JP2634831B2 - 超音波顕微鏡 - Google Patents

超音波顕微鏡

Info

Publication number
JP2634831B2
JP2634831B2 JP62330290A JP33029087A JP2634831B2 JP 2634831 B2 JP2634831 B2 JP 2634831B2 JP 62330290 A JP62330290 A JP 62330290A JP 33029087 A JP33029087 A JP 33029087A JP 2634831 B2 JP2634831 B2 JP 2634831B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sample
wave
signal
ultrasonic
gate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62330290A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01172748A (ja
Inventor
純一 石橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Corp filed Critical Olympus Corp
Priority to JP62330290A priority Critical patent/JP2634831B2/ja
Publication of JPH01172748A publication Critical patent/JPH01172748A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2634831B2 publication Critical patent/JP2634831B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は超音波顕微鏡に関する。
〔従来の技術〕
従来の超音波顕微鏡として、第11図に示すようなもの
がある。この超音波顕微鏡において、高周波送信部1で
発生した超高周波バースト波はサーキュレータ2を介し
て影響レンズ3の圧電トランジューサ4に印加され、こ
こで超音波に変換されて音響レンズ3内に平面波が放射
される。この平面波は、音響レンズ3からそのレンズ部
3aおよび水5を経て試料6に微小スポットに集束されて
入射し、ここで反射、透過、散乱、吸収等の影響を受け
て再び音響レンズ3に戻り、圧電トランジューサ4で超
音波から電気信号に変換されてサーキュレータ2を介し
て高周波増幅部7に供給され、増幅される。この高周波
増幅部7の出力はゲート部8に供給され、ここで制御部
9からのゲートパルスにより不用な反射波が除去され、
試料6の反射波のみが取り出される。このゲート部8を
通過した試料反射波は、検波部10に供給され、ここで超
高周波のバースト波から包絡線検波されて反射強度が検
出される。この反射波強度はビデオ処理部11で信号処理
された後画像メモリ部12に記録される。
この超音波顕微鏡においては、音響レンズ3および試
料6を走査部13により水平面内で互いに直交するXおよ
びY方向に相対的に移動して試料6を超音波により二次
元走査し、その各々の情報を同様に処理して画像メモリ
部12に記録することにより、その映像信号をTVモニタ14
にて画像として観察することができる。また、試料6の
XY走査を止め、走査部13により音響レンズ3と試料6と
の距離が変化するように、これらの相対的にZ方向に移
動して走査すれば、周知のV(z)曲線を得ることができ
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上述した従来の超音波顕微鏡において
は、試料6からの反射信号をまとめて検出してピーク検
波や積分形検波等を行うことによりその強度を検出する
ようにしているため、試料6の漏洩表面波の影響による
V(z)特性を正しく検出することができず、したがってコ
ントラストの高い画像が得られないという問題がある。
ここで、試料6の漏洩表面波の影響によるV(z)特性の
メカニズムについて説明する。
第12図に示すように、試料6と音響レンズ3とを近づ
けると、レンズ部3aの周辺から出射した波のうちレイリ
角θ近傍の波は、試料表面6aで漏洩表面波となり、こ
れが表面6aを伝搬して再び音響レンズ3に戻る。この音
響レンズ3に戻る表面波V1は、音響レンズ3の中心付近
から出て、試料表面6aで反射して戻ってきた直接反射波
V2と干渉し、これにより反射波強度が変化して第13図に
示すようなV(z)曲線が得られる。
これを時間的に解析すると、伝搬路長の短い第14図A
に示す直接反射波V2は、水の伝搬路長と試料表面伝搬路
長とを有する第14図Bに示す表面波V1に比べて速く音響
レンズ3に達するため、第14図C〜Eに示すように同一
バースト波長で干渉しない部分と干渉する部分とが表わ
れ、それらの包絡線はそれぞれ第14図F〜Hのようにな
る。これらをそれぞれ従来のようにピーク検波すると、
それらの検波波形は第14図I〜Kに示すようになり、こ
れら検波波形からは第14図Fに示す波形と同図Hに示す
波形との差、すなわち干渉したときの最小強度が検出で
きなくなり、本来のV(Z)特性が得られないということに
なる。したがって、このようなV(z)特性に基づいて試料
6を水平面内でXY走査してもコントラストの高い画像が
得られないことになる。
この発明は、このような従来の問題点に着目してなさ
れたもので、正確なV(z)特性を得ることができ、したが
ってこれに基づいてコントラストの高い画像が得られる
よう適切に構成した超音波顕微鏡を提供することを目的
とする。
〔問題点を解決するための手段および作用〕
上記目的を達成するため、この発明は、超音波収束手
段と試料との間の距離を変化させながら、超高周波バー
スト波発生手段からのバースト波を超音波に変換して試
料に収束して投射し、その試料での超音波の反射波を電
気信号に変換して得られる試料反射信号に基づいてV(z)
特性を得るようにした超音波顕微鏡において、 前記試料からの反射波のうち、試料表面からの直接反
射波と試料表面の漏洩表面波による波との干渉波部分の
みを検出するように、前記試料反射信号の先頭部に同期
したタイミングで、該試料反射信号の一部分を抽出する
信号抽出手段を設けたことを特徴とするものである。
〔実施例〕
第1図はこの発明の第1実施例を示すものである。こ
の実施例では、第11図に示す回路構成においてサーキュ
レータ2の出力を高周波増幅部15にも供給し、この高周
波増幅部15の出力を遅延線16を介してゲート部17供給す
る。したがって、このゲート部17に供給される信号は、
遅延線16により遅延されている以外は高周波増幅部7か
らゲート部8に供給される信号と同様で、第2図Aに示
すように送信漏れ信号イ、音響レンズ3内での第1反射
波ロ、試料反射波ハ、音響レンズ3内での第2反射波ニ
等を含むものとなる。
また、ゲート部8において制御部9からの第2図Bに
示すゲートコントロールパルスによって抽出された第2
図Cに示す試料反射波は、検波部10において検波して第
2図Dに示すような検波出力を得、この検波出力をトリ
ガ検出部18に供給して検波出力の例えば立ち上がりをと
らえて第2図Eに示すようなトリガ検出出力を得、これ
をゲートパルスコントロール部19に供給する。ゲートパ
ルスコントロール部19においては、トリガ検出出力に基
づいて第2図Fに示すようにトリガから時間td遅れたパ
ルス幅twのゲートパルス信号を生成し、これをゲート部
17に供給して第2図Gに示すように遅延線16の出力のう
ち試料反射波の干渉部の信号を検波ドライブ部20に供給
するようにする。
ここで、第2図Fに示すゲートパルス信号における遅
延時間tdは、ゲートパルスが遅延線16の出力に対してそ
の試料反射波の干渉部に位置する時間で、上述した直接
反射波V2が音響レンズ部に達する時間t2と漏洩表面波の
波V1が音響レンズ部に達する時間t1と差Δt(第14図参
照)よりも大きく(td>Δt)、例えば50n secに設定
する。また、ゲートパルスの幅twは、試料反射波の干渉
部からはみ出さないように、バースト波時間幅tBおよび
ゲートパルス遅延時間tdに対して、tw<tB−tdとなるよ
うに設定する。
なお、上記の時間差Δtは以下のようにして求めるこ
とができる。第3図は音響レンズ3のレンズ部3aを、第
4図は音響レンズ3を試料3に近づけたときの状態をそ
れぞれ示すものである。音響レンズ3のレンズ部3aの半
径をrとし、試料6に超音波が入射するときのレイリ波
臨界角をθとする、第3図に示すα,βとθとの間
には次の関係が成り立つ。
θ=α−β ……(1) また、音響レンズ3の音速をVS,水5の音速をVLとす
ると、スネルの法則により が成り立ち、(1)および(2)式によりθの関係式
となる。
一方、レイリ波臨界角θは、表面波の音速をVRとし
て、 となる。
また、第4図において、音響レンズ3の焦点を試料表
面6aに置いたとき(Z=0)から、音響レンズ3を試料
6に距離Zだけ移動したときの試料表面波による波の時
間t1と直接反射波の時間t2との差Δtは次式で表わされ
る。
したがって、表面波音速VRが既知であるならば、先ず
(4)式にしてθを求め、次にこのθを(3)式に
代入してαを求め、その後これらθおよびαを(5)
式に代入することによりずれ時間Δtを求めることがで
きる。なお、レンズ部3aに圧電トランジューサ2を設け
た凹面トランジューサの場合には、(5)式において2r
/VS (1−cos α)の項を除けばよい。
数値例として、レンズ半径r=0.5mm、水5の音速VL
=1500m/sec、音響レンズ3の音速VS=11000m/secとし
て、音響レンズ3の焦点を試料表面6aに置いたとき(Z
=0μm)から、音響レンズ3を試料6にZ=200μm
近づけた場合、 表面波音速VR=3000m/secのとき、Δt=35.9n sec 表面波音波VR=5000m/secのとき、Δt=12.3n sec となる。
第1図において、検波ドライブ部20に供給された干渉
部を含む試料反射波は、該検波ドライブ部20において増
幅した後検波部21で検波して第2図Hに示すような検波
出力を得、これをビデオ処理部11に供給して第11図にお
けると同様の画像プロセスによってTVモニタ14にV(z)
線を映出させる。
この実施例によれば、検波部21から得られる検波出力
が、試料6の直接反射波V2と漏洩表面波の波V1との干渉
波の強度情報を有するので、V(z)特性の干渉性のよい画
像を得ることができると共に、このV(z)特性に基づいて
試料6を水平面内で走査することにより、V(z)特性を生
かしたコントラストの高い画像を得ることができる。
第5図はこの発明の第2実施例の要部を示すものであ
る。この実施例は、第1図において破線で囲った部分の
回路を第5図に示すように変えたものである。すなわ
ち、遅延線16からの信号を検波ドライブ部20に供給して
増幅した後、検波部23で包絡線検波してサンプリングホ
ールド部24に供給する。ここで、検波ドライブ部20に供
給される信号は、遅延線16により遅延されている以外は
ゲート部8に供給される信号と同様で、第6図Aに示す
ようになる。
一方、ゲート部8において制御部からの第6図Bに示
すゲートコントロールパルスによって抽出された第6図
Cに示すような干渉部を有する試料反射波を、検波部10
において第6図Dに示すようにピークを検波し、この検
波出力をトリガ検出部18に供給して、第6図Eに示すよ
うに検波出力の例えば立ち上がりに同期したトリガ検出
出力を得、これをサンプリングパルスコントロール部22
に供給する。サンプリングパルスコントロール部22で
は、トリガから時間tdだけ遅延させて第6図Fに示すよ
うなサンプリングパルスを生成し、これをサンプリング
・ホールド部24に供給して検波部23の第6図Gに示すよ
うな検波出力をサンプリングしてホールドして第6図H
に示す信号を得、これをビデオ処理部11に供給して第11
図におけると同様の画像プロセスによってTVモニタ14に
V(z)曲線を映出させる。なお、第6図Fに示すサンプリ
ングパルスにおける遅延時間tdは、第1実施例と同様
で、サンプリングパルスを試料反射波の干渉部に位置さ
せるためのものである。
したがって、この実施例においても、サンプリング・
ホールド部24から得られる信号は、干渉波の強度情報を
もっているので、第1実施例と同様にV(z)特性の干渉性
のよい画像を得ることができると共に、このV(z)特性を
生したコントラストの高い画像を得ることができる。
本発明者は、信号抽出のタイミングを上述したような
試料反射波の先頭部ではなく、超音波の送信タイミング
に同期して試料反射波の干渉部のみを抽出するようにし
たものも開発している。その一開発例においては、第11
図に示す構成において制御部9により高周波送信部1か
ら送信する超高周波バースト波を十分長くして、音響レ
ンズ3で受波した試料反射波の干渉部の一部に常にゲー
トがかかるように、送信タイミングから一定のタイミン
グでゲート部8をオープンするようにする。この場合の
タイミングチャートを第7図A〜Gに示す。バースト波
を長くすると、高周波増幅部7には第7図Aに示すよう
な信号が入力される。ここで、符号イ,ロ,ハおよびニ
はバースト波が長くなっている以外は第2図Aと同様で
ある。なお、バースト波は試料反射波ハがレンズ内反射
波ロおよびニに重ならない程度に長くする。これらの信
号は、高周波増幅部7で増幅されてゲート部8に入力さ
れる。このゲート部8に入力される試料反射波ハを、第
7図B,CおよびDに示す。なお、第7図Bは音響レンズ
3の焦点が試料表面6aにある(Z=0μm)ときの試料
表面波を、第7図Cは音響レンズ3をZ=0μmから試
料表面6aに50μm(Z=−50μm)近づけたときの試料
表面波を、また第7図Dは更に50μm(Z=−100μ
m)近づけたときの試料表面波をそれぞれ示す。
一方、ゲート部8には第7図CおよびDのように試料
6と音響レンズ3との距離を変えても試料反射波の干渉
部の信号を抽出できるように、かつ第7図Bのように試
料表面6aに焦点があるときにも試料反射波を抽出でき、
通常の焦点合わせができるように、第7図Eに示すよう
に送信タイミングから一定時間tg後に一定のゲート幅tw
を有するゲートパルスを制御部9から供給し、これによ
り抽出した第7図Fに示す信号を検波部10で検波して第
7図Gに示すような検波出力を得、これを同様に処理し
てV(z)曲線を表示させるようにする。
このように構成することにより、上述した実施例と同
様に、本来のV(z)特性を得ることができる。
第8図は、他の開発例の要部の構成を示すものであ
る。この開発例は、高周波増幅部7の出力をゲート部を
介することなく検波部10に供給して包絡線検波し、その
検波出力をサンプリング・ホールド部25に供給して制御
部9からのサンプリングパルスによりサンプリング・ホ
ールドし、そのホールドした信号をビデオ信号11に供給
するようにしたもので、その他の構成は第7図で説明し
た開発例と同様である。すなわち、この開発例では第9
図Aに示すように、試料反射波ハがレンズ内反射波ロお
よびニに重ならないように第7図Aと同様にバースト波
を長くし、これらの信号を検波部10において包絡線検波
する。包絡線検波した試料反射波の検波出力を第9図B,
CおよびDに示す。ここで、第9図Bは音響レンズ3の
焦点が試料表面6aにある(Z=0μm)のときの検波出
力を、第9図Cは音響レンズ3をZ=0μmから試料表
面6aに50μm(Z=−50μm)近づけたときの検波出力
を、また第9図Dは更に50μm(Z=−100μm)近づ
けたときの検波出力をそれぞれ示す。
一方、サンプリング・ホールド部25には、先の開発例
と同様に、第9図C及びDのように試料6と音響レンズ
3との距離を変えても試料反射波の干渉部の検波出力に
サンプリング点が合うように、かつ第9図Bに示すZ=
0μmのときの試料反射波の検波出力にサンプリング点
が合うように、第9図Eに示すように送信タンミングか
ら一定時間ts後に制御部9からサンプリングパルスを供
給し、これにより第9図Fに示すように検波出力をサン
プリング・ホールドしてビデオ処理部11に供給し同様に
処理する。
このように構成することにより、上述した実施例と同
様に、本来のV(z)特性を得ることができる。
以上、第1,第2実施例および本発明者による開発例に
よれば、試料6の漏洩表面波の影響によるV(z)特性のピ
ークカーブ、デップカーブを正しくかつ容易に検出する
ことができ、従来にない精密なV(z)特性を得ることがで
きる。したがって、このV(z)特性に基づいて試料6を水
平面内でXY走査して画像を形成すれば、例えばフェライ
ト等の異方性粒界や薄膜のウェハー等、また物質の弾性
率の微妙な差等を従来にない極めて高いコントラストで
映出することができ、V(z)特性を十分生かすことができ
る。
なお、この発明は上述した実施例にのみ限定されるも
のではなく、幾多の変形または変更が可能である。例え
ば第1実施例においては、遅延線16により検波部10、ト
リガ検出部18、ゲートパルスコントロール部19等による
信号の遅延時間を調整して試料反射波の干渉部を確実に
抽出するようにしたが、時間調整の必要性がない位に遅
延時間が短い場合には遅延線16を省略することができ
る。また、第1実施例においてはサーキュレータ2の出
力を高周波増幅部15および遅延線16を経てゲート部17に
供給するようにしたが、高周波増幅部7あるいはゲート
部8の出力を直接あるいは遅延線16を介してゲート部17
に供給するようにしてもよい。更に、第2実施例におい
ても第1実施例と同様に遅延線16を省略することができ
る。また、この第2実施例においては検波部10において
包絡線検波することにより、第10図に示すように高周波
増幅部15、遅延線16、検波ドライブ部20および検波部23
を取り除き、検波出力をサンプリングパルスコントロー
ル部22からのサンプリングパルスによってサンプリング
してホールドするようにすることもできる。更にまた、
上述した本発明者による開発例においては、ゲートコン
トロールパルスおよびサンプリングパルスの発生タイミ
ングをレンズ内第1反射波ロを基準に設定することもで
きる。
〔発明の効果〕
以上述べたように、この発明によれば試料の漏洩表面
波の影響による正確なV(z)特性を得ることができる。し
たがって、このV(z)特性に基づいて試料を水平面内で走
査することによりコントラストの高い画像を得ることが
でき、V(z)特性を十分生かすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1実施例を示すブロック図、 第2図A〜Hはその動作を説明するための各部の信号波
形図、 第3図および第4図は第1実施例における時間差Δtを
求める際の説明図、 第5図はこの発明の第2実施例の要部を示すブロック
図、 第6図A〜Hはその動作を説明するための各部の信号波
形図、 第7図A〜Gは本発明者による一開発例における各部の
動作を説明するための信号波形図、 第8図は本発明者による他の開発例の要部を示すブロッ
ク図、 第9図A〜Fはその動作を説明するための各部の信号波
形図、 第10図はこの発明の変形例の要部を示すブロック図、 第11図、第12図、第13図および第14図A〜Kは従来の技
術を説明するための図である。 1……高周波送信部、2……サーキュレータ 3……音響レンズ、3a……レンズ部 4……圧電トランスジューサ 5……水、6……試料 6a……試料表面、7……高周波増幅部 8……ゲート部、9……制御部 10……検波部、11……ビデオ処理部 12……画像メモリ部、13……走査部 14……TVモニタ、15……高周波増幅部 16……遅延線、17……ゲート部 18……トリガ検出部 19……ゲートパルスコントロール部 20……検波ドライブ部、21……検波部 22……サンプリングパルスコントロール部 23……検波部 24,25……サンプリング・ホールド部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】超音波収束手段と試料との間の距離を変化
    させながら、超高周波バースト波発生手段からのバース
    ト波を超音波に変換して試料に収束して投射し、その試
    料での超音波の反射波を電気信号に変換して得られる試
    料反射信号に基づいてV(z)特性を得るようにした超音波
    顕微鏡において、 前記試料からの反射波のうち、試料表面からの直接反射
    波と試料表面の漏洩表面波による波との干渉波部分のみ
    を検出するように、前記試料反射信号の先頭部に同期し
    たタイミングで、該試料反射信号の一部分を抽出する信
    号抽出手段を設けたことを特徴とする超音波顕微鏡。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項記載の超音波顕微鏡
    において、 前記信号抽出手段は、前記試料反射信号から所望の部分
    を切り出すゲート手段と、前記試料反射信号の先頭部に
    同期して、前記ゲート手段での切り出しタイミングを決
    定するゲートパルスを生成する手段とを有することを特
    徴とする超音波顕微鏡。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第1項記載の超音波顕微鏡
    において、 前記信号抽出手段は、前記試料反射信号を包絡線検波す
    る検波手段と、その検波信号を前記試料反射信号の先頭
    部に同期したサンプリングパルスによりサンプリングす
    る手段を有することを特徴とする超音波顕微鏡。
JP62330290A 1987-12-28 1987-12-28 超音波顕微鏡 Expired - Lifetime JP2634831B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62330290A JP2634831B2 (ja) 1987-12-28 1987-12-28 超音波顕微鏡

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62330290A JP2634831B2 (ja) 1987-12-28 1987-12-28 超音波顕微鏡

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01172748A JPH01172748A (ja) 1989-07-07
JP2634831B2 true JP2634831B2 (ja) 1997-07-30

Family

ID=18230998

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62330290A Expired - Lifetime JP2634831B2 (ja) 1987-12-28 1987-12-28 超音波顕微鏡

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2634831B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5866356U (ja) * 1981-10-30 1983-05-06 株式会社日立製作所 超音波顕微鏡
JPS59206758A (ja) * 1983-05-11 1984-11-22 Noritoshi Nakabachi 超音波顕微鏡装置
JPS6120857A (ja) * 1984-07-08 1986-01-29 Noritoshi Nakabachi 表面超音波干渉顕微鏡

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01172748A (ja) 1989-07-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5381695A (en) Apparatus for investigating a sample with ultrasound
EP0488084B1 (en) Apparatus for measuring the velocity of ultrasonic sound in terms of V(z) characteristics and ultrasonic microscope using that apparatus
JP2634831B2 (ja) 超音波顕微鏡
JPS6036951A (ja) 集束超音波トランスジユ−サ素子
Maeda et al. Defect imaging from a remote distance by using scanning laser source technique with acoustic microphones
JPH0457975B2 (ja)
JPH0552461B2 (ja)
JPS634142B2 (ja)
US4620443A (en) Low frequency acoustic microscope
JPH0545346A (ja) 超音波探触子
JPH0526655A (ja) 膜厚測定方法及び装置
JPH0252218B2 (ja)
SU1518784A1 (ru) Способ формировани акустических изображений
JPS6130211Y2 (ja)
JPS59104548A (ja) 超音波顕微鏡
JP2021081361A (ja) 受信用レーザ光受信装置、レーザ超音波計測装置およびレーザ超音波計測方法
JPH0943208A (ja) 超音波顕微鏡
JPH0461306B2 (ja)
JPS58196453A (ja) 超音波顕微鏡
JPH0481654A (ja) 超音波検出装置
JPS6333167Y2 (ja)
JPH1082769A (ja) 可変集束式探触子
JPS6297245A (ja) 映像方式
JPS5940157A (ja) 走査磁気顕微鏡
JP2003107058A (ja) 超音波映像装置の測定方法