また信頼性の高
い水槽の水位制御装置を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、水槽の底部に
水頭圧を検出する圧力検出器を設けるとともに、この圧
力検出器からの信号を受け、この水位信号に対応してこ
の水槽に給水する給水弁を開閉してこの水槽内の水位を
所定の制御水位範囲に維持する制御器を備え、この制御
器は水の消費量が多い程上記の制御水位範囲を高く、ま
た水の消費量が少ない程上記の制御水位範囲を低く設定
できるように構成されている。
【0010】そして、この制御器は、単位時間当たりの
上記の水槽内の水位の低下率から水の消費量を算出し、
この水の消費量に対応して上記の制御水位範囲を自動的
に設定する。
【0011】
【作用】上記の圧力検出器によって水頭圧が検出され、
水槽内の水位が検出され、この水位信号は制御器に送ら
れる。この制御器は、この水槽からの水の消費量に対応
して制御水位範囲が設定される。したがって、水の消費
量の多い場合には、この水槽の制御水位範囲が高く設定
され、常時この水槽内に多量の水が貯溜される。したが
って、万一の断水の場合でも、水洗トイレ用等の衛生上
必要な量の水が確保される。なお、この場合には水の消
費量が多いので、この水槽内に貯溜される水の量が多く
ても、この水の回転率すなわち交換率が過度に低下する
ことはなく、塩素濃度の低下等が生じることがなく、水
質が確保される。
【0012】また、水の消費量が少ない場合には、この
水槽の制御水位範囲が低く設定される。したがって、こ
の水槽内に常時貯溜されている水の量が少なくなり、水
の消費量が少なくてもこの水槽内の水の回転率すなわち
交換率が過度に低くなることはなく、塩素濃度の低下等
の水質の低下が防止される。なお、この場合には水の消
費量が少ないので、この水槽内に貯溜している水の量が
少なくても、断水等の際の衛生上に必要な水量は確保で
きる。
【0013】また、この装置は、圧力検出器で水頭圧を
測定して水位を検出するので、水位信号と実際の水位と
が常に比例関係を維持するので、上記のような制御が容
易であり、また水位の検出精度も高く、正確かつ確実な
水位制御が可能となる。
【0014】また、この装置は単位時間当たりの水位の
低下率から水の消費量を算出し、上記のような制御水位
範囲を自動的に設定するので、水槽や水道設備の専門知
識を持たない管理者であってもこの装置を操作、管理す
ることができるとともに、常に最適の制御水位範囲に自
動的に設定されるので信頼性が高い。
【0015】
【実施例】以下、図を参照して本発明の実施例を説明す
る。この実施例のものは、ビル、マンション、学校、病
院等の水槽の水位制御装置である。なお、実際の装置で
は、設置する建物の種類等に応じて、その仕様が相違す
るものであるが、この実施例では説明を容易にするた
め、各種の仕様に対応した機能をすべて備えている装置
を説明する。もちろん、実際の装置では、仕様に対応し
て一部の機能が省略されたり、また別の機能が追加され
る。
【0016】図中の1は、水槽である。この水槽1内に
は、給水弁2を介して給水管3からこの水槽1内に水道
水が給水される。また、この水槽の底部には供給管4が
接続され、この供給管4は末端の消費側の配管5、たと
えば各戸の水道管、または各タップの配管に接続されて
いる。
【0017】また、この水槽1の底部には、水位検出器
10が設けられている。この水位検出器10は、圧力を
検出するもので、これによって水頭圧を検出し、この水
頭圧からこの水槽1内の水位を検出するものである。
【0018】そして、この水位検出器10からの信号
は、制御器11に送られる。この制御器11は、ビルの
管理室等に設置されている。この制御器11は、この水
位信号に対応して前記の給水弁2を開閉し、この水槽1
内に供給される水の量を制御し、この水槽1内の水位を
所定の水位範囲、すなわち制御水位範囲に維持するよう
に構成されている。
【0019】また、このビル等の建物が雑居ビル、公官
庁、会社、病院等の場合で、不特定多数の者が使用する
公共トイレが備えられている場合には、仕様に応じてこ
のトイレの便器12を定期的に洗浄するための洗浄弁1
3にも信号が送られ、この洗浄弁13の開閉を制御する
ように構成されている。
【0020】また、学校等では、夏休み等長期間にわた
ってトイレが使用されず、また水の使用がほとんどなく
なる。このような建物にこの装置が設置される場合に
は、仕様に応じてプログラム設定器14が設けられる。
【0021】次に、上記の水位検出器10の構成を図2
を参照して説明する。この水位検出器10は、ケーシン
グ21を備えている。そして、このケーシング21には
水圧検出口22が形成され、この水圧検出口22が上記
の水槽1の内部に連通される。また、このケーシング2
1内には可撓性のダイヤフラム23が設けられ、このダ
イヤフラム23によってこのケーシング21内と上記の
圧力検出口22とが区画されている。そして、上記のケ
ーシング21内には液体24、たとえばシリコーン油等
が充填され、このケーシング21内には圧力検出素子2
5が設けられ、この圧力検出素子25はこの液体24中
に浸漬されている。また、この圧力検出素子25には導
線26が接続され、この導線26を介して信号が送られ
るように構成されている。
【0022】この水位検出器10は、ダイヤフラム23
が撓むことにより、水圧検出口11内の圧力と内部の液
体24の圧力とがほぼ等しい圧力になる。そして、この
圧力は圧力検出素子25によって検出され、この圧力は
水頭圧、すなわち水位に比例している。したがって、こ
の圧力検出素子25からの出力信号は、水位に比例して
いる。また、この水位検出器10は、圧力検出素子25
によって水位を検出するので、水位を数mmの単位で精
密に測定できる。また、このものは異物等が付着して
も、水圧検出口22が完全に閉塞しない限り作動不良を
起こすことはなく、信頼性が高い。また、このものは、
圧力検出素子25がシリコーン油等の液体中に浸漬され
ているので、腐食等が発生せず、信頼性が高い。
【0023】次に、図3を参照して上記の制御器11の
構成を説明する。この制御器11はCPU31、ROM
32、RAM33、クロック36等を備えている。ま
た、この制御器11には、モード選択スイッチ等の必要
なスイッチ類34を備え、また各種の表示部35を備
え、この表示部35は設定された水位、この実施例の場
合には高い水位から順にL1、L2、L3、L4の4つ
の設定水位を表示する表示器を含んでいる。
【0024】また、このCPUには、上記の水位検出器
10、前記の給水弁2や洗浄弁13を開閉する弁駆動回
路38、警報を出力するブザー等の警報器39、前記の
プログラム設定器14等がそれぞれインターフエース3
7を介して接続されており、信号の入出力がなされる。
【0025】次に、この制御器11の作動を説明する。
この実施例のものは、水の消費量に対応して3つのモー
ドで作動する。水の消費量の最も多い場合は高モードで
作動し、水の消費量が中間の場合は中モード、水の消費
量が低い場合には低モードで作動する。
【0026】たとえば、この水位制御装置がリゾートマ
ンション等に設置されている場合、季節によってはほぼ
満員まで入居者が居住する。このような場合には、水の
消費量が大幅に増大する。このような場合には、この制
御器11を高モードで作動させる。図4のフローチャー
トに示すようにステップ31で高モードに設定される
と、ステップ32で水位が最も高い水位L1と2番目に
高い水位L2が設定される。そして、水位信号が入力す
ると、ステップ33でこれらの設定値と比較され、L1
より高い場合にはステップ34で給水弁2が閉弁され、
またL2より低い場合にはステップ35で給水弁2が開
弁する。したがって、この高モードの場合には、この水
槽1内の水位はL1とL2の間の制御水位範囲に維持さ
れる。
【0027】また、入居者の数が中程度の場合には、水
の消費量も中程度になり、この場合には中モードに設定
される。この中モードでは、上記と同様にして、水槽1
内の水位がL2とL3の範囲の制御水位範囲に維持され
る。
【0028】また、季節によっては、入居者の数が少な
くなる場合がある。このような場合には、水の消費量も
少なくなり、この場合には低モードに設定される。この
低モードでは、上記と同様にして、水槽1内の水位がL
3とL4の範囲の制御水位範囲に維持される。
【0029】したがって、水の消費量の多い場合には、
この水槽1内に常に多量の水が貯溜されている。よっ
て、万一断水が生じた場合でも、この断水が復旧するま
での水洗トイレ用等、衛生上必要な水は十分確保され
る。また、水の使用量が多いので、この水槽1内の水が
頻繁に交換されることになり、このように多量の水が貯
溜されていても、この水槽1内の水の回転率すなわち交
換率が過度に低下することはなく、塩素濃度の低下等の
水質悪化は防止される。
【0030】一方、水の消費量の少ない場合には、この
水槽1内に常に貯溜されている水の量は少なくなる。し
たがって、この場合でも、この水槽1内の水の回転率す
なわち交換率が過度に低下することがなく、水質の悪化
が防止される。なお、この場合は水の消費量が少ないの
で、この水槽1内に貯溜されている水の量が少なくて
も、万一の断水の場合でも衛生上必要な水の量は十分に
確保される。
【0031】もちろん、上記のL1,L2,L3,L4
の水位は、このマンションの戸数、水槽1の容量等に対
応して上記のような条件が満足されるような水位に設定
されるものである。これらの設定された水位は、表示部
35にそれぞれ表示される。この設定は、この水位制御
装置の施工をした場合に設定し、また必要に応じて後に
再度設定される。
【0032】また、この制御器11には、上記のモード
設定を手動でおこなう他に自動的に設定できる機能を有
している。すなわち、図5に示すように、ステップ41
でマニュアルを選択した場合には、ステップ42でマニ
ュアルモードとなり、たとえば管理人等が入居者の数か
らモードを判定し、ステップ43で手動でモードを選択
する。
【0033】また、ステップ41でオートモードを選択
した場合には、ステップ44で水位信号の時間的な変化
から、単位時間当たりの水位の低下率が算出され、この
水位の低下率は水の消費量に対応する。そして、ステッ
プ45,46で、この水位低下率が所定の設定値R1よ
り大きい場合には、水の消費量が多いと判定し、高モー
ドが自動的に選択される。また、水位の低下率がこのR
1とこれより小さい所定の設定値R2との間にある場合
には、水の消費量が中程度と判定し、中モードが自動的
に選択される。さらに、水位の低下率がR2より小さい
場合には、水の消費量が少ないと判定され、低モードに
自動的に選択される。
【0034】上記のように、オートモードを選択してお
くことにより、水の消費量の変化に対応して自動的に最
適なモードに切り替えられ、管理人等がその都度モード
を切り替える必要がなく、操作が簡単であるとともに、
モードの切り替えを忘れることもない。
【0035】また、この制御器11には、あらかじめ設
定されたプログラムに従って水位を制御する機能が備え
られている。すなわち、学校、官庁、会社等では、所定
の日程によって運営され、あらかじめ予定された期間た
とえば夏休み等は水の使用量がほとんど無くなる。この
ような場合には、予定されたプログラムに従って、水位
制御のモード切り換え、その他の水位制御を行うことが
便利である。たとえば、休日の前日の終業時に水位制御
を低モードに切り換えておき、休日明けの日の始業前に
水位制御を高モードに切り換えておくと便利である。さ
らに、休日、夏休み等の期間は、トイレがほとんど使用
されなくなる。このような場合には、便器、配管等が乾
燥し、異物がこびり付き、便器や配管等の損傷の原因に
なる。このような場合には、トイレが使用されなくても
一定時間ごとに便器を洗浄し、トイレの設備を保護する
ことが好ましい。このような場合にも、あらかじめ予定
されたプログラムに従って水位の制御をすることが好ま
しい。
【0036】この制御器11には、プログラム設定器1
4が取り付けられている。このプログラム設定器14に
は、パントカード、磁気デイスク等により、あらかじめ
設定されたプログラムが入力される。
【0037】そして、図6に示すように、ステップ51
でプログラム制御が選択されると、ステップ52でプロ
グラム設定器14から所定のプログラムが入力される。
そしてこのプログラムに従って、ステップ53でたとえ
ば休日の前日の終業時に、水位制御モードが低モードに
切り換えられる。また、これと同時に、この休日の間、
トイレの便器を定期的に洗浄するモードが選択される。
【0038】そして、ステップ54で所定の洗浄時間の
経過が確認されると、ステップ55でトイレの洗浄弁1
3の駆動回路に開弁信号が送られ、この洗浄弁が開弁
し、便器12を洗浄する。
【0039】また、本発明の水位制御装置には、必要に
応じて上記以外の機能が付加される。たとえば、給水弁
が故障して開閉不能になり、水位が以上に上昇したり、
また以上に低下したりした場合には、ブザー等の警報器
39を作動させる信号が出力される。さらに、水位検出
器が短い周期の圧力変動を検出した場合には、地震発生
と判断して警報を出力し、まだ給水弁を自動的に閉弁さ
せることもできる。さらに本発明は上記の実施例にも限
定されず、その他の各種の変更が可能である。
【0040】
【発明の効果】上述の如く本発明は、水の使用量の変動
に対応して水槽内の制御水位範囲を変更するので、水の
使用量が多い場合には水槽内に常時多量の水が貯溜さ
れ、また水の使用量が少ない場合には水槽内に少量の水
が貯溜される。したがって、いずれの場合でもこの水槽
内の水の回転率が所定の値以上に維持され、塩素濃度低
下等の水質の悪化が防止されるとともに、断水等の際に
衛生上必要な水量も確保される。
【0041】また、本発明は圧力によって水頭圧を測定
し、この水頭圧によって水位を検出する。したがって、
この水位検出器からの信号と水位が常に比例関係に維持
され、この水位信号の処理が容易で、上記のような制御
が容易に達成され、また水位を正確に測定できるので確
実、正確な水位制御が可能になる。
【0042】そして、本発明のものは単位時間当たりの
水位の低下率から水の消費量を算出し、この水の消費量
に対応して上記の制御水位範囲が自動的に設定されるの
で、水道設備等に関する専門知識のない管理者であって
もこの装置を操作、管理でき、しかも常に最適の制御水
位範囲に設定され、信頼性が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の概略構成図
【図2】水位検出器の縦断面図
【図3】制御器の構成図
【図4】高モードの場合の水位制御の流れ線図
【図5】モード選択の場合の流れ線図
【図6】プロクラム制御の場合の流れ線図
【符号の説明】
1…水槽 2…給水弁 10…水位制御器 11…制御器 25…圧力検出素子 31…CPU

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給水弁から供給される水を貯溜し、末端
    の消費側に供給する水槽において、この水槽の底部に設
    けられ水頭圧によりこの水槽内の水位を検出する水位検
    出器と、この水位検出器からの信号を受け、この水位信
    号に対応して上記の給水弁を開閉してこの水槽内の水位
    を所定の制御水位範囲に維持する制御器とを備え、この
    制御器は、上記の水槽内の水位の単位時間当たりの低下
    率を測定して水の消費量を算定し、水の消費量が少ない
    程上記の制御水位範囲が低くなるようにこの制御水位範
    囲を自動的に設定するものであることを特徴とする水槽
    の水位制御装置。
  2. 【請求項2】 前記の制御器は、水の消費量に対応した
    複数のモードで作動し、各モードでは水の消費量に対応
    して制御水位範囲がそれぞれ設定されており、前記の水
    槽内からの水の消費量に対応してこのモードを自動的に
    選択するものであることを特徴とする請求項1の水槽の
    水位制御装置。
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