JP2634819B2 - 磁気ディスク装置 - Google Patents

磁気ディスク装置

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JP2634819B2
JP2634819B2 JP62192579A JP19257987A JP2634819B2 JP 2634819 B2 JP2634819 B2 JP 2634819B2 JP 62192579 A JP62192579 A JP 62192579A JP 19257987 A JP19257987 A JP 19257987A JP 2634819 B2 JP2634819 B2 JP 2634819B2
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signal
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博巳 石塚
誠 水上
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Nippon Electric Co Ltd
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  • Control Of Direct Current Motors (AREA)
  • Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、磁気ディスク装置に利用され、目標トラッ
クへ磁気ヘッドの位置決めを行なうための位置決め制御
回路に関し、特に、位置信号を微分して得られた位置微
分信号と直流サーボモータの駆動電流の値を積分して得
られた駆動電流積分信号とをローパスフィルタで加算し
て速度信号を得る電子タコメータを備えた磁気ディスク
装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来のこの種の電子タコメータを備えた磁気ディスク
装置の構成例を第4図に示す。第4図において、1は伝
達関数KSVの速度誤差増幅器、2は伝達関数Gのサーボ
アンプ、3aは伝達関数KF/(MS2)の直流サーボモー
タ、3bは伝達関数1の可動部、4は伝達関数KF/(M
ω)の積分器、5は伝達関数Sの微分器、6は伝達関数
(1/(S/ω+1))のローパスフィルタ、7は速度基
準信号uを発生する速度基準信号発生器、8は減算器、
9は伝達関数KGの速度信号対電圧変換係数器であり、積
分器4と微分器5とローパスフィルタ6は電子タコメー
タAを構成する。
位置信号xを微分して得られた位置微分信号VDと、直
流サーボモータ駆動電流iの値を積分して得られた駆動
電流積分信号である加速度信号VIとはローパスフィルタ
6で加算されて速度信号vとなる。速度信号vは、減算
器8で、速度基準信号発生器9から出力された速度基準
信号uから減算されて速度誤差信号となる。この速度誤
差信号はサーボアンプ2に入力され、直流サーボモータ
3aに速度誤差信号に対応した駆動電流iを流す。このよ
うな従来の電子タコメータAにおいて、ローパスフィル
タ6の帯域ωは固定であった。
〔発明が解決しようとする課題点〕
上述した従来の電子タコメータAを備えた磁気ディス
ク装置においては、ローパスフィルタ6の帯域ωが固
定となっているので、あるトラック数以上のアクセスに
おいて、第5図(a)に示すように、加速状態から減速
状態に移行する時の直流サーボモータ3aの駆動電流iの
変化率が大きいという欠点がある。
また、1軸揺動形マルチポジショナタイプの磁気ディ
スク装置では駆動電流iの変化率が大きいためにポジシ
ョナ間での相互干渉が大きいという欠点がある。
なお、第5図(b)において、Suは速度基準信号uの
波形を示す曲線、Svは速度信号vの波形を示す曲線であ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
このような決点を除去するために本発明は、可動部が
移動する時に発生する位置信号を微分して得られた位置
微分信号と、可動部を移動させる直流サーボモータの駆
動電流の値を積分して得られた駆動電流積分信号とをロ
ーパスフィルタで加算して速度信号を得る電子タコメー
タを備えた磁気ディスク装置において、所定の終末加速
信号が入力され、上記速度信号が所定の速度基準信号よ
りも大きいときは開放状態になることによって上記駆動
電流積分信号の加算比率を小さくし、上記速度信号が上
記速度基準信号よりも小さいときは短絡状態になること
によって上記駆動電流積分信号の加算比率を大きくする
第1のアナログスイッチと、シークロジックから出力さ
れるシークディファレンスカウンタデータを所定のシー
クスタート命令のタイミングでラッチして出力するラッ
チ回路と、このラッチ回路から出力されるラッチデータ
と上記シークスタート命令とが入力され、このシークス
タート命令のタイミングでラッチデータを取り込み、か
つこのラッチデータに応じた信号を出力するROMと、上
記ローパスフィルタに複数並列接続されたスイッチによ
って構成されるとともに上記ROMが出力する信号が入力
され、アクセスストローク長が増加すると上記スイッチ
を短絡させる個数を減らして上記ローパスフィルタの帯
域を狭くし、アクセスストローク長が減少すると上記ス
イッチを短絡させる個数を増やして上記ローパスフィル
タの帯域を広くさせる第2のアナログスイッチとを設け
るようにしたものである。
〔作用〕
本発明においては、加速時は駆動電流積分信号の加算
比率を大きくし、減速時は駆動電流積分信号の加算比率
を小さくする。
〔実施例〕
本発明に係わる電子タコメータを備えた磁気ディスク
装置の一実施例を第1図に示す。第1図において、Bは
電子タコメータ、10は第1のアナログスイッチ、11は第
2のアナログスイッチ、12はラッチ回路、13はROMであ
る。なお、第1図において第4図と同一部分又は相当部
分には同一符号が付してある。
ラッチ回路12は、シークロジック(図示せず)から送
出されるシークディファレンスカウンタデータaをシー
クスタート命令dでラッチする。ROM13は、ラッチ回路1
2から出力されるラッチデータbをアナログデータとし
て入力し、このアナログデータに応じた信号cをアナロ
グスイッチ11に送出する。信号cは、アナログスイッチ
11を短絡または開放してローパスフィルタ6の帯域ω
を変化させる。
微分器5は、可動部3bの位置を示す位置信号xを微分
し、位置微分信号vDとして出力する。また、積分器4
は、直流サーボモータの駆動電流iの値を積分して駆動
電流積分信号vIとして出力する。位置微分信号vDと駆動
電流積分信号vIは共にローパスフィルタ6に入力され、
加算されて速度信号vとなる。速度基準信号発生器7か
ら出力された速度基準信号uとローパスフィルタ6から
出力された速度信号vとは減算器8でu−vの減算処理
を受け、速度信号対電圧変換係数器9を介して速度誤差
増幅器1に入力される。速度誤差増幅器1はu−vの信
号を速度誤差信号としてサーボアンプ2に出力する。サ
ーボアンプ2は、上記速度誤差信号に対応した駆動電流
iを直流サーボモータ3aに流すことにより、直流サーボ
モータ3aを加速または減速する。
終末加速(END ACC)信号eは速度信号vが速度基準
信号uよりも大きくなるとアクティブになり、アナログ
スイッチ10を開放にする。
第2図は本発明に係わる電子タコメータの一実施例を
示す回路図である。第2図に示す回路においては、駆動
電流積分信号vIと位置微分信号vDとの加算比率が変化
し、またローパスフィルタ6の帯域が変化する。終末加
速(END ACC)信号eは、アナログスイッチ10を短絡ま
たは開放することにより駆動電流積分信号vIの減衰度を
変化させ、位置微分信号vDに対する駆動電流積分信号vI
の加算比率を変化させる。信号cは、複数のアナログス
イッチから成るアナログスイッチ11を短絡または開放す
ることにより、ローパスフィルタ6の帯域ωを変化さ
せる。例えば、アクセストラック数により変化するロー
パスフィルタ6の帯域ωを3分割、つまり短ストロー
クアクセス,中ストロークアクセス,長ストロークアク
セスの3種類に設定する時は、3個のアナログスイッチ
8a,8b,8cを設け、短ストロークアクセスの時はコンデン
サCに接続されたアナログスイッチ8aのみを短絡し、8
b,8cは開放する。アクセスストロークが長くなるほど、
すなわち駆動電流iの絶対値が大きくなるほど、ローパ
スフィルタ6の帯域ωを狭くしていく。これによ高周
波成分に対する応答が緩やかになる。
終末加速(END ACC)信号eは、アナログスイッチ10
を短絡または開放することにより、駆動電流積分信号vI
のローパスフィルタ6への加算比率を変化させる。加速
時なはアナログスイッチ10を短絡する。これにより、駆
動電流積分信号vIのローパスフィルタ6への加算比率は
大きくなり、見掛けの速度信号vは実際の速度信号より
も大きくなり、加算比率が小さい場合よりも速く速度基
準信号uと一致し、より速く減速状態に移行する。従っ
て、加速状態から減速状態への移行がより緩やかにな
る。減速時にはアナログスイッチ10は開放となり、見掛
けの速度信号vは実際の速度信号よりも小さくなり、上
記加速時とは逆の動作となる。
これを第3図(a),(b)に示す。第3図(a)は
駆動電流iの値を示す波形図、第3図(b)は速度基準
信号u(曲線Su)と速度信号v(曲線Sv)の波形図であ
る。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、駆動電流積分信号の減
衰度を可変とする第1のアナログスイッチと、ローパス
フィルタの帯域を可変とする第2のアナログスイッチ
と、シークロジックから出力されるシークディファレン
スカウンタデータをラッチするラッチ回路と、このラッ
チ回路から出力されるラッチデータをアドレスデータと
して入力するROMとを設けたことにより、加速時に駆動
電流積分信号の加算比率を大きくし減速時に駆動電流積
分信号の加算比率を小さくし、かつ長ストロークアクセ
スになるほどローパスフィルタの帯域を狭くすることが
できるので、加速状態から減速状態に移行する時の駆動
電流の変化率とピーク値を小さくすることができる効果
がある。また、これにより、1軸揺動形マルチボジショ
ナタイプの磁気ディスク装置におけるポジショナ間の相
互干渉量を低下できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係わる磁気ディスク装置の一実施例が
適用された速度制御系を示す系統図、第2図は電子タコ
メータの詳細回路を示す回路図、第3図は第1図の速度
制御系における速度基準信号,速度信号および駆動電流
の値を示す波形図、第4図は従来の電子タコメータが適
用された速度制御系を示す系統図、第5図は第4図の速
度制御系における速度基準信号,速度信号および駆動電
流の値を示す波形図である。 B……電子タコメータ、1……速度誤差増幅器、2……
サーボアンプ、3a……直流サーボモータ、3b……可動
部、4……積分器、5……微分器、6……ローパスフィ
ルタ、7……速度基準信号発生器、8……減算器、9…
…速度信号対電圧変換係数器、10,11……アナログスイ
ッチ、12……ラッチ回路、13……ROM。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】可動部が移動する時に発生する位置信号を
    微分して得られた位置微分信号と、前記可動部を移動さ
    せる直流サーボモータの駆動電流の値を積分して得られ
    た駆動電流積分信号とをローパスフィルタで加算して速
    度信号を得る電子タコメータを備えた磁気ディスク装置
    において、 所定の終末加速信号が入力され、前記速度信号が所定の
    速度基準信号よりも大きいときは開放状態になることに
    よって前記駆動電流積分信号の加算比率を小さくし、前
    記速度信号が前記速度基準信号よりも小さいときは短絡
    状態になることによって前記駆動電流積分信号の加算比
    率を大きくする第1のアナログスイッチと、 シークロジックから出力されるシークディファレンスカ
    ウンタデータを所定のシークスタート命令のタイミング
    でラッチして出力するラッチ回路と、 このラッチ回路から出力されるラッチデータと前記シー
    クスタート命令とが入力され、このシークスタート命令
    のタイミングでラッチデータを取り込み、かつこのラッ
    チデータに応じた信号を出力するROMと、 前記ローパスフィルタに複数並列接続されたスイッチに
    よって構成されるとともに前記ROMが出力する信号が入
    力され、アクセスストローク長が増加すると前記スイッ
    チを短絡させる個数を減らして前記ローパスフィルタの
    帯域を狭くし、アクセスストローク長が減少すると前記
    スイッチを短絡させる個数を増やして前記ローパスフィ
    ルタの帯域を広くさせる第2のアナログスイッチと を備えたことを特徴とする磁気ディスク装置。
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